相棒 season22(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒 season22』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。
「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京が籍を置いていた。十数年の時を経て特命係に出戻った亀山薫とのコンビを復活させた杉下は、次々に起こる難事件の調査に乗り出していく。
扶桑武蔵桜というヤクザの若頭である鬼丸播磨(おにまる はりま)が殺害される。犯人で会社経営者の弓生崇智(ゆみお たかとし)は素直に罪を認めた上で、「鬼丸に脅され、夢中で反撃して殺してしまった」と供述し、正当防衛が認められる。これを知った扶桑武蔵桜の組員は色めき立ち、警察は弓生の安全を確保するべく特別な対応を迫られる。
扶桑武蔵桜の組長桑田圓丈(くわた えんじょう)は、正義感に燃えるようになる以前の内村本部長と持ちつ持たれつの関係だった男で、警察相手に丁々発止のやり取りを展開。一方で鬼丸の仇討ちに燃える組員たちを宥め、「潮時だ」と組の解散を宣言する。
しかし、これらは全て「自らの手で鬼丸の仇を取る」ことを目論んだ桑田の芝居だった。鬼丸の葬式に「落とし前をつけろ」と弓生を呼び出した桑田は、密かに用意した拳銃で彼を殺そうとするも、特命係の手で取り押さえられる。その弓生も「自分から鬼丸に襲い掛かった」ことが突き止められ、改めて罰を受けることとなった。
この騒ぎの中、内村は階段で転んで昏倒。目覚めた時にはまた以前のような傲慢な組織人としての態度が蘇っており、周囲の者を戸惑わせるのだった。
第10話「サイレント・タトゥ」
かつて特命係で杉下と共に活躍した甲斐亨(かい とおる)の息子である笛吹結平(うすい きっぺい)の学芸会が開かれる。亨は特命係の上司である甲斐峯明の次男で、かつて法で罰せられない犯罪者を狙って連続暴行事件を起こしたことがあり、杉下が暴いたその罪で服役している状態だった。亨は罪を悔いて素直に服役する一方、逮捕前に当時恋仲だった笛吹悦子(うすい えつこ)との間に自分の子が生まれたことを知ってなお、「息子の未来の重荷になりたくない」と彼女との婚姻を拒み続けていた。
ところが、甲斐や杉下たちも観覧に訪れたその学芸会で、結平の担任である姉小路(あねこうじ)という教師が刺殺される。姉小路は生徒人気こそ高いものの女性関係のトラブルをいくつも抱える問題教師で、悦子も「結平の父親のことを暴露されたくなかったら俺の女になれ」と脅迫まがいのアプローチを受けていた。
姉小路を殺したのは、彼の婚約者だった栗原志津子(くりはら しづこ)という女性だった。栗原は「自分を捨てた姉小路に恨みがあった」と素直に罪を認めて留置場に入れられる一方、悦子に「結平の父親のことは私も知っているが、絶対に他言しない。代わりと言ってはなんだが、迷惑をかけた両親にせめてもの詫びの品を送るのを手伝ってほしい」と様々な頼みごとをする。
「父親が世間から注目された犯罪者であることが明かされたら、結平の人生にどんな影響があるか分からない」と悦子がこれに戸惑いながらも従う一方、杉下は栗原のこの動きには何か別の意図があるのではないかと考える。
この推測は当たっており、栗原は「“両親への贈り物の買い出し”と称して悦子を強権的な政治体制で知られる東亜共和国に向かわせ、そこで自分の協力者によって彼女にスパイ容疑をかけさせることで現地の政府に処刑させ、合法的に始末する」という恐るべき計画を立てていた。脅迫同然の形で口説かれていただけとはいえ、栗原からすれば悦子は「自分の婚約者を奪った」女であり、その嫉妬と憎悪が犯行の動機だった。
