ゴースト トリック(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴースト トリック』とはCAPCOMから2010年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフトである。『逆転裁判』シリーズの生みの親である巧舟がディレクターを務めている。死ぬことによって不思議な力を手に入れた主人公が、自らの死の真相を探して繰り広げる追跡劇を描く物語である。物に取りつき動かすことで起こるべき運命を変えていくパズル的な要素を楽しみながら、二転三転するスリリングな物語を追って真相に迫っていく。
メインキャラクター
シセル
このゲームの主人公。物語は彼が「既に死んでいた」ところから始まる。死者となった彼は全ての記憶を失っており、また夜明けとともに消えてしまうと知ることになる。
死者となったことで特別な「死者のチカラ」が宿り、無機物に「トリツク」、取り付いた物を「アヤツル」、他者の死の4分前にタイムスリップする「過去にモドル」ができるようになった。さらに電話機にトリツクことで電話線を移動することも可能。これらの能力を駆使して関係者を死の運命から救いながら、自分が何者でなぜ死んだのかという謎を追いかけることとなった。
見た目に寄らず、女性や子どもの身に迫る危機を放置するのは主義に反すると口にする紳士。ただ命に関わること以外は他者に対して冷淡であり、刑事のリンネから事件解決への協力を要請されても、自分に関わりがない(と思われた)ことから断っている。
記憶がないためか常識的な知識が欠落していることも多く、文字を読むこともできない。
その正体は人間ではなく黒猫。死ぬと自分の姿ごと記憶を失うので、死者として目覚めた際に目の前にあった「死体」を自分だと思い込んだことでこの姿になってしまった。
最終局面では絶体絶命となったリンネらを救うべく10年前に戻り、自分の主人が「アシタール隕石」に当たって「死ぬ」運命を回避。その代わり隕石の欠片が自分の体内に入って子猫のまま不老不死となる。その運命を冷静に受け入れて後はジョード刑事の飼い猫となり、新しい人生を歩きだした仲間たちを見守っている。
名前の由来は「死せる」だと考えられている。
リンネ
本作のヒロイン。駆け出しの女刑事。この物語は彼女の死の直前から始まる。
恩人であるジョード刑事への死刑執行を止めようと、彼が犯したとされる罪の真相を調べていた。その手掛かりを得るためにシセルらしき男と接触するも、気がつけば彼は死亡。さらに自身も「ド近眼のジーゴ」に殺されるが、シセルの死者のチカラによって救われる。以後何度も死んではシセルに救われた結果、後半になると「もう慣れた」と言い切る図太さを見せた。
10年前に逃亡犯に誘拐されてジョード刑事に助けてもらった過去があり、彼を恩人として強く慕っている。
実はシセルを「殺した」のはリンネ自身。ヨミエルが彼女を殺人者にするためにリンネにアヤツルを使い自分に向けて発砲させたが、1発目は彼女が抵抗して外れた。この流れ弾がヨミエルの鞄の中にいた猫のシセルに当たって死亡してしまう。続く2発目の発砲がヨミエルに当たり、彼はヌケガラとなって死を偽装した。死者として意識を取り戻したシセルがこの「死体」を見て自分の亡骸だと勘違いしてしまった結果が、「ヨミエルの姿をしたシセル」である。
事件の真相を追ってシセルとともに進むが、最終的に沈む潜水艦に閉じ込められて万事休すとなる。その打開をシセルに託し送り出した。
無事に運命が変わった後も刑事としての道を歩み、ジョード一家と親しく交流している。ジョード刑事の自宅を訪ねた際に飼い猫となったシセルに再会を喜ぶ言葉をかけているが、これは誘拐事件の際に傍にいたことを覚えていたとも、運命更新前の記憶が影響しているともとれる台詞となっている。
名前の由来は「輪廻」。
カノン
リンネとともに暮らしている少女。ポメラニアンのミサイルをペットとして飼っている。天真爛漫に見えてなかなかのしっかり者。
手先が器用で、人を驚かせて楽しませる仕掛けを作るのが好き。仕掛けに使った糸などが残らないように始末する仕組みを組み込むというこだわりを持つ。父親のジョードは優秀な刑事だったが、妻のアルマを殺害した罪で刑務所に入っている。
ミサイルとともに自宅でリンネの帰りを待っていたが、「先回りのテンゴ」にミサイルを殺され、自身は誘拐されてしまう。シセルの活躍でその運命は回避され、リンネからの電話を受けオルゴールを渡しに行くこととなる。しかし今度はアシタール公園で法務大臣の娘と間違われて誘拐されかけ、ミサイルともども事故死してしまう。死者のチカラを得たミサイルの手で死は免れるも、誘拐は完遂される。紆余曲折の末に潜水艦にてリンネと再会するが、ヨミエルのアヤツルによって彼女を殺してしまいそうになる。潜水艇への着弾により未遂に終わるが浸水が始まり命の危機に。自分についていたいというミサイルを説得して、シセルとともに行くように送り出した。
実はアルマを死なせたのはカノンの作った仕掛けで、部屋の電気をつけると壁にかけられた拳銃がその人に向かって発砲するようになっていた。ジョードは娘を庇うために罪をかぶっており、オルゴールの中には凶器となった銃が隠されている。だが本来その仕掛けは彼女が母の誕生日を祝うために作ったもので、ジョードを恨んだヨミエルによって手が加えられた結果殺人マシーンとなってしまっていた。余談だが、後に現場検証のためにこの仕掛けを再現した部屋でリンネが死亡し、シセルが生き返らせている。
名前の由来は「観音」。
ミサイル
リンネとカノンが飼っているポメラニアン。
性格は子犬故の愛くるしさと天然ボケの印象が強いが、主人を絶対に守るという忠義と勇気を内に秘めている。基本的には敬語で話すが、時折「よござんすとも」など古めかしい言葉遣いになる。
