ドラえもん のび太とブリキの迷宮(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』とは、1993年に公開されたシリーズ第14作目となるアニメ映画である。
小学校5年生の野比のび太のもとへ、ブリキでできたオモチャの島であるブリキン島へ繋がる門が開くトランクが届けられる。のび太やドラえもんはブリキン島でのひとときを楽しむが、突然ドラえもんがブリキの兵隊にさらわれてしまう。
本作品は、主役のドラえもんが故障し中盤不在となり、のび太達が自分たちだけの力で活躍する異色の展開となっている。

『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の概要

『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』は1993年3月6日に公開されたドラえもん映画作品であり、大長編ドラえもんシリーズ第13作、映画シリーズ第14作である。漫画版は藤子・F・不二雄により執筆され、『月刊コロコロコミック』1992年9~12月号及び、1993年2・3月号に掲載された大長編ドラえもんシリーズの作品。

春休みにどこにも行けず悶々としていた小学5年生の野比のび太(のびのびた)のもとへ、一つのトランクが届けられる。そのトランクからブリキン島へ繋がる門が開き、のび太や同行するネコ型ロボットのドラえもんは全てがブリキで作られているブリキン島でのひとときを楽しむ。その矢先、ドラえもんがブリキの兵隊にさらわれたうえ、ロボット軍の独裁下にあるチャモチャ星の事情を知る。

本作品では、大山のぶ代や小原乃梨子といったレギュラー声優陣に加え、皆口裕子や堀内賢雄等と、多くのベテラン陣もゲストとして出演している。また、のび太の父親である野比のび助役の声優が加藤正之から中庸助へと交代した。配給収入16億5000万円で、第11回ゴールデングロス賞優秀銀賞を受賞作品である。同時上映は、ドラえもんの妹であるドラミちゃんの活躍を描いた『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ‼』と、ドラえもんの顔をモチーフに作られたソーラーカーソラえもん号を扱ったドキュメンタリー作品『太陽は友だち がんばれ!ソラえもん号』である。ミステリーな雰囲気と深みのあるストーリーに引き込まれる一方、ドラえもんが破壊される場面やミステリアスな描写に恐怖を覚えたというファンの声もあった。

『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』のあらすじ・ストーリー

ブリキン島の秘密

小学校5年生の野比のび太(のびのびた)の父親・のび助(のびすけ)はある日の真夜中、寝ぼけた際にリビングのつけっぱなしのテレビを目にした。テレビでは、スキーや海水浴が楽しめるというブリキンホテルの宣伝が流されていた。その宣伝はのび助に話しかけ予約を促し、のび助は寝ぼけつつもホテルを予約した。学校の帰り道、のび太は同級生の骨川スネ夫(ほねかわすねお)や剛田武(ごうだたけし)、源静香(みなもとしずか)らから春休みの旅行の話題を聞かされているなか、自分一人だけどこにも行けない事にふてくされていた。しかし帰宅したのび太はのび助からホテルを予約したと告げられ大喜びし、直ぐに自分も旅行に行ける事をスネ夫達に電話で報告した。その直後、のび助がしたホテルの予約は夢であると知らされ、のび太は落胆する。その矢先、のび太の自宅の玄関に、見知らぬトランクが置かれていることに気が付く。のび太は自分の部屋へトランクを持っていき、それを開けると中から巨大な門が飛び出る。そこへ同居するネコ型ロボットのドラえもんが来て、門を見て驚く。のび太はトランクをドラえもんの四次元ポケットの道具だと思っていたものの、ドラえもんは全く知らないと答える。ドラえもんとのび太が門の中へ入った先は、ブリキのおもちゃの島であるブリキン島であった。島内では、のび助が予約したブリキンホテルが建っていた。ドラえもんとのび太がホテルに入ると、ブリキの人形の執事であるブリキンやピンク色のウサギ型ロボットのタップらに迎えられる。無料サービス期間としてホテルのどの部屋を使ってもいいが、地下室だけは入るなと言われた。ドラえもん達はホテルで食事をした後、近くの雪山へ向かう。その際に、のび太は転ばずにスキーを楽しめる道具を出して欲しいとドラえもんに頼む。ドラえもんは憤慨するも、のび太にウルトラバランススキーを出してあげた。のび太は道具の使い方をろくに聞かずに使用し、スピードを出し過ぎて行き先で転倒した。ドラえもんはのび太を探しに行くも、突如飛んで来た飛行船により狙撃されてしまい意識を失う。のび太は周囲を見渡してもドラえもんの姿が見当たらず、先に帰ったのだと思いホテルに戻るが、そこにはブリキン達もいなかった。のび太は入るなと忠告されていた地下室へ行きドラえもんを探しに行くが、そこは大迷宮の入口で不気味な声も聞こえてきた。のび太は怖くなりその場から逃げた。門を飛び出し現実世界に戻ったのび太だが、やはりドラえもんはいなかった。

