広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

広瀬康一(ひろせこういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びPart5『黄金の風』冒頭に登場するスタンド使いにして主人公の東方仗助の友人であり、語り部でもある。気弱な面もあるが、成長するスタンド「エコーズ」が目覚めてからは勇気を振り絞って敵に立ち向かうようになる。その姿勢は、戦い慣れしている空条承太郎にも一目置かれるものであった。普段は優しい性格で、読者を含めて共感を得やすいキャラクター。そのためか作中では癖の強い人物にも好かれる傾向にある。

ジョルノは、学校の寮で暮らしていた。住所を知っていた康一は、パスポートだけでも取り戻そうと誰もいないジョルノの部屋に入り、家探しを始める。人の部屋に忍び込むのは泥棒のようでいくらか気が咎めたが、「いや!泥棒はあいつだ!自分のもの探して何が悪い!」と考え直し、辺りを探し始める。
物音に気付いて机を見ると、火のついたライターがパンに刺さっていた。引き出しの中には康一のパスポートがあった。ライターの火で少し焦げはしたが、無事回収に成功する。見ると、パンに刺さったライターは丸ごと消えていた。
外に出た康一は、ジョルノと話していた掃除夫の老人が倒れているのを発見する。近くにジョルノもいた。「階段の下で倒れているのは誰なんだ!?君はその人に何をしたんだ!?」と問い詰めると、ジョルノは「ライターの火をつけるのを見てたのか?」と聞き返し「手すりの影を踏むな!」と叫んだ。
見ると、影からスタンドが現れエコーズを掴んでいた。そのスタンド「ブラック・サバス」の口からは例の矢が現れた。ジョルノはゴールド・エクスペリエンスで矢を掴み、階段の手すりを朝顔に変えてブラック・サバスを日光の下に引きずり出す。ところが、近くにあった影に隠れてしまった。
ジョルノが言うには、ブラック・サバスはライターの再点火を見た者を自動的に攻撃するらしい。康一はブラック・サバスの口から出た矢のことを口にし、ジョルノのせいで矢を持つスタンドが現れたのかと尋ねる。ジョルノは矢について尋ねようとしたが、泥棒に借りを作りたくない康一は「なぜ僕を助けた」と問う。
ジョルノは「ライターの再点火は僕の責任だ」と言い、掃除夫を自分の都合に巻き込み死なせたことに「どす黒い気分」を抱いていた。それでも「このジョルノ・ジョバァーナには、正しいと信じる夢がある!」と言う。
そのまっすぐな目に心を動かされた康一は、2年前自分もあれと同じ矢を受けスタンド使いになったこと、能力が目覚めない場合は死んでしまう旨を告げる。ブラック・サバスは遠隔自動操縦型で、「決められた単純な動きしかできないが目的を達するまで動き続ける。本体をたたく以外に倒す方法はない」と康一は言うが、「本体は牢獄の中にいるため倒せない」とジョルノに言われた。
影から影へと移動するブラック・サバスの性質を利用し、日が沈む前に移動できる影に誘い入れて影を取り除く作戦が取られる。移動を始めたジョルノだが、飛んでいた鳥の影に潜んで移動してきたブラック・サバスに捕まれてしまう。
スタンドで応戦するが、影の中ではパワー、スピード共にブラック・サバスが上回っていた。康一はエコーズact3でブラック・サバスの両腕を重くする。指一本建てられないほど重くしたはずだが、ブラック・サバスはジョルノを離さなかった。
このままではジョルノの足が砕けてしまうことを懸念し、康一は3FREESを解除しようとした。ところが、ジョルノは「解除しなくていい」と言う。ジョルノの足は砕けたが、近くの木が急激に成長し、枯れ始めた。ゴールド・エクスペリエンスは生命を与える能力で、木を強制的に成長させ枯れさせたのだった。ジョルノの足を掴んだ状態で重くさせられたブラック・サバスは移動できなくなっており、木が枯れたことで日光の下に引きずり出された。ジョルノは「無駄無駄無駄!」と叫んでブラック・サバスにラッシュを食らわせた。ジョルノのラッシュと日の光を浴び、ブラック・サバスは消滅する。
康一は公衆電話へと急ぎ、スタンド能力を引き出す矢がイタリアにもあったことを承太郎に報告しようとした。そこをジョルノに邪魔される。矢を持ったスタンドはもう倒したとジョルノは言うが、康一は自動操縦型のスタンドは倒されたとしても本体には何の影響がないことを告げる。本体のポルポは、戦いがあったことすら気づいていないだろうと思われた。
ポルポが生きていたとしても、ジョルノには康一に連絡をさせるわけにはいかない理由があった。「敵は一人ではなく組織で、君が誰かに話せばそこからバレる可能性がある」と言う。
「君にだけは話そう」とジョルノは事情を話した。

