dele(ディーリー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『dele』とは、小説家・本多孝好による小説とテレビドラマのメディアミックス作品。小説版は『小説野性時代』に連作短編『dele』が連載され、テレビドラマ版はテレビ朝日で放送された。依頼人の死後、パソコンやスマホに残された不都合なデジタル記録を抹消する会社dele.LIFEを経営する坂上圭司と、それを手伝う真柴祐太郎が、依頼人にまつわる謎や事件を解決するというストーリー。ギャラクシー賞2018年9月度月間賞や第56回テレビ部門優秀賞などを受賞した。

『dele』の概要

『dele』とは、小説家・本多孝好による小説とテレビドラマのメディアミックスプロジェクト作品。小説版は、2016年12月号から2017年4月号まで『小説野性時代』に連作短編『dele』が連載され、2017年6月29日に単行本が刊行された。また、2018年5月25日にドラマ制作発表が行われ、文庫本が刊行された。テレビドラマ版は、2018年7月27日から9月14日まで、山田孝之と菅田将暉のダブル主演でテレビ朝日で放送された。脚本は本多孝好の原案を元に複数の脚本家によって書かれ、原作と同じキャラクターが登場するものの、小説とは異なるエピソードであった。テレビドラマ版は小説の執筆前に企画が立ち上がっており、その時から山田孝之と菅田将暉に出演をオファーしている。
坂上圭司(さかがみけいし)が経営するdele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)は、あらかじめ登録しておくと、依頼人の死後、パソコンやスマホに残っているデジタル記録の抹消を請け負う会社である。依頼人が設定した時間を超えてパソコンやスマホが操作されなければ、坂上圭司の「モグラ」と呼ばれる端末に信号が届く。車いす生活の圭司に代わって真柴祐太郎(ましばゆうたろう)が依頼者の死亡確認をする。データ削除に至る過程で依頼人の人生の秘密に触れていき、2人は隠された真相を解き明かしていく。
ギャラクシー賞2018年9月度月間賞や、第56回テレビ部門優秀賞、第56回テレビ部門個人賞(菅田将暉)、コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第13回主演男優賞(山田孝之・菅田将暉)、年間大賞2018主演男優賞(山田孝之・菅田将暉)、第98回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞監督賞(常廣丈太・瀧本智行)、第27回橋田賞(菅田将暉)、東京ドラマアウォード2019長編ドラマ部門・優秀賞、MIPCOM BUYERS’ AWARD for Japanese Dramaグランプリなど多くの賞を受賞している。

