ペルソナ2 罪(P2罪・P2is)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

『ペルソナ2 罪』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの2作目にあたるゲーム作品である。『ペルソナ2』は『罪』と『罰』の2枚のディスクに分かれており、本作がその1枚目。舞台は噂が現実になる街「珠閒瑠市」。夢を叶える怪人「ジョーカー」になぜか恨まれている主人公達が悪魔と戦いながら彼との因縁の原因を探る物語となっている。
主人公達は「ペルソナ」と呼ばれる力を用いて敵と戦う。「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。

『ペルソナ2 罪』の概要

『ペルソナ2 罪』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの2作目にあたる作品である。『ペルソナ2』は『罪』と『罰』と呼ばれる2枚のディスクに分かれた作品であり、『罪』は最初にプレイするディスクとなっている。対応機種は、PlayStation。日本で発売されたのは1999年6月24日。作品内に「ナチス・ドイツ」が登場する関係から海外での発売は行われなかった。ただし、2011年に発売されたPSP版 リメイク『PERSONA2 罪』は、北米、ヨーロッパにて発売が行われた。さらにゲーム版とは異なるシナリオで作られた携帯電話アプリ版の制作も行われた他、コミカライズや小説、ドラマCDの発売も行われた人気作となっている。

物語の舞台は、前作『女神異聞録ペルソナ』で起きた事件、「セベク・スキャンダル」から3年後の世界。海に面した大都市「珠閒瑠市」では、ある噂が学生達を中心に広まっていた。それは「ジョーカー様」と呼ばれる噂。自分の携帯電話から自分の携帯電話へ電話をかけると、夢を叶えてくれる怪人「ジョーカー」が現れる、という噂だった。主人公、周防達也(デフォルト名)はそんな珠閒瑠市内の高校「七姉妹学園(通称:セブンス)」に通う学生であった。そしてそのセブンスは、長年因縁関係にある高校「春日山高等学校(通称:カス校)」の生徒達が行った行ったジョーカー様の儀式によって、「セブンスの校章を身に付けていると顔が崩れてしまう」という呪いをかけられていた。

そんな状況の中、達也はカス校の番長、三科栄吉(愛称:ミッシェル)から果たし状を貰った事きっかけに、彼の下へ向かうことになる。達也を心配したリサ・シルバーマン(愛称:ギンコ)も彼の後について、ミッシェルの元へ向かう。ミッシェルはセブンスの呪いには一切関わっていない生徒だったが、「番長」という肩書きからか、喧嘩が強いと噂されている達也を目の敵にしていた。ミッシェルと対峙した達也は彼と戦う事になる。戦闘を開始したその瞬間、ミッシェルがペルソナを召喚。それに驚いた達也とギンコだったが、そこで達也とギンコのペルソナ使いとしての能力が覚醒する。ギンコはペルソナを召喚するが、気を失ってしまう。達也もかろうじて攻撃技を放った後に気絶。さらにミッシェルの方も達也のその攻撃技をくらった事で、2人と共に気を失い、その場に倒れてしまう。

目が覚めた彼らは、ギンコの提案で、今起きたことが嘘ではないと証明する為にジョーカー様の噂を試してみる事にする。「単なる噂であるジョーカー様を試し、噂通りの事が起これば、今見た不思議な夢もただの夢じゃないって事になる」というギンコの提案に乗っかり、達也達はジョーカー様の噂に則り、自分の携帯電話から自分の携帯電話へ電話をかけてみる。すると噂通りジョーカーと名乗る怪人が現れる。しかしなぜかジョーカーは達也達に深い恨みを持っており、復讐をしようと彼らに攻撃をしかけてくる。恨まれる覚えがない達也達は、混乱しながらもジョーカーと戦闘を開始するも力不足で負けてしまう。ジョーカーは達也達を殺そうとするが、そこで達也達が自分との因縁を覚えていない事を知る。ショックを受けたジョーカーは「こんな状態での復讐には意味がない」と彼らを殺すのをやめる。そして達也達に、復讐の為に悪魔を差し向ける事を告げ、「自分達のしでかした「罪」を思い出せ」と言い残して、その場を去っていく。

その頃、珠閒瑠市内ではジョーカー様以外にも、街に流れている根も葉もない噂が現実化するという異変が起きていた。ペルソナ使いに覚醒した達也達は、噂が現実化する事によって起きる様々な未知の事象とジョーカーが放つ悪魔達に立ち向かいながら、ジョーカーとの因縁を探っていくようになる。