受け継がれた黄金の精神

幼い頃のジョルノの生活は恵まれたものではなかった。息子を置いて遊びまわる母、虐待する養父、近隣のいじめっ子と周囲の人間との関係ゆえに孤独を感じ、同じ街にあふれる心のねじ曲がった人間になるであろうと思われた。
そんなジョルノを救ったのが、ギャングの男であった。負傷し、警察に追われていたギャングの男を庇ったことで、ジョルノを取り巻く人間の態度が変わっていった。ギャングの男は、人の顔色を伺ってばかりだった幼いジョルノに感謝の意を述べた。その後、養父やいじめっ子、街の大人がジョルノをいたぶらなくなった。
影ながら自分を見守ってくれるギャングの男から、ジョルノは「人を信じる」ことを学んだ。この街では警官は汚職をし、弱者を守っていたのはギャングの方であった。そこから、ジョルノはギャング・スターを目指すようになった。

ジョルノの夢を聞いた康一は「正気か?」と驚いたが、彼の心には正義があると感じた。杜王町でジョースターの血統を受け継ぐ3人をいつも見ていた康一は、巻き添えで殺された掃除夫を見るジョルノの目に仗助や承太郎と同じ正義の心が宿っていると実感していた。
DIOの遺した息子ではあるが、まぎれもなくジョルノにもジョースターの血が受け継がれている。康一はそう感じ、しばらくはジョルノの夢は自分の心にしまっておこうと心に決めた。

広瀬康一のスタンド能力:エコーズ

虹村邸で生まれた卵。

スタンドとは

「スタンド」とは、『ジョジョの奇妙な冒険』における一種の超能力である。生まれつき、もしくは宇宙由来のウイルスが付着した特殊な矢の鏃(やじり)によって傷を負った際に発動する「パワーあるビジョン」。個別に特殊な能力を持ち、本体の傍らに立つように姿を現すことからスタンドの呼び名がついた。
スタンドを持つ者をスタンド使いと呼ぶ。スタンド使いでない者には、スタンドを見ることも触れることもできない。

ステータス

act1のステータス

破壊力-E / スピード-E / 射程距離-B / 持続力-B / 精密動作性-C / 成長性-A

(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間と同じ D-ニガテ E-超ニガテ)

act2のステータス

破壊力-C / スピード-C / 射程距離-B / 持続力-B / 精密動作性-C / 成長性-A

act3のステータス

4部
破壊力-B / スピード-B / 射程距離-C / 持続力-B / 精密動作性-C / 成長性-A
5部
破壊力-A / スピード-C / 射程距離-D / 持続力-C / 精密動作性-C / 成長性-B

能力:成長するスタンド

エコーズの能力の特性は、「成長する」ことにある。形兆により鏃を喉に受け、仗助によって治された康一はスタンドが覚醒するが、虹村邸では卵のような形のスタンドが出たのみであった。本格的な参戦はザ・ロック戦で、その後窮地に陥るたびに脱皮をして新たな能力を得る。
それぞれ「act1」、「act2」、「act3」と呼ばれる。新しい能力が芽生えた後でも、前の能力を使うことができる。
本体が外傷を負うリスクが少なく、敵スタンド使いの生け捕りや時間稼ぎ、味方の援護などに一役買うことが多い。その反面、康一のムラッ気が災いして彼個人による迎撃が中々できないといった描写もしばしば見受けられる。

act1:相手の体に音をしみこませる

漫画に使われるようなオノマトペ(擬音、擬態語)を対象に貼り付け、その音が実際に鳴っているような錯覚を起こす他、相手の体に貼り付けることでこだまのようにその反響させて精神に影響を与えることができる。
作中では踏切の警告音を鳴らして敵を足止めした他、康一の母に「信じて」と繰り返し聞かせることで玉美の能力から解放するシーンがある。電話のプッシュ音を再現して仗助の家に電話を掛けることにも成功した。
由花子に「大嫌いだ」と繰り返し聞かせたが、思い込みの強い彼女の性格故に効果がなかった。

