のび太一味のハンター試験!ドラえもんとHUNTER×HUNTERのクロスSS!
『ドラえもん』と『HUNTER×HUNTER』のクロスSSを紹介する。「のび太と仲間たちがハンター試験に挑戦する」というもので、それぞれの作品の魅力と雰囲気が詰まった長編作品となっている。
その瞬間、ネテロが三人に背後から強烈な視線を送った。
キルア「!」
ゴン「!?」
のび太「(ママ? 先生!? いやもっとすごい!)ごめんなさい!」
ネテロ(おお、あの二人はいい反応じゃ。
メガネの少年はよっぽど日頃から怒られてるようじゃな)
キルア「じいさん、何か用?」
ネテロ「ゲームをせんかね? もしワシに勝てたらハンターの資格をやろう」
ゴン「うん、いいよ!」
キルア「やってやろうじゃん」
のび太「ぼくはそろそろ寝──」
ネテロ「決まりじゃな、三人ともついてきなさい」
ネテロ「ルールは簡単。三人がかりでこの球をワシから奪えば勝ちじゃ。
そっちはどんな攻撃も自由、こっちは手を出さん」
キルア「(なめやがって)ゴン、ノビタ、さっさと終わらせようぜ」
ゴン「よし!」
のび太「(眠いけど)うん!」
キルア(肢曲で攻めるか)
ゴン「俺はスピードとジャンプで勝負だ!」
のび太「や、やるぞ~」
三対一の攻防はしばらく続いた。
ネテロ「おっと、惜しい!」
ゴン「くそっ!」
のび太「んぎゃ!」
ネテロ(キルアの残像! ゴンのバネ! ノビタとやらの異常なドジっぷり!
なぜか予測のつかんところで転ぶからやり辛いのう)
キルア(あの爺さん、明らかにノビタにペースを乱されてる!
このままやってれば俺かゴンがボールをかすめ取るくらいは──)
のび太「も、もうダメ……走れない……」
のび太、ダウン。
ゴン&キルア&ネテロ「………」
その頃──
ヒソカ「おや、どうやら戻ってこれたようだ」
どくさいスイッチで消されていたヒソカが、一次試験スタート地点に復帰した。
ヒソカ「彼に電話してみるか。もしもし」
ギタラクル『ヒソカか』
ヒソカ「やぁ」
ギタラクル『どこにいたの? 今年は真面目にやるっていってたのに、もう三次試験だよ』
ヒソカ「ボクもそのつもりだったんだけどね、消されちゃった」
ギタラクル『消された?』
ヒソカ「消えた瞬間のあの感じ……念能力じゃなかった。
ねェ、受験生の中に妙な力を持ったヒトはいなかったかい?」
ギタラクル『心当たりはあるね』
ヒソカ「ありがとう。では、ボクもそちらに向かうよ。
適宜場所を教えてくれ、四次試験までには追いつく」
ギタラクル『追いついたらどうするの?』
ヒソカ「ハンター試験を楽しめなかった代わりに、他のゲームを楽しまなきゃね。
ボクを消したヒトを──狩る」
翌朝──
ゴン「あ、目が覚めた?」
のび太「わっ、遅刻だ! 早く学校に行かないと!」
ゴン「落ち着いて! ここは飛行船だよ」
のび太「ああゴン、なんだ寝ぼけてた。あ、そういえばボール取りは?」
ゴン「俺とキルアで頑張ってみたけど、ダメだったよ。あの人スゴイよ!」
のび太「君ら二人でも!? そっかぁ……残念だったね」
しずか「あ、のび太さん! どこに行ってたの?」
ドラえもん「探そうかと思ったけどぼくらも疲れててね。無事でよかった」
スネ夫「まったくノロマなんだから」
ジャイアン「一人がドジだと、みんなが困るんだぞ!」
のび太「ごめ~ん、みんな」
飛行船内に、機内アナウンスが響き渡る。
ビーンズ『お待たせしました。目的地に到着です』
ビーンズ「ここはトリックタワーという塔のてっぺんです。
第三次試験の内容は、生きて下までたどり着くことです。
制限時間は72時間以内!」
スネ夫「なんだ楽勝じゃない、タケコプターで降りちゃおうよ」
ジャイアン「スネ夫、それじゃつまんねーじゃんか!」
スネ夫「つまんなくたっていいよ! きっと塔の中にはワナがわんさかあるんだ!
