何曜日に生まれたの(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『何曜日に生まれたの』とは野島伸司の脚本のオリジナルドラマである。2023年8月から10月まで放送された。主人公のすいは、学生時代にバイク事故に遭い人生が大きく変わってしまう事になる。その後部屋に閉じこもってしまう、こもりびととして10年間過ごし、父親の仕事がきっかけで、第2の人生を歩みだす。高校時代の仲間や恋愛模様が描かれたヒューマン物語で、すいがこもりびとを卒業できるきっかけになる。またバイク事件の真相や、こもりびとになった経緯などが徐々に明かされる為、早く続きが見たくなると話題になった。
『何曜日に生まれたの』の概要
『何曜日に生まれたの』とは野島伸司の脚本のオリジナルドラマである。2023年8月から10月まで朝日放送テレビの「日曜10時枠の連続ドラマ」枠で、全9話が放送された。
主人公である黒目すい(くろめすい)は、学生時代にバイク事故に合い人生が大きく変わってしまう事になる。その後こもりびととして10年間過ごし、すいの父親えある黒目丈治(くろめじょうじ)の仕事がきっかけで、人気作家の公文竜炎(くもんりゅうえん)と出会い、第2の人生を歩みだすヒューマン物語である。めいがこもりびとから卒業できるきっかけになったのは、すいを題材にした漫画で丈司と公文のコラボ企画。高校時代の仲間の存在や恋愛模様、そして推しの存在がすいの人生に影響を及ぼしている。またバイク事件の真相や、すいがこもりびとになった経緯などが後々明らかになっていく為、早く続きが見たくなるドラマである。
主人公を演じるのは女優やモデルで活躍する飯豊まりえ。野島伸司とタッグを組むのは2017年6月からフジテレビ系列で放送されていた『パパ活』以来6年ぶりである。
脚本の野島伸司は『ひとつ屋根の下』や『101回目のプロポーズ』などの大ヒットドラマを生み出している。
また、公文を演じるのは、俳優やタレントとして活躍している溝端淳平である。かっこいいルックスを持ち合わせていて関西弁を話し、世の女性からの人気も高い。
ドラマ全体の平均視聴率は3.3%であった。
またスピンオフドラマ『10年前の放課後』ではTVerとABEMAにて配信された。
「私のこと、どう思ってる?」編と「拳と拳の戦い」編があり、10年前の高校時代が描かれている。
『何曜日に生まれたの』のあらすじ・ストーリー
こもりびとであるすいの現状
主人公の黒目すい(くろめすい)は高校時代サッカー部のマネージャーを務めていた。しかしバイク事故をきっかけに、部屋に引きこもってしまう「こもりびと」になってしまう。
高校生3年生の途中から10年間こもりびとであるめいは、コンビニなどには出かけるが、髪はボサボサ、服装はジャージと身なりに気を遣わず、人に合わないように生活していた。
めいの父親である黒目丈治(くろめじょうじ)は、母親のいないめいを1人で育てていたが、こもりびとになってからはどう接していいのか分からずに、見守ることしかできていなかった。丈治の職業は漫画家であるが、過去の売れていた時期とは程遠く、現在の収入では生活するのが困難になっていた。
そんな中、丈治に出版社の編集長である来栖久美(くるすくみ)からある提案があった。
大人気作家である公文竜炎(くもんりゅうえん)とコラボして作品を作って欲しいとの要望であった。丈治の本音はイヤだったが、生活の為に承諾した。
丈治が自分の娘が10年間こもり人であることを告白すると、公文がその話題に食いついたため、漫画はすいが題材として描かれる事になった。
すいは公文の代表作である『死にたがる彼女を1000回救う』の大ファンで、その中の主人公であるアガサのフィギュアをもらうことを条件に、彼らが自分の話を書くことを承諾した。
高校の同窓会での出来事
ある時、すいの家に同窓会の案内が届いた。公文はすいがこもり人から変わるチャンスだと思い、同窓会に参加するように促す。
すいも自分で変わりたい、みんなに会いたいという思いがあった。しかし、バイク事故の後遺症があり、事故を思い出すような人物との出会いや出来事があると、フラッシュバックを引き起こして過呼吸になってしまうである。
