緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。
動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。
京都編におけるラスボス。元長州藩の維新志士でミイラの如く全身を包帯に巻かれた風貌が特徴的な男。剣心を知る桂小五郎は、剣心と同等の剣の腕と頭の回転を持つと語っており、剣心が「人斬り抜刀斎」から遊撃剣士となった際に影の人斬り役を志々雄に任せている。言わば「人斬り抜刀斎」の後継者。一方、彼が行ってきた暗殺は明治政府の弱みとなるものであり、また、その野心深さを警戒した維新志士達に、動乱に乗じて騙し討ちに遭う。昏倒させた後、全身に油を撒き火をつけるほどの徹底した方法が取られたが、それでもなお志々雄は生き延び逃亡。以降は戦闘狂や政府に恨みを持つ者などを統率し、反政府組織・志々雄一派と呼ばれるまで勢力を拡大させる。
「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き弱ければ死ぬ」という信念を持っており、その信念のもと日本を乗っ取り国を強くすることが自分の正義だと語っている。京都編では、志々雄一派と明治政府の国を二分する戦争を引き起こし「国盗り」を計画するが、彼らの暗躍を阻止しようとする剣心一行と衝突する。
新月村で初めて邂逅を果たした際には「不殺」を貫く剣心に失望するが、京都大火計画やその計画を囮にした戦艦での東京湾砲撃を見破られた上に阻止されたことで、彼を「国盗りの前に真っ先に倒すべき相手」だと評価を改める。
比叡山にある自身のアジトでは剣心と死闘を繰り広げており、斬撃と炎の組み合わせで剣心を圧倒。弐の秘剣「紅蓮腕」で彼を戦闘不能にまで追い込むが、仲間達の時間稼ぎで再び目覚めた剣心と再戦。再戦時には剣心に押し返され始めた志々雄は終の秘剣「火産神霊(カグツチ)」にて決着をつけようとするも、飛天御剣流奥義「天翔龍閃」の真髄である二撃目を受け、さらに自身に課せられた戦闘可能時間を上回ったことで深刻なダメージを受ける。
一方、剣心も既に瀕死の状態であり、互いに最後の一撃を放とうとした際に突然志々雄の身体が発火。限界を超えた体温が、自身の脂と燐ブンを燃焼させ人体発火を引き起こす。自身の状況を悟った志々雄は、高笑いを上げながら炎と共に消滅。剣心はこの姿を複雑な表情で見届けており、左之助に「勝ったな」と言われた際にも「いや…」と言葉を濁している。また、同じく志々雄の最期を見届けた斎藤は「時代が勝つべき者を選んだ」と語っている。
京都編以降は、人誅編で剣心の前に幻として姿を現す。縁に薫を殺害され廃人と化した剣心を嘲笑うが、発破をかけるような言葉もかけている。また、彼の元部下・明日郎が志々雄の愛刀・無限刃を持ち剣心の前に現れており、北海道編では共に行動しているなど、死後も間接的に剣心との因縁は続いている。
志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。
瀬田 宗次郎(せた そうじろう)
志々雄直属の戦闘部隊「十本刀」の一員であり、構成員の中でも最強の男。”天剣”の宗次郎と呼ばれている。幼少期、米屋の主人の妾の子として生まれた出自から家族内から虐待を受けており感情が欠落。その時、明治政府から追われていた志々雄と偶然出会ったことで救われており、彼の「弱肉強食」の信念ともらった脇差で一家全員を斬殺。以降、志々雄の「弱肉強食」が絶対に正しいと盲信し、志々雄の右腕として彼直々の命令を遂行している。馬車に追いつけるほどの脚力を持っており、志々雄に剣心を差し向けようとした大久保卿暗殺も彼が実行している。その際、事件現場を訪れた剣心に「志々雄に歯向かわない方がいい」と助言し、彼の行動を牽制している。剣心が京都への道中に訪れた新月村では剣心を志々雄のもとまで案内しており、志々雄に代わり剣心と対決。彼の逆刃刀を真っ二つに折っている。
宗次郎の強さは、感情による先読みをさせない「感情欠落」と脚力から繰り出される「縮地」であり、アジト内での再戦でもその速さで剣心を翻弄。さらに、回避も防御もできない飛天御剣流突進術「九頭龍閃」を回避している。しかし、確実に仕留めたと思った所をギリギリで食らいつく剣心に対し動揺し始め、徐々に困惑と苛立ちといった感情が戻り始める。それが原因で「あの時守ってくれなかったじゃないですか」と錯乱状態に陥り、剣心の「今からでもやり直しは効かないのか?」という問いについに発狂。縮地と抜刀術の組み合わせによる最強の技「瞬天殺」で剣心を倒そうとするが飛天御剣流奥義「天翔龍閃」に敗北。
勝敗が決した後、正しいのは志々雄ではなく剣心だったと結論付けようとするが「勝った方が正しいというのは志々雄の考えが正しいということ」、「本当の答えは今までの罪を償いながら自分の人生の中で見つけるように」と諭される。その後、剣心を志々雄のいる場へ向かわせる。剣心が出て行った後、由美に「天翔龍閃」の正体を伝えると共に志々雄から貰った脇差を志々雄に返すように依頼。人生の答えを見つけ出すため旅に出ることを決意するのだった。
以降は京都から東北、北海道と旅を続けており、北海道編では「剣客兵器」との戦いに参戦し剣心に協力している。
瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。
比古 清十郎(ひこ せいじゅうろう)