『ペルソナ2 罪』において、悪魔はペルソナ使いに覚醒した達也達以外には見えない存在になっている。それらの一般の人間には認知できない敵と戦う為に、ペルソナ使いである達也達が用いる存在が「ペルソナ」である。

ペルソナとは

「ペルソナ」とは、心の底に潜む「もう1人の自分」が実体化したものである。「困難に立ち向かうための人格の鎧」であり、神話に登場する神や、悪魔や妖精といった伝説上の生き物、時には実在する有名な人物達の名前と姿を持って現れる。ペルソナ使い達は、このペルソナを「召喚」する形で敵と戦う。なお、「召喚」のさせ方は作品毎に異なる。『ペルソナ2 罪』では、本人達がペルソナを呼ぼうとする意識に呼応する形でペルソナが召喚される。この際、自身の感情が抑制できない、上手くコントロールできなかった者にはペルソナ能力の暴走の危険があり、ペルソナがペルソナ使いの意思から離れて、独自に行動を行うようになってしまう。
また『ペルソナ2 罪』では、各ペルソナ毎に「召喚する度に決まったSP(スキルポイント)を消費する」という仕様になっている他、そのペルソナ自身も「レベル」をあげるのではなく、「ランク(8でMAX)」をあげて強化する形式になっている。

ランク以外にも「突然変異」と呼ばれる仕組みが存在する。これは戦闘中に2人以上のペルソナのスキルを合体させる「合体スキル」を使った結果、突然ペルソナが「変異」して、新たなスキルを覚えるといった仕組みである。
さらに『ペルソナ2 罪』は『ペルソナ3』以降とは異なり、複数のペルソナが使用できる「ワイルド」という能力が、主人公だけではなくペルソナ使い全メンバーに備えられている。その為、初めてペルソナ能力を使った際に召喚するペルソナの事は「初期ペルソナ」と呼び、他のペルソナと区別されている。

元々「ペルソナ」という単語は、ラテン語で「仮面」を表す「person」である。「仮面」以外にも「個的人格」を意味する単語でもある。また心理学用語としても使用されている単語であり、その際は「社会的・表面的人格」の意味を持つ用語として扱われている。
またキリスト教においても、教えの1つである「三位一体論」において使用される用語となっている。この三位一体論とは、キリスト教内において「父(父なる神、主なる神)」、「子(神の子、子なるキリスト)」、「霊(聖霊)」の三位は「一体(唯一の神)」の存在であるとする教えの事を指す。「神が1人3人役」という意味を一言で表す為に適用されているのが、ラテン語の「ペルソナ」である。とはいっても一般的に使用される事が多いのは、ラテン語の「ペルソナ」ではなく、同じ意味を持つギリシャ語の「ヒュポスタシス」である模様。
これらの情報と『ペルソナ』シリーズの「ペルソナ」との間に明確な繋がりがあるかどうかは明かされていない。しかし『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』で追加された要素「番組」内にて、観る事ができる番組「江戸川先生の放送教室」を通して、「ペルソナ」という単語の意味、心理学用語として使われている事、三位一体論の話を知る事ができる。その為、何かしらのモチーフであった可能性が高いと推測されている。

またペルソナにはそれぞれ、「アルカナ」と呼ばれる分類が存在する。これはタロットカードの分類の1つ、「大アルカナ」になぞられたものとなっている。なお、本作『ペルソナ2 罪』にはないシステムだが、『ペルソナ3』以降の『ペルソナ』シリーズでは、「コミュニティ」、「コープ」と呼ばれるシステムが、アルカナに大きく関連してくるようになる。「コミュニティ」、「コープ」は主人公が周囲の人々と交流を図る事で生まれるものであり、人々との絆を深めていく事でランクがあがるシステムである。それぞれの「コミュニティ」、「コープ」には関連するアルカナが設定されており、「コミュニティ」、「コープ」のランクを上げることで、その関連アルカナに属するペルソナに新たな技を授けられたり、新しいペルソナ作成時に得られる経験値の量が増えたりといった好影響がある。
なお、「コミュニティ」は『ペルソナ3』、『ペルソナ4』での名称であり、「コープ」は『ペルソナ5』での名称である。アルカナのようなペルソナ自体の分類とは別に、「火炎」や「疾風」といったペルソナが使う攻撃技に関する分類が存在している。

