るろうに剣心(るろ剣)の十本刀まとめ

『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末最強の人斬りと謳われた抜刀斎こと緋村剣心が、明治の世に不殺(ころさず)を誓い目に映る人々を守る為に戦う。敵味方共に魅力あふれるキャラクターが登場し、物語を盛り上げる。『京都編』においては、明治政府を倒し、弱肉強食の時代を築かんとする志々雄真実と、その部下である十本刀が登場した。

『るろうに剣心』の概要

『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするアニメやゲームといったメディアミックス作品である。『週刊少年ジャンプ』にて、1992年から1999年まで連載された。新書版で全28巻、完全版で全22巻、文庫版で全14巻が刊行されている。本編は『東京編』『京都編』『人誅編』から成り、2017年から『ジャンプスクエア』で『北海道編』がスタートした。本編と『北海道編』の間には『明日太郎 前科アリ(異聞)』がある。

1996年にフジテレビ系列でテレビアニメ化され、2012年には俳優・佐藤健主演で実写映画化された。
実写映画化に伴い、2012年6月号から2013年7月号まで『るろうに剣心 キネマ版』が『ジャンプスクエア』で連載された。『キネマ版』は『ジャンプ』に掲載された本編の続編ではなくパラレルワールドシステムであり、一部の展開や登場人物の設定が本編と異なる。

幕末の動乱の中、修羅のごとく人を斬り、「人斬り抜刀斎(ひときりばっとうさい)」と恐れられた男がいた。時は流れて明治十年。抜刀斎と呼ばれた男・緋村剣心(ひむら けんしん)は、流浪人となってあてどもない旅をしていた。人を活かす活人剣を唱える神谷道場の娘・神谷薫(かみや かおる)を助けたことから、剣心は神谷道場に居候することとなる。
明治という太平の世になっても尚、裏では血生臭い闘争が続いており、剣心は度々戦闘に巻き込まれる。明治以降、もう誰も殺したくないとの思いから不殺(ころさず)の誓いを立てていた剣心は、峰と刃が通常の刀と逆になっている逆刃刀(さかばとう)を手に戦い、決して相手の命を奪うことはない。飛天御剣流と呼ばれる古流剣術を使用する剣心の腕は、不殺を掲げていても尚充分な威力を発揮する(剣の速さ、身のこなしの速さ、先読みの速さという三つの速さを最大限に活かし、最小の動きで複数の相手を仕留め得るのが飛天御剣流である)。

薫や、赤報隊(実在した組織。年貢半減を唱えて、幕府に反発する農民の支持を得たが、明治政府によって偽官軍と称された)の元一員で喧嘩屋として拳を振るう相楽左之助(さがら さすのけ)、子供ながらに士族の誇りを持ち薫の弟子して剣術修行に励む明神弥彦(みょうじん やひこ)といった仲間と共に、時に御庭番衆の御頭・四乃森蒼紫(しのもり あおし)や元新選組にして警官の斎藤一(さいとう はじめ)という強敵と戦いながらも、剣心は穏やかな日々を過ごしていた。

