広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

広瀬康一(ひろせこういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びPart5『黄金の風』冒頭に登場するスタンド使いにして主人公の東方仗助の友人であり、語り部でもある。気弱な面もあるが、成長するスタンド「エコーズ」が目覚めてからは勇気を振り絞って敵に立ち向かうようになる。その姿勢は、戦い慣れしている空条承太郎にも一目置かれるものであった。普段は優しい性格で、読者を含めて共感を得やすいキャラクター。そのためか作中では癖の強い人物にも好かれる傾向にある。

CV:下和田ヒロキ(TVアニメ版)、松野太紀(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)

ぶどうヶ丘高校3年生。漫画を好む。
等身大のデッサン人形が他者そっくりになるスタンド「サーフィス」を持つ。サーフィスはコピーした相手に自分と同じ動きをさせる能力で、仗助に化けたサーフィスが康一を殴り飛ばすなどした。仗助には報復されたが、彼と一緒にいた康一に対しては友人のように接し、露伴の家に一緒に行った。
小動物をいじめてストレスを解消するなど陰湿な性格で、間田の記憶を読んだ露伴からは「最低な男」「お前は(漫画の資料として)使えんな」と言われた。

小林玉美(こばやし たまみ)

CV:鶴岡聡(TVアニメ版)、田中一成(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)

20歳。ぶどうヶ丘高校の卒業生。他者の罪悪感に錠前をかけ、自責の念の分だけ体を重くするスタンド「ザ・ロック」を持つ。スタンドを使ってゆすりを行っており、康一と彼の姉、母を脅していたが、覚醒した康一のスタンド・エコーズact1と彼の迫力の前に敗れ去る。
その後は康一に対し舎弟のように接するようになった。「ぶどうヶ丘高校にスタンド使いがいるかもしれない」と康一に伝えに来た。
尚、自身のスタンドを活かし、借金取りの仕事に就いていた。

辻彩(つじ あや)

CV:大原さやか(TVアニメ版)、水橋かおり(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)

童話『シンデレラ』の魔法使いに憧れエステティシャンとなった女性。杜王町内に「シンデレラ」という店を構える。本人は「メイクやマッサージで運勢を変える」を謳い文句にしており、店の評判は良い。実際には顔や体を良い運勢のものと変えるスタンド「シンデレラ」によるもので、矢でも生まれつきでもなく、修行の果てに開花した能力であった。
康一の愛を得たい由花子を改造するが、「30分ごとに口紅を塗ること」という決まり事を破ってしまった由花子は別人のように醜くなってしまう。由花子に怒鳴り込まれるが、童話『シンデレラ』の教訓を引き合いに出し、「幸福を得たいなら相応の努力をすること」と説いた。
別人のように顔が変わった由花子を追って現れた康一に興味を持ち、無数の顔を出現させると由花子に「この中から本物の自分の顔を選び、一生その顔の運勢に従ってもらう」と言った。実際には正解はないのだが由花子が正解を康一に託し、康一が違う顔を選んだ際に追うだろう由花子の心の傷を考慮して「違う顔を選んだら自分の目を見えなくしてほしい」と言ったのを聞くや彼の覚悟に免じて元の顔に戻した。
吉良と川尻浩作の顔を変えさせられ腹を貫かれる。吉良の顔のことを駆け付けた仗助らに教えようとしたが、その瞬間に爆破された。

吉良吉影(きら よしかげ)

吉良吉影(左)と成り済ます為に殺された川尻浩作(右)。

CV:森川智之(TVアニメ版)、小山力也(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)