チャモチャ星への旅路

翌日、下校途中でのび太はジャイアンはスネ夫に声を掛けられ、旅行の話はウソではないかと尋ねる。ジャイアン達に迫られたのび太は仕方なく、しずかちゃんも同行のうえ、彼等をブリキン島へ連れて行った。ブリキンホテルでの食事やホテル近くでの海で海水浴を楽しむジャイアン達だったが、謎の飛行機がホテル目掛けて襲撃してきた。ジャイアンが木や石を使って飛行機を返り討ちにし、逃げる飛行機をのび太達が追い掛ける。その先には、巨大なロケットがあった。ロケットから突然声が聞こえて来て、ドラえもんを監禁したとのび太達に告げ、その場を去っていく。ロケットの中でドラえもんは、電気ショックを受けつつ尋問を受けていた。「サピオはどこだ」という問いに何の事だか分からないドラえもんだったが、理不尽に電気ショックの拷問を受け続け、完全に動かなくなった。ドラえもんはそのまま海の底へ捨てられてしまう。

島内で大きな揺れが起き、のび太達は一旦自分達の世界へ帰ろうと考え、トランクの門があるホテルの方へ向かう。ホテルへ向かうとウサギのタップがトランクを吞み込んでしまう。更に、タップと共にサピオ・ガリオンと名乗る少年がいてのび太達を戦士として歓迎すると告げる。何の事か分からないのび太達だったが、サピオは事情を話し始める。サピオ達が暮らすチャモチャ星は、地球と同じく人間が生活していた。チャモチャ星では次々と便利な機械やロボットが開発され、しまいにはそういった機械を発明する為のロボットであるナポギストラー一世を開発した。人間達はナポギストラーが開発した心に思った意思をロボットに伝えられるイメコン等の高度な科学技術に頼り筋力が衰えるまでになり、機械を使わなければ移動できない程になっていた。その状態を見計らう様に、ナポギストラーはロボット達を率いて反乱を起こし独裁国家を作る。科学者だったサピオの父親・ガリオン侯爵は以前から機械化を止めようと試みていたが、妻と共にナポギストラーに捕らえられてしまう。サピオ達は宇宙船として動くブリキン島で地球の北極圏まで逃亡して来たのだ。そして、再びチャモチャ星へ向かっているとサピオから告げられたのび太達は不本意ながらも、ドラえもんを助ける事を含め、サピオ達との行動を開始した。

チャモチャ星に到着した際、のび太やしずかちゃんはサピオ達と共にブリキンホテル内の迷宮へ入りゴールを目指す。サピオによると、迷路の先にはサピオの父親であるガリオン侯爵が残した研究所があるとの事。その頃、サピオ達がチャモチャ星にやって来た事に気づいたロボット軍がブリキン島へ襲撃に来る。攻撃はサピオ達がいた地下迷路にまで及び、迷路のゴールまでプログラムされたロボットのガイドマウスも壊れてしまう。これにより、のび太達は迷宮の中をあてもなく彷徨う。ロボット兵が近づいてくるなか、サピオはのび太やしずかちゃんをこれ以上危険な目に遭わせまいとして、タップに再びトランクを出させてのび太達を強引に地球に帰らせた。

サピオ達の救出へ

ジャイアンとスネ夫はロボットの格好をしてチャモチャ星の街へ向かう。到着した街にはロボットしかいなかったが、人間用の食べ物を作る工場を見つける。ジャイアンとスネ夫は、流通される荷物のもとを辿れば人間がいる場所へ行けると考え、荷物に潜り込む。途中で見つかってしまうも、工場内にあったトラックで逃亡したジャイアンとスネ夫だったが、行く先が分からず北極圏まで来てしまう。寒いなか、彷徨う二人は、ある木造の家を見つけ助けを求めていた。