そんな剣心の日常に、それまでにない影を落としたのが志々雄真実(ししお まこと)である。幕末、剣心と入れ違いで人斬り稼業を始めた志々雄は、危険な思想故に明治政府側の人間に焼き殺されかけた過去を持ち、政府の転覆を目論んでいることが明らかになった。時の内務卿・大久保利通(おおくぼ としみち)は、剣心に志々雄の討伐を依頼する。不殺の誓い故に後日改めて返答をすると言った剣心だが、大久保は志々雄の部下である瀬田宗次郎(せた そうじろう)に暗殺されてしまう。
大久保の遺体を目の当たりにした剣心は、人ごみの中宗次郎経由で志々雄からの宣戦布告を聞き、仲間を巻き込まないよう薫にだけ別れを告げて京都へ向かう。旅の最中、剣心は蒼紫を慕い追っている少女・巻町操(まきまち みさお)と出会い、彼女を京都に送り返す為しばし同行することとなる。
湯治の為に志々雄が逗留していた新月村では、志々雄による恐怖政治が敷かれ、飢餓と恐怖に満ち、反逆者の死体が見せしめに晒される有様であった。剣心は警官として調査の為に訪れていた斎藤と再会した。斎藤は、明治政府の上層部が大久保のように暗殺されることを怖れ軍隊を動かすことはしないと話し、権威で志々雄をねじ伏せることができない為、明治になっても人斬りが必要であると剣心に説いた。
志々雄は斎藤や剣心と初めて新月村で顔を合わせるが、不殺を貫く剣心に失望し、宗次郎にその場を任せて去る。宗次郎との戦いで逆刃刀を折られた剣心は、京都に着いた際、操の育ての親である御庭番衆の一員であった翁(おきな)こと柏崎念至(かしわざき ねんじ)に、人きり抜刀斎であることを見抜かれ、事情を話すよう求められる。志々雄一派のことを知った翁は、操を送り届けてくれた礼に剣心の味方になると半ば強引に助力を申し出た。剣心は、逆刃刀を打った刀工の新井赤空(あらい しゃっくう)と自身の師である比古清十郎(ひこ せいじゅうろう)の行方を探してほしいと頼み込む。
逆刃刀を鍛え直してもらうのが目的だったが、赤空はすでに亡くなっていた。父の後を継いだ息子の青空(せいくう)の居場所を聞き、剣心は操、翁と共に青空を訪れる。殺人奇剣と呼ばれる殺害に特化した剣を無数に作っていた赤空だが、青空は「もう刀の時代ではない」と包丁などを作り生計を立てていた。妻と息子の伊織(いおり)と穏やかに暮らす青空を見て、剣心は逆刃刀づくりの依頼を断念する。
ところが、赤空の最後の一振りがあるとの話を聞いた男・沢下条張(さわげじょう ちょう)が青空の元を訪れ自体は急変する。張は、伊織を人質に青空から赤空の遺した最後の一振りの場所を聞き出し、自ら刀の回収に向かった。話を聞いた剣心は張と対戦する。彼は志々雄の部下の精鋭部隊・十本刀(じゅっぽんがたな)の一人であった。
青空は、神社に奉納されていた赤空最後の一振りを剣心に投げ渡した。張との戦いに勝利したその刀は逆刃刀・真打(さかばとう・しんうち)で、今までの逆刃刀よりもより剣心の手に馴染み、強度も強かった。青空は、「父もそれを望むでしょう」と言い、逆刃刀・真打を剣心に託した。
斎藤と左之助は、逮捕された張の口から志々雄の企みを聞く。幕末に討幕派が行おうとした京都を戦火に包む京都大火、それを隠れ蓑に東京を襲撃するのが志々雄の計画だった。
剣心らは始まりの合図とも言える京都大火を防ぎ、志々雄らが購入した甲鉄艦・煉獄を沈めるに至った。その後、戦いは志々雄のアジトへと移行する。志々雄の他、破戒僧の悠久山安慈(ゆうきゅうざん あんじ)、心眼を持つ魚沼宇水(うおぬま うすい)という十本刀が立ちはだかる。剣心らを徹底的に倒すことに決めた志々雄は、アジトだけではなく、御庭番衆の面々が営む宿屋・葵屋にも十本刀を刺客として送るのだった。

志々雄一派との戦いは『京都編』と呼ばれる長編で描かれる。剣心と戦った強敵である御庭番衆元お頭の四乃森蒼紫(しのもり あおし)や、元新選組三番田井組長の斎藤一(さいとう はじめ)といった面々が参戦する他、敵味方共に新キャラクターが登場する。
逆刃刀・真打という新たな武器の入手、師匠比古清十郎との再会による奥義・天翔流閃(あまかけるりゅうのひらめき)の会得など、作中で幾度となくその強さを見せてきた剣心のパワーアップ要素もあり、『京都編』は人気が高い。
また、「弱肉強食」の信念を掲げる強敵・志々雄真実と十本刀は悪役としての魅力や個性が強く、物語を盛り上げている。
『京都編』に続く『人誅編』、『明日太郎前科アリ』『北海道編』にも十本刀は登場する。『明日太郎前科アリ』では、志々雄のアジトに忍び込み、彼の食事を食い散らかした悪太郎(あしたろう)という少年が登場する。「食えれば生き、食えなければ死ぬ」というどこか弱肉強食に似た言葉を毅然と言い放つ悪太郎に興味を持った志々雄は、彼を一派の一番下っ端に据え、「這い上がって来い」と口にした。
組織の壊滅後、食い逃げで捕まった悪太郎は外国人娼婦とのハーフである井上阿爛(いのうえ あらん)と共に出所をし、志々雄の愛刀と知らずに手にし隠していた無間刃(むげんじん)を売ろうとした。紆余曲折を経て、悪太郎、並びに阿爛は神谷道場に引き取られ悪太郎は門下生の「明日太郎」と名を変えることとなる。

『北海道編』は本編最終回から5年が経過している。死んだと思われていた薫の父・越路郎(こしじろう)の生存が明らかになり、剣心は明日太郎らと共に北海道へと越路郎を探しに行く。しかし、行く手には剣客としての力を兵器にまで高めた武装集団・劍客兵器(けんかくへいき)が待ち受けていた。

