青木年男(相棒)の徹底解説まとめ

青木年男(あおき としお)とは、刑事ドラマ『相棒』シリーズの登場人物の一人。演じているのは浅利陽介。『相棒 season14』にて一般市民のゲストキャラクターとして登場した後、『相棒 season15』からは警視庁サイバーセキュリティ対策本部の捜査官としてレギュラーキャラクターとなった。初登場時からモラルが欠如した問題のある人物だったが、警察の特別捜査官になってからも真面目に仕事をしているとはいいがたい。その一方で、情報収集能力や捜査能力自体は非常に高く、特命係の捜査にも協力させられている。

青木年男のプロフィール・人物像

演:浅利陽介

生年月日:昭和62年11月4日
血液型:AB型
所属:警視庁サイバーセキュリティ対策本部
階級:巡査部長
現住所:東京都渋谷区恵比寿本町1-5-403
本籍:東京都板橋区赤平2-12-3
資格:情報処理安全確保支援士
父親:警察官
母親:専業主婦

経歴:
平成22年3月 文教館大学経済学部経営学科卒
平成28年7月 警視庁入庁 サイバーセキュリティ対策本部に配属

青木年男(あおき としお)とは、刑事ドラマ『相棒』シリーズの登場人物の一人。サイコパスというほどではないものの、覗き見や盗撮といった軽犯罪は平気で行う人物である。非常に偏屈でヘソ曲がりな性格。
『相棒 season14』第15話「警察嫌い」にて極度の警察嫌いの一般市民としてゲスト登場。盗撮していた部屋で殺人事件が起こり、殺人事件の目撃者となった。青木は犯行の一部始終に加え、犯人の顔もばっちり目撃しながら、「日本国民に通報、捜査協力の義務はない」と言い放ち、警察への捜査協力を一切拒否した。しかし特命係の杉下右京(すぎした うきょう)、冠城亘(かぶらぎ わたる)の策にはまり、結局動画を提出させられた。その後、特命係の追求を根に持った青木は、当時勤めていた役所を辞め、コネを使って警察学校へ入る。
このような経緯で、『相棒 season15』からは警視庁サイバーセキュリティ対策本部の捜査官としてレギュラーキャラクターとして登場。警察官である父親と確執があるようで、極度の警察嫌いである。初登場時からモラルが欠如した問題のある人物だったが、警察の特別捜査官になってからも真面目に仕事をしているとはいいがたい。その一方で、情報収集能力や捜査能力自体は非常に高く、特命係の捜査にもたびたび協力させられている。
ひねくれた性格ゆえか、部署内でも友人と呼べる人物がいないようで、ときどき特命係の部屋で弁当を食べたり、愚痴をこぼしにきたりして周囲を引っ搔き回している。警察官の同期となった冠城亘とは、時間の経過とともに友情めいた感情を抱くようになり、「数少ない友達」だと言い、悪友のような関係性に落ち着いている。

青木年男の来歴・活躍

殺人を目撃した一般市民として初登場

殺害された女子大生の父親であるヤクザに脅される青木(右端)

『相棒 season14』第15話「警察嫌い」で初登場した青木。元々は大田区に住む区役所勤務の公務員だったが、自宅の向かいの部屋を盗撮していた。その部屋で起きた女子大生殺害事件の唯一の目撃者となり、その光景を撮影していたにもかかわらず、「捜査に協力しなければならない義務はないし、協力を断ったところで罰せられるわけでもない」と捜査協力を一切拒否。しかし、特命係に目を付けられ、最終的に証拠を提出させられた。そのことを根に持ち、コネを使って警察学校に入り、警察官となる。
なお、この事件の際に冠城亘(かぶらぎ わたる)が不適切行為を行ったことで法務省を解雇され、冠城も警察学校に入って警察官となっており、二人は警察官の同期となる。

警視庁入庁後は警視庁サイバーセキュリティ対策本部に配属

冠城(右)と飲みに行く青木(左)

『相棒 season15』でなぜか嫌いだったはずの警察官となった青木は、警視庁サイバーセキュリティ対策本部に配属となり、特別捜査官に任命され、警察官としてのキャリアをスタートさせる。冠城亘の同期としてサイバーセキュリティー対策本部の捜査官に着任。そして亘のことを“数少ない友だち”と呼び、さまざまな場面で特命係に絡んでくるようになる。情報収集能力や捜査能力自体は非常に高いため、捜査一課の事件報告会議にも駆り出されており、表向きは普通に勤めている。しかし上司の目を盗んでゲームやネットサーフィンなどに興じていることも。チェスが得意で、ランチタイムには特命係で右京とチェスに興じることもある。その腕前は右京も唸らせるほど。
『相棒 season15』の時点ではいまだに特命係に恨みを持っており、特命係を潰そうと目論んでいた。また、陰湿な嫌がらせもしている。『相棒 season15』第11話では、これまでの特命係の活動資料を密かに衣笠(きぬがさ)副総監へと提出して、特命係への危機意識を植え付けていた。

事件を起こして特命係へ異動

事件後報復を受けた青木(中央)

『相棒 season16』最終回にて、警視庁を騒がせているゴシップ雑誌「週刊フォトス」の記者・風間楓子(かざま ふうこ)がエスカレーターから転落する事故が発生する。この事件で、最終的に青木が真犯人であったと判明し、衣笠の最低限の労いにより懲戒免職は免れたものの、特命係に島流しとなった。さらに運の悪い事に風間の実家がヤクザで、母親と若い衆によって報復を受けることになる。
特命係への左遷中は、特命係の部署の一角をパーテーションで区切り、その中にデスクを構えて「サイバーセキュリティ対策本部分室」を名乗っていた。その間も衣笠とは繋がっており、特命係の状況をリークしてキャリアへの復活を狙っていた。しかし右京に叱られてからは、渋々ながら情報収集など特命係の仕事を手伝っている。
最終的に、『相棒 season17』第10話で古巣に戻れたが、その後も頻繁に特命係へ訪れては憎まれ口を叩いたり捜査協力を強要されたりと、以前とあまり変わらない関係性に落ち着いた。