act2:文字に触れた者に擬音通りの効果を体験させる

由花子に監禁された別荘地で覚醒。人型に近い形態になり、能力も変化した。
対象に漫画などで使われる擬音を貼り、触れた者に擬音通りの効果を体験させる。「ドジュウ」の文字を貼れば焼けるような熱を感じ、「ボヨヨン」の字を貼ればトランポリンのように物を跳ねさせる。文字はact2の尾の先端が変化したもので、康一は「しっぽの文字」と呼んでいる。
由花子との別荘地での戦いの他、シアーハートアタック戦でも使用された。

act3:対象を重くする

えどまち
えどまち
@edono78

Related Articles関連記事

広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

広瀬康一(ひろせ こういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』、及びPart5『黄金の風』序盤に登場するスタンド使い。4部主人公の東方仗助の友人であり、物語の語り部でもある。当初は頼りない性格をしていたが、スタンド使いとして窮地を乗り越えていくうちに、人間としても成長していく。空条承太郎を含め仲間たちからも信頼されているため、読者も共感を得やすいキャラクターである。また、経験を経て成長していく康一のセリフは読者の心を掴んでいる。

Read Article

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本29〜47巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメや実写映画などのメディア展開作品である。1999年の日本M県S市の杜王町(もりおうちょう)にて、主人公の東方仗助が、町に潜む連続凶悪殺人鬼と、次々と登場するスタンド使いに挑む、サスペンスホラー風の漫画となっている。

Read Article

ジョジョ第5部(黄金の風)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョ第5部(黄金の風)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part5(第5部) 黄金の風』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本47〜63巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメなどのメディア展開作品である。主人公ジョルノ・ジョバァーナが、ギャング組織のチームメンバーとともに「ギャングスターになる」という夢を追う物語である。組織のボスや、ボスの放つ刺客たちとの戦いが、2001年のイタリアを舞台に繰り広げられる。

Read Article

ジョジョ第5部(黄金の風)のスタンドとスタンド使いまとめ

ジョジョ第5部(黄金の風)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第5部『黄金の風』はジョルノ・ジョバァーナという青年が、麻薬がはこびるイタリアで正義のギャング・スターなるために奮闘する物語。組織での成り上がりを目指すジョルノだったがボスの非道な行いに仲間たちと共に反旗を翻すことになる。第4部では敵スタンドが弱いという声があったが、第5部では強力なスタンドが登場し、ジョルノたちを苦しめた。

Read Article

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険(第4部)』とは、荒木飛呂彦の漫画作品である。副題は『ダイヤモンドは砕けない』。空条承太郎は、祖父ジョセフの財産整理の調査でジョセフの隠し子・東方仗助の存在を知る。仗助はスタンド能力を持っており、杜王町を舞台に承太郎や仲間と共にスタンド使い達、果ては殺人鬼の吉良吉影と戦うことになる。日常に潜む恐怖、奇妙さが描かれているこの部は第3部までとは違った雰囲気を持ち、人気も高い。

Read Article

ジョジョ第5部(黄金の風)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ジョジョ第5部(黄金の風)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part5(第5部) 黄金の風』とは、2001年のイタリアを舞台に、15歳の少年ギャング「ジョルノ・ジョバーナ」を主人公としたエピソードである。主人公も含めて、登場人物のほとんどがギャングであるため、ジョジョの奇妙な冒険の歴代エピソードの中でも、ダークで、悲壮的な雰囲気に包まれている。 敵も味方も、ハードな世界に生きる者ならではの魂の熱い名セリフは、今なおファンの心を捉えている。

Read Article

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部である。単行本の29〜47巻に収録されている。1999年の日本M県S市の杜王町にて、主人公の東方仗助が町に潜む連続凶悪殺人鬼やスタンド使いに挑む。さまざまなスタンド使い達が登場する本作では、それぞれのキャラクターの性格やこだわりを表現した個性豊かな名言も多い。

Read Article

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディオ・ブランドー/DIOとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、吸血鬼にして時間を数秒間止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。 歴代主人公であるジョースター一族の血統と、一世紀以上にも渡り因縁の宿敵となる、シリーズ最大の敵役にして悪のカリスマ。 第1部で吸血鬼となり、主人公ジョナサンと敵対する。第3部ではスタンド能力を身につけるが、主人公である空条承太郎に敗死する。死亡後も何らかの形で間接的にストーリーに関わってくる、最重要キャラクターである。