数多く発表された番外編の中には、『炎を統べるーるろうに剣心・裏幕ー』(2014年『ジャンプスクエア』掲載)、小説『その翳、離れがたく繋ぎとめるもの』(『炎を統べる』単行本収録)といった志々雄一派と十本刀を描いた作品もある。

十本刀(じゅっぽんがたな)とは

志々雄(中央)と十本刀。

十本刀とは、『京都編』における剣心の敵・志々雄真実の配下であり、選りすぐりの精鋭十人。戦闘に限らず内政的に飛び抜けて優れた者も含まれている。政府の要人暗殺を目的とした精鋭部隊。名前に「刀」とつくが、必ずしも刀を武器にするわけではない。十人それぞれが志々雄から名を与えられており、命令には絶対服従。ただし、必ずしも絶対的な忠誠心から彼についているわけではなく、利害が一致しているだけという者が多い。

志々雄真実と十本刀まとめ

志々雄真実(ししお まこと)

CV:池田政典
演:藤原竜也

身長:170cm
体重:59kg
血液型:O
出身地:京都府
好きな言葉:弱肉強食
嫌いな者:弱者
趣味:湯治

志々雄一派の頭領。弱肉強食を絶対の信念にしており、弱いものを糧とし、真の強者の実が生き残る修羅の世界を目指して明治政府の打倒を目論む。自分自身を「極悪人」と称し、自らの行動や存在が悪であることを自覚している。その一方で、征服した後の日本を自分の手で強国とすることを正義と信じているのも事実である。
粗野な口調だが、言動の端々に高い知性や教養が垣間見える。雑兵たちには「真の自由と平等を作る」と言い、圧倒的な支持を得ている。性格は冷酷非道で弱者には一切の容赦も情けも見せない。その一方で、強者や相応の覚悟を見せた者には敬意を払う。部下を捨て駒のように扱うこともあるが、卑劣な手段は使わない。
愛妾として連れている駒形由美(こまがた ゆみ)とは、彼女が華焔(はなほむら)の名で花魁をしていた頃に出会っている。軍人にさらわれた自身の妹分を救う為に協力してほしいと言われた志々雄だが、初めは華焔たちを弱者と見なし「お前らが弱いのが悪いんだ」と口にした。
好きな時に自分の命を奪え、との華焔の啖呵を気に入り、十本刀を連れて彼女の妹分をさらった軍人たちと戦闘を行った。

幕末、遊撃剣士に転身した剣心に代わり、長州派維新志士として影での人斬り仕事を請け負っていた。その思想を危険視した政府により昏倒させられ、火をつけられた。炎に焼かれながらも生き延び、特攻部隊である十本刀を軸とした選りすぐりの戦力、大型甲鉄艦甲鉄艦・煉獄といった兵器を持つ一大組織を作り上げた。自身も我流ながら剣心と同等と称される剣の腕を持つ。愛刀・無間刃を使った独自の剣術・秘剣を使う。
焼き殺されそうになったことは「いい経験になった」程度にとらえており、明治政府への復讐ではなく日本征服を目的とする。全身火傷により、発汗機能はほぼ死滅している。汗による体温調整ができず、常時その体は高温を帯びる。自身はその熱を「地獄の残り火」と称し、脳も含めた全身が絶え間なく焼かれていると言った。冷めない炎熱がある日声となり「人の本性は修羅、そしてこの現世(うつしよ)こそ地獄」と語ったことから、過去の悪業を隠して日本を理想国家だと言う明治政府を覆して修羅だけが生きる資格を有する強国の実現を目指すようになる。
15分以上は戦えないとされており、剣心との決着も15分以内に着けるよう言われた。

神谷道場での剣心と斎藤の戦いを止めた大久保の口からその存在が語られた。初登場は、配下の阿武隈(あぶくま)四入道を差し向け、蒼紫の実力を観察していた時で、蒼紫が人をゴミのように切り捨てる様や剣の腕を気に入る。
湯治の為に逗留していた新月村で、初めて剣心、斎藤と邂逅するが、不殺の信念を掲げる剣心に興ざめし、戦わずその場を去った。
十本刀の終結後は、京都大火を隠れ蓑に大阪湾へと向かい、甲鉄艦・煉獄による東京侵攻を目指すが、真の目的を察した剣心らに阻止され、煉獄を失い京都大火が失敗に終わる痛手を被った。この一件を機に、剣心らの完全排除を決意し、アジトで剣心たちとの決闘に臨む。
全身やけどを負い、15分以上戦えない体ではあるが剣心、斎藤、左之助と立て続けに戦って全員を失神に追い込み、遅れてやってきた蒼紫のことも容易に退けた。
限界を超えて覚醒した剣心との死闘の果て、天翔龍閃の二激目をよけきれずに地に伏せる(天翔龍閃は、超神速の一撃目により生じた真空で相手を引き寄せ、二激目を食らわせる)。由美に庇われたが、背後から彼女ごと剣心を刺し、互角の状況に持ち込んだ。血液が蒸発するほど体温が高まり続けたが、尚剣気は衰えず、剣心に最後の一撃を入れようとした瞬間に人体発火現象を起こす。全身を炎の包まれたまま高笑いをし、由美の遺体諸共燃え尽きた。

