浦飯幽助(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
浦飯幽助(うらめしゆうすけ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの主人公。喧嘩に明け暮れる不良中学生だったが、子供を庇って車に撥ねられ死亡し、その後霊界探偵として復活する。指令をこなしていくうちに自分をライバル視する桑原和真、妖怪の飛影、蔵馬が仲間になり、人間界を狙う敵と戦う。物語後半の仙水忍との戦いで死亡するものの、魔族として復活を果たす。
暗黒武術会・酎戦の「ナイフエッジ・デスマッチ」で登場した技で、幽助曰く「切り札」とのこと。石でできたリングを割るほどの酎の頭突きより強い。
浦飯幽助の来歴・活躍
霊界探偵として生き返った幽助
皿屋敷中学校に通う浦飯幽助(うらめしゆうすけ)は、不良少年として学校内外を問わず悪名を響かせていたが、ある日、道路に飛び出した子どもを助けようとして命を落としてしまう。
彼の死は死者が向かう霊界でも予想外の出来事であり、極楽にも地獄にも行き場が無い幽助は生き返るための試練を受けることに。閻魔大王の息子・コエンマから与えられた試練の内容は、人の心から発するエネルギーに影響を受けて成長する霊界獣の卵を育てることであった。
三途の川の水先案内人・ぼたんと共に現世の悩みを抱える人間や.成仏できない霊魂と関わる中で、幽助は粗野ながらもひたむきに人々を勇気づけていく。
そして、幽助をライバル視する腐れ縁の桑原和真(くわばらかずま)や、口喧嘩をしながらも幽助を気遣う幼馴染の雪村螢子(ゆきむらけいこ)らの献身もあり、幽助は無事復活を遂げた。ただ、霊界獣の卵が羽化する前に幽助が復活したため、卵はコエンマが預かることになった。
元の身体に戻った幽助は、人間界で悪事を働く妖怪たちが関わる事件を解決する「霊界探偵」としての使命を与えられる。
幽助は霊界の探偵七つ道具と死からの復活により高まった霊力を駆使し、霊界の秘宝を盗み出した妖怪盗賊の蔵馬(くらま)、飛影(ひえい)、剛鬼(ごうき)を捕らえた。
さらに桑原と共に、霊力を駆使して戦う武術・霊光波動拳の師範である幻海(げんかい)の元に向かう。そこで霊光波動拳の奥義を奪おうと目論む妖怪・乱童(らんどう)を退治し、弟子に選ばれた幽助は幻海の厳しい修行を受ける。
そんな中、朱雀(朱雀)、青龍(せいりゅう)、白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)ら「四聖獣」と呼ばれる妖怪を中心とした犯罪組織・妖魔街の住民たちが、霊界に対して人間界への移住権を要求してきた。四聖獣は人間界に「人々の破壊・暴力・殺害衝動を強制的に引き起こす」とされる寄生虫を放ち脅迫してきたのだ。霊能力を高めた幽助と桑原は、かつての敵だった蔵馬・飛影の協力を得て四聖獣の根城へ向かう。鞍馬が玄武を、桑原が白虎を、飛影が青龍を撃破。幽助が苦戦しながらもリーダーの朱雀を倒し、持つ虫笛を破壊したことで脅威は去った。
そして幽助に、BBCと呼ばれる賭博団体のメンバーの1人・垂金権造(たるかねごんぞう)によって監禁された妖怪の少女・雪菜(ゆきな)救出の指令が下る。実はこの少女は、飛影の行き別れた妹で、飛影は赤子の時に別れた切りだった彼女の行方を探し続けていた。
司令のビデオに写っていた雪菜を見た桑原は一目惚れしてしまい、幽助と共に雪菜救出に向かう。垂金によって雇われた傭兵らを次々と倒していった2人は、最後に立ちはだかった闇ブローカーの戸愚呂兄弟(とぐろきょうだい)と戦うことに。体を武器等に変形させる戸愚呂兄と、相手の強さに応じて筋肉の量をコントロールする能力を持つ戸愚呂弟。強敵を相手に激しい死闘を繰り広げて撃破し、無事に雪菜を救い出した。
激闘の暗黒武術会
霊界からの司令が一段落し、日常を取り戻した幽助の前に、垂金邸で心臓を突き刺したはずの戸愚呂弟が現れた。
彼は闇の世界で暗躍する実力者たちによって行われるチームトーナメント「暗黒武術会」に幽助たちを招待する。実は垂金邸での戦いはBBCのメンバーで、戸愚呂兄弟の本当の雇い主である左京(さきょう)によって負けるよう指示されていた。
かねてより幽助たちの名声を聞いていた左京は、武勇で優劣をつける武術界という最上の環境で戸愚呂兄弟に幽助を殺させる算段を整えていたのだ。
幽助は桑原・蔵馬・飛影、そして覆面の戦士を助っ人に加え、トーナメントに挑むことになった。
優勝者はどんなものでも望むものを手に入れることができるが、負ければ死が決まっており、生き残るすべは勝ち残る以外にない。5人は暗黒武術会の会場となる首縊島へと向かう。
浦飯チームの初戦の相手は六遊会チーム。桑原、蔵馬、飛影が勝ち星を上げ、幽助は酎(ちゅう)と対戦。酔拳の使い手で、独特の動きと共に妖気の塊である妖気弾(ようれんきゅう)を繰り出す「錬金妖術師」という強敵。幽助は霊気を、酎は妖気を使い果たすと、どちらかが倒れるまで動かず殴り合う死闘「ナイフエッジ・デスマッチ」を行い、幽助がヘッドバッドで激闘を制した。浦飯チームは2回戦へと駒を進めた。
2回戦の対戦相手はDr.イチガキチーム。
取ると死んでしまう「操血瘤」という装置を付けられた格闘家3名と、科学者2名で編成されたチームだ。試合前に蔵馬と飛影は科学者2名に足止めをされ、会場にたどり着けなくなってしまうが、敵を倒すと、チームを率いるイチガキが高名な格闘家・三田村(みたむら)の弟子である円(えん)・梁(りょう)・魁(かい)に、師匠の病を治すという約束で体を提供させたこと、三田村を重病に追い込んだのはイチガキだったことを知る。
試合の行方は、円・梁・魁が不本意に操られていることを桑原が霊力で感じ取り、幽助たちは3人を殺さずに助ける方法を模索。幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって3人は正気を取り戻した。その後イチガキが戦闘妖液を打って巨大化し戦闘を行うが、幽助に一瞬で倒され、浦飯チームの勝利となった。
勝ち抜き戦形式となった3回戦の相手は、魔界の忍で構成された魔性使いチーム。
