ファイナルファンタジー(FF)の歴代ビッグス&ウェッジまとめ
ビッグス&ウェッジ とは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する2人組のサブキャラクター。『FF6』で初登場し、以降ほとんどのシリーズに脇役として登場している『FF』ファンにはおなじみのキャラクターである。ここではナンバリングタイトルごとのビッグス&ウェッジの活躍について紹介する。
『ファイナルファンタジー』シリーズの概要
『ファイナルファンタジー(FF)』は、スクウェア・エニックスより発売されたコンピュータ・ロールプレイングゲーム(RPG)。
1987年に第1作目『ファイナルファンタジー』が発売されて以来、シリーズ作品が続々と発売されている。
2017年時点では『ファイナルファンタジーXV』までが発売されている。
『FF』はシリーズを通して演出にこだわり、なおかつゲームの大部分を占める戦闘においてプレイヤーを飽きさせないシステムを搭載している。
ゲーム中に挿入される美しいCG、スタイリッシュなキャラクターや作品ごとに異なる世界設定と難解なストーリー構成、作品ごとに変更される斬新なゲームシステムは世界中のファンを魅了している。
そのストーリーに登場するキャラクターたちは、主人公やその仲間となるパーティキャラクターのみならず、直接ストーリーに関係のないゲストキャラクターや脇役・チョイ役などのノンプレイヤーキャラクター(NPC)にいたるまでプレイヤーの記憶に残るほど魅力的である。
タイトルが『FINAL FANTASY』+ナンバーで構成されるタイトルを『FF』正式ナンバリングタイトルと呼称し、略称は以下のようになる。
『ファイナルファンタジー』~『ファイナルファンタジーXV』→『FF』~『FF15』
『ファイナルファンタジーX-2』『ファイナルファンタジーXIII-2』『ファイナルファンタジーXIII LightningReturns』→『FF10-2』『FF13-2』『FF13LR』
『ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還- 』→『FF4TA』
ビッグス&ウェッジとは
ビッグス&ウェッジ (Biggs and Wedge)は、『FF』シリーズに登場する2人組のサブキャラクター。
『FF6』にてシリーズ初登場を飾った。
これ以降、ほとんどの『FF』ナンバリングタイトルおよび外伝タイトルに登場している。
その登場の仕方は様々であり、時には敵として、あるいは味方として物語を盛り上げている。
初登場した『FF6』では「ビッグス」ではなく「ビックス」と表記されているが、『FF7』以降のシリーズでは「ビッグス」に統一されることとなった。
2人セットで登場することからビッグス&ウェッジ、と一括りで呼ばれることになる。
2人の名前の由来は、映画『スター・ウォーズ・シリーズ』の『エピソードIV 新たなる希望』に登場するキャラクター、「ビッグス・ダークライター」と「ウェッジ・アンティリーズ」から。
『FF』シリーズのビッグス&ウェッジ
『FF6』
『FF6』にてシリーズ初登場。
ビックス&ウェッジは主人公の1人でもある少女ティナを連れて魔導アーマーを駆り、炭鉱都市ナルシェに侵攻したガストラ帝国兵コンビとして登場する。
彼らの目的はナルシェの炭坑の奥に眠るという幻獣であり、強力な魔導の力を持つ少女ティナを操って帝国に抵抗するナルシェの武装勢力を一掃するための戦力にしていた。
物語序盤のみプレイヤーキャラクターとして操作可能である。
魔導アーマーに搭乗した状態でナルシェのガードやモンスターと戦うことができる。
その後、ナルシェの洞窟の奥で、氷漬けの幻獣を発見すると、ティナとその幻獣が共鳴して暴走してしまうというイベントが起こり、ビックス&ウェッジはその暴走事故に巻き込まれて消失してしまう。
