二階堂浩平(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。
東松屋商店で活動
鶴見の命令で東松屋商店に二階堂は潜伏する。東松屋商店は小樽にある商店で賭場を開いていた。二階堂は他の師団員と共にその賭場に屯するゴロツキに扮している。二階堂達の目的は新聞を騒がせている稲妻強盗を捕らえる事であった。この稲妻強盗とは坂本慶一(さかもと けいいち)の異名である。坂本は刺青の囚人の一人であり、恐ろしく素早い足を持っていた。銀行や郵便局を襲撃しては稲妻の様に逃げ去る事から稲妻強盗の異名が付けられたのである。妻に蝮のお銀という女が居る。お銀は旅人を殺して金品を奪う強盗をしており、現在は坂本と共に夫婦で強盗をしていた。尚、坂本夫婦は刺青人皮が金塊の暗号を示している事を知っており、刺青人皮を狙っている。
鶴見は坂本を誘き寄せる為に、東松屋商店に刺青人皮が在るという情報を流した。坂本はこの情報を聞き付け、お銀と共に東松屋商店を襲撃する。尚、坂本は手柄を欲して小樽にやってきた夏太郎と亀蔵を仲間に加えていた。この二人は土方一派に属する若者である。元は茨戸にてヤクザの若衆をしていたが、土方の戦いぶりに見惚れ、土方の仲間になった経緯を持つ。坂本は賭場が開帳されている夜を狙って堂々と正面から襲撃した。中ではゴロツキ達が賭博を行なっており、坂本は銃で彼らを脅す。だが、そのゴロツキは二階堂達第七師団が扮装していた姿であり、懐から拳銃を取り出して臨戦態勢に入った。そして奥から鶴見が登場し、坂本は罠に嵌った事を知る。だが坂本は諦めておらず、仲間の亀蔵を盾にして第七師団の銃撃を躱し、素早い身のこなしで二階へと逃れた。亀蔵はこの時に撃たれて死亡する。そのまま坂本達は階段に油を撒き、追撃しようとする師団員達は滑って足止めを喰らっていた。二階堂もこの階段を登ろうとして足を滑らせ、転がり落ちている。二階堂達は一時撤退し、建物を包囲した上で、一階にてヨモギを燃やし始めた。鶴見達はヨモギの煙で坂本達を燻出そうと試みたのである。坂本はお銀を逃す為囮となり、単身で一階の二階堂達に突っ込んできた。二階堂達師団員は迎撃するものの、その素早い動きに苦戦する。だが、月島が二階堂の右足を持ち上げ、二階堂が仕込み銃を発砲した事で坂本は左手を吹き飛ばされる。二階堂の奇襲用の右足が活躍した。怯んだ坂本は賭場から飛び出し、物凄い速さで逃げ出す。既に、坂本が暴れている隙にお銀と夏太郎は馬で賭博を脱出していた。
逃げる坂本であったが、鶴見に車で追い付かれ、お銀の目の前で三八式機関銃により蜂の巣にされる。お銀は坂本を看取ると鶴見に襲いかかり、そこを鯉登音之信(
こいと おとのしん)に首を切り落とされた。鯉登は鹿児島県出身の第七師団第27聯隊の少尉であり、鶴見の忠実な部下である。父親は帝国海軍の中将であり、親子共々鶴見に心酔していた。お銀は首だけになっても鶴見の足に噛みつき、鶴見は蝮の様な彼女の最期に感嘆している。
お銀の死後、荷物の中から赤ん坊が出てくる。それは坂本とお銀の子供であった。鶴見や二階堂達師団員はその子供を温かく迎え、二階堂は不器用ながらオムツを付ける。だが何故かオムツは頭に付けられており、赤ん坊は苦しそうであった。赤ん坊は鶴見の命令で養育費と共にフチの所へ送られ、フチの元で養育される事になる。
根室に滞在
二階堂達は根室に滞在していた。二階堂達は網走監獄を襲撃すべく、その準備を進めていたのである。実は杉元一行、土方一派と行動しているインカラマッは鶴見の内通者であり、彼等が網走監獄へ向かっている事を事前に鶴見は知っていた。そして鶴見は杉元達が網走監獄に潜入した段階でアシリパとのっぺら坊を確保すべく、網走監獄の襲撃を目論んでいたのである。
鶴見と二階堂達師団員は宇佐美時重(うさみ ときしげ)から網走監獄の情報を聞いていた。宇佐美は第七師団の上等兵である。鶴見と同郷の新潟県出身であり、幼少期から鶴見に憧れを抱いていた。だがその憧れは恋愛感情の様な苛烈なものである。唇の横の左右対称の独特なホクロが特徴的。鶴見の命令で網走監獄に看守として潜入していたものの、途中で失敗し、脱出して第七師団に戻っていた。鶴見は宇佐美が入手してきた網走監獄の構造を聞くと、宇佐美に作戦失敗の制裁を加える。鶴見は宇佐美を月島に抑えさせ、その左右対称のホクロに棒人間を落書きした。ホクロは一見すると左右の棒人間が走り回っているかの様な絵柄となる。宇佐美は鶴見に落書きされた事で恍惚に浸り、二階堂はこのホクロをみて大爆笑していた。更に鶴見は、このホクロは互いに追いかけ合うものの、永遠に互の距離が縮まる事はないという謎のストーリーを語り始める。それを聞いた二階堂は「かわいそう…」と今度は涙ぐんで悲しんでいた。尚、後に宇佐美は鶴見に描かれた落書きに感動し、刺青にしてしまう。
網走監獄で杉元に右手を吹き飛ばされる
杉元一行と土方一派は網走監獄へ潜入する。目的はのっぺら坊と接触し、贋の刺青人皮のせいで暗号が解けなくなったため、直接金塊の隠し場所を聞き出す事と、アシリパの父親かどうかを確認する事であった。
杉元達は網走監獄へ潜入し、のっぺら坊と接触。だが、それは看守達の罠であり、のっぺら坊は偽物であった。実は看守たちも金塊を密かに欲しており、金塊目当てにのっぺら坊に接触しようとする勢力がいる事を想定していたのである。そして看守たちは他の金塊をい狙う勢力を炙り出して排除すべく罠を仕掛けていたのである。杉元達は看守達に発見され、窮地に立たされる。丁度その時、二階堂達第七師団を乗せた雷型駆逐艦が網走監獄の側を流れる網走川に現れた。そして駆逐艦はアシリパとのっぺら坊を確保すべく、鶴見の指揮で攻撃を開始した。
駆逐艦の攻撃を受け、網走監獄の塀は崩壊する。そこへ上陸した二階堂達師団員が突撃を仕掛けた。不意を突かれた看守達は投降を試みるも、二階堂達の手によって射殺された。鶴見は看守達を皆殺しにし、網走監獄襲撃理由を「囚人の暴動鎮圧」に仕立て上げようとしていたのである。看守達は典獄の犬童の指揮の元、武器を取り、応戦を開始。網走監獄を舞台に凄惨な殺し合いが始まった。
