ヴィネガー・ドッピオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ヴィネガー・ドッピオとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するキャラクターである。気弱な少年にしか見えないドッピオだが、ギャング組織パッショーネのボス・ディアボロのもう一つの人格で、隠れ蓑であった。自身はそのことを知らず、自分をボスの忠実な部下だと思い彼の指示で行動する。ボスのスタンド「キング・クリムゾン」の一部を使うことができる。ボスからの「指令」を「電話」で受け取る際、自らの口から着信音を発し、その場にあるものを電話として使う奇妙な行動が多い。
ヴィネガー・ドッピオのプロフィール・人物像
CV:斉藤壮馬(TVアニメ版)、石田彰(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)、宮本充(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』)
ヴィネガー・ドッピオとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するキャラクターである。
イタリアのギャング組織「パッショーネ」のボスであるディアボロの忠実な部下で、彼から直接の指令を受け取る唯一の人物。その正体は、ボスが隠れ蓑にしているもう一つの人格であった。
タクシーで料金をぼられる、車に轢かれそうになった子供を助けようとして自分が轢かれるなど、人はいいがすっとろい印象の人物として登場した。通常は気弱で、ぼったくりの運転手にも強く抗議ができない。しかし、自分の正体に迫られそうになるや態度が一変。ギャングらしい荒々しい言葉遣いになり、相手の目をくり抜こうとするほどの凶暴性を見せる。
ボスからの「指令」が来ると「とうおるるるるるん」と電話の着信音を口ずさみ、その場にある手ごろなものを「電話」と認識し、ボスと会話をする。傍目には「突如電話の着信のような音を口にし、その場にあるものを"電話"と思い込んで独り言を言う」奇妙な光景だが、「指令」が来ている間のドッピオは一種の催眠状態にある為疑問に思うことはない。
ヴィネガー・ドッピオの来歴・活躍
ヴィネガー・ドッピオという少年
イタリア、サルディニア島のオルビア。
旅行者の少年ヴィネガー・ドッピオはトラックに轢かれそうな男の子を助けようとした。男の子はドッピオの「危ねぇぞ!」の言葉に対し、「うるせえな。小型トラックだろ」と冷静かつ生意気な返事をし、悠々と歩道に戻っていた。自分が轢かれかけ、運転手にまで罵倒されたが、ドッピオは誰を恨むこともなく「勘違いか」と自身の運のなさをただ独り言ちるだけだった。
そんなドッピオの「ついてねえな、厄日かな」という心情を代弁するような声がした。そこには占い師がいた。「最近ついていないのではないか」と言われたドッピオは「全くですね。問題ばかりで」と返す。占い師は占ってやると言い、断ったドッピオがサルディニアの出身で旅行者であることを言い当てる。
とはいえ、旅行者であることはドッピオの風体を見れば分かることで、出身地についても推理が不可能なわけではない。「そんなのは占いじゃないなあ」と占い師の言葉を交わすドッピオだが、占い師は「君は秘密を持っている。光と影、表と裏、二つの人生と言ってもいいかもしれない。しかし、その秘密を利用し、決して諦めることのない性格で常に勝利を収めてきている」と言った。その言葉に惹きつけられたドッピオに、占い師は「惹かれるものがあるから、占わせてほしい」「君は今大切な人を探している」と言う。
誰にでも当てはまる言葉ではあるが、ドッピオは興味を覚え占い師に近づいた。占い師は、先ほど男の子を助けようとしてドッピオのズボンについた泥の形でもう占っていると言った。占い師が言うには、「偶然にできた形は運命の形であり、それを占うのが一番よく分かる」との考えが古くからあるらしい。
占い師は、ドッピオの探し人が15歳になる自分の娘だと言った。だが、ドッピオ自身少年といってもいい年齢にしか見えず、15歳の娘がいるというのはどう考えてもおかしかった。占い師も矛盾を感じたが、探し人が15歳で、目の前にいる少年の娘であるのは間違いないと、「手相の方も見たい」と縋ってきた。
逃げようとするドッピオに対し、占い師は逆に金を払うとまで言い出した。それまで温厚だったドッピオが突如怒り出す。口調が乱暴になり、占い師を殺すとまで言う。その上、体格が目に見えて変化した。「この私の本質を、ちょっぴりとでも分かる者がこの世に存在してはならないのだ!」と言いながら、「ドッピオ」は占い師の能力に敬意を表し苦しまないよう殺してやるとも言った。
「リゾット」という男の写真を見せ、彼が裏切り者で自分の娘を正体を探ろうとしていることを伝え、今どこにいるのかを占わせる。
占い師は「近い内に会うだろう。このサルディニアに来ている。復讐を胸に秘め、この地で確実に出会う」と言った。占い師は「ドッピオ」の手相を見、彼が二重の人格を持っていること、その秘密がある限り人の死が彼を幸福にし、その栄華が廃れることはないと口走った。それはあまりに美しい手相であった。
占い師を殺した「ドッピオ」だが、殺しの現場を目撃した男の子には手出しをしなかった。
その後、ドッピオはタクシーに乗り、エメラルド海岸へ向かう。
ドッピオの秘密
1967年。イタリアの女子刑務所で、2年間服役していた女囚が男児を出産した。まったく男性がいない環境下で突如出産したその女囚は「2年前に妊娠した」と言い、赤ん坊の父親は既に病死したと話した。
赤ん坊は「ディアボロ」と名付けられ、母の故郷であるサルディニア島で神父の養子となり、19歳まで過ごした。ディアボロは「どんくさいが、さっぱりした奴」との印象を持たれていた。
夏のある日、神父はディアボロが旅行者の女性と一緒にいるところを目撃する。ガールフレンドとドライブするために車を買ってやろうと考えた神父は、ディアボロの部屋の隣にガレージを作ろうと考え工事を始める。すると掘り返した床下から、ディアボロの母が拘束された状態で生きたまま埋められていた。
その晩、村は炎に包まれ、ディアボロも死亡者の一人として数えられた。
エジプトの遺跡発掘調査のアルバイトに参加したディアボロは、遺跡から「スタンド」と呼ばれる特殊能力を目覚めさせる矢を6本発見し、それを盗み出した。自身には時を吹き飛ばすスタンド「キング・クリムゾン」が目覚める。矢の5本をエンヤ婆という老婆に高値で売り付け、残りの1本は自分で持っていた。
その後ディアボロはイタリアの裏社会でのし上がり、ギャング組織「パッショーネ」を立ち上げるに至った。矢でスタンド使いの構成員を増やし、麻薬による収益や要人暗殺、賭場の支配などで組織を成長させ、その頂点に君臨していた。誰にも自分の過去や正体を知られないよう行動し、自分を追う者は容赦なく粛清した。
ディアボロの正体を知る者はいないが、腹心ともいえる参謀が存在した。組織内では「ボスが唯一信頼する者(参謀)がいる」との認識がされるようになる。誰にも知られぬ参謀と、ボスによる追跡者への神のような制裁は組織内で「決してボスには逆らえない」との不文律を産んだ。