剣心の師匠であり13代目の飛天御剣流後継者。天保7年(1836年)10月生まれの43歳。その性格は剣心曰く「自信家、陰険、ぶっきらぼう、(剣心の恥ずかしい過去も知っているという点で)斎藤より数倍たちが悪い」。さらに人間嫌いであり、京都の山の中にある小屋に一人で暮らしている。本編の明治10年頃には陶芸も嗜んでおり、新津覚之進という名で陶芸家の間では知られている。また己の天才性を自画自賛するナルシストでもある。
剣心もだが、顔と年齢が一致しない。彼の容姿を見た弥彦と操は「飛天御剣流には不老不死の秘密でもあるのか」と疑っていたほど。一方、剣心と比べ体格に恵まれており身長も高い。そのため、比古の使う飛天御剣流の技は力・技術・速さ・経験のいずれも剣心を上回っている。そのあまりに強い実力から、剣心の修行を除き一度しか戦闘シーンが描かれていない。
「比古清十郎」の名前と白外套は先代より受け継いでいて、これを常に着ている。白外套は重さ10貫(約37.5kg)の肩当と筋肉の逆さを反るバネが仕込まれ本来の力を抑えている。普通の人間ではまず身動きが取れなくなる代物だが、比古はそれを着込んでもなお剣心を軽く圧倒している。剣心に奥義を伝授した際に譲り渡そうとしたが、「似合わないから」という理由で拒否されている。なお、その際に剣心は事実上破門とされている。
幼い剣心(当時の名前は”心太”)が野盗に襲われそうになったところを偶然救出したのが彼との出会い。無数の死体を見て呆然とする剣心に対し、「弱者が暴力の犠牲になるのは世の常、自分が助かっただけでもよしとしろ」と告げ、近くの村に助けを求めるように助言してその場を立ち去る。しかし、剣心の動向が気がかりだったらしく、一週間後に酒を買うついでに村を訪ねた時に剣心が来ていないと知る。「世を儚んで自害したか」と思い弔うべく剣心が襲われていた場所へ行くと、そこには無数の墓を立てた剣心が佇んでいた。「野盗の墓まで作ったのか」と彼に問いかけると、剣心は「死ねば誰もただの骸だから」と答える。また、剣心は自身を守ろうとして犠牲となった3人の少女に対しても「男は俺1人だったし、命を捨ててでも守らなきゃと思ったんだ」と呟く。その優しさと気概を見込んだ比古は、剣心に飛天御剣流を伝授することを決意。その際に「心太」という名を優しすぎて剣客に向かないという理由から「剣心」と名付けている。
剣心には「飛天御剣流はいかなる組織にも属さない自由の剣であるべき」だと諭しているが、幕末の動乱で苦しむ人々がいると知った剣心は「動乱を終わらせたい」と逸る気持ちから比古と喧嘩別れしている。その後、数十年音沙汰が無かったが、志々雄に対抗するため奥義伝授を頼み込みに来た剣心と再会。剣心が維新志士に加勢したことが志々雄を生み出した遠因であると指摘し伝授を拒否するが、剣心を追ってきた弥彦や薫から剣心が流浪人として人助けをしながら全国を回っていたと聞かされ飛天御剣流の理に辿り着いたことを認め奥義伝授を承諾。一週間に渡り再修業を施し総仕上げとして奥義「天翔龍閃」を伝授した際に、飛天御剣流の伝統通りに「天翔龍閃」の直撃で死にかける。だが、伝授の際に剣心が使用した逆刃刀・真打ちの目釘が緩んでいたおかげで一命を取り留め翌日には復活。剣心を見送る際、飛天御剣流継承者の座を彼に譲ろうとしたが「俺が受け継ぐのは飛天御剣流の理だけです」と拒否され彼を破門。また、その際に剣心から「志々雄と闘っている間、葵屋の皆を守って欲しい」と依頼される。「甘ったれんのもいい加減にしやがれ」と悪態をつくが最終的に依頼を了承。約束通り、葵屋の窮地に駆け付け彼らを守った。
剣心の「命を捨ててでも守らなきゃと思ったんだ」という自己犠牲的な姿勢は比古も危惧しており、修行の中で何度も言及している。奥義伝授も剣心だけでなく己の死も覚悟して臨んでおり、その気迫から「死」を覚悟した剣心は土壇場で「生きようとする意志」に目覚めるなど、剣心の生死観を大きく変えている。
一見ドライな性格だが、だいぶ弟子想いで、飛天御剣流を教えたことで闘いに巻き込まれる剣心に負い目を感じている節もあり、剣心を見送る際には「お前を不幸にするために飛天御剣流を教えたわけじゃない」と言ったり、破門後も剣心の巴の墓参りに顔を出したり、彼が東京へ帰る際に狼煙を上げて見送るなど何かと気にかけている。
雪代 巴(ゆきしろ ともえ)
剣心がまだ「人斬り抜刀斎」と呼ばれていた頃の妻。1846年9月生まれ。長い黒髪に透き通るような白い肌を持つ美人。反面、無口で無表情で考えが読みにくく笑うのが苦手。子供好きで近所の子供達とよく遊んでいたが、その無表情さから怖がられてしまっていた。毎日日記をつける習慣がある。白梅香という香水を使っており、その香りはある種彼女を象徴している。
剣心が京都所司代とその従者を暗殺してから数日後のある晩、酒屋でごろつきに絡まれているところを、たまたま居合わせた剣心に助けられる。そのお礼をしようと後を追いかけたところ、剣心が人を斬っている現場を目撃してしまう。もともと呑めない酒を呑んでいたことに加え、大量の血を見てしまったショックでその場に倒れてしまい、剣心に保護される。その翌日、剣心に「見たことすべて忘れると誓って、さっさと立ち去れ」と告げられるが巴はもともと帰る場所も無かったため宿に居着いてしまう。剣心は「刀を持たない人は、たとえ敵であっても斬らない」と決めていたため目撃者であっても巴には手を出さなかっったが、巴から「では私が刀を手にしたら、あなたは私を斬りますか?」と問い、剣心はこの問いに即答できなかった。しかし、当時の剣心の精神状態は不安定で、うたた寝している剣心に毛布をかけようとした際、寝込みを襲ってきた刺客と勘違いされ刃を向けられる。それでも巴は「あなたには鞘になる人が必要だから」と剣心の傍にいることを決意。その言葉を聞いた剣心は「巴だけは何があっても絶対に斬らない」という答えを出し、この頃から半ば恋人同士となる。