外から行こう、外から!」
キルア「やめた方がいいぜ」
のび太「キルア」
キルア「さっき外壁つたって降りてったオッサンが怪鳥に狙い撃ちにされてたから」
トンパ「ハンター試験は一見楽そうなルートに、より困難な罠が
待ち受けていることが多い。
塔に入らずに降りようとするのはかえって危険だろう」
スネ夫「ママァ~!」
しずか「入り口はどこにもないけど、きっとどこかに隠れてるのね」
ジャイアン「宝探しみたいじゃん! 俺様が見つけてやるぜ!」
ドラえもん「のび太くんはじっとしてな。トリックタワーなんて名前だし
もし落とし穴とかがあったら大変だ」
のび太「ひどいなあ。ぼくはそんなのに引っかからないよ!」
スポッ! ガタン!
のび太「うわっ!」
ドラえもん「落ちちゃった……」
ジャイアン「あのバカ!」
のび太が落ちた場所をいくらいじっても、ビクともしない。
ジャイアン「くそっ、どうなってんだ!」
しずか「どうしましょ……のび太さん一人じゃ心配だわ」
レオリオ「どうかしたか? お前ら」
ドラえもん「あ、レオリオさん。のび太君が床の落とし穴に
引っかかって落ちちゃったんです。でも開かなくて……」
レオリオ「落とし穴?」
クラピカ「おそらく塔の入り口だろう。この頂上にはいくつも
そういう入り口があるにちがいない。
そして一度使われた入り口は、ロックがかかるのだろう」
しずか「だから開かなかったのね」
ジャイアン「ちくしょう、このままじゃのび太が!」
クラピカ「彼が落ちた入り口の近くに、もしかすると
彼と同行できるようなルートがあるかもしれない。探してみよう」
レオリオ「袖すり合うも……ってやつだ。俺も手伝うぜ」
ゴン「どうしたの?」
ドラえもん「かくかくしかじか」
ゴン「俺たちも探すよ!」
キルア「あいつじゃ簡単な罠でも死にかねないしな……」
ゴン、キルア、クラピカ、レオリオの4人は、
あっという間にのび太が落ちた場所の周辺にある
入り口を見つけて降りてしまった。
ジャイアン「すげえなぁ」
スネ夫「やっぱりハンター試験を受ける人は普通じゃないんだよ」
ドラえもん「う~ん、どうしよう?」
しずか「ドラちゃん、通り抜けフープを使ったら?」
ドラえもん「あ、そうか」
<通り抜けフープ>
リング型の道具。
壁や床につけると、異次元を通して「その先」に行くことができる。
ドラえもん「ぼくらも降りよう!」
ジャイアン「待ってろよ、のび太!」
しずか「えいっ!」
スネ夫「しょうがないなぁ、行けばいいんでしょ!」
ドラえもんたちが降りると、下にはのび太とゴンたち4人がいた。
ドラえもん「のび太君!」
のび太「ドラえもぉ~ん!」
レオリオ「……お前ら、今どうやって降りて来たんだ?」
ドラえもん「通り抜けフープで」
クラピカ「本来ここは5人で進むはずのコースなのだが、9人になってしまったな」
スネ夫「どういうこと?」
キルア「この部屋は多数決の道っていう5人で進むルートのスタート地点なんだ。
ノビタ、ゴン、クラピカ、リオレオ、俺と揃ったところに
お前たちが降りて来たんだ」
レオリオ「レオリオだ!」
スネ夫「5人用のゲームを9人でプレイするようなもんか」
ジャイアン「なら話は簡単だ。のび太、俺と代われ!」
のび太「そ、そんなぁ~」
モニター室──
試験官「リッポー、どうする?」
リッポー「こんな事態は想定していなかったからな……仕方あるまい」
リッポーは多数決の道メンバーにアナウンスする。
リッポー『9人になってしまったのは我々のミスだ。
したがって9人全員で進む事を許可しよう。
ただし、多数決に参加できるのは、今タイマーをはめている5人のみ!