杉元と白石は偽のっぺら坊を人質に監獄房内に立て篭っていた。この時杉元達は土方に裏切られ、アシリパと引き離されていたのである。舎房内に突入した二階堂達師団員は杉元と対峙した。杉元は師団員を率いる鶴見に、あたかも本物ののっぺら坊を人質にしているかの様に振る舞い、窮地を脱しようとする。その時、二階堂は独断で杉元へ発砲。杉元への殺意を剥き出しにしていた二階堂は人質を無視していた。暴走する二階堂をすかさず月島が抑え込む。杉元は慌てて房内に閉じこもった。弾丸は杉元に当たらなかったものの、偽のっぺら坊を射殺していた。杉元は第七師団に人質が死んだ事を隠しつつ、立て篭る。その時囚人の牢屋の鍵が一斉に解除され、凶悪な囚人達が解放された。実はこの時、看守長の門倉利運(かどくら としみち)が宇佐美に追い詰められて一斉開房装置を起動していたのである。これにより第七師団に凶悪な囚人達が襲い掛かる。師団員達は応戦し、乱戦となった。二階堂は騒ぎに乗じて杉元の立て籠る房内に潜入する。だが、そこに杉元の姿は無く偽のっぺら坊の死体のみが転がっていた。この時、杉元と白石は床下へと逃れていたのである。白石は間接を外して狭い通風口から脱出した。だが杉元にそんな芸当は出来ず、杉元は床下に閉じ込められてしまった。そこへキロランケが駆けつけ、手投弾で通風口を爆破。杉元も無事脱出した。この時の爆風で房内に居た偽のっぺら坊のお尻の部分が浮き上がる。二階堂は死体がオナラをしたと驚きつつ、死体を調べ始めた。そして二階堂は死体の下に杉元達が脱出した穴を発見する。
二階堂は穴に入って杉元を追いかける。そして房の外に出た二階堂は杉元の後ろ姿を発見。二階堂は杉元に背後から忍び寄り、歩兵銃を突き付けた。だが月明かりに照らし出された影により杉元に気付かれ、二階堂の歩兵銃は弾かれてしまう。すかさず二階堂は銃剣を引き抜き、杉元の顔へ突き立てる。銃剣は杉元の頬を貫いたものの、杉元は銃剣を歯で噛み付いて動きを止めてしまう。そのまま杉元は二階堂を殴り付け、頬に刺さった銃剣を引き抜いて二階堂の喉元に突き刺した。だが、二階堂はこれを右手で防ぐ。その隙に杉元は二階堂を蹴り倒し、歩兵銃で止めを刺そうとした。二階堂は右足の義足を構え、奇襲用の散弾を杉元に向かって撃つ。だが、奇襲攻撃を読んだ杉元は咄嗟に銃床で二階堂の右足を抑え込んだ。散弾は杉元の左足脹脛を撃ち抜き、杉元は倒れ込む。そこへ二階堂は止めを刺そうと右足の銃口を二階堂へと向けた。だが杉元はこの右足に組み付き、二階堂の義足を無理矢理取り外すと銃口を二階堂へと向けた。銃弾が発射され、二階堂の右手は吹き飛ばされてしまった。杉元は更に追撃を加え、二階堂の義足で二階堂を何度も殴打する。二階堂が気を失って倒れ込んだ所、杉元は他の師団員が駆けつける音を聞いて逃げ出し、身を潜めた。その後二階堂は駆け付けた師団員に救助される。
のっぺら坊はアシリパの父だと判明したものの、裏切った尾形により射殺される。尾形は第七師団を裏切った後、茨戸にて土方一派に与しており、網走監獄潜入に加わっていた。杉元も尾形に頭を撃ち抜かれ、重体となった。何も知らないアシリパはキロランケ、尾形、白石と共に樺太へ逃れていく。重体の杉元は第七師団に救助され、奇跡の復活を果たした。その際、杉元の持っていた刺青人皮は全て鶴見に回収されてしまう。状況を把握した杉元は、自分たちを見捨てて撤退した土方一派と手を切り、アシリパを奪還するために第七師団と協力することを決め、仲間となった谷垣、第七師団側の目付役でもある鯉登、月島と共に樺太へと向かう。鶴見は二階堂がこの事を知って杉元に襲いかからないように、彼には方便で杉元は死んだと伝えていた。
有坂から義手を貰う
網走監獄で杉元に右手を吹き飛ばされた二階堂は網走近郊の病院で療養していた。鶴見から杉元は死んだと聞かされた二階堂は塞ぎ込み、ベッドに篭ってしまう。そこへ鶴見と宇佐美が様子を見に来た。
鶴見は布団を被ったまま出てこない二階堂に、「食事をちゃんと食べたらご褒美にモルヒネをやる」と子供を諭すかのように話しかける。鶴見のモルヒネの入った小瓶を叩く音に反応して二階堂は布団から顔を出す。まるで様子を伺う子供のようにチラチラと鶴見を覗いていた。鶴見は二階堂に箸を持ってご飯を食べるように促す。が、二階堂は先の戦いで右手を吹き飛ばされている事を宇佐美が鶴見に説明する。右手を失った事に改めて気付いた二階堂は不貞腐れた子供のようにまた布団を被ってしまった。鶴見は溜息をつき、宇佐美にフォークを持ってくるように伝える。
宇佐美は鶴見にフォークを渡した。鶴見はフォークでモルヒネの小瓶を叩き、フォークを持ってきた事をアピールし、改めてちゃんと食事を食べればモルヒネを与える旨を伝える。それに反応して再び布団から顔を覗かせる二階堂。子供のように様子を伺いながらゆっくりと布団から出始めた。その時、陸軍中将の有坂が快活な大声を出しながら病室に入ってきた。有坂は長年の兵器開発で難聴になっている為、話し声がかなり大きい。その声にビックリしてまた二階堂は布団に引きこもってしまった。有坂は二階堂の為に新しい義手を作ってきた。鶴見は二階堂に聞こえるように大声で義手を誉めた。それに反応した二階堂は再び布団から顔を覗かせる。二階堂の興味を引くように、鶴見は義手に何か仕掛けがあるのかを有坂に尋ねる。有坂は快活に仕掛けがあると答えた。二階堂は興味津々に布団から身を乗り出し、チラチラと義手を見つめていた。そんな二階堂に有坂は義手の仕掛けを説明する。義手は中指の関節が開く仕組みになっていた。二階堂はいよいよ布団から飛び出しかねないばかりに、身を乗り出して義手を見つめる。そして有坂は義手の中指がお箸入れになっている事を発表する。それにガッカリしたのか二階堂は一気に布団に潜り込んでしまった。
登別で都丹と戦う
二階堂は登別温泉で療養に来ていた。登別温泉は帝国陸軍の療養地に指定され、多くの負傷兵が日露戦争での傷を癒している。二階堂と宇佐美が打たせ湯をしていた所、菊田杢太郎(きくた もくたろう)が接触してくる。菊田は第七師団の特務曹長であり、同じく第七師団の有古力松(ありこ りきまつ)と共に日露戦争での傷を癒していた。菊田は銃マニアで敵の持っていた拳銃を大量に集めている。また表向きは第七師団に所属しているが、その正体は中央軍部が派遣したスパイである。菊田は金塊を追う鶴見を追い、中央に情報を流していた。有古は金塊を隠した七人のアイヌの中の一人の息子である。雪山での活動能力が高く、八甲田山で遭難した部隊の救出活動にも参加した経歴を持つ。鶴見は新しい戦力として菊田と有古を召集し、二人はこれに応えて金塊争奪戦に参加する事になっていた。だが二階堂と宇佐美は階級が下であるにも関わらず、金塊争奪戦の最前線で戦ってきたという自負から二人を軽く見ていた。菊田は名誉挽回で有古の聞いた情報を二階堂達に話す。その内容は夜、山奥の温泉に有古が入りに行った際奇妙な柄の服を着た人間が、下駄の音を鳴らしながら山奥に消えて行ったというものであった。暗く、雪の降り積もった山の中で下駄の音がするのはおかしいと有古は怪しんでいる。菊田はこの男が刺青の囚人だと睨み、二階堂達にこの事を話した。だが、二階堂達はこの話を一笑し相手にしなかった。この後、菊田と有古は手柄を立てて金塊争奪戦の最前線へ参加する為に独自でその下駄の音を追いかける。しかし二階堂達は密かに菊田達の後を密かに追いかけ、手柄を横取りしようと目論んでいた。