飛影と覆面戦士は大会本部の命令を受けた結界師・瑠架(るか)により、連戦する浦飯チームのメディカルチェックという名目で結界に閉じ込められてしまう。
蔵馬が化粧使いの画魔(がま)、呪氷使いの凍矢(とうや)との戦いを制する。しかし連戦でボロボロの状態になった蔵馬は3回戦の相手・爆拳(ばくけん)によって痛めつけられてしまう。
爆拳の卑劣さに怒り狂った幽助はリンクに上がると、相手をボコボコに叩きのめした。その後、副将戦で風を操る妖怪・陣(じん)と対決。それまで怒りの感情に飲まれていた幽助だったが、陣のさっぱりした言動に感化され、バトルを楽しむようになる。霊丸を爆風障壁で無効化し、互角の戦いを繰り広げる陣。幽助は霊光弾を腹に命中させて、陣を客席まで飛ばすが、運営側裏工作で試合を引き分けにされてしまう。怒り狂った飛影があと一歩で結界を破れるというところで、桑原が大将戦を制してチームは次の試合に駒を進めることになったのだった。
4回戦の裏御伽チームとの戦いの前、覆面選手が幽助にだけ正体を明かした。それは幽助の師匠の玄海だった。こうして玄海から霊光波動拳の奥義の継承された幽助は、疲労困憊して眠り込んでしまう。
幽助を欠いた浦飯チームは飛影が2勝、妖狐に変化した蔵馬が1勝。桑原が敗北するものの、覆面選手が死々若丸と怨爺こと美しい魔闘家鈴木(すずき)に2勝し、浦島チームは決勝戦へと進むのだった。
また、魔性使いチームとの戦いの直後にコエンマが預かっていた幽助の霊界獣の卵が孵化し、幽助の分身のような存在の獣が生まれ、プーと名付けられた。
戸愚呂チームのメンバーはそれぞれが桁違いに強く、今のままでは勝てないと判断した浦飯チームの面々は、それぞれ特訓を開始。飛影は決勝戦の日までに炎殺黒龍波をものにしようと、奮闘していた。
幽助は規格外の能力を持つ戸愚呂弟を超えるため、幻海の持つ莫大な霊気を継承する。そんな中、玄海の元に奥義を手に入れようと戸愚呂弟が現れ、殺されてしまった。奥義を手にすることだけでなく、師匠の死によって幽助の力を引き出すことも、戸愚呂弟の狙いだった。幽助は慟哭を上げ、蔵馬と飛影は玄海の妖気が消えたことから、彼女が殺されたことに気付く。
桑原だけが覆面選手の正体も玄海の死も気が付かず、浦飯チームは決勝戦の日を迎えた。
先鋒戦・蔵馬が鴉の命を奪うものの、先に10カウントを数えられていたため、試合には負けてしまった。
次鋒戦、飛影は強大な闘気を駆使する武威(ぶい)と戦い、奥義・邪王炎殺黒龍波
を喰らって相手を圧倒。その後、桑原が苦戦しながらも格上の戸愚呂兄(とぐろあに)を撃破する。
そして幽助は強敵・戸愚呂弟と対峙。序盤は80%の力の戸愚呂弟に押されていた幽助だが、霊力の枷である呪霊錠を解き、パワーアップして応戦。それにより、戸愚呂弟に100%の力を出させた。しかし呪霊錠を解除してもまだ戸愚呂弟の実力には届かず、どこか危機感の足りないと言われた幽助。観客席にいる螢子に攻撃をあてようとしたり、桑原を殺したと思い込まされ、怒りと悲しみで幽助は本気を引き出した。パワーアップした幽助は、人々を守るため全身全霊を込めた幽助の一撃が貫いた。
こうして100%中の100%まで力を高めた戸愚呂弟を激闘の末に破り、戸愚呂チームを率いる左京は戦闘能力を持たないため会場ごと爆破して自害し、浦飯チームの優勝が決まった。
優勝の報酬として幻海の生命は救われ、再び幽助たちに日常が戻ったのだった。
仙水編
激闘の暗黒武術会が終わり、大会優勝者に与えられる特権で、幽助たちは玄海を甦らせ、それぞれが日常を過ごしていた。しかし蟲寄市という場所の近辺で、特殊な能力を持つ人間が出現する事件が次々と起こる。それは人類抹殺を企む元霊界探偵の仙水忍(せんすいしのぶ)と、彼に賛同した能力者たちが魔界と人間界を繋ぐ界境トンネルを開こうとしていた影響だった。仙水は純粋で強い正義感を持った青年であったが、霊界探偵の任務の最中に妖怪をいたぶって楽しむ残酷な人間たちを目撃し、人間の持つ醜悪さに絶望してしまったのだ。
トンネルが完全に開ききれば、戸愚呂兄弟を容易に超える能力を持つ妖怪たちが人間界を自由に行き来できるようになってしまう。
幻海からの指示で幽助たちを試すために、能力者の城戸亜沙斗(きどあさと)、海藤優(かいとうゆう)、柳沢光成(やさぎさわみつなり)が現れ、幽助は捕らわれてしまった。
桑原・蔵馬・飛影・ぼたんが救出に向かうも、海藤の能力によって魂を抜かれてしまうという危機に瀕した面々。しかし蔵馬が頭脳戦を制し、仲間の魂と幽助を無事取り戻した。しかし飛影は、「魔界に帰るから、幽助たちに手は貸さないが邪魔もしない」と告げて幽助らと袂を分かつ。
その後、城戸たちと共に情報収集をしつつ、仙水からの刺客である「医師(ドクター)の神谷実(かみやみのる)」や「水兵(シーマン)」の御手洗清志(みたらいきよし)を退けていく。
しかし、御手洗との戦いで、人間界と魔界を繋ぐ「界境トンネル」を開くために必要な能力「次元刀」を有しているのが桑原であることが判明し、仙水によって攫われてしまった。幽助は桑原を追いながら、仙水からの刺客「狙撃手(スナイパー)」の刃霧要(はぎりかなめ)に追い詰められてしまう。気を通せるものであれば、どんな物体も弾に変えることができ、標的の体に付けた的めがけてどこまでも弾が追跡していく能力を持つ刃霧。逃げ続ける幽助は追い詰められてしまうが、影が現れ、背後から刀を突き立てて刃霧を倒した。ボロボロで冷静さを欠く幽助は、突如飛影に攻撃を受ける。戦闘後、幽助は飛影に目を覚まさせてくれたことへの礼を告げ、さらに「欲しがっている黒の章と引き換えに桑原を助け出すまでで良いから手を貸してほしい」と取り引きを持ちかけた。こうして飛影の手を貸りることに成功した幽助は、桑原を取り戻すため敵の本拠地である蟲寄市郊外・入魔洞窟に向かう。
幽助・蔵馬・飛影・海藤・柳沢・幻海は、洞窟の入り口で仙水からの刺客、天沼月人(あまぬまつきと)と戦い勝利する。
