ドラえもん のび太の宇宙小戦争(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』とは、藤子・F・不二雄が手掛けた漫画『ドラえもん』の長編アニメ化第6作目作品である。小学5年生の野比のび太やネコ型ロボットのドラえもん達が、小さな宇宙人のパピと出会う。パピの住むピリカ星が独裁国家に支配されている事を知ったドラえもん達は、ピリカ星を救うべく宇宙へと旅立つという展開である。本作品は小説『ガリヴァー旅行記』やSF映画 『スター・ウォーズ』がモチーフとなっている。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の概要

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』とは、藤子・F・不二雄が手掛けた漫画・アニメ作品『ドラえもん』の長編映画作品で、1985年3月16日に公開された。長編コミック版は『月刊コロコロコミック』1984年8月号~1985年1月号に掲載され、コミック・映画版共にシリーズ第6作目である。

ギルモア将軍率いる独裁政権下にあった惑星ピリカから脱出した少年パピは、長い旅を経て地球へ漂着する。パピと出会った小学5年生の野比のび太(のびのびた)やネコ型ロボットのドラえもん達は、パピやピリカ星を救うべく宇宙へと旅立つ。

同時上映は、少年忍者ハットリくんや小学生ヒーローのパーマンとの共演と活躍を描いた『忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵』 。配給収入は11.8億円。本作品では、大山のぶ代や小原乃梨子らレギュラー声優陣の他、三ツ矢雄二や屋良有作らベテラン声優陣が出演している。本作品は、2021年11月23日~12月2日にかけて期間限定でリバイバル上映された。また2022年には、本作品のリメイク版『のび太の宇宙小戦争 2021』も公開されている。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のあらすじ・ストーリー

小さな宇宙戦争の始まり

小学5年生の野比のび太(のびのびた)は、同級生の骨川スネ夫(ほねかわすねお)やジャイアンこと剛田武(ごうだたけし)らと共にプラモデルを用いたミニチュア特撮ビデオを撮影していた。しかし、のび太がドジを踏み撮影セットを壊した事で仲間はずれにされる。のび太は同居するネコ型ロボットのドラえもんに泣きついて協力を懇願し、特撮ビデオを作りスネ夫達に対抗する事にした。のび太達は同級生の出木杉(できすぎ)にも手伝ってもらおうと考えるが、スネ夫とジャイアンに先を越されてしまう。そこでのび太達は同級生のしずかちゃんを誘うも、彼女は人形やぬいぐるみを人形を使ったメルヘン作品を撮りたい意思を示す。しずかちゃんが持ってきた人形やうさぎのぬいぐるみに、ロボットの様に動き従うロボッターを取り付けて撮影を始める。しかし、ロボッターで勝手に動くはずのないうさぎのぬいぐるみが行方不明となり、大切なぬいぐるみが無くなりしずかちゃんが泣きだす。ドラえもん達がぬいぐるみを探しているなか、のび太は小型のロケットの様なものを見つけていた。結局ぬいぐるみは見つからず帰宅したが、のび太の母親・玉子が自宅の庭で洗濯物を取り込んでいた時にぬいぐるみを見つけた。のび太はぬいぐるみが見つかった事を電話でしずかちゃんに伝えるが、ドラえもんはぬいぐるみが何故自宅まで辿り着いたか不思議に思った。一方でスネ夫宅の庭にて、ジャイアン達がジオラマ撮影を行った後に制作ビデオを鑑賞したところ、撮影場面の中にうさぎの様な物が入り込んでいた。

その夜に眠りに就こうとしたドラえもんが、押入れにしまっていたどら焼きがネズミに食べられたとのび太に訴える。直ぐに部屋から声が聞こえ、声の主である手の平サイズの小さな宇宙人パピがのび太達の前に現れる。パピはピリカという星から大勢の友人を見捨てて逃げ出し、逃亡用ロケットが地球へ漂着後にぬいぐるみに乗って来た事を説明した。パピは恐るべき敵がいるから迷惑を掛けまいと、1人立ち去ろうとする。しかしそんなパピをのび太達は放っておけず、しずかちゃんもドールハウスを持って来たりしてパピをもてなした。

