ELDEN RING(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ELDEN RING』とは、フロム・ソフトウェアが開発し2022年2月に発売されたアクションRPGである。本格的なダークファンタジーの世界観と、広大で作り込まれたオープンフィールドを楽しめる。「王となれ」と謳うキャッチコピー通り、複雑なダンジョンを攻略しつつ、エルデの王となるための方法を探し戦うゲーム。フィールドでの自由度の高さは勿論のこと、武器のカスタマイズや豊富な戦闘スタイルに加えて、なんとも言えない抑鬱的キャラクターたちが出てくるところも魅力のひとつである。
狂い火の王
狂い火の王エンディングを見るには、忌み捨ての地下最深部にある狂い火の封印を解き、狂える三本指に会い主人公が狂い火状態になっていることが条件。
エンディングムービーでは、黄金樹や狭間の地をはじめ全てのものが焼き尽くされていくシーンが流れる。生も死もない世界へ、何もかも無にしてひとつの個体となるという結末。
『ELDEN RING』のゲームシステム
オープンフィールド
フィールドが継ぎ目なく繋がるオープンフィールドが採用されている。広大な狭間の地を探索し、遭遇した人物や生物と戦い進んでいく。洞窟や地下墓など立体的に作り込まれたダンジョンがシームレスに繋がっているため、より自由に探索をすることが可能。
マップ
冒険の舞台である狭間の地は、多種多様な地形・シチュエーションが施された広大な地である。
フィールドで地図の断片を手にいれると、大まかな地形や建物の情報がわかる。そしてプレーヤーが、その場所へ到達し探索すると詳細な情報が加わる。
任意の場所に印をつけることが可能であり、目的地への目印に役立つ。
祝福を発見すると地図上にも反映され、一度発見した祝福へは瞬時に移動できる(ファストトラベル)。ダンジョンの入り口にあることも多く、ボス戦を何度もチャレンジできる。
祝福
本作をプレイする上で重要な拠点のひとつ。各地に点在しており、祝福で休むことにより体力ゲージであるHPや戦技や魔術、祈祷を使うためのゲージFP、さらに状態異常などが回復される。さらに聖杯瓶の使用回数も補充される。しかし、同時にそれまで倒した敵(一部を除く)も復活する。祝福の導きと呼ばれる光を放ち、その光は次に向かうべき祝福を指している。
ルーン
キャラクターのレベルアップやアイテムを購入するとき、武器・防具の強化などに必要。敵を倒したりアイテムを使用することで手に入れられる。ルーンを消費して能力値を上げることで、レベルが上がりキャラクターが強化される。鍛治台で鍛石とルーンを消費すると武器や防具の強化ができる。強い敵を倒すと多くのルーンが手に入る。
素材収集とアイテム製作
自然豊かな狭間の地には、至る所に木の実や草花、キノコなどの植物があり、蝶や亀などの野生生物が生息している。それらはアイテム製作の素材となる。アイテムには一時的な効果をもたらすものや、敵への状態異常を付与するもの、自身の状態異常を消すものなどがあり種類は様々。
最初は製作できるアイテムが少ないが、製法書を入手することで製作数を増やすことができる。製法書は商人から購入する場合や特定の敵を討伐する場合などがあり、ダンジョンで発見することもある。アイテムはフィールド上どこでも製作可能なので、戦況に合わせて作れるところも魅力のひとつ。アイテムの解説文には狭間の地の見識や歴史など書かれているため、新たな情報が書かれていることもある。
商人
従来のゲームでいうショップであり、アイテムや素材、武器などをルーンを使用し購入する。各所にいる商人それぞれで品揃えが変わるため、中には貴重なアイテムや製法書を持っている場合もある。探さないと見つからない場所に存在する商人もいる。
武器・盾
攻守の装備品。
近接武器では短剣、直剣、大剣、曲剣、両刃剣、刀、槍、斧、槌などがあり、遠距離武器には弓がある。左右どちらにも持つことが可能で、通常攻撃や強攻撃、ジャンプをしながらの攻撃などもできる。両手に武器を持つことで攻撃の威力が上がり、左右同じ武器なら左手攻撃で二刀流のモーションが発生する。
盾は左手に装備し、ガードの構えで敵の攻撃を防ぐ。攻撃の属性により防御できるパーセンテージが変化する。大きさの種類が大・中・小とあり、強度や重さ、攻撃を受け流す難易度などに影響する。右手に装備すると強打やぶつけるといった攻撃を行う。