栗原の狙いに気付いた杉下と亀山は東亜共和国に乗り込み、甲斐や社の権力をも利用して“別人のパスポートで帰国させる”という裏技で、スパイ容疑をかけられた悦子を救出する。無茶をし過ぎて東亜共和国の当局に睨まれた杉下と亀山は、政治的な決着がつくまで日本に帰れなくなり、同国の日本大使館で新年を迎えるのだった。
第11話「その頬に触れるな」
丹生初音(にぶ はつね)という女性の息子が誘拐される。息子を救うため、初音は警察には届けずに誘拐犯の指示に従って動いていく。毒ガスによる殺人事件の捜査をしていた特命係は、初音の様子から誘拐事件が発生していることに気付き、彼女を追跡する。
初音は「ほっぺ丸」というキャラクターの制作者だったが、それは表向きそうなっているというだけで、実際は同僚の持永凛(もちなが りん)というデザイナーが発案したものだった。持永は少し前に自殺しており、世間に不祥事を突っ込まれることを嫌った社長の小園蓮太郎(こぞの れんたろう)が「ほっぺ丸を作ったのは初音」と喧伝したのである。
誘拐犯は凛の母親の持永登紀子(もちなが ときこ)という女性で、目的は「娘を死なせたパワハラ上司」である初音への復讐だった。しかし、実は凛の死はほっぺ丸を巡る不正を隠蔽しようとした小園による犯行で、彼の偽装工作が登紀子の勘違いを生んだというのが真相だった。
小園は逮捕され、毒ガス殺人の犯人でもあった登紀子は「もう生きている意味がない」と自害しようとするが、特命係に止められる。初音の息子も無事に保護され、事件は無事に解決するのだった。
第12話「惡の種」
吉口秋夫(よしぐち あきお)という人物が死体で発見される。吉口はフランチャイズの弁当屋の店主で、周囲の評判もいい人物だった。彼の手帳には、そこだけ筆跡の異なる文字で「ワイアット」という言葉が記されており、第三者がなんらかの働きかけをしたものと思われた。
捜査を進める内、吉口がホームレスを殺害していたことが判明。そのホームレスも別の場所で殺人事件を起こしており、この事件でも「謎の第三者の働きかけ」があった可能性が浮上する。杉下は「ワイアットは“正義のための殺人”を行ったワイアット・アープのことで、何者かが犯罪傾向のある人々を唆している」と推理する。
吉口を殺したのは、フランチャイズ本部の社員の内田隆一(うちだ りゅういち)という男だった。しかし捜査が彼の下まで及んだところで、内田は通り魔に刺されて死亡。その通り魔も留置場内で服毒自殺を図り、植物状態となってしまう。この2人もまた吉口たちと同様、何者かに唆されて犯罪を起こしていた。
一連の事件は、かつて杉下が捕まえた南井十(みない つよし)という男の犯行の手口と酷似していた。事件の裏に死んだはずの南井の影を感じて、杉下は戦慄する。
第13話「恋文」
佐藤晴樹(さとう はるき)という青年が死体で発見される。佐藤は亀山の妻である美和子宛の封筒を握り締めていたが、中の手紙は抜かれている状態だった。
調査を開始した特命係は、佐藤が持っていた展覧会のチラシに名前のあった戸倉充(とくら みのる)という売れない画家の下を訪ねる。戸倉は12年前に失踪した妻の戸倉祥子(とくら しょうこ)を今も待ち続けていたが、その祥子は画商と浮気していたという噂だった。
佐藤を殺したのは戸倉だった。妻の浮気を薄々察していた戸倉は、その事実から目を背け、老い先短い人生を「もしかしたら妻が帰ってくるかもしれない」という願望と幻想の中で生きることを望んでいた。戸倉と知り合った佐藤はそんな機微を理解できず、祥子の失踪を事件化しようと記者の美和子に手紙を書き、これを止めようとした戸倉に殺されたのだ。
実際には祥子は浮気しておらず、借金のカタに画商から肉体関係を強要され、これを苦に自殺していた。真実から目を背けて愛する妻を疑い続け、あげく人を殺したことを知った戸倉は後悔の涙を流す。夫婦にもいろいろあるものだと感じた杉下と亀山は、それぞれが久々に妻への手紙を認めるのだった。
第14話「亀裂」
