ELDEN RING(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ELDEN RING』とは、フロム・ソフトウェアが開発し2022年2月に発売されたアクションRPGである。本格的なダークファンタジーの世界観と、広大で作り込まれたオープンフィールドを楽しめる。「王となれ」と謳うキャッチコピー通り、複雑なダンジョンを攻略しつつ、エルデの王となるための方法を探し戦うゲーム。フィールドでの自由度の高さは勿論のこと、武器のカスタマイズや豊富な戦闘スタイルに加えて、なんとも言えない抑鬱的キャラクターたちが出てくるところも魅力のひとつである。

遺灰

遺灰は白い姿をしている

還魂碑の近くで遺灰を使うと霊体を召喚でき、プレーヤーと共闘してくれる。召喚にはプレーヤーのFPを消費し、霊体のHPがゼロになるか、碑文アイコンの表示エリアから外に出たりすると召喚は解除される。霊体には魔術攻撃、俊敏な動きでの撹乱など、それぞれ違う能力でサポートしてくれる。遺灰は、調霊師ローデリカに依頼すると強化できる。

戦技

武器ごとに特殊な技が備わっている。性能は、攻撃や防御はもちろん回復や自己強化など種類は様々。戦技はFPを消費するが切り札として大いに有効である。さらに戦灰を使うことで、戦技の付け替えが可能。武器ごとに最初から付与されている戦技とは別の戦技や属性を付与できる。装備により優先順位があり、使用可能な戦技は常にひとつ。盾戦技の装備中は武器の戦技は使えず、二刀流は右手戦技のみとなる。

『ELDEN RING』の登場人物・キャラクター

オープニングで語られる5人

蛮地の王ホーラ・ルー

鍛え抜かれた身体と白髪の武人、初代エルデの王ゴッドフレイ。黄金樹の敵対勢力を次々と倒し、黄金樹の時代を築いてきたひとり。しかし戦う相手がいなくなり、次第に瞳の祝福を失い、仲間と共に狭間の地を去った。その後、月日が経ち再びエルデの王となるべく狭間の地へと帰ってきた。

金仮面卿

輝ける金仮面。黄金律原理主義の探究者。痩せこけ骨と皮だけの身体に青黒い皮膚、少しの布を身につけた奇妙な出立ち。ゲーム内で発言することはないが、出会う先々で黄金樹に向かって何かしらのポーズをとっている。エンディングに関わる人物。

死衾の乙女フィア

黒い羽織を頭から被った女性。「英雄様、ほんの一時、私に抱かれてくれませんか」と頼まれ、選択次第で展開が変化する。エンディングに関わる人物のひとり。

忌まわしき糞喰い

オープニングでは処刑されている様子で、群衆から物を投げつけられている。ゲーム内では円卓の奥で赤い霊体の死刑囚として登場するが、王都の地下に囚われの身として本体が存在する。呪いにより全てを穢し呪いの輪が生まれることを願う。エンディングに関わる人物。

百智卿ギデオン=オーフニール

円卓に古くからいる人物で、様々な情報を集めるため本を読み耽っている。大ルーンを持つデミゴッドの情報など調べ尽くしており、主人公の実力を認め助言をくれる。エルデの王となるための情報を求め続け、時に味方を切り捨てることも厭わない。

主人公(プレーヤー)

かつて瞳から黄金樹の祝福を失い、狭間の地を追われた褪せ人。エルデンリング求め再び狭間の地を目指す。
外見をカスタマイズし、10種類の素性からひとつ選択する。

放浪騎士:祖国を追われた放浪の騎士。最初から生命力と持久力が高く、筋力・技量も高いことから、序盤から使える装備が多い。
剣士:遊牧民の双刀剣士。技量のステータスが全素性の中で最も高い。
勇者:戦斧を持った頑強な勇者で蛮地の王の末裔。筋力ステータスが全素性の中で最も高い。
盗賊:致命の一撃を狙う盗賊。神秘のステータスが非常に高い。アイテムの発見力や即死に耐性がある。
星見:星に運命を見出そうとする。知力や精神力が初期値の時点で高いため、魔術を扱う戦闘スタイルに向いている。近接戦闘には不向き。
預言者:不吉な預言により迫害を受けた者。信仰や精神力のステータスが初期値の時点で高いため、祈祷を扱う戦闘スタイルに向いている。近接戦闘にはあまり向いていない。
侍:生命力や持久力はもちろん、技量や筋力も初期値の時点で高いため、近接戦闘に向いている。魔法を使うには不向き。
囚人:厳罰を宣告された鉄仮面の囚人。魔術と近接両方バランスの取れたステータス。
密使:隠密行動に優れた教会の間者。信仰と近接両方バランスの取れたステータス。
素寒貧:なぜか裸の者。自由度が欲しい人向けの最低限ステータス。自分だけのステータス振り分けを行い作り上げていく楽しさが味わえる。

素性の違いは、初期ステータスと初期装備のみで、素性によって制限を受けたり、ゲーム内の物語に影響することは一切ない。

Ridgeline
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