ディアボロが唯一信頼をし、連絡を取る相手こそドッピオであった。ディアボロは、いつからか芽生えた第二の人格ヴィネガー・ドッピオを隠れ蓑に行動し、自分の正体を知られずに生きてきたのだった。時折ディアボロの人格が顔を出し、邪魔者を排除することがある。サルディニアで占い師を殺したのもディアボロであった。ドッピオはそんな事実を知らず、自分を「ボスの忠実な部下」と思い込んでいた。
裏切り者たち
ディアボロの探している裏切り者リゾット・ネエロは、組織の暗殺チームのリーダーであるスタンド使いであった。暗殺という危険な仕事の割にボスからの報酬が少ないことに不満を持っていたチームのメンバーは、ひそかにボスのことを探り始める。その矢先、同じチームに所属するソルベとジェラートが残忍な方法で殺された。ソルベは生きたまま輪切りにされ、その遺体はホルマリン漬けにされた状態で額に入れられ暗殺チームのアジトへ送り届けられた(ジェラートの方は共に捕まり、ソルベが殺される光景を見て恐怖のあまり猿轡代わりのタオルを飲み込んでしまったと推測された)。暗殺チームの面々はボスを追うことを諦めるが、その矢先「ボスの娘」であるトリッシュ・ウナの存在が明らかとなった。
ディアボロは血の絆でトリッシュが娘であることを認め、組織の者に匿わせた。スタンド使いで最近幹部に昇進したブローノ・ブチャラティのチームにトリッシュの護衛をさせていたが、ブチャラティもまた麻薬取引が原因で父を失った経緯からボスを倒そうとしていた。
トリッシュの護衛の最後の指令は、サン・ジョルジョ・マジョレーヌ島の大鐘楼の上までトリッシュを連れてくることだった。護衛は一人で、通信機器や武器を持たずに大鐘楼にたった1つだけあるエレベーターに乗らなくてはならない。
ブチャラティは新入りであるジョルノ・ジョバァーナの服についているテントウムシのブローチをお守りとして借り、トリッシュと共にエレベーターに乗る。
ディアボロはスタンドを使ってトリッシュを手首だけ残して奪い去った。娘の護衛を頼んだのは、確実に自らの手で抹殺する為だった。ボスの真意を知ったブチャラティは、吐き気を催す邪悪を感じてボスを倒そうと後を追う。ジョルノには物に生命を与えるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」があった。これで先のテントウムシのブローチに生命を与え、探知機としていたのだ。
キング・クリムゾンとの対決で敗北したかに見えたブチャラティだが、辛くもトリッシュを奪い返し仲間の元へ戻る。ボスの真意、組織を裏切ったことを皆に話し、ブチャラティはここから先は追われる身になるからと自分についてくることを強制しなかった。
それでもジョルノの他、拳銃の弾丸操作のスタンドを持ったミスタ、ブチャラティと並ぶ古株のアバッキオが裏切り者になることを選んだ。残りはブチャラティを慕うナランチャ、フーゴだけだった。「ブチャラティの命令なら怖くない」とどうするか迷っていたナランチャだが、父に裏切られたトリッシュと自身の過去を重ね合わせ、ブチャラティたちについていくことに決める。
以降、ジョルノたちはボスの差し向ける刺客と戦うこととなった。
ドッピオは、ディアボロの命令でサルディニアにあるコスタ・ズメラルダという場所に向かい、そこの建物を見張る任を負っていた。そこは、かつてディアボロがトリッシュの母ドナテラの写真を撮った場所であった。
ボスからの「指令」
タクシーを止めてもらったドッピオだが、運転手から法外な料金を要求される。執拗に金を寄越せと問い詰められる中、ドッピオは頭痛を感じる。運転手が金を取り上げようとした瞬間、ドッピオがまたも豹変した。「アホがぁー!!見なくていいものを見た者は!!この世に存在してはならねえんだぜッ!」と言いながら、ドッピオは運転手の目をえぐり出そうとする。
その時、突如電話の着信音がした。ドッピオは「電話はどこにある」と運転手に尋ねるが、運転手は「知らない」と言った。「とうるるるん」という着信音は、明らかにドッピオの口から出ていた。着信音を口ずさみながら車に近づいたドッピオは、車内にぶら下がっていたマスコットを「自動車電話」と言い、「ぷっ」と口ずさみながらマスコットをちぎった。
傍目には異様な光景だが、それは「電話」による「ボスからの指令」であった。「ボス」ことディアボロは、タクシーの運転手は始末しなくていいと言う。ドッピオは「建物の見張りはこれから」だというが、ディアボロは「見張られているのはお前だ」と返した。見ると、リゾットが近くにいた。偶然ではなく、飛行機の墜落事故が元でこの場所を突き止めたのだった。
まずリゾットを始末するため、ドッピオはリゾットに正体を知られることなく近づかなくてはならなかった。キング・クリムゾンの能力の射程距離である2mまで近づけと言い、ディアボロは一旦「電話」を切った。
通信が切れると、ドッピオは頭痛を感じる。ボスとの会話の内容があいまいになっていた。何かに近づかなくてはならない意識だけはあったが、何に近づくのかまでは正確に覚えていなかった。「近づかなきゃ!」とのドッピオの言葉に応えるように、「俺はお前に近づかない」とリゾットが言った。
リゾットの投げたナイフに驚いて飛び上がり、近くの石に顔をぶつけたドッピオは鼻血を出した。リゾットは「こっちを見ろ」と言うが、ドッピオは彼の顔を「見たことがある」と感じながらも誰だかは分からなかった。怯えたドッピオの態度が演技ではないことを見抜いたリゾットは、彼をただの一般人だと認識する。
ナイフを拾いに来たリゾットは、「お前、スッ転んだ時反射的に封筒を見えないように隠したな」と言ってきた。ドッピオの左足の靴の下に、確かに何かがあった。「金はない!」とおびえたように叫ぶドッピオの表情には、嘘っぽいものがあった。「立ち上がって左足を挙げてみろ。立て!」とのリゾットの言葉に驚き、ドッピオは足を上げる。足の下にあったのは封筒だけだった(ドナテラの写った写真は、血で靴の裏についていた)。
一連のドッピオの動きが演技ではなく、彼が小心者だということがリゾットに分かった。だが、それだけに興味がわいたともリゾットは言う。足を上げる少し前、プロペラのような音がした。それはナランチャのスタンド「エアロスミス」のプロペラ音で、スタンドを持たない者には聞こえないはずであった。ところが、ドッピオはプロペラ音に反応し、音の方角を見た。それは、ドッピオがスタンド使いであることの証だった。
敵対しているブチャラティたちがこの場所に来ていることにリゾットは警戒する。また、この場所はボスにとって重要であった。そこに来るということは、ドッピオが相当信頼されていることを意味する。その一方で、ドッピオは「マジに怯えた心」も持っていた。
注意深く分析をするリゾットに対し、ドッピオは「やかましい!ヒーヒーこれから怯えるのはてめーの方だぜ!」と激昂し向かって行った。リゾットは、ドッピオのスタンドが射程距離の短い近距離パワー型であると判断。「それなら、やり方はできている」と、リゾットは冷静に言った。
メタリカ戦
