奈須きのこ作品の名言・名セリフまとめ【空の境界・月姫・Fateシリーズ・DDD】
奈須きのこはシナリオライター・小説家・同人作家として活躍する人物で、『空の境界』や『月姫』、『Fateシリーズ』、『DDD』など多くの人気作品を手掛けている。ほとんどの作品で世界設定が共通しており、その独自の世界観が奈須きのこ作品の魅力の1つとなっている。
ここでは奈須きのこ作品の名言・名セリフをまとめた。
いいですか。無条件に愛されなかったもの、社会に迫害された人間は、総じて自身の価値を喪失している。愛されなかったから、居場所を与えられなかったから、自分に価値があるとは思えない。一生卑屈に生きていく。その欠落、マイナスを取り戻す事はできません。このディスアドバンテージは本人には決して埋められない。
―――解決方法は一つだけ。自身に価値を見出せないのなら、君の価値を認めてくれる者に触れなければいけない。君には自信ではなく、君を必要とする者こそが必要なのです。一生をかけて探しなさい。その為に、君は生きていくべきだ
伽藍洞だという事はいくらでも詰め込めると言う事だろう。
この幸せ者め、これ以上の未来が一体どこにあるというんだ
蒼崎橙子
式が自らの生の実感の無さ、空虚さを「私には何もない」と語った際の台詞。式にとっては絶望でしかないその状態も、「伽藍洞(からっぽ)ならこれからいくらでも詰め込める」と前進の可能性を示した。
なんの意味もないけど、それはきっと、きっと楽しいよ―――
―風は止んだし、合図も鳴った。
さあ―そろそろ本気で走りはじめなくちゃ―
これは僕が始めた戦いだ。
僕が血を流して、犠牲を払って、その上で勝ち上がらなきゃ
意味がないんだ
式。君を――――一生、許(はな)さない
黒桐幹也
「殺し」てしまった式を、強く抱きしめながらの台詞。
このルビの振り方には鳥肌を禁じ得ない。
―――もっと生きて、いたい。
―――もっと話して、いたい。
―――もっと思って、いたい。
―――もっと ここに いたい―――
浅上藤乃
「生きている」という実感が持てなかった彼女が、迫る「死」を前にしてようやく感じ得た「実感」。
でも、きっと幸せですよ。
だって今までが楽しかったんです。
だからきっと、これからだって楽しいんだ。
死期が近いと告げられて、後悔はあるかと振り返った際の台詞。
志貴、聖人になれなんて言わない。
いけない事を素直に受け止められて「ごめんなさい」って
言える君なら
―――――――10年後にはきっと素直な男の子になってるわ
…私は顔を上げてヤツの死を視る。
無くしてしまうのはわかっている
きみが信じてくれたものや、きみが好きだといってくれた私を。
わかっていても、私はヤツを殺すことにした。
それで今までの自分がみんな消えてしまうとしても、
きっと誰も傍にいてくれなくなるだろうけど。
それでも——それでも私は、おまえを殺したこいつが許せない——
両義式
人を殺すのはいけないことだと、式に諭し続けた幹也。その彼を殺したと理緒に告げられ、それまでのすべてを否定するとしても「殺さず」にはいられなくなった。
認めろ荒耶。私達は誰よりも弱いから、
魔術師なんていう超越者である事を選んだんだ。
蒼崎橙子
常識の中で生きられない弱者だからこそ、超越者である魔術師であることを選んだ。
他作品であるが、「とある魔術の禁書目録」の一文に「魔術師なんてのは世界に裏切られた泣き虫の集まりなののさ。常識の中では救えない望みをもって、駄々をこねてる子供」的なものがあった。
ともすればさまざまな社会のしがらみを前に「現実逃避」しかけていた中学生時代に、この台詞を読んで踏みとどまった記憶がある。
