食蜂操祈(とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲)の徹底解説・考察まとめ

食蜂操祈(しょくほうみさき)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の登場人物。また、スピンアウト漫画『とある科学の心理掌握(メンタルアウト)』の主人公である。名門の常盤台中学に君臨する女王様で、学園都市第5位の超能力者(レベル5)。能力は学園都市最強の精神系能力「心理掌握(メンタルアウト)」。わがままな女王様気質だが、取り巻きに手を出すものには容赦しないトップの器も兼ね備えている。

食蜂操祈の概要

食蜂操祈(しょくほうみさき)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の登場人物。また、スピンアウト漫画『とある科学の心理掌握(メンタルアウト)』の主人公である。名門の常盤台中学に君臨する女王様で、学園都市に7人しか存在しない「レベル5」で、学園都市第5位の超能力者。学園都市最強の精神系能力「心理掌握(メンタルアウト)」を有する、最強の精神系能力者である。同じく常盤台中学に在籍しているレベル5の御坂美琴が派閥を持たないのとは正反対に、常盤台内部の最大派閥を率いている。

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食蜂操祈のプロフィール・人物像

年齢:14歳
身長:168cm

CV:浅倉杏美

学園都市屈指のお嬢様学校である名門「常盤台中学」の2年生。学園都市第5位の超能力者(レベル5)。常盤台中学最大派閥に君臨する女王様で、長い金髪に中学生離れしたプロポーションを誇る。また、瞳には十字形の星があるが生まれつきとのこと。性格はややわがままな女王様気質で、お人よしとは程遠いが、冷たい人物ではない。自身の派閥や取り巻き達への面倒見はよく、慈善事業にも積極的である。
能力は精神系能力「心理掌握(メンタルアウト)」。記憶の読心・人格の洗脳・念話・想いの消去・意思の増幅・思考の再現・感情の移植など、精神に関するさまざまな能力を一手に引き受けて使いこなすことが可能。能力を使用する際には多数のリモコンを使って操作しており、能力によりリモコンを使い分けている。
食材マニアであり、基本的にオーガニック料理しか口にしないため、ラーメンなど庶民的な料理の食べ方に疎い。また、レベル5の中では物理的な能力を持たない頭脳派だが、常に他人任せで自分では動かないため、極度の運動音痴である。

食蜂操祈の能力

心理掌握(メンタルアウト)

記憶の読心・人格の洗脳・念話・想いの消去・意志の増幅・思考の再現・感情の移植など、精神に関するあらゆる能力を使用できる学園都市最強の精神系の能力。脳内物質の分泌、および血液や髄液の配分制御といった脳内の液体を操っているため、水力操作系の能力である。能力の自由度が高すぎるため、多数のリモコンを持ち歩き、使用する能力によってリモコンを使い分けている。

食蜂操祈の来歴・活躍

エクステリア計画

本編が始まるよりも数年前、食蜂は「才人工房(クローンドリー)」という学園都市暗部の研究機関に所属していた。この組織の目的は、天才や偉人を人工的に生み出すこと。しかし研究員たちは天才を人工的に生み出すよりも天才を洗脳する方が早いと考え、食蜂の「心理掌握」を利用したエクステリア計画が始まった。
この計画は、食蜂の大脳皮質の一部を切り取って培養し、肥大化させた「外装代脳(エクステリア)」を使って、食蜂以外の人間でも「心理掌握」が使えるようにするという計画だった。「外装代脳」は、表向きは食蜂操祈の「心理掌握」を増幅、拡張するブースターでだったが、実は登録した人間の「心理掌握」の行使を可能とするための装置である。
このように、自身を利用しようとする研究員たちと幼い頃から付き合ってきたために、食蜂は他人との協力や信頼などに関して懐疑的になっている。しかし研究機関には「ドリー」という食蜂の大切な友達もいた。ドリーは御坂美琴のクローンである妹達(シスターズ)の0号(プロトタイプ)であり、見た目は御坂に瓜二つだった。ドリーには「みーちゃん」という友人がいたが、彼女と引き離されたために食蜂があてがわれた。食蜂は能力を使ってドリーに自分のことをみーちゃんだと認識させていたが、それでも2人は確かな友情をはぐくんでいた。
そのうち、クローンであるドリーは肉体の限界を迎えてしまう。ドリーが命を落とすとき、ようやく食蜂は自分のことを「食蜂操祈」と名乗る。そしてドリーが亡くなった後、研究員たちを洗脳して「才人工房」を解体し、エクステリア計画を台無しにさせたのだった。
その後、組織ごと乗っ取った食蜂は、その後も隠れ家や支援要因として組織をいいように扱っている。

