雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。
雪代巴の概要
雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』の追憶編に登場するヒロインであり、主人公緋村剣心(ひむら けんしん)の前妻である。剣心への人誅の首謀者である雪代縁(ゆきしろ えにし)の姉で、縁とは10才離れている。人誅とは天誅を自らの手で下すという意味で、縁が作った言葉である。縁が生まれて間もなく母親を亡くしており、巴が縁の母親代わりとなっていた。幼馴染の清里明良(きよさとあきら)と婚約し、それを機に清里は京都見廻組に入ったが、結婚を目の前にして殉死してしまう。清里を討ったのは、当時長州派維新志士として影の暗殺者を務めた剣心だった。
巴は清里の敵討ちのため、剣心に近づくが、剣心の内情や優しさを知り、人柄に惹かれていく。
剣心の左頬の十字傷、不殺(ころさず)の誓いのルーツに迫る追憶編において、中心人物である。
雪代巴のプロフィール・人物像
身長:161cm
体重:44kg
生年月日:1846年(弘化3年)9月生まれ 天秤座
血液型:AB
特技:家事
CV:岩男潤子
雪代巴は透き通るような白い肌に、漆黒の瞳、黒く長い髪を後ろで束ねている美女である。白い着物に紫色のストールを羽織っており、白梅香を好む。
一人で入った居酒屋で周りで飲んでいた男たちに色目を使われたり、京都の活動拠点にしていた小萩屋に居合わせた長州藩士達が巴を一目見て頬を赤らめるほど、容姿端麗である。
物静かな性格で、常に無表情である。巴自身も笑顔が苦手と語っている。剣心と京の外れの農村で暮らし始め、村の子供たちと遊んでいたが、巴がいつも無表情であることから子供たちからは楽しくないと言われており、表情が乏しいことにコンプレックスを抱いている。しかし、子供は好きであると語っている。
一方で、弟の縁を一人で育て上げており、小萩屋で住み込みで手伝いを始めた際も、そつなく仕事をこなしている。小萩屋で手伝いを始めた当初は剣心に対して、サバサバとした対応をしており、その時は剣心に対して無関心という態度であった。
新時代の人々のため、剣を振るうという剣心に対し、本当にそれは善行といえるかと問うなど、時に核心を突くような質問をしている。
剣心と出会う半年前に婚約者で京都見廻組の清里明良が殉死しており、彼を追って京都に来ていた。巴は誰かを恨まずにはいられなくなっていたと後に語っており、清里の殺した剣心への復讐のため、幕府側の暗殺組織である闇乃武(やみのぶ)と手を組んでいた。巴が闇乃武と交わした約束とは、剣心を懐柔して弱点を探ることである。しかし、闇乃武の真の狙いは、巴と剣心が結ばれることにより、巴自身を剣心の弱点に仕立て上げることであった。
巴は懐柔するつもりで剣心に近づいていたが、悲劇は巴も剣心を愛してしまったことにある。約半年間に及ぶ共同生活の中で、剣心が仕事として暗殺を働いたことを理解し、本来は優しい人物である剣心に次第に惹かれていったのである。最終的には剣心を死なせないために、自らの命を賭してでも闇乃武と対峙する意思を見せた。
しかし、視力・聴覚・触覚・直観を奪われた満身創痍の状態の剣心が、闇乃武リーダーの辰巳(たつみ)と闘っている最中に、巴が剣心の身代わりになろうと剣心と辰巳の間に入ったところ、剣心は意図せず巴もろとも斬りつけてしまった。巴は息絶え、剣心は悲しみの淵に立たされる。
この事件は、剣心にたとえどんな人物であろうと殺さない「不殺(ころさず)」を決心させた。その後も、明治維新に向けての戦いは続き、暗殺者から前線での遊撃剣士として起用される。そのころには頬に十字傷のある人斬り抜刀斎として、名が轟くようになっていた。
剣心の頬の十字傷は一つ目は清里につけられたもので、もう一つは巴が剣心に斬られた際に、巴が持っていた脇差で付けれられたものである。
巴が斬られた現場に居た縁はこのことを恨み、後に人誅を企てる。
縁にとっての巴は母のような存在であり、唯一の肉親である。狂気とも思えるほどに、巴に対する愛情や執着が強く、巴が清里と婚約した事実を知った時も怪訝な態度を取っていた。
雪代巴の来歴・活躍
婚約者・清里明良(きよさと あきら)の死
元治元年初頭、当時14才長州派志士であった剣心は、京都所司代重倉十兵衛(しげくら じゅうべえ)暗殺の命を受けた。京都を巡回していた重倉と他2名を発見し、剣心は仕事を遂行する。重倉ともう一人の見廻り組の石地(いしじ)をあっさりと一撃で仕留めたのち、残った清里明良と対峙する。清里は剣心の斬撃を数回防いだものの、実力差は歴然としており、最終的には斬られて倒れてしまう。この時に、剣心は頬に刀傷を1本入れられた。倒れた清里は、祝言を目の前に死にたくない旨を漏らしていたが、剣心の追いうちの一突きで、絶命した。
