永倉新八(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
永倉新八(ながくら しんぱち)とは『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三と共にアイヌの隠し金塊を狙う老剣士。幕末の頃は新選組二番隊隊長として活躍し、「新選組最強の剣士」と呼ばれた程の剣の達人である。その異名通り、数多の強敵をその剣術で打ち倒していった。土方に対しては時に遠慮なく憎まれ口を叩く一方でその苛烈な生き様を尊敬し、資金面を含む様々な形で協力。命懸けで土方をサポートし、多くの人間が死んだ金塊争奪戦を生き抜き、以降は新選組の紹介記事を新聞に寄稿したり、剣術指南に励む余生を送った。
回天丸の主砲を解放した永倉達は一気に駆逐艦隊への砲撃を開始した。手始めに上空で正確な砲撃指示を行う気球を砲撃。これにより気球は墜落し、艦隊は正確な砲撃が出来なくなった。箱館山の山頂は海を見渡すことが出来、砲撃に最適な場所であった。永倉達は眼下に停泊する駆逐艦隊に向かって砲撃を喰らわせる。これにより艦隊は司令艦をのぞいて中破し、指令艦も行動不能となった。この戦果に一同は歓喜し、普段は冷静な永倉も年甲斐もなく大はしゃぎしていた。
大打撃を受けた艦隊であったが、司令艦は反撃に出て永倉達に砲撃を喰らわせた。砲撃は永倉達の近くに命中。永倉達は砲撃に晒されながらも打ち返す。指令艦は永倉達の砲撃を受けて撃沈。海底へと沈んでいった。だが、司令艦が最後に放った砲撃が永倉達に命中してしまう。永倉は奇跡的に軽傷で済んだものの主砲は破壊され、他の仲間は重症であった。永倉は単身で馬に乗り、負傷した門倉達にここから立ち去るように言う。そして永倉は土方の元へ向かい、かつて箱舘戦争で土方と共に戦えなかった過去を踏まえて、今度は土方に最後まで付き合いたいという決意を示した。
鯉登少尉と交戦
永倉は土方と合流すべく五稜郭へと向かっていた。道中で永倉は谷垣とインカラマッに出会う。インカラマッは生まれたばかりの谷垣との子を抱いていた。五稜郭で戦いが起きている事を人づてに聞いていた谷垣は、永倉にアシリパ達が五稜郭にいるのかを尋ねる。永倉は子供が生まれたばかりの谷垣を戦場に向かわせまいとして「来るな」と一言叫んで馬で走り去っていった。谷垣はかつてアシリパの祖母に命を助けられた過去があり、その恩を返すべく永倉の言葉を無視して五稜郭へと向かって行く。
五稜郭では土方達が第七師団によって追い詰められていた。そこで白石は権利書を持ったアシリパを逃がすために一計を講じる。それは第七師団に扮した白石が五稜郭を馬で脱出し、対岸から縄を渡してアシリパを馬で引くというものであった。アシリパは防水処理を施した権利書を持って、白石が馬上から引く縄に捕まりながら堀の中を泳ぐ事になる。そして第七師団の包囲を抜けた所で白石はアシリパを水から引き揚げて権利書とアシリパを回収するという手筈になっていた。白石は長いロープを入れた袋を馬に乗せて五稜郭から脱出した。が、駆けつけた第七師団の鯉登少尉に見破られて追われてしまう。鯉登は縄の入った袋を権利書を持ったアシリパが隠れていると勘違いしていた。白石は五稜郭の外へと続く橋の上で部下数人を率いた鯉登に追いつかれる。鯉登は白石の馬に乗っている袋を固定している縄を切った。袋はバランスを失って馬上から落下し、橋の欄干に引っかかる。その時、鯉登達の背後から抜刀した永倉が駆けつけ、次々と鯉登の部下を切っていった。鯉登の部下を全員倒した永倉は鯉登と対峙する。鯉登は示現流の上段切りを永倉に喰らわせるが、永倉はこれを躱す。しかし、足元に転がっていた鯉登の部下の体に躓き、永倉は転倒した。すかさず鯉登は永倉を切りつけるが、永倉はこの斬撃を刀で防ぐ。両者激しい剣撃の応酬を繰り返すが、永倉の卓越した剣術と気迫に次第に鯉登は気負されていく。遂に鯉登は永倉の一撃によりベルトを切られてしまう。その時、欄干に引っかかった袋がバランスを崩して堀の水の中に落ちて行った。袋の中身が権利書を持ったアシリパだと思い込んでいる鯉登は橋から飛び降りて袋を捕まえに行く。これにより勝負は終わり、永倉は土方と合流すべくその場をすぐに後にした。
土方の最期を看取る
