幽☆遊☆白書(幽遊白書・幽白)のネタバレ解説・考察まとめ

『幽☆遊☆白書』とは、集英社『週刊少年ジャンプ』にて1990年から1994年にかけて連載された冨樫義博によるバトル漫画。1992年からスタジオぴえろによってTVアニメ化され、当時人気を博した。不良少年浦飯幽助は子供をかばって事故死した事をきっかけに霊界探偵となり、師匠・玄海師範の修行を受け、桑原和真、蔵馬、飛影と共に妖怪たちと戦い心身ともに強くなって行く。

CV:飛田展男

四聖獣のリーダー。
危険であるため霊界によって迷宮城という所に閉じ込められていたが、蟲笛で魔回虫という虫を操り人間に奇声させて操ることができ、混乱を起こして霊界に人間界への移住権を求めた。
闇奥義と雷の技の使い手。
他の四聖獣と比べると人間よりの見た目をしており、前髪にある赤い触覚で闇奥義をコントロールする。
自分以外の四聖獣が倒されたあと、魔回虫を使って螢子とぼたんを襲わせ、その光景を映像で幽助に見せて苦しませる。
はじめは片手だけで戦っていたが、幽助から思わぬ反撃を受けてしまい、分身技「暗黒妖籠陣」を使って7人に増え、6人で闇奥義「六獄暗黒雷光波」を使って幽助を追い詰める。
「彼女(螢子)の心臓を食うと誓えば、お前(幽助)の魂を魔界で浄化して、妖怪に転生させてやる」と言って幽助を屈服させようとするが、幽助が拒み失敗。
分身たちが幽助を捕らえ電撃をくらわせ動けなくし、螢子とぼたんが死ぬのを見せようとするが、螢子とぼたんは力を合わせピンチを切り抜け、幽助は幻海に教わった臨界行からの念で復活。
幽助のショットガンを受けて分身6人が致命傷を受けるも、1人だけ致命傷を受けず、その1人が残り6人を吸収して全回復し、再び七人に増える。
幽助の生命力を使ったショットガンに対し七人で「七獄暗黒雷光波」を撃つが、実は幽助の最初に撃った霊玉によって触覚に攻撃を受けており、時間差で闇奥義が制御できなくなりショットガンを受けて敗北。
人気のあるキャラクターで、本作のゲームでもプレイヤーキャラとして登場し、スマホゲームではSR・SSRキャラとして登場。

玄武(げんぶ)

CV:島香裕

四聖獣の先兵。
岩の部屋を自由に移動し、体を分離する事が出来る。
体をバラバラにされても「中枢岩」という格がある限り元の状態に戻る事が出来る。
蔵馬と戦い、不意打ちで蔵馬の腹部に傷を負わせる。不運にも当たった所が以前飛影によって負わされた古傷がある場所であった。
蔵馬の薔薇によって居場所を特定され華厳裂斬肢で切り刻まれるも、中枢岩によって元の姿に戻る。
何度か復元しているうちに中枢岩の存在を見破った蔵馬に奪われ、バラバラになった体を復元する際に頭が股間についた状態で復元してしまい、桑原と幽助に笑われる。
その後蔵馬に中枢岩を破壊され砕け散った。
本編では蔵馬との戦闘以外での出番はないが、アニメ版のオープニングで登場。

白虎(びゃっこ)

CV:渡部猛

四聖獣の一人。
自身の毛を分身妖獣にしたり、体毛で霊力を吸ったり、爪を飛び道具にしたり、口からは触れたものを塵にする「超振動弾・鳴虎衝壊波」を出す。
初めは桑原一人の相手ならと分身妖獣だけを戦わせるが、桑原の戦略によって妖獣たちは一列に並ばされ伸びる霊剣で貫かれ、塔に縛り付けられてしまう。
そのため次は自身で戦うことなり、霊剣の妖気を吸ってパワーアップするが、桑原の霊気の方が僅かに多く、許容量を越えたため腹が破裂し風船のように飛んでしまう。
戦う場所を濃獄酸だらけの部屋に移動し、桑原の足場を超振動弾・鳴虎衝壊波で壊すも、濃獄酸に落とされ敗北。
死んだかと思われたが生きており、瀕死状態で清龍の元に行き妖力を分けて欲しいと頼むが、清龍に凍らされ魔闘凍霊拳で頭以外を破壊される。
アニメ版では落ちた首が無念で涙しており、清龍からは「利用価値のない負け犬はただのクズだ」と言われツバを穿きかけられた。
仲間を仲間とも思わない態度に幽助たちは怒り、次の相手であった飛影が白虎の頭部にマントをかけた。
アニメ版では無念が晴れたのか、勝負が終わった後白虎の頭は消えていた。
アニメオープニングでは螢子・ぼたんを追いかけ幽助たちに倒されるシーンが描かれた。ちなみに本編にその様なシーンは無い。

青龍(せいりゅう)