交換は一切認めない!』
要約すると、こうだ。
・多数決に参加できるのは、のび太、ゴン、キルア、クラピカ、レオリオのみ。
・他のメンバーは同行、多数決以外の協力OK。
リッポー「ま、こんなところだろう。そろそろ試練官を配置につかせるか」
無限四刀流「クックック、ヒソカにリベンジしてやるぜ」
リッポー「ヒソカは一次試験で行方不明になって失格したって聞いたぞ」
無限四刀流「えっ」
ジャイアン「なんでぇなんでぇ、俺らはついてくだけかよ!
のび太! 変なことして迷惑かけたらメタメタのギタギタだぞ!」
スネ夫「そうだそうだ!」
のび太「ひぃぃ……」
『このドアを開ける⇒○ 開けない⇒×』
○4 ×1
レオリオ「誰だ!? ×を押したのは!?」
のび太「ぼ、ぼくです。ごめんなさい! 緊張して手が滑って……」
ジャイアン「ドガア!」
顔面めり込みパンチを食らうのび太。
レオリオ「おいやめろ! 友達は大切にするもんだ。
ある日突然いなくなっちまうかもしれないしな」
ジャイアン「ご、ごめんなさい。レオリオさん」
レオリオ(俺とした事が、昔を思い出しちまったぜ)
『どっちに行く? 右⇒○ 左⇒×』
○2 ×3
ゴン「やっぱり左だよね!」
のび太「うん! こっちのが落ち着くもん!」
レオリオ「お前らとは将来うまい酒が飲めそうだぜ」
キルア「ちぇっ」
クラピカ(試験官が左の法則を知らなければいいが)
結論からいうと、左の道はハズレだった。
5時間以上罠だらけの道を歩き、たどり着いたのはスタート地点だった。
ゴン「………」
のび太「………」
レオリオ「………」
クラピカ「やはりな」
キルア「さ、今度は右に行こうぜ」
右に行くと、9人は試練官の待ち受けるリングにたどり着いた。
ベンドット「お前たちは我々試練官5人と戦い、3勝しなければここを通れない!
勝負は一対一、順番も自由! ただし各自一度のみ!」
のび太(いっぺんに言わないでよ~覚えきれない)
ベンドット「お前たちは9人とのことだが、戦いはタイマーを持たない
4人の中から選ぶことも認める!
受けるなら○を、受けないなら×を押されよ!」
のび太(どうしよう~! どっちを押せばいいんだ!?)
ドラえもん「のび太君、○押しときな」
○5 ×0
ベンドット「こちらの一番手は俺だ! そちらも選ばれよ!」
スネ夫「どうすんのさ、あいつメチャクチャ強そうだよ!」
レオリオ(ガキ共に相手させるわけにゃいかねェな)
「俺がいくぜ」
ベンドットからの提案はデスマッチ、受けるレオリオ。
ベンドット「勝負!」
レオリオ「来やがれ!」
戦いの主導権はベンドットが握った。
根性で食らいつくレオリオを、ベンドットの戦闘技術が上回る。
馬乗りになり、ベンドットが笑う。
ベンドット「想像つくだろうがムショってのは娯楽もねェし規則ががんじがらめで
ストレスが溜まるんだ。じっくりいたぶってやる」
レオリオ「ケッ、やってみやがれ!」
ゴッ! ガッ! バキッ! ガスッ! ガンッ!
振り下ろされる鉄槌の嵐、しかしレオリオも降参をしない。
キルア「相手のが一枚上手だな」
ゴン「レオリオ!」
レオリオ「ぐ……ぜってー参ったなんざしねェ!」
ベンドット「生きがいいな若造、ノドを潰さず正解だったぜ。
もっとわめいてみせろ!」
レオリオのやられる姿を、ビデオで撮るドラえもん。
クラピカ「こんな時に何を!?」
のび太「そうだよドラえもん、レオリオさんが……」
すると、試合が一変する。
レオリオは馬乗りから脱出、逆にベンドットを一方的に攻め始める。
ベンドットもなかなかタフだったが、ついに──
ベンドット「ぐ、ぐふぅ……参った……!」
レオリオ(あれ? いつの間にか俺が勝ってる?)