Read Article

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手。 感情は表に出さず冷たく見えるが、実は仲間思いであり正義感あふれる人物。頭脳明晰で強靭な精神力を持つが、一度怒ると手がつけられなくなる事もある。 第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで何らかの形で再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。

Read Article

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場し、初代・ジョジョとの死闘を繰り広げ、血の因縁を作り上げた巨悪、ディオ・ブランドー。底なしの野心のため、人間を辞めて怪物へと変貌した彼の奇妙な人生と「悪のカリスマ」として多くの人々を突き動かした、彼が持つ独特の魅力について、解説する。

Read Article

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手である。感情は表に出さないためクールに見えるが、仲間思いであり正義感あふれる人物。第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。そんな承太郎のセリフには、読者の胸を熱くするような名言が多数登場している。

Read Article

ブローノ・ブチャラティ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ブローノ・ブチャラティ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ブローノ・ブチャラティとは荒木飛呂彦原作『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」に登場する人物で、イタリアのギャング「パッショーネ」に身を置くスタンド(作中における超能力)使い。チームリーダーを務めた後、幹部に昇進する。葛藤を抱きながらも忠実な働きぶりを見せていたが、組織を根底から変える夢を持つ少年「ジョルノ・ジョバァーナ」に共感、共に組織の頂点を目指すようになる。 スタンドは対象にジッパーを取り付けて開閉する能力を持つ「スティッキィ・フィンガーズ」。人望が厚く、多くの者から慕われている。

Read Article

ディアボロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディアボロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディアボロとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」のボスであり、物語の最終局面でジョルノ・ジョバァーナと対峙するボスキャラクター。時を消し飛ばすスタンド「キング・クリムゾン」という能力を持つ。自身の栄光のためにはどんな犠牲もいとわない冷酷かつ用心深い性格で、組織の中にその正体を知る者はいない。自分の情報が漏れることを恐れ、実の娘であるトリッシュ・ウナを自らの手で始末しようとする。二重人格で、気弱な青年ヴィネガー・ドッピオと肉体を共有している。

Read Article

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(すぎもと れいみ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、吉良吉影の最初の犠牲者となった女性であり幽霊。享年16歳。 杜王町の住人であり、15年前交流のあった当時4歳の岸辺露伴を逃がし、愛犬のアーノルドと共に吉良吉影に殺される。以来「決して振り返ってはいけない小道」で幽霊として過ごす。 杜王町を誇りに思う正義感の強い性格で、露伴や康一に殺人鬼から杜王町を守るよう涙ながらに懇願する。最後には仗助らに追い詰められ死亡した吉良吉影を裁き、成仏する。

Read Article

ヴィネガー・ドッピオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ヴィネガー・ドッピオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ヴィネガー・ドッピオとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するキャラクターである。気弱な少年にしか見えないドッピオだが、ギャング組織パッショーネのボス・ディアボロのもう一つの人格で、隠れ蓑であった。自身はそのことを知らず、自分をボスの忠実な部下だと思い彼の指示で行動する。ボスのスタンド「キング・クリムゾン」の一部を使うことができる。ボスからの「指令」を「電話」で受け取る際、自らの口から着信音を発し、その場にあるものを電話として使う奇妙な行動が多い。

Read Article

川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻早人(かわじり はやと)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、杜王町に住む川尻家の長男で、11歳の小学生。 父親の浩作を殺人鬼である吉良吉影に殺害され、なりすまされた事にビデオカメラ撮影による観察を重ねて見抜くが、吉良吉影のスタンド能力「バイツァ・ダスト」により過酷な運命に巻き込まれていく。 スタンド能力を持たない非力な一般人であるが、実は家族想いで芯が強い性格。母親を殺人鬼から守ろうと孤軍奮闘し、最終的には運命に打ち勝つ事になる。

Read Article

キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

「キラークイーン」とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4に登場する殺人鬼吉良吉影(きら よしかげ)のスタンドである。何でも爆弾に変え、好きな時に起爆する能力を持つキラークイーンは、平穏に生きたいという願望と強い殺人衝動を併せ持つ吉良の精神の具現化といえる。指定したものを無に帰す恐ろしい能力だが、無機質ながらもスタイリッシュなキャラデザインと後に得る無敵の能力「バイツァ・ダスト」も相まって、Part4のスタンドの中でも人気が高い。

