遊佐浩二(声優)の徹底解説まとめ

遊佐浩二(ゆさ こうじ)とは、京都府出身の男性声優である。さまざまなアニメで、二枚目、クール、狂気的、軽薄など多様なキャラクターを演じており、人気を集めている。演じるキャラクターには、京都弁や中国系の役も多い。代表的なキャラクターとして、『PAPUWA』のアラシヤマ、『BLEACH』の市丸ギン、『弱虫ペダル』の御堂筋翔、『鬼灯の冷徹』の白澤、『銀魂』の東城歩、『来世は他人がいい』の鳥葦翔真などが挙げられる。

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遊佐浩二の人物像・特徴

出生地:京都府京都市伏見区淀
生年月日:1968年8月12日
血液型:B型
身長:173 cm

遊佐浩二(ゆさ こうじ)とは、京都府出身の男性声優である。方言は関西弁。元妻は声優の三橋加奈子。
子供の頃は京都競馬場の近くに住んでおり、世間を斜めに見るような可愛げのない子供であったという。中学生の頃から声優を目指すようになるが、以前から仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズの『マジンガーZ』、『ルパン三世』など、声での演技に憧れていた。大学卒業後、勝田声優学院第7期生を経て、1993年、25歳で声優デビュー。
主にアニメやドラマCD、洋画の吹替などを中心に活動しているが、情報番組のナレーションを担当することもある。アニメでは、二枚目、クール、狂気的、軽薄など多様なキャラクターなどを演じており、人気を集めている。演じるキャラクターとして、京都弁や中国系の役も多い。代表的なキャラクターとして、『PAPUWA』のアラシヤマ、『BLEACH』の市丸ギン、『弱虫ペダル』の御堂筋翔、『鬼灯の冷徹』の白澤、『銀魂』の東城歩、『来世は他人がいい』の鳥葦翔真などが挙げられる。洋画では、キリアン・マーフィーの吹き替えを多く担当している。
自他共に認めるSだが、階段から落ちるなどうっかりとした面もあるという。酒が好き。基本的に毎晩飲む。焼酎党。Sである。二日酔いのときは、野菜サンドとコーラが定番になっている。
子安武人も、「他の人(声優)達から『遊佐くんは飲むとすごいよ』と聞かされていたが、実際すごかった」と話している。また、「変態」とも言われていた。腰フェチであり、特に腰から尻にかけてのラインが好きとのこと。
昔、仕事に対することで伊藤健太郎と激しく論争を繰り返したことがあるが、それがきっかけで家族ぐるみの付き合いをするほど仲良くなった。
司会やトークの上手い声優の1人で、他人のコメントに上手くツッコミを入れてトークを盛り上げ、絶妙な話題の振り方や切り込み方で、相手がちょうどいい位に困るレベルで質問を投げかけ、その場を完全に支配してしまう。トークの切り回しは同業者に「笑いながら毒を吐く」、「味方も斬る」とまで言われるいわゆるS的なもの。誉めているかと思わせてけなし、愚痴も笑いにつなげる流れるようなトークは他の人には誰にも真似できない。
愛犬はロングコートチワワの「ぎんが」。 アフレコ現場には完璧にキャラクターを作り上げて来たり、ナレーションは臨場感たっぷり、という仕事ぶりの遊佐だが、家に帰れば愛犬ぎんがに対して可愛さのあまり言葉と言えない言葉を発してたり、寝起きの電話では自分の名前を噛んでクライアントを絶句させたり、ダメなところも多い。そういう時には、「言葉を操る仕事なのに」とかなり凹むという。
コーヒーより紅茶派である。コーヒーは学生時代によく飲んでいた。
2007年にウラタロス役を演じた『仮面ライダー電王』で手がけた後期主題歌『Climax Jump DEN-LINER form』はオリコンで第2位にランクインし、その功績が認められ電王の共演者と共に第2回声優アワードでシナジー賞を受賞した。
2008年、顔出しで友情出演した『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』では40代手前ながら高校生役を演じた。艶のある声質でエロい声と表現され、歌っている動画では「エロ音痴」と言われる事がある。
いつでも長袖を身に着けているが、その訳は紫外線アレルギーの為。少しの時間でも直ぐ腕に湿疹が出てしまう。顔は「面の皮が厚いから大丈夫」だそう。
かなりの高所恐怖症で、高いところから落ちる夢を頻繁に見る。子供の頃から特によく見るのは東京タワーの上から落ちるという夢で、最近は落ちる直前に、ふわふわと浮かんでいるがちっとも飛ばない乗り物に乗る夢が多いとのこと。

遊佐浩二の出演作品・キャラクター

テレビアニメ(1990年代)

『超者ライディーン』

『超者ライディーン』(1996年10月2日~1997年6月25日)では、メインキャラクターの一人である鳥飼銀牙(とりかい ぎんが)を演じる。銀牙が変身するライディーン戦士であるライディーン・アウルの声も担当している。

『星方天使エンジェルリンクス』

『星方天使エンジェルリンクス』(1999年4月7日~1999年6月30日)では、ニコラを演じた。

テレビアニメ(2000年代)

『ソニックX』

『ソニックX』(2003年4月6日~2004年3月28日)では、ソニックの永遠のライバルであるシャドウ・ザ・ヘッジホッグを演じた。

『PAPUWA』

『PAPUWA』(2003年9月30日~2004年3月30日)では、ガンマ団の刺客でシンタローの好敵手であるアラシヤマを演じた。その他、キムラ、長良川の鵜なども演じている。

『Get Ride! アムドライバー』

『Get Ride! アムドライバー』(2004年4月5日~2005年3月28日)では、人気ナンバーワンのユニット「シーンユニット」のリーダーであるシーン・ピアースを演じた。

『BLEACH』

『BLEACH』(2004年10月5日~2012年3月27日)では、三番隊隊長であり藍染の片腕である市丸ギン(いちまる ギン)を演じた。

『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』

『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』(2004年4月6日~2004年9月28日)では、「寛永御前試合編」に登場する陸奥天斗(むつ たかと)を演じた。その他、朝之助、藤吉なども担当している。

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』(2004年10月6日~2008年3月26日)では、ヒロインである明日香の兄・天上院吹雪(てんじょういん ふぶき)を演じた。吹雪のダークネス状態であるダークネス吹雪も遊佐が演じる。

『アイシールド21』

『アイシールド21』(2005年4月6日~2008年3月19日)では、賊学カメレオンズのラインバッカー(LB)兼クォーターバック(QB)である葉柱ルイ(はばしら ルイ)を演じた。その他、三宅成、サイモンなども担当している。

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