相変わらずジオラマ撮影に励むスネ夫達の前にクジラに似た戦艦が現れ熱線を放ち、撮影用プラモや舞台装置を破壊する。怒ったジャイアンが戦艦に飛び乗ったり、庭の石を投げつけたりと対抗する。去って行く戦艦を見ながらスネ夫はのび太が自分達を妬んで行ったと考え、ジャイアンと共にのび太宅へ押し掛ける。何の事だか知らないと伝えるのび太に対し、スネ夫はクジラに似た戦艦の事を話す。そこへパピが姿を現し、それは自らを追ってきたピリカ星の情報機関PCIA(ピシア)の戦闘艦だと説明する。パピはピリカ星の大統領だったが、ピシアを率いて軍事クーデターを起こした独裁者ギルモア将軍の反乱から逃れる為に、地球へ亡命してきた。パピはピリカ星の大統領だったが、ギルモア将軍の反乱に陥り地球へ亡命してきた。事情を聞いたドラえもん達は、パピを守る事を誓った。

パピ救出への旅

ピシアの長官でギルモアの側近ドラコルルが無人偵察機を使いパピの行方を追跡している事もあり、ドラえもんはパピをしずかちゃん宅の部屋にてかべ紙格納庫を貼り、パピの隠れ家かつ集合場所とした。しかし、ドラコルルの無人偵察機が密かに秘密基地の場所を突き止め、パピを捕らえようとしずかちゃん宅へ向かう。ドラえもん達もスモールライトで小さくなりスネ夫のラジコン戦車に乗車し、偵察機の電波を解析したうえでドラコルルのいる場所へ行くが、ドラコルルの姿は無かった。その頃、帰宅したしずかちゃんもスモールライトを浴びて小さくなり、ドールハウスでのひと時を楽しんでいた。そこへパピを捕まえに来たドラコルルらピシアの襲撃により、しずかちゃんが人質として捕らえられてしまう。帰って来たドラえもん達が、しずかちゃんがピシアにより誘拐されたうえ、スモールライトも奪われた事を目の当たりにして唖然とする。パピはしずかちゃんがさらわれた事に責任を感じて、一人ドラコルルのもとへ行き、しずかちゃんと引き換えにドラコルルに投降する。ラジコン戦車の強化を行いドラコルルのもとへ向かおうとしたドラえもん達のもとへ、パピの密使としてやって来た愛犬ロコロコに連れられてしずかちゃんが帰って来る。パピがしずかちゃんと引き換えにピシアに捕まった事を知ったドラえもん達は、パピが乗ってきた宇宙船でピリカ星へ向かう。

ピリカ星での戦い

ロコロコがロケットを操縦しワープを繰り返しピリカ星へ到達し、そのピリカ星の周囲にある小衛星に位置する自由同盟の本部へ辿り着く。本部にて自由同盟リーダーのゲンブから、2日後に行なわれるギルモアの戴冠式の日にパピが明後日のギルモア将軍の戴冠式の日に処刑される事を聞かされる。一方で、その処刑判決の裁判にてパピは「私を処刑してもやがて国民の怒りがピリカの空に燃え上がり、独裁者を焼き尽くす事になるだろう」と裁判官に告げたのだった。

ドラえもんとのび太、ジャイアンは、ロコロコの案内のもとで戦車に乗りピリカ星の街近辺に向かう。街はギルモアやピシア監視下に置かれており、戦車を水の様に沈められるドンブラ粉で地中に沈めて、視界から見えなくなる片づけラッカーで姿を消し街中へ潜入する。途中で片づけラッカーの効き目が切れるハプニングがありながらも、どうにか自由同盟の地下組織が隠れている場所まで辿り着く。しかし密かにピシアが位置を確認していた為、地下にいたドラえもん達は兵士達により捕らえられてしまう。

