子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)
『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。
【スタンド名】T-レックス→ミスター・プレジデント
【能力】宝石のついた鍵とワンセット。甲羅部分に鍵を埋め込むことで能力が発動。甲羅の内部にリビング程度の広さを持った空間を出現させます。
【登場】第五部
イタリアのギャング団のボスの娘、トリッシュを護衛する為遣わされた亀です。内部にソファやテレビがありますが、これは備え付けではなく「ボスが気を使って入れてくれたもの」らしいです。狭所に潜り込めますし、敵も亀のスタンド使いなんて予期していないし、目的地まで安全に行けると思いきや、結局バトルに発展。亀自身はバトルに参加しませんでしたが、ポルナレフの「シルバー・チャリオッツ」が進化した「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」の影響でポルナレフと体が入れ替わる事態に。
最終的に彼自身の魂は元の体に戻りますが、「亀の中も居心地が良い」としてポルナレフと同居することになります。能力的に戦闘向きじゃないと言うのを抜きにしても、バトル参加に巻き込まれつつ生き残った非常にレアなスタンド使いです。名前は画集『JOJO A GOGO』より。スタンド名に関しては、『ジャンプ』本誌の質問コーナーにて作者の荒木先生が「T-レックス」の名を提案していました。
カルネ(死人)
【スタンド名】ノトーリアスB・I・G
【能力】スピードに反応して攻撃¥。スタンドのビジョンは小さいものの、人間、スタンド、燃料とあらゆるエネルギーで成長。船を沈没させる(穴を開ける)ほどの力を持ちます。
【登場】第五部
このスタンド使いの「異色」な所は「本体の死後発動する」という、「どうやって確認したんだ」と言いたくなる発動条件。恨みがエネルギー源らしく、本体、カルネ氏は銃で撃たれまくるという苦痛を伴う方法でお亡くなりになりました。本体が死んでいるため倒しようがないとして、ジョルノ一行の乗っている飛行機から落とされます。以降はティレニア海を漂いつつ、波しぶきや船を攻撃。スタンドを知らない一般人から「ティレニアの胃袋」と呼ばれ都市伝説化しました。
ディアヴォロ/ヴィネガー・ドッピオ(多重人格者)
出典: jojo-buff.net
【スタンド名】キング・クリムゾン
【能力】数十秒ほど時間消すこと。過程ではなく結果だけが残る能力で、「いつの間にか水を飲んでいた」「いつの間にかチョコを食べていた」と言った事態が起こります。
消された時間を意識し、移動もできるのは本体のディアヴォロのみで、能力使用時には攻撃を受けることもありません。半面攻撃をすることもできないため、決して無敵の能力と言うわけでもないようです。
【登場】第五部
【スタンド名】エピタフ
【能力】数十秒ほど先の未来を見ること。キング・クリムゾンの額に着いた顔がエピタフです。これは未来予知でもありますが、自分に都合の悪い運命を避けることも可能。ただ、「こんなことが起きる」と言う映像が移るのみで、どんな家庭を踏んでそうなるのかなどは体験するまで分かりません。
【登場】第五部
ジョルノたちの所属する組織のボスであり、倒すべき相手。
自分が安全である為だけに娘をさらい、殺害しようとしました。
過程よりも結果を重視する性格で、この能力が発動したのではないかとの考察あり。多重人格と書きましたが、ディアヴォロ時とドッピオ時は年齢も人相もまるで別人になります。
最終的にドッピオは死に、ディアヴォロはジョルノの得た新たな能力で「永遠に死に続ける(真実にたどり着けない)」という無間地獄に突き落されました。
エンポリオ・アルニーニョ(子供)
【スタンド名】バーニング・ダウン・ザ・ハウス
【能力】拳銃や食べ物などの「物体」が幽霊化した物を操れます。飽くまで幽霊でしかないため、「生前」と同じ性能は期待できません。拳銃の幽霊は脅すだけで殺傷能力はなく、食べ物の幽霊は味がするだけでのどからすり抜けるように零れ落ちていきます。
【登場】第六部
刑務所で囚人の母親から生まれて、以来ずっと隠れ住んでいる少年。刑務所内の図書室で本を読んでいたため非常に物知りです。焼け落ちた音楽室で寝泊まりしていました。第六部の敵、プッチ神父との戦いの時「希望」として逃がされますが、神父の能力「メイド・イン・ヘブン」で時が加速し続け地球が滅亡、新たな地球(一巡りした宇宙)に到達します。神父を倒すことには成功するものの、仲間だった除倫も皆死んで、完全なる独りぼっち。と思いきや、「生まれ変わり」のような存在に会うことができました。
フー・ファイターズ(プランクトン)
【スタンド名】フー・ファイターズ
【能力】プランクトンを銃弾のように飛ばしたり、傷口を塞いだりします。
【登場】第六部
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目次 - Contents
- 第六部までの「スタンド」基礎知識
- 発動条件
- イギー(犬)
- フォーエバー(猿)
- ペット・ショップ(鳥)
- マニッシュ・ボーイ(赤ん坊)
- ボインゴ(子供)
- 虫食いと虫食いでない方(ネズミ)
- 静・ジョースター(赤ん坊)
- 大柳賢(小学生)
- 吉良吉廣(幽霊)
- 支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(宇宙人?)
- 猫草/ストレイ・キャット(猫と植物?)
- ココ・ジャンボ(亀)
- カルネ(死人)
- ディアヴォロ/ヴィネガー・ドッピオ(多重人格者)
- エンポリオ・アルニーニョ(子供)
- フー・ファイターズ(プランクトン)
- スポーツ・マックス(ゾンビ)
- 緑色の赤ん坊(赤ん坊?)
- 職人魂の果て能力開花したとされるスタンド使いたち
- 辻彩
- トニオ・トラサルディー
- 能力を操り切れていないスタンド使いたち
- 空条ホリィ
- 鋼田一豊大
- 乙雅三
- まとめ