リゾット・ネエロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

リゾット・ネエロとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのリーダーであり、主人公ジョルノ・ジョバァーナが所属する護衛チームと対峙するキャラクター。磁力を操作するスタンド「メタリカ」という能力を持つ。優れた洞察力と冷静な判断力を持ち、任務に一度も失敗したことがない腕利きの暗殺者。暗殺チームは組織を裏切り、ボスの弱みである娘を奪おうと護衛チームを襲う。物語終盤で、ボスの別人格であるヴィネガー・ドッピオと一騎打ちとなった。

リゾット・ネエロのプロフィール・人物像

年齢:28歳
身長:185cm
出身地:シシリー
CV:根岸朗(PlayStation 2用ゲームソフト『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風)/黒田崇矢(PlayStation 3およびPlayStation 4用ゲームソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)/藤真秀(テレビアニメ版)

リゾット・ネエロとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するキャラクター。
イタリアのネアポリスに勢力を持つ巨大ギャング組織「パッショーネ」に所属し、暗殺チームのリーダー。
磁力を操作するスタンド「メタリカ」という能力を持つ。この能力により、射程内に近付いた人間や動植物から鉄分を吐き出させ、死に至らしめる。
黒を基調としたファッションで、頭には黒い頭巾を被っている。白目と黒目が反転した目が特徴。優れた洞察力と冷静な判断力を持ち、任務に一度も失敗したことがない腕利きの暗殺者。
リゾットがリーダーを務める暗殺チームは組織から不遇な扱いを受けており、ボスへの反逆を画策していた。しかしボスの正体を密かに調べていたソルベとジェラートの惨殺体が送りつけられてきたことからこれを断念し、組織への不満を抱えながらも首輪を付けられた状態にあった。
しかし、ボスに実の娘がいることが判明したことで状況が一変。彼女を足掛かりにボスの秘密を暴き、彼を倒して麻薬ルートを独占しようと組織に反旗を翻す。
組織の幹部の1人であるブチャラティと彼の部下たち、通称“護衛チーム”がボスの娘であるトリッシュを護衛していると知り、暗殺チームはブチャラティたちを排除して彼女を奪おうとする。
暗殺チームは次々に護衛チームを襲うも、すべて返り討ちとなり、リゾット以外の6名のメンバーは戦死する。
護衛チームが組織を裏切った後も単独で追跡を続け、サルディニア沖の飛行機墜落とトリッシュの家を家探しした際に見つけた母の写真の場所から推測し、護衛チームがサルディニア島へ来ると気付き島へと向かう。

リゾット・ネエロの来歴・活躍

リゾットの過去

リゾットが14歳の時、いとこの子供が飲酒運転の自動車にひかれ死亡した。社会はドライバーを数年の刑で済ませたが、リゾットは決して許さなかった。
4年後、18歳になりそのドライバーを暗殺し、リゾットは以後裏の世界で生きることとなる。
21歳の頃「スタンド使い」となり、パッショーネの一員となると、組織の脅威となる者は政治家だろうとアメリカのギャングだろうと全て取り除いてきた。
また、任務に失敗したことは一度もない。

暗殺チームの待遇と裏切りまで

暗殺チームのメンバーが、郵便物がホルマリン漬けにされた輪切りのソルベであることに気付くシーン。

リゾットがリーダーを務める暗殺チームは、暗殺という危険と犠牲のともなう仕事のわりに、収入といえばボスからの報酬のみで重要な縄張りを任されることはなかった。
縄張りを持たなければ定期的な収入となる上納金を得られないため、そのことに暗殺チームは反感を抱いていており、メンバーであるソルベとジェラートはボスへの本格的な反逆のために、ひそかにボスの正体を調べ始めていた。そんなある日、ジェラートが自宅で布切れを喉に詰まらせ窒息死していた。
衣服に「罰」と書かれた紙が貼りついていたことから、ボスの正体を探り処刑されたことを他のメンバーは知る。その数日後、チームのもとに郵便小包が届き、その中には謎の物体が入ったガラスの薄いケースに額縁がはめられた絵のようなものが入っていた。
次々と同じ郵便物が届き、その数は36にもなった。全て開封し、あることに気付いたメンバーが額縁を外しケースを順番に並べると、ホルマリン漬けにされた輪切りのソルベであることが分かった。
ソルベが処刑されたことを理解すると同時に、ジェラートの不自然な死に方は、目の前でソルベが輪切りにされていったのを見せられ、ショックのあまり猿ぐつわを喉の奥まで飲み込んでしまったのだろうと理解する。
以後、暗殺チームはソルベとジェラートが惨殺されたことへの恐怖と警戒心からボスへの反逆をいったん諦めたが、それでも自分たちの境遇への不満が燻り続けていた。
まるで首輪を付けられたような状態だったが、ボスに娘がいることが明らかになり、暗殺チームは娘から手がかりを得てボスを倒し、麻薬ルートを乗っ取ろうと画策する。