その後、身を隠すために剣心と結婚し滋賀の里山にある家屋で暮らすようになりささやかながら幸せな日々を送る。しかし、弟の縁が訪れ状況は一転。偶然酒屋に居合わせた風を装っていたが、実は巴は抜刀斎を倒すために遣わされた幕府方の間者だった。というのも、巴には清里明良という許婚がいたが、祝言間際で暗殺されてしまう。実は、清里を暗殺したのは剣心であり巴は剣心への復讐のために彼に接近していたのだ。しかし、剣心と過ごす内に剣心が本来人を斬ることを望まない人柄であると知り、いつしか彼を愛するようになってしまった。巴は清里を暗殺したのが剣心であることは伏せつつも自分の身の上と心情を吐露し涙する。剣心は巴が動乱で失った幸せを守り抜いて見せると告げ、初めて巴は剣心に笑顔を見せる。そして、最愛の人を守るために巴は仲間である「闇乃武」に剣心の弱点は「寝込み」であると虚偽の報告をする。だが、嘘を見抜かれた上に剣心の弱点となってしまった巴は剣心をおびき寄せる餌に使われてしまう。
その後駆け付けた剣心は圧倒的な強さで刺客を倒していくが、辰巳のもとへたどり着いた時には満身創痍で五感がほとんど機能せず、まともに戦っても勝てる状態ではなかった。ちょうど二人が戦っている時に目を覚ました巴は、自分のために戦う抜刀斎の姿を見て、彼の命を守る為に身を投げ出し、自分ごと辰巳を斬らせる。剣心はこの時、白梅香の香りで巴を斬ってしまったと気づく。「どうしてこんなことに……」と涙する剣心に抱かれ、巴は「これで良かったんです……だから泣かないでください……」と微笑みかけ、剣心の腕の中で息を引き取った。なお、この時彼女が持っていた短刀が剣心の左頬に傷をつけ十字傷となった。
この一件があってから、剣心は流浪人時代に京都だけは訪れなくなる。しかし、志々雄一派との対決を終え、自身の気持ちに整理がついた後、巴の墓参りに訪れる。その後、縁との再会を機に巴の幻を見るようになるが、微笑ってくれない彼女の幻を見て剣心は精神的に疲弊していく。しかし、剣心が「人斬りの罪を償う答え」を見出した後、剣心の夢の中に現れ再び彼に微笑いかける。そして、縁のことを託し「あなたの笑顔を待ち望んでいる人(薫)が待っていますから早く迎えに行ってあげてください」と一番の笑顔を見せる。剣心が巴の幻を見るのはこれが最後だった。
なお、剣心は縁との決着がついた後に薫と共に巴の墓を訪れ「ありがとう」「済まない」「さようなら」と心の中で告げている。
雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。
雪代 縁(ゆきしろ えにし)
剣心が「人斬り抜刀斎」だった頃の妻・雪代巴の実弟で、剣心の義弟にあたる。外見は毛先の跳ねた白髪と丸い色眼鏡が特徴。容姿だけなら端正な美青年と言及されている。剣心が巴の許嫁を暗殺したことも知っており、巴と共に「闇乃武」に所属し剣心への復讐を目論む。しかし、巴はいつしか剣心を愛するようになっており「闇乃武」から剣心を守ると決意。「闇乃武」との闘いで剣心を庇い頭領ごと斬殺されてしまうが、縁はその現場を目撃し姿を眩ます。剣心が最後に縁を見たのは「鳥羽・伏見の戦い」の時で、その頃は姉を失ったショックから姉とお揃いだった黒い髪は白くなっていた。以後、日本に嫌気がさしたことと、復讐するための力を得るため上海に渡る。
幕末以上の混乱の渦中にあった上海で子供一人で生きていくことは不可能に近く、泥水を啜り死肉を喰らいながら生き抜こうとするも一年も経たず死にかける。野垂れ死にそうになっていたところを運良く現地にいた日本人の商人一家に助けられる。しかし、回復した縁はその一家を皆殺しにして金品を奪い取るという凶行に及んだ。こっそり盗んで逃げれば良いし確実に成功するであろう立場なのにも拘わらずわざわざ皆殺しにした理由は「幸せそうなのが癪に障る」という酷く身勝手なものだった。後に一家から奪った金品と倭刀術の資料から経済力と戦闘力を高め、当時世界最新鋭だった兵器を備え戦艦の艦隊編成すら可能とする強大な上海闇武器マフィアのボスに登り詰める。それと同時に彼の脳は消えることのない剣心への憎しみを糧に、24時間365日狂ったように覚醒状態を維持し続け、毎日少しずつ、その神経を研ぎ澄ましていき「狂経脈」と呼ばれる能力を身につける。
十年後、久しぶりに日本へ帰国した縁は剣心との間に因縁を持つ「六人の同志」を結集。組織の技術と財力を駆使して彼らをバックアップし、剣心に関わる東京の人々を次々に襲う「人誅」を決行。さらに剣心と十年ぶりに直接対面し、宣戦布告と同時に巴の死に関する怒りをぶつけ、彼を精神的に追い込んでいった。
