ファイナルファンタジー(FF)のヒーロー・男性メインキャラクターまとめ
人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒーローたちは物語の鍵を握る人物として活躍するが、時には悲しい運命をたどる者や、裏切り者がいたりとその魅力は作品ごとに違う。美形が多いのも特徴である。
シリーズごとにリアルさを増していくそのビジュアルは他の追随を許さない。
『ファイナルファンタジー』の概要
ファイナルファンタジー(FF)は、ファミリーコンピュータ(FC)などの家庭用ゲーム機向けに発売されたロールプレイングゲーム(RPG)である。
1987年に第1作目となる『ファイナルファンタジー(FF)』が発売されて以降、シリーズ作品が続々と発売されている。
ゲーム中に挿入される美しいCG、スタイリッシュなキャラクターや作品ごとに違う世界設定と重厚で難解なストーリー構成、作品ごとに変更される斬新なゲームシステムなど、従来のRPGからの差別化を図ることで多くのファンの支持を受け、日本を代表するRPGの1つとなった。
近年のシリーズでは、壮大で美麗なフル3DCGでFFのリアルな世界や登場人物が描写されており、世界中のファンを魅了している。
FFシリーズのヒーローとは
ここで紹介するFFシリーズのヒーローとは、FFナンバリングタイトル(FF1~FF15)の男性主人公の他、目立った活躍をし、記憶に残った男性メインキャラクターのことを指す。
『FF』『FF3』は明確な主人公が設定されていないため、「光の戦士」というゲーム内の設定を使用する。
『FF6』『FF9』は群像劇として描かれ、主人公は仲間になる登場人物全員というのが公式な見解だが、明らかにストーリー的な重要度・登場シーンに大きな差があるため、ここではスクウェア・エニックスが公式に発行している「FF大全集」が、便宜的に主人公とみなしている人物を主人公として紹介する。
また、オンラインゲームである『FF11』『FF14』の主人公はプレイヤーが作成したキャラクターであり、プレイヤー自身である。そのため、ゲームの設定としての主人公ではないため、ここでは除外している。
FF1
光の戦士(ウォーリア オブ ライト)
突如、この世界に現れた4人の若者。
彼らはそれぞれ力を失ったクリスタルを持っており、最初の町コーネリアに着く前までの記憶を失っていた。
その後、コーネリアの王女セーラの救出を頼まれたことをきっかけに、世界に光を取り戻すための旅に出る。
4人それぞれの個性やセリフはなく、ただ光の戦士たち、と呼ばれる。
リメイク作品のムービーなどでは青い鎧を纏った金髪の青年が登場するが、これは『FF1』のパッケージに描かれている鎧の戦士をデザインしたものである。
この青い鎧の青年は4人の光の戦士のうちの1人という位置付けで、後のシリーズ作品では『FF1』の主人公として「ウォーリア オブ ライト」という名で登場する。
FF2
フリオニール
『FF2』の主人公。
FFシリーズとしては初めて名前が付いた主人公。
両親を亡くしており、レオンハルトとマリア兄妹の両親にガイと共に引き取られてフィン王国で暮らしていた。
パラメキア帝国のフィン侵攻により義理の両親を失い、逃走中に帝国兵に追い詰められて瀕死の重傷を負うが、反乱軍に助けられて保護される。
その後はマリア、ガイと共に反乱軍に身を投じることとなる。
ラミアクイーンが化けた反乱軍のリーダー・ヒルダの偽者に誘惑されるシーンでは、すっかりその気になって「…ゴクッ…」と生唾を飲み込んだりしてヒーローらしからぬ姿を晒している。
マリアやその後仲間になる女海賊レイラにも好かれており、結構モテる。
主人公だけあって、剣、弓、槍、ナイフ、杖などあらゆる武器を使いこなすバランスの取れたキャラクター。
レオンハルト
マリアの実兄であり、フリオニールやガイとは義兄弟にあたる。
パラメキア帝国がフィンを襲撃した際、フリオニールらと共に逃げたが、彼だけが行方不明となる。