ドラえもんはすぐにカメラをポケットにしまった。
ドラえもん(レオリオさんの性格からして、道具の力で勝ったなんて知ったら
絶対怒るだろうしな)
<カチカチカメラ>
このカメラで勝負を撮ると、指定した方を勝たせることが出来る。
受験生 1-0 試練官
次の相手はセドカン、受験生チームはゴン。
セドカン「互いにローソクを持ち、先に火が消えた方が負け。
君らには長い方がいいか、短い方がいいか、多数決で決めてもらおう」
クラピカ「これは不自由な二択──」
のび太&ジャイアン「あははははっ!」
ジャイアン「あいつバッカじゃねーの! 長い方にするに決まってんじゃん!」
のび太「だよねぇ、学校のテストよりよっぽど簡単だよ」
ゴン「俺もそう思ってたところだよ! やるじゃん二人とも!」
クラピカ(不自由な二択の解説をしたかった……)
『長いローソク⇒○ 短いローソク⇒×』
○5 ×0
セドカン「じゃあ、君は長い方、ぼくは短い方」
同時に火をつける二人。
火薬が仕込まれているのか、ゴンの長いローソクが激しく燃え上がる。
ジャイアン「きったねえ、インチキだ!」
のび太「ずるいずるい!」
クラピカ(もはや何も言うまい)
ドラえもん「バショー扇~!」
<バショー扇>
ダイヤル次第で色んな風を吹かせる事が出来る道具。
ゴン(このローソクを置いて、あの人の火を吹き消せば……)
ドラえもん「これで向こうの人のローソクの火を消しちゃおう」
ジャイアン「俺にやらせろ!」
ドラえもん「あっ」
ビュオッ!
ジャイアンが適当にふかせた風は、不運にもゴンのローソクに命中した。
ゴン「あっ! 俺の火が……!」
ジャイアン(お、俺、知~らね……)
受験生 1-1 試練官
クラピカ「次は私が行こう」
マジタニ「クックック、俺はデスマッチを提案する!」
スネ夫「なんなのあのバケモノ! ママァ~!」
しずか「クラピカさん、大丈夫かしら……」
レオリオ「俺とやった奴よりはるかにヤバそうだぜ!」
キルア(あーあ、あんなハッタリ野郎にビビっちゃって……)
クラピカ「始めようか」
マジタニ(くそっ、こいつなんでビビらねぇ!? ええい構うか!)
「ひゃおっ!」
ドガッ!
マジタニの鉄拳がリングを砕く。
のび太「ひぃ~すごい! ドラえもん、クラピカさん殺されちゃう!」
ドラえもん「う、うん」
ドラえもん「平和アンテナ~!」
<平和アンテナ>
どんな争いをもしずめる平和電波を出す道具。
マジタニ「俺は旅団四天王マジタニ! 負けを認めるならば今の内だぜ」
クラピカの眼が、緋色に変わる。
マジタニ「ひっ、なんだお前!?」
逆上したクラピカの一撃がヒットする寸前、平和電波が2人に届いた。
クラピカ「同胞を殺された怒りと憎しみを、無関係の人間にぶつけるところだった。
非礼を詫びよう」
マジタニ「いやこちらこそ、旅団の名を騙って勝ちを得ようなんてすまなかったな」
クラピカ「私の負けだ」
マジタニ「いや、俺の負けだ」
タッチの差で、クラピカ敗北。
受験生 1-2 試練官
クラピカ「すまん……(なぜ私は負けたんだろう……)」
へこむクラピカ。
ドラえもん(なんだか悪い事しちゃったなあ)
キルア「じゃあ次は俺行くよ」
レルート「(ガキじゃないの)私の勝負は、賭けよ。チップは時間!