サッカー部の最後の大会の前、周囲からの期待も高かく将来有望な選手であった雨宮純平(あまみやじゅんぺい)がバイクを運転していた。大事な大会前にマネージャーだったすいと、バイクを運転していた淳平とで事故に遭い、淳平は日常生活にも支障をきたすほどの大けがを負い、試合にも出られなかった。しかし、すいはかすり傷だった為に、事故の後たくさんの人から容赦ない悲しい言葉を浴びせられ、学校に行けなくなった過去があった。
同窓会に参加するために、公文は盗聴器付きの携帯をすいにプレゼントした。もちろんすいは、盗聴器が仕込んであるとは知らずに喜んでいた。
公文はすいがこもりびとだった過去を踏まえて、話す話題に困ったら「何うま(何曜日に生まれたの)?」と質問するように促した。
何曜日に生まれたのかはタイやミャンマーでは相性占いのような存在であるが、日本では馴染みがないためにきっと検索して盛り上がるだろうという公文の予想であった。
同窓会当日に、すいは会場へと向かう。会場に着いたが、昔の記憶がフラッシュバックして過呼吸になり、トイレに閉じこもり時間が経ってしまった。落ち着きを取り戻して会場内に向かうが、同窓会はすでに終了していて落ち込んで帰ることに。
その帰り道に、高校の同級生でサッカー部であった江田悠馬(えだゆうま)と偶然にも遭遇する。そしてすいが「何うま?」と質問した。
江田は高校時代からすいに思いを寄せていたが、バイク事故をきっかけにその関係が壊れてしまったのである。
すいは江田に誘われて、2人で食事をすることになった。緊張していたすいだったが、話の話題に困ったら話題のするようにと、公文が教えてくれた「何うま?」のお陰で楽しい時間を過ごすことが出来た。その様子を公文、丈司、久美の3人は盗聴していて、漫画のストーリーの構成を練っていたのだ。
良い感じに見えたすいと江田であったが、江田が結婚していることが判明。その相手はすいの親友で高校時代でマネージャーを一緒にしていた江田瑞貴(えだみずき)であった。
すいは高校時代に江田に好意を寄せていたが、結婚している事実を知ってもへこんでいない様子。すいは瑞貴に彼氏がいると嘘をついてしまったので、お披露目会を兼ねて食事会を開くことになった。公文は漫画の内容をよりリアルにするために、江田、瑞貴、純平と当時マネージャーであった橋爪リリ子(はしづめリリこ)とすいの食事会に来た。
バイク事故の真相
食事会を終えた6人は解散した。公文は自分の正体を見透かされているのではないかという気持ちからリリコに興味を持ち、漫画の中の重要なカギを握る人物になるのではないかと疑い、リリコを自宅に招待した。そこでリリコは、10年前のバイク事故は自分のせいなのだと衝撃的な発言をする。
当時、雨宮に好意を寄せていたリリコは、雨宮とすいが交際しているのではないかと疑い、嫉妬していた。リリコは自他共にストーカーと認める存在で、「雨宮の子供が生みたい」と公言していた。嫉妬心が強すぎるあまり、バイクで出かける予定だった日に、わざとバイクの部品を改造して事故が起こるように細工したのである。
事前に公文がその情報を把握しており、リリコ自身その罪を告白したいという思いから、リリコは公文の家にすいを呼んだ。リリコは罪を告白し、その事実を知ったすいは信じられない様子であった。
後日、公文は高校時代から合宿できていた海に行こうと提案する。すい、江田、瑞貴、純平、リリコ、サッカー部のキャプテンだった城崎健人(しろさきけんと)の6人を呼び出して、バイク事故についての真相を全員に共有することにした。
リリコは自分のせいだと公言するのだが、公文がバイクの部品を調査すると改造していたら走れない状態であることが判明し、バイク事故の原因はリリコではなく、ただの事故であったと断定された。事故の原因はリリコではない事が判明し、リリコは大泣きした。そしてバイク事故の日に、純平がすいに「自分は異性を愛することができない」とカミングアウトし、江田に好意を寄せていると暴露していた事。江田はすいに好意をもっていたが、純平とすいの仲を疑い、すいに八つ当たりしてしまった事。それそれが過去の自分のトラウマや後悔している思いを全員に話したのである。