杜王町在住の33歳のサラリーマン。高い能力を持つ半面「目立ちたくない」との気持ちから、敢えて能力以下の学歴と就職先を選んできた。その一方で侮られることを嫌う。触れた物を爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持つ。
女性の美しい手に対し興奮と異常な執着を見せ、女性を殺さずにはいられない一面がある。特に、爪が合計で30cm以上伸びる年は殺人衝動が抑えられなくなる。初めて殺したのは杉本一家であった。事件になったのはその時だけで、スタンドを身に着けてからは死体を爆破して消滅させることで証拠を残さず、15年間誰にも知られずに人を殺してきた。切り取った女性の手は「君」もしくは「彼女」と呼び、生きている恋人のように接する。
「恋人」である手を見られたためにスタンド使いの重ちーを殺したこと、重ちーのスタンドが吉良のスーツからちぎり取ったボタンが元でスタンド使いであることが承太郎たちに知られる。スーツの直しを「靴のムカデ屋」に依頼していたが、既に承太郎と康一に嗅ぎ付けられていた。彼らの会話から二人がスタンド使いであること、ある程度の年齢や背格好、収入に至るまでプロファイルされていることを知る。
キラークイーンの左手の甲から独立した第2の爆弾「シアーハートアタック」で承太郎と康一を始末しようとし、承太郎に重傷を負わせることに成功する。康一の起点と彼の能力エコーズact2によりシアーハートアタックの能力を一度は封じられるが、act2の尻尾文字もろとも爆発したことで康一にも怪我を負わせることができた。
しかし、ここでエコーズがact3に進化する。「物を重くする」能力により、シアーハートアタックが重くなり、連動して吉良の左手も重くなる。異変を察知して靴のムカデ屋に向かい、そこで康一と戦う。戦闘では優勢だったが運転免許を奪われ名前を知られたことに敗北感を覚え、徹底的に康一を叩きのめして戦闘不能に追い込んだ。
ところが、重傷ながら立ち上がった承太郎により自身も大怪我を負う。そこに駆け付けた仗助にカマをかけられて自分がスタンド使いの殺人鬼であることを知られてしまう。シアーハートアタックに仗助たちの始末を任せ自分は逃走すべく左手を切断した。
自分と似た背格好のサラリーマン川尻浩作を殺して辻彩に自分の顔を浩作のものと変えさせ逃げ切った(左手は逆探知の為仗助が治したが、吉良を見つけ出せなかった)。その後は川尻家に溶け込もうとしたが、浩作の息子である早人に殺人鬼であることを知られ彼を殺害。既にスタンド使いたちが自分と早人との関係に気付いていると父吉廣に教えられる。
追い詰められて第3の爆弾「バイツァ・ダスト」が発動した。非スタンド使い(この場合は早人)を爆弾とし、吉良のことを探る者を爆殺し、1時間遡るという能力(一度爆破された者はその運命が固定化されるため、新しい時間軸で早人に接触せずとも爆死してしまう)で、一度は邪魔者を掃討したが早人の作戦によりバイツァ・ダストを解除せざるを得なくなる。
爆発した者も一瞬で治してしまう能力を持った仗助を倒す為に連続して爆破をした結果、通報されて消防車や救急車を集めることとなった。スタンド使いたちも集まり、追い詰められる。女性救急隊員を爆弾に再びバイツァ・ダストを発動させようとしたが、康一に右手を重くされて起爆できなくなり救急車に轢かれて死亡。魂はこの世とあの世の境目である小道へと向かい、鈴美とアーノルドによって振り向かせられ消滅した。

杉本鈴美(すぎもと れいみ)

CV:原紗友里(TVアニメ版)、広橋涼(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)

杜王町にあるこの世とあの世の境目の小道に住む幽霊の少女。15年前吉良に殺されて以来、共に殺された愛犬アーノルドと共に小道に留まっている。吉良の犠牲者の魂が天に飛ばされる様を15年間何度も目にしてきた。明朗で愛らしい美少女である一方強い正義感と杜王町への郷土愛を持ち、殺人者の街して世に知られる前に殺人鬼を止めてほしいと小道に迷い込んだ露伴、康一に頼み込む。
スタンド使いたちとの戦いの際、事故という形で命を落とした吉良と小道で再会する。一度は窮地に陥るもアーノルドとの連携で吉良を小道で振り向かせ、魂を「安心なんかないところ」へ送り込むことに成功する。吉良の消滅でこの世にとどまる理由がなくなったため、康一や露伴、街のスタンド使いに挨拶をし、成仏した。

ジョルノ・ジョバァーナ

CV:小野賢章(TVアニメ版)、藤原夏海(TVアニメ版幼少期)、浪川大輔(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)

Part5『黄金の風』の主人公。潮花初流乃(しおはな はるの)という名前で承太郎に知られていた。Part3で承太郎が倒した吸血鬼DIOが日本人女性との間に実験で作った子供。元は黒髪だったが、DIOの死に伴い金髪になった。尚、物に命を与え、生物に変えるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」もDIOの死が元で覚醒したものである。
康一は承太郎の頼みでジョルノについて調べるためにイタリアを訪れた。康一の荷物を「車で運ぶ」と言って持ち逃げしようとしたが、エコーズにより車を沈められている。旅費やパスポートを盗み、売った後で康一と再会する。康一とスタンドで戦った際自らの能力で逃走を果たす。その直前、盗みを働いた自分に手加減をしてきた康一に「君はいい人だ」と口にした。
幼い頃自分を救い、「人を信じる」ことを教えてくれたギャングに憧れてギャング・スターを目指すようになる。ギャング組織「パッショーネ」に入るための試験として「24時間ライターの火を消さずに守る」こととなる。
掃除夫に水を掛けられて火を消されてしまうが、再点火した際に現れるスタンド「ブラック・サバス」に襲われる。再点火を見た者に攻撃を仕掛けるブラック・サバスが無関係の掃除夫を殺したことに怒りを覚えていた。再点火の現場を窓から見ていた康一(盗まれたパスポートを求め、寮まで来ていた)と図らずも共闘することとなる。
ブラック・サバスの口から出た矢のことを承太郎に報告しようとした康一だが、「敵は一人じゃない。組織なんだ」と言って止めている。康一に自分がギャングになろうとしていることを話すが、仗助、承太郎といったジョースターの血統の者と行動を共にしてきた康一はジョルノの目に正義があると感じ、矢に関する報告をやめた。
尚、ライターを渡してきた試験管にして組織の幹部ポルポ(ブラック・サバスの本体)のことは自身が組織に入団が決まった翌日自殺に見せかけ殺害している(拳銃をバナナに変えてポルポの冷蔵庫に隠し、翌日そのバナナを食べるように仕向けた)。