菊田達が追いかけていたこの男は刺青の囚人の一人である都丹庵士(とに あんじ)であった。盲目で鋭い聴覚を有し、暗闇の中でも通常通り活動できる。また盲目の手下を数人率いている。菊田達は刺青の囚人を探すべく、夜の登別付近の山中へ入って行った。そして都丹とその手下達と交戦する。菊田は善戦するものの、登別地獄谷に誘い込まれた。地獄谷は火山ガスや蒸気が立ち込め、視界がかなり悪い。都丹はその視界の悪さを利用して菊田を追い詰めていく。その時二階堂達が援軍に駆けつけ、菊田は窮地を脱した。二階堂は地獄谷に残り、死体を検分。都丹の手下が二階堂達が宿泊していた旅館の按摩だと突き止めた。二階堂と別れた菊田達は山中へ逃げ込んだ都丹を追いかけて行った。
都丹は菊田達を更に引き離し、より深い山中へ逃げ込んで行く。そこで雪中での活動能力に秀でた有古が単独で都丹を追い、都丹の刺青を持ち帰ってくる。その報告を電報で受けた鶴見は登別へ駆け付け、二階堂達の見守る中刺青を確認した。
有坂からメタンフェタミンを投与される
杉元と第七師団の鯉登と月島は樺太にて死闘の末、キロランケを殺し、アシリパを奪還した。また、この時に尾形に重傷を負わせ、片目を失明させている。一行は大泊にて鶴見達第七師団本隊と合流したものの、アシリパが鶴見に不信感を抱いたことで事態は急展開を迎える。杉元とアシリパは第七師団と敵対し逃亡した。その際、鯉登は負傷し、入院する。その病院にて、二階堂は再登場した。
二階堂が猛烈な勢いで走りまわったり、お箸を使った遊びを6時間ずっと行う、という以前よりも多動的になっていた。その様子を見てその場に居た有坂は大爆笑していた。有坂は長井という友人が新しく開発したメタンフェタミンという薬物を二階堂に投与したのである。メタンフェタミンとは俗にいう覚せい剤であり、使用すると異常な興奮作用があった。
連日二階堂が多動的に動き回ってうるさいので、鯉登は腹に据えかねて二階堂の義手を隠してしまう。谷垣の妻となり、彼への人質として第七師団に軟禁されていたインカラマッが占いでそれを見つけ出し、鯉登は感動していた。尚、二階堂の義手に仕込まれていたお箸は鯉登によって羊羹とすり替えられていた。
札幌麦酒工場で活動
刺青の囚人の一人であるジャック・ザ・リッパーが札幌麦酒工場に出没すると言う知らせを受け、二階堂は他の師団員達と共に札幌麦酒工場へ向かう。そこでは再び手を組んだ杉杉元一行と土方一派も活動しており、ジャックザリッパーを捜索していた。ジャックはイギリスをかつて震撼させた連続娼婦殺人事件の犯人である。ジャックは日本に渡り、再び札幌の街で夜な夜な娼婦を殺していた。
二階堂はまず、宇佐美と組み合う牛山辰馬(うしやま たつうま)と遭遇した。牛山は刺青の囚人の一人であり、土方一派に属している。巨漢の柔道の達人であり「不敗の牛山」の異名を持っていた。牛山は駆けつけた二階堂たちに宇佐美を持ち上げて投げつける。二階堂は宇佐美の体にぶつかって倒れ込んだ。その隙に牛山は工場内へ逃れていった。
二階堂は工場内へ潜入し、麦酒貯蔵庫にいた杉元とアシリパを発見する。二階堂はこの時網走監獄で杉元が死んだと鶴見に聞かされていた為、驚きと興奮の表情を浮かべていた。杉元の姿を見つけた二階堂は、確保対象であるアシリパがいるにもかかわらず激昂して発砲。弾丸は逸れたものの、その場にいた月島に二階堂は抑え込まれる。乱戦の最中、酒樽が弾けて辺り一面麦酒の海となった。これにより二階堂たちは泥酔し、まともに歩けなくなってしまう。這いつくばりながらジャックを追う杉元を、二階堂も同じように這いつくばりながら追いかけた。そして右足の仕込み銃を発砲しようとしたが、地面に足がついた状態で暴発。二階堂は反動で宙返りをして倒れ込んでしまう。その隙に杉元は千鳥足で走り去っていった。
杉元はアシリパと合流したものの、火事の煙に巻かれてしまう。そこへ杉元たちの仲間である海賊房太郎(かいぞく ぼうたろう)が助けに駆けつけた。海賊は刺青の囚人の一人であり、独自に金塊を探していた人物である。当初は杉元達と敵対したものの、一時的に手を組んでいた。長髪で驚異的な肺活量を生かした高い潜水能力を有していた。海賊は杉元とアシリパを見つけ、「今なら金塊の隠し場所の重要な手掛かりを知るアシリパを拉致できる」と考え、杉元達を裏切った。海賊は火事の煙で動けない杉元を殴りつけ、アシリパを抱えて工場から脱出を図る。海賊は第七師団と遭遇し戦闘になる。その隙を見てアシリパは単身で逃げ出し、工場内をさまよっていた。そこを二階堂が発見し、アシリパを確保しようとする。これにアシリパは持っていたマキリ(小刀)で抵抗。二階堂はとっさに右手の義手でマキリを受け止める。その時、二階堂の右手の義手の仕掛けが作動し、中指に収納されていたお箸が出された。お箸はアシリパの額に命中し、「指から何か飛び出してきた」という予想外の攻撃を食らったアシリパはびっくりして隙を作る。その隙に二階堂はアシリパを確保して工場を脱出。鶴見に身柄を受け渡した。この際、二階堂は鶴見に杉元が生きていたことに対し文句を言う。鶴見はこれを軽く受け流していた。
二階堂がアシリパを確保したことにより、第七師団は札幌麦酒工場を撤退することになる。二階堂たちは消防団に化けて麦酒工場を離脱した。馬に乗って二階堂たちが移動していた所、ソフィア・ゴールデンハンド率いるパルチザンに襲撃される。ソフィアはキロランケの昔の仲間で、「大国の支配と戦い続けるため、アイヌの隠し金塊を軍資金にする」という目的のために北海道に乗り込んできていた。二階堂たちはこれを返り討ちにし、ソフィアを捕虜として捕らえた。尚、この時二階堂は鶴見に気絶したソフィアを殺すことを提案している。