突如、ドッピオは喉に痛みを感じた。ドッピオの口から、大量の血と共に無数のカミソリが吐き出された。ダメージを受けつつもそのカミソリで攻撃をしようとしたドッピオだが、今度は頬や口を突き破るように針が現れる。
リゾットが姿を消すと、またも「着信」があった。公衆電話(カエル)から告げられたボスの「指令」は、「リゾットの2m以内に近づくこと」だった。リゾットの能力が分からないと言うドッピオに、ボスは「私のかわいいドッピオ。お前に私のキング・クリムゾンの能力の一部を与えてやったのを忘れたか?今こそそれを使うのだ」と言った。与えられた能力とは、キング・クリムゾンの腕と「エピタフ」という力であった。
「落ち着いてよく見るんだ。動きを。そして予想するのだ。お前の周りに起こる未来の動きを!」との言葉とともに、ドッピオの前髪に「10秒後の未来のビジョン」が映し出される。それこそがエピタフの予知能力だった。エピタフが見せた10秒後の未来は、リゾットが背景の岩に溶け込んでいる景色であった。ボスが言うには、リゾットは何かの方法で姿を隠しているようだった。
ボスに言われた通り、どうやって攻撃してくるか数秒後の動きをよく見る。実際に岩場に溶け込むリゾットが見えたが、次に自分の喉からハサミが出る光景が前髪に映し出された。そのことをボスに言うと、ボスは「リゾットは組織の誰も見つけられなかった暗殺者だ。多少のダメージは覚悟するのだ」と言い、リゾットが攻撃してくる動きを見極めるよう指示する。ドッピオの喉からハサミが出るなど、エピタフに映し出される未来はもう変えられない。見たからには覚悟を決めなくてはならず、攻撃方法を見極めること、見極めれば弱点が分かるとボスは言ってきた。
ドッピオは、キング・クリムゾンの腕で岩場を殴りつける。しかし、リゾットを仕留めることはできなかった。大雑把な動きではあるが、これまでの経験で自分の近くにまで突っ込んできた者は初めてだとリゾットは言う。
「興味がわく。何故分かったのか。お前の能力にはな。だが、死んでもらう!」リゾットが言った次の瞬間、ドッピオの喉元にはさみが現れた。触れられてもいなければ、口も開けていないが、予知の光景通り、ドッピオの喉には確実にハサミがあり、しかも開いていく。ドッピオは自ら喉に指を入れてハサミを出した。リゾットはその光景を冷静に分析する。
次いで見えたのは、自分の片足が吹き飛ぶ光景だった。ドッピオは覚悟を決め、2m以内に入るとボスに宣言。自分の右足が間もなくハサミによって切断されて吹き飛ばされることを報告した。ちらりとリゾットが見えたが、ドッピオは移動しない。というよりできなかった。カミソリやハサミが体から噴出し、出血をした為か、体力が消耗し足に力が入らなかった。ボスは、「私が行くまで10秒はかかる。速くその場を離れろ」と言うが、ドッピオは「体力を消耗しているから、動かない方がやりやすい」と言って「電話」代わりにしていたカエルを置いた。
その途端、カエルの体を内側から破るようにカミソリが出てくる。ドッピオは、自分の喉から出たハサミを投げつける。リゾットの能力は、生物の体にある鉄分という栄養素からはさみやカミソリといった物を作ることらしかった。カエルの様子を見てそのことを確信したドッピオは、自分よりもカエルの方が先にカミソリを出たことから、自分とカエルの延長上にリゾットがいると判断。ハサミを投げつけ、彼の片足首を吹き飛ばすことに成功した。
ボスに報告をしようとしたドッピオは、既に死んだカエルを「電話」と見なさず、岩場の影に落ちていた煙草を「電話」と認識。「奴(リゾット)はもう動けない」と報告した。始末は自分がつけるかボスが来るまで待つかと尋ねると、ボスは「私がやる」と言い、2mまで近づくように指示してきた。
近づこうとした瞬間、斬り飛ばしたリゾットの足が飛んできた。切断面の傷口には、小さな群体型のスタンドがうごめいていた。リゾットは、能力で鉄を作り出し、自分の足を縫合する。リゾットの目には、一人では何もできないはずの小心者が別人のように自信に満ち溢れているように見えた。自分の攻撃方法を見抜いたことから、リゾットはドッピオに予知能力があると考える。また、顔つきも先とは違っており、まるで二人いるような錯覚を覚えた。2年前、部下を殺されその死体を送り届けられてから、まるで首輪をされた犬のようにボスに従うだけだった自分たちが、予想以上に求めているものに近づいているように思われた。
リゾットの足がくっついたことから、ドッピオにはリゾットの能力「メタリカ」の詳細が分かった。メタリカには磁力のような力があり、それで鉄分を操って刃物や金属を作っていた。姿を消していたのも、鉄の粉を体に付着させることで保護色のようにしていたのだった。
リゾットは、ドッピオに言われたことを否定はしなかった。「鉄分は至る所にある」というリゾットの言葉を聞き、ドッピオがエピタフで見た未来は無数のメスが自分に向かっている光景だった。キング・クリムゾンの腕でメスを叩き落とすが、数本が刺さってしまう。頬と口からは針が出てきた。
メタリカの攻撃は、単に鉄分から作った凶器によるダメージだけが目的ではなかった。鉄分とは、全身に酸素を行き渡らせる重要な栄養素で、それが一気に体外に出ると血が黄色になって死ぬ。ドッピオの体は既に大量の鉄分を失い、酸素が行き渡らなくなっていた。黄色い血が出始める。既に、写真に写った館の近くにはナランチャ、ブチャラティ、アバッキオが来ていた。
エピタフに映った次の映像では、ドッピオの頭の一部が吹き飛んでいた。恐ろしい光景だったが、「逆にやってやるぜ…クソォー!やってやるぜボス!」とドッピオは覚悟を決めた。予知通り、リゾットが近づいてくる。ボスは「それ以上は何もするな。体力を消耗するな。数秒かかるが、私がリゾットの相手をする」と言った。ドッピオはボスの制止を振り切って攻撃しようとする。リゾットは、二度もお前に見つけられる相手ではないと言われたが、既にドッピオにはリゾットを見つける算段が付いていた。
自分の体内の鉄分を引き出そうとする力の方角を、メスを方位磁針代わりにして見極めたのだ。リゾットの位置を見極め、メスを投げつける。しかし、ドッピオが探知したのはリゾットの切断された足にいるメタリカで、リゾット本体は既にドッピオの後ろにいた。斬り飛ばされた足を囮に使ったのだ。
ドッピオの性格や肉体の変化、奇妙な自問自答から、リゾットはドッピオが何者かを分析する。16世紀のドイツではすでに確認されて多重人格で、精神のみならず肉体や筋力も変化するケースもあるとされる。リゾットは、ドッピオがボスの部下ではなく、ボスのもう一つの人格で隠れ蓑だと探り当てた。ドッピオの頭にカミソリが出現する。そのまま頭部をメタリカの能力で吹き飛ばし、ボスの顔となって死ぬところを見届けようとした。
裏切り者たちへの粛清
次の瞬間、リゾットは背後から何かに撃ち抜かれた。そこにはエアロスミスがいた。メスを投げたのは、実はドッピオではなくボス・ディアボロであった。エアロスミスは二酸化炭素を探知し、生き物の存在や数を知ることができる。血が黄色くなるほどに酸素を失ったディアボロの体は呼吸をしていないのも同然で、エアロスミスのレーダーには映らなかった。
