イゴール(ペルソナ)の徹底解説・考察まとめ
イゴールとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』に登場するキャラクターである。『ペルソナ』シリーズ全作品に登場しており、ペルソナ使いである主人公達の活動を手助けしていく役を担っている。1・2ではフィレモンと呼ばれる人物に従っている存在だったが、『ペルソナ3』以降では、不思議な青い部屋・ベルベットルームの主として登場するようになる。長い鼻が特徴のキャラクターとなっており、公式にてネタとしていじられてもいる。
2枚ディスクで構成されている『ペルソナ2』において、両ディスク共にメインキャラクターとして登場するペルソナ使いの女性。2枚目のディスク『ペルソナ2 罰』では、主役を務めている。
『ペルソナ2』の舞台である「珠閒瑠市」にある「キスメット出版社」で発行されているティーンズ向け情報誌「クーレスト」の編集記者。非常に明るい性格の女性で、「レッツポジティブシンキング」を合言葉に、どんな事にも前向きに取り組んでいる。ただし家事だけはどう足掻いても上手くいかないらしく、珠閒瑠市探索中に彼女が住むアパートに訪問すると荒れ放題となっている部屋を見る事ができる。
『ペルソナ2 罪』の世界線では、本編開始より10年前に放火事件に巻き込まれた経験があり、炎に対して強い恐怖心を持っている。『ペルソナ2 罰』においては、事件そのものがない世界線の物語になっている為、炎への恐怖はない。
イゴールとはペルソナ使いとして、珠閒瑠市で起こる異変や自分の事を狙ってくる怪人「ジョーカー」に関する手がかりを探る為に市内を奔走中に、たまたま足を踏み入れたベルベットルームにて出会う。以降はペルソナ使いとして、イゴールの手助けを借りながらの活動を行っていく。
P3主人公・P3主人公(女)/キタロー・ハム子
『ペルソナ3』の主人公。プレイヤーの分身にあたるキャラクターである事から、ゲーム内での公式ネームは存在しない。ファンからの愛称は、男版主人公(P3主人公)が「キタロー」、女版主人公(P3主人公(女))が「ハム子」となっている。『ペルソナ3』発売当初はP3主人公しか存在しなかったが、後に発売されたPSP版リメイク『ペルソナ3 ポータブル』にて、P3主人公(女)が追加された。
様々なペルソナを使いこなせる「ワイルド」と呼ばれる力を持っており、ペルソナ使いの集団である特別課外活動部(S.E.E.S.)の現場リーダー、指揮官を務めている。幼い頃にとある研究所で起きた爆発事故に巻き込まれる形で両親を亡くしている。
イゴールとは物語冒頭、入寮する事になった学生寮「巌戸台分寮(いわとだいぶんりょう)」の入り口にて、謎の少年・ファルロスから渡された契約書に名前を書いた事をきっかけに、「客人」として足を踏み入れられるようになったベルベットルームにて出会う。以降、ペルソナ使いとしてイゴールの手を借りながら活動を行っていくようになる。
P4主人公/番長
P4主人公とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の4作目の主人公である。愛称は「番長」。様々なペルソナを使いこなしながら、「自称特別捜査隊(略:特捜隊)」のリーダーとして、『ペルソナ4』の舞台である「八十稲羽市(やそいなばし)」で起きる連続殺人事件の真相を探っている。
イゴールとは、物語冒頭にて「夢」を通じて足を踏み入れたベルベットルームで出会う。その後、ペルソナ使いの仲間達と特捜隊を結成してしばらくした後に、改めて八十稲羽市内にあったベルベットルームの入り口に気づき、そこから部屋に入った事で再会する。以降、ペルソナ使いとしてイゴールの手助けを借りながら、特捜隊としての活動を行っていく事になる。
P5主人公/ジョーカー
『ペルソナ5』の主人公。他のペルソナ使いには存在しない、複数のペルソナを使いこなせる「トリックスター/ワイルド」と呼ばれる能力を持っており、「心の怪盗団」のリーダー兼切り札として活躍している。
ある夜、酔った男に絡まれていた女性を助けようとしたところ、男に恨まれ傷害の濡れ衣を着せられることになってしまう。「保護観察処分」となった彼は地元に居られなくなり、周囲のほとぼりが冷めるまで東京にいる両親の知り合いのもとへ預けられる事になる。そうして東京にやってきてしばらくしたある日、P5主人公は夢を通じて青い監獄「ベルベットルーム」に招かれる。そこで監獄の主であるイゴールと知り合い、そこで彼から近い未来に「破滅」が待ち受けている事を教えられる。それをどうにかするには「自由への更生」を果たさなければならず、そのうちの1つとしてP5主人公はイゴールから「イセカイナビ」を受け取る。後日、ナビを通して「認知世界」と呼ばれる異世界へ辿り着いたP5主人公は、そこでペルソナ使いに覚醒。以降、イゴールの手助けを借りながら、ペルソナ能力としての力を使いながら歪んだ欲望を抱いている「悪人」達の「改心」を行う「心の怪盗団」としての行動を開始していく。
ベルベットルームの住人
