幽☆遊☆白書(幽遊白書・幽白)のネタバレ解説・考察まとめ
『幽☆遊☆白書』とは、集英社『週刊少年ジャンプ』にて1990年から1994年にかけて連載された冨樫義博によるバトル漫画。1992年からスタジオぴえろによってTVアニメ化され、当時人気を博した。不良少年浦飯幽助は子供をかばって事故死した事をきっかけに霊界探偵となり、師匠・玄海師範の修行を受け、桑原和真、蔵馬、飛影と共に妖怪たちと戦い心身ともに強くなって行く。
CV : 若本規夫
暗黒武術会・六遊怪チームの補欠。
チーム一の実力を持っているがじゃんけんで負けた結果補欠としての参加となった。
酔拳の使い手で、独特の動きと共に妖気の塊である妖気弾(ようれんきゅう)を繰り出す「錬金妖術師」。
魔界の非常に強い酒を飲み嘔吐することで妖力が増す。
是流が敗れた事で試合放棄して逃げ出したチームメイトの威魔陣と牙王を粛清し、変わりに試合に出場。
眠っていた幽助が酎の妖気で目を覚まし、幽助と戦う事になった。
お互いに霊気と妖気を使い果たした後は、どちらかが倒れるまで動かず殴り合う死闘『ナイフエッジ・デスマッチ』を行い、幽助のヘッドバッドの前に陥落した。
ナイフエッヂ・デスマッチは、お互いに拳が届く範囲に向き合って立ち、素足になって踵すれすれの地面にナイフを刺し、お互いに殴り合うことで反動でナイフに踵が刺さり、先に倒れた方が負けというもの。
裏表のないサッパリとした性格で幽助と同じくバトルマニア。
試合後は幽助と意気投合し友情が芽生え、霊光玉の試練を終えて眠った幽助と幽助を見守っていた螢子が妖怪に襲われるのを鈴駒・凍矢・陣と共に助けた。
戸愚呂戦を観戦し、浦飯チームを応援。
アニメ版では鈴駒・陣・凍矢の入場チケットを預かっていたが酔い潰れていたため遅れ、優勝決定戦開始直前に会場に現れた。
さらに戸愚呂のエネルギー吸収で苦しむ審判「小兎」を結界で守り、ドーム崩壊時に浦飯チームを逃がす手伝いをした。
魔界統一トーナメントでは、鈴駒と同じく蔵馬の誘いを受けて幻海の元で修行し、S級妖怪にまで成長。
トーナメントでは予選を勝ち抜き本選で、雷禅の喧嘩仲間だった女妖怪「棗」と戦い、あまりにも実力差を感じたため降参。
その時に棗に惚れ込み、交際を申し込むが断られ、より強くなって棗に付き合ってもらうために訓練を続けている。
呂屠(ろと)
CV:森川智之
六遊怪チーム次鋒。
手の甲が鎌の形になりカマイタチを放つが、それ以外に特技はなく妖力は鈴駒よりもずっと低い。
浦飯チームとの戦いでは蔵馬と当たり、はじめは実力差で蔵馬に押されるも、事前に使い魔を蔵馬の母・志保利の尾行につかせていることを明かし、蔵馬の動きを封じる。
優位になり調子に乗るが、蔵馬から騙しうちでシマネキ草という植物の種を体内に埋め込まれた事に気づかず、命乞いするがシマネキ草に体を食い破られて死亡。
使い魔は呂屠が死んだことで志保利から離れた事が、飛影の邪眼によって確認された。
アニメ版では人質を取ったことを鈴駒に嫌悪されている。
是流(ぜる)
CV:真殿光昭/森川智之(ナムコ版ゲーム)
六遊怪チーム中堅でリーダー。炎を操る火炎能力者。
浦飯チームと戦う前日に鈴駒と共に浦飯チームの部屋に現れ挑発。
クールな性格であるが、自信家で好戦的。
アニメ版では人質を取った呂屠に嫌悪する鈴駒に「チャンスは二度はない。勝つことが全てだ」と言って黙らせ、勝利への執着を見せた。
試合では飛影とあたり、炎の攻撃で一面を火の海に変えるも、飛影の炎殺黒龍波を受けて敗北。
黒龍波によって観客席の前にある壁に叩き付けられ、体は焼き尽くされてしまい焦げ後だけが壁に残った。
アニメ版では自身の炎を取り込んで体を赤く変化させ身体能力を上げており、この状態のスピードは飛影でも避けきれなかった。
一瞬でやられてしまったが、補欠でその場に居なかった酎を除き六遊怪チームで最強。
飛影がまだ未完成で使うと重度の火傷を負ってしまうため奥の手であった炎殺黒龍波を使わざるを得ない相手で、「殺すには惜しい」とまで評価された。
Dr.イチガキチーム
浦飯チーム二回戦の相手。
取ると死んでしまう「操血瘤」という装置を付けられた格闘家三名と、科学者二名のチーム。
戦いに出たのは格闘家の「円」「梁」「魁」の三人で、幽助・桑原・覆面戦士(幻海)の三対三で戦う。
チームの残り二名は森で蔵馬と飛影の足止めをし、浦飯チームの中で特に強い二人を会場に来られない様にした。
イチガキは高名な格闘家・三田村の弟子である円・梁・魁に、三田村の病を治すという約束で体を提供させるが、三田村を重病に追い込んだはイチガキであった。
円・梁・魁が不本意に操られている事を桑原が霊力で感じ取り、幽助たちは三人を殺さずに助ける方法を模索し、幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって3人は正気を取り戻した。