CV:千田光男

四聖獣の一人。
仲間を仲間と思わない冷徹な性格で、飛影と戦う前に百虎を処刑。
飛影を同じ穴の狢と呼び、アニメ版では土下座したら仲間にしてやるなどと挑発。
原作では怒る飛影によって一瞬で切り刻まれ敗北。
アニメ版では部屋を凍らせ飛影の足を凍らすなど多少活躍したが、絶命直前に自分が何度も切り刻まれていた事に気づき消滅した。
飛影は清龍を16回切断したと言うが、幽助は原作では半分までアニメ版では15回までしか数えられなかったと悔しがり、蔵馬は「初太刀以外は何回斬ったか分からず、閃光が糸状のように走って見えた」と言い、桑原は気づいたら清龍がバラバラだったとコメント。
後に飛影は、魔性使いチームの氷使いの「凍矢」を清龍よりはるかに格上と言っている。

ムルグ

ムルグ(朱雀の肩に乗る鳥)

CV:横山智佐/近藤玲子(ナムコ版ゲーム)

朱雀の使い魔の妖鳥。
人の言葉を喋り、朱雀を「朱雀様」と呼んでとても心酔している。
他の四聖獣を見下し彼らが死んだと聞くとあざ笑った。
朱雀の命令で人間界へ行って幽助の事を調べ、螢子の事を朱雀に報告し、朱雀は螢子を抹殺する計画を立てた。
アニメ版では朱雀が倒れた時に蟲笛を守り、幽助と朱雀のぶつかり合いで生じた衝撃に巻き込まれて消滅。
原作では途中からいなくなり生死不明。

雪菜救出編

垂金権造

CV:緒方賢一

BBC(原作はブラック・ブック・クラブ、アニメ版はブラック・ブラック・クラブの略)と呼ばれる富裕層がメンバーの賭博団体に属する宝石商。
5年前に左京の売買ルートから横流しで雪菜を手に入れ、あらゆる拷問で涙を流させ氷泪石を手に入れ、そのお金で闇の世界をのし上がっていく。
財産は66兆2000億(アニメ版では72兆3500億)ある。
雪菜を助けに来た幽助たちを侮っていたが、戸愚呂兄弟から幽助たちの活躍を聞かされ、BBCメンバーで賭けを行って1人勝ちしようと目論む。
しかし左京も幽助たちの事を知っていたため左京のワンマンゲームになり、幽助・桑原が戸愚呂兄弟と戦う最終戦では、左京が幽助たちが勝つ事に垂金の財産である66兆2000億(アニメ版では72兆3500億)をかける。
垂金は戸愚呂が勝つ事に賭けたが戸愚呂兄弟が負けてしまい、66兆2000億(アニメ版では72兆3500億)を失い、雪菜も奪還される。
はじめは雪菜を連れて逃げようとしたが、現れた飛影に殴られ、アニメ版ではさらにボコボコにされる。
その後垂金は錯乱状態にあったが、本来の雇い主である左京の命令により戸愚呂兄弟の手で殺害。
容姿や人柄を、幽助には「妖怪よりも妖怪みたいな顔」(アニメ版「妖怪よりも酷い容姿」)、桑原には「薄汚い腐れ外道」、戸愚呂弟には「良い死に方できない」、左京には「ゴミ」と揶揄された。
BBCメンバーには戸愚呂兄弟戦の賭けで負けた際に「次回があれば呼んでほしい。いや、破産したからもう出来ないか」「面白い余興だったよ」と笑われた。

『幽☆遊☆白書』暗黒武術会編の主な登場人物・キャラクター

六遊怪チーム

浦飯チームが最初にあたったチーム。
メンバーは「酎」「鈴駒」「呂屠」「是流」「威魔陣」「牙王」の六人。
繁華街をぶらぶらしていたところをスポンサーの「権田原助造」にスカウトされた。
メンバー選考と順番は全てジャンケンで決めており、チーム一の実力者である酎が補欠、リーダーの是流が中堅になった。
一回戦で鈴駒と桑原が戦い、鈴駒が勝利。
二回戦で呂屠と蔵馬が戦い、蔵馬が勝利。
三回戦で是流と飛影が戦い、飛影が勝利。
是流が負けた事で逃げ出した残りメンバー・威魔陣と牙王を酎が粛清し、酎が補欠から上がる。
四回戦で幽助と酎が戦い、幽助が勝利。
三勝一敗で浦飯チームの勝利となった。
権田原はBBCのメンバーでもあり、六遊怪チームに全財産を投資していたため破産。その後は不明。

鈴駒と酎は試合後も再登場があり、魔界統一トーナメント編でも登場。

鈴駒(りんく)

CV : 近藤玲子/松井恵理子(100%本気バトル)