『dele』のあらすじ・ストーリー

dele.LIFEの始動

事件について話し合う圭司(左)と祐太郎(右)。

何でも屋を営む真柴祐太郎(ましばゆうたろう)と知り合った弁護士の坂上舞(さかがみまい)は、弟の坂上圭司(さかがみけいし)が経営する会社dele.LIFEを紹介する。dele.LIFEは、依頼人の死後にデジタル遺品の消去を行うという会社である。ハッキング技術に長けていて、デジタル機能を自由自在に操るプログラマーの圭司だが、謎の病気による車椅子生活を送っているため、彼の手足となって動く人材が必要だったのだ。dele.LIFEに仕事を依頼してくる人間の端末が一定時間操作されないと、圭司のパソコン「モグラ」がその信号を受信する。祐太郎は異常事態が起きた依頼人の死亡確認をする仕事が与えられた。そして彼らがパソコンやスマホに記録した秘密の情報を、依頼人の指定時間内に抹消するのが圭司の仕事である。
祐太郎の仕事初日、雑誌記者・安岡春夫(やすおかはるお)の端末から送られた信号をモグラがキャッチする。さっそく死亡確認に向かった祐太郎は、ベランダの下で死んでいる安岡を発見した。彼の死に不審感を持った祐太郎は、残されたデジタル遺品の中身を確認したいと圭司に頼み込む。安岡が残したデータには城西署の横領の証拠が隠されており、情報のリーク元である城西署経理課の片山薫(かたやまかおる)と頻繁に連絡を取り合っていたことが判明した。
片山の自宅を訪ねた祐太郎は、突然武器を持った男に襲われる。その男は城西署の牧野仁志(まきのひとし)という男で、薫が安岡に渡そうとしていた証拠入りの保存データを仲間と一緒に探していたのだ。牧野たちから逃げる薫を探し出した祐太郎は、城西署内に置いてある彼女の端末を取りに行く。牧野らの尾行に気付いた圭司が車椅子を器用に扱いながら阻止し、祐太郎を危機から救い出した。こうして祐太郎と圭司の活躍で城西署の悪事が明るみに出ることになり、警察内部の闇を告発した薫と安岡は世間から称賛を得るのであった。
またある時は、依頼人・宮内詩織(みやうちしおり)のスマホが48時間操作されなかったため、祐太郎が彼女のマンションへ死亡確認に向かう。心不全で亡くなっている彼女の傍らに「deleの人へ。やっぱりデータを消さないでください」という一文が添えられていた。そして父と不仲だった彼女が音信不通状態だったことを知る。祐太郎と圭司は、削除するはずだった詩織のデータを閲覧すると、そこには詩織の生前葬の様子が録画されていた。体調不良から死を予感した詩織は、生きているうちに感謝の気持ちを友人達に伝えるべく生前葬を企画したのだ。親しい友人達に囲まれて生前葬を行う詩織は幸せそうに輝いており、生前葬の録画データを見た詩織の両親は泣き崩れ、友人達に感謝の気持ちを述べた。
またある時は、港町で古い写真館を営む浦田文雄(うらたふみお)から、同じ町で理容店を営む江角幸子(えすみさちこ)に削除するデータのコピーとバラの花束を届けて欲しいという依頼を受ける。しかし2日後に浦田は自殺してしまう。その後、公安関係者の男が浦田に幸子の監視を依頼していたことを突き止める圭司。浦田の口座には、毎月報酬が支払われていたことが判明するが、今月になって仕事を打ち切られていた。幸子は学生時代から警察にマークされ続けてきた過激派の男性と交際していたのだ。圭司がデータを再生すると、幸子と客の会話を盗聴した音声が記録されていた。孤独な浦田が、幸子と客の何気ない会話から伝わってくる温かさに癒されていたことがわかった。公安の打ち切りは浦田の癒しを奪うことになり、存在意義を失ったことが浦田の自殺の原因だったのだ。一方、指名手配から28年間資金援助を続けてきた幸子は、過激派との縁を切る決意をし、男との待ち合わせ場所を通報する。男は逮捕され、援助した幸子も警察に連行されていくのであった。
またある時圭司と祐太郎は、かつて超能力少年と呼ばれた日暮裕司(ひぐれようじ)の遺体の下に置かれた風景画と古い写真を発見した。少年時代の日暮は、行方不明者の写真に手を置くだけで居場所が分かる能力を持っていた。しかしある日テレビ局で日暮少年は、失踪中の少女の母を見つけ出すことができず失敗。世間から激しくバッシングされた彼は姿を消していた。
圭司と祐太郎は日暮が残した古い写真の場所とそこから少女の母の遺骨を発見。実は少女の父が殺害したことを暴くのであった。
こうして削除依頼データから様々な事件を解決する圭司と祐太郎であった。