Read Article

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』に登場するスタンド使いにして人気漫画家である。自己中心的かつ尊大な一面が目立つが、プライドが高い分決して他者に媚びない強さもある。漫画に対する真摯な姿勢や、自分が認めた人物への敬意など、傲慢なだけの人物ではない描写も多い。高いプライドに見合う実力やクセの強さが独特の魅力となり、読者からも「露伴先生」と呼ばれ親しまれている。作者も気に入っているキャラクターである。

Read Article

吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵キャラクターで、スタンド使いである。高い知能を持つが、目立つことを嫌いひっそりと生きてきた。その一方で強い殺人衝動を持ち、特に美しい手を持つ女性を殺すことに異常な執着を見せる。触れたものを爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持ち、15年前から誰にもバレずに殺人を続けてきた。異常殺人鬼ではあるが、性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という吉良の人生観に共感する読者も少なくない。

Read Article

ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョルノ・ジョバァーナとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の主人公。第1部および3部の敵役DIOの息子で、物体に生命を与えるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」の使い手。15歳。 冷静沈着で正義感が強い性格で、ジョースター家の「黄金の精神」を受け継いでいる。ブチャラティとの出会いを通じてギャング組織「パッショーネ」に入団し、ギャングスターになる事を志す。口癖は「無駄無駄」。 最終的に「パッショーネ」のボス、ディアボロのとの戦いに勝利し、新たなボスとなって君臨する。

Read Article

グイード・ミスタ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

グイード・ミスタ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

グイード・ミスタとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のメンバーにして、弾丸を操作する6体の小人型スタンド「セックス・ピストルズ」の使い手。イタリア人の18歳。 陽気な自信家で楽天的な性格だが、数字の「4」に関わる話になると「縁起が悪い」として、ささいな事でも怯えてしまう。 ブチャラティチームに属し、ムードメーカー的存在。主人公のジョルノとは早い段階で打ち解けており、最終決戦後も生き残り、組織のナンバー2となる。

Read Article

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ひがしかた じょうすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、特定の幻像を持つ「スタンド」と呼ばれる超能力の使い手である。能力は傷を癒し、壊れた物を直す「クレイジー・ダイヤモンド」。基本的にお調子者かつ温厚で優しい性格だが、憧れの人を真似た自身の髪形を貶されると激怒する一面もある。時にはズルもするが強い正義感を持ち、自分の怪我を治せないのを承知で友のために体を張る。スタンド使いの仲間と共に街に潜む殺人鬼と戦うこととなる。

Read Article

ナランチャ・ギルガ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ナランチャ・ギルガ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ナランチャ・ギルガとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のメンバーにして、レーダーで二酸化炭素を探知して攻撃する戦闘機型スタンド「エアロスミス」の使い手。イタリア人の17歳。 普段は天真爛漫な性格だが、ひとたび戦闘に突入すれば恐れ知らずで凶暴になる。幼少期、浮浪者同然に生活していて学校に通っておらず、その事にコンプレックスを持つ。 ブチャラティのチームに属し、ブチャラティに心酔している。最終決戦でディアボロに殺害される。

Read Article

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

Read Article

リゾット・ネエロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

リゾット・ネエロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

リゾット・ネエロとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのリーダーであり、主人公ジョルノ・ジョバァーナが所属する護衛チームと対峙するキャラクター。磁力を操作するスタンド「メタリカ」という能力を持つ。優れた洞察力と冷静な判断力を持ち、任務に一度も失敗したことがない腕利きの暗殺者。暗殺チームは組織を裏切り、ボスの弱みである娘を奪おうと護衛チームを襲う。物語終盤で、ボスの別人格であるヴィネガー・ドッピオと一騎打ちとなった。

Read Article

レオーネ・アバッキオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

レオーネ・アバッキオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

レオーネ・アバッキオとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するスタンド使いである。汚職警官として社会的制裁を受け、ギャングの世界に堕ちた。警官時代の経験から人を中々信用しない性格となるが、一度信じた人物にはどこまでもついていく。ブチャラティが組織を裏切った時は、真っ先に彼についていくと名乗りを上げた。口は悪いものの根は優しく、警察官になった頃の強い正義の心が残っている。主人公側で初の死者となったが、その遺志は仲間たちに受け継がれた。