内閣情報調査室へ異動しレギュラーを卒業

サイバーセキュリティ対策本部に復帰してからは、衣笠副総監との関わりは薄れ、特命係だけでなく捜査一課の伊丹(いたみ)や芹沢(せりざわ)、『相棒 season19』より登場する出雲(いずも)などとも馴染めるようになる。しかし、あまりにも特命係に入り浸って得いることから周囲からは特命係一派だと見做され、ある捜査から外されてしまった。そのことをきっかけに、ひねくれた青木はより徹底的に特命係に協力するようになる。
『相棒 season19』では自ら特命係のために情報を集め、自分から嬉々として情報を持ち込む様子も見せる。過去に「誰かに褒めてほしくて。誰にも褒められずに育ったもので」といった子供っぽい発言もしているため、単純に特命係との関係が心地よかっただめだと思われる。
『相棒 season20』において、冠城亘が公安調査庁に「異動」という形で特命係を去る事になり、同時に青木も内閣情報調査室へ異動する事が明らかになった。これは、これまでのシーズンを通して友人関係を築いてきながら、青木のことを蔑ろにもしてきた冠城からの青木へのお詫びの印であった。青木は余計なことをするなと憎まれ口を叩きつつも、結局は「僕にピッタリの仕事だ」と内調への異動を快く受け入れた。

青木年男の関連人物・キャラクター

杉下右京(すぎした うきょう)

テレビドラマ『相棒』の主人公である、警視庁特命係の刑事。紅茶とチェスを愛好する、人並外れた推理力と強硬な正義感を持つ紳士である。一方で人の心の機微には疎く、それが原因で離婚した過去を持つ。冷静沈着で頭脳明晰な探偵のような人物。肩書きは警視庁特命係・係長。階級は警部である。
青木は特命係への恨みから役所を辞めて警察官になり、新設されたサイバーセキュリティ対策本部第5課の特別捜査官となるが、シリーズが進むにつれて右京らへの確執は薄れてきているのか、嫌がらせ程度になっていった。

renote.net

冠城亘(かぶらぎ わたる)

右京の4代目相棒。法務省から出向してきた官僚で、ひょんな事から右京と特命係に居残る事になる。その後、ある事件で裁判所の令状発行を阻止する「捜査妨害」を行なっていたことが発覚。その後、紆余曲折を経て警察官となり、特命係に配属となった。当初は冠城にも恨みを抱いていた青木だったが、その後は悪友のような関係性に落ち着いている。冠城が命の危機に晒された際には強いショックを受け、119番へ慌てて通報していた。

renote.net

青木年男の名言・名セリフ/名シーン・名場面

nanau.terasu
nanau.terasu
@nanau12kheek

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【相棒】ファンが選ぶ人気・名作回ランキングをまとめてみた!【公式サイト投票】

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『土曜ワイド劇場』の特別ドラマとして放送されたpre seasonも含めれば、2000年から続く人気ドラマである『相棒』シリーズ。偏屈な性格の名刑事・杉下右京と歴代の“相棒”たちが数々の難事件を追い、これを解決していく刑事ドラマで、推理物としての高いクオリティと事件の中で描かれる複雑な人間模様で好評を博している。 2013年、ファンの投票による『相棒』シリーズの人気・名作回が公式サイトで発表された。ここではそれを紹介しつつ、そのあらすじについても解説していく。

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【相棒】前にも見た?違う役で複数回出演した俳優・女優をまとめてみた!

【相棒】前にも見た?違う役で複数回出演した俳優・女優をまとめてみた!

2000年に放送されたスペシャルドラマを皮切りに、20年以上続く人気シリーズとなった刑事ドラマ『相棒』。レギュラーメンバーだけでも数多くの俳優が登場するが、毎回の犯人や被害者、事件の関係者などとしてさらに膨大な数の俳優が参加しており、中には“別の役”として複数回登場した者もいる。 ファンなら「あの事件の犯人だった人だ!?」などと驚くこと請け合いの、『相棒』複数回登場俳優を紹介する。

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相棒season13最終回ネタバレまとめ!甲斐亨がまさかの逮捕?酷すぎる結末に非難殺到!?

相棒season13最終回ネタバレまとめ!甲斐亨がまさかの逮捕?酷すぎる結末に非難殺到!?

2014年3月18日、人気刑事ドラマ『相棒 season13』が最終回を迎えた。今まで主役の1人として物語を盛り上げてきた成宮寛貴演じる青年刑事・甲斐亨が、不当に罪の軽い犯罪者相手に連続暴行を重ねていた犯人として逮捕されるという衝撃的な内容に、ファンからは「こんな終わり方は見たくなかった」との声が次々と上がった。 賛否両論を巻き起こした『相棒 season13』最終回「ダークナイト」の内容と、当時の反応を紹介する。

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【杉下右京】相棒の警察関係者を階級順に紹介!【冠城亘】

【杉下右京】相棒の警察関係者を階級順に紹介!【冠城亘】

『相棒』とは、偏屈な性格の名刑事・杉下右京とその歴代の“相棒”が活躍する推理ドラマで、2000年から続く人気シリーズである。 作中には捜査一課や鑑識課など、様々な課に所属する刑事が登場する。杉下たちとの関係は友好だったり敵対的だったりとそれぞれに異なり、物語を盛り上げている。そんな『相棒』シリーズの警察関係者を階級順に紹介していく。

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