幽助・飛影・蔵馬は仙水のいる場所へ進み、仙水から「巻原に勝てたら桑原は解放する」という案を受けた刺客「美食家(グルメ)」巻原定男(まきはらさだお)と戦うことに。天沼を死に追いやった直後で怒りが収まらない蔵馬を挑発したが、蔵馬は薔薇棘刃鞭(ローズウィップ)で巻原の頭部下の歯から上の部分を切断。巻原は意識がない状態で死亡したが、頭部下から戸愚呂兄が正体を現し巻原の胴体はそのまま彼の身体として乗っ取られた。実は暗黒武術会で桑原に島外に殴り飛ばされた戸愚呂兄は、驚異的な再生能力で頭部を再生しており、仙水に拾われていた。食べた人間の能力を手に入れる能力を持つ巻原は戸愚呂兄を食べたが、内側から侵食され、既に意識は戸愚呂兄のものになっていた。しかし蔵馬によって、魔界植物・邪念樹を寄生させられ、戸愚呂兄は邪念樹に寄生されたまま蔵馬を殺す幻覚を見続ける無間地獄をさ迷い続けることになった。
その後、仙水のパートナーの妖怪・樹(いつき)は、次元を自由に移動出来る能力「影ノ手」によって飛影・蔵馬そして桑原を裏男という樹のペットの体内に閉じ込め、幽助に仙水との1対1の戦いを強いた。
仙水の力は強大で、苦戦を強いられ続けた幽助は心臓を貫かれて倒れてしまう。
一部始終を見ていた桑原は、幽助を助けようとする衝動で霊力が高まり次元刀を出し、裏男を斬って体内から脱出。しかし幽助の心臓は止まっており、蔵馬・飛影・桑原は幽助の弔い合戦をすると決める。
仙水は界境トンネルの結界を通りぬけると、「自分を倒したければ結界を切ってこちらに来い」と挑発。桑原はそれを受け入れて次元刀で結界を斬り、一同は仙水の望み通り魔界へと行った。しかし妖狐に変化した蔵馬と桑原、飛影の3人の力を持ってしても、仙水を倒すことができない。
一方、死んだと思われていた幽助が突如立ち上がり、復活。実は幽助は隔世遺伝により魔族の血を濃く受け継いでおり、先の戦いで死んだことで魔族として覚醒したのだった。髪は地面に届く長さになり、体中に刺青が浮かび上がっていた。強大な妖気を手に入れた幽助は、霊獣プー、そしてコエンマと共に魔界へ行き、蔵馬たちと再会する。
幽助は仙水との戦いを続行する中で突如何者かによって身体を乗っ取られて、段違いのパワーを発揮して仙水を倒した。仙水の死によって、人間界の危機は去ったのだった。
魔界統一トーナメント編
仙水との戦いが終わり、退屈な日々を過ごしていた幽助の元に、魔界からの使者北神(ほくしん)らが現れる。彼らの背後にいたのは仙水との戦いで幽助を操った張本人であり幽助の先祖で、魔族としての幽助の父である妖怪・雷禅(らいぜん)だった。
秩序のない混沌とした世界である魔界では、500年前から雷禅、軀(むくろ)、黄泉(よみ)の3人が統治する国によって棲み分けがなされ、非常に危ういながらもバランスが取られていた。しかし、その中の1人である雷禅が死の淵に立たされていた。北神たちは幽助に雷禅のことを知らせ、雷禅の息子である幽助と雷禅と会わせるため幽助に魔界に来いと告げた。
幽助は仙水との闘いに横槍を入れられたケジメをつけるために魔界へ向かうことを決める。
幽助は螢子に事情を説明し、3年以内に必ず人間界に戻ってくること、そして帰ってきたら結婚してほしいとプロポーズした。
幽助が魔界へと向かう最中、蔵馬の元には黄泉、飛影の元には軀の使者が訪れ、それぞれの部下としてスカウトを受ける。
幽助は仙水との戦いに水を差した雷禅に、会うやいなや戦いを申し込む。
雷禅は食人鬼であるが人間を喰うことを止めており、栄養失調や空腹により死にかけていた。それでも凄まじい力を持つ雷禅に敗北を喫した幽助は、雷禅を超えることを当面の目標とし、魔界で修行を繰り返し雷禅への挑戦を続ける。
1年が経過し、ついに雷禅の命は尽きようとしていた。
雷禅は大昔に人間の女に惚れて以来、700年も人間を喰うことを止めていたのであった。そして雷禅は幽助にその惚れた女性の話をしながら、幽助の眼前でその命を終えた。
幽助は雷禅の遺志を継ぎ、軀・黄泉との戦いへと参戦することとなり、黄泉・軀の出方を待つことなく行動を起こす。それは魔界の王を決めるトーナメントの開催であり、その勝者に魔界を委ねると提案した。策略を捨ててシンプルに自らの力を試すという幽助の提案に高揚感を覚えた黄泉・軀は国家を解散し、トーナメントへの出場を決める。
蔵馬と飛影、そして暗黒武術会で幽助と熾烈な争いを繰り広げた酎、鈴駒(りんく)、凍矢、陣(じん)、美しい魔闘家鈴木、死々若丸も参加することになった。
トーナメント参加者は6272名。トーナメントが開始し、各々強敵たちと戦っていく。
幽助の力は黄泉と軀に劣っており、誰もが黄泉と軀の一騎打ちになると考えていたものの、奇妙な興奮と期待感に魔界が包まれていた。
本戦3回戦、幽助は黄泉と対戦。その戦いで霊気と妖気を融合させる技を繰り出すなど、黄泉相手に引けを取らない戦いをするが、60時間もの激闘の末に敗れてしまった。
しかし、その疲労もあってか黄泉はその後雷禅の旧友である孤光(ここう)に敗北。軀は精神状態によって強さが左右され、穏やかな戦いの場では本来の実力が出し切れず、雷禅の旧友・煙鬼(えんき)に敗北してしまう。
その結果、第1回魔界統一トーナメントの優勝者は煙鬼となった。チャンピオンとして君臨した煙鬼は「人間界に迷惑をかけないこと」という法律を決めた。
各自は平穏を取り戻し、3年後の第2回目のトーナメントへ向けて修行を始めた。
幽助は人間界に戻り螢子との再会を果たし、蔵馬や飛影たちもそれぞれの日常に戻っていった。
その後
幽助は母のツテで屋台ラーメンを開業しつつ、探偵業も復活。桑原は進学、蔵馬は中小企業に就職し、飛影は軀の所で魔界に迷い込んだ人間を助ける役割を担っていた。
霊界では閻魔大王が人間界で起こした妖怪の事件を水増しし、悪さをする妖怪を取り締まるという名目で人間界を霊界の領土として扱おうとしていたことをコエンマに告発される。
この事に加えて魔界は煙鬼によって人間に迷惑をかけないというルールが作られ、殆どの妖怪がそれを守っているため、霊界は界境トンネルにある結界を解いた。
しかし結界を無くした事に反感を覚える霊界人によるクーデターが起こり、霊界では立てこもり事件が起こる。