大覇星祭(だいはせいさい)

学園都市で大規模な体育祭・大覇星祭(だいはせいさい)が開幕する。大覇星祭では能力の使用が推奨されているため、競技中はあらゆる超能力が飛び交う超能力バトルとなる。
しかしその初日、御坂と間違われて競技・バルーンファイトに参加していた「妹達(シスターズ)」の10032号が、何者かの攻撃を受けて消息を絶った。

翌日、10032号を探していた御坂は、この事件に食蜂が関与していることを知る。しかし同時に、友人である黒子、初春、佐天が食蜂の「心理掌握」によって御坂の記憶を消されてしまった。
食蜂派閥と共に行動することを余儀なくされ、身動きが取れない美坂は、続いて出場したペア競技で婚后光子(こんごうみつこ)に協力を仰ぐ。しかし婚后は「妹達」確保に動いていた暗部組織のメンバーである馬場芳郎(ばば よしお)に襲われる。その後・御坂は馬場をリタイアさせるものの、今度は馬場と関わりがある少女・警策看取(こうざくみとり)が、初春と美琴の母・美鈴(みすず)を人質に「妹達」の居場所を教えるように迫る。
警策は黒子の助けによって退けることができたものの、婚后は負傷。激しい後悔と怒りを覚えた御坂は食蜂派閥を振り切って敵のもとへと向かう。
ついに食蜂と対峙する御坂だったが、実は食蜂は10032号を保護していた。そして食蜂の口から、美琴の排除と「妹達」の捜索をしている勢力があることを聞かされたのだった。

「妹達」を狙っていたのは黒幕は、「絶対能力者進化(レベル6シフト)計画」の提唱者でもある木原幻生(きはらげんせい)だった。食蜂はかつて友人だったドリーと同じ顔をした妹達を守るため、ひそかに動いていたのだった。
食蜂と御坂は、10032号を匿っている研究所へと向かった。そこは、かつて「才人工房」が「心理掌握」の能力を誰でも使えるように開発した「外装代脳」が存在する場所だった。しかし木原に「外装代脳」を乗っ取られ、ミサカネットワークにウイルスを撃ち込まれてしまう。木原の目的は、御坂をレベル6へ進化させることだったのだ。
リミッター解除コードを狙う木原を足止めしようとする食蜂だったが、「心理掌握」が効かない木原に苦戦を強いられる食蜂。最後の賭けに、リミッター解除コードと自壊コードの自分自身の認識を入れ替え、木原を罠にはめることに成功する。こうして木原を倒した食蜂は、その頭の中をのぞくことで妹達に打ち込んだウィルスのワクチンの情報を読み取り、妹達を助けたのだった。

食蜂操祈の関連人物・キャラクター

上条当麻(かみじょうとうま)

本作の主人公。学園都市に住む無能力者(レベル0)の高校1年生の少年。右手には生まれつき「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という能力が宿っている。偶然インデックスに出会い、インデックスを自身の学生寮に住まわせる。基本的に気だるげな態度で怠惰な性格をしているが、その一方でその心根は熱く、困っている人がいれば誰であろうと助けようとするお人よし。

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御坂美琴(みさかみこと)

本編のヒロインの一人で、外伝作品の主人公。常盤台中学に通っている中学2年生。学園都市最強の称号のレベル5の超能力者であり、第3位の能力「超電磁砲(レールガン)」を持つ。上条のことが気になる存在であるが、素直でない性格が災いし、積極的な女キャラと当麻が仲良くしているのを見てヤキモチを焼くことが多い。

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食蜂操祈の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「これは警告。私の縄張りで(テリトリー)に手を出したらただでは済まないっていう……ね」

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