幽☆遊☆白書(幽遊白書・幽白)のネタバレ解説・考察まとめ

『幽☆遊☆白書』とは、集英社『週刊少年ジャンプ』にて1990年から1994年にかけて連載された冨樫義博によるバトル漫画。1992年からスタジオぴえろによってTVアニメ化され、当時人気を博した。不良少年浦飯幽助は子供をかばって事故死した事をきっかけに霊界探偵となり、師匠・玄海師範の修行を受け、桑原和真、蔵馬、飛影と共に妖怪たちと戦い心身ともに強くなって行く。

CV:沢海陽子

幽助の母。29歳。
非常に美人であるが、酒癖が悪く破天荒な性格。
離婚しているが、元夫とはたまに会っている様子。
幽助の葬式では、状況が分からないという表情で呆然と座り込んでいたが、教師・竹中が幽助に語りかけ涙する姿や幽助の助けた子供と母親が来たのを見て、堰を切ったように泣き出した。
裏社会と繋がりがあり、幽助も温子が金バッチ(ヤクザ)から金を巻き上げているのを目撃している。
また住んでいたアパートが火事になった後も金バッジから金を巻き上げてマンション住まいになった。
幽助の復学の時も、黒塗りの車に乗った人たちを連れて校長に頼みに行った。アニメではこれらのシーンはカットされている。
暗黒武術会では螢子たちと共に応援に行き幽助を応援。アニメ版では温子は登場せず、温子の台詞を周りのキャラが喋っている。
仙水編ではプーと共に家に居たが、幽助の死と共にプーも死んでしまい、プーの様子を見て呆然としている所に螢子が現れ、二人でプーの覚醒を見る。
原作では要所要所で登場しているが、アニメ版では暗黒武術会以降の登場はない。
エピローグでは元夫と会っており、復縁を迫られるが断っている。

桑原静流(くわばら しずる)

CV:折笠愛

和真の3歳年上の姉。喫煙者。
和真より霊感があり喧嘩も強く頭も良いため、和真は頭が上がらない存在。
一見ドライに見えるが、弟の和真の他にも螢子などの保護者的存在もある面倒見の良い姉御肌。
和真をいつも貶しているが、アニメ版では姉弟の絆も描かれ、和真が戸愚呂に殺されたと思った時には涙した。
幻海とは前から知り合いで、霊能力者としての才能は和真よりも高いが、本人は興味がなくその気がない。
しかし戸愚呂戦ではプーに憑依した幻海に螢子たちを妖気から守る結界を張る様に言われており、アニメ版では神谷が作り出したウィルスを払い落としたりした。
原作では霊体編で初登場。アニメ版では暗黒武術会編で初登場。
アニメ版では妖怪に襲われそうになったところを左京に助けられ、左京に好意を持つ。
戸愚呂チームが負けたあと、左京は会場を破壊し自ら死を選び、静流に愛用していたライターを渡す。
静流はそのライターを大事に持ち歩いており、ここぞという大事な時にそのライターでタバコに火をつける。
喫煙者であるためアニメ版では年齢が二十歳に変更。
冨樫義博のお気に入りのキャラの一人。

renote.net

雪菜(ゆきな)

