緋村剣心(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。
動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。

剣心のかつての妻。当初は許嫁を剣心に殺された恨みから接近していたが、彼と過ごし本心に触れていくにつれ徐々に惹かれていき妻となる。最期は剣心を守るために敵諸共斬殺。彼女の死は剣心に深い傷を残した。

剣心がまだ「人斬り抜刀斎」と呼ばれていた頃の妻。1846年9月生まれ。長い黒髪に透き通るような白い肌を持つ美人。反面、無口で無表情で考えが読みにくく笑うのが苦手。子供好きで近所の子供達とよく遊んでいたが、その無表情さから怖がられてしまっていた。毎日日記をつける習慣がある。白梅香という香水を使っており、その香りはある種彼女を象徴している。

剣心が京都所司代とその従者を暗殺してから数日後のある晩、酒屋でごろつきに絡まれているところを、たまたま居合わせた剣心に助けられる。そのお礼をしようと後を追いかけたところ、剣心が人を斬っている現場を目撃してしまう。もともと呑めない酒を呑んでいたことに加え、大量の血を見てしまったショックでその場に倒れてしまい、剣心に保護される。その翌日、剣心に「見たことすべて忘れると誓って、さっさと立ち去れ」と告げられるが巴はもともと帰る場所も無かったため宿に居着いてしまう。剣心は「刀を持たない人は、たとえ敵であっても斬らない」と決めていたため目撃者であっても巴には手を出さなかっったが、巴から「では私が刀を手にしたら、あなたは私を斬りますか?」と問い、剣心はこの問いに即答できなかった。しかし、当時の剣心の精神状態は不安定で、うたた寝している剣心に毛布をかけようとした際、寝込みを襲ってきた刺客と勘違いされ刃を向けられる。それでも巴は「あなたには鞘になる人が必要だから」と剣心の傍にいることを決意。その言葉を聞いた剣心は「巴だけは何があっても絶対に斬らない」という答えを出し、この頃から半ば恋人同士となる。

その後、身を隠すために剣心と結婚し滋賀の里山にある家屋で暮らすようになりささやかながら幸せな日々を送る。しかし、弟の縁が訪れ状況は一転。偶然酒屋に居合わせた風を装っていたが、実は巴は抜刀斎を倒すために遣わされた幕府方の間者だった。というのも、巴には清里明良という許婚がいたが、祝言間際で暗殺されてしまう。実は、清里を暗殺したのは剣心であり巴は剣心への復讐のために彼に接近していたのだ。しかし、剣心と過ごす内に剣心が本来人を斬ることを望まない人柄であると知り、いつしか彼を愛するようになってしまった。巴は清里を暗殺したのが剣心であることは伏せつつも自分の身の上と心情を吐露し涙する。剣心は巴が動乱で失った幸せを守り抜いて見せると告げ、初めて巴は剣心に笑顔を見せる。そして、最愛の人を守るために巴は仲間である「闇乃武」に剣心の弱点は「寝込み」であると虚偽の報告をする。だが、嘘を見抜かれた上に剣心の弱点となってしまった巴は剣心をおびき寄せる餌に使われてしまう。

その後駆け付けた剣心は圧倒的な強さで刺客を倒していくが、辰巳のもとへたどり着いた時には満身創痍で五感がほとんど機能せず、まともに戦っても勝てる状態ではなかった。ちょうど二人が戦っている時に目を覚ました巴は、自分のために戦う抜刀斎の姿を見て、彼の命を守る為に身を投げ出し、自分ごと辰巳を斬らせる。剣心はこの時、白梅香の香りで巴を斬ってしまったと気づく。「どうしてこんなことに……」と涙する剣心に抱かれ、巴は「これで良かったんです……だから泣かないでください……」と微笑みかけ、剣心の腕の中で息を引き取った。なお、この時彼女が持っていた短刀が剣心の左頬に傷をつけ十字傷となった。

この一件があってから、剣心は流浪人時代に京都だけは訪れなくなる。しかし、志々雄一派との対決を終え、自身の気持ちに整理がついた後、巴の墓参りに訪れる。その後、縁との再会を機に巴の幻を見るようになるが、微笑ってくれない彼女の幻を見て剣心は精神的に疲弊していく。しかし、剣心が「人斬りの罪を償う答え」を見出した後、剣心の夢の中に現れ再び彼に微笑いかける。そして、縁のことを託し「あなたの笑顔を待ち望んでいる人(薫)が待っていますから早く迎えに行ってあげてください」と一番の笑顔を見せる。剣心が巴の幻を見るのはこれが最後だった。