天才的な剣才をもつ剣心にとっては、珍しく刀傷を貰うことになり、事後処理をしようとしていた仲間の藩士に対し、清里は剣の腕前が凄い訳ではないが、生きようとする意志が凄まじかったと語っている。剣心は「来世で幸せになってくれ」と息絶えた清里に言い残しその場を去った。
その後、この清里は巴の婚約者であったことが巴の日記から判明した。この事件をきっかけに巴は父親と弟の縁と暮らしていた江戸から京都に向かい、剣心に報復するため闇乃武に手を貸すことになった。
緋村剣心(ひむら けんしん)との出会い
頬に傷を入れられた清里との戦い以来、剣心は酒をたしなむようになっており、仕事の後は居酒屋に行くことが常習化していた。剣心が吞んでいたところ、巴が一人で店に入って来て、冷酒を注文した。若い女性が夜に一人で呑みに来ることが珍しいのか、周りの客は色目を使っていた。そして、会津藩預かりの勤王志士を名乗る二人組が巴に絡みだし、周りから非難を受けながらも腰に携えた刀をちらつかせて一蹴する。その様子に見かねた剣心が二人を制止し、店から追い出した。剣心も直ぐに店から出ていった。
剣心を待ち伏せして斬りかかろうとしていた二人だったが、その後ろから現れた謎の刺客に斬り殺されてしまった。そこに現れた剣心だったが、その謎の刺客は剣心が緋村抜刀斎(ひむら ばっとうさい)であることを認識しており、幕府側の影の刺客。つまり立場は違えど剣心と同じく暗殺者であった。鎖鎌の鎌を刀に置き換えたような武器を使用しており、異質な刺客であることをすぐに認識したが、剣心は早々に鎖で身動きを封じられ、その刺客は塀の上から飛びもう一本の刀で斬りかかろうとした。剣心は咄嗟に鎖の先に付いた刀を手に取り、その刺客を斬り戦いに勝利した。周りには血飛沫が飛び散り、そこには巴が来ていた。巴の白い肌と着物が無数の血飛沫に汚された。
巴は絡んできた二人組から守ってくれたことのお礼をするために、店を出て剣心を探していた。巴はその旨を伝えたうえで、「よく惨劇の場を『血の雨が降る』と表しますけど……あなたは本当に血の雨を降らすのですね」と言うと、あまりの惨劇と鮮血を見て、その場で気絶してしまった。
剣心は倒れかかった巴を受け止め、そのまま抱えて下宿している小萩屋に連れ帰った。
当時の剣心は影の暗殺者であり、存在を知られてはならないため、その姿を見られた巴をそのまま帰すわけには行かなかった。少なくとも、しっかりと口止めをした上で帰す必要があったが、気絶してしまっている以上は連れ帰るしかなかった。
剣心を襲った影の刺客は後に闇乃武のメンバーであったことがわかった。
小萩屋の住み込み手伝い
剣心の戦いの場に現れ、鮮血を見て気絶した巴は剣心に抱えられ、京都の遠征拠点にしていた小萩屋に連れ込まれていた。しかし、その翌朝、巴は寝ていた部屋から姿を消しており剣心の肝を冷やしたが、小萩屋の女将さんの手伝いをしていた。剣心と同じくここに下宿していた長州藩の仲間からは、緋村が女を連れ込んだと冷やかされてしまう。しかし、剣心は巴に対して一つの疑念を抱いていた。長州派のトップである桂小五郎(かつら こごろう)から、この小萩屋の中に内通者がいると伝えられ、それが巴ではないかということである。だが数日経っても、巴に怪しい様子は見られなかった。
住み込み手伝いを始めた巴は、剣心に素っ気ない態度を取りながらも、剣心が答えに詰まるような質問を投げかけていく。敵側だからと言って誰構わず斬るわけではなく帯刀していれば斬ると言う剣心に対して、巴が刀を持ったら斬るのかという問いかけに剣心はうまく切り返せなかった。
巴が住み込みを続ける中、剣心は天誅の命を受け、確実に実行していく。そんな日々が続く最中、剣心が窓際でうたた寝していたため、巴が羽織を掛けようと近づくと剣心は反射的に刀を抜き、その瞬間、刃は巴の首元にあった。天誅を繰り返す剣心の命を狙う者は多く、この時剣心はいつでも命が狙われているという不安に苛まれていた。不用意に近づいてくる者に対しての反応が敏感になっているため、寝ていてもその集中力を切らせることが出来ないという状態であった。そのため、剣心は巴に小萩屋を出ていくように忠告するが、剣心の狂気を押さえる鞘になるとその忠告は受け入れなかった。
ここで、刀を持っていたら斬るのかという数日前の巴の問に、「どんなコトがあろうと君だけは絶対に斬ったりしない…」と答えるのであった。
京の外れの農村にて緋村剣心と共同生活
元治元年6月5日、池田屋事件が勃発した。池田屋事件とは尊王攘夷派の志士たちが池田屋にて密会していたところを新選組が強襲し、その場にいた志士たちは壊滅状態になったという事件である。池田屋事件をきっかけに長州藩は暴発し、京に進軍するが返り討ちにされる(禁門の変)。長州藩は維新派が壊滅状態となり、主導者の桂小五郎も失脚した。禁門の変により、京は町中が焼かれてしまい、小萩屋もその被害に遭ったため、剣心と巴は行き場をなくしてしまった。