「私は何者でもない。ただ結論が欲しい。
この、醜く汚く下衆で蒙昧な人間共。奴らが死に絶えた後、
歴史にそれしか残されないのなら―――その醜さこそが
人間の価値だったのだと結論できる。
醜く、救われない存在こそが人間なのだと、
私は安心できるのだ」
荒耶宗蓮
奈須きのこの代弁ではないか、と思えるテーマ「人の愚かさ」を表した台詞。かつて多くの人間を救ってきた僧侶が、救えども救えども終わらぬ愚かな闘争を前に、それでも人間の価値を見出そうとして至った結論。
この英霊サマは、よりにもよって
戦場が地獄よりもましなものだと思ってる。
冗談じゃない、あれは、正真正銘の地獄だ。
戦場に希望なんてない。あるのは掛け値無しの絶望だけ。
敗者の痛みの上にしか成り立たない。
勝利という名の罪過(ざいか)だけだ。
なのに人類は、その真実に気付かない。
いつの時代も、勇猛果敢な英雄サマが、
華やかな武勇談で人の目をくらませ
血を流すことの邪悪さを認めようとしないからだ。
人間の本質は石器時代から一歩も前に進んじゃいない
素質に沿った生業(なりわい)を選ぶってのが、
必ずしも幸せな事だとは限らない。
何をしたいのかを考えずに、何をすべきかだけで動くようになったらね
そんなのは、ただの機械、ただの現象だ。人の生き方とは程遠い。」
「優しいんですね、志貴さんは。でも気にしないでください。私は人形ですから、痛くも怖くもありません」
「またそれか―――おまえは、なんでそんな―――」
「だってそのほうがすごく楽なんですよ? 人間だといろんな事が辛すぎて、すごく、痛かったんです。でも誰も助けてくれなかった。どこにも出口なんかなかった」
そう、と小さく息をはいて。
彼女は、目を瞑って思い出す。
「痛いのはイヤなんです。 だから、人形になってしまえばいいと」
「琥……珀?」
「だから、人形だったら、よかったのに」
「死が視えているのなら、正気でなんかいられない。おまえに解るのは物を生かしている部分だけなんだよ。
死が視えるのなら―――とても、立ってなんかいられない」
「おまえ―――なにを」
「……物事の『死』が視えるという事は、この世界すべてがあやふやで脆いと言う事実に投げ込まれることだ。
地面なんて無いに等しいし、空なんて今にも落ちてきそう」
「なにを―――何の事を言っているんだ、おまえ」
「……一秒先にも世界すべてが滅んでしまいそうな錯覚を、おまえは知らない。
―――それが、死を視るという事なんだ。
この目はさ、おまえみたいに得意げに語れる力なんかじゃない。
それがおまえの勘違いだ、吸血鬼。
命と死は背中合わせでいるだけで、永遠に、顔を合わせることはないものだろ」
「だから―――その目で私を見るなと言っているだろう……!」
走ってくる足音。 けど、俺のほうが何倍も早い。
「―――教えてやる。
これが、モノを殺すっていうことだ」
「―――はい。これで、この人を殺したのはわたしです」
剣を手にして、息を弾ませて、先輩がそこにいる―――。
「……え?」
ちょっと、よく、先輩の意図がわからない。
「ですから、ロアを殺したのはわたしです。
……相手がどんなものであれ、人殺しはいけません。貴方はこっち側に来ちゃいけない人です。
だから、殺したのはわたしなんです」
両手を腰にあてて、とても偉そうに、先輩はそう言いきった。
「……先輩、それ詭弁だよ」
「詭弁、かな。でも優しい嘘なら、それもいいと思います。たとえ偽善でも、何となく救いがありそうじゃないですか」
「――――――」
「...どうして?
わたし吸血鬼なんだよ
一緒にいたって一つもいいことなん 」
「あるよ
一緒にいたら...