カノンとともに留守番をしていたが、家に押し入ってきた「先回りのテンゴ」に撃ち殺されカノンを誘拐されてしまう。駆けつけたシセルに彼女ともども救われるが、カノンは別人に誘拐されかけ、抵抗した結果ミサイルともども死亡してしまう。ただし現場の公園に「アシタール隕石」が眠っていたため、その放射能を浴びたミサイルは死者のチカラを得てカノンの死を回避することに成功する。このチカラで誘拐されたカノンを救うために運命更新を拒み、死者のままシセルと協力し合うこととなる。
行使できる死者のチカラはトリツクと、同じ形の物の位置を交換できる「トリカエ」。また、シセルより離れた距離にあるコアを移動できる。
クネリ
死者となったシセルが目を覚ました際に傍にいた、動いてしゃべる謎の電気スタンド。リンネからは「おじいさんのような声をしている」と言われている。
クネリが動いてしゃべることができると分かるのは死者だけで、彼もまた電気スタンドに取りついたタマシイである。ただしその力はかなり弱くなってきているという。
シセルが得た死者のチカラとその使い方を教える、プレイヤーにとってはチュートリアルの役割を担う。またシセルが夜明けとともに消えてしまうことを教え、今夜起こっている何事かの真相を探ることとリンネの命を守ることを要請してくる。
そのタマシイの正体は、別の未来を歩んだミサイルである。彼の経験した最初の時間では死んだシセルがリンネを助けずに去ってしまい、カノンとミサイルはヨミエルによって自宅で殺されてしまう。この際にヨミエルの体内のアシタール隕石から死者のチカラを得たミサイルは自力でリンネとカノンを助けようとするが、最終的に沈みゆく潜水艦で打つ手を失う。シセルの助けが必要だと結論を出した彼はヨミエルが「死んだ」10年前に飛び、そこから再びシセルが死ぬ瞬間まで電気スタンドに取りついて待ち続けたのである。
10年前の運命が変わった後は魂の寿命、あるいはタイムパラドックスによって存在できなくなり、満足そうに消滅して行った。
警察関係者
カバネラ警部
警察の特別捜査班班長を務める警部。
好ましい物事を「ラブリー」と形容し、いちいち芝居がかったポーズを決めながら動作する、かなり癖の強い人物。砕けた口調で話す飄々とした性格で、一見すると鬱陶しくも親しみやすい人柄に見える。実際にリンネのことは「ベイビィ」と呼んで、刑事になる前から非常に目をかけてきた。他の後輩たちからはその捜査手腕に一目置かれていると同時に、面倒な人扱いもされている。
その反面「シミ一つ無い真っ白な経歴」にこだわる出世欲の強い人物でもあり、自分の昇進のためならば時に人情すらも忘れたように振る舞う。身に着けている真っ白なコートはその象徴。
かつてジョードとは良きライバルのような間柄だったが、彼が罪人となってからは一転して冷酷な対応を見せるようになり、出世欲の権化と化したという。
実はジョードの件を通じて、警察の中で誰よりも早く「人をアヤツル者」ヨミエルの存在に気づいていた。昇進を望むのは特別捜査班のトップとなって彼に関わる事件を担当し、ジョードを冤罪から救うためだった。隕石の研究をしているゴミ捨て場の管理人と手を結んだり、スパイだった監察医を逆に買収したりしながら、ヨミエルの真実に迫っていった。
実は10年前に彼が犯した2つのミスが、現在の事件全ての始まりだった。
名前の由来は「屍」。
マッコー刑事
シセル殺害事件を担当する刑事。恐妻家。刑事コンビのツッコミ担当。
名前の由来は、葬儀や法事の際に焼香で用いられる粉末状のお香「抹香」と考えられている。
青刑事
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目次 - Contents
- 『ゴースト トリック』の概要
- 『ゴースト トリック』のあらすじ・ストーリー
- 死から始まる一夜の追跡劇
- 死刑囚・ジョード刑事
- 「法務大臣の娘」誘拐事件
- もう一人の「私」
- 潜水艦ヨノア号の攻防
- 10年前からのやり直し
- 『ゴースト トリック』のゲームシステム
- 基本情報
- デジタルリマスター版の「オタノシミ」
- 『ゴースト トリック』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクター
- シセル
- リンネ
- カノン
- ミサイル
- クネリ
- 警察関係者
- カバネラ警部
- マッコー刑事
- 青刑事
- リンジュー刑事
- 本部長
- 刑務所関係者
- ジョード
- 囚人番号「C38号」
- 囚人番号「C74号」
- ボーズ係官
- コボーズ係官
- 青い肌の者たち
- シス司令
- 参謀
- ド近眼のジーゴ
- 先回りのテンゴ
- ビューティー
- ダンディー
- 監察医
- 法務大臣一家
- オッチンドル
- エンマ
- エイミン
- キッチンチキンのスタッフ
- コック
- メメリ
- バーテン
- その他一般市民
- 管理人
- ダビラ
- 真相に関わる者たち
- ヨミエル
- アルマ
- 『ゴースト トリック』の用語
- 基本用語
- 死者
- 運命更新
- アシタール
- コア
- 死者のチカラ
- トリツク
- アヤツル
- トリカエ
- レンケツ
- 過去にモドル
- デンワ線の移動
- 場所・施設・組織
- 特別捜査班
- 特別刑務所
- キッチンチキン
- アシタール公園
- 『ゴースト トリック』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 登場人物の名前は「生死」に由来
- ミサイルのモデルはディレクター・巧舟の愛犬
- 『逆転裁判』シリーズへのオマージュ要素