メスの飛んできた方向にある二酸化炭素に向けて、エアロスミスの銃が放たれる。
ディアボロは、自身の頭に着いた血が透明になっていることに気付く。リゾットの返り血がかかり、メタリカによる保護色で透明となった為、傍目には頭が消し飛んだようにも見えた。ディアボロはドッピオが見た光景の意味を知る。リゾットにはまだ息があった。ディアボロは、自分の鉄分を戻すように言う。このままでは、ブチャラティたちに「あっけない敵」と思われると言い、リゾットの誇りに問いかける。
リゾットは何事かを呟いた。ディアボロが耳を近づけると「一人では死なねえ」と言い、リゾットはディアボロを抱きすくめる。メタリカをエアロスミスに付着させて操り、その銃弾で自分もろともディアボロを倒そうとしたのだ。しかし、キング・クリムゾンによって回避されてしまう。
ディアボロは身を隠した。リゾットの死体のそばにブチャラティとナランチャが現れる。ブチャラティは死体の状況から、リゾットの他にもう一人おり、エアロスミスは利用されたと推理する。もう一人は負傷しており、今も近くにいるはずだと言って、ブチャラティはナランチャに捜索を命じる。
カエルや野ネズミレベルの呼吸まで探知するとなると、かなりの数だった。ブチャラティは、自分たちから逃げようとする動きだけを追えと言った。
そうした会話を聞きながら、ディアボロは少しでも鉄分を補給するためカエルを貪り食う。海岸に残っていたアバッキオには、時間を遡り、特定した人物の姿と行動を再現する能力があった。ディアボロは15年前の自分を再現される前にアバッキオを始末しなくてはならない。ディアボロにとって幸いなことに、再現中は無防備である上に、アバッキオの付近には仲間がいなかった。
ドッピオは、アバッキオの近くでサッカーをしていた少年に紛れてボールをあさっての方角に飛ばす。一瞬ディアボロになり、「やはり生まれ故郷はいい。ついている」とキング・クリムゾンでアバッキオを殺害した。
ブチャラティの真実
ドッピオに次の「指令」が来た。アバッキオの始末に成功し、ブチャラティたちは目標を見失ったはずだった。しかし、彼らは迷いもなく目的をもってボートを走らせている。ボスは「恐怖とは思いもよらぬ過去からやってくる」と言い、ブチャラティたちが自分の知らない何かを掴んだことを告げ、ドッピオに彼らの追跡を命じる。尚、ボスは自身の親衛隊の中でも「できれば呼びたくないゲス」であるチョコラータ、セッコに連絡を取れとも言ってきた。
調査の末、ドッピオはローマのコロッセオの周辺にやってきた。ドッピオは、ただの観光客と思われセッコに捕まる。セッコは今まさにブチャラティと戦闘中だが劣勢らしく、ドッピオにタクシーを捕まえるように言い、殴りつける。ドッピオは黙ったまま反撃しないが、怯えてはいなかった。
「子供は殺せねーだろ!」と言われたブチャラティだが、ドッピオもろともセッコを殴りつける。それは、既にドッピオが予知していたことだった。ブチャラティはジッパーでドッピオの体を傷つけることなくセッコの腕と喉をくっつけた。物を液状化させる能力を持ったセッコは能力を解除しようともがいているうちに燃えるごみの収集車に転がり込んでそのまま運ばれていった。
ドッピオは、セッコの携帯電話の電波を追ってこの場所に来ていた。セッコの敗北は予想外のことで、チョコラータもやられた可能性が高い。ブチャラティはここに一人でいるようだった。他の仲間がどこにいるのか分からないが、突如うずくまったブチャラティに、ドッピオは攻撃しようとする。
しかし、ブチャラティの目的地を知ればボスも喜ぶだろうと考え直し攻撃を止めた。「もしよかったら、肩を貸しましょうか?」と声を掛ける。ブチャラティは一度は断ったが、申し出を受け入れ道の向こう側のコロッセオ入り口まで行きたいと言った。
ブチャラティの手は異常に冷たかった。状況からするに、目や耳もあまり機能していないように思われた。かと思えば、リゾットによって負った喉の傷を正確に指摘してくる。見ると、道の向こうにミスタがいた。「喉の傷が痛みだした」と言い、ドッピオは一旦物陰に隠れる。ミスタが来る前に始末してしまおうとした瞬間、またも「指令」が来た。電話の着信音を口ずさむドッピオに、ブチャラティは不審の目を向ける。
「ザケてんじゃあねぇぞ!なんでこんな時に電話してくんだ!!バレちまってもいいのかぁー!!」と怒鳴るドッピオだが、ボスからは「よくやったぞ。お前は手柄を立てたんだ」と言われる。ボスが言うには、ブチャラティは既に死体であるらしい。ブチャラティが見ているのは、ドッピオではなくその魂の形であった。そして、魂の形においてボスと娘は似たものがある。その形だけをドッピオに与えたとボスは言う。つまり、今ブチャラティにはドッピオがトリッシュに見えていた。
「目的地まで案内させろ」とのボスの言葉に、ドッピオはトリッシュになり切って目的地に行こうと促した。
ブチャラティは、「ネアポリスの郊外に小さい家を持っている。すべて終わって、行くところがないのならそこに住むといい。近所には学校もあるし、いいレストランもある…。海辺も近いんだ…。君には過酷なことがたくさん起こったが、新しい人生を歩むことができるだろう…」と「トリッシュ」に語りかける。
ドッピオはその言葉を聞き流し、今から向かう場所を尋ねる。ボスからまたも「指令」が来た。コロッセオの上階に、ドッピオを見ている者がいるという。ブチャラティたちは、何者かと会う約束をしていたらしいが、ボスには全く心当たりがなかった。振り向くなと言われたが、それでは見えないと反論するドッピオだが、ブチャラティの瞳を見るよう指示された。
瞳を覗いた瞬間、声がした。「一歩でもその階段を昇ったら、約束は消えることになる」と男は言った。ブチャラティは自分の名前と出自を言うが、約束の相手は「君の隣にいる人物は誰だ。俺の持ってるデータには記録がない」と言う。
新たなるスタンドの力「レクイエム」
「トリッシュは組織の者ではないし、関わったのは数日前」というブチャラティの言葉に、相手の男は「トリッシュ?女みたいな名前だな」と返した。ドッピオがボスの指示通り「女で悪いことがあるのか!」と返すと、相手は「失礼した」と一旦引き下がる。しかし、「彼女のスタンドを見せてほしい」と言ってきた。
ディアボロは、相手が戦闘慣れしていると感じる。見れば、相手の手にはスタンド能力を引き出す矢が握られていた。かつて、矢を辿り自分を追跡してきた者を、ディアボロは思い出した。その名はジャン・ピエール・ポルナレフ。かつて吸血鬼DIOを倒したジョースター一行の一人で、仲間だった空条承太郎(くうじょう じょうたろう)と共に矢の追跡調査をしていた。
ディアボロを見つけ出した時、既にパッショーネは組織として大きな力を持っており、ポルナレフは社会的に孤立させられた上でディアボロによって体をバラバラにされ死んだはずだった。
ディアボロはキング・クリムゾンを使い、ポルナレフの前に現れる。ポルナレフは、かつてのディアボロとの戦闘で戦えない体になっていた。ディアボロは、何故その矢を持ってブチャラティたちと会うのかと問い詰める。ポルナレフは自らの指を傷つけ、滴る血の雫で時間の消し飛んだ瞬間を見極めてスタンドで対処しようとする。しかし、用心していたディアボロはあまり近づかず、大した傷は与えられなかった。