なお、剣心は縁との決着がついた後に薫と共に巴の墓を訪れ「ありがとう」「済まない」「さようなら」と心の中で告げている。

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雪代 縁(ゆきしろ えにし)

巴の弟。剣心の義弟にあたる。姉を殺害された恨みから「人誅」計画を実行し剣心を生き地獄に突き落とす。

剣心が「人斬り抜刀斎」だった頃の妻・雪代巴の実弟で、剣心の義弟にあたる。外見は毛先の跳ねた白髪と丸い色眼鏡が特徴。容姿だけなら端正な美青年と言及されている。剣心が巴の許嫁を暗殺したことも知っており、巴と共に「闇乃武」に所属し剣心への復讐を目論む。しかし、巴はいつしか剣心を愛するようになっており「闇乃武」から剣心を守ると決意。「闇乃武」との闘いで剣心を庇い頭領ごと斬殺されてしまうが、縁はその現場を目撃し姿を眩ます。剣心が最後に縁を見たのは「鳥羽・伏見の戦い」の時で、その頃は姉を失ったショックから姉とお揃いだった黒い髪は白くなっていた。以後、日本に嫌気がさしたことと、復讐するための力を得るため上海に渡る。

幕末以上の混乱の渦中にあった上海で子供一人で生きていくことは不可能に近く、泥水を啜り死肉を喰らいながら生き抜こうとするも一年も経たず死にかける。野垂れ死にそうになっていたところを運良く現地にいた日本人の商人一家に助けられる。しかし、回復した縁はその一家を皆殺しにして金品を奪い取るという凶行に及んだ。こっそり盗んで逃げれば良いし確実に成功するであろう立場なのにも拘わらずわざわざ皆殺しにした理由は「幸せそうなのが癪に障る」という酷く身勝手なものだった。後に一家から奪った金品と倭刀術の資料から経済力と戦闘力を高め、当時世界最新鋭だった兵器を備え戦艦の艦隊編成すら可能とする強大な上海闇武器マフィアのボスに登り詰める。それと同時に彼の脳は消えることのない剣心への憎しみを糧に、24時間365日狂ったように覚醒状態を維持し続け、毎日少しずつ、その神経を研ぎ澄ましていき「狂経脈」と呼ばれる能力を身につける。

十年後、久しぶりに日本へ帰国した縁は剣心との間に因縁を持つ「六人の同志」を結集。組織の技術と財力を駆使して彼らをバックアップし、剣心に関わる東京の人々を次々に襲う「人誅」を決行。さらに剣心と十年ぶりに直接対面し、宣戦布告と同時に巴の死に関する怒りをぶつけ、彼を精神的に追い込んでいった。

そして、宣戦布告通り「六人の同志」を率いて神谷道場を襲撃。剣心との私闘では「志々雄には遠く及ばない」と評されながらも倭刀術を駆使し、剣心の飛天御剣流と互角以上に渡り合う。だが、剣心には「巴を殺してしまった」という罪の意識があり、縁には「復讐をする」といういわば罰の意識があったため、剣心は無意識のうちに全力を出せずにいた。そして、志々雄すら倒した「天翔龍閃」を打ち破り剣心を追い詰める。しかし、縁の「人誅」の真の目的とは「剣心ではなく薫を殺害し、剣心に自分と同じ苦しみを味わわせ生き地獄に突き落とす」というおぞましいものだった。縁の目的を見抜いた剣心は激怒し怒涛の反撃で縁を追い詰めるが、同志の一員が剣心に襲い掛かり追撃を振り切る。その後、剣心が目にしたのは頬に自分と同じ十字傷を入れられ倭刀を胸に突き刺された薫の亡骸であった。縁の目論見通り再び大事な人を守れなかった剣心の精神は崩壊。刀を封印し廃人と化してしまう。だが、この薫の遺体は部下に命じて作らせた「屍人形」であり、姉が殺されたトラウマから若い女性を殺せなくなった縁は密かに薫を拉致。自身のアジトのある弧島の屋敷に軟禁する。あとは剣心が絶望の中野垂れ死ぬのを待とうとする縁だったが、深層心理で「人誅」が間違っている行為だと気づいており、彼の中にいる巴は微笑わなくなってしまう。