サルディニア島へ

トリッシュの家を家探しした際に、リゾットが見つけたトリッシュの母親の写真。

組織の幹部の1人であるブチャラティと彼の部下たち、通称“護衛チーム”がボスの娘であるトリッシュを護衛していると知り、暗殺チームはブチャラティたちを排除して彼女を奪おうとする。
暗殺チームは次々に護衛チームを襲うも、すべて返り討ちとなり、リゾット以外の6名のメンバーは戦死する。
護衛チームが組織を裏切った後も単独で追跡を続け、サルディニア沖の飛行機墜落とトリッシュの家を家探しした際に見つけた母の写真の場所から推測し、護衛チームがサルディニア島へ来ると気付く。リゾットは護衛チームへの復讐心を胸に抱き、トリッシュを捕らえるために自身もサルディニア島へ向かった。
このとき、パッショーネのボスであるディアボロもまた、暗殺チームに荒らされたトリッシュの実家のデータを見て、自分が撮ったドナテラの写真が飾られていたことに気付く。
ドナテラの写真を撮ったのが自分であると悟られ、護衛チームのメンバーであるレオーネ・アバッキオのスタンド能力「ムーディ・ブルース」で過去を再生され自分の姿が知られることを危惧する。
二重人格であるディアボロは、別人格のヴィネガー・ドッピオに人格を交代して自らブチャラティたちの始末へ向かっていた。

ドッピオとの邂逅

ドッピオの左足の下の封筒を確認するリゾット。

サルディニア島に到着したリゾットは、ドナテラの写真が撮影された場所が見える丘で辺りを見張っていた。
そこへドッピオが現れ、怪しんだリゾットはナイフをドッピオの足元に投げて躓かせる。ドッピオは転んで岩に顔をぶつけ、血を流し怯えた様子で取り乱す。
リゾットはその表情に演技ではない本物の無知と怯えがあると見抜き、ドッピオをただの一般人だと判断しナイフを拾おうとする。しかし、その直前でドッピオが転ぶときに反射的に手に持っていた封筒を隠したことを思い出し、ドッピオの左足の下の封筒を確認しようとする。ドッピオはとぼけるが、嘘っぽい表情をしたとリゾットは見破り、立ち上がって左足を上げろと命令する。ドッピオは封筒に入れていたドナテラの写真を流した血で左足裏に張り付け、立ち上がり左足を上げた。
封筒には何も入ってなかったことにリゾットは納得するが、ドッピオが近くを偵察しに来ていたナランチャ・ギルガのヘリコプター型のスタンド「エアロスミス」のエンジン音に反応したことから、ドッピオがスタンド使いであることに気付く(スタンドの姿や音はスタンド使いにしか感知できない)。
ボスの正体の手掛かりがあるこの場所へ来るのは相当信頼された部下であると推測し、ドッピオと戦闘になる。

ドッピオとの戦闘

生成されたハサミが首をかき切る前に、喉に手を突っ込み取り出すドッピオ。

リゾットは磁力を操ることができるスタンド「メタリカ」を使い、ドッピオの体内の鉄分でカミソリや針を作り、内側から傷付け吐き出させる。
ドッピオは攻撃の正体が分からず混乱するも、別人格のディアボロから時を消し飛ばすことができるスタンド「キング・クリムゾン」に付随する能力「エピタフ」を授かる。
リゾットは鉄分を身にまとい景色と同化し、透明化してドッピオへの攻撃を続ける。ドッピオは未来予知の能力「エピタフ」で自分の首にハサミが埋め込まれている状況を予知し、ハサミが首をかき切る前に喉に手を突っ込みハサミを取り出す。
その後、リゾットが磁力を操るスタンド使いであることに気付き、自分の前に置いたカエルが先にカミソリを吐き出したことから位置を推測しハサミを投げ、リゾットの右足を切断する。
リゾットは攻撃方法と位置に気付かれたことから、ドッピオが予知能力を持っていると推測する。

戦闘の決着

ナランチャのスタンド能力「エアロ・スミス」によって撃たれるリゾット。

一方、ブチャラティたちはすでにサルディニアに到着していて、ドッピオは戦闘中にブチャラティ、アバッキオ、ナランチャの姿を目撃する。
アバッキオのスタンド能力「ムーディ・ブルース」で過去を再生され自分の姿が知られることを恐れていたディアボロは、アバッキオを阻止しに行くために次の攻撃でリゾットを仕留めようとする。
ドッピオはリゾットが作り出したメスを磁石代わりにしてリゾットの位置を予測し、メスを投げる。しかし、リゾットは切断された右足をおとりにし、メタリカで磁力を発生させていた。
攻撃を躱し、遂にドッピオにとどめを刺せるかのように思えたが、実はドッピオがメスを投げたのはブチャラティたちにリゾットの存在を気付かせるためで、酸素を探知して攻撃するナランチャのスタンド能力「エアロ・スミス」を利用してリゾットを撃たせる。

リゾットの最期

「メタリカ」で「エアロ・スミス」を操り、自分もろともディアボロを撃とうとするが、ディアボロに「キング・クリムゾン」の能力で時間を消し飛ばされ、弾丸がリゾットにのみ命中したシーン。

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

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『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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