ディアボロは時を消し飛ばし、その中でポルナレフの目に血しぶきを掛ける。これでポルナレフには対処ができない。そのままポルナレフを殺そうとしたが、消し飛ばした時の中でシルバー・チャリオッツに矢が刺さった。その瞬間凄まじい光が発せられる。元に戻った時の中でディアボロはポルナレフの腹を強く殴りつけ、彼を殺害する。矢も奪い取り、あとはその場に集まったブチャラティ一行を始末するだけだった。
ところが、得体の知れない者が現れた。その人物は首のところにスタンドの矢と似た痣があった。急に眠気が襲ってきて、ディアボロを始め、コロッセオの周囲にいた生き物はすべて眠ってしまう。
ドッピオ消滅
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ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ディオ・ブランドー/DIOとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、吸血鬼にして時間を数秒間止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。 歴代主人公であるジョースター一族の血統と、一世紀以上にも渡り因縁の宿敵となる、シリーズ最大の敵役にして悪のカリスマ。 第1部で吸血鬼となり、主人公ジョナサンと敵対する。第3部ではスタンド能力を身につけるが、主人公である空条承太郎に敗死する。死亡後も何らかの形で間接的にストーリーに関わってくる、最重要キャラクターである。
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空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手。 感情は表に出さず冷たく見えるが、実は仲間思いであり正義感あふれる人物。頭脳明晰で強靭な精神力を持つが、一度怒ると手がつけられなくなる事もある。 第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで何らかの形で再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。
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ブローノ・ブチャラティ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ブローノ・ブチャラティとは荒木飛呂彦原作『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」に登場する人物で、イタリアのギャング「パッショーネ」に身を置くスタンド(作中における超能力)使い。チームリーダーを務めた後、幹部に昇進する。葛藤を抱きながらも忠実な働きぶりを見せていたが、組織を根底から変える夢を持つ少年「ジョルノ・ジョバァーナ」に共感、共に組織の頂点を目指すようになる。 スタンドは対象にジッパーを取り付けて開閉する能力を持つ「スティッキィ・フィンガーズ」。人望が厚く、多くの者から慕われている。
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ディアボロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ディアボロとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」のボスであり、物語の最終局面でジョルノ・ジョバァーナと対峙するボスキャラクター。時を消し飛ばすスタンド「キング・クリムゾン」という能力を持つ。自身の栄光のためにはどんな犠牲もいとわない冷酷かつ用心深い性格で、組織の中にその正体を知る者はいない。自分の情報が漏れることを恐れ、実の娘であるトリッシュ・ウナを自らの手で始末しようとする。二重人格で、気弱な青年ヴィネガー・ドッピオと肉体を共有している。
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広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
広瀬康一(ひろせこういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びPart5『黄金の風』冒頭に登場するスタンド使いにして主人公の東方仗助の友人であり、語り部でもある。気弱な面もあるが、成長するスタンド「エコーズ」が目覚めてからは勇気を振り絞って敵に立ち向かうようになる。その姿勢は、戦い慣れしている空条承太郎にも一目置かれるものであった。普段は優しい性格で、読者を含めて共感を得やすいキャラクター。そのためか作中では癖の強い人物にも好かれる傾向にある。
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ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ジョルノ・ジョバァーナとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の主人公。第1部および3部の敵役DIOの息子で、物体に生命を与えるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」の使い手。15歳。 冷静沈着で正義感が強い性格で、ジョースター家の「黄金の精神」を受け継いでいる。ブチャラティとの出会いを通じてギャング組織「パッショーネ」に入団し、ギャングスターになる事を志す。口癖は「無駄無駄」。 最終的に「パッショーネ」のボス、ディアボロのとの戦いに勝利し、新たなボスとなって君臨する。
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グイード・ミスタ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
グイード・ミスタとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のメンバーにして、弾丸を操作する6体の小人型スタンド「セックス・ピストルズ」の使い手。イタリア人の18歳。 陽気な自信家で楽天的な性格だが、数字の「4」に関わる話になると「縁起が悪い」として、ささいな事でも怯えてしまう。 ブチャラティチームに属し、ムードメーカー的存在。主人公のジョルノとは早い段階で打ち解けており、最終決戦後も生き残り、組織のナンバー2となる。