資産家の道明寺吉嗣(どうみょうじ よしつぐ)の家で死体が発見される。道明寺は美術品コレクターとしても知られており、彼のコレクションが根こそぎ盗まれていたことから、警察は「美術品目当てに侵入した窃盗団が、仲間を殺して逃げた」と推測する。
道明寺の家に窃盗団が入り込んだのは事実だったが、彼らは「トラブルで仲間を死なせたのは事実だが、美術品は盗んでいない」と主張する。道明寺は若手芸術家のパトロンとしても活動しており、その中の一部の者たちが美術品窃盗の真犯人だった。
道明寺は病に侵され、余命3ヶ月という状態だった。彼は「自分が死んだら集めた美術品を棺に入れて燃やしてほしい」という遺書を用意しており、「人類の至宝を燃やされるくらいなら」と考えた若手芸術家たちが、窃盗団の侵入前にこれらを盗み出していたのだ。
事件を追っていた特命係は、「私のせいだ」と嘆く道明寺を追求する。道明寺は「芸術家が大成するには孤独が必要だ」との思想を持っており、若手芸術家たちを犯罪者にすることで孤独を味わわせようと画策し、事件を裏で操っていたのだった。特命係の活躍で、一方的な善意が重なって起きた事件は無事に解決する。
第15話「マッターホルンの殺人」
マッターホルンで動画配信中の配信者が、何者かに殴り倒される事件が発生。この動画を目にした杉下は、彼が善家光明(ぜんけ みつあき)という人物であることを突き止める。善家はプロを目指して挫折した元奨励会員で、今は芸能事務所で働いていた。
善家はお人好しかつお節介な人物で、並外れた将棋の才を持つ垣原宗介(かきはら そうすけ)という少年に目をかける一方、事務所で起きたストーカー事件にも対処していた。宗介は奨励会に入ることには迷いがあり、善家は「善家がマッターホルン登頂に成功したら考える」という彼の言葉を聞いて、それを果たそうとしていた。
やがて善家が宗介の親とのトラブルで足を挫いて出国していなかったこと、宗介への説得材料にするため国内で偽動画を作っていたこと、「引退したい」というアイドルの思いを汲んでストーカーを演じていたこと、これに激怒したアイドルの親と揉めて撮影中に倒れたことが明らかとなる。そもそも善家は死んでおらず、「警察に相談したら関わった人々の迷惑になる」と姿を隠していた。
特命係に見つかった善家は、「警察沙汰になっているとは」と謝罪。改めて宗介に夢を追うよう勧めるのだった。
第16話「子ほめ」
橘亭青楽(たちばなてい しょうらく)という落語家の寄席に招かれる特命係。青楽はかつて妻を脅迫していた男を殺害し、特命係によって逮捕された過去があった。その青楽が順調に社会復帰していることを喜ぶ杉下と亀山だったが、寄席が始まる直前に青楽は行方不明になってしまう。
同じ頃、目黒徹(めぐろ とおる)という人物が死体で発見される。死体の横には青楽の手拭いが置かれており、警察は彼を犯人と睨んで捜査を開始。今さら青楽が人を殺すとは思えなかった特命係は、青楽と目黒の双方に接点がある根津幸作(ねず こうさく)という受刑者に接触する。
真犯人は、かつて根津と共に強盗殺人を犯した瀬尾福一(せお ふくいち)という男だった。瀬尾に亡き息子の面影を感じていた根津は、彼を庇って罪の全てを1人で背負って服役していたが、目黒がこの事実に気付いて瀬尾を脅迫。瀬尾は過去の罪で捕まりたくない一心で目黒を殺し、今度は青楽に犯人役を演じさせようと彼を監禁していたのだった。
瀬尾は逮捕され、青楽は救出される。改めて正式な復帰公演を開く青楽を、杉下と亀山は暖かく見守るのだった。
第17話「インビジブル」
東都市長の山田征志郎(やまだ せいしろう)の自宅に、2つの小包に偽装した爆弾が届けられる。この内1つは差出人が「杉下右京」名義になっており、警察は杉下の関係者が事件に関わっていると見て彼に捜査に加わらないよう命じる。これほまったく意に介さずに事件のことを調べ始めた杉下と亀山は、もう1つの小包の差出人である「INBISIBLE」が何を意味する偽名なのかに注目する。
