緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。
動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。

弥彦と宗次郎に放ったセリフ。宗次郎は剣心と志々雄のどちらが正しいか見極めるために剣心に挑むが敗北。宗次郎は「剣心の方が正しかった」と結論づけようとするが、剣心は「勝負に勝った方、つまり強い方が全て正しいというのは、それは志々雄の方が正しいということでござる」と宗次郎の考えを否定。さらに、「一度や二度の闘いで真実の答えは見出せない」と告げる。そして、その答えは自身の罪を償いながら自分の人生の中で見出すのだと諭す。また、志々雄一派との闘いの後、「十本刀」の処遇や佐渡島方治の自害を知った弥彦は「正しかったのは俺達だよな」と困惑する。その時にも同じセリフで弥彦を諭している。さらに「何が正しかったのかは後世に歴史が書き残す。自分達に出来るのはその中で正しいと思うことを信じて闘っていくことのみ」と告げる。それでも志々雄の「弱肉強食」の時代だけは決してあってはならないのだと剣心は厳しい表情を浮かべるのだった。「人斬りの償い」のために旅と闘いを続け様々な人の想いを背負っている剣心だからこそ説得力のあるセリフ。

「ただいまでござる」

剣心が京都から東京へ帰ってきた際の一言。皆を巻き込まないために独りきりで京都へ向かった剣心。「置いてきた仲間達は自分のことを恨んでいる」と京都への道中で罪悪感を感じていたが、仲間達は自分を恨まず、力になるために京都へ来てくれた。闘いを終え当然のように仲間達と共に再び東京へ帰ってきたことを不思議に思う剣心。薫はそんな剣心に「お帰りなさい」と手を差し伸べる。その光景に喜びを嚙みしめた剣心は「ただいまでござる」と告げ神谷道場へ帰ってくるのだった。今まで流浪人として流れてきた剣心が初めて帰る場所を得た名場面。

「覚えているでござるか。京都の戦いから道場に帰ってきた時拙者が『ただいま』といったこと。あの言葉を口にしたのは流浪人になってからは初めてでござった」

薫に向けて告げたセリフ。これから先も皆と一緒にいたいと望む薫。それに対し剣心は「いずれ皆それぞれの道を歩き、それぞれの道を生きていく」と別れではなく旅立つ時が来るのだと告げる。しかし、薫は「けど…私は剣心と一緒にずっと居たい」と秘めていた想いを告白する。薫は照れ隠しから誤魔化そうとするが、薫の気持ちを受け止めた剣心は彼女に「覚えているでござるか。京都の戦いから道場に帰ってきた時拙者が『ただいま』といったこと。あの言葉を口にしたのは流浪人になってからは初めてでござった」と遠回しながら自分の想いを伝える。薫の好意に対し剣心が真剣に返答した名場面。

「『剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!』それが拙者の見い出した答でござる!!」

縁との最終決戦で放ったセリフ。「人斬りの罪」を償うべく自害を迫る縁だが、剣心は命を投げ捨てることは償いにはならないと反論。絶望の中で剣心は己の中にある「この目に映る人々を全て守りたい」という原点に気づく。そして、罪と共に殺めた者達の想いを背負い生き、「不殺」の信念の下闘い続けていくと宣言。刀を振るうことが出来なくなる時まで必ず闘い抜くと誓い、皆の前で「『剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!』それが拙者の見い出した答でござる!!」と自身の見出した答えを告げる。それはある意味「死」よりも苦しい人生となるが、その場にいた仲間達は剣心なら必ずやり遂げると確信するのだった。物語のテーマでもある「人斬りの罪を償う答え」を剣心が見出した名場面。

緋村剣心の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

緋村剣心のモデルは河上彦斎(かわかみげんさい)