土方達は第七師団の包囲を突破し、偶然遭遇した函館行の汽車に飛び乗る。このまま第七師団の意表を突いて函館駅へ向かう腹積もりであったが、運悪くその汽車は第七師団の増援部隊を移送していた。更に後を追ってきた鶴見もこの汽車に飛び乗り、再び死闘が繰り広げられる。この死闘の末、牛山はアシリパを手りゅう弾から庇って死亡し、土方も数々の戦いや永倉との対戦を経て精神的に成長した鯉登との勝負の果てに頭部に致命傷を負ってしまう。鶴見はアシリパから権利書を奪取し、先頭車両へと逃れた。土方は杉元に自分の愛刀と武士の魂を託し、鶴見の潜む先頭車両へと進ませた。遅れて汽車に飛び乗った永倉と、途中で合流した夏太郎は瀕死の土方を発見する。永倉の腕の中で、土方は夢半ばで散っていく事を悔しがりつつも穏やかな表情で息絶えた。
先頭車両に逃れた鶴見は後部車両を切り離し、一人で離脱しようとしていた。鶴見は当初の目的通り土地の権利書を使用して北海道中の土地でアヘンを栽培して軍資金を作り、部下達や散って行った戦友達の為に独立軍事国家の建国を目論んでいる。車両が切り離される直前、鶴見を追う杉元とアシリパは先頭車両に飛び乗り、鶴見との最後の戦いに臨んだ。激闘の末、杉元と鶴見は暴走して線路の終着点を突き抜けた先頭車両と共に海の中へと消えていった。
杉元は鶴見と共に海の中に消えていったが、生還を果たした。そしてアシリパと共に北海道へと戻っていく。その後アシリパは権利書を武器に政府と交渉を続け、北海道の大自然を国立公園や国定公園に指定することに成功した。アシリパはアイヌの愛した北海道の大自然を武力ではなく、交渉という新しい道を歩んで守り抜いたのである。白石は全てが終わった後、ちゃっかり五稜郭の金塊を入手し南国の島に王国を築きあげ、自らの顔を金貨に刻印していた。この金貨は物語の最後に北海道で暮らす杉元とアシリパの元に送られてくる。永倉は故郷の小樽に戻り、大学生相手に剣術を教えたり新撰組の手記を残したりして余生を過ごした。土方の遺体が発見されていないとの事から、土方の死亡後に永倉が葬った事が考えられる。
永倉新八の関連人物・キャラクター
杉元佐一(すぎもと さいち)
本作『ゴールデンカムイ』の主人公。日露戦争の激戦地203高地の中でも特に死亡率の高かった「タスキ隊」の生き残り。「不死身の杉元」の異名を持ち、驚異的な生命力と戦闘力を持つ。脳天を撃ち抜かれても生還する程である。物語当初は故郷の幼馴染の女性の目の病気を治す為に金塊を狙う。が、物語が進むにつれてアシリパの力になりたいという想いから金塊を狙うようになる。札幌で土方達と手を組んだ際、アシリパ、土方を除く一同は宴会を始めてしまう。そんな一同を永倉は早く寝るように諌めた。が、酔った杉元は逆ギレをして永倉の顔面に枕を投げつけた。
永倉との直接的な絡みは少なかった。
アシリパ
のっぺら坊ことウィルクの一人娘。アイヌの少女で北海道の自然に詳しく、弓の名手である。トリカブトの毒を用いた毒矢でヒグマをも倒してしまう。普段は明るくて無邪気であるが、一方で聡明で鋭く、洞察力が高い。土方と対等に交渉を行える程である。土方一派と杉元一行が手を組んだ際には永倉と行動を共にした。が、杉元同様あまり永倉との絡みはなかった。
土方歳三(ひじかた としぞう)
24人の刺青の囚人の一人。元新選組副長であり、北海道の五稜郭で明治新政府軍と戦った。表向きは五稜郭で戦死した事にされているが、土方に弟を殺された典獄の犬童の策略により樺戸監獄にて虜囚となっていた。同じ頃永倉は樺戸監獄の看守に剣術を指南しており、偶然にも樺戸監獄にて再会を果たす。その後、永倉の教え子の看守達の手引きで永倉は土方と格子越しに涙ながらに話をした。永倉は新選組時代に局長の近藤勇と激しく対立していた。相手は局長であり、いつでも永倉に切腹を命じられる立場であった。土方はそんな永倉を庇い、近藤を取りなしていた。土方は永倉の無類の剣術好き、女好き、放浪好きという点が自分と似ている事から永倉に一目置いており、目をかけていたのである。そして何より土方は永倉の剣の太刀筋の美しさを気に入っていた。結局永倉は近藤・土方と離別し、独自で明治新政府軍と戦った末に故郷の北海道へ戻った。その後に前述の通り、樺戸監獄で土方と再会したのである。永倉は新選組時代、土方に目をかけて貰った事に大変感謝しており土方を助け出す事に尽力した。結局土方は犬童が網走監獄の典獄となった為、共に網走監獄へと移送される。そこでのっぺら坊と出会い、刺青を施された。
自分の正体を探られたくなかったのか、のっぺら坊は刺青を施した囚人たちも含めて監獄内で特定の誰かと親しくすることはなかったが、土方だけは例外的に彼とある程度の話をする間柄であった。これは互いが信用しあっているのではなく、土方とのっぺら坊は利害が一致している為である。のっぺら坊と土方は北海道を独立国家にするという点で目的が共通していた。