しかし、桂小五郎が手を回し、京の外れにある農村にて剣心のための家を準備していた。桂小五郎は若夫婦の方がカムフラージュになることもあり、巴もその地についていくように進言した。巴も帰るところがないと言っており、この時には満更でもなさそうな様子の剣心は桂小五郎の進言を受け容れ、巴も一緒に来るように言った。また形だけではなく、実際に籍を入れることも提案する。剣心は元服と同時に巴と結婚することとなり、二人の共同生活が始まった。
剣心は薬を作り生計を立てており、巴と共に村の子供たちと遊びながら、平穏な日々を過ごしていた。一部の大人からは得体の知れない人物と言われながらも、剣心の作った薬は評判が良く、村人とも基本的には良好な関係を築いていた。薬屋に扮した長州維新派の連絡役の飯塚から時折、情報を得ていた。
そんな生活が5か月続いていた。巴は剣心のいない間は子供の遊びに付き合っていたが、子供からは巴が常に無表情のため楽しくないと評されている。巴は子供は好きだが、笑うのが苦手で、特に裏表ない子供の笑顔を見ると笑いにくいと言う。
剣心は幸せとはどのようなことか知らずに生きてきたが、巴との生活の中で幸せの形を見、噛みしめていた。
しかし、そのような日々は長く続かず、剣心にとって不穏な出来事が起こる。突如、巴の弟である縁が家まで訪ねてきたのである。この家に巴と剣心が暮らしていることを知っているのは桂小五郎と連絡係の飯塚だけのはずだったが、どこかから情報が漏れているのである。巴も突然訪れた縁に驚いている様子であったため、剣心は巴が教えたとも考えにくいと思った。
剣心が知るのはもう少し後になるのだが、ここで衝撃の事実が明らかになる。まず、長州藩の内部情報を闇乃武を始めとした幕府側に流していたのは連絡係の飯塚であった。
そして、巴も闇乃武に協力する形で剣心の暗殺のために、近づいていたのである。闇乃武からは剣心を懐柔して、一挙手一投足を観察して弱点を探るように命じられていた。巴がその協力に応じたのは、もともと京都見廻組の婚約者(清里明良)がいたが、剣心の天誅に遭い殺されてしまったためである。闇乃武としては剣心に恨みを持つ若い女性ということで、ハニートラップとして巴を起用した。闇乃武の辰巳は時期が来たら巴にとって信頼のおける連絡係をよこすと言っていた。巴はその連絡係が誰かを知らなかったが、その人物こそ縁であった。
縁を帰した巴はこれまで話さなかった、自身の過去について剣心に打ち明ける。巴が母親代わりとなり、縁を育てたこと。婚約者が京都見廻組に入って殉死してしまったことを話した。巴は彼を追いかけて江戸から京都に来ていた。そして、剣心の暗殺に協力しようとしていたことも打ち明けようとしたが、踏みとどまった。誰かを恨まずにいられず、影の組織に手を貸してしまったと剣心に話した。縁も巴を追いかけて、京都に来ており、巴の知らないところで闇乃武との協力関係になり、巴と闇乃武の連絡係になっていた。
緋村剣心と闇乃武の戦い~雪代巴の最期
縁が訪れた日の夜、巴は自身の生い立ちや弟の縁との関係、婚約者の死について打ち明けたが、剣心の暗殺に協力するために京都に来ていたことは打ち明けることができなかった。もともと殺そうとしていた相手である剣心を愛してしまったため、巴は剣心を死なせないことを決心する。一方で闇乃武は、剣心の暗殺計画を着々と進めており、その要となる役割を担っていたのが巴であった。それは剣心に近づいて弱点を探り、報告をするということであった。闇乃武はその報告を受けるため、縁を連絡係にして巴のもとに送っており、翌朝巴は闇乃武のアジトへ向かうのであった。
闇乃武のリーダーである辰巳から剣心の弱点を聞かれたため、巴は弱点を「寝込み」と答えた。しかし、これは真実とは異なり、以前に小萩屋で剣心が寝落ちしているところに巴が近づくと、剣心の刃は巴の首元にあり、剣心は寝ている間であっても隙がない。巴は闇乃武の剣心暗殺計画が失敗に終わるように働きかけるが、辰巳は巴の報告を嘘であることを見抜く。辰巳の真の狙いは、巴と剣心を愛し合う仲にさせて、巴自身を剣心の弱点に仕立て上げることであった。剣心を助けようと意気込んでいたところ、自らが弱みになってしまったことに責任を感じた巴は、持っていた脇差で辰巳に斬りかかったが、簡単に制止されてしまい、殴られて倒れてしまった。