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ナランチャ・ギルガ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ナランチャ・ギルガとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のメンバーにして、レーダーで二酸化炭素を探知して攻撃する戦闘機型スタンド「エアロスミス」の使い手。イタリア人の17歳。 普段は天真爛漫な性格だが、ひとたび戦闘に突入すれば恐れ知らずで凶暴になる。幼少期、浮浪者同然に生活していて学校に通っておらず、その事にコンプレックスを持つ。 ブチャラティのチームに属し、ブチャラティに心酔している。最終決戦でディアボロに殺害される。
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リゾット・ネエロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
リゾット・ネエロとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのリーダーであり、主人公ジョルノ・ジョバァーナが所属する護衛チームと対峙するキャラクター。磁力を操作するスタンド「メタリカ」という能力を持つ。優れた洞察力と冷静な判断力を持ち、任務に一度も失敗したことがない腕利きの暗殺者。暗殺チームは組織を裏切り、ボスの弱みである娘を奪おうと護衛チームを襲う。物語終盤で、ボスの別人格であるヴィネガー・ドッピオと一騎打ちとなった。
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レオーネ・アバッキオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
レオーネ・アバッキオとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するスタンド使いである。汚職警官として社会的制裁を受け、ギャングの世界に堕ちた。警官時代の経験から人を中々信用しない性格となるが、一度信じた人物にはどこまでもついていく。ブチャラティが組織を裏切った時は、真っ先に彼についていくと名乗りを上げた。口は悪いものの根は優しく、警察官になった頃の強い正義の心が残っている。主人公側で初の死者となったが、その遺志は仲間たちに受け継がれた。
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セッコ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
セッコとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』の登場人物で、周囲の物質を泥化させるスタンド「オアシス」の使い手である。ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊で、裏切り者の始末等を行う。相棒チョコラータの言うことには良く従うが、彼のことは利用しているだけだった。下衆な精神の持ち主ではあるものの、チョコラータのペットのような振る舞いが不気味ながらも「かわいい」と一部のファンに人気がある。
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パンナコッタ・フーゴ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
パンナコッタ・フーゴとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」のメンバーであり主人公ジョルノ・ジョバァーナと同じ護衛チームに所属するキャラクター。殺人ウイルスをまき散らすスタンド「パープル・ヘイズ」という能力を持つ。普段は紳士的だが、実は短気な性格でキレると暴力的になる。ボスを倒す決意をしたブチャラティたちとは対照的に、組織を裏切ることはできないという気持ちから、物語中盤で護衛チームを離脱する。
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メローネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
メローネとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、暗殺チームのメンバーにして、標的を自動追跡する「子供」を産むスタンド「ベイビィ・フェイス」の使い手。 スタンドの性質もあってか、女性にセクハラまがいの質問をする事にも躊躇しない変態的な性格。 ボスの娘トリッシュを狙ってジョルノたちと対立し、育成して遠隔操縦できる「ベイビィ・フェイス」を駆使してジョルノたちを襲ったが、新たな能力に目覚めたジョルノに敗北し、再起不能となる。
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プロシュート(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
プロシュートとは『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場するイタリアのギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのメンバーであり、主人公ジョルノ・ジョバァーナが所属する護衛チームと対峙するキャラクター。生物を無差別に老化させるスタンド「ザ・グレイトフル・デッド」という能力を持つ。性格は厳しくも面倒見のいい兄貴分で、弟分であるペッシにギャングの教えを説く。プロシュートが所属する暗殺チームは組織を裏切り、ボスの弱みである娘を奪おうと護衛チームを襲う。
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イルーゾォ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
イルーゾォとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場する敵キャラクターで、スタンド使いである。ギャング組織パッショーネでは暗殺チームに所属し、鏡の世界に他者を引きずり込むスタンド能力「マン・イン・ザ・ミラー」で標的を葬ってきた。組織のボスを倒し、のし上がる為にボスの娘トリッシュを捕まえようとする。不利になると気弱になり、小物めいた怯え方をするが、被害を最小限に食い止めるべく自らの片腕を失うことも辞さない覚悟や機転も持ち合わせている。
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ギアッチョ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ギアッチョとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するスタンド使いである。ギャング組織の暗殺チームに所属していたが、報酬が少ないことに不満を持ち、仲間たちと共に組織を裏切った。超低温を操り空気中の水分を凍らせるスタンド「ホワイト・アルバム」を持つ。キレやすい性格で、慣用句の表現など「納得いかない」と感じたことにいら立ちを見せる。執念深い一面とシンプルな分強いスタンド能力で、主人公のジョルノ・ジョバァーナとその仲間グイード・ミスタを追い詰めた。