一方、元の世界に戻ったのび太だったが、ドラえもんはおろかジャイアンやスネ夫も戻っておらず、気が気でなかった。帰宅したのび太は、ドラえもんがいつも寝ていた押し入れを開け中に入る。その時、ふと枕元にドラえもんの四次元ポケットのスペアポケットがある事を思い出し手に取る。のび太は直ぐにしずかちゃんのもとへ行き、二人でスペアポケットを通じてドラえもんのもとへ行く事にした。しかし、のび太がスペアポケットに入れた足が濡れたので、ポケットから様々な環境に順応できる様になるテキオー灯を出す。その光を当てたうえでのび太としずかちゃんが向かった先は、チャモチャ星の海底だった。故障しているドラえもんの様子を見たのび太は、ドラえもんのサポートロボットであるミニドラをドラえもんの体内へ入れて修理させる。意識を取り戻したドラえもんと共に、のび太は達はサピオのいるブリキン島へ向かう。迷宮の入口に到着すると、ドラえもん達は迷路の全ルートを割り出す事ができる迷路探査ボールを使い、道に迷っていたサピオらと再会する。そして、ドラえもん達がゴールである中央ホールに向かうと、サピオの父親・ガリオン侯爵が残した動画メッセージと一枚のディスクを発見した。ディスクを手に取ろうとしたのび太やサピオだったが、タップが妙な音を聞き取り、それを確かめようと一同は通り抜けフープで外へ出る。

ドラえもん達の前に現れたのはソリに乗ったサンタクロースと、彼によって助けられたジャイアンとスネ夫で、ドラえもん達は再会を喜ぶ。サンタクロースは袋いっぱいのおもちゃをプレゼントとして渡してきたのに対し、ドラえもんはおもちゃを少し改造してビッグライトで大きくすれば使えると考える。サンタクロースはまたクリスマスに来ると告げ、ソリで帰って行った。ドラえもん達はチャモチャ星を支配するロボット軍に捕らわれている人々を助けるべく行動を試みる。サピオは感激して感謝の言葉を伝えるが、ドラえもんやのび太達は「僕たちはただの通りすがりの正義の味方です」と自信を持って答えた。

新しい生活の始まり

ロボット達が支配する街にて、ジャイアンとスネ夫が改造したおもちゃをラジコン形式で操りロボット軍の飛行機や戦車等を撃退する。その間に、のび太とドラえもんがナポギストラーのいる王宮へ潜入し、支配権を持つロボットと人間が仲良くできないかと交渉を試みるも、ナポギストラーは全く聞く耳を持たなかった。そこでドラえもんは、ガリアン公爵が開発したコンピューターウイルスのディスクをナポギストラーに植え付けて、のび太と共にその場を去って行く。

ナポギストラーはロボット全軍へ人間がいる収容所を爆撃するよう指令を出すも、サピオ達が既に救出に向かい人々は収容所から脱出していた。ナポギストラーは人間がいなくなった後の収容所を見て驚くも、突然「トントントン」と言いつつ手を叩く奇妙な行動を行い、周りのロボット兵士達も同じ事をし始める。コンピューターウイルスの影響により、一同で「いとまきのうた」を歌い出した後、ナポギストラーやロボット軍は全く動かなくなった。壊滅した街に唖然とする市民だったが、ガリアン公爵は機械任せではなく人間らしい社会を作る事を呼び掛ける。すると、のび太も「これからは、ドラえもんの道具に頼らない様にする」と彼なりの決心を口にした。そんな事できるかなとジャイアン達に言われ、笑いが飛び交うなか、物語は幕を閉じる。

『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

ドラえもん

CV:大山のぶ代
22世紀からやって来た青色のネコ型ロボットで、何をやっても冴えない小学生ののび太のお世話をし、のび太と親族の人生を変えようと日々奮闘している。春休みでどこにも行けずしょぼくれているのび太をフォローしていた。懐具合は寂しく、ブリキンホテルにて特別ルームに案内された際、不安を感じたのび太がお金を幾ら持っているか聞いたのに対し、「35円」と答えた。のび太が直ぐに道具を出して欲しいとねだり、ブリキン島でも同じ言動を繰り返していたのに対し、道具ばかりに頼っていたら22世紀に帰ると警告していた。それでも、のび太にバランススキーを出してあげる甘いところがある。雪山ではぐれたのび太を探しに向かったところ、遭遇した一体の飛行船により攻撃され気を失う。そのままロボット軍のいるロケットに乗せられ、電流で拷問を受け続け、機械部分が意識が無くなる。暫く海底に捨てられていたが、スペアポケットを通じてやってきたのび太が、ミニドラえもんを取り出し修理させ、再び意識を取り戻す。そしてのび太達と共に、チャモチャ星にて反乱を企むロボット軍に立ち向かう。

