HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のキメラ=アントまとめ

『HUNTER×HUNTER』とは架空の職業「ハンター」を題材にした富樫義博による冒険漫画である。主人公のゴン=フリークスは父のジン=フリークスに会うために彼の職業であるハンターになり、冒険を繰り広げるというストーリーが展開される。
作中では様々な架空の生物が登場する。他の生物を喰らい、喰らった生物の特徴を次世代に反映させるという習性をもつキメラ=アントもその一つである。

『HUNTER×HUNTER』の概要

『HUNTER×HUNTER』とは架空の職業「ハンター」を題材にした富樫義博による冒険漫画である。
ハンターを目指す主人公のゴン=フリークスが父親のジン=フリークスを探すために冒険をするというストーリーが展開される。ゴンはその冒険でキルア=ゾルディックやクラピカ、レオリオ=パラディナイトのような仲間と出会い、成長していく姿が描かれる。
ゴンの成長のほかに生命エネルギー、オーラを操る念能力によって高度な戦闘が繰り広げられることやほかの少年漫画では見られないような残酷な描写が多い点、喰らった生物の特徴を次世代に継承するキメラ=アントのような架空の生物の存在などが人気を博し、アニメ作品と映画作品が二作ずつ制作されている。また、作中で登場した名言の数々は、インターネットでも散見されるほどに読者に影響を与えている。

キメラ=アントとは

キメラ=アントとは『HUNTER×HUNTER』に登場する架空の蟻である。女王蟻が摂食交配という特殊な産卵形態をとり、他の生物を喰らうことで次世代の蟻に喰らった生物の特徴を引き継がせるという習性をもっている。次世代の蟻には、食べた生物の外見的特徴や習性が反映されるのはもちろんのこと、時には食べられる前の記憶が残る場合もある。
グルメアントという別名で呼ばれることもあり、餌として気に入った生物は徹底的に喰い尽くすため、他の生物を絶滅させる危険性がある。作中で外の世界と呼ばれ、様々な危険生物と莫大な恩恵をもたらす資源が存在する暗黒大陸に生息する生物であることが判明している。
キメラ=アントには女王と王のほかに、直属護衛軍、師団長、兵隊長、戦闘兵 / 雑務兵といった階級が存在する。兵隊長が戦闘兵/雑務兵を指揮し、師団長が兵隊長を従えている。階級が上がるにつれ、戦闘能力も高くなり、師団長クラスのキメラ=アントの中には、念能力を短時間で使いこなせるようになる個体も存在する。また、直属護衛軍は王が生まれるまでは師団長の上の階級に位置し、女王を護衛するが、王が生まれると王の下について巣を離れる。そして王はほかの生物と交配し、次世代の女王を生ませるべく行動する。

『HUNTER×HUNTER』に登場するキメラ=アント

キメラ=アントの女王

NGL自治国に流れ着いたキメラ=アントの女王。キメラ=アントは本来、掌に乗る程度の大きさしかないが、この個体は人間に匹敵するほどに大きく、人の言葉を理解したり、二足歩行をしたりするなど人間と共通する特徴を持っている。作中では「私の体の中に流れる人間の血のせいか」とも語っており、王と人間が交配して生まれた個体であることが示唆されている。
漂着時から重傷を負っていたが、王を産むために周辺の小動物を食べて傷を癒しつつ、兵隊蟻を増やしていく。ある日、兵隊蟻が人間を捕まえたことでその肉を食べて栄養価の高さに気づくと、兵隊蟻を総動員して人間狩りを始める。やがて女王は王と直属護衛軍を産むことを宣言し、一日に人間五十人分の肉団子を兵隊蟻に要求するようになる。その結果生まれた直属護衛軍のネフェルピトーに兵隊蟻の指揮を一任した。そうして栄養を蓄え続けた結果、女王はついに王を懐妊するが、王は出産日を待たずに女王の腹を突き破って誕生する。
瀕死の重傷を負った女王だったが、王や直属護衛軍たちは見向きもせずに巣を出ていく。そのことに危機感を覚えた師団長のコルトが人間側に降参の意を示し、二度と人間を襲わない代わりに女王を治療してほしいと頼み込む。これにより女王の治療が試みられるものの回復することはなく、王に「全てを照らす光」を意味する「メルエム」という名をつけて、息を引き取る。