そして、宣戦布告通り「六人の同志」を率いて神谷道場を襲撃。剣心との私闘では「志々雄には遠く及ばない」と評されながらも倭刀術を駆使し、剣心の飛天御剣流と互角以上に渡り合う。だが、剣心には「巴を殺してしまった」という罪の意識があり、縁には「復讐をする」といういわば罰の意識があったため、剣心は無意識のうちに全力を出せずにいた。そして、志々雄すら倒した「天翔龍閃」を打ち破り剣心を追い詰める。しかし、縁の「人誅」の真の目的とは「剣心ではなく薫を殺害し、剣心に自分と同じ苦しみを味わわせ生き地獄に突き落とす」というおぞましいものだった。縁の目的を見抜いた剣心は激怒し怒涛の反撃で縁を追い詰めるが、同志の一員が剣心に襲い掛かり追撃を振り切る。その後、剣心が目にしたのは頬に自分と同じ十字傷を入れられ倭刀を胸に突き刺された薫の亡骸であった。縁の目論見通り再び大事な人を守れなかった剣心の精神は崩壊。刀を封印し廃人と化してしまう。だが、この薫の遺体は部下に命じて作らせた「屍人形」であり、姉が殺されたトラウマから若い女性を殺せなくなった縁は密かに薫を拉致。自身のアジトのある弧島の屋敷に軟禁する。あとは剣心が絶望の中野垂れ死ぬのを待とうとする縁だったが、深層心理で「人誅」が間違っている行為だと気づいており、彼の中にいる巴は微笑わなくなってしまう。
その後「人斬りの罪を償う答え」を見出した剣心は縁と決着をつけるべくアジトの孤島で再戦。縁は「人誅」時には「剣心を戦闘不能にする」という不殺のハンデを背負っていたが、再戦時にはそのハンデはなくありとあらゆる負の感情をもって剣心を圧倒。飛天御剣流をすべて返り討ちにし完封。そして「人斬りの罪は死ぬことによって償われる」と剣心に自害を迫る。その時、剣心は自身が見出した「答え」を語り縁の要求を拒否。さらに、彼の中にいる巴が今微笑っているのかと問いかける。その問いかけに激怒した縁は奥の手「狂経脈」を発動。極限まで高めた反射神経・運動神経で剣心の「速さ」を上回る。だが、追い詰められた剣心の「龍鳴閃」によって聴覚を通し三半規管を麻痺させられ平衡感覚を失う。麻痺した器官を潰すことで戦闘を続行する縁だが、剣心にもう攻撃は当たらないと諭される。縁は「守りなど無い!守る必要なども無い!!俺が唯一守りたかったものは既に貴様に…貴様に奪い取られている!!!」と憎悪を頼りに剣心との決着をつけようする。勝負は奥義対決となり、一度「天翔龍閃」を破った縁だが、二度目の対決では剣心の迷いのない踏み込みで別次元の威力となった奥義が繰り出される。辛うじて踏み止まって精神的に巴に縋り付く縁だったが、彼が幻視したのはこの期に及んで身勝手な復讐を止めようとしない弟を哀しげに見下ろす姉の姿だった。この迷いに加えて「龍鳴閃」により弱体化していたこともあり、倭刀を折られて敗れてしまった。
それでも立ち上がる縁だが、自身の部下・黒星が逆上し剣心と薫に発砲した際、巴のことを反射的に思い出し薫を守る。怒りに身を任せ黒星を殺害しようとした縁だが、剣心に「このまま続けていれば、永遠に巴の笑顔を失ってしまう」と諭される。さらに、薫を守ってくれた礼を述べられ戦意喪失。剣心から礼を言われたことで自分が本当に守りたかった人のことを思い出し、その場に泣き崩れたのであった。その後、縁は警察に拘束されるが、連行される直前に薫から巴の本心が綴られた日記を手渡される。その日記を読んだかどうかは定かではないが、彼は護送の船から姿を消し、行方を晦ましてし安否不明となる。剣心は縁がどこかで生きていると確信しているが、彼が巴の笑顔を取り戻すためには自分と同様「人殺しの罪を償う答え」を見出し、彼自身が笑えるようにならないといけないと推測。だが、縁の中の巴はずっと見守っていると考えるのだった。
それから少し後、狂気も気力も抜け落ちた縁は京都の落人群で剣心同様に座り込んでいた。その手には巴の日記が握られており、お互いはっきりと気づいていないが、動乱で離ればなれになった父親と再会している。
雪代縁(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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雪代縁(ゆきしろ えにし)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで『人誅編』で登場する物語のラスボス。主人公の緋村剣心(ひむら けんしん)に対して恨みを持つ。自身の姉であり剣心の元妻、緋村巴(ひむら ともえ)を剣心に殺された事の復讐を果たすため、上海から帰国し剣心に前に現れる。上海闇社会の頂点に立ち、強大な武器の密造・密輸を一手に取り仕切る。人誅(じんちゅう)を実行するべく、剣心に復讐心を持つ面々を集め、六人の同志(ろくにんのどうし)を結成する。
新井 赤空(あらい しゃっくう)
幕末に活躍した刀工。維新志士達の依頼で「斬れる刀」でなく「殺せる刀」を追求し、従来の刀の型に捕らわれない様々な形の「奇剣」を開発していた。剣客の間にも名が通っており、「人斬り抜刀斎」時代の緋村剣心とも面識があり、剣心の愛刀である逆刃刀は新井赤空が彼に贈ったもの。生前は「俺が作った刀が時代を作る」という信念を掲げ刀を作り続けていたが、あまりにも殺傷力の高い刀ばかりを作っていたため、剣心と同じように自分の理想と現実の落差に葛藤を抱え続けていた様子。また、息子である青空は赤空が「殺人奇剣」を作った側面しか知らず「人を殺しておいて何が時代を作るだ」と非難されることになった。しかし、本人もそういった非難を受けながら刀を打つことは止めなかった辺り彼の職人気質が窺える。
