石動雷十太(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。
次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

石動雷十太(るろうに剣心)の概要

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」(しんこりゅう)の隆盛を目論む剣豪。
次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによって構成される真古流という徒党を結成。実戦における剣術の再興を目論む。

刀剣商の塚山由左衛門(つかやま ゆざえもん)に目をつけ、彼をパトロンにしようと「自ら雇ったならず者たちに由左衛門を襲わせ、これを撃退して信用を得る」という形で近づいて信用を得る。この時一緒にいた由左衛門の息子である塚山由太郎(つかやま ゆたろう)に心酔され、勝手に“一番弟子”を名乗られることとなり、由左衛門の歓心を買うために側役を任せる。
「実戦剣術こそ剣術の神髄、竹刀剣術など邪道」との考えから東京の剣術道場を次々と襲撃する中、主人公の緋村剣心(ひむら けんしん)と邂逅。自身の理想を受け入れない彼を排除しようと試みる。

石動雷十太(るろうに剣心)のプロフィール・人物像

身長:190cm
体重:90kg
生誕日:1850年(嘉永3年)5月
出身:静岡
星座:牡牛座
血液型:B
好きな食べ物:山葵

CV:大林隆介(旧アニメ版)/三宅健太(新アニメ版)/小村哲生(ゲーム版)

“実戦で振るわれた古流剣術こそ真の剣術”という思想を掲げ、自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士。剣術を憂う気持ちは本物であり、その志に賛同した何人もの剣士を従えている。
しかし言動のわりに中身は小物で、“実戦”を謳いながら一度も人を殺めたことがない。その本質を見切った剣心からは完全に見下され、それ以外にも別の人物から「愚物」と吐き捨てられている。

一番弟子を自称する由太郎からは尊敬されているが、雷十太の側は「パトロンの息子だから近くをチョロチョロしても文句を言わないでおいた」程度の認識しかなく、稽古をつけてやったことも一度も無い。
アニメ版では基本的な設定はそのままにスケールの大きな人物に変更されており、陸軍の一部と結託して反乱を起こそうと企てていた。

石動雷十太(るろうに剣心)の装備・能力

飯綱(いづな)

雷十太が見つけた古流剣術の秘伝書に記されていた秘技。「真空の刃を利用することで剣の斬撃力を増大する」というもので、竹刀で放った際にも道場の床板を造作も無く切り裂いた。しかし「斬撃のモーションが大きくなる」という弱点があり、剣心にはほとんど当てることができなかった。

纏飯綱(まといいずな)

手にした刀そのものに真空の刃をまとわせて相手に斬りつける技。剣心の見立てによれば、本物の刀で放てば金剛石(ダイヤモンド)でも真っ二つにするすさまじい切れ味を誇る。
刀自体にもかなりの負担がかかるらしく、竹刀で放った際には得物がボロボロになっていた。

飛飯綱(とびいずな)

刀を振り切るモーションと共に、不可視の真空の刃を飛ばす技。威力そのものは纏飯綱に劣るが、それでもまともに当たれば人体を容易に切り裂くほどの切れ味を誇り、奇襲としても牽制としても十分な効果がある。

竜巻

アニメ版で使用した技。飛飯綱を応用して竜巻を作り出し、敵をまとめて吹き飛ばす。

石動雷十太(るろうに剣心)の来歴・活躍

古流剣術との出会い

今でいう静岡県に生まれ、剣術の道を志す。10代の多感な時期に明治維新を経験し、そこで西欧からやってきた数々の新兵器の存在を知り、「このままでは剣術は存在意義を失い、消滅してしまうのではないか」との危惧を抱く。
やがて“西欧の新兵器にも負けない剣術”を求めるようになり、様々な文献を調べる中でとある古流剣術の秘伝書に記されていた「飯綱」という技を知る。これこそ自分が求めていたものだと確信し、10年の年月をかけてこの技を修得する。

「自分は剣士として十分な力を得た」と感じた雷十太は、“実戦で使われた古流剣術こそ真の剣術”だとして真古流を立ち上げる。これは雷十太を師とする剣術流派ではなく、志を同じくする猛者たちによる同盟なようなものだった。
剣術の未来を憂う者は少なくなく、雷十太の下には明治を生きる剣士たちが集まっていく。

塚山親子への接触

真古流が今後も活動していくにはパトロンが必要だと考えた雷十太は、欧米の好事家相手に刀剣を売って財を成した塚山由左衛門(つかやま ゆざえもん)という男に目をつける。金で雇ったならず者に彼の乗った馬車を襲わせ、自分がここに駆け付けて助けることで、首尾よく由左衛門の信用を得る。
この時、由左衛門の息子の塚山由太郎(つかやま ゆたろう)も馬車に乗り合わせていた。侍でありながら主君でもない者にペコペコと頭を下げる父親を毛嫌いしていた由太郎は、雷十太の強さに魅せられ、彼に心酔するようになる。