大好きなおまえの笑顔がもっと見れる
結構いい特典だと思うけど? 」
「何...いってるの」
まったく―――繋がれた家族愛というのは、無自覚の地獄だな
曰く、神が完全無欠にして全知全能であるのなら。
悪魔とは、荒唐無稽にして人知無能の現象である。
言ったでしょう?君はまっすぐに生きなさいって。
志貴は本当にそうなってくれた。けど、辛い事よ。
君の目が君に災厄を引き寄せるなら、
君は少しくらい曲がったほうが楽だった。
…誰よりも卓越した殺人鬼が、
誰よりも殺人を嫌っているなんて皮肉じゃない。
志貴は普通に暮らすか、心まで逸脱してしまえれば、
そんなに苦しむこともなかったのに
本当に怖い人間っていうのはね、培ってきた過去も未来もどうでもいい”現在”しか見えていないって人のコト
汚れがないから美しい、というのは間違いだよ。僕の世界はここだけだ。汚い事、醜い事を何一つ知らないから奇麗なだけ。それは美しいとは言わない。ただの虚無だ
だから、百の嘘の中に十の実話を混ぜるんだよ。そうなると、どっちもウソになってくれる
Related Articles関連記事
Fateシリーズのサーヴァント(英霊・幻霊・神霊)まとめ
『Fateシリーズ』とは、TYPE-MOONによる『Fate/stay night』を始めとしたゲーム、アニメ、漫画などの作品の総称である。どんな願いでも叶うという「聖杯」を求める魔術師たちのバトルロワイヤル「聖杯戦争」やそれに関わる人々を描く。 サーヴァントは魔術師が聖杯戦争のために呼び出す使い魔であり、莫大な魔力によって構成される。本来、呼び出される英霊や幻霊などは使い魔として扱うには手に余るため、クラスという器に押し込めている。
Read Article
Fateシリーズ(Fate/stay night)のネタバレ解説・考察まとめ
2004年にTYPE-MOONから発売されたテレビゲームおよびそれらを原作としたアニメ、小説、漫画作品。あらゆる願いを叶える万能の杯「聖杯」に選ばれた7人の魔術師と対になる7人の英霊たちが、己の願いを叶えるべく、最後の1組となるまで殺し合う「聖杯戦争」。聖杯戦争に巻き込まれた少年・衛宮士郎は、偶然にも召喚した英霊の少女・セイバーと共に、苦難の道を歩み始める。
Read Article
Fate/stay night [Unlimited Blade Works](UBW)のネタバレ解説・考察まとめ
『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』とは、ビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」のアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦う物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつである遠坂凛がヒロインにしたルートを脚本としている。 2014年10月から12月にかけて第1期、2015年4月から6月にかけて第2期がそれぞれ13話ずつで放映された。
Read Article
Fate/stay night(フェイト ステイナイト)のネタバレ解説・考察まとめ
『Fate/stay night』とは、TYPE-MOONが開発するビジュアルノベルゲームのアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)の物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつであるセイバーがヒロインにしたルートを脚本にしている。2006年1月から6月まで全24話で放送された。
Read Article
Fate/EXTRA Last Encore(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Fate/EXTRA Last Encore』とは、マーベラスエンターテイメントから発売されたゲーム『Fate/EXTRA』を原作とした、2018年1月から放送されたテレビアニメ作品である。舞台は月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピューター「ムーンセル・オートマトン」が作った霊子虚構世界「SE.RA.PH」内。月の聖杯(ムーンセル・オートマトン)の使用権を巡り、128人の魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が戦い、ただ1人の勝者を決める「月の聖杯戦争」を描く。
Read Article
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(FGOバビロニア)のネタバレ解説・考察まとめ
『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』とは、スマホアプリゲーム『Fate/Grand Order』から派生したアニメ作品である。魔術王ソロモンによって奪われた人間の歴史を取り戻すため、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を探し求めて時代を渡り歩く魔術師の少年・藤丸立香が、紀元前2700年の古代メソポタミアの世界に降り立って、人類の滅亡を目論む「三女神同盟」に立ち向かう姿を描いた物語となっている。
Read Article
ルーラー/ジャンヌ・ダルク(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
ルーラー(ジャンヌ・ダルク)は『Fateシリーズ』に登場する裁定者のサーヴァントの1人。『Fate/Apocrypha』ではレティシアという少女に憑依するイレギュラーな形で召喚され、聖杯大戦の管理者を務める。 真名はジャンヌ・ダルク。「オルレアンの乙女」と呼ばれたフランスの英雄である。17歳で故郷を出発し、百年戦争で奇跡とも呼べる活躍をするも、魔女と貶められた果てに19歳で火刑に処される。
