勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)』とは、テレビ東京系で放送されたコメディドラマである。シュールでコミカルなストーリーで、個性的なキャラクターが話題を呼んだ。毎話登場する豪華ゲストも話題である。ある村の青年ヨシヒコがひょんなことから勇者として薬草を探す旅に行くことになり、その旅の途中で仲間を増やしていく物語である。ゲーム『ドラゴンクエスト』をもじった作品でもあり効果音やアイテム等も登場しファンを沸かせた。その人気から後に続編も公開された。
2番目に仲間になった、特になにも出来ない女性。ヨシヒコを父の仇と勘違いして急に襲ってきて出会う。全く似ていない似顔絵を見てヨシヒコはムラサキを諭し、仲間となった。
いわゆるイマドキの女であり、ギャルっぽい若者言葉をよく使う。かなり生意気な性格で、メレブとは張り合うこともしばしばあるが息が合ったコンビである。
貧乳でメレブから「平ら胸」、「むねたいらさんに2000点」などと馬鹿にされている。イケメン好きで、敵であろうがイケメンであれば好きになる。実はずっとヨシヒコに思いを寄せている。
左肩にペットの黄色い小鳥「キロ」を乗せている。飾りかと思われていたが、時々鳴く。しかしムラサキの口から聞こえてくるので生きているのかは謎のままである。
「魂の剣」を入手するため魂を抜かれた時に現れた本性は、全員が可愛いというほどのぶりっこ。あまりの可愛さにヨシヒコが思わずムラサキのお尻に手を伸ばしそうになりメレブに制止された。復活の資金は50ゴールドでメレブより高額である。
冒険の最中に敵を怯ませる「大きな目」や、魔法の使えない者はつられて踊ってしまう「ふしぎな踊り」などの特技をマスターしている。ダーマ神社において選んだ職業は「魔法使い」で、転職後に非常に強力な魔法を手に入れた。魔王の城下町では、街でスカウトされたのをきっかけにモデルデビューした。女優としても活躍していたが、本来の目的を取り戻したヨシヒコの説得により冒険へと復帰した。
魔王を倒した後は、ヨシヒコと共に行こうとしたが断られヨシヒコに想いを告げられぬまま故郷に帰った。父親を倒した相手は分からないまま終わりを迎えた。
メレブ(演:ムロツヨシ)
最後に仲間になったインチキ魔法使い。金髪のきのこ頭がトレードマークである。ある村で教祖に祀り上げられていたが、相手を豚鼻にする呪文の「ハナブー」しか使えなかった。しかし口の上手さと隠蔽の才能で村人には絶大な威厳があった。教祖としての地位も確立していたが、いつバレるか分からないのでヨシヒコについていくことにしてそのプレッシャーから逃れた。
ヨシヒコに同行するようになってから1話に1つ、新たな呪文を習得していく。見た目とは裏腹に一行で一番の常識人である。人を傷付けまいと言葉をオブラートに包もうとする優しい一面も見える。
「魂の剣」を入手するために魂を抜かれた時に現れた本性は、ただのバカであった。復活の資金はたったの5ゴールド。
ダーマ神社の転職で選んだ職業は「僧侶」だったが、合コンで「ダサい」と不人気だったためアッサリやめてしまった。
魔王の城下町では、お気に入りのメイド喫茶に通い詰めていた。魔王の城に旅立つこととなったが、お気に入りのメイドに会えなくなることに未練があった。意を決してメイドに求愛したが、ボロクソに言われ、傷心で旅に復帰した。
魔王を倒した後、人の役に立つ呪文を習得するため西の国へと旅立った。
ヒサ(演:岡本あずさ)
心優しいヨシヒコの妹。お人好しでおっちょこちょいの兄を心配して、旅の途中密かに後をついてきては木の影から様子を見ていた。た。口癖は「兄(あに)さま。ヒサは心配です」。
そんなヒサは姿を見せるたびに服装に変化が起こっていた。金髪になっていたりヤンキーになっていたりと回を追うごとに不良になっていった。ついには勾留されて施設から仲間と共に逃走する。さらには極道の妻のの風貌にまで変化した。