捜査が進む中、同じく「INBISIBLE」名義の爆弾によって牧野文雄(まきの ふみお)という会社員が大怪我をする事件が発生。特命係は牧野がかつて城北中央署で警官をしていたこと、征志郎の息子の山田正義(やまだ まさよし)がここの署長を務めていることを突き止め、ここに犯人につながる手掛かりがあると考える。
ところが特命係が城北中央署を訪れた矢先、ここに「連続爆弾事件の犯人」を名乗る青年が現れる。「自首しに来た」と言っておとなしく確保された彼こそは、杉下の知り合いの山田(やまだ)という人物だった。
山田の計画はまだ終わってはおらず、新たな爆弾を用意した彼の共犯者が第3の事件を起こそうと密かに準備を進めていた。
第18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」
緊急逮捕された山田は、「杉下以外の者と話をするつもりはない」と宣言して黙秘を貫く。取調室で彼と対峙した杉下は、相手の言動から「山田には共犯者がいて、用意された爆弾はまだ他にもある」と推測する。
果たしてその読みは当たっており、城北中央署の職員寮で爆弾が炸裂。特命係の2人は、山田の目的が城北中央署にあると見て捜査を進めていく。
かつて城北中央署では、新人警察官の金森翔吾(かなもり しょうご)が自殺する事件が発生していた。実は金森の死は単なる自殺ではなく牧野による壮絶なパワハラと恫喝を原因とするものだったが、署長の山田正義以下署の主だった者たちが総出でこの事件を揉み消していた。児童養護施設育ちで、金森を兄と慕っていた山田は、その仇討ちをしようと城北中央署を狙っていたのだった。
杉下たちに最後の爆弾を解除されたと知った山田は、隠し持っていた拳銃で自殺を図る。「優しくて強かった金森すら自ら命を絶った、こんな世界に生きる希望なんてない」と吐き捨てる山田だったが、「それでも希望はある」と力強く言い切る杉下の説得に涙し、“希望を信じたい”という己の本心に気付いて投降するのだった。
第19話「トレードオフ」
与党の幹事長である榊郁次郎への強制捜査が、法務大臣の下川阿貴による指揮権発動によって取り消される。この裏には内閣官房長官である武智淑郎による工作があったが、世間はそのことを知らないままこの話題で持ち切りになっていた。そんな中、政権に批判的な政治学者の乙部泰治郎が多賀潮という青年に暴行される事件が発生する。
特命係は多賀が多額の借金を背負っていたこと、その借金分の大金をどこからか入手していたことを突き止め、「多賀は誰かに依頼されて乙部を襲ったのではないか」と推測するが、多賀は「自分の意志でやった」との供述を繰り返す。
そんな中、西村拓三というテレビ局のプロデューサーが死体で発見される。西村は最近干されていた乙部を出演させて政権に批判的な番組を作っていた人物で、杉下は「西村の殺害は乙部を介して多賀の事件と関係しているのでは」と推理する。
西村は内閣情報調査室の社から番組内容に関する抗議を受け、会社を追い出されていた。特命係がこの事実を突き止めた直後、杉下が「一連の事件の犯人は武智だ」と宣言する動画が出回る。驚いた亀山が「あれはなんだ」と問うも、杉下は泰然と微笑むばかりだった。
第20話「トレードオフ~AI右京の完全推理」
問題の動画は巧妙に作られたフェイクだったが、特命係を煙たがっていた警察上層部は、これ幸いと動画を本物と認めて世間に謝罪。杉下に謹慎処分を言い渡す。それでも杉下と亀山が密かに捜査を続ける中、今度は武智が殺害される。さらに「自分が武智を殺した」と語る杉下の新たなフェイク動画が拡散され、最初の動画を本物だと説明した警察は混乱に陥る。
そんな中、杉下と亀山はフェイク動画を拡散したのが武智の息のかかった内調の職員だと突き止める。同時に乙部への襲撃事件が「乙部を生け贄にする」ことで自分への批判意見を抑えようという武智の画策だと判断し、西村もこれに加担していたのだと推測する。