ビックス&ウェッジは、その後2度と登場しないため、死亡したと思われた。
だが、その翌年発売されたRPG『クロノ・トリガー』のミニゲームにビッグス&ウェッジが登場している。実は彼らは『FF6』から時空を超えて『クロノ・トリガー』の世界に飛ばされてしまったビッグスとウェッジ本人であることが「Vジャンプ」誌上にて解説されていた。
『FF6』でのみ名前の表記がビックスとなっていたが、『クロノ・トリガー』からはビッグスに修正されている。
『FF7』
『FF7』に登場するビッグス&ウェッジは、主人公たちと敵対する「神羅カンパニー」に反抗する組織「アバランチ」のメンバーである。
パーティメンバーにはならないが、序盤には主人公クラウドとも会話する場面が見られる。
「アバランチ」のリーダーはパーティメンバーのバレット。
反神羅組織「アバランチ」は、星の生命である魔晄を魔晄炉によって吸い上げ世界中にエネルギーとして送り出している神羅カンパニーの強引なやり方に対し、星を傷つける行為だとして異議を唱える過激派集団である。
『FF7』の物語はそんな「アバランチ」がクラウドを傭兵としてスカウトし、壱番魔晄炉を爆破するというテロ作戦を起こすところから始まる。
ビッグスとウェッジもこの壱番魔晄炉爆破作戦に参加している。
ビッグス&ウェッジは「アバランチ」のアジトのあるミッドガル七番街スラムに住んでいる。
ミッドガルとは、「神羅カンパニー」の本拠地のある都市であり、巨大な円盤のようなプレートにより上層と下層に分断されている。
ミッドガルの「市民」は上層に住み、下層は貧困層が住むスラムとなっている。
ウェッジは太っていて、語尾に「っす」を付ける口癖がある。ウェッジが太っていたのは「アバランチ」のメンバーであるヒロインのティファが作る新作料理の味見役をしていたからである。
ビッグスは普段はクールだが、酒が入ると態度が大きくなる。
神羅カンパニーが壱番魔晄炉を爆破された報復として「アバランチ」掃討のためスラム七番街に侵攻してきた際、神羅兵との戦闘でビッグスとウェッジは負傷してしまう。
更に神羅カンパニーの特殊工作部隊であるタークスのメンバー・レノが、スラムの真上にある七番街プレートを支える柱を爆破し、巨大なプレートを七番街スラムに落下させてしまう。
プレートの落下により、下敷きになって死亡した大勢のスラムの住民らと共に「アバランチ」本拠も壊滅し、ビッグスとウェッジも犠牲となってしまう。
彼らの死を嘆き悲しむバレットの姿があった。
この事故は神羅がアバランチ壊滅のために画策したことであったため、上層に住む市民には怪我人は1人もおらず死傷者なし、と報道された。そして神羅の情報操作により、この事故はテロリスト集団「アバランチ」によるものだと発表された。
『FF8』
『FF8』では敵のボスキャラとして登場する。
独裁国家ガルバディアの軍人で、ビッグスが少佐、ウェッジはその部下。
2度対戦することになるのだが、『FF6』や『FF7』と比べると、かなりコミカルなキャラ設定となっている。
1度目の対戦は、ドールの電波塔。
元々ビッグスは技術将校のため、ここでは電波塔の修理をしていた。
文句を言いながら修復作業をしているビッグスにプレイヤーが話しかけると、突然戦闘になる。
ビッグスのHPを0にするか、一定時間が経過すると、ウェッジが登場し、援護する。
しかしウェッジの戦力は役に立たない。
ウェッジがピンチになると、「もうダメかもしれないっす~」とセリフを言う。
するとビッグスは上官らしく「ばかもん!甘ったれたことを言うな!」と叱りつつもウェッジに回復魔法のケアルをかけてやる。優しい上官である。
だが実は彼らはその後に登場するボスモンスターの前座にすぎない。
ビッグスかウェッジ、どちらかのHPを0にするか、あるいは一定時間が経過するとエルヴィオレという謎のモンスターが現れ、2人を吹き飛ばしてしまう。
吹き飛ばされた2人はその場から逃亡した模様。