Read Article
2024年7月夏アニメ(前期アニメ)まとめ
2024年7月期に放送される夏アニメを50音順に紹介する。2024年7月夏アニメは、人気シリーズの続編が多数ラインナップされている。アニメの放送情報や配信情報、声優・スタッフ、あらすじなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
Fate/stay night(フェイト ステイナイト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『Fate/stay night』は2004年に有限会社ノーツから発売された伝奇活劇ビジュアルノベルゲーム、およびそれを原作とするアニメ・漫画作品。持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」を巡って7人の魔術師とサーヴァント(使い魔)が戦う聖杯戦争を描いている。 聖杯戦争を戦うマスターやサーヴァントはそれぞれに強い信念や誇りを持っている。彼らの信念や誇りが垣間見える名言や名シーンは、多くのファンの胸を熱くさせる。
Read Article
Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Fate/Apocrypha』とは、ビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』の外伝作品、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り二つの陣営に分かれた14人の魔術師(マスター)と14騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯大戦」を描く。アニメは2017年7月から12月まで全25話構成で放送された。
Read Article
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』とは、月刊コンプエースで連載されていた漫画、及びそれを原作として2013年に全10話が放送されたテレビアニメ作品である。普通の小学五年生のイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(愛称はイリヤ)が「魔術礼装:カレイドステッキ」であるマジカルルビーの力により魔法少女にし転身し、同じ魔法少女である、美遊・エーデルフェルト(愛称は美遊)と協力し、町に散らばるクラスカードを回収する任務をこなしていく。
Read Article
ロード・エルメロイII世の事件簿(The Case Files of Lord El-Melloi II)のネタバレ解説・考察まとめ
『ロード・エルメロイII世の事件簿』とは、TYPE-MOON作のビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』シリーズのスピンアウト小説である。 過酷にして熾烈な第四次聖杯戦争を生き延びたウェイバー・ベルベットは、ロード・エルメロイII世と名を変えて時計塔の講師となっていた。魔術師たちの総本山である時計塔は権謀術数のるつぼでもあり、陰謀、策略、不可思議な事件には事欠かない。エルメロイII世もまたそれらに次々と巻き込まれ、内弟子のグレイや自身の教室の生徒たちと共に解決していく。
Read Article
アーチャー/エミヤ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
アーチャー(エミヤ)は『Fateシリーズ』に登場する弓兵のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではヒロインの1人である遠坂凛に呼び出される。当初は記憶が混乱しており自分が何者かも分からなかったが、記憶を取り戻すと主人公の衛宮士郎を敵視し始める。真名はエミヤ。第五次聖杯戦争唯一の未来の時代の英霊であり、正体は衛宮士郎が霊長の抑止力(アラヤ)と契約を交わした存在である。
Read Article
ランサー/クー・フーリン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
ランサー(クー・フーリン)は『Fateシリーズ』に登場する槍兵のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』では魔術協会からの派遣魔術師バゼット・フラガ・マクレミッツによって召喚される。しかしそのバゼットが聖杯戦争の監督役である言峰綺礼にだまし討ちを受けて令呪を奪われたため、マスターが言峰になる。 真名はクー・フーリン。ケルト神話における大英雄で、アイルランドの光の皇子である。
Read Article
セイバー/アルトリア・ペンドラゴン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)は『Fateシリーズ』に登場する剣士のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではヒロインを務め、マスターである衛宮士郎のことを献身的に支える。中でも"Fate"(セイバールート)では士郎と両想いになる。真名はアルトリア・ペンドラゴン。すなわちイングランドの伝説的英雄アーサー王である。
Read Article
キャスター/玉藻の前(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
キャスター(玉藻の前)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。『Fate/EXTRA』では主人公によって召喚されるが、当初は主人公がマスターとして未熟なため能力の全てを発揮することはできなかった。 真名は玉藻の前。日本三大化生の1人にして白面金毛九尾の狐が化けた存在と言われる女官である。平安時代末期に鳥羽上皇に仕えたと言われており、その美貌と博識ぶりから寵愛を得るようになったとされる。