Read Article

ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョセフ・ジョースターは荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』の主人公であり、波紋戦士として「柱の男」たちと対決する。第3部では主人公である承太郎の祖父として登場し、吸血鬼でスタンド使いでもあるDIOに戦いを挑む。第4部では主人公である仗助の父親として登場し、仗助の手助けをするためにアメリカから参戦する。ジョジョシリーズは第1部~2部までが「波紋戦士」、第3部~8部までを「スタンド使い」とアクション・テーマが二分されているが、ジョセフは両方を兼ねる稀有なキャラクターだ。

Read Article

セッコ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

セッコ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

セッコとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』の登場人物で、周囲の物質を泥化させるスタンド「オアシス」の使い手である。ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊で、裏切り者の始末等を行う。相棒チョコラータの言うことには良く従うが、彼のことは利用しているだけだった。下衆な精神の持ち主ではあるものの、チョコラータのペットのような振る舞いが不気味ながらも「かわいい」と一部のファンに人気がある。

Read Article

パンナコッタ・フーゴ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

パンナコッタ・フーゴ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

パンナコッタ・フーゴとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」のメンバーであり主人公ジョルノ・ジョバァーナと同じ護衛チームに所属するキャラクター。殺人ウイルスをまき散らすスタンド「パープル・ヘイズ」という能力を持つ。普段は紳士的だが、実は短気な性格でキレると暴力的になる。ボスを倒す決意をしたブチャラティたちとは対照的に、組織を裏切ることはできないという気持ちから、物語中盤で護衛チームを離脱する。

Read Article

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。

Read Article

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

Read Article

メローネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

メローネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

メローネとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、暗殺チームのメンバーにして、標的を自動追跡する「子供」を産むスタンド「ベイビィ・フェイス」の使い手。 スタンドの性質もあってか、女性にセクハラまがいの質問をする事にも躊躇しない変態的な性格。 ボスの娘トリッシュを狙ってジョルノたちと対立し、育成して遠隔操縦できる「ベイビィ・フェイス」を駆使してジョルノたちを襲ったが、新たな能力に目覚めたジョルノに敗北し、再起不能となる。

Read Article

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する料理人で、スタンド使いである。イタリア出身のトニオはあらゆる国の料理を学び、修行の果てに食べられることで体の悪い所を内側から治すスタンド「パール・ジャム」を開花させた。料理人としての高い能力と強い信念を持ち、治療効果も相まって彼の料理を食べたがるファンは多い。本編での登場回数は数える程度だが、温厚で紳士的な態度から人気は高く、『岸辺露伴は動かない』を始めとするスピンオフ作品に多数登場している。

Read Article

プロシュート(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

プロシュート(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

プロシュートとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのメンバーであり、主人公ジョルノ・ジョバァーナが所属する護衛チームと対峙するキャラクター。生物を無差別に老化させるスタンド「ザ・グレイトフル・デッド」という能力を持つ。性格は厳しくも面倒見のいい兄貴分で、弟分であるペッシにギャングの教えを説く。プロシュートが所属する暗殺チームは組織を裏切り、ボスの弱みである娘を奪おうと護衛チームを襲う。

Read Article

イルーゾォ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

イルーゾォ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

イルーゾォとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場する敵キャラクターで、スタンド使いである。ギャング組織パッショーネでは暗殺チームに所属し、鏡の世界に他者を引きずり込むスタンド能力「マン・イン・ザ・ミラー」で標的を葬ってきた。組織のボスを倒し、のし上がる為にボスの娘トリッシュを捕まえようとする。不利になると気弱になり、小物めいた怯え方をするが、被害を最小限に食い止めるべく自らの片腕を失うことも辞さない覚悟や機転も持ち合わせている。

Read Article

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。 本人も自ら言及しているが、几帳面な性格。父親がDIOの手先となり、DIOの死後、「肉の芽」が暴走して不死身の怪物と化してしまった。そんな父を殺すため形兆は、杜王町の住人を次々と「弓と矢」によってスタンド使いにする。 東方仗助との戦いに敗れた後、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に「弓と矢」を奪われて死亡。

Read Article

目次 - Contents