幽助はその事件解決のために借り出され、クーデター犯たちを倒し、彼らの作った爆弾解除を一人で買って出た。爆弾は最後に赤と青の銅線のどちらかを切ることで解除できる仕掛けであった。どちらを切って良いか迷っていると、プーが現れ、突然喋り出して幽助を励ます。その声は玄海のものだった。
コエンマも幽助から見えない影で待機しており、幽助と運命を共にする覚悟でいた。
幽助が選んだのは螢子の好きな色の青で、見事爆弾解除に成功した。
その後、玄海が亡くなり幽助たちは葬式を開き、幽助・桑原・蔵馬・螢子・静流・雪菜などのメンバー一同が集まった。プーに玄海が憑依していたのは、死の間際にいたからであった。玄海は「自宅周辺の広大な山林を人間と妖怪が共存できるような場所にしてほしい」という遺言を残していた。
葬式後に一同は海へ行き、海水を掛け合って遊び、物語は静かに終わりを迎えた。
浦飯幽助の関連人物・キャラクター
仲間
桑原和真(くわばらかずま)
幽助のケンカ仲間であり腐れ縁で、本作のムードメーカー的な存在。単純だが義理人情に厚く仲間思いで、一方的な暴力は振るわず万引きやカツアゲなどの犯罪もしない主義。
不良仲間の大久保・桐島・沢村の3人組が親友。
数匹の猫を飼っており、不良にさらわれた猫の永吉(えいきち)を助けるため我を忘れる溺愛ぶりを見せる。
生まれつき霊感が高く、金縛りにあったり、ジャンケンが強いなどの傾向があった。
幻海に霊感のことを相談しに行き、成り行きで霊光波動拳門下生選考会に出て、武蔵との戦いで霊気の剣「霊剣」を操るように。初めは武蔵の持っていた木刀から剣を生成していたが、次第に媒介を必要としなくなり、剣を曲げたり伸びたり巨大化させたりするなどの応用がきくようになる。
「仙水編」では仙水たちの求めていた能力「次元刀」の持ち主であることが分かり、攫われてしまう。
また霊力の高さからか、捕らわれていた雪菜やドクターイチガキチームの戦士たちの記憶が流れ込み、彼らを救う決意をした。
雪菜に一目惚れし、救出作戦に参加。その後も一途に雪菜を守ろうとしている。ただ、指令が録画されたコエンマからのビデオを最後まで見なかったため、雪菜が飛影の妹であることは知らず、幽助たちからも良かれと思って隠している。
主要キャラの中で1番顔が良くないとされており、飛影からは「つぶれた顔」、死々若丸からは「失敗ヅラ」と呼ばれ、ルックスの悪さが公式でネタにされている。
能力の差で敵に負けることも多々あるが、幽助に叩きのめされ続けてきたからか耐久力は高く、戸愚呂に左胸を刺された際も生還。
また雪菜に応援されるとどんな重傷の傷を負っていても蘇り、愛の力でパワーアップする。
魔界へ続くトンネルを通った際には、B級妖怪から仙水・蔵馬・飛影・桑原の4人が自分達より強いと評価されており、その時点で桑原はA級妖怪相当の強さを持っている。
「魔界トーナメント編」では人間界に残り猛勉強、元々成績は悪かったが努力の末に骸工大付属高校に補欠合格した。
桑原和真(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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桑原和真(くわばらかずま)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人である。霊感の強い不良少年で、主人公の浦飯幽助とは喧嘩仲間。霊界探偵となった幽助と行動を共にするようになり、霊気で作り出した「霊剣」を用いて様々な妖怪と戦いを重ねる。暗黒武術会では、ムードメーカーとして仲間を牽引。魔界の扉を開こうとする仙水忍との対決では、敵が欲する「次元刀」の持ち主であることが判明し、仙水一味にさらわれてしまった。
蔵馬(くらま)
植物を操る能力を持つ、幽助たちの参謀的な存在の美男子。進学校・盟王学園高校に通う優等生だが、その正体は魔界でも有名な伝説の盗賊・妖狐蔵馬。霊界の追手に重傷を負わされ、霊体の状態で人間界へ行き、南野志保利(みなみのしおり)のお腹に宿っていた子供に憑依し、南野秀一(みなみのしゅういち)として転生した。
初めは妖力が戻り次第姿を消すつもりだったが、幼少期に自分を庇って母が消えない傷を負ったことに罪悪感を感じ、側に居続けた。
その後病気が発覚した母を救うため、飛影・剛鬼と共に霊界から宝を盗み出す。宝の1つ「暗黒鏡」を使って自分の命と引き換えに母を助けようとしていたところ、幽助が自分の命も差し出したことで、蔵馬も志保利も助かった。
その後、社会奉仕として幽助たちと共に行動する。暗黒武術会では、桑原を鍛えパワーアップさせ、浦飯チームの参謀として活躍。裏浦島戦では若返る力のある「逆玉手箱」で妖狐の姿になり、その後美しい魔闘家鈴木に貰った前世の実を食べた事で、鴉戦でも妖狐の姿になった。
人間の道徳心と妖怪の戦闘スタイルが融合しており、基本的に戦闘は好まずお人よしで、相手の話を聞き騙されてしまうこともある。
しかし仲間や家族を脅かされると冷徹になり、蔵馬と闘った相手は悲惨な死を迎える事が多く、飛影からは「最も敵にしたくない奴」「敵対する者に対しての残虐さはオレ以上」と言われている。
妖狐の頃は盗賊団の総長をしており、性格は極悪非道且つ冷静沈着。副総長の黄泉を見限り、刺客を使って殺害しようとし、黄泉は生き延びたがこの事によって視力を失った。
人間である蔵馬よりも戦闘力は高く、人間と融合する前はA級妖怪、最終的にはS級妖怪になった。
蔵馬(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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蔵馬(くらま)とは冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人で、元は妖狐という魔界で名の知れた盗賊だったが、瀕死の重傷を負って人間界に逃げ込み、妊娠していた南野志保利の胎児に憑依・転生。その後、復活のタイミングを図りながら志保利の息子・南野秀一として暮らしていた。主人公・浦飯幽助の敵として登場したものの、彼に救われ、その後味方として活躍する。容姿端麗で頭脳明晰な人物で、作中でトップレベルの人気を誇る。