土方は24人の刺青の囚人達(看取長の門倉が24番目の刺青を持っている為、実際には23人)を先導して網走監獄から脱獄。その後、刺青を皮ごと剥がして組み合わせる事で金塊の暗号を解く事に気付いた囚人同士で殺し合いが始まる。ここで刺青の囚人達は方々に散り、北海道中に潜伏することとなる。土方もこの騒ぎに乗じて離脱し、小樽で女を抱いていた牛山と手を組んでから永倉と合流した。永倉は土方達にアジトと武器と当面の資金を提供する。物語後半まで土方一派はこの永倉の用意したアジトを拠点に活動する事になる。
金塊を狙う第三勢力として物語を盛り上げた土方は最終的に杉元一行と手を組む事になる。そして刺青の暗号を解読し、遂に五稜郭にて金塊を発見する。が、同じく暗号を解読し五稜郭に包囲戦を仕掛けてきた第七師団と交戦。海からの艦隊射撃の雨の中、永倉は土方に別れを告げる間もなく第七師団の鶴見の元へ単身乗り込んで行く。この時が土方と永倉は今生の別れとなる。土方は五稜郭から脱出して飛び乗った汽車にて第七師団の援軍と交戦。圧倒的な強さで土方は第七師団の大軍を斬り捨てて行くも、追い付いてきた第七師団の鯉登少尉と一騎討ちの末敗れて致命傷を負ってしまう。
土方は物語終盤に戦死するまで金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。永倉はそんな土方を常にサポートし、時には資金を工面したり、土方の元に集まった若い衆の世話役的な役割も果たした。土方もそんな永倉に全幅の信頼を置き、良いパートナーとして金塊争奪戦を戦い抜いた。
新選組時代は土方が永倉に女遊びを教えたらしく、再会の際には思い出話として語り合っていた。こうしたエピソードからも二人はかなり親しい間柄である事が伺える。
牛山辰馬(うしやま たつうま)
24人の刺青の囚人の一人。ハンペン形の皮の厚い額と独特な耳が特徴。巨大で筋骨隆々の肉体を持つ。柔道の達人で「不敗の牛山」の異名を持つ。その異名の通りの無双の豪傑で、柔道勝負においては作中で一度の敗北も無く、接近戦においては最強の存在として物語に君臨した。が、女癖が異常に悪く、一定期間女を抱いていないと見境なく女を抱こうとする欠点を持つ。土方曰く「永倉ですら襲いかねない」との事。当初、永倉は女を抱きに遊廓に行こうとする牛山に不快感を示していたが土方の言葉を聞いて以降は呆れて何も言わなくなった。
永倉とは物語序盤から共に行動している。当初は土方と牛山が最前線で戦い、永倉はアジトを守るという事が多かったが、物語後半に入るに連れて永倉も土方や牛山と共に前線に出るようになる。歳の差もあり、永倉と親しげに話す描写は無かったものの、適度な距離感で永倉は牛山と接している。
門倉利運(かどくら としゆき)
網走監獄の看守長。その正体は土方の協力者であった。本人曰く、網走監獄典獄の犬童の目を誤魔化す為、網走監獄では無能な人間を演じていた。が、素で無能な人間である。凶運の持ち主で恐ろしく運が悪い。しかし、自分がピンチの時やここ一番の時には奇跡的な幸運に恵まれるピーキーさも併せ持つ。土方一派、杉元一行の網走監獄潜入の手引きを行う。網走監獄潜入後は土方一派に加わった。釧路近郊で土方が雇ったアイヌのキラウシと仲が良く、一緒に行動している。アジトでダラダラしたり、キラウシと花札で遊んでいる事が多く、永倉に呆れられていた。
キラウシ
Related Articles関連記事
ゴールデンカムイ(金カム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによる漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』で連載されていた。漫画2016年には「マンガ大賞」を受賞している。舞台は明治末期の北海道。主人公・杉元佐一は幼馴染・梅子の治療費を得るため大金を求め、一攫千金を目指してゴールドラッシュに湧いた北海道で砂金を集める生活を送っていたが、そんな杉元にあるアイヌ人が隠した埋蔵金の話が舞い込む。手がかりは、脱獄した囚人の体に掘られた入れ墨。一攫千金を巡るサバイバルバトルが開幕する。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。 陸軍に所属していた杉元佐一は、日露戦争が終結した後、幼馴染の病を治す為、北海道で砂金採りをしていた。その時、杉元はアイヌが秘蔵していた金塊の存在を知る。杉元はアイヌの少女・アシㇼパと共に金塊を追い求める。 作中にはマタギやアイヌのユニークな料理が多数登場する。
Read Article