鶴見はアシリパとソフィアを付近の教会にて尋問する。その間、鶴見は二階堂に教会の見張りを任せた。二階堂が見張りを行っていた所、有古がやってくる。有古は土方の元へ二重スパイとして潜入していた。二階堂はその有古がここにいることに不信感を抱き、歩兵銃を押し付けて有古を尋問する。有古は教会の裏に杉元がいたと嘘を言った。二階堂はその言葉を真に受けて、有古を放り出して探しに行ってしまう。有古はその隙に教会へ潜入した。
教会内では鶴見がアシリパから暗号解読のキーワードを聞き出し、暗号解読を開始していた。有古は鶴見に土方の居場所を伝えるふりをしてアシリパとソフィアを救出する。有古は鶴見に脅されて二重スパイを行っていたものの、最終的に土方一派につくことを決断。アイヌの独立国を建国するという父の意思を受け継いだのであった。鶴見の部下たちとの交戦の末、アシリパとソフィアは教会を脱出し、救出に来た杉元達と合流して逃亡する。有古は月島に撃たれて病院へ搬送された。だが、父親のマキリが弾丸を受け止めたため、有古は一命を取り止める。
二階堂は鯉登と共に教会で暗号解読を行う鶴見に経過報告をしていた。鯉登は鶴見の前だと興奮して早口の薩摩弁になり、言葉が聞き取れないと言う性質がある。二階堂は鯉登の言葉を通訳し、月島が逃げた足形を追跡している旨を伝えた。鶴見はアシリパ追跡の中止を命じる。暗号解読の鍵を話したアシリパは、鶴見にとってもはや用済みであったのだ。その後鶴見は二階堂含む部下達を教会に集めて暗号解読を行い、無事解読を完了させた。そして鶴見は軍部中央と内通していた裏切り者の菊田を殺害し、暗号が指し示した五稜郭へと向かうことになる。
五稜郭で死亡
二階堂と師団員達は汽車で函館の五稜郭へと向かう。鶴見は別ルートで先に函館と到着し、二階堂たちは大沼を経由して遅れて五稜郭に駆けつけた。杉元一行と土方一派は鶴見と同じタイミングで暗号を解読し、一足先に函館の五稜郭に籠城している。なお、パルチザンの兵士たちも杉元達に味方し、杉元たちは一大戦力を築いていた。鶴見は籠城する杉元たちを葬り、金塊を奪取すべく攻撃を開始。二階堂はこの戦いの突撃部隊に参加していた。二階堂は五稜郭の南口から堀を泳いで中に潜入。そこで土方の姿を発見した。かつて土方に右足を切り落とされた二階堂は歩兵銃で土方を狙う。だが、それを察知した仲間の都丹はとっさに土方をかばう。都丹は致命傷を腹に受けながらも二階堂に反撃し、銃弾を二階堂へ連射した。二階堂は物陰に身を隠したものの、ヘッドギアについていた乳首を撃ち抜かれてしまう。二階堂は土方たちに手投弾を投げて応戦した。この手投げ弾の破片は土方の背に突き刺さり、土方は重傷を負う。そこへ土方の仲間が駆けつけ、銃で反撃した。形勢が不利になった二階堂は逃走し、杉元を探し始める。
杉元は師団員達と交戦していた。次々と敵を倒していく杉元の顔面に二階堂はドロップキックを喰らわせる。それは杉元と初めて戦った時の仕返しのようであった。その瞬間、二階堂の右足の仕込み銃が炸裂。弾丸は杉元の頬を貫いたものの致命傷にはならず、二階堂は杉元に銃剣で左肩を貫かれる。二階堂は杉元に憎悪燃やしながら、尚も襲いかかった。ここで二階堂が杉元を殺し、どうしたいのかが明かされる。二階堂は杉元を殺し、その死体に自分の顔の皮を剥がし縫い付けようと考えていた。杉元の死体を死んだ洋平に見立て、またニ人で一緒に暮らそうと考えていたのである。
杉元と死闘を繰り広げる二階堂。そこへ仲間の師団員達が援護射撃をしようと銃を構え、杉元を狙う。二階堂も右足の仕込み銃で杉元を狙った。杉元は銃剣を師団員達に投げつけ、さらに二階堂の右足の先を師団員達に向ける。仕込み銃は師団員を撃ち抜き、無力化してしまう。二階堂は体勢を立て直し、右手に仕込まれたお箸を取り出して杉元に突き指した。杉元は二階堂に喉を刺されたものの、怯むことなく二階堂の銃剣を拾い、二階堂に突き立てる。銃剣は二階堂の腹を貫いた。杉元は銃剣を回転させ、二階堂に更ににダメージを与える。致命傷を負った二階堂は杉元諸共、自爆することを決意。ズボンの中に仕込んでいた手榴弾を股間の社会の窓から覗かせて、留め金を抜いた二階堂は杉元に掴みかかる。これを見た杉元は、咄嗟に近くの塹壕に二階堂の体を放り投げる。二階堂が塹壕に押し込まれたタイミングで手投げ弾が炸裂。爆発は二階堂の腹に刺さった銃剣を押し上げ、二階堂の体を真っ二つにした。二階堂は塹壕の中で爆発した為、外にいた杉元は巻き込まれる事無く生還する。二階堂は杉元諸共爆死するという目的を果たせなかったのだ。二階堂は背開きにされた魚のように自分の半身を見つめる。二階堂はその半身を洋平だと認識した。再びニ人になれたことを喜びながら二階堂の半身同士は手を取り、爆発に巻き込まれていった。二階堂は爆発四散し、バラバラになる。だが吹き飛ばされたその両手は固く握られたままであった。こうして二階堂は死亡したのである。
二階堂浩平の関連人物・キャラクター
二階堂洋平(にかいどう ようへい)
二階堂の双子の兄弟。二階堂と瓜二つで見分ける事が難しい。だが、小樽で捕えられた杉元の指を切り落とそうとした際に杉元の頭突きを喰らい、前歯を一本折られた事で見分けがつくようになる。杉元からは「歯抜け野郎」と揶揄されている。
二階堂を見張りに立て、杉元を殺そうとした所で返り討ちに遭い、刺し殺される。その後杉元に腸を抜き取られ、杉元が第七師団の拠点から逃亡する際に利用された。
兄弟の二階堂とは分身といって良いほど親密であり、常に二人で行動していた。性格もモルヒネ中毒になる前の二階堂と同じで陰湿かつ残酷である。小樽で捕え、拘束されて動けない杉元にリンチをしようとしたり、鶴見に殺さないように言われていたにも関わらず、刺し殺してしまおうとした。
洋平の死後、二階堂は仇を討とうとう杉元を憎悪し、薬物や戦いの負傷で心身をすり減らしながらも杉元を追いかけ続けた。この事から二階堂にとって洋平がどれだけ大切な存在だったのかが伺える。
杉元佐一(すぎもと さいち)
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『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによる日本の漫画。集英社の『週刊ヤングジャンプ』で連載され、テレビアニメ化、実写映画化もされた人気作。舞台は明治末期の北海道。主人公・杉元佐一は幼馴染との約束を守るため、一攫千金を目指してゴールドラッシュに湧いた北海道で砂金を集める生活を送っていた。そんな彼にアイヌ人が隠した埋蔵金の話が舞い込む。手がかりは、脱獄した囚人の体に掘られた入れ墨だった。ここでは作中に登場したカップルや夫婦、恋愛要素のあったキャラクターたちについてまとめている。