しかし突如玉の輿に乗って執事がいる伯爵夫人の座についていた。オークションに出品されていた魔王退治に必要なアイテムの「魔法のじゅうたん」を高額で落札。ヨシヒコがそのアイテムを必要なことを知っていての行動であった。後に分かったが、ヨシヒコが魔王と戦うとなると命が危ないと、兄を心配しての行動だった。心優しいヒサは変わっておらず、必ず戻るというヨシヒコの言葉を信じ、伯爵を捨ててカボイの村に帰った。
最終話では外見を元に戻し、カボイの村にて魔王を打倒したヨシヒコと再会を果たす。
仏(演:佐藤二朗)
ヨシヒコに魔王退治の天命を授けた、いい加減な仏。毎回お告げで手に入れるべきアイテム、進むべき場所を一行に伝える。しかし、うろ覚えで正しい情報か分からない。1人でノリツッコミなどをして脱線してばかりいるため、一行にも呆れられているが憎めない性格である。
登場のタイミングは必ずしも自分の思い通りではなく、食事中に姿が出てしまっていてしばらく気付かなかったが、開き直って食事しながらお告げをした。ヨシヒコたちの呼びかけにも応じ、特にムラサキが可愛く呼ぶと上機嫌で出てくる。また、シャワー中だったり来客があったりと、自宅で寛いでいる姿も垣間見えることがある。
仏の息子が「勇者ヨシヒコと導かれし七人」で登場した。洗髪後は螺髪に育毛剤が欠かせない。寄り道ばかりするヨシヒコらを叱るが本気で怒ってはいない。姿を現わさず、天空からアイテムの所在地を記した地図だけを与えることもある。額から仏ビームという光線を出し、記憶の消去などができる。いい加減な性格ではあるが、ヨシヒコが本来の旅の目的を忘れ迷走している時は優しく諭したりもしている。
なぜか一行でヨシヒコだけは声は聞こえるが姿を見ることが出来なかった。赤青3Dメガネをかけることで飛び出してはいるが見えるようになった。第11話で初めてヨシヒコは裸眼で仏の顔を見た。
魔王ガリアス(演:中尾隆聖)
諸悪の根源の魔王。下界を支配するため邪悪な気で人々を操り、カボイの村を始め世界中に疫病を蔓延させていた。絶海と天険で守られた「魔王ビル」という「城」にいる。普通はアポが無いと面会出来ない。ヨシヒコが受付嬢に「殺しに来た」と伝えたら、すぐに対応してくれた。
独自の文明を築き上げ、便利な品々や美味しい食べ物などで人々の心を虜する。そして生活を堕落させてからICチップを埋め込み支配する。ヨシヒコら「外の世界」の人々を邪魔な存在として魔物や疫病で苦しめていた。魔王と名乗るだけあって強力な魔法と凄まじい攻撃力を持つ。ヨシヒコが冒険で手に入れた装備により、光線は天女の羽衣が、火炎は賢者の鎧が、冷気はドラゴンの盾がそれぞれ防いでヨシヒコに倒された。操られた人物は眼球の虹彩が白く変化する。
第1話
オザル(演:志賀廣太郎)
カボイの村の村長。自らの踊りで占うという特技を持つ。その占いでヨシヒコの旅の行先を決める。ヨシヒコが村に帰還した際に祝福した。
テルヒコ(演:きたろう)
ヨシヒコの父で先代の勇者。薬草を探しに出て半年ほど戻ってこなくなり、死んだと思われていた。その代わりにヨシヒコが旅に出たが、旅先で新しい家族と暮らしているテルヒコに会う。ヨシヒコに薬草の在り処を教えたが、自らはカボイの村に帰らず新しい家族と暮らすことを告げた。
原始人(演:磯山良司)
喋らずにコントをする原始人。
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目次 - Contents
- 『勇者ヨシヒコと魔王の城』の概要
- 『勇者ヨシヒコと魔王の城』のあらすじ・ストーリー
- 物語の始まり
- 仲間との旅
- 魔王への道のり
- 冒険の結末
- 『勇者ヨシヒコと魔王の城』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ヨシヒコ(演:山田孝之)
- ダンジョー(演:宅麻伸)
- ムラサキ(演:木南晴夏)
- メレブ(演:ムロツヨシ)
- ヒサ(演:岡本あずさ)
- 仏(演:佐藤二朗)
- 魔王ガリアス(演:中尾隆聖)
- 第1話
- オザル(演:志賀廣太郎)
- テルヒコ(演:きたろう)
- 原始人(演:磯山良司)
- 原始人(演:野村浩二)
- 第2話
- 忍者(演:池田成志)