その後「人斬りの罪を償う答え」を見出した剣心は縁と決着をつけるべくアジトの孤島で再戦。縁は「人誅」時には「剣心を戦闘不能にする」という不殺のハンデを背負っていたが、再戦時にはそのハンデはなくありとあらゆる負の感情をもって剣心を圧倒。飛天御剣流をすべて返り討ちにし完封。そして「人斬りの罪は死ぬことによって償われる」と剣心に自害を迫る。その時、剣心は自身が見出した「答え」を語り縁の要求を拒否。さらに、彼の中にいる巴が今微笑っているのかと問いかける。その問いかけに激怒した縁は奥の手「狂経脈」を発動。極限まで高めた反射神経・運動神経で剣心の「速さ」を上回る。だが、追い詰められた剣心の「龍鳴閃」によって聴覚を通し三半規管を麻痺させられ平衡感覚を失う。麻痺した器官を潰すことで戦闘を続行する縁だが、剣心にもう攻撃は当たらないと諭される。縁は「守りなど無い!守る必要なども無い!!俺が唯一守りたかったものは既に貴様に…貴様に奪い取られている!!!」と憎悪を頼りに剣心との決着をつけようする。勝負は奥義対決となり、一度「天翔龍閃」を破った縁だが、二度目の対決では剣心の迷いのない踏み込みで別次元の威力となった奥義が繰り出される。辛うじて踏み止まって精神的に巴に縋り付く縁だったが、彼が幻視したのはこの期に及んで身勝手な復讐を止めようとしない弟を哀しげに見下ろす姉の姿だった。この迷いに加えて「龍鳴閃」により弱体化していたこともあり、倭刀を折られて敗れてしまった。

それでも立ち上がる縁だが、自身の部下・黒星が逆上し剣心と薫に発砲した際、巴のことを反射的に思い出し薫を守る。怒りに身を任せ黒星を殺害しようとした縁だが、剣心に「このまま続けていれば、永遠に巴の笑顔を失ってしまう」と諭される。さらに、薫を守ってくれた礼を述べられ戦意喪失。剣心から礼を言われたことで自分が本当に守りたかった人のことを思い出し、その場に泣き崩れたのであった。その後、縁は警察に拘束されるが、連行される直前に薫から巴の本心が綴られた日記を手渡される。その日記を読んだかどうかは定かではないが、彼は護送の船から姿を消し、行方を晦ましてし安否不明となる。剣心は縁がどこかで生きていると確信しているが、彼が巴の笑顔を取り戻すためには自分と同様「人殺しの罪を償う答え」を見出し、彼自身が笑えるようにならないといけないと推測。だが、縁の中の巴はずっと見守っていると考えるのだった。

それから少し後、狂気も気力も抜け落ちた縁は京都の落人群で剣心同様に座り込んでいた。その手には巴の日記が握られており、お互いはっきりと気づいていないが、動乱で離ればなれになった父親と再会している。

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新井 赤空(あらい しゃっくう)

幕末の刀工。「流浪人」となる剣心に対し逆刃刀を贈っている。

幕末に活躍した刀工。維新志士達の依頼で「斬れる刀」でなく「殺せる刀」を追求し、従来の刀の型に捕らわれない様々な形の「奇剣」を開発していた。剣客の間にも名が通っており、「人斬り抜刀斎」時代の緋村剣心とも面識があり、剣心の愛刀である逆刃刀は新井赤空が彼に贈ったもの。生前は「俺が作った刀が時代を作る」という信念を掲げ刀を作り続けていたが、あまりにも殺傷力の高い刀ばかりを作っていたため、剣心と同じように自分の理想と現実の落差に葛藤を抱え続けていた様子。また、息子である青空は赤空が「殺人奇剣」を作った側面しか知らず「人を殺しておいて何が時代を作るだ」と非難されることになった。しかし、本人もそういった非難を受けながら刀を打つことは止めなかった辺り彼の職人気質が窺える。

「鳥羽・伏見の戦い」の後、維新志士を抜ける剣心を見送っており「これから人を斬る事なく新時代に生きる人達を守れる道を探すつもりです」という剣心の発言を甘い戯言と評するが、そんな剣心への餞別として逆刃刀を贈る。その際「そんな道あるなら是非俺にもお教え願いたいモンだな」と彼も剣心と同じ道を模索していたような発言をしている。そして、この刀が折れた時でもまた甘い戯言を言い続けられるなら自身を訪ねて京都へ来るようにと告げる。実はこの時、赤空は逆刃刀を御神刀として「影打」と「真打」の両方を製作。「真打」を白山神社の本殿に奉納し、「影打」を剣心に渡していた。その後、赤空は明治三年頃に死去。剣心との再会は叶わなかったが、赤空の息子・青空を通し「真打」は剣心の手に渡っている。