過去の恋人

カフェで会う佐渡明奈(左)と圭司(右)。

依頼人・天利聡史(あまりさとし)のパソコンから送られた信号をモグラが受信し、祐太郎が死亡確認へ向かう。圭司は、元恋人と会うために、待ち合わせ場所のカフェへ向かう。16年前、教育実習先で高校生の圭司と出会った沢渡明奈(さわたりあきな)は、彼が病気で車椅子になった経緯も知っている。一時は恋人関係になった2人だが、車椅子の圭司が身を引いたため破局し、その後は1年に1度だけ会う約束をしていた。1人でいるのが好きな圭司に相棒の祐太郎がいることを知り驚く明奈。そして圭司の仕事場を見たいと言う明奈を連れ、2人はdele. LIFEへ向かった。
一方、聡史の自宅近くで彼の婚約者・楠瀬百合子(くすのせゆりこ)と出会った祐太郎は、彼女に連れられて病院へ向かう。そこには、数日前に事故に遭い意識不明となった聡史がベッドに横たわっていた。
百合子は祐太郎がdele. LIFEの社員であることを知り、データの内容を知りたいので削除依頼を取り消すように要求して来た。数年前に中学生だった妹を亡くしていた祐太郎は、愛する人の死に怯える百合子の気持ちが理解できた。そこで百合子の願いを叶えるため、圭司に電話するがあっさりと断られてしまう。その後祐太郎は、聡史の幼なじみの宮田翔(みやたしょう)に会い、百合子は聡史の婚約者ではなく、ただの幼なじみだったことを知る。聡史のことが好きだった百合子だが、聡史は彼女の気持ちに応えることはなかったのだ。そこに病院にいる聡史の母から意識が戻ったと連絡が入る。急いで駆け付ける祐太郎、百合子、翔の3人。そこで真っ先に翔の手を握ろうとする聡史を見た百合子は、2人が恋人だと気付く。そしてデータに聡史と翔の愛の証が記録されていることを悟った。
一方、dele. LIFEにいた圭司は、聡が回復したため削除依頼を取り消す。その様子を見ていた明奈はdele. LIFEに自分も登録すると言い出した。削除依頼が来たら他人だと思って消してほしいと伝えると同時に、「待ち合わせは今年で最後にしよう」と告げ、圭司の元を去っていくのであった。
明奈が去った後日、2人は自殺した少女の両親が学校でのいじめを疑っていた事件に遭遇する。そして圭司が少女のパソコンと格闘した結果、SNSでバクという人物と何度もやり取りしていることが判明する。バクはネット上で若者をそそのかして破滅に向かわせている男であった。そしてバクは両親の不倫や同級生からの悪口を暴露されてたことで、生きていれば汚れてしまう、きれいなまま死にたいと思い込まされた少女は自殺したのだった。怒りが爆発し、広瀬(ひろせ)の正体がバクであることを突き止めた圭司は、「二度とキーボードを触れないアナログな人生を送らせてやる」と釘を刺すのであった。

闇に葬られた事件

dele. LIFEの依頼人・笹本隆(ささもとたかし)が自殺し、祐太郎による死亡確認が取れ、圭司は彼のファイルを削除しようとする。しかし、その場にいた舞は、笹本が死刑囚・笹本清一(ささもとせいいち)の息子ではないかと言い出した。
8年前、笹本清一は町内で行われたバザー会場のジュースに毒物を混入し、死者4人を出した罪で逮捕されていた。彼は以前にも殺人未遂で逮捕された経歴があったため、警察から真っ先に疑われたのだ。笹本は取り調べで一度は犯行を自供したが、その後は無罪を主張していた。削除依頼ファイルが笹本の事件に関係があるかもしれないと思った舞がファイルの中身を確認すると、事件のあった日時に、1人の男が粉末をジュースに投入している映像が保存されていた。この映像を裁判所に提出して笹本の再審請求できると考えた舞は、ファイルを渡すように詰め寄るが、圭司は「その行為は契約違反だ。」と突っぱねる。
一方、舞から真相を調べるよう頼まれた祐太郎は、男の画像を持って事件現場へ行き、近くの洋食屋を営む上野兼人(うえのけんと)から、その男が市会議員の宮川新次郎(みやがわしんじろう)で、選挙時に票の取りまとめを依頼した土木会社社長とトラブルになっていたことを突き止める。その頃、圭司から事件の事を問われた宮川は、当日ジュースの粉末を投入したと釈明する。その後、宮川と上野の妻が不倫関係にあったという情報をキャッチし、上野の妻が邪魔になったことが犯行理由かと推察した。圭司が上野のスマホに侵入してデータの中身を確認したところ、妻と宮川の浮気現場を捉えた画像が多数保存されていた。妻を憎んだ上野が事件を起こしたとも考えられた。そこで笹本隆の動画を再生すると、薬物入りの瓶を持つ彼が映っていた。
刑務所の笹本に接見した舞は、「息子さんをかばうために、自白したんじゃないですか? 」と問い正すと、笹本は「息子は世間に殺された。犯人はあの町にいる!」と叫ぶ。
隆の動画には、売人からドラッグを受け取る宮川の娘、病気の母親に暴力を振るうコンビニ店主、犯罪者の息子・笹本隆(ささもとたかし)罵声を浴びせる住民達の姿が映っていた。こうして宮川の娘と店主が犯人の可能性も出てきた。
圭司は「データを消せば、笹本が犯人のまま終わる。この町はそれを望んでいる。」と祐太郎に語る。住人達はお互いに疑惑を持ちながら表面上は普通の暮らしを続けており、前科のある笹本を犯人として差し出すことで、町の平和を保とうとしていると圭司は考えたのだ。そこに笹本の死刑が執行されたという知らせが届く。彼の死で事件は終わり、真相は闇の中へ葬られた。
町の公民館では8年前と同じようにバザーが開かれていた。主婦からジュースを勧められた少女は「飲んだら死んじゃうよ」とよそから来た人に言われたと言い、飲まなかった。そして、少女が見つめる先では、容疑者たちがなごやかに話をしているのであった。