「鳥羽・伏見の戦い」の後、維新志士を抜ける剣心を見送っており「これから人を斬る事なく新時代に生きる人達を守れる道を探すつもりです」という剣心の発言を甘い戯言と評するが、そんな剣心への餞別として逆刃刀を贈る。その際「そんな道あるなら是非俺にもお教え願いたいモンだな」と彼も剣心と同じ道を模索していたような発言をしている。そして、この刀が折れた時でもまた甘い戯言を言い続けられるなら自身を訪ねて京都へ来るようにと告げる。実はこの時、赤空は逆刃刀を御神刀として「影打」と「真打」の両方を製作。「真打」を白山神社の本殿に奉納し、「影打」を剣心に渡していた。その後、赤空は明治三年頃に死去。剣心との再会は叶わなかったが、赤空の息子・青空を通し「真打」は剣心の手に渡っている。
「真打」には刀茎に「我を斬り 刀鍛えて 幾星霜 子に恨まれんとも 孫の世のため」という赤空の辞世の句が刻まれており、「真打」が赤空の作った最後の刀となっている。多くの人を殺める凶器を作り信念と現実の矛盾に人知れず傷つき走り続けてきた自分が神社の御神刀を作ることになった時、何か思うものがあったのかもしれない。剣心に「影打」を託す際に言った、「剣に生き、剣にくたばるのがお前の生きる道だろう」と言うのは自分自身にも向けた言葉だったのだろう。赤空の真意を知った剣心は「俺はまだ、あなたと同じく甘い戯言に賭けてみたい」と刀を譲り受け、以降本編最後まで剣心の愛刀として振るわれ続けた。
緋村 剣路(ひむら けんじ)
緋村剣心と神谷薫の息子。1880年8月生まれ。名前の由来は剣心の「剣」と薫の父である越路郎の「路」から。最終回(1882年)に幼児姿で登場。屋根に上って降りられず泣いていたところを弥彦に助けてもらっている。容姿は剣心似だが、母ちゃんっ子で父親嫌い。最終話では剣心に抱っこされいてた時に怒りながら彼の髪を引っ張っている。後に明神心弥(弥彦の息子)と逆刃刀の継承をめぐつて争う運命にある。
原作では幼少期の姿しか描かれていないが、作者曰く「斎藤一以上にひねくれた上に、志々雄真実以上に自己中心的」な性格になるらしい。そのため、OVA「星霜編」では、父・剣心を「ろくに帰ってこず頼りにならない父親」として軽蔑し家出。真の強さを知るべく比古清十郎のもとで修行する。両親の血筋から怖ろしいほどの剣才の持ち主で話を聞いただけで飛天御剣流の技をいくつか再現でき、神谷活心流も扱える。その後、弥彦と決闘を通し父の強さを知り彼から逆刃刀を託される。
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るろうに剣心(るろ剣)の六人の同志まとめ
『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。時は明治、かつて人斬り抜刀斎の異名で怖れられた剣客・緋村剣心が、不殺(ころさず)を誓い平和の為に剣を振るう。『週刊少年ジャンプ』連載版の最終章に当たる『人誅編』では、雪代縁を始めとする抜刀斎を恨む六人の同志と交戦する。平和の為に戦ってきた剣心だが、縁らとの戦いの中で過去に数多の命を奪ったことへの贖罪に改めて直面することとなる。
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るろうに剣心(るろ剣)の御庭番衆まとめ
『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末に最強と呼ばれた人斬り抜刀斎こと緋村剣心が、不殺の信念の下に戦う物語で、明治時代を舞台に剣劇バトルが展開される。阿片の密売に加担していた女医の高荷恵を巡り、剣心は仲間たちと共に隠密御庭番衆の四乃森蒼紫とその部下たちと戦うことになる。御庭番衆の面々は、後に剣心最大の敵である志々雄真実や、剣心を仇と狙う雪代縁との戦いにも関わるのだった。
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るろうに剣心(るろ剣)の劍客兵器まとめ
劍客兵器(けんかくへいき)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』に登場する組織で、元寇以来1000年の時を研鑽に費やした剣客集団である。 その目的は海外の侵略から日本を守ることだが、幕末の動乱には加担せず、さらにその先に起きるだろう海外勢力との衝突に備えていた。明治16年、潜伏していた北海道にて活動を開始すると、諸外国に対抗するための「猛者」とそれを育てる「地獄のごとき戦場」を求めて破壊と惨劇を繰り返す。主人公・緋村剣心とその仲間たちにも興味を示し、接触を重ねていく。
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るろうに剣心(るろ剣)の闇乃武まとめ
闇乃武とは、和月伸宏による漫画作品『るろうに剣心』に登場する組織で、江戸幕府直属の暗殺集団である。幕末に人斬り抜刀斎と呼ばれていた緋村剣心の暗殺に乗り出すが、リーダーの辰巳を始めとするメンバーが戦死し、失敗に終わった。幕府の瓦解も相まって信頼を失った闇乃武は、明治維新後は金次第で兵を派遣する傭兵部隊となり果てた。構成員には戦闘や殺害を好む者が多いが、久保田旭のように仕方なく働かされている者もいる。
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るろうに剣心(るろ剣)の武器・兵器・防具・装備・道具まとめ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)とは、人斬りとしての過去を悔いる剣士の緋村剣心が弱者を守るために剣を振るう様を描いた和月伸宏による漫画作品である。 本編には多くの武器、兵器、防具や装備、道具が登場する。不殺を誓う剣心が人を斬れない「逆刃刀」を、弱肉強食を唱える志々雄真実が刀身の燃える「無限刃」を使うように、武器や兵器、防具、装備、道具には各々の信念が垣間見える。 ここでは、『るろうに剣心』に登場する武器、兵器、防具、装備、道具を紹介する。