ゴールデンカムイの入れ墨(刺青人皮)の脱獄囚まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。 日露戦争から生きて戻った杉元佐一は、幼馴染である梅子の病を治すために金が必要だった。そんな時、杉元はある男が隠したアイヌの金塊の存在を知る。その金塊の在処は、網走監獄の脱獄囚の身体に入れ墨として彫られていた。杉元は、アイヌの少女・アシㇼパと共に金塊を探し求める。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによる日本の漫画。集英社の『週刊ヤングジャンプ』で連載され、テレビアニメ化、実写映画化もされた人気作。舞台は明治末期の北海道。主人公・杉元佐一は幼馴染との約束を守るため、一攫千金を目指してゴールドラッシュに湧いた北海道で砂金を集める生活を送っていた。そんな彼にアイヌ人が隠した埋蔵金の話が舞い込む。手がかりは、脱獄した囚人の体に掘られた入れ墨だった。ここでは作中に登場したカップルや夫婦、恋愛要素のあったキャラクターたちについてまとめている。
Read Article
ゴールデンカムイのモデル・元ネタ・由来まとめ【キャラクター・場所・建物・武器・乗り物・エピソード】
『ゴールデンカムイ』とは、北海道を主な舞台に、アイヌの隠し金塊を巡る苛烈な争奪戦を描いたサバイバル・バトル・グルメ・アドベンチャー漫画、およびそれを原作とするメディアミックス作品である。アイヌ民族の姿をダイナミックに描いた人気漫画で、『北海道アイヌ協会』などからも評価される作品である。そんな『ゴールデンカムイ』の登場人物や舞台となった場所、建物などの多くにはモデルが存在し、それを考察するのもファンの楽しみのひとつとなっている。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
北海道を主な舞台に、莫大な隠し金塊を巡るアイヌと脱獄囚と軍部の熾烈な争奪戦を描いた『ゴールデンカムイ』は、2022年4月に原作漫画が完結。物語としては大団円を迎えるも、いくつかの謎については明確な解答を描かず「この件はどうなったんだろう」という余韻を残すものとなった。 ここでは、金塊の隠し場所やのっぺら坊の正体などの「作中で明らかになった伏線や謎」と、大敵・鶴見篤四郎の生死や単行本追加エピソードとして描かれた占守島の戦いの殊勲者などの「曖昧な形で決着した伏線や謎」について紹介する。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ
明治末期の北海道を主な舞台に、アイヌたちがいずこかに隠した莫大な金塊を巡る熾烈な争奪戦を描いた『ゴールデンカムイ』には、壮絶な過去を持つキャラクターが何人も登場する。 幼馴染と交わした最後の約束のため、再び命懸けの戦いに身を投じる元兵士の杉元佐一。父を追う旅の中で、アイヌ民族そのものの命運を背負うこととなっていくアシリパ。恋をしたがために脱獄王となった白石由竹。妹の仇を討つために突き進み、多くのものを失った谷垣源次郎。ここでは、『ゴールデンカムイ』の主要人物たちの壮絶な過去を紹介する。
Read Article
ゴールデンカムイ(金カム)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
ゴールデンカムイは週刊ヤングジャンプに連載中の野田サトルによる漫画作品。明治時代の北海道を舞台に日露戦争で「不死身の杉元」と呼ばれた帰還兵杉元佐一とアイヌの少女アシリパを中心に隠された金塊をめぐる冒険漫画。過激な描写が特徴で作中では次々と個性的なキャラクターが登場するためインパクトのある名言・セリフが多い。
Read Article
谷垣源次郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
谷垣源次郎は、『週刊ヤングジャンプ』に2014年から連載が開始された、野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』の登場人物。時代は明治時代の北海道。日露戦争(1904年~05年)終結から間もないころ、アイヌ民族が隠したとされる莫大な金塊のうわさを聞き、様々な理由と野望を胸に秘めた男たちが、誇り高き北の大地に集結する。その中で谷垣は金塊を追っている屯田兵の部隊、大日本帝国陸軍最強と謳われた北海道の第七師団(道民は畏敬の念を含めて「北鎮部隊」と呼ぶ)27聯隊に一等卒として所属している。
Read Article
月島基(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