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ゴールデンカムイのモデル・元ネタ・由来まとめ【キャラクター・場所・建物・武器・乗り物・エピソード】
『ゴールデンカムイ』とは、北海道を主な舞台に、アイヌの隠し金塊を巡る苛烈な争奪戦を描いたサバイバル・バトル・グルメ・アドベンチャー漫画、およびそれを原作とするメディアミックス作品である。アイヌ民族の姿をダイナミックに描いた人気漫画で、『北海道アイヌ協会』などからも評価される作品である。そんな『ゴールデンカムイ』の登場人物や舞台となった場所、建物などの多くにはモデルが存在し、それを考察するのもファンの楽しみのひとつとなっている。
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ゴールデンカムイ(金カム)の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
北海道を主な舞台に、莫大な隠し金塊を巡るアイヌと脱獄囚と軍部の熾烈な争奪戦を描いた『ゴールデンカムイ』は、2022年4月に原作漫画が完結。物語としては大団円を迎えるも、いくつかの謎については明確な解答を描かず「この件はどうなったんだろう」という余韻を残すものとなった。 ここでは、金塊の隠し場所やのっぺら坊の正体などの「作中で明らかになった伏線や謎」と、大敵・鶴見篤四郎の生死や単行本追加エピソードとして描かれた占守島の戦いの殊勲者などの「曖昧な形で決着した伏線や謎」について紹介する。
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ゴールデンカムイ(金カム)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ
明治末期の北海道を主な舞台に、アイヌたちがいずこかに隠した莫大な金塊を巡る熾烈な争奪戦を描いた『ゴールデンカムイ』には、壮絶な過去を持つキャラクターが何人も登場する。 幼馴染と交わした最後の約束のため、再び命懸けの戦いに身を投じる元兵士の杉元佐一。父を追う旅の中で、アイヌ民族そのものの命運を背負うこととなっていくアシリパ。恋をしたがために脱獄王となった白石由竹。妹の仇を討つために突き進み、多くのものを失った谷垣源次郎。ここでは、『ゴールデンカムイ』の主要人物たちの壮絶な過去を紹介する。
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ゴールデンカムイ(金カム)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
ゴールデンカムイは週刊ヤングジャンプに連載中の野田サトルによる漫画作品。明治時代の北海道を舞台に日露戦争で「不死身の杉元」と呼ばれた帰還兵杉元佐一とアイヌの少女アシリパを中心に隠された金塊をめぐる冒険漫画。過激な描写が特徴で作中では次々と個性的なキャラクターが登場するためインパクトのある名言・セリフが多い。
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谷垣源次郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
谷垣源次郎は、『週刊ヤングジャンプ』に2014年から連載が開始された、野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』の登場人物。時代は明治時代の北海道。日露戦争(1904年~05年)終結から間もないころ、アイヌ民族が隠したとされる莫大な金塊のうわさを聞き、様々な理由と野望を胸に秘めた男たちが、誇り高き北の大地に集結する。その中で谷垣は金塊を追っている屯田兵の部隊、大日本帝国陸軍最強と謳われた北海道の第七師団(道民は畏敬の念を含めて「北鎮部隊」と呼ぶ)27聯隊に一等卒として所属している。
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月島基(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
月島基(つきしま はじめ)とは『ゴールデンカムイ』の登場人物で大日本帝国陸軍第七師団、歩兵27部隊に所属している軍人。階級は「軍曹」。同部隊上司である鶴見中尉の側近として主人公である「杉本佐一」と対立する。一時は仲間として行動していたが、自身の任務を遂行するために再度敵として相まみえる。淡々と自身の任務を遂行していく傍らで、「江渡貝弥作」や「鯉登音之進」と接触していくことにより着実に感情が隠し切れない場面が出始めている。
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海賊房太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
海賊房太郎(かいぞく ぼうたろう)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人である。自分の王国を作りたいという野望を持ち、金塊を狙う。高い潜水能力とカリスマ性を持ち、金塊の在り処を刺青の暗号無しである程度特定している。初登場時は杉元一行と死闘を演じたが、杉元一行と手を組み、行動を共にした。その後紆余曲折を経て、札幌麦酒工場で第七師団から逃げる途中、撃たれそうになった白石を庇って死亡した。
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尾形百之助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する銃さばきの上手い軍人。大日本帝国陸軍の第七師団に所属していたが、途中軍隊の上司である鶴見中尉を裏切った。その後は脱走兵として土方歳三とアイヌの金塊を探すため一緒に行動し、金塊の鍵を握るのっぺらぼうに会うため網走監獄に潜入した。そこでのっぺらぼうと一緒にいた杉元の頭を撃ち抜いて逃げた。それから新たな金塊の情報を探るべく誰にもすがらずに自分で旅を続けている。