剣心が朝目覚めると、隣に寝ていたはずの巴が姿を消しており、連絡係の縁が投げ込んだ手紙を読んで事態を把握した。その手紙の内容は闇乃武が巴をアジトに誘拐しており、巴を返す代わりに闇乃武との決闘に応じるように要求したものとみられる。剣心は鬼気迫る表情で自宅を後にし、闇乃武のアジトに向かった。闇乃武は剣心との決闘に備えアジトの周辺に「結界の森」と名付けた罠を張っていた。そこは、通常の森より磁場が異常に強く、剣客にとって必要不可欠な、直感を奪われる。闇乃武のメンバーはこの地で感覚を鍛えているため、直感を使えるという。闇乃武のメンバーは次々に特殊な武器等を使用して奇襲を仕掛けてくるが、剣心は一蹴する。実力は剣心に到底及ばない闇乃武のメンバーたちであったが、剣心に深手を負わせてさらに様々な罠を仕掛け、剣心の聴覚・視覚を奪った。
満身創痍の状態になった剣心だが、何とか手紙の主である辰巳のいるところまで辿り着いた。この時巴はアジトの小屋の中におり、辰巳に殴られて気を失っていたが、剣心と辰巳が話しているのに気付いた。辰巳は無敵流体術と呼ばれる格闘術で剣心に有効打を与えていく。剣心は、あらゆる感覚がない状態のため、辰巳に一太刀入れることはおろか辰巳の攻撃を避けれない状況にあった。勝機がないことを悟った剣心は捨て身で辰巳に斬りかかったところ、間に巴が入り、巴は斬られてしまった。辰巳も巴が入ってくることが予測できなかったため、同時に斬られ、剣心の斬撃を躱すことができなかった。巴は左手に脇差を持っており、剣心に加勢して辰巳に斬りかかろうとしていたとみられる。その脇差は剣心の頬の刀傷に交わる形で傷を入れた。剣心の頬の十字傷は皮肉にも元妻である巴と、巴の元婚約者である清里によって付けられたものであった。
巴はかつての婚約者を剣心の手で殺され、剣心の暗殺に加担した。しかし、巴自身が剣心を愛し、愛する人を二度と失いたくない思いから、身を挺して剣心を守ろうとした結果である。
雪代巴の関連人物・キャラクター
雪代縁(ゆきしろ えにし)
雪代縁は雪代巴の実弟である。年齢は10才離れており、縁が生まれて間もなく母親を亡くしているため、巴が母親代わりになり、縁の面倒を見ていた。そのため姉の巴に対しての愛着と執着が強い。巴は縁を思いこみが激しいところはあるが、かわいい弟と言っている。しかし、剣心に対しては、初めから敵対する態度であり嫌悪感すら示していた。
もともとの婚約者だった清里に嫁ぐことが決まった時も駄々をこねて巴を困らせていた。
巴は清里の殉職の知らせを受けるなり、単身京都に向かって、闇乃武から緋村抜刀斎の仕業であると知らされたうえで、剣心の暗殺に加担することになった。しかし、入れ違いで縁も単身京都に乗り込んでおり、巴の知らないところで同じく闇乃武と手を組んで、情報伝達係として協力関係になっていた。
縁は巴の復讐のためとなると何でもする覚悟があり、「抜刀斎を暗殺する計画がついに実行される」と巴に迫るが、巴としては何より、縁がこのような暗殺などに加担しまったことが残念でならなかった。巴の縁に対する思いは健やかに育ってくれることのみである。しかし、縁は姉の婚約者の命を奪い悲しませた張本人として剣心を見ているため、そのためには手段を選ばず、それが巴のためになると思いこんでいた。この時点で巴は剣心を暗殺することに対して消極的になっていた。
その後、巴が剣心を庇おうとする形で剣心に斬られてしまい、その現場に居合わせた縁は、さらに憎悪を膨らませ、剣心への復讐を誓うのであった。当時の縁は8才と幼く、剣心に復讐するだけの力がなかった。
鳥羽伏見の戦いで、剣心は縁の姿を見ており、髪の毛は全て白くなっていた。
その後明治維新、そして10年の月日が経過し、その間縁は上海に渡って力を蓄えていた。武器商人としても頭角を現し、幕末の剣心の人斬り仕事に対し私怨を持つ者を集めて着実に戦力を整えていた。その目的はただ一つ。剣心に「人誅」の裁きを下し、巴の無念を晴らすことだった。縁が実行しようとした「人誅」は、単に剣心を殺そうというものではなく、剣心の関係者にも危害を加え、縁自身が味わった最も大切な身内を失う苦しみを与えようとするものであった。
剣心と対峙する最中、縁は「お前の中の姉さんは笑っているか?」と尋ねており、縁の想像の中の巴が笑っているかどうかということに異常な拘りをもっている。
剣心に重傷を負わせた後に、剣心にとって最も大切な人物である神谷薫(かみやかおる)を手に掛けて、剣心を絶望に陥れることで、「人誅」を完成させた。
しかし、薫の死体は精巧につくられた偽装品であることが後に分かり、縁は薫を殺したわけではなかった。縁は武器の密売拠点にしている孤島に薫を拉致して、数日間薫と暮らしていた。その中で薫に対して手を上げようとすると、吐き気を催す描写が見られた。姉の巴が目の前で斬殺された記憶がフラッシュバックするため、同じような年ごろの女性に手を掛けようとするとそのような状態になり、殺せなかったのである。
剣心と再戦し、敗北を喫した縁は、警察隊に捕らえられる。その時に巴が綴った日記を薫から受け取った。日記から巴の真実を知った縁は警察から逃げ出し、京都にある巴の墓を訪れ、花を添えたのちに浮浪者の集う集落に腰を下ろした。