月島基(つきしま はじめ)とは『ゴールデンカムイ』の登場人物で大日本帝国陸軍第七師団、歩兵27部隊に所属している軍人。階級は「軍曹」。同部隊上司である鶴見中尉の側近として主人公である「杉本佐一」と対立する。一時は仲間として行動していたが、自身の任務を遂行するために再度敵として相まみえる。淡々と自身の任務を遂行していく傍らで、「江渡貝弥作」や「鯉登音之進」と接触していくことにより着実に感情が隠し切れない場面が出始めている。
Read Article
海賊房太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
海賊房太郎(かいぞく ぼうたろう)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人である。自分の王国を作りたいという野望を持ち、金塊を狙う。高い潜水能力とカリスマ性を持ち、金塊の在り処を刺青の暗号無しである程度特定している。初登場時は杉元一行と死闘を演じたが、杉元一行と手を組み、行動を共にした。その後紆余曲折を経て、札幌麦酒工場で第七師団から逃げる途中、撃たれそうになった白石を庇って死亡した。
Read Article
尾形百之助(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する銃さばきの上手い軍人。大日本帝国陸軍の第七師団に所属していたが、途中軍隊の上司である鶴見中尉を裏切った。その後は脱走兵として土方歳三とアイヌの金塊を探すため一緒に行動し、金塊の鍵を握るのっぺらぼうに会うため網走監獄に潜入した。そこでのっぺらぼうと一緒にいた杉元の頭を撃ち抜いて逃げた。それから新たな金塊の情報を探るべく誰にもすがらずに自分で旅を続けている。
Read Article
宇佐美時重(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
宇佐美時重(うさみ ときしげ)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。第七師団の初期メンバーの一人で階級は上等兵。かなり腕が立ち、丸腰で武器を持った複数人の殺人犯を返り討ちにしてしまう程。鶴見中尉に心酔しており、恋愛感情にも似た忠誠心を持つ。最期は元第七師団の尾形に狙撃され、胸を撃ち抜かれて致命傷を負う。それでも尚、今際の際に鶴見中尉に刺青人皮と重要情報を伝えて息絶えた。
Read Article
ヴァシリ・パヴリチェンコ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
ヴァシリとは『ゴールデンカムイ』に登場するロシア人狙撃手である。樺太の国境警備隊所属。日本軍の狙撃手・尾形百之助(おがたひゃくのすけ)との狙撃対決に敗れるが、再戦を熱望して脱走兵となり、尾形を追い続ける。二人の対決は作中屈指の名勝負の一つであり、ファンの間で人気が高い。狙撃の他には絵を描くことが得意。ヴァシリが描いた似顔絵がきっかけで、主人公・杉元佐一(すぎもとさいち)と打ち解け、共に北海道へ渡る。言葉が通じないこともあり、杉元たちとの旅では絵やジェスチャーでやり取りをしている。
Read Article
姉畑支遁(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
姉畑支遁(あねはたしとん)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人であり、動物学者。動物、植物をこよなく愛し、研究している。だが嫌がる動物を無理矢理犯したり植物を傷つけて射精するなど異常な性格の持ち主。自分の欲望のままに行為をしたにも関わらず、行為後は大変後悔をする。そして自分が犯した動物や植物に責任を一方的に擦り付け動物は殺害、植物はナイフで傷をつける、とかなり独善的で身勝手な行動をする。
Read Article
杉元佐一(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
杉元佐一(すぎもとさいち)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公。日露戦争を戦い抜いてきた元・陸軍兵士で、体に無数の傷を追ってきたが全く命を落とすことが無かった。その活躍ぶりから、軍人の間では『不死身の杉元』と言われている。杉元が金塊を探しに北海道の山に入ると、アイヌの少女アシリパと出会う。後に少女の父は金塊を隠した人物であることを知り、お互いの目的を果たすために一緒に旅を始める。