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るろうに剣心(るろ剣)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『るろうに剣心』とは和月伸宏によって描かれた、幕末から明治にかけてを舞台にした剣客漫画、およびそれらを原作としたアニメ作品だ。主人公である緋村剣心はかつて「人斬り抜刀斎」として暗躍し、幾人もの人を切り殺してきた伝説的な人物である。その後「人斬り」をやめて「不殺」の誓いを立てた剣心は、流浪の旅の途中神谷薫と知り合い、様々な事件や出来事を乗り越えて夫婦となる。作中では剣心・薫を含めて様々なカップルや夫婦が登場する。この記事では『るろうに剣心』に登場したカップルや夫婦をまとめた。
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るろうに剣心(るろ剣)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『るろうに剣心』とは和月伸宏によって『週刊少年ジャンプ』に連載されていた、幕末から明治にかけて活躍した剣客たちを主人公にした漫画、およびアニメ作品である。作中では主人公の緋村剣心や神谷薫たちは、「赤べこ」という料理屋で食事をしているシーンがよく登場する。また薫や高荷恵の手料理、剣心のライバル・斎藤一の好物の蕎麦、剣心の師匠・比古清十郎があおっている酒など様々な料理・飲み物が登場しているのだ。当記事では『るろうに剣心』に登場した食べ物や飲み物を紹介する。
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ジャンプの歴代ヒロインまとめ
日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。
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るろうに剣心(るろ剣)の原作・新旧アニメ・劇場版・OVA・実写版・舞台・ゲームの違い・相違点まとめ
人斬りだった過去を悔い、弱き人々を守る贖罪の旅を続ける剣士の活躍を描いた漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)は、様々なメディアミックスを果たした人気作品である。しかしこれらのメディアミックス作品には、媒体ごとの特徴の違いなどから原作との相違点が存在する。 オリジナル長編エピソードが作られた旧アニメ版。少年漫画風アクションが排されたOVA版。エピソードが整理された実写映画版。ここでは、『るろうに剣心』の媒体ごとの相違点を紹介する。
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2024年10月秋アニメ(今期アニメ)まとめ
2024年10月期に放送される秋アニメを50音順に紹介する。2024年10月秋アニメは、有名シリーズの新作が多数ラインナップされている。アニメの放送情報や配信情報、声優・スタッフ、あらすじなどの情報をわかりやすくまとめた。
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るろうに剣心(るろ剣)の流派まとめ
贖罪のため、弱き人々を守るため不殺の剣を振るう伝説の人斬り緋村剣心の活躍を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)には、チャンバラ活劇としての魅力に溢れる数々の流派が登場する。 神速の古流剣術飛天御剣流。活人剣を掲げる神谷活心流。催眠術で相手の動きを封じる二階堂平法。調査、潜入、戦闘までをこなす御庭番忍術。少年漫画的なアレンジが加えられた一刀流。破壊の極意二重の極み。ここでは、『るろうに剣心』に登場した流派を紹介する。
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 相楽左之助」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 相楽左之助」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。剣心と左之助の過去が明かされるボリューミーな内容となっている。 剣心に退治された悪党が、仕返しのために名うての喧嘩屋“斬左”こと左之助に仕事を依頼。相手が維新志士と聞いて左之助がやる気になる一方、剣心はなぜ彼が維新志士を憎むのか分からず戸惑う。秘められた過去を背負い、左之助は剣心に真っ向勝負を挑む。
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。物語序盤の勝負ではあるが、人気キャラクターである蒼紫の最初の戦いとして高い知名度を誇る。 江戸城の守備を担っていた隠密御庭番衆は、維新の成立と共に戦うことなく敗者となる。その長である蒼紫は、部下たちと共に自分たちに見合う戦場を探し続けていた。伝説の人斬り緋村剣心と戦う機会を得た蒼紫は、我らこそ幕末最強との証明のため死力を尽くす。