飛影(ひえい)
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幽☆遊☆白書(幽白)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『幽☆遊☆白書』とは冨樫義博による少年漫画。1990年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始され、同誌の黄金期を支える人気作となった。死んでしまった主人公の浦飯幽助が生き返る試練を受けるさまや、復活後に霊界探偵として活躍し、様々な強敵と戦う姿が描かれている。幽助をはじめ、熱い心を持った人間が多く、読者の胸に響く彼らのセリフが魅力となっている。また冨樫義博が描く手に汗を握るバトルシーンも本作の魅力の1つである。
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幽☆遊☆白書(幽白)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『幽☆遊☆白書』とは、漫画家・冨樫義博による少年漫画、およびそれを原作としたアニメ。ファンからは「幽白」の愛称で親しまれている。交通事故で死亡した不良中学生・浦飯幽助が霊界探偵として生き返り、様々な妖怪と闘っていくストーリーで、白熱したバトルシーンや美麗なキャラクターが人気を博した作品である。2023年にはNetflixで実写ドラマが放送され、話題となった。この記事ではテレビアニメ版と、1993年、1994年にそれぞれ公開された劇場版の歴代OP・ED主題歌・挿入歌を紹介する。
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飛影(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
飛影(ひえい)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人。額には第三の眼「邪眼」を持ち、魔界の炎を操る「邪王炎殺拳」を使って戦う。主人公・浦飯幽助の敵として登場するが、敗れてからは味方として活躍した。人間界に来ていたのは、生き別れた双子の妹・雪菜の行方を探していたため。格闘センスが非常に高く、暗黒武術会では無敗を誇る。
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蔵馬(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
蔵馬(くらま)とは冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人で、元は妖狐という魔界で名の知れた盗賊だったが、瀕死の重傷を負って人間界に逃げ込み、妊娠していた南野志保利の胎児に憑依・転生。その後、復活のタイミングを図りながら志保利の息子・南野秀一として暮らしていた。主人公・浦飯幽助の敵として登場したものの、彼に救われ、その後味方として活躍する。容姿端麗で頭脳明晰な人物で、作中でトップレベルの人気を誇る。
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煙鬼(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
煙鬼(えんき)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。魔界三大妖怪の1人・雷禅の大昔の喧嘩仲間で、魔界の覇者を決める魔界統一トーナメントの優勝者。見た目は鬼のような姿をしているが、性格は非常に温厚。トーナメントでは優勝候補といわれていたむくろを破るなど、かなりの実力を持つ。優勝した際に、「人間界に迷惑をかけないこと」という法律を制定。魔界・霊界・人間界を繋ぐ重要人物となった。
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桑原和真(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
桑原和真(くわばらかずま)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人である。霊感の強い不良少年で、主人公の浦飯幽助とは喧嘩仲間。霊界探偵となった幽助と行動を共にするようになり、霊気で作り出した「霊剣」を用いて様々な妖怪と戦いを重ねる。暗黒武術会では、ムードメーカーとして仲間を牽引。魔界の扉を開こうとする仙水忍との対決では、敵が欲する「次元刀」の持ち主であることが判明し、仙水一味にさらわれてしまった。
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軀(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
軀(むくろ)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品終盤に登場した魔界三大妖怪の1人。いつもは包帯で顔を隠している。一人称は「俺」だが、性別は女性。魔界随一の軍事力を誇る軍団を有している。魔界三大妖怪の雷禅の死期が近いことから、残る1人の黄泉との全面戦争に供えて、主人公・浦飯幽助の仲間の飛影をスカウトした。飛影の記憶を知り、自分の過去を彼に見せた。
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戸愚呂兄(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
戸愚呂兄(とぐろあに)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。元は人間だったが、実弟の戸愚呂弟と共に妖怪に転生した。小柄で黒くウェーブがかった長髪をしており、弟の肩に乗っている姿がよく描かれている。身体を自由自在に変形させる能力を持ち、戦闘時には弟の武器になることが多い。ただ、単独で戦っても相手を瞬殺するなど高い戦闘能力を持つ。寿命も殺す手段も存在しない完全な不死身。「暗黒武術会編」で命を落としたと思われていたが、「仙水編」で再び登場した。