Read Article
真アサシン/ハサン・サッバーハ/呪腕のハサン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
真アサシン(ハサン・サッバーハ)は『Fateシリーズ』に登場する暗殺者のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』では"Heaven's Feel"(間桐桜ルート)で間桐臓硯により召喚される。 真名はハサン・サッバーハ。イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の1人であり、呪腕のハサンという異名を持つ。元は特筆すべきものがない平凡な暗殺者だったが、魔神の右腕を手に入れたことで山の翁の党首になる。
Read Article
キャスター/メディア(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
キャスター(メディア)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではアトラム・ガリアスタという魔術師に召喚されるが、そりが合わずにキャスターは彼を殺害して逃亡する。魔力不足で消滅の危機に陥っていたところで葛木宗一郎に助けられ、契約を結ぶ。 真名はメディア。ギリシャ神話に登場する裏切りの魔女である。
Read Article
アサシン/佐々木小次郎(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
アサシン(佐々木小次郎)は『Fateシリーズ』に登場する暗殺者のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではキャスターのサーヴァントによって、柳洞寺の山門を触媒にするというイレギュラーな方法で召喚される。そのため正式な暗殺者のサーヴァントではなく、アサシンのクラス特性をほぼ失っている。 真名は佐々木小次郎(ささきこじろう)。日本有数の剣豪・宮本武蔵の好敵手として語られる剣士なのだが、その存在があやふやなため「燕返し」を成しえた普通の農民が召喚された。
Read Article
ライダー/メドゥーサ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
ライダー(メドゥーサ)は『Fateシリーズ』に登場する騎兵のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではヒロインの1人である間桐桜に召喚され、その兄の間桐慎二のサーヴァントとなる。真名はメドゥーサ。ギリシャ神話に登場するゴルゴーン3姉妹の末妹である。 『Fate/stay night』では専用ルートがないにもかかわらず、ミステリアスな雰囲気とその美貌から人気が高く、人気投票では第1回、第2回共に4位に入っている。
Read Article
ギルガメッシュ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
ギルガメッシュは『Fateシリーズ』に登場するサーヴァントの1人。基本的にはアーチャーのクラスだが、『Fate/EXTRA CCC』においてはクラス「なし」になっている。『Fate/Zero』において遠坂時臣によって召喚されたサーヴァントで、その10年後を描いた『Fate/stay night』でも暗躍する。 その正体は古代メソポタミアの『ギルガメシュ叙事詩』など多くの神話に登場する人類最古の英雄王。英雄たちが持つ宝具の原型を所持しているため、対英霊戦における絶対強者として君臨している。
Read Article
バーサーカー/ヘラクレス(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
バーサーカー(ヘラクレス)は『Fateシリーズ』に登場する狂戦士のサーヴァントの1人。『Fate/stay night』ではイリヤスフィール・フォン・アインツベルンに召喚される。第五次聖杯戦争が始まる前から召喚されており、バーサーカーは喋らないまでもイリヤと父娘のような関係性を築いている。 真名はヘラクレス。ギリシア神話における大英雄で、キャスター以外の全クラスの適性を持つ武人である。第五次聖杯戦争においては最強のサーヴァントと評されている。
Read Article
衛宮さんちの今日のごはん(Fate×料理)のネタバレ解説・考察まとめ
『衛宮さんちの今日のごはん』とは2016年よりTAaがWebコミック配信サイト『ヤングエースUP』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。TYPE-MOONのビジュアルノベル作品『Fate/stay night』を題材とした派生作品で、『Fate/stay night』の登場人物の毎日を、「料理」を通して描く作品である。本作は料理上手な主人公、衛宮士郎が登場人物に料理を振る舞ったり、作り方を教えることを中心として物語を紡ぐ、平和な日常ストーリーである。
Read Article
バーサーカー/ランスロット(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
バーサーカー(ランスロット)は『Fateシリーズ』に登場する狂戦士のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』では魔術師である間桐雁夜によって召喚される。狂化により理性が失われているにもかかわらず、第四次聖杯戦争の強豪たちを驚嘆させるほどの武技の冴えを見せる。 真名はランスロット。円卓の騎士の中でも最強と謳われた「湖の騎士」であり「裏切りの騎士」。主君であるアルトリア・ペンドラゴンへの敬愛を失えば苦悩から解放されるとの思いからバーサーカーとして参戦する。
Read Article
