ウマ娘プリティーダービー（ゲーム）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2023.02.20

『ウマ娘プリティーダービー』はCygamesによって提供されている、基本プレイ無料のソーシャルゲームで略称は『ウマ娘』。プレイヤーは競走馬を擬人化したキャラクターである「ウマ娘」を育成し、「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指す。登場するウマ娘は全て実在の競走馬をモデルとしており、史実に基づいた様々なネタが盛り込まれているのが特徴。その完成度の高さが話題を呼び、リリースから1年足らずで1300万ダウンロードを突破し、流行語大賞にもノミネートするなど、社会現象を巻き起こした。

『ウマ娘プリティーダービー』の概要

『ウマ娘プリティーダービー』はCygamesによって提供されている、基本プレイ無料のソーシャルゲーム。略称は『ウマ娘』。プレイヤーは競走馬を擬人化したキャラクターである「ウマ娘」を育成し、「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指す。登場するウマ娘は全て実在の競走馬をモデルとしており、史実に基づいた性格や趣味、エピソードなど、様々なネタが盛り込まれているのが特徴。
ゲームアプリは当初2018年冬のリリースを予定していたが、クオリティアップのために無期限での配信延期を発表。長い沈黙を経て、2021年2月24日より配信を開始した。その間にゲーム以外でもコミックやCD、スピンオフアニメなど様々なメディア展開が行われており、アプリリリース前後にはテレビアニメ2期『ウマ娘プリティーダービー Season 2』が放送されていた。
その完成度の高さが話題を呼び、アプリは1300万ダウンロードを突破。また、本作のテーマソングの一つである『うまぴょい伝説』のカバーや踊ってみた動画がSNSに多数アップロードされ、NHKの音楽番組『シブヤノオト』への出演時にはTwitter上で「NHKでうまぴょい」がトレンド入りした。その影響は現実の競馬界にも及び、第66回有馬記念が開催された2021年12月26日の中山競馬場では、昼休みの時間に当日のファンファーレを演奏する海上自衛隊東京音楽隊が同曲を演奏して話題となった。
2021年度の流行語大賞にもノミネートするなど、リリースからわずか1年足らずで社会現象を巻き起こした。

『ウマ娘プリティーダービー』のあらすじ・ストーリー

プレイヤーは日本中のウマ娘が集まる教育機関・トレセン学園のトレーナーとして赴任し、各々の担当ウマ娘と共にトゥインクル・シリーズで輝かしい成績をおさめるべく、二人三脚で歩んでいく。それぞれのウマ娘ごとに異なるストーリーが展開され、史実でどのように活躍していたのか、その裏にはどのようなドラマがあったのかが描かれていく。
また、ウマ娘とのストーリーと並行して、それぞれの育成シナリオごとに異なるストーリーが展開されていく。

新設！URAファイナルズ

シナリオ「新設！URAファイナルズ」で立ちはだかる桐生院葵トレーナー（左）とハッピーミーク（右）のコンビ

秋川やよい理事長が、突如URAファイナルズの開催を発表したことからシナリオが始まる。URAファイナルズは「全てのウマ娘が輝けるレース」として、距離や適性が合わず涙を呑んだウマ娘たちを救済すべく理事長が新設したレース。プレイヤーは同期のトレーナーたちと切磋琢磨しながら担当ウマ娘を育成し、育成目標を達成していきながら3年後に開催されるURAファイナルズの初代チャンピオンを目指す。
育成目標を達成していく中で、バ場の整備からニンジン畑の世話まで、すべて理事長自らのポケットマネーで行われていき、一度は開催が危ぶまれつつも無事URAファイナルズは開催にこぎつける。プレイヤーは見事初代チャンピオンの座に輝き、理事長から扇子を贈呈されるのだった。

アオハル杯～輝け、チームの絆～

シナリオ「アオハル杯～輝け、チームの絆～」で立ちはだかるチーム・ファーストのメンバー、リトルココン（左）とビターグラッセ（右）

かつて開催されていたが、ケガのリスクなども考慮されて衰退したというアオハル杯。その存在を耳にしたウマ娘・タイキシャトルが理事長の秋川やよいに掛け合ったことで、アオハル杯は復活へ向けて動き出す。しかし理事長は海外出張となり、代理として学園に赴いた樫本理子（かしもとりこ）は早速アオハル杯の廃止を宣言。さらに独自の管理プログラムを遂行し、学園のウマ娘を統制しようと動き出した。
プレイヤーは彼女を止めるため、アオハル杯で彼女の率いるチームに挑むことになる。賛同したタイキシャトル・ライスシャワー・マチカネフクキタル・ハルウララのウマ娘4名をメンバーに迎え、プレシーズンを勝ち上がりながらチームは絆を深めていく。
決勝が近づくにつれ、樫本がこのような行いに及んだかが明かされ、彼女の過去が原因だったと知るプレイヤー。そのうえで樫本率いる「チーム・ファースト」に勝利し、無事トレセン学園の自由を取り戻したのだった。

Make a new track!!～クライマックス開幕～

ある日、ウマ娘に首ったけな記者・乙名史悦子（おとなしえつこ）が企画したメディア主導のレース、「トゥインクルスタークライマックス」の開催が宣言される。彼女はプロ野球のペナントレースとクライマックスシリーズを参考に、日本ダービーのような一生に一度の栄冠を取れるかどうかではなく、年間の総合的な強さを決めるレースとしてこのレースを考案した。プレイヤーは担当ウマ娘と共に様々なレースを勝ち上がり、トゥインクルスタークライマックスを目指すことになる。
このレースを開催した裏には、乙名史の幼少期の経験があった。彼女はかつて、同年代だったウマ娘を強く慕い、彼女こそが最強だと確信していた。しかし紆余曲折あってそのウマ娘はレースから身を引いてしまう。彼女のことが忘れられなかった乙名史は、改めて最強とは何かを定義するため、トゥインクルスタークライマックスを開催したのだった。
見事プレイヤーと担当ウマ娘がトゥインクルスタークライマックスで優勝すると、乙名史は彼らこそが最強だと認め、トロフィーを贈呈したのだった。

『ウマ娘プリティーダービー』のゲームシステム

育成ウマ娘

「プリティーダービーガチャ」で獲得できるウマ娘。
ガチャ排出時のレアリティは星1から星3の3段階で、最大星5まで上げることができる。また、星3以上の育成ウマ娘には固有の衣装である勝負服が実装される。何度育成しても育成ウマ娘がなくなることはない。

サポートウマ娘

育成ウマ娘の成長を補助するために必要なサポートカードとして利用するウマ娘。ウマ娘以外の人物のサポートカードもあり、その場合は「サポートキャラ」と呼ばれる。カードのレアリティはR、SR、SSRの3種類、区分はスピード、スタミナ、パワー、根性、賢さ、友人の6種類。
育成ウマ娘のサポートをし、ステータスの上げ幅や獲得できるスキルに影響を及ぼす。さらに一緒にトレーニングを重ねることでゲージが上昇し、ゲージが一定量に達するとステータスを大きく引き上げる友情トレーニングが発動することがある。なお、育成ウマ娘と同じウマ娘や、2枚以上の同名ウマ娘の使用はできない。

継承ウマ娘

育成開始時に2人を選択し、育成開始直後と育成中に2回発生する継承イベントで使われるウマ娘。基本的には自分で育成した殿堂入りウマ娘（育成を終えたウマ娘）を使用するが、マニー（ゲーム内通貨）を支払うことで他のプレイヤーが育成したウマ娘をレンタルして利用することもできる。

殿堂入りウマ娘

育成

Michael_kakipi1

@Michael_kakipi1

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