CV:白鳥由里

飛影の双子の妹。
流した涙が「氷泪石」という宝石なる妖怪・氷女の少女。
年齢は6歳以上100歳未満で、双子である事から飛影の年齢も同じ。
見た目は飛影と似ていないが、アニメ版では目の色と身長が二人とも同じになっている。
飛影が兄である事は知らないが、いつも助けてくれる飛影に信頼を寄せている。
氷女の掟を破って里を出て人間界へ行き、動物と遊んでいた所を捕らえられ、左京の売買ルートに乗せられ垂金に五年間監禁される。
色々な方法で泣かされ氷泪石を出させられていたが、次第に感情を殺すようになり泣かなくなる。
しかし動物好きであったことを垂金に知られ、監禁中の唯一の癒しであった懐いてきた小鳥を目の前で殺されてしまう。
その後幽助たちに助けられ、一度故郷へ帰るが、双子の兄を探すためと浦飯チームの応援のために暗黒武術会編で登場。
魔性使いチームの桑原VS吏将の時に現れ、桑原を応援し、雪菜を見つけた桑原が愛の力でパワーアップして勝利した。
桑原は雪菜に一目惚れしており、一途に雪菜を守ろうとしているが、雪菜は恋愛がまだ分からず桑原との進展は無い。
しかし少なくとも友人としては桑原を好ましく思っている様子。
兄を捨てた氷女の里を憎く思っており、滅んでしまえば良いとすら思っており、里が捨てた兄を探しているのは保守的な里への復讐心である。
その気持ちを飛影に語ると叱咤され、兄に言っても同じように叱られそうだと返した。
兄が生まれた時に炎の妖気を纏っていたため、同じ炎の妖気を持つ飛影に氷泪石を渡す。
そして「魔界でもし兄に会ったら渡して欲しい」と言うやんわりとした、しかし確実に下心のある言い方で、飛影に兄の捜索を頼んだ。
武術会終了後は幻海の寺に現れていたが、魔界トーナメント終了後は桑原家にホームステイする事になる。

renote.net

南野志保利(みなみの しおり)

CV:滝沢久美子(101話以降:佐藤ユリ)

蔵馬の母親。40歳。
盗賊・妖狐蔵馬は霊界の追跡者によって重傷を負い霊体になって人間界へ逃げ、志保利の孕んだ子供に憑依し、南野秀一として転生した。
力が戻ったら志保利からは離れるつもりであったが、9歳の時に転倒したのを志保利が庇って腕に後の残る傷を負ってしまう。
この事により蔵馬は完全に改心し、母を本心から慕うようになる。
志保利は夫に先立たれた後、秀一を一人で育て上げるも、重い病気に掛かってしまう。
蔵馬は志保利のために霊界から暗黒鏡を盗み、自らの命を使って志保利を助けようとするが、幽助の協力があり誰も命を失わずに済み、志保利の病気も治った。
その後、中小企業の社長・畑中と再婚。畑中の連れ子の名前も秀一で、蔵馬は南野の姓を名乗り続ける。
二人の息子が夏休みの間畑中と二人で再婚旅行へ行くが、蔵馬と離れたために黄泉から狙われ、蔵馬の助けられない所に居る以上人質にとったも同然とされ蔵馬を脅迫する一因にされてしまう。

『幽☆遊☆白書』霊界探偵編の主な登場人物・キャラクター

三盗賊編

剛鬼(ごうき)

CV:若本規夫

魂を食べる吸魂鬼。
飛影・蔵馬と共に霊界から宝を盗み、剛鬼は魂を集める餓鬼玉を所有。
特に子供の魂を好み、食べた魂の消化には一日かかる。
普段は人間体だが、本来の姿は鋼の様な肉体を持つ。
飛影・蔵馬と違い前科が12あり、霊界の追跡者も十数人手に掛けている。
餓鬼玉を使って子供の魂を食べ、幽助と戦う。
幽助はこの時一日一回しか使えなかった霊玉を既に一発使ってしまっていたため苦戦を強いられる。
ぼたんの機転で一度逃げ、その後再度対決し、木の棒を剛鬼の口に縦に突っ込み口を閉じないようにし、口の中に霊玉を撃って倒した。
死んだわけではなく霊界の者によって逮捕された。
飛影・蔵馬と違って凡人妖怪で、性格も救いようのない悪人で、逮捕後は回想のみで登場。
はじめは妖狐では無い蔵馬を蔑んでいたが、蔵馬に睨まれて態度を改めた。

幻海師範 門下生大選考会編

乱童(らんどう) / 少林(しょうりん)

CV:井上瑤(2007年ゲーム:皆川純子)