さらに捜査を進めた特命係は、西村と武智を殺したのが下川と元特捜部長の尾上欣悟(おがみ きんご)であることを知る。彼らは違う形で武智に裏切られ、これを排除するために結託し、その協力者である西村ともども抹殺したのだった。
かくして事件は解決し、警察は一連の動画がフェイク動画だったことを認め、杉下は謹慎を解かれる。動画のせいで「警視庁の名探偵」としてすっかり有名になった杉下だったが、「どうせ世間はすぐに忘れる」と嘯くのだった。
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GTO(1998年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『GTO』とは、1988年7月にフジテレビ系で放送された学園ドラマである。原作は藤沢とおるの同名漫画。脚本は主に遊川和彦が手掛けている。主演は反町隆史で、松嶋菜々子などが出演する。元暴走族のリーダーである鬼塚英吉は、高校教師になるという夢を叶えるべく、いじめや登校拒否など多くの問題を抱える武蔵野聖林学苑の教師となる。破天荒ながらも鬼塚の熱い指導により、子供たちが次第に変化していく。子供と真正面から向き合う鬼塚の姿が見どころとなっている。視聴率は最終回で35.7%を記録した。
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ひとつ屋根の下(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ひとつ屋根の下』とは、1993年にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマである。「月9」枠で全12回放送された。脚本は野島伸司、主演は江口洋介が務めた。7年前の両親の事故死以来離ればなれになっていた兄弟が、長男の達也が中心となり再び一つ屋根の下で生活を始めるが、兄弟たちは悲劇的、絶望的な境遇や状況に遭遇する。様々な困難を乗り越えながら明るさを絶やさず成長し、より深い絆が育っていく様を描く。
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【相棒】歴代相棒まとめ
『相棒』とは、2000年からテレビ朝日・東映によって制作・放送されている刑事ドラマシリーズである。 警視庁特命係は、警視庁内部の左遷先として扱われている“人材の墓場”である。そこに所属する刑事杉下右京は、どのような難事件も解決する切れ者だが、事件と見ればそれが権力の闇に隠されていようと暴き立て、捜査のためなら強引な手法も辞さない厄介な人物としても知られていた。様々な事情からそこに異動させられる刑事たちは、時に右京に反発し、時に彼の推理力に圧倒されながら、次第に息の合った“相棒”となっていく。
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【相棒】ファンが選ぶ人気・名作回ランキングをまとめてみた!【公式サイト投票】
『土曜ワイド劇場』の特別ドラマとして放送されたpre seasonも含めれば、2000年から続く人気ドラマである『相棒』シリーズ。偏屈な性格の名刑事・杉下右京と歴代の“相棒”たちが数々の難事件を追い、これを解決していく刑事ドラマで、推理物としての高いクオリティと事件の中で描かれる複雑な人間模様で好評を博している。 2013年、ファンの投票による『相棒』シリーズの人気・名作回が公式サイトで発表された。ここではそれを紹介しつつ、そのあらすじについても解説していく。
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【相棒】前にも見た?違う役で複数回出演した俳優・女優をまとめてみた!