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宇佐美時重(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
宇佐美時重(うさみ ときしげ)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。第七師団の初期メンバーの一人で階級は上等兵。かなり腕が立ち、丸腰で武器を持った複数人の殺人犯を返り討ちにしてしまう程。鶴見中尉に心酔しており、恋愛感情にも似た忠誠心を持つ。最期は元第七師団の尾形に狙撃され、胸を撃ち抜かれて致命傷を負う。それでも尚、今際の際に鶴見中尉に刺青人皮と重要情報を伝えて息絶えた。
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ヴァシリ・パヴリチェンコ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
ヴァシリとは『ゴールデンカムイ』に登場するロシア人狙撃手である。樺太の国境警備隊所属。日本軍の狙撃手・尾形百之助(おがたひゃくのすけ)との狙撃対決に敗れるが、再戦を熱望して脱走兵となり、尾形を追い続ける。二人の対決は作中屈指の名勝負の一つであり、ファンの間で人気が高い。狙撃の他には絵を描くことが得意。ヴァシリが描いた似顔絵がきっかけで、主人公・杉元佐一(すぎもとさいち)と打ち解け、共に北海道へ渡る。言葉が通じないこともあり、杉元たちとの旅では絵やジェスチャーでやり取りをしている。
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姉畑支遁(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
姉畑支遁(あねはたしとん)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人であり、動物学者。動物、植物をこよなく愛し、研究している。だが嫌がる動物を無理矢理犯したり植物を傷つけて射精するなど異常な性格の持ち主。自分の欲望のままに行為をしたにも関わらず、行為後は大変後悔をする。そして自分が犯した動物や植物に責任を一方的に擦り付け動物は殺害、植物はナイフで傷をつける、とかなり独善的で身勝手な行動をする。
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杉元佐一(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
杉元佐一(すぎもとさいち)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公。日露戦争を戦い抜いてきた元・陸軍兵士で、体に無数の傷を追ってきたが全く命を落とすことが無かった。その活躍ぶりから、軍人の間では『不死身の杉元』と言われている。杉元が金塊を探しに北海道の山に入ると、アイヌの少女アシリパと出会う。後に少女の父は金塊を隠した人物であることを知り、お互いの目的を果たすために一緒に旅を始める。
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アシリパ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
アシリパとは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公の1人である。北海道の小樽近辺の集落に住むアイヌの少女で、大人顔負けの精神力と狩猟技術と調理技術の持ち主。伝統を尊重しながら時代の変化を柔軟に受け入れ、「新しいアイヌ」たることを信念としている。アイヌが隠した金塊とそれを巡る殺人事件に父が関与していた事を知り、その真実と真意を知るため、元日本兵でもう1人の主人公である杉元と共に、隠し金塊の謎へと挑んでいる。
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松田平太(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
松田平太(まつだ へいた)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人である。砂金の専門知識を持ち、北海道での砂金の採取に情熱を燃やしている。だが、その本性は多重人格の殺人鬼である。自分がかつて同居していた長兄夫婦、次兄、父親、ヒグマの人格を持つ。自分の家族がヒグマに襲われて殺され、自分もヒグマに襲われて殺される幻覚を見る。その後、自分の体をヒグマに乗っ取られて人を襲って食べるという異常な殺人を行う。
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白石由竹(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
白石吉竹(しらいしよしたけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。通称「脱獄王」の異名を持つ天才的な牢破りである。脱獄する際は看守を騙す詐術や狭い隙間を通るための関節外しなど、脱獄のための多彩な技術を持つ。体には金塊の隠し場所を描いた刺青が彫られており、同じ刺青が描かれている囚人の皮を集めるとありかが分かるようになっている。金塊の手掛かりとなる刺青を持つ囚人たちを探して、北海道で出会った仲間達と共に旅を続けている。
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関谷輪一郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
関谷輪一郎(せきや わいちろう)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。24人の刺青囚人のうちの1人である。際立った戦闘力は無いが狡猾さと独自の信仰心を持ち、他人の命を「試練」と称し運任せで毒殺する異様な殺人を繰り返し投獄される。脱獄後は北海道の阿寒湖のほとりで刺青人皮を巡り土方一派を狙う。一時は土方と牛山を持ち前の狡猾さで戦うことなく倒して生き埋めにした。しかし仲間の門倉とキラウシの活躍で復活した土方に逆襲され力尽きる。
