緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。
動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。

土龍閃(どりゅうせん)

「刀で地面に衝撃を与え土や石を相手にぶつけるタイプ」と「刀で地面を抉るように衝撃を与え土砂とその衝撃波を相手にぶつけたり浮かせたりするタイプ」の2種類がある。刀の斬撃を相手に直接ぶつける技ではないため、殺傷能力は低い。原作では前者を使用したが、アニメ版では後者のタイプを使用した。また、原作では1度しか使われていないが、アニメ版では多用されていた。

飛龍閃(ひりゅうせん)

飛天御剣流「飛刀術」。刀を対象に矢のように飛ばす技。大きく体をひねりながら、鞘に納めた刀の鍔元を親指で弾き相手に飛ばす。相手には刀の柄尻の部分が当たるため殺傷能力は低い。「京都編」の刀狩りの張との戦いでは、折れた逆刃刀を鞘から弾き出し攻撃した。

龍鳴閃(りゅうめいせん)

「神速の抜刀術」とは真逆の「神速の納刀術」。雪代縁との最終決戦で使用し、三半規管を破壊した。
敵とすれ違う際に刀を飛天御剣流の神速の速さで納刀し強烈な鍔鳴りを発生させ、その超高周波の音撃を至近距離で相手の耳元でその鼓膜に叩き込む。直接的な殺傷能力は無く、通常なら一時的な聴覚麻痺。御庭番衆のように聴覚を鍛えている者なら数メートル離れていても耳に軽い痛みを感じるほどの音撃。実際、「龍鳴閃」を放った際に操と蒼紫は耳に軽い痛みを感じていた。ただし、この技を使用した時の縁は「狂経脈」で全神経を強化しており聴覚も異常発達していたため、本来以上の威力を発揮。技を受けた縁は耳から血を流すほど強烈なダメージを受ける。さらに、鼓膜を通し三半規管にまでダメージが及んだ縁は平衡感覚を失い無力化。その後縁は自らの三半規管を潰し立ち上がっているが、この技がきっかけで形勢は逆転した。なお、雑誌掲載時は「鳴龍閃」という名だったが、単行本では「龍鳴閃」に訂正された。

九頭龍閃(くずりゅうせん)

奥義「天翔龍閃」を伝授する過程で生まれた技。作中では剣心と比古清十郎が使用している。
飛天御剣流の特徴である神速を最大に発動させ、剣術の基本である全九方向の斬撃「壱(いち):唐竹(からたけ)、もしくは切落(きりおろし)」「弐(に):袈裟斬り(けさぎり)」「参(さん):右薙(みぎなぎ)、もしくは胴(どう)」「肆(し):右斬上(みぎきりあげ)」「伍(ご):逆風(さかかぜ)」「陸(ろく):左斬上(ひだりきりあげ)」「漆(しち):左薙(ひだりなぎ)、もしくは逆胴(ぎゃくどう)」「捌(はち):逆袈裟(さかげさ)」「玖(く):刺突(つき)」をほぼ同時に繰り出し突進する技。奥義「天翔龍閃」を伝授されるほどの神速の斬撃を放てるだけの実力をもつ者だけが会得できる。九方向連続攻撃は常人にはできない芸当だが、剣心や比古は飛天御剣流の神速にてこの技を実現させている。なお、「不殺」を誓う剣心は、相手を刺さないために剣の柄で刺突を行っている。

同じ乱撃術で「龍巣閃」があるが、この技と違って「九頭龍閃」は九つの斬撃それぞれが強力な一撃であり、全九方向の連撃と突進攻撃という性質から、防御・回避ともに不可能とされている。この技を破るとすれば、技の発動よりも早く相手を倒す必要があるため、「九頭龍閃」に抗える技は必然的に抜刀術となり、それこそが飛天御剣流奥義「天翔龍閃」である。飛天御剣流の奥義伝授では代々「九頭龍閃」の伝授から始まり、最終的には師匠の放つ「九頭龍閃」を「天翔龍閃」で破ることで伝授が完了する。

剣心は比古の「九頭龍閃」を一目見るだけで会得するが、実際に技を撃ち合った際に完全に押し負けている。これは、同じ技でも使い手の筋力や腕力に左右されるためであり、比古は剣心よりも圧倒的に優れた筋力と腕力を持っているため剣心を破っている。それでも比古は剣心の「九頭龍閃」を完璧だったと評している。

なお、防御も回避もできないと言われているこの技だが、「縮地」と呼ばれるほどの移動速度を持つ瀬田宗次郎には回避された上に背後を取られている、雪代縁には一度目は通じたもののダメージは与えられず、二度目は九方向連続攻撃をすべて防御され、三度目には発動前に掌底で破られている。さらに、北海道編では神谷活心流奥義「刃止め」を身に着けた弥彦に伍撃目まで防御されているなど、意外に防御・回避されている。作者の予定では当初はこの技が「奥義」であったが、のちに「天翔龍閃」に差し替えられた。

実写映画版ではこの技で四乃森蒼紫を戦闘不能に追い込んだ。また原作同様、奥義伝授の際に比古も使用。『最終章 The Final』では雪代 縁との最終決戦で決着の際に使用し、九連撃の直後にそのまま突進し抜刀術を打ち込むという技で撃破した。

なお、九頭龍閃は比古清十郎の得意技でもあり、剣心の九頭龍閃以上の破壊力を持つ。突進では重量、乱撃では腕力が重要になるが、この2点で比古清十郎の九頭龍閃は剣心を上回る。

天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)