祐太郎と圭司の過去

葬儀会場に向かう圭司(左)と祐太郎(右)。

依頼人・辰巳仁志(たつみひとし)のパソコンから出た動作停止の信号をモグラがキャッチし、圭司は祐太郎に辰巳の死亡確認を指示する。ところが、辰巳の名前を聞いた祐太郎は激しく動揺し、事務所を飛び出して彼の自宅へ向かってしまう。
一方、圭司は何者かがdele. LIFEのパソコンに仕掛けてきたクラッキングの対処に追われていた。そして圭司は舞に、祐太郎と辰巳仁志との関係を尋ねる。すると数年前に入院先の病院で亡くなった祐太郎の妹・真柴鈴(ましばすず)の死因を巡って、対立した病院側の弁護士が辰巳だったことを知る。当時、国が新薬の開発を推進しており、鈴は病院に選ばれた治験者の1人だったのだ。
死亡確認を済ませて事務所に戻ってきた祐太郎は、圭司に促されて当時の事情を語り出す。鈴の死に不審感を持っていた祐太郎の両親は病院訴訟を考えていた。辰巳は偽の治験データを提示して訴訟を諦めさせようとしたが、両親は納得しない。そこで、辰巳は祐太郎の家族写真をネットにばらまき、誹謗中傷のコメントを書き込んだ。これが原因で祐太郎の両親は離婚し、家族はバラバラになったのだ。
祐太郎から話を聞いた圭司が辰巳のファイルを開くと、その当時厚労省の高級官僚だった仲村毅(なかむらたけし)が、新薬の副作用を知りながら患者に投与させ、辰巳がその事実を隠蔽していたという音声データが残されていた。
圭司はクラッキングを指示した黒幕が仲村ではないかと推察し、攻撃を仕掛けた会社を割り出した。すると宅配便を装った男達がdele. LIFEに侵入し、圭司を殴りつけて辰巳のファイルを奪って行った。事務所に帰った祐太郎の呼びかけで意識を取り戻した圭司。すると、圭司は弁護士だった自分の父親が、辰巳と同じく仲村の闇を隠蔽していたことを告白する。優秀な弁護士として称えられていた父親が、裏では仲村の贈収賄工作に関わっていたのだ。そして圭司は、父親の遺品から見つけた贈収賄の証拠データを祐太郎に差し出し、「これをマスコミに流せば、仲村を追い詰めることができる」と言う。データが公になれば舞と圭司も世間からバッシングされることになる。バッシングの苦しさを知っている祐太郎は、圭司の提案を拒否するが、舞も仕事への影響を覚悟して、父親が残したデータの開示に同意する。
圭司と祐太郎は辰巳の葬儀会場に出席した仲村と向き合った。そして2人は、仲村が過去の悪事を問い詰められている録音データを葬儀会場のスピーカーで流す。遺族や出席者たちで溢れる会場は騒然となる。後日、仲村逮捕を知らせるニュースや新聞記事がマスコミによって流された。
鈴の墓前に仲村逮捕を報告した祐太郎は、圭司に退職届を出して姿を消した。圭司と舞は自分達の父親が仲村と関わっていたことから、祐太郎がdele. LIFEを離れるのは仕方がないと考えていた。
ある日、顧客が激減してしまった事務所で圭司がアプリ開発をしていると、祐太郎がふらりと姿を現し「無休でいいから働かせて」といつもの明るい表情で言った。嬉しそうな表情を浮かべ、圭司は了解するのだった。