Read Article
アシリパ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
アシリパとは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する主人公の1人である。北海道の小樽近辺の集落に住むアイヌの少女で、大人顔負けの精神力と狩猟技術と調理技術の持ち主。伝統を尊重しながら時代の変化を柔軟に受け入れ、「新しいアイヌ」たることを信念としている。アイヌが隠した金塊とそれを巡る殺人事件に父が関与していた事を知り、その真実と真意を知るため、元日本兵でもう1人の主人公である杉元と共に、隠し金塊の謎へと挑んでいる。
Read Article
松田平太(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
松田平太(まつだ へいた)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人である。砂金の専門知識を持ち、北海道での砂金の採取に情熱を燃やしている。だが、その本性は多重人格の殺人鬼である。自分がかつて同居していた長兄夫婦、次兄、父親、ヒグマの人格を持つ。自分の家族がヒグマに襲われて殺され、自分もヒグマに襲われて殺される幻覚を見る。その後、自分の体をヒグマに乗っ取られて人を襲って食べるという異常な殺人を行う。
Read Article
白石由竹(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
白石吉竹(しらいしよしたけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。通称「脱獄王」の異名を持つ天才的な牢破りである。脱獄する際は看守を騙す詐術や狭い隙間を通るための関節外しなど、脱獄のための多彩な技術を持つ。体には金塊の隠し場所を描いた刺青が彫られており、同じ刺青が描かれている囚人の皮を集めるとありかが分かるようになっている。金塊の手掛かりとなる刺青を持つ囚人たちを探して、北海道で出会った仲間達と共に旅を続けている。
Read Article
奥山夏太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
奥山夏太郎(おくやま かんたろう)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している「土方一派」と呼ばれる組織の一員。 北海道のヤクザの若衆だったが、ある時土方歳三と出会い、その覇気溢れる様に魅了される。同じ若衆だった亀蔵と共に出奔し、土方を追いかけてその一派に加わり、部下として金塊争奪戦に関与する。一方で「土方に認めてもらいたい」との思いからたびたび無茶なスタンドプレイに走る“血気盛んな若者”としての側面を持ち、その都度幸運によって生き延びている。
Read Article
関谷輪一郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
関谷輪一郎(せきや わいちろう)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。24人の刺青囚人のうちの1人である。際立った戦闘力は無いが狡猾さと独自の信仰心を持ち、他人の命を「試練」と称し運任せで毒殺する異様な殺人を繰り返し投獄される。脱獄後は北海道の阿寒湖のほとりで刺青人皮を巡り土方一派を狙う。一時は土方と牛山を持ち前の狡猾さで戦うことなく倒して生き埋めにした。しかし仲間の門倉とキラウシの活躍で復活した土方に逆襲され力尽きる。
Read Article
辺見和雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
辺見和雄(へんみ かずお)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、体に刺青を掘られた24人の囚人のうちの1人。この刺青は埋蔵金の手掛かりとなっていて、多くの人や組織に狙われている。表向きでは人当たりがいいが、その正体は日本各地で100人以上を殺してきた殺人鬼。幼少期にイノシシに無残に食い殺された弟の死に方に憧れ、自分を残酷に殺してくれる人を求めている。辺見の刺青を狙う主人公・杉元佐一と死闘を繰り広げた後、シャチに海に引き摺り込まれた。想像を超える死に方ができて満足気だった。