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奥山夏太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
奥山夏太郎(おくやま かんたろう)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している「土方一派」と呼ばれる組織の一員。 北海道のヤクザの若衆だったが、ある時土方歳三と出会い、その覇気溢れる様に魅了される。同じ若衆だった亀蔵と共に出奔し、土方を追いかけてその一派に加わり、部下として金塊争奪戦に関与する。一方で「土方に認めてもらいたい」との思いからたびたび無茶なスタンドプレイに走る“血気盛んな若者”としての側面を持ち、その都度幸運によって生き延びている。
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辺見和雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
辺見和雄(へんみ かずお)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、体に刺青を掘られた24人の囚人のうちの1人。この刺青は埋蔵金の手掛かりとなっていて、多くの人や組織に狙われている。表向きでは人当たりがいいが、その正体は日本各地で100人以上を殺してきた殺人鬼。幼少期にイノシシに無残に食い殺された弟の死に方に憧れ、自分を残酷に殺してくれる人を求めている。辺見の刺青を狙う主人公・杉元佐一と死闘を繰り広げた後、シャチに海に引き摺り込まれた。想像を超える死に方ができて満足気だった。
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花沢勇作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
花沢勇作(はなざわ ゆうさく)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、尾形百之助の異母兄弟。清廉潔白な人格で周囲の人々に愛された美男子だ。日露戦争の二〇三高地で味方を鼓舞する旗手を務めていたが戦死し、物語の開始時点では既に故人となっている。敵に殺されたのではなく、後方にいた尾形が狙撃した。将校である父が芸者に産ませた子どもである尾形を、階級が下であるにも関わらず「兄様」と呼んで慕っていた。金塊争奪戦を引っ掻き回す尾形の前に、たびたび幻覚として現れる。
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いご草ちゃん(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
いご草(いごぐさ)ちゃんとは漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物である。第七師団で鶴見篤四郎の腹心である月島基の幼馴染で元恋人である。将来を誓い合う仲だったが、両親に騙され、三菱財閥幹部の息子と結婚。東京へ移住し、幸せな家庭生活を送る。だが真実を知らない月島は、実の父親が「彼女を殺した」と誤解し、父親を殺害して死刑囚となってしまう。いご草ちゃんは月島にとってかけがえのない存在だった。それに目を付けた鶴見は彼女の存在を利用し、月島を忠実な部下に育て上げ、共に金塊争奪戦に身を投じていく。
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牛山辰馬(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
牛山辰馬(うしやま たつうま)とは、『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、アイヌの隠し金塊の在処を示す刺青を施された囚人の1人にして柔道の達人である。大柄で屈強な肉体に石頭、独特な耳の形状が特徴的な人物である。金塊を狙う土方歳三に協力し活動する。「不敗の牛山」の異名を持ち、様々な強敵をその卓越した柔術と怪力で組み伏せる。白兵戦では作中最強の男である。普段は紳士的だが極度の女好きでもあり、一定期間女を抱かないと男だろうと老人だろうと見境なく襲い掛かる一面を持つ。物語序盤から終盤にかけて活躍した。
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土方歳三(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
土方歳三(ひじかたとしぞう)とは、漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、刺青の囚人の頭目にして「新撰組鬼の副長」と恐れられた男。函館戦争で死亡したと思われていたが、極秘で監獄に収監されていた。蝦夷共和国樹立を叶えるため、アイヌの隠し金塊を狙う。同じく金塊を狙う大日本帝国陸軍第七師団を最大の障害と見なし、主人公・杉元佐一や彼の仲間たちとも一時共闘する。普段は穏やかな老人だが、戦闘時には鬼のような気迫を見せて敵と戦う。利害が一致すればどんな人物とも手を組むが、敵と見なす者には一切容赦しない。
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ウイルク(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
ウイルクとは『ゴールデンカムイ』に登場するアイヌ民族の男性である。アイヌの隠し金塊の所在を唯一知る人物であり、金塊争奪戦の原因となった。メインヒロインであるアイヌの少女アシリパの父親であり、娘と同じ独特な青い目をしている。作中では網走監獄に幽閉され、顔の皮が無い「のっぺら坊」として登場。アイヌの金塊を隠し、その場所を示した暗号を24人の凶悪な囚人達に刺青として彫った。金塊を巡る様々な勢力が網走監獄を襲撃した際にかつての仲間のキロランケの差金で暗殺された。