『dele』の登場人物・キャラクター

主人公

坂上圭司(さかがみけいし/演:山田孝之)

dele.LIFEを経営しているプログラマー。原因不明の難病により下半身不随となり、車椅子での生活を余儀なくされているが、足が不自由であることをハンデと思っていない。性格は無愛想で無口、偏屈でプライドが高い。コンピュータ技術に長けており、ハッキング技術が高く、依頼主から頼まれた仕事は必ずやり遂げる。

真柴祐太郎(ましばゆうたろう/ 演:菅田将暉)

dele.LIFEに就職した何でも屋。圭司の足となり、依頼人の死亡確認や、所在がわからない依頼人のパソコン、スマホの在り処を探す足を使った業務を担当する。性格は明るくておしゃべりで、頭の回転も早く洞察力に長けている。9年前に、妹を医療過誤により亡くしており、これが原因で両親が離婚している。

主要人物

坂上舞(さかがみまい/演 :麻生久美子)

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君と世界が終わる日に(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『君と世界が終わる日に』とは、2021年1月から3月まで日本テレビでドラマ放送された、竹内涼真主演のゾンビサバイバルドラマである。物語は主人公の間宮響が恋人の小笠原来美を探しながら、生存者たちと一緒にウイルスに感染した人間のゴーレムと戦い、ゴーレムのいない安全な場所を目指して旅するストーリーである。人間を襲うゴーレムを倒しながら、生存者たちの仲間の絆が深まっていき、みんなで助かろうと一生懸命に生きる姿を見られるドラマ。主人公の間宮響の諦めの悪い性格や襲ってくるゴーレムとの闘いも見どころのひとつ。

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3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(3A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(3A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』とは、日本テレビ系で2019年に放送された日本のテレビドラマ。半年前に起きた女子生徒・景山澪奈の自殺の真相を明らかにするため、美術教師の柊一颯が生徒たちを人質に取った立てこもり事件を起こす、異色の学園ドラマである。主演は菅田将暉。生徒役には永野芽郁や今田美桜、森七菜などが出演している。『電車男』や『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』などのヒットドラマを生み出した武藤将吾が脚本を手掛ける。

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糸(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

糸(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。

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新選組!(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

新選組!(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。

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鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

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50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『50回目のファースト・キス(映画)』とは、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットとなったロマンチック・ラブコメディである。記憶障害という難病をテーマに切なく涙かせるシーンもありながら、集結したコメディ俳優たちがハワイを舞台にナンセンスながらクセのあるギャグで始終笑わせてくれる。 二人が揃ってメディアに登場すると今だに大きな話題となるアダム・サンドラー×ドリュー・バリモアの最強コンビの抜群の信頼関係が、最高の映画製作に影響を与えヒット作へと導いている、今もなお根強いファンが多い傑作である。

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のぼうの城(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

のぼうの城(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。

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翔んで埼玉(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