P2罪主人公/周防達也のペルソナ能力

ヴォルカヌス

『ペルソナ2 罪』の主人公、周防達也の初期ペルソナ。アルカナは「SUN(太陽)」。
モデルはローマ神話に登場する神「ウルカヌス」火と鍛冶の神とされている。英語名の「バルカン」や「ヴァルカン」の名の方が世界的には有名。「ヴォルカヌス」と呼ばれる場合もある。ギリシャ神話に登場する炎と鍛冶の神「ヘパイトス」と同一視されてしまう事が多い為、独自の伝承は残っていない。

達也自身が乗っているバイクを擬人化したようなデザインがなされているペルソナ。肩から出ている火は、バイクのエンジンを表現すると共に、「火の神」であるウルカヌスの伝承になぞらえたデザインだと推測される。

火炎属性の攻撃技に加え、バステ系、補助系、回復系スキルも覚える万能型ペルソナ。また攻撃技の中には火炎属性と剣撃属性、2つの属性が合わさった特殊な攻撃技も存在し、火力が強いペルソナともなっている。

弱点属性は水撃と氷結。核熱属性、光属性、闇属性、「混乱」、「魅惑」、「睡眠」系のバステ技に耐性を持ち、火炎属性の攻撃技を無効にする。
召喚する際に必要なSPは5。

アギ

火炎属性の攻撃技。
ヴォルカヌスが初期から持っているスキル。
敵1体に小ダメージを与える事ができる。

パトラ

補助系スキル。
ヴォルカヌスのランクが2になった時に習得する。
味方1体の状態異常「睡眠」、「幻影」を回復する事ができる。

火炎撃

剣撃属性と火炎属性が合わさった技。
ヴォルカヌスのランクが4になった時に習得する。
敵1体に小ダメージを与える事ができる。

バルザック

バステ系スキル。
ヴォルカヌスのランクが6になった時に習得する。
敵1体に24%の確率で状態異常「狂暴」を付与する事ができる。

マハラギ

火炎属性の攻撃技。
ヴォルカヌスのランクが8になった時に習得する。
敵1グループに小ダメージを与える事ができる。

ディア

回復系スキル。
ヴォルカヌスが「変異」した時に習得する。
味方1体のHP(ヒットポイント)を小回復する事ができる。

天野舞耶のペルソナ能力

マイア

ペルソナ使いの1人、天野摩耶のペルソナ。対応アルカナは「MOON(月)」。
モデルはギリシャ神話に登場する神族「タイタン」の巨神「アトラス」、その娘の1人あった「プレイアデス」。「マイア」は彼女の別称である。ギリシャ神話に登場する山「オリュンポス山」の山頂に住まうとされる「オリュンポス十二神」の1柱、青年神「ヘルメス」の母にあたる女神とされている。なお、この青年神「ヘルメス」は、『ペルソナ2 罪』のペルソナ使いの1人、黒須淳のペルソナのモデルであったりする。また次作『ペルソナ3』に登場するペルソナ使い、伊織順平のペルソナのモデルにもあたる。天野舞耶と伊織順平自身に、直接の関わりはない。

どこか高貴な姫のような姿をした女型のペルソナとなっている。ファンの間では、舞妓にも近しいと言われており、全体的に和の雰囲気を持ったデザインがなされている。

光属性、電撃属性、氷結属性、無属性の攻撃技を覚える。加え回復系スキルを多く覚える為、ヒーラー寄りのペルソナとなっている。

弱点属性はなし。光属性、闇属性、「混乱」、「魅惑」、「睡眠」系のバステ技が無効となっている。
召喚する際に必要なSPは6。

1215chika
1215chika
@1215chika

Related Articles関連記事

ペルソナ2(P2・Persona 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ペルソナ2(P2・Persona 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ペルソナシリーズ」の第2作。 物語は「ペルソナ2 罪」と「ペルソナ2 罰」の2作品より構成されている。 平穏な街、「珠閒瑠(すまる)市」を舞台に、主人公たちは噂が現実になってしまうという奇妙な事件に巻き込まれてゆく。 今作では3Dダンジョンが廃止され、斜め見下ろし型の2Dダンジョンに変更されたことにより初心者もプレイしやすくなった。 また「合体魔法」などの新システムも登場している。