科学者二名を倒し拷問した飛影と蔵馬によってイチガキの一連の計画が暴かれた。
その後イチガキが戦闘妖液を打って巨大化し戦闘を行うが、幽助に一瞬で倒され、浦飯チームの勝利。
なお三田村は無事であった。
Dr.イチガキ
CV:槐柳二
Dr.イチガキチームの監督。
マッドサイエンティストで、究極の生物兵器を作ることを目的としている。
高名な武道家・三田村に近づき、三田村の弟子であった円・梁・魁に3人の体を提供する代わりに重病の三田村を助けると取引する。
しかし重病に追い込んだのはイチガキ本人であり、師匠を思う弟子たちの気持ちを利用したのであった。
三人が幻海に倒された後に戦闘妖液を打って巨大化するが、幽助に一撃でやられてしまう。
アニメ版ではもう少し長く戦闘が描かれるも、幽助に円・梁・魁・三田村・桑原・幽助自身の分の計六発殴られた。
原作版では生き残り決勝戦を観覧。アニメ版では観覧に現れなかった。
円(えん)/ M-1号
CV:亀井芳子
三田村の弟子。目元の隠れた少年。
三田村を助ける代わりに体を提供する契約をし、M-1号として操られる。
3人の弟子達を操っている体に移植したパーツを無理に外すと死んでしまうが、幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって解放され正気を取り戻す。
円状になった霊気「霊気の輪(エンゼルチャクラム)」を飛ばして戦う。
魁(かい)/ M-2号
CV:中村大樹
三田村の弟子。髭の生えた男性。
円と同じく、三田村を助けるためにイチガキと契約し、M-2号として操られ、幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって正気を取り戻す。
霊気の棒で攻撃して戦う。技名はなかったが、アニメ版ではスイングクラッシュと名づけられた。
梁(りょう)/ M-3号
CV:荒川太郎
三田村の弟子。長身の男性。
円・魁と同じく、三田村を助けるためにイチガキと契約し、M-3号として操られ、幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって正気を取り戻す。
手に霊気を集めた「霊気の拳(ハウンドクロー)」で戦い、一回戦では敵の大将の首を引き抜いた。
試合後、自分達のために傷ついた桑原の変わりに試合に出させて欲しいと申し出るが、ルール上不可能であった。
M-4号、M-5号
イチガキチームの科学者二名。
森で蔵馬と飛影の足止めをするが、片方は蔵馬と飛影によって瞬殺。
もう片方は妖鋼獣「ガタスバル」を使って二人を圧倒するが、蔵馬がガタスバルの制御を奪った事で形勢逆転。
その後二人から(アニメ版では飛影から)拷問を受け、イチガキの計画を吐かされ、最終的には闘技場に投げ捨てられた。
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目次 - Contents
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の概要
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)のあらすじ・ストーリー
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の主な登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- 浦飯 幽助(うらめし ゆうすけ)
- 桑原 和真(くわばら かずま)
- 蔵馬(くらま)/南野秀一(みなみの しゅういち)
- 飛影(ひえい)
- 幻海(げんかい)
- 霊界関係者
- ぼたん
- コエンマ
- 主要キャラクターの関係者
- プー
- 雪村 螢子(ゆきむら けいこ)
- 浦飯温子(うらめし あつこ)
- 桑原静流(くわばら しずる)
- 雪菜(ゆきな)
- 南野志保利(みなみの しおり)
- 『幽☆遊☆白書』霊界探偵編の主な登場人物・キャラクター
- 三盗賊編
- 剛鬼(ごうき)
- 幻海師範 門下生大選考会編
- 乱童(らんどう) / 少林(しょうりん)
- 四聖獣編
- 朱雀(すざく)
- 玄武(げんぶ)
- 白虎(びゃっこ)
- 青龍(せいりゅう)
- ムルグ
- 雪菜救出編
- 垂金権造
- 『幽☆遊☆白書』暗黒武術会編の主な登場人物・キャラクター
- 六遊怪チーム
- 鈴駒(りんく)
- 酎(ちゅう)
- 呂屠(ろと)
- 是流(ぜる)
- Dr.イチガキチーム
- Dr.イチガキ
- 円(えん)/ M-1号
- 魁(かい)/ M-2号
- 梁(りょう)/ M-3号
- M-4号、M-5号
- ガタスバル
- 魔性使いチーム
- 画魔(がま)
- 凍矢(とうや)
- 爆拳(ばくけん)