エリザベス
PS2版『ペルソナ3』から登場しているベルベットルームの住人。『ペルソナ3 ポータブル』(P3P)においては、男主人公を選択した場合と女主人公にした際にテオドアではなくエリザベスを共に過ごしていくベルベットルームの住人として選択する事によって登場する。なお、選択されなかった方は作中で姿を現す事はないが存在はしているようで、度々その存在をにおわす発言をテオドアから聞く事ができる。
青いエレベーターガールのような格好をした女性。その性格は、破天荒の一言。エキセントリックで大胆不敵で周囲の目など関係なく我道を行く、ドがつく程のマイペースキャラクターとなっている。イゴールとは主従関係にある。
テオドア
『ペルソナ3』のPSP版リメイク『ペルソナ3 ポータブル』(P3P)で追加されたベルベットルームの住人。愛称は「テオ」。『ペルソナ3 ポータブル』(P3P)ではプレイヤー自身が、エリザベスとテオドア、どちらの住人と共に過ごしていくかを選択する事が可能となっている。なお、選択されなかった方は作中で姿を現す事はないが存在はしているようで、度々その存在をにおわす発言をエリザベス・テオドアから聞く事ができる。
青いエレベーターボーイのような格好をした男性。堅物な印象を抱く外見をしているが、中身は純粋無垢な天然ボーイである。イゴールとは主従関係にある。
マーガレット
『ペルソナ4』に登場するベルベットルームの住人。青いスーツを着た美人秘書のような姿をした女性キャラクターとなっている。全体的に大人な雰囲気の女性となっており、「上品な大人」のような気品溢れる住人である。前作『ペルソナ3』とリメイク版『P3P』に登場するエリザベス・テオドアの両名の姉にあたる。
イゴールとは主従関係ある。尊敬していないわけではないようだが、イゴールの鼻の長さをからかうような「長い鼻の唄」を歌ったりと天然で主を茶化してしまう事がある。
カロリーヌ&ジュスティーヌ
『ペルソナ5』に登場するベルベットルームの住人。『ペルソナ5』でのベルベットルームの構造は「監獄」を模したものになっている為、2人も看守のような姿をしている。本人達も自らの事を「看守」であると述べている。その為、ファンからは「双子看守」と呼ばれてもいる。勝ち気な性格で、男言葉で喋るカロリーヌと、冷静沈着で落ち着いた雰囲気で喋るのがジュスティーヌというコンビになっており、性格が間逆なせいか漫才のような会話をする事が多い。主に見えっ張りなカロリーヌがジュスティーヌに冷静にツッコまれるといった形である。『ペルソナ3』以降のベルベットルームの住人達とは、姉(兄)妹関係にあたり、立ち位置としては末っ子キャラクターとなっている。
イゴールとは主従関係にある。
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目次 - Contents
- イゴールの概要
- イゴールのプロフィール・人物像
- ベルベットルームでできること
- 『女神異聞録ペルソナ』
- ペルソナ合体
- 『ペルソナ2』
- ペルソナの召喚
- ペルソナの降魔
- ペルソナの帰還
- 悪魔絵師
- 『ペルソナ3』
- ペルソナ合体
- 依頼
- ペルソナ全書
- 『ペルソナ4』
- ペルソナを生み出す
- 依頼
- ペルソナ全書
- スキルカードの登録と購入(『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』(P4G)のみ)
- 『ペルソナ5』
- ギロチン(ペルソナ合体)
- 電気椅子処刑(アイテム作成)
- 独房送り(ペルソナの特訓)
- 絞首刑(ペルソナの強化)
- 公開処刑
- チャレンジバトル(『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』(P5R)のみ)
- イゴールの来歴・活躍
- 『女神異聞録ペルソナ』・『ペルソナ2』
- 『ペルソナ3』・『ペルソナ4』
- 『ペルソナ5』
- イゴールの関連人物・キャラクター
- 各作品の主人公達
- P1主人公/ピアスの少年
- P2主人公/周防達哉(すおう たつや)
- P2罰主人公/天野舞耶(あまの まや)
- P3主人公・P3主人公(女)/キタロー・ハム子
- P4主人公/番長
- P5主人公/ジョーカー
- ベルベットルームの住人
- エリザベス
- テオドア
- マーガレット
- カロリーヌ&ジュスティーヌ
- ラヴェンツァ
- イゴールの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所…」
- 「さぁ、今こそ“絆の力”の真価をお目にかける時です!!」
- 「…貴方は、最高の客人だった。」
- イゴールの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 名前の元ネタは小説『フランケンシュタイン』に登場する人物・イゴール
- イゴールを担当してきた声優達は全員ベテラン声優