99人の霊能力者を殺し、その奥義を自分の物にしてきた妖怪。
霊玉を一度見ただけで使えるなど模倣能力と格闘センスが優れている。
100人目の霊能力者を幻海にしようと思い、幻海の弟子選考会に参加し、霊光波動拳の後継者になろうと企む。
初めは「少林」という名前の少年の姿で、戦闘能力もやや低く、地味な存在であった。
準決勝二戦目で桑原と戦い、桑原に押され気味だったが「縮身の術」という相手を小さく縮めてしまう技を使用し、桑原を両手で握りつぶし全身の骨を砕いて倒した。
見た目から幼い少年だと思われていたが、この辺りから残酷な本性が現れていく。
決勝で幽助と当たり、幽助のクロスチョップを受けて少林から乱童としての本性を表す。
幽助を妖気の糸で縛り痛めつけ、沼に魔界魚という魚を召喚し、幽助をその餌にしようとする。
沼に落ちた幽助は魚に襲われ溺れてしまうが、桑原の魂から渇を入れられ息を吹き返し糸を引き千切り沼から脱出。
乱童は縮身の術を幽助にかけようとするが、幽助の耳に藻が詰まっており呪文が聞こえず、縮身の術は失敗し効果が自分に跳ね返り、乱童が縮んでしまう。
元の姿に戻ろうとするが、それよりも早く幽助の全体重をかけたエルボードロップを受け敗北。
小さい状態のままぼたんに連行され、霊界の金庫に入れられることになった。
原作では少林の時も乱童の時も言動や性格が同じだが、アニメ版だと乱童の時の方がやや荒っぽくなり一人称が「僕」から「俺」に変わる。

四聖獣編

朱雀(すざく)

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画作品、及びそれを原作とした映画やアニメなどのメディアミックス作品である。 父親であるジンを探すため、そして憧れていたハンターになるためにゴンは旅に出る。その先で、キルア、クラピカ、レオリオという仲間と出会い、ゴンは様々な冒険を繰り広げる。 「幻影旅団」とは、A級賞金首達が集う盗賊集団である。敵キャラでありながらも個性的な面々が集う幻影旅団は、ファンからも深く愛されている。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。あらゆる物を追い求めることに生涯を捧げる職業「ハンター」となり、最高のハンターと称される父ジンを探す少年ゴンと仲間たちの冒険を描く。「グリードアイランド」は、ジンが仲間たちと作ったゲームソフト、並びにその中に登場する島の名前である。オーラと呼ばれる生命エネルギーを操れる念能力者(ねんのうりょくしゃ)しかプレイできない。プレイヤーはゲームの世界に入り、特定のカードを集めてクリアを目指す。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のハンター文字まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のハンター文字まとめ

『HUNTER×HUNTER』は1998年から『週刊少年ジャンプ』にて連載される、冨樫義博による少年漫画。父親を探してハンターになった主人公・ゴン=フリークスの活躍を描いた作品であり、詳細に作りこまれたキャラクターや世界観が特徴となっている。 本作の世界ではハンター文字という特有の文字が使用されている。背景に書かれたハンター文字がしっかりと意味のあるものになっているため、作品の世界観をより理解しようとハンター文字の解読をするファンも存在する。

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レベルE(LEVEL E)の宇宙人種族まとめ

レベルE(LEVEL E)の宇宙人種族まとめ

『レベルE』とは、冨樫義博による宇宙人を題材とした漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。 ある日、天才的な頭脳を持ちながら、人が真剣に悩んだり苦しんだりする姿を見るのが大好きな宇宙人・バカ王子が地球へやって来る。バカ王子は様々な悪戯を繰り広げて周囲の人間を困らせていく。 この作品では様々な宇宙人が地球に来訪している。登場する宇宙人には、冨樫義博らしく綿密でユニークな設定がつけられており、それが人気の要因の1つになっている。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の特質系能力者まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の特質系能力者まとめ

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』とは『週刊少年ジャンプ』で連載している冨樫義博による少年漫画である。主人公のゴン=フリークスが父親を探すため、怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣など、稀少な事物を追求することに生涯をかける「ハンター」になり、様々な冒険をする物語だ。ハンターは仕事柄、未知の領域に踏み込むことが多いため、念能力という特殊な能力を身につけている。その中でも特質系と呼ばれる系統は他に類のない特殊な能力で、特質系に分類される能力者はとても少ない。

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