暗黒武術会・六遊怪チーム先鋒。
小柄な身体を活かした素早い身のこなしで敵を翻弄、8つの『魔妖妖(デビルヨーヨー)』に自身の妖気を通わせて自在に操る。
魔界統一トーナメント編のアニメ版では足の指も使い計16個の魔妖妖を操えるようになった。
浦飯チームとの戦いでは桑原と当たり、桑原の曲がる霊剣によって相打ちになり共に場外に飛ばれるも、魔妖妖で桑原を場外に拘束してカウント勝利した。
アニメ版では鈴駒が他の妖怪に苛められていた所を酎に助けられた、という二人の出会いのエピソードが描かれている。
性格は桑原をおちょくるなど小生意気な部分もあるが、未熟で子供らしい面も持つ。
その後は、浦飯チーム対裏御伽チームの試合中、霊光玉の試練を受けて眠っていた幽助と幽助を見守っていた螢子が妖怪に襲われたところを、鈴句・酎・凍矢・陣の4人で助け再登場する。
戸愚呂戦を酎たちと観戦し、戸愚呂の妖気にあてられ苦しむが、酎のアドバイスと怒りと悲しみの力に目覚めた幽助の霊気によって助かる。
魔界統一トーナメント編では、蔵馬の誘いから幻海の元で修行し、S級妖怪に成長。
トーナメントでは予選を勝ち抜き、本選一戦目で女妖怪「流石」とあたり敗北。
原作では事前に流石に魅了されており、試合終了後に流石と付き合う事になった。

酎(ちゅう)

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レベルE(LEVEL E)のネタバレ解説・考察まとめ

レベルE(LEVEL E)のネタバレ解説・考察まとめ

「レベルE」とは1995年から1997年まで週刊少年ジャンプにて掲載された作品で、作者は冨樫義博。前作は幽☆遊☆白書であり、この漫画は冨樫義博の3作目の作品である。 山形県を舞台に、頭は宇宙一切れると称されるが性格が悪いドグラ星のバカ王子を中心に物語が進んでいく。彼に振り回されるのは主に地球人の筒井雪隆、バカ王子の側近のクラフト隊長である。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のネタバレ解説・考察まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のネタバレ解説・考察まとめ

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)とは、1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている日本の漫画作品。原作は幽遊白書などでお馴染みの冨樫義博。くじら島に住む少年ゴン=フリークスは、居ないと思っていた父親が優秀なハンターであることを知り、強い憧れを抱く。そしてゴンはハンターを目指し、くじら島を旅立つ。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の念能力・必殺技まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の念能力・必殺技まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは1998年に連載が開始された冨樫義博氏が描く少年漫画である。 くじら島出身の少年、ゴン=フリークスが、父親であるジン=フリークスを追い求める冒険の中での様々な人との出会い成長していく。熱いバトルが繰り広げられる冒険譚である本作品を楽しむためにはかかせないのが念能力の存在。念能力は作中に登場する特殊能力で、その方向性によっていくつかの系統に分けることが可能である。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画作品、及びそれを原作とした映画やアニメなどのメディアミックス作品である。 父親であるジンを探すため、そして憧れていたハンターになるためにゴンは旅に出る。その先で、キルア、クラピカ、レオリオという仲間と出会い、ゴンは様々な冒険を繰り広げる。 「幻影旅団」とは、A級賞金首達が集う盗賊集団である。敵キャラでありながらも個性的な面々が集う幻影旅団は、ファンからも深く愛されている。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。あらゆる物を追い求めることに生涯を捧げる職業「ハンター」となり、最高のハンターと称される父ジンを探す少年ゴンと仲間たちの冒険を描く。「グリードアイランド」は、ジンが仲間たちと作ったゲームソフト、並びにその中に登場する島の名前である。オーラと呼ばれる生命エネルギーを操れる念能力者(ねんのうりょくしゃ)しかプレイできない。プレイヤーはゲームの世界に入り、特定のカードを集めてクリアを目指す。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のハンター文字まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のハンター文字まとめ

『HUNTER×HUNTER』は1998年から『週刊少年ジャンプ』にて連載される、冨樫義博による少年漫画。父親を探してハンターになった主人公・ゴン=フリークスの活躍を描いた作品であり、詳細に作りこまれたキャラクターや世界観が特徴となっている。 本作の世界ではハンター文字という特有の文字が使用されている。背景に書かれたハンター文字がしっかりと意味のあるものになっているため、作品の世界観をより理解しようとハンター文字の解読をするファンも存在する。

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レベルE(LEVEL E)の宇宙人種族まとめ

レベルE(LEVEL E)の宇宙人種族まとめ

『レベルE』とは、冨樫義博による宇宙人を題材とした漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。 ある日、天才的な頭脳を持ちながら、人が真剣に悩んだり苦しんだりする姿を見るのが大好きな宇宙人・バカ王子が地球へやって来る。バカ王子は様々な悪戯を繰り広げて周囲の人間を困らせていく。 この作品では様々な宇宙人が地球に来訪している。登場する宇宙人には、冨樫義博らしく綿密でユニークな設定がつけられており、それが人気の要因の1つになっている。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の特質系能力者まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の特質系能力者まとめ

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』とは『週刊少年ジャンプ』で連載している冨樫義博による少年漫画である。主人公のゴン=フリークスが父親を探すため、怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣など、稀少な事物を追求することに生涯をかける「ハンター」になり、様々な冒険をする物語だ。ハンターは仕事柄、未知の領域に踏み込むことが多いため、念能力という特殊な能力を身につけている。その中でも特質系と呼ばれる系統は他に類のない特殊な能力で、特質系に分類される能力者はとても少ない。

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