すいはバイク事故によってこもりびとになったが、すいが言えなかった純平の秘密も言う事が出来てすっきりしていた。
公文とすいの関係の結末
すいは、公文が自分を題材にした漫画を描いてくれている事や、自分を理解してくれようとしていることが心地良かった。
一方で、公文はすいを知れば知るほどに、本当の自分がすいに興味があるのか、それとも漫画のモデルとして興味があるのかの線引きが、分からなくなっていたのである。
公文は確実にすいに好意を持っていたのだが、本人はそれを認めそうとしない。そこで、すいは周りの関係者に協力してもらい、公文をだます作戦を考えた。
江田がすいにプロポーズし、それを受けるという設定で、公文にとっては残酷な嘘をつくことにした。まんまと引っかかった公文は、江田とすいが結婚するという事実を盗聴して聞き、途方に暮れた。
しばらく呆然とし、すいと出会ってからの思いを巡らせていた。そこでやっと自分がすいの事が好きなのだと確信する。しかし時はすでに遅かったと自分を責める。
公文がしばらく車でドライブしていると、急にすいが道路に飛び出してきた。急ブレーキをかけて車の外に出ると、すいに「勝手にラストを書き変えるなんて、こっちの方が素敵でしょ」と公文が書き上げたすいと江田は結婚するという漫画の世界と、現実とは違う結末にして2人が両思いで終わるという結末にしたのである。
そんなすいに公文は驚き、自分の気持ちもすいに伝え、2人は付き合う事になったのである。
『何曜日に生まれたの』の登場人物・キャラクター
主要人物
黒目すい(くろめすい/演:飯豊まりえ)
ボサボサ髪、スウェットにTシャツ、趣味はネットゲーム。
バイク事故をきっかけに10年こもりびとであるが、高校生の時はサッカー部のマネージャーで、親友や友達もいた。
父は漫画家である黒目丈治。父と公文竜炎がコラボした漫画が大ブレークし、すいを題材にした漫画はすいの人生を変える物語であり、こもりびとを卒業するきっかけとなった。
公文竜炎と関わっていくうちに彼の世界の引き込まれて、こもりびとを卒業し、みんなと同じ世界で生活できるように変わっていく自分が不安でもあり、嬉しくもある。
公文竜炎(くもんりゅうえん)/三島公平(みしまこうへい/演:溝端淳平)
売れっ子の小説家であるが、世間に顔出ししておらず謎のベールに包まれている。
すいの父とのコラボ企画をきっかけに、すいに興味を持ち始める。
すいの社会復帰を物語にしようと画策する。すいにとても興味を示しており、物語を書く上で必要な情報収集したいだけなのか、すいの魅力に個人的にはまっているのか定かではない。
いつも締め切りに追われている為に部屋から出てこない。行き詰ったりするとリビングに現れ、好物の卵ボーロのはちみつがけを食べる。
訳ありの妹がいる。その人物は、公文竜炎の代表作である『死にたがる彼女を1000回救う』の主人公であるアガサであり、本当の妹を漫画の主人公にしていたのである。
来栖久美(くるすくみ/演:シシド・カフカ)
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乃木坂46は秋元康がプロデュースする女性アイドルグループであり、坂道シリーズの第1弾グループでもある。グループ結成とほぼ同時期の2011年10月にテレビの冠バラエティ番組『乃木坂って、どこ?』の放送が開始された。その後2015年4月から後継番組『乃木坂工事中』が放送されている。本記事では、ハロウィン時にこの2番組で放送されたメンバーによる仮装の模様や、その後のゲーム大会などをまとめて紹介する。
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乃木坂46の学力テストまとめ
乃木坂46は秋元康がプロデュースする女性アイドルグループであり、坂道シリーズの第1弾グループでもある。グループ結成とほぼ同時期の2011年10月にテレビの冠バラエティ番組『乃木坂って、どこ?』の放送が開始された。その後2015年4月から後継番組『乃木坂工事中』が放送されている。本記事では、この2番組で放送された学力テスト企画「頭脳(NO)王決定戦」の内容を紹介する。