翔んで埼玉(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『翔んで埼玉』とは、魔夜峰央によるギャグ漫画作品、およびそれを原作としたコメディ映画作品である。。二階堂ふみやGACKTを始め、豪華なキャスト陣が本気でふざけた内容が大きな話題となる。埼玉県民が東京都民に虐げられてきた架空の世界が舞台となり、埼玉解放を求めて他の県を巻き込みながら全面戦争へと発展していく。

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勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)』とは、テレビ東京系で放送されたコメディドラマである。シュールでコミカルなストーリーで、個性的なキャラクターが話題を呼んだ。毎話登場する豪華ゲストも話題である。ある村の青年ヨシヒコがひょんなことから勇者として薬草を探す旅に行くことになり、その旅の途中で仲間を増やしていく物語である。ゲーム『ドラゴンクエスト』をもじった作品でもあり効果音やアイテム等も登場しファンを沸かせた。その人気から後に続編も公開された。

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勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと導かれし七人』とは、2016年10月8日から12月24日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された、山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコ一行は、この世界を闇に葬ろうとしている魔王は7つの弱点があり、その魔王の弱点を突く7人を探し出し魔王を倒すべく長い旅を始める。RPGゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフにした冒険活劇で3シリーズの3作品目である。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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バクマン。(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バクマン。(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。

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陽だまりの彼女(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

陽だまりの彼女(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『陽だまりの彼女』とは、越谷オサムによる日本の恋愛小説を原作として2013年に映画化された恋愛映画である。交通広告代理店の営業マンである奥田浩介(おくだこうすけ)が中学時代の同級生の渡来真緒(わたらいまお)に再会することからはじまり、ふたりは恋愛し結婚する。幸せな毎日を過ごしていたふたりだが、真緒に異変が現れる。そして浩介は真緒の驚くべき秘密を知るのだ。恋愛ストーリーの中にファンタジー要素が加わり、可愛らしく心温まる映画となっている。

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フライ,ダディ,フライ(小説・映画・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

フライ,ダディ,フライ(小説・映画・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『フライ,ダディ,フライ』とは2003年に金城一紀によって執筆された、中年サラリーマンと在日朝鮮人の高校生を主人公とした小説、およびそれらを原作とした漫画、実写映画作品である。ある日、中年サラリーマンの鈴木一の愛娘が高校ボクシングチャンピオンの石原に乱暴され、入院することになってしまった。恐怖で外に出ることができなくなった娘を救うため、在日朝鮮人高校生のスンシンとの特訓を経て石原を倒し、迎えに行く決意をする。高校生とサラリーマンのひと夏の友情を描く感動作。

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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』とは、2012年10月12日から12月21日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコに魔王が倒されて100年後、何者かによって魔王の封印が解かれ、再び魔物がはびこる時代となった。民はかつて魔王を倒した勇者ヨシヒコに助けを求め、復活を遂げかつて旅を共にした仲間と共に再び魔王を倒すべく旅に出た。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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キセキ -あの日のソビト-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キセキ -あの日のソビト-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キセキーあの日のソビトー』とは、大ヒット曲を数々生み出したGReeeeNの結成と「キセキ」という楽曲の誕生秘話を描いた映画である。 音楽に挫折した兄のジンは、歯科医師を目指す弟のヒデの音楽の才能に気づき、ヒデの音楽活動を支えることにした。 父親である誠一のような医者を目指していたヒデは、歯科大学の仲間と共に顔を出さない音楽グループGReeeeNを結成する。 そんな2人の主人公と音楽を認めない誠一との葛藤を実話を元にしたストーリー。

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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄』とは、堀越耕平の人気漫画『僕のヒーローアカデミア』の劇場版作品第1弾。興行収入は約15億円を記録した。 オールマイトと共に、個性の研究やヒーローアイテムの発明などを行う学術研究都市「I・アイランド」を訪れた緑谷。オールマイトは友と再会し平和な時を過ごしていたが、謎のヴィラン達が襲い掛かり島を占拠した。人質を取られ島のシステムを奪われた状況から、緑谷や1年A組の仲間たちは島の人々を守るためヴィランと戦う。

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