野比のび太(のびのびた)

CV:小原乃梨子
メガネをかけた小学校5年生の男の子で、勉強やスポーツ共に苦手である。また、意地っ張りでひねくれやすい性格である。ジャイアン達が春休みの旅行で話題となっていた際、春休みはずっと家にいると明るく振る舞っていたが、どこにも行けない事が悔しがっていた。ドラえもんの四次元ポケットの道具に直ぐ頼る傾向があり、ブリキンホテルに行った際もドラえもんに道具を出す様にねだっていた。ドラえもんがロボット軍によりさらわれた時は、一番に心配していた。サピオと共に行動する様になってからも、ドラえもんの事をかけがいのない友達だと口にしていた。サピオにより半ば強制的に現実世界に戻されドラえもんと再会する事が不可能になった状態になるも、自宅の部屋の押入れにスペアポケットがある事を思い出す。スペアポケットを通じてドラえもんのもとへ向かおうとする際、ドラえもんのいる場所が水の中と察しテキオー灯を使う。更に、ロボット軍により壊されたドラえもんをミニドラえもんを使い修理させたりと、四次元ポケットの道具を使い慣れている様子を見せた。

源静香(みなもとしずか)

源静香(写真左端)

CV:野村道子
のび太が通う小学校の同級生で、いつもおさげ髪をしている。真面目で優しい性格であり、のび太がジャイアンやスネ夫からホテルを予約したのはウソだろと迫られるなか、のび太の肩を持つ。その際、のび太の話がウソなら町内を逆立ちで一周しろというジャイアン達の条件を受け入れる度胸を見せた。また何事も直ぐに投げ出さず、周囲を気遣う行動も示す。ブリキンホテルの地下迷路にてサピオらと共に道に迷った際、不平不満を漏らすのび太を元気づけていた。

剛田武(ごうだたけし)

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@kamiyoshi-0527q0

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『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』とは、2004年3月6日から公開された、漫画・アニメ『ドラえもん』映画化作品である。 ドラえもんやのび太達は、川で拾ってきた子犬のイチや捨てられていた多くの犬や猫をどうにかできないか考えた末、生物が存在する以前の3億年前の世界へ連れて行こうとする。 劇場版第25作であると同時に、長年ドラえもん等のキャラクターを務めた、大山のぶ代ら声優陣が演じた最終作でもある。

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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』は、1981年3月公開の、藤子・F・不二雄原作『ドラえもん』の長編アニメ化第2作目作品。小学5年生の野比のび太(のびのびた)や同居するネコ型ロボットのドラえもんの部屋と、開拓移民のロップルやチャミーが住むコーヤコーヤ星がつながったことから冒険が始まっていく。本作はベテラン声優がゲストキャラクターを演じたことで知られており、2009年にはリメイク作品となる『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』が公開された。

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ドラえもん のび太とロボット王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太とロボット王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太とロボット王国』とは、2002年3月9日に公開されたアニメ映画作品である。ドラえもんやのび太達は少年ロボットのポコと遭遇する。ポコを助ける事となったドラえもん達は、ロボットが支配する星へ向かう。人間とロボットの共存や、ロボット視点での描写があり、人間とロボットの関係が作品のテーマになっている。また一部シーンでのデジタル加工や、セル画制作が最後である等、制作面における変化が見られる。

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ドラえもん のび太とふしぎ風使い(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太とふしぎ風使い(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』とは、2003年に公開されたドラえもん映画作品である。のび太やドラえもん達はある日、風の子供フー子と遭遇する。フー子を広い場所へ連れて行こうとどこでもドアで行き着いた先は風の民の村という草原地帯だった。てんとう虫コミックス『ドラえもん』第6巻に収録された短編作品が原案であるものの、本作品の舞台設定等は完全なオリジナルとなっている。また本作品から、絵コンテにおいてデジタル化やCGの起用があり、登場キャラクターや背景の動きが滑らかとなっている。

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ドラえもん のび太と翼の勇者たち(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太と翼の勇者たち(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』とは、2001年3月10日に公開されたアニメ映画作品である。 ドラえもんやのび太達は鳥人の少年グースケと出会い、彼が暮らすバードピアへ向かう。バードピアには大きな危険が迫っており、ドラえもん達はグースケや鳥人達を救う為に立ち上がる。 ギリシャ神話のイカロスの物語等、鳥人間に関する伝説から着想を得ており、鳥人に憧れたのび太が、ドラえもんの道具に頼らず自力で飛ぼうとする意欲な面を見せる。グースケ達との友情や心の痛みに向き合う事等、複雑な心理描写も描かれる。