Read Article

ペルソナ2 罰(P2罰・P2X)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

ペルソナ2 罰(P2罰・P2X)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

『ペルソナ2 罰』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの2作目にあたるゲーム作品である。『ペルソナ2』は『罪』と『罰』と呼ばれる2枚のディスクに分かれており、本作は前作『罪』の続きとなっている。『罪』とは違う世界線で、再びペルソナ使いに覚醒した天野舞耶が仲間達と街で起こる異変に立ち向かう物語が展開される。 舞耶達は「ペルソナ」と呼ばれる力を用いて敵と戦う。「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。

Read Article

イゴール(ペルソナ)とは【徹底解説・考察まとめ】

イゴール(ペルソナ)とは【徹底解説・考察まとめ】

イゴールとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』に登場するキャラクターである。『ペルソナ』シリーズ全作品に登場しており、ペルソナ使いである主人公達の活動を手助けしていく役を担っている。1・2ではフィレモンと呼ばれる人物に従っている存在だったが、『ペルソナ3』以降では、不思議な青い部屋・ベルベットルームの主として登場するようになる。長い鼻が特徴のキャラクターとなっており、公式にてネタとしていじられてもいる。

Read Article

周防達哉/P2罪主人公(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

周防達哉/P2罪主人公(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

周防達哉(すおう たつや)/P2罪主人公とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「七姉妹学園(通称:セブンス)」に通う、男子高生。刑事の兄がいる。文武両道の完璧人間だが、とある過去がきっかけで他者と馴れ合う事を嫌っている。何故か巷で噂の「ジョーカー」に恨まれており、その原因を探る為、ジョーカーからの「復讐」に立ち向かっていく。

Read Article

ニャルラトホテプ(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

ニャルラトホテプ(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

ニャルラトホテプとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。2枚ディスクで構成されている『ペルソナ2』において、両ディスクにおけるラスボスキャラクターとなっている。本作の導き手役であるフィレモンの半身でもある。フィレモンと共に行っていた「人は完全な存在となり得るか」という議題に対する己の考えが正しい事を証明する為、人類の破滅を目論むようになる。

Read Article

南条圭(女神異聞録ペルソナ・P1)とは【徹底解説・考察まとめ】

南条圭(女神異聞録ペルソナ・P1)とは【徹底解説・考察まとめ】

なんじょうくん/南条圭(なんじょう けい)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目に登場するキャラクターである。P1主人公/ピアスの少年のクラスメイト。南条財閥の御曹司でもある。物語展開が2パターン存在する『女神異聞録ペルソナ』において、「セベク編」と呼ばれる物語のメインメンバーとなっている。P1主人公達と行った「ペルソナ様」という儀式により、ペルソナ使いに覚醒。ペルソナ使いの力を駆使して、物語の舞台「御影町」で起きる異変について探っていくようになる。

Read Article

フィレモン(女神異聞録ペルソナ・ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

フィレモン(女神異聞録ペルソナ・ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

フィレモンとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目と2作目に登場するキャラクターである。主人公とその仲間達にペルソナを与える役目を担う。自らの事を「意識と無意識の狭間に住まう者」と称しており、ペルソナの生成や能力強化に大きく関わってくるベルベットルームに住むイゴール達住人を従えている。その正体は、人の心の海より生まれた「人類のポジティブマインド」を具現化した存在。2作目のラスボス・ニャルラトホテプの半身であり、同時に敵対する存在でもある。

Read Article

黒須淳/ジョーカー(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒須淳/ジョーカー(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒須淳(くろす じゅん)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「春日山高校(通称:カス校)」に通う高校生。花言葉や星占いが好きなロマンチストな美少年。実は珠閒瑠市で噂の願いをなんでも叶えてくれる怪人・ジョーカーその本人。大切な人を主人公達のせいで失ったと勘違いている事から主人公達を恨んでおり、ジョーカーとして彼らへの復讐を企む。

Read Article

天野舞耶/P2罰主人公(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

天野舞耶/P2罰主人公(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

天野舞耶(あまの まや)/P2罰主人公とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。2枚ディスクで構成される『ペルソナ2』において、両ディスクにメインキャラクターとして登場。『ペルソナ2 罰』では主役を務めてもいる。情報誌「クーレスト」の編集記者で非常に明るい性格の女性。記者として噂の怪人・ジョーカー/JOKERを調査していたところ、ペルソナ使いに覚醒。以降、同じようにペルソナ使いに覚醒した仲間達とジョーカー/JOKERの行方を追う事になる。