衛宮さんちの今日のごはんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『衛宮さんちの今日のごはん』はTAaによる、『Fate/stay night』のスピンオフ漫画。『Fate/stay night』が殺伐とした魔術師の戦いを描いているのに対し、『衛宮さんちの今日のごはん』は料理を主軸に、舞台である「冬木市」での平和な日常が描かれる。 本作にはたくさんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。只野まこと監修のもと調理法が分かりやすく描写されている他、料理を通して衛宮士郎や間桐桜、遠坂凛といった主人公およびヒロインのバックボーンも深掘りされている。
Read Article
キャスター/ジル・ド・レェ(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
キャスター(ジル・ド・レェ)は『Fateシリーズ』に登場する魔術師のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』では快楽殺人者の雨生龍之介が戯れに行った儀式殺人により召喚される。その後セイバーのサーヴァントのことをジャンヌ・ダルクだと思い込み、彼女を追い求めるようになる。 真名はジル・ド・レェ。15世紀にフランスのブルターニュ地方ナントに生まれた貴族で、英仏百年戦争ではジャンヌ・ダルクと共に活躍する。第四次聖杯戦争で召喚されたのは、ジャンヌ・ダルクを失い悪鬼に堕ちた後の彼である。
Read Article
アサシン/ハサン・サッバーハ/百貌のハサン(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
アサシン(ハサン・サッバーハ)は百貌のハサンの異名を持つ『Fateシリーズ』に登場する暗殺者のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』では魔術師の言峰綺礼によって召喚され、宝具によって真っ先に脱落したと周囲に思わせて影で諜報活動を行う。 ハサン・サッバーハは彼の真名であり、イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」のこと。異名である「百貌のハサン」は、老若男女ありとあらゆる変装もこなすところからきている。
Read Article
ライダー/イスカンダル(Fateシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
ライダー(イスカンダル)は『Fateシリーズ』に登場する騎兵のサーヴァントの1人。『Fate/Zero』では魔術師の青年ウェイバー・ベルベットに召喚され、マスターの魔力供給が貧弱であるにもかかわらず驚異的な活躍を見せる。 真名はイスカンダル。アレキサンダー、アレクサンドロスとも呼ばれる古代マケドニアの覇者である。ペルシャやエジプト、西インドといった広域の地を征服し「東方遠征」の偉業を成し遂げたことから「征服王」と謳われる。
Read Article
空の境界の登場人物・キャラクターまとめ
『空の境界』には両儀式をはじめとした、魅力的なキャラクターが多数登場する。どの登場人物も非常にキャラが立っており、よく練られたバックボーンをうかがわせる。ここではそんな『空の境界』の登場人物・キャラクターをまとめた。
Read Article
空の境界を時系列順に細かくまとめてみた【ネタバレあり】
『空の境界』は章によって描かれる年代が異なる。例えば第1章では1998年9月の出来事が描かれているが、第2章では1章よりも前の1995年3月の出来事が語られている。ここでは分かりやすいよう、『空の境界』で描かれたことを細かく時系列順にまとめた。
Read Article
【イラストつき!】空の境界の名言・名セリフまとめ【両儀式・黒桐幹也・蒼崎橙子】
『空の境界』は本作の主人公・両儀式に「人生のある時期(中二病)にしか許されないポエムだだ漏れテキストだよ」と語られており、著者の奈須きのこ独特の言い回しが光る作品である。それは登場人物・キャラクターのセリフにも表れている。 ここでは『空の境界』の名言・名セリフをまとめた。
Read Article
人を殺せない殺人鬼!両儀式(空の境界)の画像まとめ
『空の境界』の両儀式は、直死の魔眼というモノの「死」を見る能力を身につけた少女である。この能力の代償として、常に死を意識し続けることになるが、実際に誰かを殺したことはない。 ここでは両儀式の画像をまとめた。
Read Article
TYPE-MOON作品のおすすめSSまとめ!奈須きのこの「月姫」「Fate/Zero」「空の境界」をもとにした二次小説が満載!
ここではTYPE-MOON作品のおすすめ二次小説をまとめた。『月姫』『Fate/Zero』『空の境界』など、非常に人気が高い作品のSSばかりを集めている。どの二次小説も読みごたえが抜群だ。
Read Article
【幹式】黒桐幹也と両儀式のカップリングイラストまとめ【空の境界】
『空の境界』に登場する黒桐幹也と両儀式が出会ったのは1995年3月のことだ。 黒桐幹也は両儀式に町で偶然出会った時から惹かれており、高校時代には一緒に大学に行く約束をしていた。両儀式が事故に遭って昏睡状態になった際には、毎週欠かさずお見舞いに行っていた。
Read Article
空の境界の高画質な壁紙・画像・動画集
『空の境界』は常識と怪奇の入り乱れた濃厚な世界観から、多くのファンの心を掴む伝奇小説だ。本作は「死」にスポットが当てられており、『空の境界』の壁紙や画像は「死」から生じる陰鬱な雰囲気の中にも登場人物・キャラクターのかっこよさが描かれたものが多い。
Read Article
空の境界の時系列は?章ごとにまとめてみた!【終章・未来福音も!】
『空の境界』は時系列順に描かれているわけではなく、2章が1章の前の出来事であるなど、章によって年月日がバラバラだ。作中の出来事がどの順番で起きたのか、ここでは章ごとに分かりやすくまとめてみた。
Read Article