「真打」には刀茎に「我を斬り 刀鍛えて 幾星霜 子に恨まれんとも 孫の世のため」という赤空の辞世の句が刻まれており、「真打」が赤空の作った最後の刀となっている。多くの人を殺める凶器を作り信念と現実の矛盾に人知れず傷つき走り続けてきた自分が神社の御神刀を作ることになった時、何か思うものがあったのかもしれない。剣心に「影打」を託す際に言った、「剣に生き、剣にくたばるのがお前の生きる道だろう」と言うのは自分自身にも向けた言葉だったのだろう。赤空の真意を知った剣心は「俺はまだ、あなたと同じく甘い戯言に賭けてみたい」と刀を譲り受け、以降本編最後まで剣心の愛刀として振るわれ続けた。

緋村 剣路(ひむら けんじ)

剣心と薫の息子。最終話以降は北海道編やOVA「星霜編」にて登場している。

緋村剣心と神谷薫の息子。1880年8月生まれ。名前の由来は剣心の「剣」と薫の父である越路郎の「路」から。最終回(1882年)に幼児姿で登場。屋根に上って降りられず泣いていたところを弥彦に助けてもらっている。容姿は剣心似だが、母ちゃんっ子で父親嫌い。最終話では剣心に抱っこされいてた時に怒りながら彼の髪を引っ張っている。後に明神心弥(弥彦の息子)と逆刃刀の継承をめぐつて争う運命にある。
原作では幼少期の姿しか描かれていないが、作者曰く「斎藤一以上にひねくれた上に、志々雄真実以上に自己中心的」な性格になるらしい。そのため、OVA「星霜編」では、父・剣心を「ろくに帰ってこず頼りにならない父親」として軽蔑し家出。真の強さを知るべく比古清十郎のもとで修行する。両親の血筋から怖ろしいほどの剣才の持ち主で話を聞いただけで飛天御剣流の技をいくつか再現でき、神谷活心流も扱える。その後、弥彦と決闘を通し父の強さを知り彼から逆刃刀を託される。

緋村剣心の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「剣は凶器、剣術は殺人術。どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実」

剣心が薫を助けに来た際、比留間兄弟は剣心に薫同様「活人剣」という甘い戯れ言をほざくのかと問う。その問いに対し剣心は「剣は凶器、剣術は殺人術。どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実」と答える。彼女の流派・神谷活心流は人を活かす「活人剣」を掲げていたが、剣術を殺人術として扱ってきた剣心にとっては「甘っちょろい戯れ言」だった。しかし剣心はこのセリフの後に「けれども拙者は、そんな真実よりも、薫殿の言う甘っちょろい戯れ言の方が好きでござるよ」と続けている。幕末時に何度も剣を振るい、多くの人の命を奪ってきた剣心だからこそ、薫の信じる理想を彼もまた信じたかったのだろうとわかる。剣心の本心と過去を垣間見ることのできる名セリフ。

「剣一本でも、この瞳に止まる人々くらいなら、なんとか守れるでござるよ」

かつて一緒に戦ってきた長州派維新志士・山形有朋に向けて放ったセリフ。剣心が横暴な警官隊を返り討ちにした際、騒ぎを聞きつけた有朋が現場に駆け付ける。多くの維新志士達が剣心の帰参を待っていると、剣心を陸軍要職につくように勧誘するが、剣心は「人斬り働きで栄職につく気は毛頭無いんですよ」と彼の誘いを断る。そして「官憲の栄職や権力を守るためでなく人が幸せになれる世を創り守るため剣を取って戦ったことを忘れたら維新志士(我々)はただの成り上がり者ですよ」と告げる。しかし有朋は、時代は変わり剣一本ではもはや何もできないのだと剣心を諭す。しかし剣心は有朋に対し「剣一本でも、この瞳に止まる人々くらいなら、なんとか守れるでござるよ」と告げるのだった。今は自分にとって大切な人のために力を使いたいという彼の心情を表した発言。