プレーヤーに合わせた幅広い組み合わせができ、装備する内容で戦術も大きく変わってくる。
聖杯瓶
回復手段のひとつ。減った分は祝福で休むと補充される。聖杯の雫を使うと回復量が増加し、黄金の種子で使用できる回数を増やせる。使用回数は最大14回まで増やすことが可能。HPが回復する緋雫の聖杯瓶とFPが回復する青雫の聖杯瓶があり4回ある使用回数をそれぞれに振り分けられる。さらにアイテムの組み合わせにより効果を発揮する、霊薬の聖杯瓶は霊薬をカスタマイズできる。
霊馬
広大なフィールドを駆け巡る旅の相棒。メリナとの出会いで譲り受け使用が可能になる。アイテム霊馬の指笛を使うと任意の場所に召喚できる。移動速度が大幅にアップするため探索効率も上がる。騎乗したまま戦闘可能で、2段ジャンプもできる。フィールド上に霊気流というものが存在し、騎乗のまま霊気流にジャンプすると気流に乗り大きく飛び上がれるので、断崖や絶壁を軽々と越えられる。霊馬にもHPがあり、攻撃を受けたりすると死亡する。すぐ再召喚できるが緋雫の聖杯瓶をひとつ消費する。ダンジョン内では召喚できない。
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目次 - Contents
- 『ELDEN RING』の概要
- 『ELDEN RING』のあらすじ・ストーリー
- エルデンリングの誕生
- 女王マリカの即位
- 陰謀の夜
- 破砕戦争
- 新たなる王を求めて
- ゲーム本編へ
- エンディング分岐
- エルデの王
- 星の世紀
- 狂い火の王
- 『ELDEN RING』のゲームシステム
- オープンフィールド
- マップ
- 祝福
- ルーン
- 素材収集とアイテム製作
- 商人
- 武器・盾
- 聖杯瓶
- 霊馬
- 遺灰
- 戦技
- 『ELDEN RING』の登場人物・キャラクター
- オープニングで語られる5人
- 蛮地の王ホーラ・ルー
- 金仮面卿
- 死衾の乙女フィア
- 忌まわしき糞喰い
- 百智卿ギデオン=オーフニール
- 主人公(プレーヤー)
- 主人公の協力者
- メリナ
- 魔女レナ(雪の魔女ラニ)
- 円卓
- 聖職者コリン
- 鍛冶師ヒューグ
- 王骸のエンシャ
- 指読みエンヤ
- 調霊師ローデリカ
- 魔術師ロジェール
- ネフェリ・ルー
- 死を狩る者D
- 女王マリカの関連人物
- 永遠の女王マリカ
- ラダゴン
- エルデの獣
- マリケス
- アレクトー
- デミゴッドたち
- ゴッドウィン
- 忌み王モーゴット
- 血の君主モーグ
- 接ぎ木のゴドリック
- ラダーン
- 満月の女王レナラ
- ライカード
- ミケラ
- 腐敗の女神マレニア
- リムグレイブ
- ケネス・ハイト
- 魔術師セレン
- 半狼のブライヴ
- 亜人のボック
- パッチ
- 放浪商人カーレ
- 白面のヴァレー
- 湖リエーニエ
- 召使いのピディ
- 魔術教授セルブス
- 軍師イジー
- しろがねのラティナ
- アルバス老
- 結びの司祭ミリエル
- 小壺
- ならず者
- ラーヤ
- 魔術師トープス
- エドガー
- イレーナ
- ディアロス
- ハイータ
- ケイリッド
- 獣の司祭グラング
- ジェーレン
- ミリセント
- 賢者ゴーリー
- 鉄拳アレキサンダー
- アルター高原
- タニス
- ベルナール
- マレーマレー
- その他
- ユラ
- シャブリリ
- 『ELDEN RING』のアイテム
- 道具
- 製作素材
- 強化素材
- 鍛石・すずらん
- 製法書
- 結晶雫
- 鈴玉
- その他貴重品
- 情報
- 矢・ボルト
- 『ELDEN RING』の用語
- 支配体制
- エルデンリング
- 律
- エルデの王
- 黄金律
- 大ルーン
- 死のルーン
- 修復ルーン
- 大いなる意志
- 黄金樹
- 二本指
- 種族
- 褪せ人(あせびと)
- しろがね人
- デミゴッド
- 病
- 朱い腐敗
- 狂い火
- 狂い火の王
- レアルカリア魔術学院
- 破砕戦争
- 『ELDEN RING』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- オマージュが盛り込まれたキャラクターたち
- 制作者宮崎の一押しキャラクターは星砕きのラダーン
- 伝説のプレーヤー「Let me solo her」に救われる人が続出