Read Article
花沢勇作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
花沢勇作(はなざわ ゆうさく)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、尾形百之助の異母兄弟。清廉潔白な人格で周囲の人々に愛された美男子だ。日露戦争の二〇三高地で味方を鼓舞する旗手を務めていたが戦死し、物語の開始時点では既に故人となっている。敵に殺されたのではなく、後方にいた尾形が狙撃した。将校である父が芸者に産ませた子どもである尾形を、階級が下であるにも関わらず「兄様」と呼んで慕っていた。金塊争奪戦を引っ掻き回す尾形の前に、たびたび幻覚として現れる。
Read Article
いご草ちゃん(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
いご草(いごぐさ)ちゃんとは漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物である。第七師団で鶴見篤四郎の腹心である月島基の幼馴染で元恋人である。将来を誓い合う仲だったが、両親に騙され、三菱財閥幹部の息子と結婚。東京へ移住し、幸せな家庭生活を送る。だが真実を知らない月島は、実の父親が「彼女を殺した」と誤解し、父親を殺害して死刑囚となってしまう。いご草ちゃんは月島にとってかけがえのない存在だった。それに目を付けた鶴見は彼女の存在を利用し、月島を忠実な部下に育て上げ、共に金塊争奪戦に身を投じていく。
Read Article
牛山辰馬(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
牛山辰馬(うしやま たつうま)とは、『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、アイヌの隠し金塊の在処を示す刺青を施された囚人の1人にして柔道の達人である。大柄で屈強な肉体に石頭、独特な耳の形状が特徴的な人物である。金塊を狙う土方歳三に協力し活動する。「不敗の牛山」の異名を持ち、様々な強敵をその卓越した柔術と怪力で組み伏せる。白兵戦では作中最強の男である。普段は紳士的だが極度の女好きでもあり、一定期間女を抱かないと男だろうと老人だろうと見境なく襲い掛かる一面を持つ。物語序盤から終盤にかけて活躍した。
Read Article
土方歳三(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
土方歳三(ひじかたとしぞう)とは、漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、刺青の囚人の頭目にして「新撰組鬼の副長」と恐れられた男。函館戦争で死亡したと思われていたが、極秘で監獄に収監されていた。蝦夷共和国樹立を叶えるため、アイヌの隠し金塊を狙う。同じく金塊を狙う大日本帝国陸軍第七師団を最大の障害と見なし、主人公・杉元佐一や彼の仲間たちとも一時共闘する。普段は穏やかな老人だが、戦闘時には鬼のような気迫を見せて敵と戦う。利害が一致すればどんな人物とも手を組むが、敵と見なす者には一切容赦しない。
Read Article
ウイルク(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
ウイルクとは『ゴールデンカムイ』に登場するアイヌ民族の男性である。アイヌの隠し金塊の所在を唯一知る人物であり、金塊争奪戦の原因となった。メインヒロインであるアイヌの少女アシリパの父親であり、娘と同じ独特な青い目をしている。作中では網走監獄に幽閉され、顔の皮が無い「のっぺら坊」として登場。アイヌの金塊を隠し、その場所を示した暗号を24人の凶悪な囚人達に刺青として彫った。金塊を巡る様々な勢力が網走監獄を襲撃した際にかつての仲間のキロランケの差金で暗殺された。
Read Article
フチ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
フチとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、アイヌの老婆にしてヒロイン・アシリパの祖母。 アイヌの古い教えを大切にしながら日々を生きる一般人で、作中で繰り広げられる熾烈な金塊争奪戦とは無縁の立場にある。一方で家族の多くが金塊争奪戦の渦中にあり、たびたびその関係者の来訪を受ける。中でも陸軍兵士の谷垣源次郎とは、瀕死の重傷を負って彼女の家に担ぎ込まれてから交流を重ね、実の家族のように互いを大切に想う間柄。主人公・杉元佐一を気に入り、アシリパを嫁にもらってほしいと考えている。