レオンハルトは正体を隠し、ダークナイトとしてパラメキア帝国の指揮官となっていた。
フリオニールたちがパラメキア皇帝を倒した後に、ダークナイトが後継者となって即位した。
その際、フリオニールたちにダークナイトの正体がレオンハルトだとバレる。
玉座の間でレオンハルトはフリオニールと対峙する事になる。
だが、決着がつく前にパラメキア皇帝が蘇り、マリアの説得もあってフリオニールたちの仲間になる。
ラスボスの皇帝を倒した後は、フリオニールたちを裏切っていたことに責任を感じ、ただ1人去って行く。
操られたわけでもなんでもなく、自分の意志で力を欲して帝国に身を寄せた。元祖裏切りキャラである。
仲間に加入した際は左利きでなぜか二刀流。
加入時期が遅いため、育成するのに苦労する。
ミンウ
反乱軍のリーダー・ヒルダの右腕として参謀を務める偉大な白魔道士。
帝国兵に追い詰められて重傷を負っていたフリオニールたちを助けたのは彼である。
物語序盤で一時的にパーティに加わるが、ほとんどの白魔法を習得している上、魔法系パラメータも非常に高いため、その強さは心強かった。
究極魔法「アルテマ」の本を求めてミシディアの塔へと向かうが、最上階にある封印された扉を開くために、すべての魔力を使い果たし、息を引き取ってしまう。
その後主人公たちはミンウの命と引き換えに手に入れた本により、魔法「アルテマ」を使用できるようになるのだが、期待したほどの威力はなく、プレイヤーからはミンウは無駄死にだったと残念がられた。
そのプレイヤーの無念さをくみ取り、リメイク作品では「アルテマ」の威力が上方修正され、更に追加シナリオ「Soul of Re-birth」では、主人公となった。
FF3
光の戦士たち
山奥の村ウルで長老トパパに育てられた、4人の孤児たち。
冒険心から足を踏み入れた洞窟で風のクリスタルに出会い、光の戦士として啓示を受けることになる。
『FF1』と同じような設定で4人とも個々の性格や公式の名前はない。
最初から最後まで同じ4人パーティで冒険する。
ニンテンドーDSで発売されたリメイク版では、4人の孤児にそれぞれ、リーダー格のルーネス、アルクゥ、紅一点のレフィア、イングズという名前と性格が追加された。
リメイク版ではルーネス1人から冒険が始まる。
その後ゲームを進めると他の3人を仲間にすることになる。4人が孤児であるという設定と主なストーリーはFC版と同じ。
様々なジョブチェンジが可能となった『FF3』では「たまねぎ剣士」というジョブが最強とされる。
歴代のFFシリーズのキャラクターが対戦するゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー』では『FF3』の代表キャラとしてオニオンナイト(たまねぎ剣士)が登場している。
これは『FF1』の「光の戦士(ウォーリア オブ ライト)」との混同を避けるためだと思われる。
FF4
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目次 - Contents
- 『ファイナルファンタジー』の概要
- FFシリーズのヒーローとは
- FF1
- 光の戦士(ウォーリア オブ ライト)
- FF2
- フリオニール
- レオンハルト
- ミンウ
- FF3
- 光の戦士たち
- FF4
- セシル・ハーヴィ
- カイン・ハイウインド
- FF5
- バッツ・クラウザー
- FF6
- ロック・コール
- エドガー・ロニ・フィガロ
- セッツァー・ギャッビアーニ
- FF7
- クラウド・ストライフ
- ザックス・フェア
- FF8
- スコール・レオンハート
- ラグナ・レウァール
- FF9
- ジタン・トライバル
- ビビ・オルニティア
- FF10
- ティーダ
- アーロン
- FF12
- ヴァン
- バルフレア
- FF13
- スノウ・ヴィリアース
- ホープ・エストハイム
- FF15
- ノクティス・ルシス・チェラム
- イグニス・スキエンティア