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乃木坂46の名言・迷言・発言まとめ
乃木坂46とは、2011年8月21日に「AKB48の公式ライバル」として誕生したアイドルグループ。AKB48と同じく秋元康プロデュースのグループであり、のちに誕生する「欅坂46(現櫻坂46)」や「日向坂46」など「坂道シリーズ」の第一弾グループでもある。本記事では、乃木坂46が出演したテレビ番組や雑誌等で行なわれたインタビューから、印象深い名言や迷言、発言を集め、加入した期生別・メンバー別(50音順)に紹介する。
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【ブルマは綾瀬はるか】「ドラゴンボール」の主要キャラクターの身長・体重・スリーサイズを芸能人と比較してみた
人気バトル漫画の『ドラゴンボール』。作中に登場するキャラクターには1人1人に身長・体重などが設定されています。そのスペックを芸能人に当てはめるとどうなるか興味があったので、この記事でまとめてみました。想像と違いすぎる場合もあれば、なんとなく「わかる!」という場合もあるのが面白いですね!
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目次 - Contents
- 『何曜日に生まれたの』の概要
- 『何曜日に生まれたの』のあらすじ・ストーリー
- こもりびとであるすいの現状
- 高校の同窓会での出来事
- バイク事故の真相
- 公文とすいの関係の結末
- 『何曜日に生まれたの』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 黒目すい(くろめすい/演:飯豊まりえ)
- 公文竜炎(くもんりゅうえん)/三島公平(みしまこうへい/演:溝端淳平)
- 来栖久美(くるすくみ/演:シシド・カフカ)
- 黒目丈治(くろめじょうじ/演:陣内孝則)
- すいの同級生
- 江田悠馬(えだゆうま/演: 井上祐貴)
- 雨宮純平(あまみやじゅんぺい/演:YU)
- 江田瑞貴(えだみずき/演:若月佑美)
- 橋爪リリ子(はしづめリリこ/演: 片山友希)
- 城崎健人(しろさきけんと/演: 濱正悟)
- 谷津東高校サッカー部
- コーチ(演:岩永ひひお)
- サッカー部員1(演:池田光輝)
- サッカー部員2(演:有村)
- サッカー部員3(演:山神敏也)
- サッカー部員4(演:御立田有史)
- サッカー部員5(演:平井誠人)
- サッカー部員6(演:大貫浩一)
- サッカー部員7(演:髙橋璃央)
- サッカー部員8(演:吉開一生)
- その他
- 来栖芽衣(くるすめい/演:早見あかり)
- 来栖隼太(くるすはやた/演:岩川晴)
- アガサ /三島蕾(みしまつぼみ/演: 白石聖、川端夏奈)
- スーパーの店員の上田(演:エル上田)
- 谷津東高校の同級生の女性(演:白河芹)
- 編集者(演: 富樫慧士)
- 桑原(演:植木紀世彦)
- 倉持(演:岡雅史)
- 西田(演:関本昇平)
- 受付(演:竹内カンナ)
- バーテンダー(演:冬野心央)
- ファン(演:山之内すず)
- 医師(演:佐藤太助)
- 編集部の後輩(演:堀丞)
- 怒鳴る母親(演:堤千穂)
- 子供(演:土屋陽翔)
- 『何曜日に生まれたの』の用語
- 何うま(何曜日に生まれたの)
- こもりびと
- 好き避け
- 『何曜日に生まれたの』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 江田瑞貴「学校いづらいよね。お願い消えて欲しいの。 私と彼の前から。親友でしょ」
- 雨宮純平「俺、あいつのことが好きなんだ」
- 『何曜日に生まれたの』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- リリコ役の片山友希の豹変ぶりに驚き
- 公文のおやつはたまごボーロとハチミツ
- 『何曜日に生まれたの』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:The Hollies「Bus Stop」