インデックス(とある魔術の禁書目録)の徹底解説・考察まとめ

インデックスとは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の登場人物の一人であり、本作のメインヒロイン。イギリス清教第零聖堂区「必要悪の教会(ネセサリウス)」に所属するシスターであり、魔術師。本名や年齢などは不明。10万3000冊の魔道書を記憶する「禁書目録」という過酷な役割を担っている。幼い容姿と見た目の通りの幼さの残る性格をしているが、自身の壮絶な宿命を笑って受け入れる芯の強さや優しさを持つ。日本へやってきてからは上条の部屋に居候している。

インデックスの概要

インデックスとは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の登場人物の一人であり、本作のメインヒロイン。イギリス清教第零聖堂区「必要悪の教会(ネセサリウス)」に所属する見習いのシスターであり、魔術師。本名や年齢などは不明。魔法名は「Dedicatus545(献身的な子羊は強者の知識を守る)」。一度見聞きしたことは忘れない「完全記憶能力」を持っており、その能力によって10万3000冊の魔道書を記憶する「禁書目録」という役割を担っている。幼い容姿と見た目の通りの幼さの残る性格をしているが、自身の壮絶な宿命を笑って受け入れる芯の強さや優しさを持つ。
ロンドンにある聖ジョージ大聖堂で育ったが、物語開始時点より1年ほど前に記憶を失っており、日本へやってきてからは上条に救われ、彼の部屋に居候している。語尾に「~なんだよ」、「~かも」をつけて喋るのが口癖で、上条の名前を呼ぶ際はひらがなの「とうま」表記になる。

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インデックスのプロフィール・人物像

正式名称:Index-Librorum-Prohibitorum(ラテン語で禁書目録の意)
年齢:不明(見た目は14~15歳程度)
身長:148㎝
髪の色:銀
目の色:緑色
魔法名:「dedicatus545(献身的な子羊は強者の知識を守る)」

CV:井口裕香

イギリス清教「必要悪の教会」に所属する見習いシスター。本名や年齢などは一切が不明で、外見から年齢は14歳前後とみられる。一度見聞きしたことは本人の意思に関係なく瞬時に記憶する「完全記憶能力」を持ち、10万3000冊の魔道書を記憶する「魔道書図書館」としての役目を担っている。あらゆる魔術のデータベースとして利用されていたため、近代魔術師に狙われるようになり、逃げる目的で日本の学園都市へやってきた。見た目も幼いが性格はそれ以上に幼く、わがままな面が目立つが、日本に来るまでの記憶を失っていることが影響していると考えられる。主人公である上条がさまざまなヒロインとフラグを立てるため、やきもちからか、たびたび作中で上条に噛みついている。また、見た目に似合わず大食漢で、空腹が満たされないと機嫌が悪くなる。

インデックスの能力

完全記憶能力

一度見聞きした事柄は瞬時に覚え、絶対に忘れないという特殊能力。本人の意思にかかわらず視界に入ったり耳に挟んだどんな些細な物でも全て記憶してしまう。この能力は魔術や超能力ではなく本人の体質によるものだが、インデックスが生まれつき持っていたかどうかは不明である。また、完全記憶能力によって他者の動きを理解することはできても、体格が伴っていないため、スポーツや格闘技などに活かすことはできない。

魔道書図書館

完全記憶能力により、10万3000冊の魔道書を記憶する「魔道書図書館」の役割を担っている。世界中のあらゆる魔術の知識を保有しており、基本的にどのような魔術であってもその構造を理解し、弱点を見破ることが可能。

自動書記(ヨハネのペン)

禁書目録の防御機能。教会側がインデックスの裏切りを恐れて彼女に「首輪」と共にかけられている魔術。彼女の中の魔術書が危機に瀕した際や、インデックス自身の命の危機などに応じて自動的に起動する。インデックスの人格を乗っ取り、10万3千冊の魔道書の知識を総動員し、相手の能力を分析したうえで圧倒的な魔術でなぎ払う。

インデックスの来歴・活躍

上条当麻との出会い

自身を狙う近代魔術師から逃れるために日本の学園都市へ迷い込んでしまったインデックスは、上条当麻の家のベランダに引っかかっていたところを上条に助けられる。インデックスは1年に1度記憶を消去しなければ記憶領域のキャパシティ越えで死んでしまうはずだったが、上条がインデックスを記憶消去の宿命から救うために奔走。その結果、インデックスは助けられたが、代わりに上条は記憶喪失になってしまった。さらに上条がインデックスの枷である「首輪」を破壊したことにより、イギリス清教は彼を禁書目録の管理人(足枷)とみなし、インデックスはそのまま上条家の居候となった。
その後、過去にパートナーであったアウレオルスが起こした三沢塾での事件に巻き込まれたり、魔道書を狙う闇咲逢魔に誘拐されるものの、上条によって救い出される。

クーデターと第三次世界大戦

祖国であるイギリスからの「禁書目録召集令状」に応じ、上条と共にイギリスに向かったインデックス。ロンドンでオリアナと共に「新たなる光」を追跡していたが、その最中に第二王女キャーリサと騎士派が起こしたクーデター「ブリテン・ザ・ハロウィン」に巻き込まれる。インデックスらは第三王女ヴィリアンと協力してバッキンガム宮殿に乗り込み、イギリス王室に代々伝わる本物の霊装である「カーテナ=オリジナル」の供給源を断つことに成功。バッキンガム宮殿でキャーリサと戦争になるが、インデックスは「強制詠唱」によってカーテナ=オリジナルの制御を一時的に奪い、勝利に貢献した。
しかしクーデター終結後、「遠隔制御霊装」の存在が明らかになる。これはインデックスの首輪以外に用意された安全装置であり、「自動書記」を外部から干渉・操作するものである。遠隔制御霊装を使用すればインデックスの持つ知識をいくらでも引き出せるが、原典が汚染を受ける危険がある。この遠隔制御霊装を「神の右席」の右方であるフィアンマが強奪したことにより、インデックスの身が脅かされることになる。インデックスは意識を失い、上条はインデックスを救うために第三次世界大戦が勃発したロシアへと向かった。
その後、霊装越しの上条との会話によって彼が記憶喪失であることを知るが、インデックスは「いつものとうまが帰って来ればそれでいい」と受け入れる。そして「ベツレヘムの星」内での戦いで上条がフィアンマを倒し、遠隔制御霊装が破壊されたことにより、インデックスは解放され、目覚めるのだった。

インデックスの関連人物・キャラクター

上条当麻(かみじょうとうま)

本作の主人公。学園都市に住む無能力者(レベル0)の高校1年生の少年。右手には生まれつき「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という能力が宿っている。偶然インデックスに出会い、インデックスを自身の学生寮に住まわせる。基本的に気だるげな態度で怠惰な性格をしているが、その一方でその心根は熱く、困っている人がいれば誰であろうと助けようとするお人よし。

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風斬氷華(かざきりひょうか)

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