「俺が殺すと言った以上、お前の死は絶対だ」

暗殺者・鵜堂刃衛との決闘の際に放ったセリフ。「影技 憑鬼の術」で自身の潜在能力を引き出した刃衛に対し剣心は「俺が殺すと言った以上、お前の死は絶対だ」と宣言する。強敵との闘いと神谷薫が人質に取られた極限状態で、剣心は自身の中に封印していた「人斬り抜刀斎」に立ち戻りかける。目つきは鋭くなり、一人称は「拙者」から「俺」に変わり、言葉遣いも優しい口調から一変。奥義を使う鵜堂に対し、どんな技を使ってもお前の死は絶対だと「抜刀術」の構えを取る。「抜刀斎」の名は伊達ではないという剣心の絶対的自身と「人斬り抜刀斎」時代の剣心の様子が窺えるセリフ。なおこの際、本当に鵜堂を殺しかけるが薫の必死の呼びかけで「人斬り抜刀斎」から剣心に戻っている。

「今までありがとう。そして…さようなら。拙者は流浪人。また…流れるでござるよ」

asai
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 相楽左之助」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「緋村剣心 vs. 相楽左之助」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。剣心と左之助の過去が明かされるボリューミーな内容となっている。 剣心に退治された悪党が、仕返しのために名うての喧嘩屋“斬左”こと左之助に仕事を依頼。相手が維新志士と聞いて左之助がやる気になる一方、剣心はなぜ彼が維新志士を憎むのか分からず戸惑う。秘められた過去を背負い、左之助は剣心に真っ向勝負を挑む。

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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」戦のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。作品のテーマにも深く関わる人斬り同士の対決であり、剣心の心に苦いものを長く残す決着となったことでも知られる。 明治政府の高官の下に刃衛から斬奸状が送りつけられ、剣心はこの護衛を依頼される。やがて現れた刃衛は、剣心の正体に気付くと標的を彼に変更。剣心が世話になっている神谷道場の神谷薫を拉致し、彼の内に潜む人斬りとしての本性を暴こうとする。

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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 般若」戦のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 般若」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「緋村剣心 vs. 般若」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。般若の実力と狂気にも等しい忠誠心を描くことで、隠密御庭番衆の力を剣心と読者に知らしめるものとなった。 剣心が出会った女医の高荷恵は、悪徳商人の武田観柳に強要されて阿片作りに加担していた。囚われた恵を救うべく観柳の屋敷に乗り込んだ剣心の前に、隠密御庭番衆の般若が立ちはだかる。不可思議な伸腕の術と絶対の忠誠心を武器に、般若は剣心に襲い掛かる。

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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」戦のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。物語序盤の勝負ではあるが、人気キャラクターである蒼紫の最初の戦いとして高い知名度を誇る。 江戸城の守備を担っていた隠密御庭番衆は、維新の成立と共に戦うことなく敗者となる。その長である蒼紫は、部下たちと共に自分たちに見合う戦場を探し続けていた。伝説の人斬り緋村剣心と戦う機会を得た蒼紫は、我らこそ幕末最強との証明のため死力を尽くす。

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るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

明治時代を舞台に幕末の人斬り緋村剣心の生き様を描く時代劇漫画。宿敵志々雄誠との死闘を描いた「京都編」では、少年漫画の王道である「正義は勝つ」というセオリーに対し「勝負に勝った者が正義、というのは正しいのか」という疑問を読者に投げかけた。様々な信念を持って生きる魅力的なキャラクターたちが残した名言は少年漫画ならではの「かっこよさ」に留まらず「正義とは何か」を考えさせるものも多い。

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瀬田宗次郎(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

瀬田宗次郎(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。

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斎藤一(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

斎藤一(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。

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雪代巴(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

雪代巴(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。

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悠久山安慈(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

悠久山安慈(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。

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相楽左之助(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

相楽左之助(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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神谷薫(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

神谷薫(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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明神弥彦(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

明神弥彦(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

志々雄真実(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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石動雷十太(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

石動雷十太(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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武田観柳(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

武田観柳(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚沼宇水(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

四乃森蒼紫(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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高荷恵(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

高荷恵(るろうに剣心)とは【徹底解説・考察まとめ】

高荷恵(たかに めぐみ)とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物であり、会津出身の美人女医である。悪徳商人の武田観柳に命じられアヘンの精製・密造を行っていた。その後、本作の主人公・緋村剣心に助けられ、剣心たちの仲間となる。戦闘へは参加しないが、その医療技術で剣心たちの怪我を治療をしたり、客観的な立場からアドバイスを送るなど裏方的な立ち回りが多い。恵は自分を助けてくれた剣心に恋心を抱いていたが、同じ剣士という立場から彼を支えていた神谷薫には勝てないことを悟り自ら身を引いた。

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