ユフィ・キサラギ（ファイナルファンタジーVII）の徹底解説・考察まとめ

ユフィ・キサラギのプロフィール・人物像

名前：ユフィ・キサラギ
出身地：ウータイ
年齢：16歳（『ファイナルファンタジーVII』登場時）
誕生日：11月20日
血液型：A型
武器：手裏剣

CV：かかずゆみ
ユフィ・キサラギとは『ファイナルファンタジーVII』に登場する主人公側の味方キャラクターである。ストーリーをジュノンエリアまで進め森林の中を歩いていると、謎のニンジャとして襲い掛かってくる。倒せば会話イベントが発生し、プレイヤーの任意で仲間にすることができる。選択肢を間違えるとユフィは逃走する（ギルを奪うこともある）が、再度森林を歩いていれば遭遇可能である。なお遭遇確率はウータイが近づくほどに上昇する。

巨大な手裏剣やブーメランを使用して攻撃する忍者の少女で、神羅との戦により観光地化してしまった故郷ウータイを取り戻すためマテリアを集めて回っていた。クラウド達に襲い掛かるも敗れてしまうが、神羅に対抗しているという姿勢とクラウド達のマテリアを強奪するチャンスをうかがうため仲間に加わる。旅の途中でも重要な作戦会議などに積極的に参加することはなくマイペースに過ごしていたが、ウータイが近づくと裏切りマテリアを奪ってウータイに逃走した。
ウータイの町中を巧みに逃げ回るものの、罠にかかって一度はクラウド達に捕まる。憤るクラウド達に「強いウータイを復興させるため」マテリアを集めていたと目的を明かし降参の姿勢を見せたが、部屋に仕掛けた罠を発動させて仲間を閉じ込め寺の隠し部屋へと逃亡する。ところが偶然休暇でウータイを訪れていたタークスのイリーナと共に、ドン・コルネオの手によって捕らえられてしまった。クラウド達やタークスによって救われた後は表立ってマテリアを奪うようなことはせず、自己中心的ながらも仲間の一員として行動するようになった。

16歳と若いこともあって父親のゴドーとはそりが合わず顔を見合わせれば喧嘩を繰り返していたが、「五強の塔」でゴドーと向き合った後和解している。別れ際「ヤツら（クラウド達）のマテリアは戦が終われば不要になるのではないか？」とゴドーから耳打ちされ、必ず生きてマテリアを持って帰還することを誓った。

セフィロスとの最終決戦の前に仲間たちが一時解散した際には「アイツ（ユフィ）は戻ってこないんじゃないか。俺たちのマテリア盗んで行かなかっただけマシだろ」とバレットから言われていたが、乗り物酔いを我慢してまでも最終決戦に駆け付けている。飛空艇ではクラウドに「戦が終わったらマテリアは全部ユフィちゃんのものです」と書かれた書類を渡してサインをするよう迫っていたが、クラウドには乗り物酔いを理由に拒否された。それでも戦後話し合いが行われ、「マテリアは全部ユフィにやる。ただし危険な物がほとんどだから、治療に役立つものは分け合いあとはオレ（クラウド）が預かる」という事になっている。

またクラウド、バレット、ティファが五番魔晄炉爆破作戦を行っている最中、暫定政府の密命を帯びたウータイの「特殊技能集団シノビ」がミッドガルに潜入していた。本家アバランチのサポートを受けたシノビの一員ユフィは、後輩のシノビであるソノンと共に、神羅が開発した「究極のマテリア」を求めて神羅ビルを目指し暗躍していた。

ユフィ・キサラギの戦闘スタイル・必殺技

戦闘スタイル

忍者であるユフィは巨大な手裏剣やブーメランを武器に戦う。後列からの攻撃でも威力が落ちないうえ、クリティカル率が高い武器が比較的多く有る。攻撃力やリミット技もバランスが取れているので使い勝手のいいキャラクターである。また『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル版』限定ではあるが、マテリア成長率が2倍で攻撃力も高い専用武器が存在している。

装備品

スーパーボール

マテリア穴を持たないが攻撃力が高い、各キャラクターのネタ武器のうちの一つである。基礎攻撃力は68と高く、クリティカルヒットになる確率もユフィの武器の中では最も高い。後列から攻撃しても通常通りのダメージを与えることができる。
入手場所はコンドルフォートでのイベントクリアの景品と、メテオ後のエルジュノンで3000ギルで購入できる。

折り鶴

外見は折り鶴だが基礎攻撃力90、魔力38と非常に高性能の武器であり、後列から攻撃しても通常通りダメージを与えることができる。マテリア穴は単体四つと連結穴二つで合計八つ装着可能である。折り鶴はダチャオ像中腹の燃える洞窟の中に隠されており、海底魔晄炉内で「水神様のうろこ」というアイテムを入手すると炎を消して入手することができる。

ライジングサン（『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル版』限定）

『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル版』限定の武器である。後列から攻撃しても通常通りのダメージを与えることができる。基礎攻撃力は68でマテリア成長率二倍、連結穴二つと優秀であるが、『ファイナルファンタジーVII』内では入手することができない。攻略本『ファイナルファンタジーVII解体新書 ザ・コンプリート』にはユフィの武器の項目に載っているが、本編では登場しない為入手不可と書かれている。

入手方法はミッドガルに襲撃を仕掛けてくるダイヤウェポンから「盗む」ことである。ダイヤウェポンはHP30000、雷及び聖属性が弱点である。戦闘開始直後「コア」を閉じている為召喚とリミット技以外の物理攻撃が通用しない。召喚またはリミット技を2回当てると通常攻撃も可能となるが、カウントダウンを開始するようになり、8カウント後に割合ダメージの攻撃を行って再び「コア」を閉じるようになっている。

最終武器・不倶戴天（ふぐたいてん）

ユフィの最終武器であり基礎攻撃力は96である。後列から攻撃しても通常通りのダメージを与えることができる。マテリア穴は連結穴が四つで合計八つまでマテリアの装着が可能だが、マテリア成長率はゼロである。相手のレベルが高ければ高いほど攻撃力が上がる特性を持っている。またマテリア「へんか」で攻撃を加えてもダメージが減少しない。

入手場所は海底に沈没している「神羅飛空艇・ゲルニカ」の船内で、魔晄ジェネレーターがある部屋の左側に置かれた宝箱の中に入っている。神羅飛空艇に入る為には潜水艦が必要であり、海底魔晄炉での「潜水艦ゲーム」に失敗している場合には、先に敵の潜水艦を奪う必要がある。潜水艦の沈没場所はコスタ・デル・ソルの南西であり、ゴールドソーサーの周辺で潜ると発見しやすい。

船内の敵は非常に強くあっという間に全滅する危険性も高いので、リミット技や強力な魔法も積極的に使用することがおすすめである。また「螺旋トンネル」のイベントが起きる前の時期に神羅飛空艇に訪れると、タークスのレノとルードが現れて戦闘になる。

リミット技

ユフィのリミット技は単体攻撃、全体攻撃、味方のHP回復と非常にバランスが取れている。武器の特性上後列からの攻撃が可能なので、後列に下げたいかり状態のユフィにマテリア「かばう」を装着させれば比較的簡単にリミットゲージを溜めることができておすすめの戦法である。

疾風雷神（しっぷうじんらい）