- おばば(演:白石奈緒美)
- サウダ(演:中村倫也)
- サウダの母(演:池谷のぶえ)
- オシナ(演:渡辺直美)
- 山神様(声:福田雄一)
- 第3話
- 盗賊A(演:安田顕)
- こじま(演:小林大介)
- キラナ村の女(演:六車奈々)
- 岩鉄齋(演:山田明郷)
- 第4話
- 盗賊B(演:あべこうじ)
- 天女(演:小池栄子)
- カッパ(演:尾関高文)
- 盗賊C(演:矢崎広)
- ブレンダー
- 第5話
- 盗賊D(演:沢村一樹)
- 鞠をつく老人(演:太田恭輔)
- イガルヤ(演:長江英和)
- ナカーモ(演:金子伸哉)
- カボー(演:斉藤岳)
- シムダ(演:谷口一)
- ブーチン(演:金谷マサヨシ)
- 第6話
- 盗賊E(演:古田新太)
- 盗賊Eの妻(演:上地春奈)
- リエン(演:中村静香)
- 盗賊F(演:音尾琢真)
- 第7話
- 吟遊詩人(演:KENTARO)
- ラドマン(演:小松利昌)
- ジャイタン(演:与座嘉秋)
- ジャイタンの母(演:青木和代)
- キサラ(演:ホリ)
- スズキ(演:鈴木拓)
- タダタ(演:ビューティーこくぶ)
- 大山(演:今野浩喜)
- 神父(演:鎌倉太郎)
- 第8話
- アイドル(演:佐保明梨、佐藤綾乃)
- アキーモ(演:三上市朗)
- 渡り廊下de魔物倒し隊(演:松永一哉(赤)、野村啓介(黄)、猪塚健太(緑))
- ポンジ(演:川久保拓司)
- 第9話
- 盗賊G(演:橋本じゅん)
- 妖精アタ&妖精フタ(演:井上花菜(アタ)、 福田響志(フタ))
- ポロン(演:原史奈、 上地春奈(悪魔の声))
- ケンタウロス男(演:綾野剛)
- 牛の角男(演:加藤晴彦)
- 牛の乳男(演:岡田義徳)
- テングザル男(演:礒野慎吾)
- アライグマ男(演:金子伸哉)
- 神官(演:鎌倉太郎)
- 第10話
- カイザー(演:マギー)
- 執事(演:大河内浩)
- 仙人(演:斉木しげる)
- ニセ貧乏親子(演:山田真歩(母))
- ニセ貧乏親子(演:今井悠貴(子))
- 幼いヨシヒコ(演:小林翼)
- 幼いヒサ(演:阿部日向子)
- 魔法戦士バッカス(演:小栗旬)
- 第11話
- 警察官(演:賀来賢人)
- 不動産屋(演:高佐一慈)
- メイド(演:村上東奈)
- 居酒屋の店長(演:八十田勇一)
- アサミ(演:岸井ゆきの)
- キャバ嬢(演:のーでぃ)
- 第12話
- ゴードン(演:野間口徹)
- 受付嬢(演:黒坂真美)
- 伝説の勇者ロトスケ(演:きたろう)
- 『勇者ヨシヒコと魔王の城』の用語
- 呪文
- ハナブー
- スイーツ
- チョイキルト
- ホイミネ
- プリマズン
- ナマガワー
- ポリコズン
- ゲラ
- カワゴエタツヤー
- チョヒャド
- メラチン
- ザオリク
- 特技
- 大きな目
- 酔っ払いの目
- ふしぎな踊り
- 『勇者ヨシヒコと魔王の城』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ヨシヒコ「もう魔王なんかどうでもいい。 私は一生ここでリエンとチューをしながら暮らします!」
- ヨシヒコ「私はアイドルとして生きていきます。 ありとあらゆる女の子が私の歌とダンスを見て喜んでくれるんです。 魔王なんてもうどうでもいい」
- ヨシヒコ「私は世界の平和より自分の命が大事だ!」
- 仏の子供が出てくるシーン
- 『勇者ヨシヒコと魔王の城』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヨシヒコの名前の由来は神話に出てくる〇〇彦
- ダンジョーの名前の由来は「弾正」
- ムラサキの名前の由来監督の好きな色
- メレブの名前の由来はアイーダの登場人物の家来
- 勇者の剣は本物のレプリカだった
- 『勇者ヨシヒコと魔王の城』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):mihimaru GT「エボ★レボリューション」
- ED(エンディング):TEE「愛し続けるから」