ドラえもん達が地下組織との接触を確認したピシアが、小衛星の自由同盟本部へ無数の無人戦闘機を打ち上げていた。その知らせに同盟隊員達が出動するなか、本部の中にいたスネ夫は無人戦闘艇に怯えて隠れていた。するとしずかちゃんは一人ラジコン戦車に乗り込み「私だって怖いわよ、でもこのまま独裁者に負けちゃうなんてあんまり惨めじゃない、やるだけの事やるしかないわ」と涙しながら口にする。しずかちゃんに感化されるかの様に、スネ夫も後を追って戦車に乗り込み出発した。 しずかちゃんとスネ夫が無人戦闘機を迎撃しピリカ星へ到着し街へ向かおうとした矢先、ピシアの部隊により戦車のアンテナを攻撃され操縦不能となり海へ転落する。戦車内へ海水が入り溺れかけた時、スモールライトの効き目が切れてしずかちゃんとスネ夫の体が元の大きさに戻る。ギルモアらのもとでパピと共に処刑されそうになっていたドラえもんやのび太、ジャイアンもスモールライトの効き目が切れた。巨人と化したドラえもん達を前になす術が無いギルモアらピシアの兵士達は一旦撤退する。ドラえもん達はしずかちゃんとスネ夫らと再会を果たし、攻めてきたピシアの戦闘機や戦車を撃墜した。そこへやって来たドラコルルが乗船するクジラ型の戦艦に対しては、ジャイアンが飛び掛かり破壊した。ギルモアは一人、空港へ向かって逃亡を図るが、既に大勢のピリカ星住人のデモ隊が待ち構えていた。彼等を前に逃げ場を失ったギルモアはその場で崩れ落ちた。ピリカ星に平和が戻り、ドラえもん達はパピらピリカ星住民に別れを告げて宇宙船で地球へと帰って行った。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

ドラえもん

CV:大山のぶ代
22世紀からやって来た青色のネコ型ロボットであり、小学生ののび太のお世話をしつつ、彼や親族の人生を変える為に日々奮闘している。のび太がジャイアン達とのジオラマ作りから仲間外れにされ泣きつき、言葉にならない状態でも長年の交友からかある程度の内容を把握できた。のび太やしずかちゃんらと共にカメラを手にして、ジオラマ制作撮影を始める。撮影途中で行方不明となったしずかちゃんのぬいぐるみを探した後にのび太宅の庭でぬいぐるみが見つかり、何故ぬいぐるみがそこまで辿り着いたのか不思議に思った。ねずみが苦手であり、寝床である押入にしまっていたどら焼きが食べられているのを見て、ねずみのせいだと思い怯えていた。実際は、ピリカ星からやって来た小さな宇宙人パピが空腹を満たす為に食したもので、彼から事情を聞き打ち解けていく。しずかちゃんからドールハウスを借り、彼女の自宅部屋のドアにかべ紙格納庫をつけてパピの隠れ家兼秘密基地とした。パピを追ってきた情報機関ドラコルルを追跡すべくスネ夫が用意したラジコン戦車でのび太達と乗り込むが、場所が把握できていなかった。そのうえドラコルルによりスモールライトを奪われ元の大きさに戻れなくなるというツメの甘さを見せた。その後パピやギルモア率いるピシアによる独裁政権下にあるピリカ星を救う為に、パピの乗ってきたロケットに乗り旅出つ。ピリカ星においても四次元ポケットから片づけラッカーやチータローションといった道具をのび太達に提供するも、「永久に持続する道具はない」と苦言を述べた。

野比のび太(のびのびた)

CV:小原乃梨子
メガネをかけた小学校5年生の男の子で、勉強やスポーツ共に苦手。スネ夫宅でプラモのジオラマ作りに参加していた時にドジを踏み舞台セットを破壊してしまい、スネ夫やジャイアン達に仲間外れにされる。ジャイアン達を見返したいとドラえもんに泣きついた際は、泣きわめくばかりで言葉になっていなかった。それでも長いつき合いのあるドラえもんは、のび太が何を言わんとしているのか理解はできていた。ジオラマ作りに出来杉へ協力を求めようとするが一先早くスネ夫達に引き抜かれていた為、しずかちゃんに応援を頼む。しかしメルヘンチックな作品をやりたいしずかちゃんの要望に渋々答え裏山で撮影を始める。その際に撮影に使ったしずかちゃんのぬいぐるみが行方不明となり、辺りを探していた時に小型ロケットの様なものを見つける。ぬいぐるみを探している事を忘れSF物を撮る言動をして、しずかちゃんを怒らせる。その後、自宅の庭でぬいぐるみか見つかり、ピリカ星からやって来たパピが乗って来たものだと分かり、パピから事情を聞いて親しくなる。パピの住むピリカ星を支配するギルモア率いるピシアとの戦いに関わっていく。