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 般若」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 般若」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。般若の実力と狂気にも等しい忠誠心を描くことで、隠密御庭番衆の力を剣心と読者に知らしめるものとなった。 剣心が出会った女医の高荷恵は、悪徳商人の武田観柳に強要されて阿片作りに加担していた。囚われた恵を救うべく観柳の屋敷に乗り込んだ剣心の前に、隠密御庭番衆の般若が立ちはだかる。不可思議な伸腕の術と絶対の忠誠心を武器に、般若は剣心に襲い掛かる。
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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。作品のテーマにも深く関わる人斬り同士の対決であり、剣心の心に苦いものを長く残す決着となったことでも知られる。 明治政府の高官の下に刃衛から斬奸状が送りつけられ、剣心はこの護衛を依頼される。やがて現れた刃衛は、剣心の正体に気付くと標的を彼に変更。剣心が世話になっている神谷道場の神谷薫を拉致し、彼の内に潜む人斬りとしての本性を暴こうとする。
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るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
明治時代を舞台に幕末の人斬り緋村剣心の生き様を描く時代劇漫画。宿敵志々雄誠との死闘を描いた「京都編」では、少年漫画の王道である「正義は勝つ」というセオリーに対し「勝負に勝った者が正義、というのは正しいのか」という疑問を読者に投げかけた。様々な信念を持って生きる魅力的なキャラクターたちが残した名言は少年漫画ならではの「かっこよさ」に留まらず「正義とは何か」を考えさせるものも多い。
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るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』とは、和月伸宏による和風バトルアクション漫画及びそれを原作としたアニメや実写映画などのメディアミックス作品。この記事では、『るろうに剣心』のアニメで使用された歴代オープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌を紹介する。当時アニメの主題歌といえばその内容に沿って作られたものが主流だったが、本作ではアニメの内容に関係なく流行のJポップが取り入れられ、その結果多くのヒット曲を生み出した。
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瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。
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雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。
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斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。
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悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。
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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。
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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。
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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。
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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。
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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。