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フチ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
フチとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、アイヌの老婆にしてヒロイン・アシリパの祖母。 アイヌの古い教えを大切にしながら日々を生きる一般人で、作中で繰り広げられる熾烈な金塊争奪戦とは無縁の立場にある。一方で家族の多くが金塊争奪戦の渦中にあり、たびたびその関係者の来訪を受ける。中でも陸軍兵士の谷垣源次郎とは、瀕死の重傷を負って彼女の家に担ぎ込まれてから交流を重ね、実の家族のように互いを大切に想う間柄。主人公・杉元佐一を気に入り、アシリパを嫁にもらってほしいと考えている。
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鯉登音之進(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。
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門倉利運(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
門倉利運(かどくら としゆき)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、のっぺらぼうを収監していた網走監獄の看守部長。冴えない中年男だが、実は土方歳三の内通者として情報を流していた。網走の攻囲戦の後は土方と行動を共にする。のっぺらぼうが隔離される前に最後に刺青を入れた男だが、刺青はすべてが揃わなくても解けるため、門倉の刺青はさほど重要ではないと思われていた。しかし最終局面で、思わぬ鍵が隠されていたことが判明する。
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岩息舞治(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。
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マンスール(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。
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津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。
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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。
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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。
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インカラマッ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
インカラマッとは、『週刊ヤングジャンプ』にて連載されていた野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、占いで生計を立て北海道を旅するアイヌ女性。少女の頃にアシリパの父ウイルクと交流があり、金塊争奪戦の渦中にいるアシリパの周囲に現れる。目的を明かそうとせず、周囲を占いで惑わすような行動を取るため、その存在を怪しまれている。鶴見中尉率いる第七師団から離れ小樽のアシリパのコタンで療養していた谷垣源次郎と、疱瘡で家族を失ったチカパシとともに、アシリパを追いかけ旅をする。
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目次 - Contents
- 二階堂浩平の概要
- 二階堂浩平のプロフィール・人物像
- 二階堂浩平の装備・能力
- 三十年式歩兵銃
- 銃剣
- ピストル
- 双眼鏡
- 鶴見に切り落とされた自分の右耳
- 義足(右足)
- 義手(右手)
- モルヒネ
- メタンフェタミン
- 人皮ヘッドギア
- 人の皮と骨で作った太鼓
- 手投げ弾
- 二階堂浩平の来歴・活躍
- 第七師団第27聯隊に所属
- 小樽にて杉元と交戦
- 鶴見に右耳を切り落とされる
- 土方に右足を切り落とされる
- 病院で義足を貰う
- 東松屋商店で活動
- 根室に滞在
- 網走監獄で杉元に右手を吹き飛ばされる
- 有坂から義手を貰う
- 登別で都丹と戦う
- 有坂からメタンフェタミンを投与される
- 札幌麦酒工場で活動
- 五稜郭で死亡
- 二階堂浩平の関連人物・キャラクター
- 二階堂洋平(にかいどう ようへい)
- 杉元佐一(すぎもと さいち)
- アシリパ
- フチ
- 鶴見篤四郎(つるみ とくしろう)
- 有坂成蔵(ありさか なりぞう)
- 宇佐美時重(うさみ ときしげ)
- 鯉登音之進(こいと おとのしん)
- 月島基(つきしま はじめ)
- 尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)
- 谷垣源次郎(たにがき げんじろう)
- 土方歳三(ひじかた としぞう)
- 坂本慶一郎(さかもと けいいちろう)
- お銀(おぎん)
- 二階堂浩平の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 鶴見に右耳を切り落とされ、尋問されるシーン
- 「ヤダーッヤダヤダヤダ」
- 「素敵な足をもらえてよかったネ 二階堂」
- 真っ二つになる二階堂のシーン
- 二階堂が爆発四散するシーン
- 二階堂浩平の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 中毒者も続出した鎮静催眠薬のモルヒネ
- 覚醒剤指定されることとなったメタンフェタミン
- 「誰なのおじさん」は同作者のギャグ漫画のキャラクター