2000年に放送されたスペシャルドラマを皮切りに、20年以上続く人気シリーズとなった刑事ドラマ『相棒』。レギュラーメンバーだけでも数多くの俳優が登場するが、毎回の犯人や被害者、事件の関係者などとしてさらに膨大な数の俳優が参加しており、中には“別の役”として複数回登場した者もいる。 ファンなら「あの事件の犯人だった人だ!?」などと驚くこと請け合いの、『相棒』複数回登場俳優を紹介する。
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相棒season13最終回ネタバレまとめ!甲斐亨がまさかの逮捕?酷すぎる結末に非難殺到!?
2014年3月18日、人気刑事ドラマ『相棒 season13』が最終回を迎えた。今まで主役の1人として物語を盛り上げてきた成宮寛貴演じる青年刑事・甲斐亨が、不当に罪の軽い犯罪者相手に連続暴行を重ねていた犯人として逮捕されるという衝撃的な内容に、ファンからは「こんな終わり方は見たくなかった」との声が次々と上がった。 賛否両論を巻き起こした『相棒 season13』最終回「ダークナイト」の内容と、当時の反応を紹介する。
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【杉下右京】相棒の警察関係者を階級順に紹介!【冠城亘】
『相棒』とは、偏屈な性格の名刑事・杉下右京とその歴代の“相棒”が活躍する推理ドラマで、2000年から続く人気シリーズである。 作中には捜査一課や鑑識課など、様々な課に所属する刑事が登場する。杉下たちとの関係は友好だったり敵対的だったりとそれぞれに異なり、物語を盛り上げている。そんな『相棒』シリーズの警察関係者を階級順に紹介していく。
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【相棒】杉下右京の“グッ”とくる名言・名セリフまとめ!
杉下右京は、刑事ドラマ『相棒』シリーズの主役を務める刑事で、並外れた推理力を持つ偏屈な老紳士。英国風のスタイルを好み、趣味はチェスと紅茶をたしなむこと。隣人としてはあまりに理屈っぽく、それが原因となって離婚しているが、強い正義感の持ち主で犯人に対しては毅然とした態度を取る。そんな杉下が作中で発した、数々の名言・名セリフを紹介する。
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【相棒】絶対見るべき傑作・神回!ベストオブ『相棒』をまとめてみた
偏屈だが抜群の推理力を持つ名刑事・杉下右京と、その"相棒"となる様々な刑事がタッグを組んで、難事件を解決していく刑事ドラマ『相棒』シリーズ。2000年に放送されたスペシャルドラマを最初の作品として、20年以上続く人気作品である。膨大なシリーズの中から、「絶対に見るべき」とファンが太鼓判を押す70作品を紹介する。
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3代目“相棒”甲斐亨はダークナイトだった!急転直下の引退劇には賛否両論
2015年3月18日、人気刑事ドラマ『相棒』の『season13』が最終回を迎えた。以前から発表されていた通り、このエピソードをもって3代目“相棒”甲斐亨が物語から卒業することとなるも、「これまで密かに繰り返していた連続傷害事件の犯人として逮捕される」という衝撃的な内容にファンの多くが戸惑いの声を上げた。 「唐突過ぎる」、「そんな伏線は一切なかった」、「こんなお別れなんて悲し過ぎる」といった意見も少なからず存在し、翻って甲斐亨の人気を裏付けることとなった。当時の反応を紹介する。
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【相棒】社美彌子とは何者なのか?これまでの活躍をまとめてみた!【仲間由紀恵】
20年以上作られ続けている人気刑事ドラマ『相棒』シリーズ。仲間由紀恵演じる社美彌子(やしろ みやこ)は、その『season13』から登場する、内閣情報調査室の幹部である。主人公たる特命係の刑事たちを個人としては評価しつつ、巧妙に利用して自分の目的を果たそうとする食わせ者。時に味方、時には障害としてしたたかに立ち回るバイプレーヤーである。そんな社の情報をまとめてみた。