源静香(みなもとしずか)

CV:野村道子
のび太が通う小学校の同級生で、いつもおさげ髪をした女の子である。のび太からシオラマ作りに誘われ参加するも、人形やぬいぐるみを使ったメルヘンチックなものをやりたいと主張する。裏山で撮影を行っていたところ、ロボッターで操っていたうさぎのぬいぐるみが行方不明となり泣き出す。裏山を探していた際、のび太が小さいロケットを見つけそれに夢中になっていた事に怒りを感じていた。その後見つかったりうさぎに乗っていた宇宙人のパピの事情を知ると、快くドールハウスを提供する等、彼と親しくなっていった。また自宅の部屋のドアにかべかけ倉庫を設置し、その中をパピの隠れ家とする事も認めていた。しかし、パピを追っていた情報機関のピシアにより居場所を知られ、スモールライトで小さくなりドールハウスにいたところを襲撃される。パピの人質としてピシアのドラコルルに捕らえられるが、間もなくパピが自ら投降し開放される。パピがピシアに捕らえられた事を嘆き悲しむが、それでもトラえもん達やパピの密使であるロコロコとピリカ星に向かう決意をする。現地にて自由同盟本部へピシアの軍隊が攻めてきていた時、怯えて部屋にこもっていたスネ夫に対し、このままピシアに負けてしまうのはあまりにも惨めだと戦車に乗り込む勇気ある一面を見せた。初めは不慣れだった戦車の操縦も、「のび太より断然上手い」とスネ夫から褒められるまでになっていた。

剛田武(ごうだたけし)

CV:たてかべ和也
のび太が通う小学校の同級生で、「ジャイアン」と呼ばれるガキ大将。スネ夫と共に彼の家でプラモのジオラマ作りをしていたところ、 手伝っていたのび太かドジを踏みその弾み舞台セットに落下してしまう。その際にのび太に激怒した姿が、 ハリウッド映画のオープニングの場面のパロディーに仕 立て上げられていた。結局のび太をジオラマ作りから外し、出来杉に協力を求めたうえで再度ジオラマ制作を始める。そこへクジラに似た戦鑑が現れ、プラモや舞台セットを破壊する。元々乱暴で荒っぽい性格もあり、戦鑑に激怒して戦鑑に飛びつくが振り回され、庭の池に落下する。それでも、池の中の石を投げつけ最後まで抵抗していた。襲撃してきた戦艦がのび太やドラえもんによるものだと思い込み、スネ夫と共にのび太宅へ押しかける。そこで、出会った宇宙人パピによりピリカ星からピシアが追跡してきたものだと聞かされ態度を改める。情に厚い一面があり、パピの事情を情に厚い一面があり、パピの事情を知るやドラえもん達と共に守ると宣言した。 その後ピリカ星に向かった時もドラえもん達との行動し、時には道中バテそうになっていたのび太を引っ張ったりしていた。

骨川スネ夫(ほねかわすねお)

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@ekuresia0609

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『ドラえもん』とは、藤子・F・不二雄による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。22世紀で作られたネコ型ロボットのドラえもんが、持ち主の少年セワシの先祖である野比のび太(のび のびた)を不思議な道具で手助けする。1979年のTVアニメ化以降、国民的作品として親しまれてきた。「ひみつ道具」とは、主にのび太を助けるためにドラえもんが四次元ポケットから出すアイテムで、作品の目玉でもある。毎年公開される劇場作品『大長編ドラえもん』でも、ひみつ道具は大いに活躍する。

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藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画『ドラえもん』は国民的人気を誇る日本を代表する漫画だ。”児童向け”であるにも関わらず、老若男女幅広い世代から支持を受けており、日本だけでなく世界中から愛されている。 『ドラえもん』のTVアニメや劇場版アニメには、ふだん登場しないゲストキャラクターも登場することがある。中でもゲストがヒロイン(女性)である作品は、ラブコメ要素が入ることもあり、友情にフォーカスが当たる男性ゲストキャラクターが登場する作品とはまた違った面白さが楽しめる。