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ペッシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ペッシとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するスタンド使いで、敵キャラクターである。ギャング組織パッショーネの暗殺チームの一員で、仲間たちと組織を裏切った。兄貴分のプロシュートと共にボスの娘トリッシュを奪うべく、護衛のブチャラティたちと戦う。自分では気づいていないものの、鋭い勘を持っている。気弱で臆病なマンモーニ(ママっ子)だったが、瀕死の重傷を負いながらも能力を解除しないプロシュートの覚悟を感じ取り、弱さを捨てて強敵へと変貌した。
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チョコラータ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
チョコラータとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場する敵キャラクターで、特定の幻像を持つ超能力「スタンド」の使い手である。自身が所属するギャング組織のボスから「下衆」と評される精神を持ち、医者だった頃は「死が見たい」という理由で患者を殺している。生物を無差別に侵食する能力「グリーン・デイ」は、そんな下衆な精神の具現化といえる。強烈なキャラクター像と医者という前職から、チョコラータを「チョコ先生」と呼ぶファンもいる。
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トリッシュ・ウナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
トリッシュ・ウナとは、荒木飛呂彦の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』の登場人物で、特定の幻像を伴う超能力「スタンド」の使い手の一人である。イタリアのギャング組織「パッショーネ」のボスの娘で、存在すら知らなかった父の命を受けた幹部のブローノ・ブチャラティのチームに護衛される。父に殺されそうになるも、ブチャラティらと旅を続ける中で持ち前の気の強さが精神的逞しさへと成長。物体を柔らかくするスタンド「スパイス・ガール」が発動した。
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ホルマジオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ホルマジオとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部「黄金の風」に登場する人物で、ギャング組織「パッショーネ」の「暗殺チーム」の一人。スタンドは、人差し指の刃で傷つけた相手を小さくする「リトル・フィート」。見た目はチンピラのようだが、頭脳派で知略家。口癖は「しょうがねーなー」。チーム内で「くだらない」と言われていたスタンド能力だったが、「知恵の使い様」で「ナランチャ」を追い詰める。最後はエアロスミスの機銃弾を受け、今後の未来を暗示するかのようなセリフを残し死亡した。
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ソルベ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ソルベとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのメンバーだ。ジェラートという男といつも一緒にいて、仲間からは「デキてんじゃあないか?」と思われていた。暗殺チームの不遇を不満に思ったソルベとジェラートは組織のボスの正体を調べはじめ、無惨な方法で殺されてしまう。 ソルベとジェラートの死は、暗殺チームがボスに反旗をひるがえし、ボスの娘・トリッシュを狙うきっかけとなった。
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ティッツァーノ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ティッツァーノとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊のひとり。常に相棒のスクアーロと行動し、巧みなコンビネーションとスタンド能力の相性の良さでターゲットを追い詰める。 スタンド能力はターゲットの舌に取りつくことで嘘しか言えなくさせる「トーキング・ヘッド」。非常に小さく、自力で移動できないほど非力なスタンドだが、スクアーロのスタンド「クラッシュ」の破壊力と合わさることで凶悪な力を発揮する。
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カルネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
カルネとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊のひとり。セリフは一切なく、ジョルノたちの前に姿を現した直後にミスタによって射殺された。しかしこれこそがカルネの狙いだった。 カルネのスタンドは「ノトーリアス・B・I・G」。本体であるカルネが死亡することで初めて発動する能力で、動くものを自動的に追跡・攻撃する。カルネは既に死んでいるため、ノトーリアス・B・I・Gを止める術はない。
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ジェラート(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ジェラートとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」の暗殺チームのメンバーだ。ソルベという男といつも一緒にいて、仲間からは「デキてんじゃあないか?」と思われていた。暗殺チームの不遇を不満に思ったジェラートとソルベは組織のボスの正体を調べはじめ、無惨な方法で殺されてしまう。 ジェラートとソルベの死は、暗殺チームがボスに反旗をひるがえし、ボスの娘・トリッシュを狙うきっかけとなった。
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スクアーロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
スクアーロとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊のひとり。常に相棒のティッツァーノと行動し、巧みなコンビネーションとスタンド能力の相性の良さでターゲットを追い詰める。 スタンド能力は鮫の姿をしたスタンド「クラッシュ」。液体のあるところであればどこにでも出現することができ、映画『ジョーズ』のようにターゲットを食い殺す。川などの広い場所であればリアルな鮫に近い大きさになり、グラスの中のような狭いところでは人形のように小さくなる。
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【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】
「ジョジョの奇妙な冒険」に登場し、初代・ジョジョとの死闘を繰り広げ、血の因縁を作り上げた巨悪、ディオ・ブランドー。底なしの野心のため、人間を辞めて怪物へと変貌した彼の奇妙な人生と「悪のカリスマ」として多くの人々を突き動かした、彼が持つ独特の魅力について、解説する。
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空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手である。感情は表に出さないためクールに見えるが、仲間思いであり正義感あふれる人物。第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。そんな承太郎のセリフには、読者の胸を熱くするような名言が多数登場している。
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広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
広瀬康一(ひろせ こういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』、及びPart5『黄金の風』序盤に登場するスタンド使い。4部主人公の東方仗助の友人であり、物語の語り部でもある。当初は頼りない性格をしていたが、スタンド使いとして窮地を乗り越えていくうちに、人間としても成長していく。空条承太郎を含め仲間たちからも信頼されているため、読者も共感を得やすいキャラクターである。また、経験を経て成長していく康一のセリフは読者の心を掴んでいる。
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ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ
“ジョジョ”の名を冠する勇者たちの戦いを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズには、膨大な数のキャラクターが登場し、その中には現実の人物やグループがモデルとなっているものも少なくない。 伝説的殺人鬼のジャック・ザ・リパー。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカス。波紋の戦士リサリサ。ナチスドイツのサイボーグ戦士シュトロハイム。恐るべき柱の男たちに、4部以降の数々のスタンドたち。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターのモデルとなった人物やグループを紹介する。
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ジョジョの奇妙な冒険の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦による漫画作品。世代と主人公を変えながら自身の掲げる正義と共に悪と戦い続ける、「ジョジョ」と呼ばれる勇者たちの活躍を描いている。 19世紀のイギリスから第二次大戦直前のアメリカ、現代日本からイタリアまで様々な国を舞台としており、作中には多種多様な料理が登場する。その突飛な演出でネット上でネタとして愛されるものも少なくない。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を紹介する。
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『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ
連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。
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ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ
場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。
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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。
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目次 - Contents
- ヴィネガー・ドッピオのプロフィール・人物像
- ヴィネガー・ドッピオの来歴・活躍
- ヴィネガー・ドッピオという少年
- ドッピオの秘密
- 裏切り者たち
- ボスからの「指令」
- メタリカ戦
- 裏切り者たちへの粛清
- ブチャラティの真実
- 新たなるスタンドの力「レクイエム」
- ドッピオ消滅
- ヴィネガー・ドッピオのスタンド能力:キングクリムゾン(一部) / エピタフ
- スタンドとは
- ステータス
- 能力
- エピタフによる未来予知
- キングクリムゾンの腕
- ヴィネガー・ドッピオの関連人物・キャラクター
- ディアボロ
- リゾット・ネエロ
- ブローノ・ブチャラティ
- ジョルノ・ジョバァーナ
- レオーネ・アバッキオ
- トリッシュ・ウナ
- ジャン・ピエール・ポルナレフ
- ドナテラ・ウナ
- ヴィネガー・ドッピオの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「とうおるるるるるるるるるるん」
- 「見なくていいものを見たものは!!この世に存在してはならねーんだぜッ!」
- ヴィネガー・ドッピオの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ドッピオとディアボロの関係に関する考察
- ドッピオ主人格説
- ディアボロ主人格説
- ドッピオが使用した「電話」の変遷