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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。
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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。
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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。
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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。
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目次 - Contents
- 緋村剣心の概要
- 緋村剣心のプロフィール・人物像
- 緋村剣心の必殺技
- 使用した武器
- 逆刃刀(さかばとう)
- 逆刃刀・真打(さかばとう・しんうち)
- 飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)
- 龍槌閃(りゅうついせん)
- 龍槌閃・惨(りゅうついせん・ざん)
- 龍翔閃(りゅうしょうせん)
- 龍槌翔閃(りゅうついしょうせん)
- 龍巣閃(りゅうそうせん)
- 龍巣閃・咬(りゅうそうせん・がらみ)
- 双龍閃(そうりゅうせん)
- 双龍閃・雷(そうりゅうせん・いかづち)
- 龍巻閃(りゅうかんせん)
- 龍巻閃・旋(りゅうかんせん・つむじ)
- 龍巻閃・凩(りゅうかんせん・こがらし)
- 龍巻閃・嵐(りゅうかんせん・あらし)
- 土龍閃(どりゅうせん)
- 飛龍閃(ひりゅうせん)
- 龍鳴閃(りゅうめいせん)
- 九頭龍閃(くずりゅうせん)
- 天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)
- 原作本編に登場しない技
- 飛天無限斬(ひてんむげんざん)
- 雷龍閃(らいりゅうせん)
- 緋村剣心の来歴・活躍
- 「人斬り抜刀斎」編
- 比古清十郎との出会い
- 人斬り抜刀斎の誕生
- 十字傷の真相 一本目の傷と雪代巴との出会い
- 十字傷の真相 二本目の傷と雪代巴との死別
- 「人斬り」から「流浪人」へ
- 東京編
- 明治十一年 東京での出会い
- 鵜堂刃衛との決闘
- 御庭番衆との闘い 高荷恵奪還戦
- 宿敵との再会
- 京都編
- 再び「流浪人」へ
- 志々雄との邂逅
- 折れた逆刃刀
- もう1つの逆刃刀
- 奥義伝授
- 京都大火
- 約束
- 比叡山アジトにて
- 四乃森蒼紫との再戦
- 剣心VS宗次郎
- 最終戦開始
- 闘志衰えず
- 時代の選びし者
- 十本刀始末
- 東京への帰還
- 人誅編
- 不穏な影
- 人誅
- 絶望の淵にて
- 緋村剣心の復活
- 剣と心を賭して
- 次の世代へ
- 北海道編
- 北海道へ
- 緋村剣心の関連人物・キャラクター
- 神谷 薫(かみや かおる)
- 明神 弥彦(みょうじん やひこ)
- 相楽 左之助(さがら さのすけ)
- 高荷 恵(たかに めぐみ)
- 四乃森 蒼紫(しのもり あおし)
- 斎藤 一(さいとう はじめ)
- 志々雄 真実(ししお まこと)
- 瀬田 宗次郎(せた そうじろう)
- 比古 清十郎(ひこ せいじゅうろう)
- 雪代 巴(ゆきしろ ともえ)
- 雪代 縁(ゆきしろ えにし)
- 新井 赤空(あらい しゃっくう)
- 緋村 剣路(ひむら けんじ)
- 緋村剣心の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「剣は凶器、剣術は殺人術。どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実」
- 「剣一本でも、この瞳に止まる人々くらいなら、なんとか守れるでござるよ」
- 「俺が殺すと言った以上、お前の死は絶対だ」
- 「今までありがとう。そして…さようなら。拙者は流浪人。また…流れるでござるよ」
- 「時代を創るのは『刀』ではなくそれを扱う『人』でござる」
- 「死ねない。俺はまだ死ぬわけにはいかない」
- 「終わっているんだ。拙者がこの逆刃刀を手にした時に…」
- 「勝負に勝った方、つまり強い方が全て正しいというのは、それは志々雄の方が正しいということでござる」
- 「ただいまでござる」
- 「覚えているでござるか。京都の戦いから道場に帰ってきた時拙者が『ただいま』といったこと。あの言葉を口にしたのは流浪人になってからは初めてでござった」
- 「『剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!』それが拙者の見い出した答でござる!!」
- 緋村剣心の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 緋村剣心のモデルは河上彦斎(かわかみげんさい)
- 剣心の年齢は28歳
- 実写版の緋村剣心を演じたのは佐藤健
- 原作とかけ離れた内容の星霜編
- 新作アニメが2023年に放送予定