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野比のび太(のび のびた)は、藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画『ドラえもん』の登場人物。『ドラえもん』の副主人公であり、主人公のドラえもんとS(少し)F(不思議)な日常を送る小学生である。学校では5年3組(漫画では小学4年生)に所属しており、クラスメイトや同級生と日々勉学や遊びに励んでいる。源静香、剛田武(通称:ジャイアン)、骨川スネ夫など、いつも行動を共にするキャラクターの他、たくさんのクラスメイトが作中には登場する。

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『ドラえもん』は藤子・F・不二雄による漫画およびそれを原作とするアニメ・映画である。1969年から児童向け漫画雑誌『小学館』で連載が始まり、国民的作品として知られている。猫型ロボットのドラえもんとスポーツも勉強も苦手な小学生・野比のび太らの日常を描くギャグ漫画で、ドラえもんがお腹のポケットから取り出すひみつ道具でのび太の災難を解決するのがメインストーリー。ドラえもんの大好物であるどら焼きのほか、ひみつ道具にも食べ物や飲み物がたくさん登場する。

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国民的アニメのドラえもん。漫画家の藤子・F・不二雄の作品で、1969年に漫画の連載が始まり、1973年に初のテレビアニメが放送される。1980年に初めて映画化され、これまでに37作品が公開されている。映画「STAND BY ME ドラえもん」は初めての3D映像で作成され2014年に映画公開されており、ストーリーは、ドラえもんとのび太の出会いや幻の最終話などの7種類の原作エピソードが描かれている。

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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のネタバレ解説・考察まとめ

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のネタバレ解説・考察まとめ

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』とは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした劇場版映画作品の一つ。2023年3月に公開された。「映画ドラえもん」シリーズ通算第42作目。ユートピア(理想郷)に憧れを抱いた主人公ののび太は、空に浮かぶ三日月型の島を目撃する。しかしその島はすぐに消えてしまった。のび太はその島こそがユートピアだと信じ、ドラえもん達と共にユートピアを探しに、飛行艇「タイムツェッペリン」で時空移動の旅に出るのだった。

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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』とは、2004年3月6日から公開された、漫画・アニメ『ドラえもん』映画化作品である。 ドラえもんやのび太達は、川で拾ってきた子犬のイチや捨てられていた多くの犬や猫をどうにかできないか考えた末、生物が存在する以前の3億年前の世界へ連れて行こうとする。 劇場版第25作であると同時に、長年ドラえもん等のキャラクターを務めた、大山のぶ代ら声優陣が演じた最終作でもある。

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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』は、1981年3月公開の、藤子・F・不二雄原作『ドラえもん』の長編アニメ化第2作目作品。小学5年生の野比のび太(のびのびた)や同居するネコ型ロボットのドラえもんの部屋と、開拓移民のロップルやチャミーが住むコーヤコーヤ星がつながったことから冒険が始まっていく。本作はベテラン声優がゲストキャラクターを演じたことで知られており、2009年にはリメイク作品となる『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』が公開された。

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ドラえもん のび太とロボット王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラえもん のび太とロボット王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラえもん のび太とロボット王国』とは、2002年3月9日に公開されたアニメ映画作品である。ドラえもんやのび太達は少年ロボットのポコと遭遇する。ポコを助ける事となったドラえもん達は、ロボットが支配する星へ向かう。人間とロボットの共存や、ロボット視点での描写があり、人間とロボットの関係が作品のテーマになっている。また一部シーンでのデジタル加工や、セル画制作が最後である等、制作面における変化が見られる。

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ドラえもん のび太とふしぎ風使い(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラえもん のび太とふしぎ風使い(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』とは、2003年に公開されたドラえもん映画作品である。のび太やドラえもん達はある日、風の子供フー子と遭遇する。フー子を広い場所へ連れて行こうとどこでもドアで行き着いた先は風の民の村という草原地帯だった。てんとう虫コミックス『ドラえもん』第6巻に収録された短編作品が原案であるものの、本作品の舞台設定等は完全なオリジナルとなっている。また本作品から、絵コンテにおいてデジタル化やCGの起用があり、登場キャラクターや背景の動きが滑らかとなっている。