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映画ドラえもん のび太の月面探査記とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映画ドラえもん のび太の月面探査記とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映画ドラえもん『のび太の月面探査記』とは、2019年公開のアニメ映画。日本の国民的人気アニメ映画ドラえもんは今作で第39作品目。物語の舞台は月とカグヤ星。のび太はジャイアンたちクラスメイトを見返すために、月のクレーターにウサギ王国を建設する。そこで偶然月の地下に住む人工生命体エスパルのルカと出会う。ルカと交流を深めていたドラえもん達の前に、エスパルを狙うカグヤ軍が突如現れ、ルカたちをさらってしまう。のび太たちはエスパルたちを救うため、カグヤ星を目指してドラえもんが改造した宇宙船に乗り込む。

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ドラえもん のび太の太陽王伝説(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太の太陽王伝説(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太の太陽王伝説』とは、2000年3月11日に公開されたアニメ映画である。 ドラえもんの四次元ポケットの道具であるタイムホールが不具合を生じ、時空間の乱れが生じ古代王国のマヤナ国へ通じる。マヤナ国の王子ティオと出会ったドラえもん達は、ティオの母親である女王やマヤナ国国民を苦しめる魔女レディナの陰謀に立ち向かう。 本作品はドラえもんやのび太、そして彼と瓜二つの少年ティオとの出会いが展開するといった、もう一人の自分がテーマに描かれている。

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トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家を紹介!

トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家を紹介!

トキワ荘(トキワそう)とは、かつて東京都豊島区南長崎三丁目にあった木造2階建アパート。1953年から1962年頃まで、手塚治虫や藤子不二雄などの日本の漫画界の黎明期を支えた超一流の漫画家たちが共同生活を送っていたことで知られる建築物である。1982年に老朽化により解体されるも、「漫画の聖地」として非常に知名度が高い。現在も「トキワ荘マンガミュージアム」や「トキワ荘プロジェクト」の形で漫画界にその名を残している。 本記事では、トキワ荘に関する情報と、ここで暮らしていた漫画家たちについて紹介する。

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キテレツ大百科(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キテレツ大百科(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キテレツ大百科』とは、発明好きの小学生が先祖が残した書物『奇天烈大百科』を基に発明道具を作り騒動を起こす、藤子・F・不二雄原作のSFコメディー漫画作品。1988年からフジテレビ系列でテレビアニメ化版(1987年にも特番アニメとして放送)が、2002年にはNHK総合・教育(現・Eテレ)にて実写ドラマ版が放送された。テレビアニメ版は日曜夜18~19時枠(現在は18時枠のみ)のアニメ放送時間枠を盛り上げ、本編やエンディングテーマを楽しみながらも、日曜日が終わる寂しさを感じた視聴者も多い。

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閲覧注意!『STAND BY MEドラえもん』みたいに泣けない!ドラえもん「bokete」秀逸ボケまとめ

閲覧注意!『STAND BY MEドラえもん』みたいに泣けない!ドラえもん「bokete」秀逸ボケまとめ

藤子・F・不二雄によって1970年から『よいこ』(小学館)への連載が開始された『ドラえもん』は、猫型ロボット「ドラえもん」と小学生の男の子「のび太」との交流を描いたSF漫画作品である。藤子・F・不二雄の逝去後も「泣ける」と毎回話題になる映画が創られ続ける『ドラえもん』だが、そんなドラえもんの世界観を打ち破るような衝撃の「bokete」をまとめた。

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意外と恋多きネコ型ロボット、ドラえもんの恋のお相手まとめ(ネタバレあり)

意外と恋多きネコ型ロボット、ドラえもんの恋のお相手まとめ(ネタバレあり)

ドラえもんと言えば頼れるのび太の保護者役。かと思いきや結構毒は吐く、のび太と一緒にいたずらもする、「ネコ」で「ロボット」なのに人間の女性アイドルに入れあげたりもします。もっとも聖人君子じゃありませんし、四六時中のび太のことを考えたりもしていられません。むしろのび太のお守りで苦労しているし恋くらいしたって許される、うん。ただお相手が多すぎる気もしますが。

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