互いの持ち時間は50で、10時間ずつ賭けられるわ。0になったら負けよ」
キルア「賭けの内容は?」
レルート「アンタが先に決めていいわよ」
キルア「ふーん……じゃあ」
レルート(せいぜい楽しませて頂戴よ)
キルア「俺がアンタを5秒以内に殺せるか賭けようよ」
レルート「え!?」
キルア「どっちに賭ける?」
レルート「そ、そんな勝負は認められないわ!」
キルア「受けてくんないのか。じゃあ面倒だしアンタを殺そう」
レルート「ちょっ……もし勝負内容が不確定な時点で私を殺したら、
アンタの負け! こっちの3勝が確定して、アンタらは失格よ!」
キルア「いいよ別に」
レルート(この殺気……本物……!)
キルア「分かった? アンタが生き残るにはさっきの勝負を受けて
“殺せる”に50時間賭けるしかない」
レルート「う……」
死など恐れていないし、冷静になれば打つ手はあったかもしれない。
しかしレルートにとって、キルアが放つ殺気は荷が重すぎた。
暗殺者(プロ)に、賭博師(プロ)は屈した。
レオリオ「ハッタリとは思えねェ迫力だったぜ……。あいつ……何者なんだ」
ゴン「暗殺一家のエリートだって」
ジャイアン「へっ、俺だって店番のエリートだぜ!」
スネ夫(暗殺一家……。ママ……ぼくは帰れないかもしれません)
受験生 2-2 試練官
のび太「最後はぼくか……」
のび太の相手が姿を現す。
ジョネス「久々にシャバの肉をつかめる……」
のび太「ひぃ~! 壁を素手でむしった!」
レオリオ「ノビタ! 俺たちの負けでいい、アイツとは戦うな!
奴は解体屋ジョネス! ザバン市最悪の殺人鬼だ!」
キルア「ち……」
(こんなのが控えてるなら、さっきの女をノビタに回すべきだったな)
のび太「ド、ドラえもん……あの人を落ち着かせるような道具ない?
シャバの肉つかませ機とか……」
ドラえもん「あるわけないだろ!」
クラピカ「私もレオリオに賛成だ。むざむざ死にに行くことはない」
ジャイアン「なんでぇなんでぇ、俺が出てもいいんだろ? やってやる!」
勝手に橋を渡るジャイアン。もう追いつけない。
レオリオ「おいっ! くそっ、バカヤロウ!」
のび太「ああ、ジャイアンが! ドラえもん何とかして!」
ドラえもん「あれでもない、これでもない~!」
ジャイアン「いくぜぇ! メタメタのギタギタにしてやらぁ!」
ジョネス「つかみがいがありそうな肉だ……」
キルア(無理だ──殺られる)
スネ夫「(そうだ!)ジャイアン一曲歌って~!」
ジャイアン「そうか、俺様の歌なら殺人鬼もメロメロだぜ!」
ボ エ ~ ~ ~ ~
ジョネス「ぐわぁぁぁ! やめろオォォォォ! もうシャバの肉いいから、
まいったああアアアア!」
悲鳴の後、ジョネス失神。
受験生 3-2 試練官 受験生の勝利
のび太「……お、お疲れ、ジャイアン」
ジャイアン「歌ったらスカッとしたぜ! もう一曲歌いたいぞ」
スネ夫「ジャ、ジャイアン、こんなところじゃもったいないよ。
ハンター試験に合格したら盛大に披露してよ」
しずか「そ、そうよ。もっと武さんに相応しい舞台があるわよ」
ジャイアン「ん? それもそうだな」
キルア(なんて破壊力だ。あんな技があるなんて)
ゴン(まだ耳がズキズキする……。吐き気も……)
クラピカ「ジャイアン、さっきの技はどうやったんだ?」
ジャイアン「俺、歌手めざしてんだ。シンガーソングライターってやつを」
レオリオ「フン、たのもしい限りだな」
クラピカ(味方のうちは……な)
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ドラえもん のび太の海底鬼岩城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』は、藤子・F・不二雄が手掛けた漫画『ドラえもん』の長編アニメ化第4作目作品である。1983年3月12日に公開された。小学校5年生の野比のび太(のびのびた)はネコ型ロボットのドラえもんの協力で、同級生数人と共に夏休みの海底キャンプへ向かい深海魚散策を楽しんだりする。その矢先に海底地底国のムー連邦に遭遇し大きな展開を迎える。本作品は、深海や海底についての知識が物語を通して語られる一方、ムー連邦の非情な姿やバギーの自爆等とシビアな展開も描かれている。
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太と鉄人兵団』とは、藤子・F・不二雄が手掛けた漫画『ドラえもん』の長編アニメ第7作目作品である。小学5年生の野比のび太(のびのびた)は巨大ロボットが手に入れ喜ぶが、それは地球侵略を企む鉄人兵団の兵器だった。それからネコ型ロボットのドラえもんやのび太達は、ロボット惑星のメカトピアから地球侵略に来た鉄人兵団との戦いが展開する。地球人の総奴隷化という熾烈な目的を持つ鉄人兵団を、ドラえもん原作者の藤子・F・不二雄は「ドラえもん映画史上最強の敵」だと語った。
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のネタバレ解説・考察まとめ
『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』とは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした劇場版映画作品の一つ。2024年3月に公開された。「映画ドラえもん」シリーズ通算43作目。 音楽会を控えた主人公のび太達は、美しい歌声を持つミッカという少女と出会う。ミッカは惑星ムシーカという音楽が栄えた星の生き残りだった。ムシーカを滅ぼしたのはノイズという宇宙生物。のび太達はノイズに狙われた地球を救うために音楽を使って戦うのだった。