緋村剣心のモデルとなった人物は肥後藩(熊本県)の維新志士、河上彦斎(かわかみげんさい)。普段は礼儀正しい温和な人物であり人情に厚く家族を大切にしている人物だった。その一方で平気で人を斬る残忍性も併せ持ち「人斬り彦斎」や「ヒラクチ(蝮蛇)の彦斎」と呼ばれていた。小柄で中性的な容貌という特徴は剣心と共通するが、大変な危険人物であり、新しい刀を買えば切れ味を試すために友人に切りかかろうとしたり、酒席である横暴な幕吏の批判を黙って聞いていたと思ったら、急に出て行ってその人物を殺してきて飲み直したりと過激な行動も多い。なお、「ヒラクチ(蝮蛇)の彦斎」の由来は「彦斎に睨まれたら逃れられない」ということから。彦斎の扱う剣術は自己流でもっとも的確な方法として、右足を前に出してやや膝を曲げ。左足を膝が地面につくほど後ろに伸ばし右手で斬る「片手抜刀」をとっていた。

吉田松陰や勝海舟の師匠である思想家・佐久間象山を暗殺したことで有名だが、その理由は「西洋の馬の鞍を使い神聖な京都の街を歩いた」というとんでもない理由。だが、それ以外にどんな事件に関与していたのかは明らかになっておらず、謎多き人物である。また、尊王攘夷派であり排外主義的な攘夷論者だった。そのため、維新後は開国政策を打ち出した新政府と衝突。また、その「人斬り」の経歴から要人達に危険視される。そのため、過去の暗殺事件の関与が疑われ最終的には日本橋小伝馬町にて斬首された。これは新政府の方針に従わない彦斎を危険な反乱分子と見なされたための処刑と考えられている。

なお、彦斎はるろ剣世界にも存在はしているようで、『剣心皆伝 るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』における再筆にて登場。剣心と容姿と戦闘スタイルが似ているため、混同されてお互いにいい迷惑だと考えていて、いつか直接会って話を付ける気でいるという凄まじく物騒な設定になっている。

剣心の年齢は28歳

少年漫画の主人公でありながら、剣心の年齢は28歳(満年齢)。さらには結婚歴もあるという当時の少年漫画では異例の主人公だった。普通の来歴であれば30代以上は確実であり、実際に初期プロットでは30歳という設定だったが、編集者から「少年誌で30代の主人公はマズい」と意見が入り、ぎりぎり20代に収めたという裏話がある。このため、わずか14歳で暗殺者、15歳に結婚、妻との死別というに凄まじくハードな経歴を背負うことになった。比古も述べていたが、そんな多感な時期に殺人を繰り返せば精神的に不安定になるのも当然であり、このため人斬りと流浪人の間で揺れ動くという設定が説得力を持つようになった。また、当時の年齢は数え年(生まれた時点で1歳、以後は正月ごとに加齢)であったが、これに従うとやっぱり30歳になってしまうため、時代考証を無視して剣心だけ満年齢表記にするという苦しい方法で20代にしている。

実写版の緋村剣心を演じたのは佐藤健

『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』は人誅編までのすべてが実写化されている。主人公・緋村剣心役を務めたのは『仮面ライダー電王』や大河ドラマ『龍馬伝』に出演した佐藤健。映画の内容はほぼ原作通りだが、最初は剣心のトレードマークである赤い着物を着ておらず、浪人らしい風貌だった。後に薫からその着物を渡されるが、その着物には薫の父の形見であるという設定が加わっている。なお、佐藤健はスタント無しで壁を走ったり殺陣シーンを演じたりと原作の剣心さながらの運動神経を披露している。また、佐藤健は原作の「追憶編」にあたる『The Beggning』では「人斬り抜刀斎」を演じるために減量を行っている。そのストイックさ故か演じた当初は「どうして俺には涼風真世の声が出せないんだ!」と本気で悩んでいたらしい。

10年以上に渡り剣心を演じてきた佐藤健は剣心や作品に対する思い入れが深く「この作品は自分にとって特別で、仲間たちと共に歩んできた10年間は自分の俳優人生の中で最も大きな財産です。剣心との出会いが無ければ間違いなく今の自分はありません」とシリーズへの思いを語っている。