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戸愚呂弟(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
戸愚呂弟(とぐろおとうと)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品中盤のボスで、主人公・浦飯幽助とは2度に渡って対戦している。元は人間だったが、実兄の戸愚呂兄と共に妖怪に転生した。体格が良く、常にサングラスを身につけている。戦う相手の力量に合わせ、筋肉量をコントロールして戦う。暗黒武術会の決勝では、「100%中の100%」の姿になったが、激闘の末に幽助に倒された。
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雷禅(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
雷禅(らいぜん)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品終盤に登場し、主人公・浦飯幽助の遺伝子上の父親であること、幽助が魔族の血を引いていることが明かされた。魔界三大妖怪の1人で、「闘神」の異名を持つ。食人鬼だが、大昔に運命の女性と出会ってからは、彼女と再会するまでは人を食べないと誓った。空腹と栄養失調で大きく力が衰え、最期は幽助の目の前で「あー、腹減ったな」という言葉を残して餓死した。
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コエンマ(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
コエンマとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。霊界の長・閻魔大王の息子で、主人公・浦飯幽助に生き返るきっかけを与えた人物。赤ん坊のような姿で常におしゃぶりをくわえているが、実年齢は700歳を超えている。人間界に来る際は、赤ん坊ではなく長身のイケメン姿になる。また、おしゃぶりはただの飾りではなく、最強クラスの防御技「魔封環」を使うエネルギーを貯めるための道具。アニメ版では秘書の鬼・ジョルジュ早乙女と漫才のようなやり取りを何度も見せた。
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雪村螢子(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
雪村螢子(ゆきむらけいこ)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。主人公・浦飯幽助の幼馴染であり、メインヒロイン。品性方向でスポーツ万能な優等生で、中学では学級委員長だった。正義感が強く、幽助とは顔を合わせれば口喧嘩をするが、相思相愛である。幽助の弱点として人間・妖怪問わず狙われるなど、幾度も危険な目に遭っている。物語後半では幽助からプロポーズされた。
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左京(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
左京(さきょう)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。オールバックにした長髪と右目の傷、煙草がトレードマークの男性。「暗黒武術会編」に登場した戸愚呂チーム大将兼オーナーで、富裕層の賭博団体BBCのメンバーである。アニメ版では弟を応援しに来た桑原静流とお互いに恋心を抱いていた。副将だった戸愚呂弟が負け、彼の勝利に命を賭けていた左京は会場を爆破し、その生涯に幕を下ろした。
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雪菜(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
雪菜(ゆきな)とは冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。氷女という妖怪の少女で、流した涙は氷泪石と呼ばれる希少な宝石になる。主要キャラクターの1人・飛影の双子の妹。闇ブローカーにさらわれ、金の亡者・垂金権造に幽閉されていたところ、霊界探偵の浦飯幽助とその友人の桑原和真によって救出された。桑原は雪菜に一目惚れしているが、雪菜本人は恋愛についてよく理解しておらず、恋仲には発展しなかった。
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黄泉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
黄泉(よみ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』および、アニメに登場する人物。かつて妖狐蔵馬と共に盗賊団の副総長を務めていたが、粗野な性格に見切りをつけた蔵馬に刺客を差し向けられ失明。その後は聴覚と嗅覚を頼りに実力をつけ、魔界三大妖怪と呼ばれるまでに成長する。魔界の制覇と人間界への進出を狙っていたが、主人公・浦飯幽助に感化されて魔界統一トーナメントに挑んだ。3回戦で幽助とあたり、60時間に及ぶ激闘の末に勝利を収めている。
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鴉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