Read Article
鯉登音之進(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。
Read Article
門倉利運(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
門倉利運(かどくら としゆき)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、のっぺらぼうを収監していた網走監獄の看守部長。冴えない中年男だが、実は土方歳三の内通者として情報を流していた。網走の攻囲戦の後は土方と行動を共にする。のっぺらぼうが隔離される前に最後に刺青を入れた男だが、刺青はすべてが揃わなくても解けるため、門倉の刺青はさほど重要ではないと思われていた。しかし最終局面で、思わぬ鍵が隠されていたことが判明する。
Read Article
岩息舞治(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。
Read Article
マンスール(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。
Read Article
二階堂浩平(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。
Read Article
津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。
Read Article
菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。
Read Article
インカラマッ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
インカラマッとは、『週刊ヤングジャンプ』にて連載されていた野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、占いで生計を立て北海道を旅するアイヌ女性。少女の頃にアシリパの父ウイルクと交流があり、金塊争奪戦の渦中にいるアシリパの周囲に現れる。目的を明かそうとせず、周囲を占いで惑わすような行動を取るため、その存在を怪しまれている。鶴見中尉率いる第七師団から離れ小樽のアシリパのコタンで療養していた谷垣源次郎と、疱瘡で家族を失ったチカパシとともに、アシリパを追いかけ旅をする。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 永倉新八の概要
- 永倉新八のプロフィール・人物像
- 永倉新八の装備・能力
- 刀
- 短気
- 女装
- 女好き(若い頃)
- 永倉新八の来歴・活躍
- 樺戸監獄にて土方と再会
- 小樽にて土方達と合流
- 茨戸にて死闘を繰り広げる
- 偽の刺青人皮の判別方法を探す
- 杉元達と別行動になる
- 網走監獄へ向かう
- 網走監獄へ潜入
- 根室に向かう
- 阿寒湖へ向かう
- 登別温泉に滞在
- アジトにて尾形の報告を聞く
- 札幌でジャック・ザ・リッパーを追う
- 函館へ向かう
- 五稜郭にて第七師団と戦う
- 駆逐艦隊を砲撃により無効化する
- 鯉登少尉と交戦
- 土方の最期を看取る
- 永倉新八の関連人物・キャラクター
- 杉元佐一(すぎもと さいち)
- アシリパ
- 土方歳三(ひじかた としぞう)
- 牛山辰馬(うしやま たつうま)
- 門倉利運(かどくら としゆき)
- キラウシ
- 犬童四郎助(いぬどう しろうのすけ)
- 鶴見篤四郎(つるみ とくしろう)
- 石川啄木(いしかわ たくぼく)
- 奥山夏太郎(おくやま かんたろう)
- 鯉登音之進(こいと おとのしん)
- 永倉新八の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あなたは死に場所が欲しいんじゃないのかね?」
- 「全員返り血を浴びんと鎮火せんぞ?」
- 「うぬが太刀筋未熟なり!」
- 永倉新八の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 史実の永倉新八
- 永倉の用意したアジトのモデル