飛天御剣流奥義。左足から踏み込むことが特徴の抜刀術。通常、抜刀術は刀を左から抜刀するため、左足を前にすると抜刀時に自身の足を斬ってしまう可能性がある。そのため、通常右利きの場合、右足から踏み込むのが常識なのだが「天翔龍閃」はこの常識を覆している。刀を持つ手の振りや腰の捻りの勢いを一切殺さないように抜刀した後に、左足を踏み出し、たった一歩ながらその踏み込みによって生まれる加速が斬撃をさらに加速させ、神速の抜刀術を「超神速」の域の一撃に昇華している。

「京都編」で剣心は志々雄に対抗するため、喧嘩別れした師匠・比古清十郎に奥義伝授を嘆願する。一度は彼の頼みを断った比古だが、弥彦や薫の説得と流浪の旅の活躍を聞き受けてようやく奥義伝授を承諾。奥義伝授の際、人斬りとしての罪悪感から剣心は捨て身の覚悟で比古に挑むが、彼の本気の「九頭龍閃」を前にして確実な死を感じ取る。その際、土壇場で「生きる意志」に目覚めた剣心は奥義「天翔龍閃」を成功させ比古を撃破。「不殺」の逆刃刀でも比古が生死の境を彷徨うほどの高い威力を持っており、会得してからは剣心の力量で威力をコントロールできるようになっている。
しかし、その威力は絶大で刀身に傷が一つ入っていたとはいえ、宗次郎の「菊一文字則宗」すらへし折ってしまうほど、普通の刀では受け止める事すら出来ない。「逆刃刀・真打」と兄弟刀である「無限刃」なら受け止める事は出来たが、志々雄の怪力を以ってしても完全に受け止める事は出来ず、捌くしかなかった。

飛天御剣流の抜刀術の特徴である「二段構え」はこの技にも受け継がれており、初撃が当たらなかった場合、その斬撃の衝撃から突風が起き敵の体勢を崩させる。そして、初撃で斬撃が通過した部分の空気が弾かれたことで真空の空間が生まれ、その空間の空気が時間差で急速に辺りの物体ごと元に戻ろうとする現象が起き相手を引き寄せる。引き寄せられ自由を奪われた相手を、二回転目の遠心力と右足の踏み込みを加え、より威力を増した二撃目で追撃する。二撃目は志々雄真実との闘いで使われており、飛天御剣流のほとんどの技を受けても余裕を崩さない志々雄が「天翔龍閃」の二撃目を受けた後は苦しみ方が変わるほどのダメージを受けている。

技の仕組みは「左足の踏み込み」と簡単ではあるが、生死を分ける極限状態で抜刀する瞬間に、その勢いを一切殺すことなく左足を踏み込むには「迷いなく踏み込める確固たる信念」が必要不可欠であり、この技を見抜いた宗次郎曰く「捨て身、死中に活を見出す、などの後ろ向きな気持ちを一片でも含んでいては、左足に引っかかるか、それを恐れて意識しすぎると、勢いを殺して単に左足を前に出しただけの超神速には程遠い抜刀術となってしまうため、確固たる信念がなければ絶対に成功しない技」だと分析しており、技を受ける際に剣心の「左足の踏み込み」を目の当たりにした際には驚愕した表情を浮かべていた。

また、不敗の奥義ではあるが、使用者の心身の状態に左右される技となっている。心に少しでも迷いや曇りがあれば威力は衰え、巻き込む真空も十分な威力を発揮せず破られてしまう。実際に剣心は「人誅」時の縁との戦いで「人斬りとしての罪の償いの答え」を見いだせないまま奥義を放ったため、真空による引き寄せが作用せず、体勢を低くし重心を下にする「虎伏絶刀勢」の前に敗れ去っている。しかし、答えを見出した二度目の戦いでは砂場という足場の悪い環境をものともせず威力を増した奥義を放ち「虎伏絶刀勢」を破っている。

実写映画版では数少ない技名が言及される技である。原作やアニメ版と異なり、宗次郎や蒼紫にはこの技を使わずに勝利し、最終決戦における決め手として使用した。実写版では二撃目が存在しない代わりに、文字通りの一撃必殺技として志々雄との最後の戦いで唯一彼に対して決定的なダメージを与え、さらに彼の愛刀・無限刃をへし折っている。

原作本編に登場しない技

飛天無限斬(ひてんむげんざん)

『戦国の三日月』に登場した比古清十郎が操る「飛天三剣流」奥義。一度に100人の敵を斬ることができ、その威力は大地を粉砕するほど。実際、この技を喰らった岩野宏先は全身が粉々になった。

雷龍閃(らいりゅうせん)

天草翔伍が、独自に編み出した技(正確には飛天御剣流の技ではない)。雷の閃光や月の明かりとともに剣気を放ち、この技を受けた者の視力を奪うことが出来る。

緋村剣心の来歴・活躍

「人斬り抜刀斎」編

比古清十郎との出会い

幼名は「心太(しんた)」。貧農の生まれであり、幼い頃に親をころり(コレラ)で亡くし、天涯孤独となったところを人買いに囚われる。その際、自身と境遇が同じ霞(かすみ)・茜(あかね)・桜(さくら)という女性たちと親しくなるが道中で山賊に襲われ、ただ一人生き残ったところを偶然通りかかった比古清十郎に救われる。村に身を寄せるようにと比古に助言をもらった心太だが、彼は村に向かわず一人で人買いや身売り人、さらには山賊の墓を立てる。比古も心太を気にかけており、様子を見に行ったところで彼と再会。比古が墓を立てた真意を尋ねると同じく人買いに連れられていた数人の女性を指して「命をかけても守らないといけないと思った」と答え、感銘を受けた比古清十郎に素養を見込まれ彼の取っておき(飛天御剣流)を伝授されることになる。その後比古のもとで、地獄のような修行の日々を過ごす。また、その際に名前が優しすぎて剣客にそぐわないという理由から「剣心」という名を与えられている。

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悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。

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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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