鴉(からす)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。「暗黒武術会編」のラスボス、戸愚呂兄弟が率いる戸愚呂チームのメンバーで、爆弾を作り出せる「支配階級(クエストクラス)」の妖怪。美しいものを自分の手で壊したいという歪んだ性癖の持ち主で、決勝戦で戦うことになった蔵馬に異常な執着を見せた。「トリートメントはしているか?」など印象的なセリフが多く、第2回キャラクター人気投票では第8位にランク入り、蔵馬vs鴉の戦いはコミックスの「究極の名場面コンテスト」で1位を獲得している。
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ぼたん(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
ぼたんとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。閻魔大王の息子・コエンマの部下で、霊界の水先案内人として、物語序盤から主人公・浦飯幽助をサポートしてきた。髪をポニーテルに結い、若い女性の見た目をしているが年齢などは全て不明。江戸っ子のような姐御喋りをする。ファンの間でも人気の高い女性キャラクターである。映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』では、メインヒロインとして描かれた。
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桑原静流(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
桑原静流(くわばらしずる)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。メインキャラクターの1人・桑原和真の姉で、弟同様に霊感が強い。面倒見の良い姉御肌な女性で、喧嘩も強く頭も良いため、桑原にとって頭が上がらない存在である。アニメ版では敵の戸愚呂チームのオーナー・左京に助けられ、彼に好意を抱く。決勝戦後は自死を選んだ左京から愛用のライターを渡されていた。作者・冨樫義博のお気に入りのキャラクターの1人である。
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幻海(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
幻海(げんかい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。人間界でも5本の指に入る霊能力者にして、人体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の高名な使い手。主人公・浦飯幽助に霊力を使った戦い方を教えた人物であり、彼との師弟の絆は強い。霊能力者としても有名で、霊的現象に悩まされる人々の相談に乗ることもある。霊力を高めると細胞が活性化し、一時的に若かったころの姿に戻ることができる。「暗黒武術会編」でその姿が披露されると、あまりの美しさに会場がどよめいた。
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武威(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
武威(ぶい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。「暗黒武術会編」のラスボス、戸愚呂弟が率いる戸愚呂チームのメンバーで、大きな斧を武器に戦う鎧武者。鎧は武装闘気(バトルオーラ)を抑えるためのもので、決勝戦で浦飯チーム次鋒の飛影との試合では、鎧なしの本来の力で戦う。奥義・邪王炎殺黒龍派によって妖力をアップさせた飛影に、完膚なきまでに叩きのめされた。暗黒武術会の飛影の対戦相手の中で、唯一殺されなかったキャラクターでもある。
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プー(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
プーとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。主人公・浦飯幽助の生命エネルギーによって孵化し、彼の心をエネルギーとして生きる霊界獣。長く垂れた耳とペンギンのような見た目が特徴で、「プー」と鳴く。本作のマスコット的存在。暗黒武術会決勝時と霊界クーデター時の2度、霊界にいた幻海が憑依し、周囲の人間を助けた。かつて霊界探偵だった仙水忍に幽助が殺された際にプーも命を落とすが、幽白が魔族として覚醒すると鳳凰のような姿で甦った。
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幽遊白書の桑原和真は桑田選手・清原選手に影響を及ぼす男だった
冨樫義博の人気マンガ・幽遊白書。主人公である浦飯幽助にライバル心を燃やす、桑原和真という登場人物がいる。彼の名前の由来はプロ野球選手の桑田選手・清原選手であるのだが、名前をもらったはずの桑原が二人の野球選手に影響を及ぼしてしまっていた。にわかには信じられない架空のキャラクターと有名スポーツ選手たちとの奇妙なつながり。それが転じて原作にある変化をもたらした。その解説。
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【週刊少年ジャンプ】80年代後半から90年代中盤のマンガ【黄金期】
ジャンプ黄金期のマンガ(80年代後半から90年代中盤に開始されたマンガ)をまとめました。
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漫画・アニメに登場するかっこいい男の子の名前まとめ!「学園アリス」の棗など多数紹介!