Read Article

パオフゥ/嵯峨薫(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

パオフゥ/嵯峨薫(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

パオフゥ/嵯峨薫(さが かおる)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。掲示板サイトを運営し、『ペルソナ2』の舞台である珠閒瑠市で流れている噂を集めている。『ペルソナ2 罰』では「盗聴バスター」をしている事も明かされている。政治家・須藤竜蔵(すどう りゅうぞう)と何やら因縁があるようで、珠閒瑠市内で起こる異変と竜蔵に関連があると推測した事から、異変について探っていた舞耶達の仲間になる事を決める。

Read Article

桐島英理子(女神異聞録ペルソナ・P1)とは【徹底解説・考察まとめ】

桐島英理子(女神異聞録ペルソナ・P1)とは【徹底解説・考察まとめ】

エリー/桐島英理子(きりしま えりこ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「御影町」にある「聖エルミン学園」に通う女子高生。P1主人公/ピアスの少年とはクラスメイトの関係にあたる。帰国子女で、英語交じりの独特な喋り方をするオカルト好きな女子。物語展開が2パターン存在する『女神異聞録ペルソナ』において、どちらの物語にも参加可能な選択メンバーであり、P1主人公達と共に御影町で起きる異変について探っていく事となる。

Read Article

リサ・シルバーマン(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

リサ・シルバーマン(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

ギンコ/リサ・シルバーマンとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「七姉妹学園(通称:セブンス)」に通う女子高生。金髪碧眼の白人であるが、両親が日本に帰化してる為、本人は生まれも育ちも日本となっている。英語が喋れない事がコンプレックス。カンフー好きの影響で広東語混じりの特徴的な喋り方をする。何故か巷で噂の「ジョーカー」に恨まれており、その原因を探る為、ジョーカーからの「復讐」に立ち向かっていく。

Read Article

周防克哉(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

周防克哉(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

周防克哉(すおう かつや)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。周防達哉/P2罪主人公(すおう たつや)の兄。『ペルソナ2』の舞台、珠閒瑠市にある「港南警察署」の刑事課に所属している。『ペルソナ2 罰』にて怪人・JOKERが起こす殺人事件を追っていたところ、JOKER本人に遭遇。彼が使役していた悪魔との戦闘を通してペルソナ使いに覚醒する。なぜかJOKERに狙われている天野舞耶やペルソナ使いの仲間達と共にJOKERを追いかけていく。

Read Article

三科栄吉(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

三科栄吉(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミッシェル/三科栄吉(みしな えいきち)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「春日山高校(通称:カス校)」に通う、色白なヴィジュアル系の格好をした少年。「死神番長」と名乗り、カス校の不良達を監視している。喧嘩相手のパンツを脱がす事から「パンツ番長」というあだ名もある。本編開始前からペルソナを持っていた。何故か巷で噂の「ジョーカー」に恨まれており、その原因を探る為、彼が仕向ける「復讐」に立ち向かっていく。

Read Article

芹沢うらら(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

芹沢うらら(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

芹沢うらら(せりざわ うらら)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作のメインキャラクター・天野舞耶(あまの まや)の親友。気性が激しいが、家事や化粧に長けた「女性らしい」一面を持つキャラクターとなっている。自分をよく見せようと言動に気を使っている節がある。特殊な経緯・職歴の持ち主が多いペルソナ使い達の中で、唯一の「一般人」なペルソナ使い。『ペルソナ2 罰』において、舞耶達仲間達と共に怪人・JOKERが起こす事件を追いかけていく。

Read Article

黛ゆきの(女神異聞録ペルソナ・P1)とは【徹底解説・考察まとめ】

黛ゆきの(女神異聞録ペルソナ・P1)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゆきのさん/黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「御影町」にある「聖エルミン学園」に通う姉御肌な女子高生。物語展開が2パターン存在する『女神異聞録ペルソナ』において、「雪の女王編」と呼ばれる物語のメインメンバーとなっている。恩師・高見冴子の身体を乗っ取り、聖エルミン学園を凍りつかせた「雪の女王」を倒す為、ペルソナ使いの力を使い、「雪の女王」の用意した「塔」の守護者達との戦いに挑んでいく。

Read Article

ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

『ペルソナ』とは、株式会社アトラスより発売されているジュブナイルRPGシリーズである。全世界累計売上本数が1300万本越えの大人気ゲームとなっている。その人気の理由の1つにあるのが、ゲーム本編を彩る楽曲達の存在がある。魅力的な楽曲で多くのファンの心を掴んでいったペルソナの音楽は、人気が高まった結果両国国技館を舞台にライブを行ったり、リズムゲームまで発売するまでに至っている。ペルソナの魅力を語る上で外せない要点である。