原作とかけ離れた内容の星霜編

正式タイトルは『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー 星霜編』。上巻と下巻に分かれており、上巻は薫視点で描かれる東京編から人誅編の薫が縁に攫われるまでの物語。下巻は剣心と縁の決着からその後の剣心のオリジナルストーリーという構成になっている。キャラクターデザインはテレビアニメ版と違いリアリティのあるデザインで時代劇風となっている。さらに内容もシリアスなものになっているため視聴者の間でも賛否が分かれる作品。

下巻のオリジナルストーリーの舞台は剣心が弥彦に元服祝いで逆刃刀を受け継がせた十数年後の明治二十六年。
本編最終回から十年以上後のストーリー。本編以後も、薫や剣路を想いながらも罪の意識から逃れられない彼は本当の意味で「自分の身命を賭して人生を完遂する」ために、既に飛天御剣流の反動や数々の戦いによる負荷でボロボロの身体で、各地を旅しながら医療所などで献身的な奉仕活動のようなことをひたすら続ける剣心なりの贖罪の生活を送っていた。家族のもとに帰れば笑顔でいるように努めていたようだが、薫はその笑顔の下にある、不毛と言える活動への疲弊や葛藤を見抜いて心を痛めていた。

息子・剣路に対しても深い愛情は持っているものの、剣路から見れば「最強の人斬りと言われた父親がろくに家にも帰らず、子供には理解しづらい理由で自分達を蔑ろにし、剣ももうまともに振るえない情けない男」と軽蔑されて家出される。更に、弱り切った身体で不衛生な環境に長く身を置いただろうその奉仕活動が原因で、身体が徐々に壊死するような不治の病(梅毒に似た症状)に侵されている。
そうした中で陸軍卿から日清戦争が起こることを知らされる。剣心は陸軍卿の依頼通りに軍師として赴くのではなく、戦地で困窮した人の助けとなるようにと病の身体を圧しての出立を決意。戦地へ赴く、そして病の身で航海に出る以上は今生の別れになる可能性も高かったので、こんな生き方しか出来ないことを薫に詫び、「生きて必ず帰る。その時には、自分の本当の名前、心太と呼んで欲しい」と約束を交わし海へ出る。

しかし、その航海の途中で海難事故に遭い、大陸には何とか漂着するも、疲弊しきった剣心は記憶も殆ど失ってしまった。自分が何者かすらあいまいな状態で海岸に茫然と座り込んでいたところを、噂を聞きつけたらしい、馬賊として身を立てた左之助の手で救出。左之助のことは辛うじて覚えているものの、頻繁に咳き込み自ら物を食べることすらままならない程に衰弱し、薫の名を朧気に呟く剣心に左之助は涙する。その後、左之助の献身で少し体力が戻った剣心は彼の協力で東京へ戻る船に乗りどうにか東京へ帰還。

歩くのも困難な状態ながら、出会った頃の薫の姿を想い出しながら、彼女の待つ家へひたすら歩き続け桜の咲き誇る道でようやく彼女に抱きとめられ、「ただいま」と一言告げて穏やかな顔で息絶える。
この時、恨みが消えない限り、決して消えないと言われた十字傷は剣心の頬から消えていた。薫はその時に剣心との約束通り「心太」と一言呟いている。

一方、家出した剣路は比古清十郎のもとで飛天御剣流を学ぶ。父を軽蔑する剣路が父と同じ飛天御剣流を学ぶ理由は「人の強さとは、真の強さとは何かを知りたかったから」ということから。その後、弥彦との決闘を通し剣心の強さを知り逆刃刀を授けられる。そして、彼の恋人来迎時千鶴に「俺達、幸せになろうな」と告げ共に歩き出すところで物語は締めくくられている。

このように原作とかけ離れたシリアスな内容のため、作者・和月伸宏もこの容赦ない内容に衝撃を受けているが、後に彼はアニメ化もゲーム化も小説化も実写映画も含めてパラレルだと語っており、正式な続編は2017年から連載が開始された北海道編となっている。

新作アニメが2023年に放送予定

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悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

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悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。

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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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