- 陣(じん)
- 吏将(りしょう)
- 裏御伽チーム
- 魔金太郎(まきんたろう)
- 黒桃太郎(くろももたろう)
- 裏浦島(うらうらしま)
- 死々若丸(ししわかまる)
- 美しい魔闘家鈴木(うつくしいまとうか すずき)/ 怨爺(おんじい)
- 戸愚呂チーム
- 鴉(からす)
- 武威(ぶい)
- 戸愚呂兄(とぐろあに)
- 戸愚呂弟(とぐろおとうと)
- 左京(さきょう)
- 審判・看護師
- 小兎(こと)
- 樹里(じゅり)
- 瑠架(るか)
- 『幽☆遊☆白書』魔界の扉編 (仙水編)の主な登場人物・キャラクター
- 蟲寄市の住人
- 城戸亜沙斗(きど あさと)
- 海藤優(かいとう ゆう)
- 柳沢光成(やなぎさわ みつなり)
- 室田繁(むろた しげる)
- 仙水一味
- 仙水 忍(せんすい しのぶ)
- 樹(いつき)
- 神谷実(かみや みのる)
- 刃霧要(はぎり かなめ)
- 御手洗清志(みたらい きよし)
- 天沼月人(あまぬま つきひと)
- 巻原定男(まきはら さだお)
- 『幽☆遊☆白書』魔界編の主な登場人物・キャラクター
- 真田黒呼(初代霊界探偵)関係者
- 佐藤黒呼(さとう くろこ)
- 佐藤晶吾(さとう しょうご)
- 佐藤快晴/真田快晴(さなだ かいせい)
- 佐藤風吹/真田風吹(さなだ ふぶき)
- 雷禅とその部下
- 雷禅(らいぜん)
- 北神(ほくしん)
- 軀とその部下
- 軀(むくろ)
- 時雨(しぐれ)
- 奇淋(きりん)
- 黄泉とその部下
- 黄泉(よみ)
- 修羅(しゅら)
- 鯱(しゃち)
- 雷禅の大昔の喧嘩仲間
- 煙鬼(えんき)
- 孤光(ここう)
- 棗(なつめ)
- 九浄(くじょう)
- 痩傑(そうけつ)
- 周(しゅう)
- 才蔵(さいぞう)
- 鉄山(てつざん)
- 電鳳(でんほう)
- その他
- 流石(さすが)
- 食脱医師の女
- 蔵馬の放った刺客
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の術・必殺技
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の世界観
- 人間界
- 魔界
- 霊界
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の用語
- 霊気 / 霊力
- 妖気 / 妖力
- 聖光気(せいこうき)
- 霊界獣
- 暗黒武術会(あんこくぶじゅつかい)
- 魔界統一トーナメント(まかいとういつトーナメント)
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 連載終了の経緯
- 番外編「TWO SHOTS」
- 文庫版描き下ろし漫画
- 冨樫義博の同人誌『よしりんでポン』
- 「飛影はそんな事言わない」とは
- 『幽☆遊☆白書』というタイトルについて
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):馬渡松子『微笑みの爆弾』(1 - 112話)
- ED(エンディング):馬渡松子『ホームワークが終わらない』(1 - 29話)
- ED(エンディング):馬渡松子『さよならbyebye』(30 - 59話)
- ED(エンディング):高橋ひろ『アンバランスなKissをして』(60 - 83話)
- ED(エンディング):高橋ひろ『太陽がまた輝くとき』(84 - 102話)
- ED(エンディング):馬渡松子『デイドリームジェネレーション』(103 - 111話)
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の原作コミック
- 単行本
- 完全版
- 文庫
- 『幽☆遊☆白書』ジャンプ ベストシーンTOP10
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)のDVD・BD
- 霊界探偵編
- 暗黒武術会編
- 仙水編
- 魔界編
- Blu-ray BOX
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の関連商品
- 劇場版
- 「幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆」
- 音楽
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- キャラクターソング集
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- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の関連リンク