Read Article

ペルソナ5(P5・Persona 5)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ペルソナ5(P5・Persona 5)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

心の力「ペルソナ」を召喚する能力に目覚めた主人公たちの活躍を描く「ペルソナシリーズ」の第5弾。 腐った大人たちにより未来を奪われようとしている主人公達は、ターゲットを改心させるべく「心の怪盗団」を結成し、暗躍する。 システム面においても従来のシリーズ作品より強化されており、やり込み要素も豊富。 スタイリッシュに綴られる学園ジュブナイルは中毒性抜群で何度もプレイしたくなる作品に仕上がっている。

Read Article

ペルソナ3(P3・Persona 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ペルソナ3(P3・Persona 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ペルソナシリーズ」の第3作。「ペルソナ2 罪」より7年振りの続編となる。 本作では前作で廃止された「悪魔合体」が復活しているほか、ペルソナのスキル継承やスキルチェンジなどの新たな要素が導入された。 また、戦闘においては「ワンモア・プレスバトル」など他の女神転生シリーズで人気のあったシステムが採用されている。 翌年には追加要素が盛り込まれた「ペルソナ3 フェス」が発売され、好評を博した。

Read Article

ペルソナ3(P3)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

ペルソナ3(P3)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

『ペルソナ3』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの3作目にあたるゲーム作品である。1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」を舞台に、そこにはびこる異形の怪物「シャドウ」と戦う「特別課外活動部(S.E.E.S.)」の活動を描く作品となっている。 「特別課外活動部(S.E.E.S.)」のメンバーは、それぞれ「ペルソナ」と呼ばれる力を用いてシャドウと戦う。この「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。

Read Article

ペルソナ4(P4・Persona 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ペルソナ4(P4・Persona 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ペルソナシリーズ」の第4作。平穏な地方都市、八十稲羽(やそいなば)市で主人公たちが「自称特別捜査隊」として「マヨナカテレビ」という奇妙な噂と、連続猟奇殺人事件の謎を追う姿を描いた作品。 主人公は学園生活とダンジョンの探索を両立しながら物語を進行してゆく。対戦格闘やリズムゲームなど関連作品が多数リリースされ、本作で使用された楽曲を用いたLIVEなども行われた。

Read Article

ペルソナQ(PQ・Persona Q)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ペルソナQ(PQ・Persona Q)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』とは、人気RPG『ペルソナ3』と『ペルソナ4』のキャラクターたちが出会い、夢の競演を果たすダンジョン探索RPG。 突然聞こえてきた鐘の音が引き金となり、謎の世界へと呼び出されたペルソナ使いたち。 八十神高校にそっくりの学校、不気味にそびえ立つ時計塔。記憶を奪われた少年「善」と少女「玲」。 異世界に召喚された謎を解くために「特別課外活動部」と自称「特別捜査隊」の面々が活躍する。

Read Article

女神異聞録ペルソナ(P1)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

女神異聞録ペルソナ(P1)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『女神異聞録ペルソナ』(めがみいぶんろくペルソナ)は、1996年9月20日にアトラスより発売されたPlayStation用ゲームソフト。 「ペルソナ」を使役する8人の個性豊かな少年少女達が、物語の舞台となる御影町で巻き起こりつつある異変を究明してゆく姿を描くRPG作品。 独自のダークな世界観は過去作と共通しているが、これまでの作品よりも難易度が抑えられ、ライトユーザー向けの作品となっている。

Read Article

ペルソナ5(P5)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

ペルソナ5(P5)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

『ペルソナ5』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの5作目にあたるゲーム作品である。「悪人の『改心』を行う怪盗団」の活躍を描く物語となっており、従来の『ペルソナ』シリーズがもつ「ジュブナイル」の要素に「ピカレスクロマン」の要素を足した作品となっている。 怪盗団のメンバーはそれぞれ「ペルソナ」と呼ばれる力を用いて「悪人」やダンジョン内をうろつく敵と戦う。この「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。