ここでは漫画・アニメに登場する男の子のかっこいい名前をまとめた。嵐士(あらし)、要(かなめ)、紫呉(しぐれ)、唯世(ただせ)、棗(なつめ)、といった名前を紹介している。漢字の意味を調べると印象の変わる名前もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。
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人気漫画の今昔比較画像まとめ!絵柄・タッチに変化あり?
長年にわたって描かれ続けている人気漫画の数々。改めて最初から読み返してみると、なんだか途中から絵柄やタッチが違っていると感じたことはないでしょうか。もはや同じ作者とは思えないほど絵が変わっているものもあって、ちょっとビックリしてしまいますよね。この記事では、人気漫画の今昔画像を集めました。初期の頃の絵と今の絵と、あなたはどっちが好きですか?
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【幽遊白書】超懐かしい!20~30代が反応するアニソン名曲集【微笑みの爆弾】
世の中には様々なアニメがありますが、そのOPやEDなど、一度聴いただけでもなかなか忘れられないようなインパクトの強いものもたくさんあります。この記事では、主に20~30代が「懐かしい!」と感じそうなアニソンを集めました。どれも有名なものばかりだから、たとえアニメを知らなくても曲ぐらいなら知っているかもしれません。思わず口ずさみたくなっちゃいますね!
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HUNTER×HUNTER 主人公ゴン=フリークスの歩み ハンター試験編
アニメ化、そして映画化もされ、コミック累計発行部数6000万部以上。 海外でも人気が高い、HUNTER×HUNTER。 その主人公ゴン=フリークスのハンター試験合格までの成長記録。 純粋でまっすぐな少年の物語です。
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HUNTER×HUNTER 主人公ゴン=フリークスの歩み トリックタワー編
晴れてハンター試験に合格したゴン。 キルアを取り戻すため、ククルーマウンテンへ。 そして天空闘技場で修行を開始する。 そこで念の存在を知り、そして因縁のヒソカとも…
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冨樫義博は伊藤潤二の影響を受けまくり!?HUNTER×HUNTER&レベルE&幽遊白書を画像付きで検証!
漫画家の冨樫義博は、同じく漫画家である伊藤潤二の影響を強く受けているとする説がある。実際冨樫の作品には伊藤潤二作品の構図や演出が応用されているシーンが少なからず散見しており、ここではそれを画像付きで検証していく。
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【HUNTER×HUNTER】冨樫義博の考えた少女漫画ヒロインを徹底紹介!妻・武内直子からの評価付き!【セーラームーン】
人気漫画『HUNTER×HUNTER』の作者冨樫義博が考えた「少女漫画のヒロイン」を紹介する。冨樫は有名少女漫画『セーラームーン』の作者として知られる武内直子の夫でもあり、この企画はその縁で組まれたものである。
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目次 - Contents
- 浦飯幽助の概要
- 浦飯幽助のプロフィール・人物像
- 浦飯幽助の能力
- 腕っぷしの強さ
- 霊光波動拳の使い手
- 霊気と妖気の両方を使えるように
- 魔族の姿に変化
- 浦飯幽助の必殺技
- 霊丸(レイガン)
- ショットガン/霊光弾(れいこうだん)
- 殺人パンチ
- 内臓殺し
- ヘッドバット
- 浦飯幽助の来歴・活躍
- 霊界探偵として生き返った幽助
- 激闘の暗黒武術会
- 仙水編
- 魔界統一トーナメント編
- その後
- 浦飯幽助の関連人物・キャラクター
- 仲間
- 桑原和真(くわばらかずま)
- 蔵馬(くらま)
- 飛影(ひえい)
- 師匠
- 幻海(げんかい)
- 霊界関係
- コエンマ
- ぼたん
- プー
- 家族・幼馴染
- 浦飯温子(うらめしあつこ)
- 雪村螢子(ゆきむらけいこ)
- 霊界探偵編
- 剛鬼(ごうき)
- 乱動(らんどう)/少林(しょうりん)
- 朱雀(すざく)
- 垂金権造(たるかねごんぞう)
- 雪菜(ゆきな)
- 暗黒武術会編
- 酎(ちゅう)
- Dr.イチガキ
- 陣(じん)
- 戸愚呂兄(とぐろあに)
- 戸愚呂弟(とぐろおとうと)
- 仙水編
- 城戸亜沙斗(きどあさと)
- 海藤優(かいとうゆう)
- 柳沢光成(やなぎさわみつなり)
- 室田繁(むろたしげる)
- 仙水忍(せんすいしのぶ)
- 神谷実(かみやみのる)
- 刃霧要(はぎりかなめ)
- 御手洗清志(みたらい きよし)
- 天沼月人(あまぬまつきひと)
- 佐藤黒呼(さとうくろこ)
- 佐藤晶吾(さとうしょうご)
- 真田快晴(さなだかいせい)
- 真田風吹(さなだふぶき)
- 魔界統一トーナメント編
- 雷禅(らいぜん)
- 北神(ほくしん)
- 黄泉(よみ)
- その他
- 食脱医師(くだくすし)の女
- 浦飯幽助の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「右ストレートでぶっとばす」
- 「ただのケンカしようぜ。国なんかぬきでよ」
- 浦飯幽助の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「伊達にあの世は見てねぇぜ!」は作中で1度も登場しなかったセリフ
- 霊丸の元ネタは『コブラ』のサイコガン