地獄に落ちるが、「時代が俺を怖れて奴(剣心)に味方した」「ここ(地獄)には悪人しかいない」と語り、閻魔相手に地獄の国盗りをすると声高らかに笑った。
『人誅編』において、義弟の雪代縁(ゆきしろ えにし)によって生き地獄に落とされた剣心の前に幻で現れ「お前を笑いに来た」「地獄に連れて行ってやってもいいが、その代わりに自分のこれまでの全てを否定しろ」と発言している。

renote.net

無間刃(むげんじん)

発火する無間刃(下)。

新井赤空の最終型殺人奇剣であり、逆刃刀・真打とは兄弟刀に当たる。
どんな名刀でも、連続使用による刃こぼれで切れ味が鈍ることから発想の逆転で、刃をのこぎり状に研ぐことで切れ味をある程度犠牲にし、その代わりに殺傷能力を一定に保つ。幕末から志々雄の愛刀として多くの人を斬り、人の脂がしみ込んで大気や刀との摩擦で発火するようになった。

志々雄と共に燃え尽きたと思われていたが、アジトが瓦解する中、明日郎が無我夢中でつかみ取った為無事だった。明日郎が服役していた5年間は、かつて剣心が鵜堂刃衛(うどう じんえ)と言う敵と戦った時の社に埋められていた。刃と柄は黒ずみ鍔も失われた「ぼろい刀」となっており、歪んでいたのか抜刀もできなかったが、阿爛を侮辱された怒りで抜けるようになった。駆け付けた剣心により止められ、以降は明日郎が所有している。

焔霊(ほむらだま)

壱の秘剣。
摩擦熱で着火しながら敵を斬り、斬撃と火の痛みを同時に与える。発生した火は目くらましにもなる。

紅蓮腕(ぐれんかいな)

弐の秘剣。
相手をつかみ、手袋の甲に仕込んだ火薬を焔霊で着火して爆発させる。手袋の特殊な構造により、志々雄は一切怪我を負わない。一度使うと完全に消し飛んでしまうので、一回の戦闘では二度までしか使えない技であるが、予備の手袋を装着すれば連続使用もできる。

火産霊神(カグツチ)

終(つい)の秘剣。
鍔元から切っ先に至る刀身全体を鞘の鯉口にこすりつけ、巨大なタツマキ状の炎で刀身を包み、力任せに斬りつける。志々雄最強の奥の手で、十本刀や由美すら存在自体知らなかった。
本編では不発だが、『炎を統べる』では、由美の前で火産霊神を見せている。志々雄以外存在さえ知らないとの設定に矛盾が生ずるが、ファンサービスの意味で登場させたという。切られた相手は全身を炎に包まれ燃え尽きる。

瀬田宗次郎(せた そうじろう)

えどまち
えどまち
@edono78

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るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」戦のネタバレ解説・考察まとめ

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「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。作品のテーマにも深く関わる人斬り同士の対決であり、剣心の心に苦いものを長く残す決着となったことでも知られる。 明治政府の高官の下に刃衛から斬奸状が送りつけられ、剣心はこの護衛を依頼される。やがて現れた刃衛は、剣心の正体に気付くと標的を彼に変更。剣心が世話になっている神谷道場の神谷薫を拉致し、彼の内に潜む人斬りとしての本性を暴こうとする。

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るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

明治時代を舞台に幕末の人斬り緋村剣心の生き様を描く時代劇漫画。宿敵志々雄誠との死闘を描いた「京都編」では、少年漫画の王道である「正義は勝つ」というセオリーに対し「勝負に勝った者が正義、というのは正しいのか」という疑問を読者に投げかけた。様々な信念を持って生きる魅力的なキャラクターたちが残した名言は少年漫画ならではの「かっこよさ」に留まらず「正義とは何か」を考えさせるものも多い。

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るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』とは、和月伸宏による和風バトルアクション漫画及びそれを原作としたアニメや実写映画などのメディアミックス作品。この記事では、『るろうに剣心』のアニメで使用された歴代オープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌を紹介する。当時アニメの主題歌といえばその内容に沿って作られたものが主流だったが、本作ではアニメの内容に関係なく流行のJポップが取り入れられ、その結果多くのヒット曲を生み出した。

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瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。

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雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。

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斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。

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悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。

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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。 動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。

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