広瀬康一の名言・名セリフ/名シーン・名場面

広瀬康一はストーリー序盤ではスタンド能力を持たない一般人だったが、矢で刺されたことでスタンド使いとなり、獲得した進化するスタンド「エコーズ」と共に本人も成長していく。何度も危機に陥りながらも、敵に立ち向かう彼の姿や言葉は、読者にも勇気を与えるものとなっている。

renote.net

広瀬康一の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「康一と関わった敵スタンド使いは背が縮む」というネタ

『ジョジョ』のファンの間では、「康一と関わった敵スタンド使いは身長が縮む」というネタが囁かれている。小林玉美、間田敏和は初め康一を超える高身長だったのが、いつの間にか彼とあまり変わらない姿で描かれるようになった。
「これも康一の隠れた能力の一つ」と冗談交じりに伝えられているが、公式で玉美の身長は153cmとされており、実は元々康一との身長差はなかったことが明らかになる。考えようによってはスタンドが目覚め、使いこなせるようになった康一にとって大きく見えた相手が本来の姿になった、と取れなくもない。色々な考察を楽しめるのが『ジョジョの奇妙な冒険』という作品の魅力と一つといえる。

「エコーズ」のグッズ

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セッコ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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セッコとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』の登場人物で、周囲の物質を泥化させるスタンド「オアシス」の使い手である。ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊で、裏切り者の始末等を行う。相棒チョコラータの言うことには良く従うが、彼のことは利用しているだけだった。下衆な精神の持ち主ではあるものの、チョコラータのペットのような振る舞いが不気味ながらも「かわいい」と一部のファンに人気がある。

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パンナコッタ・フーゴ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

パンナコッタ・フーゴ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

パンナコッタ・フーゴとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」のメンバーであり主人公ジョルノ・ジョバァーナと同じ護衛チームに所属するキャラクター。殺人ウイルスをまき散らすスタンド「パープル・ヘイズ」という能力を持つ。普段は紳士的だが、実は短気な性格でキレると暴力的になる。ボスを倒す決意をしたブチャラティたちとは対照的に、組織を裏切ることはできないという気持ちから、物語中盤で護衛チームを離脱する。

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山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。

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噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

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メローネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

メローネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

メローネとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、暗殺チームのメンバーにして、標的を自動追跡する「子供」を産むスタンド「ベイビィ・フェイス」の使い手。 スタンドの性質もあってか、女性にセクハラまがいの質問をする事にも躊躇しない変態的な性格。 ボスの娘トリッシュを狙ってジョルノたちと対立し、育成して遠隔操縦できる「ベイビィ・フェイス」を駆使してジョルノたちを襲ったが、新たな能力に目覚めたジョルノに敗北し、再起不能となる。

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トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する料理人で、スタンド使いである。イタリア出身のトニオはあらゆる国の料理を学び、修行の果てに食べられることで体の悪い所を内側から治すスタンド「パール・ジャム」を開花させた。料理人としての高い能力と強い信念を持ち、治療効果も相まって彼の料理を食べたがるファンは多い。本編での登場回数は数える程度だが、温厚で紳士的な態度から人気は高く、『岸辺露伴は動かない』を始めとするスピンオフ作品に多数登場している。

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プロシュート(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

プロシュート(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

プロシュートとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのメンバーであり、主人公ジョルノ・ジョバァーナが所属する護衛チームと対峙するキャラクター。生物を無差別に老化させるスタンド「ザ・グレイトフル・デッド」という能力を持つ。性格は厳しくも面倒見のいい兄貴分で、弟分であるペッシにギャングの教えを説く。プロシュートが所属する暗殺チームは組織を裏切り、ボスの弱みである娘を奪おうと護衛チームを襲う。

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イルーゾォ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

イルーゾォ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

イルーゾォとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場する敵キャラクターで、スタンド使いである。ギャング組織パッショーネでは暗殺チームに所属し、鏡の世界に他者を引きずり込むスタンド能力「マン・イン・ザ・ミラー」で標的を葬ってきた。組織のボスを倒し、のし上がる為にボスの娘トリッシュを捕まえようとする。不利になると気弱になり、小物めいた怯え方をするが、被害を最小限に食い止めるべく自らの片腕を失うことも辞さない覚悟や機転も持ち合わせている。

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虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。 本人も自ら言及しているが、几帳面な性格。父親がDIOの手先となり、DIOの死後、「肉の芽」が暴走して不死身の怪物と化してしまった。そんな父を殺すため形兆は、杜王町の住人を次々と「弓と矢」によってスタンド使いにする。 東方仗助との戦いに敗れた後、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に「弓と矢」を奪われて死亡。

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