Read Article

ペルソナ4(P4)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

ペルソナ4(P4)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

『ペルソナ4』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの4作目にあたるゲーム作品である。田舎町「八十稲羽市」を舞台に、そこで起こる怪奇連続殺人事件の真実を探る、ジュブナイル伝奇RPGとなっている。事件の真実を探る主人公達「特別捜査隊(通称:特捜隊)」のメンバーは、事件を追う中で「ペルソナ」と呼ばれる力を手に入れ、「テレビの中」に存在する異世界で敵と戦う事になる。この「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。

Read Article

ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜(Pts)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜(Pts)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜』とはPS2用ゲームソフト『ペルソナ3』を原案として制作されたテレビアニメ。2008年1月から6月まで放送。『ペルソナ3』から10年後のパラレルワールドを描く。不可解な事件が多発する綾凪市に、主人公が10年振りに帰ってきたところから始まる。久しぶりの再会だったが冷たくあしらう兄、諒に困惑しながらも弟の洵と3人だけの家族の絆を慈しむ慎。しかし、綾凪市で起きている事件がそんな兄弟の絆を揺すぶる。不思議な力、ペルソナに目覚めた慎はその事件の真っ只中へ巻き込まれていく。

Read Article

女神異聞録ペルソナ(P1)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

女神異聞録ペルソナ(P1)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

『女神異聞録ペルソナ』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの1作目にあたるゲーム作品である。巷で噂の儀式「ペルソナ様」を行った事で、ペルソナ能力を手に入れた主人公とその仲間達が、自分達の住む街「御影町」を舞台に起こる異変に立ち向かっていく物語となっている。 主人公と仲間達ペルソナ使いは、それぞれ「ペルソナ」と呼ばれる力を用いてシャドウと戦う。この「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。

Read Article

Persona4 the ANIMATION(P4A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Persona4 the ANIMATION(P4A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Persona4 the ANIMATION』とは、アトラスより発売されたRPG『ペルソナ4』をアニメ化した作品である。原作のゲームの演出を忠実に再現しており、追体験ができるような作風となっている。主人公の鳴上悠が引っ越した田舎の稲羽市で、死体がテレビのアンテナに吊るされるという怪事件が発生する。そんな中、悠は転校先で噂になっていた「マヨナカテレビ」から、テレビの中の異世界の存在を知る。事件とマヨナカテレビには関連があると睨んだ悠は、仲間と共に真相を追う。

Read Article

PERSONA5 the Animation(ペルソナ5・P5A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

PERSONA5 the Animation(ペルソナ5・P5A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『PERSONA5 the Animation』とは、アトラス製作のゲーム『ペルソナ5』を原作とするアニメーション作品。全26話+特番2話で、原作に忠実にストーリーが展開される。 転校生の雨宮蓮は学校へと向かったが、着いた場所は異形な城「パレス」だった。そこで“ペルソナ”使いとして覚醒した蓮は、新たに出会った仲間達とともに「心の怪盗団」を結成し、悪しき欲望に塗れた大人達の“歪んだ欲望”を盗んで改心させていく。 原作通りのスタイリッシュさが健在で、高評価を得ている作品。

Read Article

隠れた名作!ペルソナ2 罪・罰の徹底解説・考察まとめ【P2】

隠れた名作!ペルソナ2 罪・罰の徹底解説・考察まとめ【P2】

『ペルソナシリーズ』はシステムや世界観が一新された『3』以降の作品が有名だが、『ペルソナ2』も負けず劣らず名作である。『罪』と『罰』の2部作で構成された本作品は、珠閒瑠市(すまるし)で起こる不可解な出来事を中心に描かれる。事態の解決にあたる主人公たちは、ニャルラトホテプという集合的無意識におけるダークサイドの化身に翻弄されていく。

Read Article

ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

『ペルソナシリーズ』では、主人公や仲間が困難に立ち向かい、成長していく様子が描かれる。主人公はストーリーの導入として序盤から不幸な目に遭っている場合が多い。中でも『ペルソナ2』の周防達哉は最後まで報われないことで有名である。 ここでは『ペルソナシリーズ』歴代主人公の不幸な要素をまとめた。

Read Article

ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

『ペルソナシリーズ』に登場する重要な用語である「ペルソナ」や「シャドウ」は、ユング心理学に由来する言葉だ。ペルソナ4では仲間たちが自身のシャドウと向き合うことでペルソナを獲得するという流れになっており、これらの語句がストーリーと密接に関わっている。 ここではユング心理学ではどのように説明されているのかを交えて、「ペルソナ」や「シャドウ」について解説を行う。

Read Article

目次 - Contents