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太の魔界大冒険』は、藤子・F・不二雄が手掛けた漫画『ドラえもん』の長編アニメ化第5作目作品で1984年3月17日 に公開された。魔法に憧れる小学校5年生の野比のび太(のびのびた)は 、ネコ型ロボットのドラえもんの道具を使い魔法の世界を実現させる。しかしのび太が考えていた理想とは全く違ったうえ、悪魔が支配する魔法の世界だった。本作品は、現実世界とドラえもんの道具であるもしもボックスにより発生した魔法の世界がパラレルワールドとして交差する様に描かれている。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の念能力・必殺技まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは1998年に連載が開始された冨樫義博氏が描く少年漫画である。 くじら島出身の少年、ゴン=フリークスが、父親であるジン=フリークスを追い求める冒険の中での様々な人との出会い成長していく。熱いバトルが繰り広げられる冒険譚である本作品を楽しむためにはかかせないのが念能力の存在。念能力は作中に登場する特殊能力で、その方向性によっていくつかの系統に分けることが可能である。
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ドラえもんのひみつ道具まとめ
『ドラえもん』とは、藤子・F・不二雄による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。22世紀で作られたネコ型ロボットのドラえもんが、持ち主の少年セワシの先祖である野比のび太(のび のびた)を不思議な道具で手助けする。1979年のTVアニメ化以降、国民的作品として親しまれてきた。「ひみつ道具」とは、主にのび太を助けるためにドラえもんが四次元ポケットから出すアイテムで、作品の目玉でもある。毎年公開される劇場作品『大長編ドラえもん』でも、ひみつ道具は大いに活躍する。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画作品、及びそれを原作とした映画やアニメなどのメディアミックス作品である。 父親であるジンを探すため、そして憧れていたハンターになるためにゴンは旅に出る。その先で、キルア、クラピカ、レオリオという仲間と出会い、ゴンは様々な冒険を繰り広げる。 「幻影旅団」とは、A級賞金首達が集う盗賊集団である。敵キャラでありながらも個性的な面々が集う幻影旅団は、ファンからも深く愛されている。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。あらゆる物を追い求めることに生涯を捧げる職業「ハンター」となり、最高のハンターと称される父ジンを探す少年ゴンと仲間たちの冒険を描く。「グリードアイランド」は、ジンが仲間たちと作ったゲームソフト、並びにその中に登場する島の名前である。オーラと呼ばれる生命エネルギーを操れる念能力者(ねんのうりょくしゃ)しかプレイできない。プレイヤーはゲームの世界に入り、特定のカードを集めてクリアを目指す。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のハンター文字まとめ
『HUNTER×HUNTER』は1998年から『週刊少年ジャンプ』にて連載される、冨樫義博による少年漫画。父親を探してハンターになった主人公・ゴン=フリークスの活躍を描いた作品であり、詳細に作りこまれたキャラクターや世界観が特徴となっている。 本作の世界ではハンター文字という特有の文字が使用されている。背景に書かれたハンター文字がしっかりと意味のあるものになっているため、作品の世界観をより理解しようとハンター文字の解読をするファンも存在する。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の特質系能力者まとめ
『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』とは『週刊少年ジャンプ』で連載している冨樫義博による少年漫画である。主人公のゴン=フリークスが父親を探すため、怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣など、稀少な事物を追求することに生涯をかける「ハンター」になり、様々な冒険をする物語だ。ハンターは仕事柄、未知の領域に踏み込むことが多いため、念能力という特殊な能力を身につけている。その中でも特質系と呼ばれる系統は他に類のない特殊な能力で、特質系に分類される能力者はとても少ない。
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野比のび太のクラスメイト・同級生まとめ
野比のび太(のび のびた)は、藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画『ドラえもん』の登場人物。『ドラえもん』の副主人公であり、主人公のドラえもんとS(少し)F(不思議)な日常を送る小学生である。学校では5年3組(漫画では小学4年生)に所属しており、クラスメイトや同級生と日々勉学や遊びに励んでいる。源静香、剛田武(通称:ジャイアン)、骨川スネ夫など、いつも行動を共にするキャラクターの他、たくさんのクラスメイトが作中には登場する。
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ドラえもんのゲストヒロインまとめ
藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画『ドラえもん』は国民的人気を誇る日本を代表する漫画だ。”児童向け”であるにも関わらず、老若男女幅広い世代から支持を受けており、日本だけでなく世界中から愛されている。 『ドラえもん』のTVアニメや劇場版アニメには、ふだん登場しないゲストキャラクターも登場することがある。中でもゲストがヒロイン(女性)である作品は、ラブコメ要素が入ることもあり、友情にフォーカスが当たる男性ゲストキャラクターが登場する作品とはまた違った面白さが楽しめる。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の操作系能力者まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父親を探す為に財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事を探すことに生涯をかける職業「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」を身に着けなくてはならない。念能力の系統の一つ・「操作系」とは物質や生物などの物体をオーラで操作する能力で、高い応用性を持った系統である。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の具現化系能力者まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父親を探す為に怪物、財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事を探すことに生涯をかける職業「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」を身に着けなくてはならない。「具現化系」とは念能力の系統の一つで、オーラを物質化させることができる。主要人物の一人であるクラピカは具現化系に属する。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のキメラ=アントまとめ
『HUNTER×HUNTER』とは架空の職業「ハンター」を題材にした富樫義博による冒険漫画である。主人公のゴン=フリークスは父のジン=フリークスに会うために彼の職業であるハンターになり、冒険を繰り広げるというストーリーが展開される。 作中では様々な架空の生物が登場する。他の生物を喰らい、喰らった生物の特徴を次世代に反映させるという習性をもつキメラ=アントもその一つである。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の放出系能力者まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父親を探す為に怪物、財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事を探すことに生涯をかける職業「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」を身に着けなくてはならない。「放出系」とは体から離れたオーラを飛ばす、何らかの形を与える能力が多い。ゴンと共にハンター試験を受けたレオリオは、放出系に属する。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の強化系能力者まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博の漫画作品及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父を探す為に怪物、財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事の追求を生涯をかける「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」と呼ばれる特殊な能力を身に着けていなくてはならない。「強化系」とは、念能力を六つの系統に分けた属性の一つで、物の持つ力や働きを強める系統である。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の会長・十二支ん・派閥まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。希少な物事の追及に生涯をかける「ハンター」となり、最高のハンターと称される父を探す少年ゴンと仲間たちの冒険を描く。ゴンも所属する「ハンター協会」とは会長を中心とした組織で、ハンター試験を主宰する。上層部である会長、幹部の「十二支ん」いずれも高い能力と強い個性を持つ。十二支んたちは「バランス重視の穏健保守派」や「改革推進のタカ派」といった派閥に別れて行動する。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の変化系能力者まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父親を探す為に財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事を探すことに生涯をかける職業「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」を身に着けなくてはならない。「変化系」はオーラの形状や性質を変える能力で、糸、電気、ゴムなどあらゆるものに変化させる。ゴンの友人で、暗殺一家のキルアも変化系に属する。
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