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ドラえもん のび太と翼の勇者たち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラえもん のび太と翼の勇者たち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』とは、2001年3月10日に公開されたアニメ映画作品である。 ドラえもんやのび太達は鳥人の少年グースケと出会い、彼が暮らすバードピアへ向かう。バードピアには大きな危険が迫っており、ドラえもん達はグースケや鳥人達を救う為に立ち上がる。 ギリシャ神話のイカロスの物語等、鳥人間に関する伝説から着想を得ており、鳥人に憧れたのび太が、ドラえもんの道具に頼らず自力で飛ぼうとする意欲な面を見せる。グースケ達との友情や心の痛みに向き合う事等、複雑な心理描写も描かれる。

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映画ドラえもん のび太の月面探査記のネタバレ解説・考察まとめ

映画ドラえもん のび太の月面探査記のネタバレ解説・考察まとめ

映画ドラえもん『のび太の月面探査記』とは、2019年公開のアニメ映画。日本の国民的人気アニメ映画ドラえもんは今作で第39作品目。物語の舞台は月とカグヤ星。のび太はジャイアンたちクラスメイトを見返すために、月のクレーターにウサギ王国を建設する。そこで偶然月の地下に住む人工生命体エスパルのルカと出会う。ルカと交流を深めていたドラえもん達の前に、エスパルを狙うカグヤ軍が突如現れ、ルカたちをさらってしまう。のび太たちはエスパルたちを救うため、カグヤ星を目指してドラえもんが改造した宇宙船に乗り込む。

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ドラえもん のび太の太陽王伝説(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラえもん のび太の太陽王伝説(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラえもん のび太の太陽王伝説』とは、2000年3月11日に公開されたアニメ映画である。 ドラえもんの四次元ポケットの道具であるタイムホールが不具合を生じ、時空間の乱れが生じ古代王国のマヤナ国へ通じる。マヤナ国の王子ティオと出会ったドラえもん達は、ティオの母親である女王やマヤナ国国民を苦しめる魔女レディナの陰謀に立ち向かう。 本作品はドラえもんやのび太、そして彼と瓜二つの少年ティオとの出会いが展開するといった、もう一人の自分がテーマに描かれている。

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トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家・メンバー・どこにあるかを紹介!

トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家・メンバー・どこにあるかを紹介!

トキワ荘(トキワそう)とは、かつて東京都豊島区南長崎三丁目にあった木造2階建アパート。1953年から1962年頃まで、手塚治虫や藤子不二雄などの日本の漫画界の黎明期を支えた超一流の漫画家たちが共同生活を送っていたことで知られる建築物である。1982年に老朽化により解体されるも、「漫画の聖地」として非常に知名度が高い。現在も「トキワ荘マンガミュージアム」や「トキワ荘プロジェクト」の形で漫画界にその名を残している。 本記事では、トキワ荘に関する情報と、ここで暮らしていた漫画家たちについて紹介する。

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キテレツ大百科(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

キテレツ大百科(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『キテレツ大百科』とは、発明好きの小学生が先祖が残した書物『奇天烈大百科』を基に発明道具を作り騒動を起こす、藤子・F・不二雄原作のSFコメディー漫画作品。1988年からフジテレビ系列でテレビアニメ化版(1987年にも特番アニメとして放送)が、2002年にはNHK総合・教育(現・Eテレ)にて実写ドラマ版が放送された。テレビアニメ版は日曜夜18~19時枠(現在は18時枠のみ)のアニメ放送時間枠を盛り上げ、本編やエンディングテーマを楽しみながらも、日曜日が終わる寂しさを感じた視聴者も多い。

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閲覧注意!『STAND BY MEドラえもん』みたいに泣けない!ドラえもん「bokete」秀逸ボケまとめ

閲覧注意!『STAND BY MEドラえもん』みたいに泣けない!ドラえもん「bokete」秀逸ボケまとめ

藤子・F・不二雄によって1970年から『よいこ』(小学館)への連載が開始された『ドラえもん』は、猫型ロボット「ドラえもん」と小学生の男の子「のび太」との交流を描いたSF漫画作品である。藤子・F・不二雄の逝去後も「泣ける」と毎回話題になる映画が創られ続ける『ドラえもん』だが、そんなドラえもんの世界観を打ち破るような衝撃の「bokete」をまとめた。

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