メルエム(王)

女王から生まれたキメラ=アントの王。自分こそが種のすべてを託されたという自負と自覚を持っており、同種族のキメラ=アントであっても自身の気に障れば躊躇なく殺すほどに高慢な性格をしている。また、女王の腹を突き破って生まれてきたが、瀕死の女王に何の関心も示さないほどの冷酷さも持ち合わせている。
女王の胎内にいたときに稀に送られてきた念能力者の肉の味を覚えており、念能力者をレアモノと称してその肉を食べるために巣を出て、東ゴルドー共和国に進出する。東ゴルドー共和国に到着すると、マサドルデイーゴ総帥を殺害して国ごと乗っ取った。そのころになるとメルエムは地球上の全ての生物を統一することを目的としており、地球侵略のための軍隊を作るべく、東ゴルドー共和国の500万人の国民を対象に選別を開始する。この選別は王直属護衛軍の一体であるシャウアプフの念能力で人間を洗脳した後、念を込めた拳で人間を殴ることで無理やり念能力を目覚めさせるというものである。王はこの選別で5万人が生き残ると想定し、その5万人の念能力者の軍隊で地球を征服するという算段である。
選別対象の500万人を集める間、メルエムは暇つぶしのために将棋や囲碁など様々な盤上競技で名人たちと戦っていた。その過程で架空の盤上競技「軍儀」の名人であるコムギと出会う。そのコムギとの交流の中で、メルエムは人間の中にも価値を認めるに値する者が存在することを認めるとともに、自身の力を現在の不平等な社会を破壊し、弱者を庇護することで理不尽な格差の無い世界を創設するために使うことを決意する。また、メルエムはコムギに名前を尋ねられた時、初めて自らに名前がないことに疑問を持った。
その後、キメラ=アントの王討伐作戦が決行されると、メルエムはハンター協会会長のアイザック=ネテロと対峙する。当初、メルエムは戦闘を拒んだが、ネテロが自分に勝てば名前を教えるという条件を提示したことで戦闘を開始。ネテロの猛攻をものともせずに圧勝した。だが、ネテロは事前に大量破壊兵器「貧者の薔薇」を自らの体に仕込んでおり、メルエムに名前を告げるとともにこれを起動して、瀕死に追いやる。メルエムは王直属護衛軍のモントゥトゥユピーとシャウアプフの細胞を食べて復活するが、貧者の薔薇がもたらす毒により自分の余命が幾ばくも無いことを知り、最後はコムギと軍儀をうつ。その際、コムギに「メルエム」と呼んでほしいと頼み、彼女がその頼みを受け入ると満足そうな表情を浮かべ、静かに息を引き取った。

王直属護衛軍

ネフェルピトー

王直属護衛軍の一体にして、最初に産まれた個体。キルア=ゾルディックをして今までに見たことがないほどに禍々しいオーラを持っていたと言わしめている。また初めてピトーの姿を見たネテロは、自分より強いかも知れないといった趣旨の発言をしていたり、ゴンの恩人であるカイトを殺害したりするなど、戦闘能力は高い。
性格は気まぐれで移り気。楽しいことには夢中になる一方で興味のないことには無関心であり、このことはゴン一行との遭遇時、ゴンとキルアには目もくれずカイトに襲いかかったことからも窺える。王への忠誠心は強いが、シャウアプフのように幻想を抱くことはなく、ありのままのメルエムを受け入れている。
六系統に大別される念能力の系統の一つであり、他に類を見ない特殊な能力が分類される特質系の念能力者で、肉体の修復と改造を行う外科医の姿をした人形を操る「玩具修理者(ドクターブライス)」とバレリーナを模した人形を召喚し自身を操らせる「黒子舞想(テレプシコーラ)」を主に使う。
念能力の発現に胸を躍らせるコルト隊の兵隊長ラモット達の前に現れたのが初登場。その際、巣に潜伏していたゴンと同期のハンター、ポックルから念能力の情報を引き出し、キメラ=アントたちに本格的に念の情報をもたらした。その後、キメラ=アントの調査に当たっていたゴンたちの前に現れ、カイトを殺害する。
メルエムが産まれた後は彼の下に就き、東ゴルドー共和国に進出する。そして、ネテロたちによるキメラ=アントの王討伐作戦の際、傷ついたコムギの治療に当たっているところにゴンが現れる。
カイトの治療を求めるゴンと交渉し、カイトの治療をする約束をしつつもゴンの潜在能力がメルエムに届きうると危険視する。
そして、カイトと対峙した際は彼がもう死んでいるため、治療できない旨をゴンに説明。更にはその場でゴンを殺害すると表明する。これに対して激昂したゴンは制約と誓約により、急速にパワーアップしその力を受けたピトーは死ぬのが自分で良かったと安堵しながら絶命した。