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贖罪のため、弱き人々を守るため不殺の剣を振るう伝説の人斬り緋村剣心の活躍を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)には、チャンバラ活劇としての魅力に溢れる数々の流派が登場する。 神速の古流剣術飛天御剣流。活人剣を掲げる神谷活心流。催眠術で相手の動きを封じる二階堂平法。調査、潜入、戦闘までをこなす御庭番忍術。少年漫画的なアレンジが加えられた一刀流。破壊の極意二重の極み。ここでは、『るろうに剣心』に登場した流派を紹介する。
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 相楽左之助」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 相楽左之助」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。剣心と左之助の過去が明かされるボリューミーな内容となっている。 剣心に退治された悪党が、仕返しのために名うての喧嘩屋“斬左”こと左之助に仕事を依頼。相手が維新志士と聞いて左之助がやる気になる一方、剣心はなぜ彼が維新志士を憎むのか分からず戸惑う。秘められた過去を背負い、左之助は剣心に真っ向勝負を挑む。
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。物語序盤の勝負ではあるが、人気キャラクターである蒼紫の最初の戦いとして高い知名度を誇る。 江戸城の守備を担っていた隠密御庭番衆は、維新の成立と共に戦うことなく敗者となる。その長である蒼紫は、部下たちと共に自分たちに見合う戦場を探し続けていた。伝説の人斬り緋村剣心と戦う機会を得た蒼紫は、我らこそ幕末最強との証明のため死力を尽くす。
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 般若」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 般若」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。般若の実力と狂気にも等しい忠誠心を描くことで、隠密御庭番衆の力を剣心と読者に知らしめるものとなった。 剣心が出会った女医の高荷恵は、悪徳商人の武田観柳に強要されて阿片作りに加担していた。囚われた恵を救うべく観柳の屋敷に乗り込んだ剣心の前に、隠密御庭番衆の般若が立ちはだかる。不可思議な伸腕の術と絶対の忠誠心を武器に、般若は剣心に襲い掛かる。
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。作品のテーマにも深く関わる人斬り同士の対決であり、剣心の心に苦いものを長く残す決着となったことでも知られる。 明治政府の高官の下に刃衛から斬奸状が送りつけられ、剣心はこの護衛を依頼される。やがて現れた刃衛は、剣心の正体に気付くと標的を彼に変更。剣心が世話になっている神谷道場の神谷薫を拉致し、彼の内に潜む人斬りとしての本性を暴こうとする。
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るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
明治時代を舞台に幕末の人斬り緋村剣心の生き様を描く時代劇漫画。宿敵志々雄誠との死闘を描いた「京都編」では、少年漫画の王道である「正義は勝つ」というセオリーに対し「勝負に勝った者が正義、というのは正しいのか」という疑問を読者に投げかけた。様々な信念を持って生きる魅力的なキャラクターたちが残した名言は少年漫画ならではの「かっこよさ」に留まらず「正義とは何か」を考えさせるものも多い。
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るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』とは、和月伸宏による和風バトルアクション漫画及びそれを原作としたアニメや実写映画などのメディアミックス作品。この記事では、『るろうに剣心』のアニメで使用された歴代オープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌を紹介する。当時アニメの主題歌といえばその内容に沿って作られたものが主流だったが、本作ではアニメの内容に関係なく流行のJポップが取り入れられ、その結果多くのヒット曲を生み出した。
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瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。
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斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。
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悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。
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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。
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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。
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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。
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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。
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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。
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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。
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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。
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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。
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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。
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緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。 動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。
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目次 - Contents
- 雪代巴の概要
- 雪代巴のプロフィール・人物像
- 雪代巴の来歴・活躍
- 婚約者・清里明良(きよさと あきら)の死
- 緋村剣心(ひむら けんしん)との出会い
- 小萩屋の住み込み手伝い
- 京の外れの農村にて緋村剣心と共同生活
- 緋村剣心と闇乃武の戦い~雪代巴の最期
- 雪代巴の関連人物・キャラクター
- 雪代縁(ゆきしろ えにし)
- 緋村剣心(ひむら けんしん)
- 清里明良(きよさと あきら)
- オイボレ
- 雪代巴の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あなたは本当に血の雨を降らすのですね…」
- 「このままずっと 人を殺め続けるつもりですか?」
- 「これで良いんです…だから泣かないでくださいな…」
- 雪代巴の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 綾波レイを意識して制作された雪代巴の人物像
- 雪代巴の実写版を演じたのは有村架純
- オイボレの簪