由左衛門は武士の出ながら商売で成功していたが、“侍の魂”たる刀を外国人に売り渡すことに内心では苦痛を感じていた。真古流の掲げる「本物の剣術の再興」に己が捨ててしまった“侍の理想の姿”を垣間見た由左衛門は、息子が雷十太を慕うようになったこともあり、「あの男の全てを信用することはできない」とは思いつつもパトロンになることを快諾する。

伝説の人斬りとの邂逅

パトロンを得た雷十太は、勝手についてくる由太郎と共に東京の竹刀剣術の道場を次々と襲撃し、師範代を叩きのめしては看板を奪う行為を続ける。「実戦こそ剣術の真の姿であり、竹刀剣術などは紛い物である」というのがその主張だった。
そんなある日、前川宮内(まえかわ みやうち)という男の道場で、たまたま付き合いで顔を出していた緋村剣心(ひむら けんしん)と出会う。成り行きで剣心と戦うことになった雷十太は、彼の底知れない実力を感じ取り、飯綱さえも回避されたことで「ただ者ではない」と警戒。真古流の同志にすることも考え、いったん引き上げる。

実は剣心は、幕末の京都で「伝説の人斬り」として恐れられた緋村抜刀斎(ひむら ばっとうさい)その人であり、古流剣術飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の使い手だった。実際に何人もの人を斬り殺してきた剣心は、雷十太の剣術の未来を憂う想いには共感するも、「真古流の目指す先が“殺人剣の肯定”なら願い下げだ」として彼の誘いを断る。
その後雷十太は、「あれほどの剣士に真っ向から否定されては真古流の理念が揺らぐ、同志にならないなら消すしかない」と判断して、真古流の中でも特に腕の立つ4人の剣士たちに剣心を襲わせる。しかし剣心はこれを傷1つ追うことなく返り討ちにし、雷十太本人が出向く以外にない状況となった。

暴かれた本性

この頃、同年代の少年剣士明神弥彦(みょうじん やひこ)に「いつでも相手をしてやる」と挑発されたことがきっかけで、由太郎は剣心が逗留している神谷道場に出入りするようになっていた。次第に竹刀剣術にも夢中になっていく由太郎だが、雷十太は剣心たちが彼を塚山家に送ろうとしている最中に襲撃を仕掛ける。纏飯綱では剣心を捉え切れないと判断して切り札の飛飯綱を放ち、ようやく彼に手傷を負わせるも流れ弾が由太郎の腕に命中する。
この傷が原因で由太郎は満足に剣を握れない状態となってしまい、激怒した剣心は本気を出し始める。その言動から雷十太が「実戦を謳いながら人を斬り殺したことがない」ことを見抜き、左腕一本から放たれる技で彼を一蹴する。

「剣士としては今の弥彦にも劣る」と剣心に断じられた雷十太は、自身の理想を全否定されてその場に崩れ落ちる。剣心は「この男はもはや剣客としての再起は不可能」と判断し、雷十太にトドメを刺したり警察に突き出したりするようなことはせず放置する。
雷十太はこれ以降物語に登場せず、その後の動向は不明。新アニメ版では「技はすさまじいものだった。“人を殺さなかった”ことが救いなのだと気付いてほしい」という剣心からのフォローと、「人さえ斬れば剣心と同じ境地に立てると足掻くも結局果たせず、己の剣士としての限界を悟って泣き崩れる雷十太」というシーンが追加され、彼の再起と更生に含みを持たせる終わり方を迎えた。

石動雷十太(るろうに剣心)の関連人物・キャラクター

緋村剣心(ひむら けんしん)

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明神弥彦(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

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明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

志々雄真実(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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武田観柳(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

武田観柳(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚沼宇水(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

四乃森蒼紫(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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高荷恵(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

高荷恵(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

高荷恵(たかに めぐみ)とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物であり、会津出身の美人女医である。悪徳商人の武田観柳に命じられアヘンの精製・密造を行っていた。その後、本作の主人公・緋村剣心に助けられ、剣心たちの仲間となる。戦闘へは参加しないが、その医療技術で剣心たちの怪我を治療をしたり、客観的な立場からアドバイスを送るなど裏方的な立ち回りが多い。恵は自分を助けてくれた剣心に恋心を抱いていたが、同じ剣士という立場から彼を支えていた神谷薫には勝てないことを悟り自ら身を引いた。

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沢下条張(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

沢下条張(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

沢下条張(さわげじょう ちょう)とは『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』やその続編『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の登場人物で、志々雄真実の精鋭部隊である十本刀の一員。二つ名は「刀狩りの張」であり、戦いを好み名のある名刀をコレクションしている。剣客としての技量も確かで、自慢の名刀を次々に持ち替え敵を翻弄する変幻自在の戦術を得手とする。残忍な性格ではあるが仲間思いな一面もあり、同じ十本刀の同士には職の斡旋なども行った。志々雄亡きあとは警察の密偵として様々な場面で登場する。

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