シャウアプフ

王直属護衛軍の一体。蝶の羽と触角を持つこと以外は人間とさほど変わらない容姿をしている。また、非常に頭がよく、護衛軍の中では参謀としての役割を果たすことが多い。
クールな性格でバイオリンを弾く優雅さを見せることもあるが、自己陶酔と自己嫌悪に陥る癖があり、特にメルエムのことになるとその傾向が顕著に出る。それは彼に対して狂信的な理想像を抱いていることに由来し、メルエムがその理想像からかけ離れた様子を見せるとひどく取り乱す。
六系統に大別される念能力の系統の一つであり、オーラを使って物質や生物を操る能力を得意とする操作系の念能力者。催眠効果のある鱗粉を巻いてオーラの流れを鮮明にしたり、相手の思考や感情を読み取ったり、暗示をかけたりする「麟粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)」と自身の身体を細胞単位で分割し、様々な大きさや数の分身を生み出す「蠅の王(ベルゼブブ)」、他者を繭で覆うことで対象者を変態させ、本人に合った念能力を習得させる能力の三つを有している。
メルエムが誕生すると瀕死の女王を放置し、巣穴を脱出。メルエムたちとともに東ゴルドー共和国に進出する。そこでメルエムがコムギとの交流を通して変わりつつあることに焦燥感を覚えるとともに、コムギを邪魔者と考え、疎ましく思うようになる。王討伐隊の宮殿侵入時はモラウ=マッカーナーシと対峙し、彼の念能力「監獄ロック(スモーキージェイル)」によって生み出された煙の結界によって隔離されるが、モラウとの心理戦を制して脱出する。その後、宮殿内の状況を把握すると、ピトーからメルエムの位置を確認。彼の元へ向かうと、「貧者の薔薇」によって瀕死に陥っていたメルエムに自身の細胞を食べさせることで復活させる。この時、メルエムが記憶障害に落ちっていることに気づくと、コムギの排除のために動き出すが失敗し、さらには王が自身の理想像である独裁者からかけ離れた存在になったことに絶望する。その後、「貧者の薔薇」による毒によって死亡した。

モントゥトゥユピー

王直属護衛軍の一体。三体の中では唯一、魔獣との混成によって生まれた個体であり、人間離れした容姿をしている。そのため、メルエムに対する忠誠や感情表現はピトーやプフと違い、本能に基づくことが多い。
荒々しく大雑把な性格をしており、戦闘時は体を変形させ、力任せに攻撃するスタイルを取っていた。だが、王討伐作戦の際は討伐隊の一人、ビーストハンターのナックル=バインと交戦したことにより、冷静に戦術を立てることとオーラをコントロールする方法を身に着け、キルア=ゾルディックとの戦闘でオーラの奥深さを知った。
三体の護衛軍の中では最後に生まれ、王誕生とともに巣穴を脱出して東ゴルドー共和国へ向かう。王討伐作戦の際は討伐隊の一人でUMAハンターのシュート=マクマホンやナックル、モラウ、キルアと交戦する。彼らとの戦いの中で、最初は何も考えずに力で相手を圧倒する戦闘スタイルだったユピーは成長していくとともに、敵に対する敬意を抱くようにさえなる。ユピーはこの変化に戸惑っていたが、「貧者の薔薇」によって死にかけていたメルエムの姿を見て考え方を一変。敵をせん滅しようと考えて宮殿に戻る。しかし、瀕死のメルエムを復活させるために力を与えたことで弱体化しており、鉢合わせた師団長級のキメラ=アント、ウェルフィンの「卵男(ミサイルマン)」を受けた上に貧者の薔薇の毒が回り、死亡する。