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【相棒】やはり現場での確執が原因だった!?寺脇康文の降板劇【亀山薫】
人気ドラマ『相棒』シリーズの初代“相棒”にして、season7にて突如物語から退場することとなった寺脇康文演じる亀山薫。いったいなぜそんなことになったのか、ファンの間でも様々な形で物議をかもし、その理由について議論されることとなった。 ここでは週刊誌などの情報をまとめ、その真相を簡単に説明し、人気ドラマの裏事情を紹介する。
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【相棒】見てないとファン失格?相棒のとんでもネタ回をまとめてみた!【夢オチ】
2000年のスペシャルドラマが好評を博したことからシリーズ化し、20年以上続く人気作となった刑事ドラマ『相棒』。実力派俳優陣によるハイレベルな演技と、社会の闇に深く切り込んだ秀逸なシナリオが好評を得ている本作だが、長寿シリーズであるだけに、中には「なんだこれ?」と首を傾げたくなるエピソードも存在する。 凶器が冷凍のイカだったり、事件全体が夢オチだったり、プリキュアの放送年で写真が撮られた時期を特定したり、ファン必見のネタ回を紹介する。
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相棒の名シーン・名場面のロケ地は?撮影場所を紹介!
2000年に放送された単発ドラマが好評を博したことから、これを皮切りにシリーズを重ねてきた刑事ドラマ『相棒』シリーズ。ファンが「名作・神回」と絶賛するエピソードも多く、それが撮影されたロケ地はいわゆる"聖地巡礼"の対象ともなっている。 ここでは、ファンが思わず場所を調べたくなってしまうシリーズお馴染みの撮影場所について紹介する。
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目次 - Contents
- 『相棒 season22』の概要
- 『相棒 season22』のあらすじ・ストーリー
- 第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」
- 第2話「無敵の人〜特命係VS公安…巨悪への反撃」
- 第3話「スズメバチ」
- 第4話「天使の前髪」
- 第5話「冷血」
- 第6話「名探偵と眠り姫」
- 第7話「青春の光と影」
- 第8話「センチメンタル・ジャーニー」
- 第9話「男の花道」
- 第10話「サイレント・タトゥ」
- 第11話「その頬に触れるな」
- 第12話「惡の種」
- 第13話「恋文」
- 第14話「亀裂」
- 第15話「マッターホルンの殺人」
- 第16話「子ほめ」
- 第17話「インビジブル」
- 第18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」
- 第19話「トレードオフ」
- 第20話「トレードオフ~AI右京の完全推理」
- 『相棒 season22』の登場人物・キャラクター
- 警視庁特命係
- 杉下右京(すぎした うきょう/演:水谷豊)
- 亀山薫(かめやま かおる/演:寺脇康文)
- 警視庁捜査一課
- 伊丹憲一(いたみ けんいち/演:川原和久)
- 芹沢慶二(せりざわ けいじ/演:山中崇史)
- 出雲麗音(いずも れおん/演:篠原ゆき子)
- 警視庁組織犯罪対策部
- 角田六郎(かくた ろくろう/演:山西惇)
- 警視庁刑事部
- 内村完爾(うちむら かんじ/演:片桐竜次)
- 中園照生(なかぞの てるお/演:小野了)
- 警視庁警務部
- 大河内春樹(おおこうち はるき/演:神保悟志)
- 警察庁
- 甲斐峯秋(かい みねあき/演:石坂浩二)
- 特命係と関連のある人物
- 亀山美和子(かめやま みわこ/演:鈴木砂羽)
- 小出茉梨(こいで まり/演:森口瑤子)
- 『相棒 season22』の用語
- 特命係(とくめいがかり)
- 『相棒 season22』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 特命係 vs. 名探偵
- 甲斐亨の再登場
- 杉下「希望はあります」