何曜日に生まれたの(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『何曜日に生まれたの』とは野島伸司の脚本のオリジナルドラマである。2023年8月から10月まで放送された。主人公のすいは、学生時代にバイク事故に遭い人生が大きく変わってしまう事になる。その後部屋に閉じこもってしまう、こもりびととして10年間過ごし、父親の仕事がきっかけで、第2の人生を歩みだす。高校時代の仲間や恋愛模様が描かれたヒューマン物語で、すいがこもりびとを卒業できるきっかけになる。またバイク事件の真相や、こもりびとになった経緯などが徐々に明かされる為、早く続きが見たくなると話題になった。
久美の後輩雑誌編集部員である。
怒鳴る母親(演:堤千穂)
公文の前で子供をしかる母親。その様子を見た公文が、イヤな親の記憶を思い出し叫ぶきっかけになった人物。
子供(演:土屋陽翔)
公文の前で母親に叱られる子供。
『何曜日に生まれたの』の用語
何うま(何曜日に生まれたの)
すいが10年ぶりに外の世界に出ていくと決めて、同窓会に参加することになった。しかし何を話していいのか分からないと公文に相談してきた。公文は「何うま」と聞けばいいとアドバイスをくれた。タイやミャンマーでは重要とされる占いのようである。「何曜日に生まれたのか」ときけば話が盛り上がったり、ネットで検索したりできる話題であった。すいは江田に会った時に困ってしまったので、「何うま?」と質問して無事に話をする自信をつけることができたのである。
こもりびと
引きこもりを優しくオブラートに包んた言い方が「こもりびと」である。本作ではすいの事を指しており、作中に度々登場する言葉。
好き避け
公文はすいが主役の漫画を描いているうちに、すいに気持ちが入ってしまい「気になる存在になってきているのではいか?」と周りが感じ始めた。公文はすいが近寄ると逃げるようになってしまう。「好き避け」とはそんな公文の状態を指す言葉である。
『何曜日に生まれたの』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
江田瑞貴「学校いづらいよね。お願い消えて欲しいの。 私と彼の前から。親友でしょ」
すいと雨宮のバイク事故の後、すいが学校の生徒やサッカー部の部員たちから非難されていた時期で、そこへ瑞貴の言った一言が「学校いづらいよね。お願い消えて欲しいの。 私と彼の前から。親友でしょ」である。高校時代から江田が好きだった瑞貴。江田はすいの事が好きであったことを気づいていた瑞貴は、雨宮とすいが一緒に出掛けた事で、ショックを受ける彼の気持ちが痛いほど理解できた。江田にふさわしいのはすいではない」という気持ちから、「消えてほしい」という思いだった事は理解できるのだが、想像していなかった展開に「親友が言うセリフではない」と視聴者から驚きの声があがった。
雨宮純平「俺、あいつのことが好きなんだ」
バイク事故が起きた日に、すいは純平にあるカミングアウトをされていた。
純平は「「俺は女に興味がないんだ。性的にな。俺、あいつのことが好きなんだ」とすいに話し、すいは驚いた。純平が江田に好意を寄せていた事実を知って、誰にも言えるはずがないと心に秘めたのだ。
その結果、事故の後なぜ2人出掛けたのか、理由を聞かれても本当の事を言えずに苦しかったのである。
純平、すい、江田の3人は三角関係のような状態に落ちいってしまい、高校時代に本音を言うことができずにややこしい関係になってしまうのである。
純平が江田に好意を寄せていると衝撃の事実に、SNSなどでは「学生の時には荷が重すぎる告白である」や「すいが可哀そう」などの同情の声が多く投稿されていた。
『何曜日に生まれたの』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
リリコ役の片山友希の豹変ぶりに驚き
すいの同級生役でサイコパスな雰囲気を醸し出しているリリコ役の片山友希。
髪型や化粧や眼鏡の有無で普段の印象とガラッと変化していて、誰か分からないなどの声が多くあがっていた。
本人は「サイコパスではなく、多面性を演じたかった」と、リリコという役柄をしっかり演じたかったとコメントしている。
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目次 - Contents
- 『何曜日に生まれたの』の概要
- 『何曜日に生まれたの』のあらすじ・ストーリー
- こもりびとであるすいの現状
- 高校の同窓会での出来事
- バイク事故の真相
- 公文とすいの関係の結末
- 『何曜日に生まれたの』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 黒目すい(くろめすい/演:飯豊まりえ)
- 公文竜炎(くもんりゅうえん)/三島公平(みしまこうへい/演:溝端淳平)
- 来栖久美(くるすくみ/演:シシド・カフカ)
- 黒目丈治(くろめじょうじ/演:陣内孝則)
- すいの同級生
- 江田悠馬(えだゆうま/演: 井上祐貴)
- 雨宮純平(あまみやじゅんぺい/演:YU)
- 江田瑞貴(えだみずき/演:若月佑美)
- 橋爪リリ子(はしづめリリこ/演: 片山友希)
- 城崎健人(しろさきけんと/演: 濱正悟)
- 谷津東高校サッカー部
- コーチ(演:岩永ひひお)
- サッカー部員1(演:池田光輝)
- サッカー部員2(演:有村)
- サッカー部員3(演:山神敏也)
- サッカー部員4(演:御立田有史)
- サッカー部員5(演:平井誠人)
- サッカー部員6(演:大貫浩一)
- サッカー部員7(演:髙橋璃央)
- サッカー部員8(演:吉開一生)
- その他
- 来栖芽衣(くるすめい/演:早見あかり)
- 来栖隼太(くるすはやた/演:岩川晴)
- アガサ /三島蕾(みしまつぼみ/演: 白石聖、川端夏奈)
- スーパーの店員の上田(演:エル上田)
- 谷津東高校の同級生の女性(演:白河芹)
- 編集者(演: 富樫慧士)
- 桑原(演:植木紀世彦)
- 倉持(演:岡雅史)
- 西田(演:関本昇平)
- 受付(演:竹内カンナ)
- バーテンダー(演:冬野心央)
- ファン(演:山之内すず)
- 医師(演:佐藤太助)
- 編集部の後輩(演:堀丞)
- 怒鳴る母親(演:堤千穂)
- 子供(演:土屋陽翔)
- 『何曜日に生まれたの』の用語
- 何うま(何曜日に生まれたの)
- こもりびと
- 好き避け
- 『何曜日に生まれたの』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 江田瑞貴「学校いづらいよね。お願い消えて欲しいの。 私と彼の前から。親友でしょ」
- 雨宮純平「俺、あいつのことが好きなんだ」
- 『何曜日に生まれたの』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- リリコ役の片山友希の豹変ぶりに驚き
- 公文のおやつはたまごボーロとハチミツ
- 『何曜日に生まれたの』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:The Hollies「Bus Stop」