師団長

コルト

santori
santori
@santori

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キルア=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

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キルア=ゾルディックとは漫画『HUNTER×HUNTER』の主要人物の1人で、伝説の暗殺一家の三男。暗殺術の才能はゾルディック家史上随一と言われており、ゾルディック家当主の父シルバ、長男イルミから英才教育を受けていた。しかし敷かれたレールの上を歩く人生に嫌気がさし、ある日母と次男を刺して家出をする。そして暇つぶしに受けたハンター試験でゴンに出会うのであった。

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ノブナガ=ハザマ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

ノブナガ=ハザマ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

ノブナガ=ハザマとは、冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターである。クモと呼ばれる盗賊集団・幻影旅団の初期メンバーで、旅団内では特攻の役割を担っている。戦闘に長けており殺人に一切の躊躇がない冷酷さを持つ。その反面、自らが気に入った人物に対しては情に厚く、尋問中の主人公・ゴンがノブナガを腕相撲で打ち負かした際には、旅団への入団を誘った。また常に刀を持ち歩き、素早い抜刀で標的を殺害できる。一族を滅ぼされたクラピカと旅団で激しい争いを繰り返している。

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パクノダ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

パクノダ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

パクノダとは、冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクター。クモと呼ばれる盗賊集団・幻影旅団の初期メンバーで、主に尋問と調査の役割を担っている。旅団を尾行していた主人公ゴンと元暗殺者キルアを捕らえた際は、旅団に一族を滅ぼされたクラピカの情報を聞き出そうとした。仲間意識が強く団長クロロとクモの掟に絶大な信頼を寄せている反面、任務の為なら躊躇なく殺人を行う冷酷さを持つ。

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シズク=ムラサキ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

シズク=ムラサキ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

シズク=ムラサキとは、冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクター。クモと呼ばれる盗賊集団・幻影旅団のメンバーで、旅団内では主に情報・処理の役割を担っている。殺人への躊躇を見せない冷酷さを持つ反面、天然でマイペースな性格であり、一度忘れた事は二度と思い出さない。また好奇心が豊かであり、主人公・ゴンが腕相撲でダイヤを報酬に条件競売を実施した際は、盗賊であるにも関わらずお金を払って参加した。旅団に一族を滅ぼされたクラピカと激しい争いを繰り返している。

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ネフェルピトー(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

ネフェルピトー(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

ネフェルピトーとは、漫画『HUNTER×HUNER』に登場するキャラクターで、第一級隔離指定種に認定されている蟻「キメラ=アント」の王直属護衛の一人。一番最初に生まれた軍団長で、猫型の蟻。王に対する忠誠心は非常に強く、ありのままの王を受け入れ従っている。主人公・ゴンが、ハンターを目指すきっかけを作った、プロハンターのカイトを斬首して殺害。「戦いが楽しかった」という理由から、カイトの遺体を自身の能力で戦闘用の操り人形にするなど、残酷な一面をもっている。

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シュート=マクマホン(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

シュート=マクマホン(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ

シュート=マクマホンとは『週刊少年ジャンプ』で連載されている『HUNTER×HUNTER』に登場する非常に慎重な性格のプロハンターで、特殊な蟻「キメラ=アント」の危機に対処すべく結成された討伐隊の1人。討伐隊への参加資格をかけてゴン=フリークスやキルア=ゾルディックと戦う。モラウ=マッカーナーシの弟子であり、ナックル=バインと共に行動している。討伐隊としてキメラ=アントと激闘を繰り広げる。

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