ここで主人公たちに負けたビッグスは、少佐から二等兵に降格させられてしまった。ウェッジも降格処分されたが、上官はビッグスのまま。
2度目は主人公たちが投獄されていたガルバディアの収容所での戦闘。
この時のビッグス&ウェッジの戦闘目的は反抗的な囚人をいたぶる、というなんとも幼稚で逆恨み的な理由である。
戦闘中、プレイヤーが味方に反射魔法リフレクをかけると、ウェッジが放つ魔法を味方が跳ね返す。
この時跳ね返った魔法をビッグスに命中させることができる。するとビッグスがキレてウェッジにカウンター攻撃を仕掛けるという演出がある。
上官から攻撃を受けたウェッジが「イジメだぁ~」と泣きわめくやり取りが見られる。
また戦闘中、ウェッジのHPが少なくなると「これ以上、降格されるのはイヤっす!」というセリフを言い、戦闘画面に『ウェッジがキレた!』と表示され、ウェッジの力と早さが少しだけ上昇する。
だが結局主人公に敗北し、ビッグスは「これで三等兵か…」と呟く。
最後にはビッグス、ウェッジ共にガルバディアに愛想を尽かして去り、田舎に帰った。
ビッグスとウェッジは、当初は登場する予定ではなかったようだが、ファンからの熱い支持を受けての登場となった。
『FF8』でのコミカルな設定が受け、ビッグス&ウェッジの知名度と共に人気も増すようになった。
『FF10』『FF10-2』
『FF10』では「ブリッツボール」の会場であるルカ・スタジアムの警備員として登場。
ストーリーには関係しない。
『FF10』および『FF10-2』のミニゲーム「ブリッツボール」の選手として使用できる。
「ブリッツボール」とは『FF10』および『FF10-2』の世界ではメジャーなスポーツであり、水中で行うサッカーのようなもので、水で作られた球状の「スフィアプール」の中で、パスやドリブルを駆使し相手のゴールにブリッツボールを多く入れた方が勝ちというゲーム。
「ブリッツボール」にはいくつものチームがあり、『FF10』の主人公ティーダが所属するのは「ビサイド・オーラカ」というチーム。
チームに最初からいるメンバーの他に、各地にいる一般市民を一定期間チームメイトとしてスカウトし、雇えるというシステムがある。
他のチームに在籍する選手も、そのチームとの契約期間が切れることでスカウトすることが可能となる。
ビッグス&ウェッジは「ブリッツボール」のフリーの選手であり、話しかけることでスカウトできる。
『FF10-2』のビッグス&ウェッジは、主人公ユウナたちのブリッツボールチーム「カモメ・ダン」の初期メンバーとして登場している。
『FF4TA』
『FF4』の後日談である『FF4ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)』の序章にて、ビッグス&ウェッジは『FF4』の主人公であったセシルの息子セオドアの上官として登場する。
ビッグスはバロン王国の飛空艇団「赤き翼」の隊長、ウェッジはその部下であり、バロン王国の王子セオドアのお目付け役でもある。
ビッグスは国王の息子であろうと関係なく厳しくセオドアを指導する鬼教官である。
そんな厳しい上官のビックスに対し、ウェッジはセオドアを優しくフォローするという、ナイスなコンビである。
上官としてビッグス&ウェッジはセオドアの騎士の試練に同伴する。
ビッグス&ウェッジは、序盤でバロンへの帰還途中に魔物の襲撃に遭い、セオドアを庇って死亡してしまう。
死に際してビッグスは、セオドアに対するこれまでの厳しい態度から一変し、彼を無事にバロンまで送ることが出来なかったことを臣下らしく丁寧な口調で謝罪する。
シリーズ中最もかっこいいビッグスだとの評価も高い。
彼らは死亡後も霊魂となってセオドアを鼓舞したり、エンディングにも登場するなど、その存在感は大きく、開発側がファンの意を汲む演出をした結果となった。
今作のビッグス&ウェッジは上司と部下としての信頼関係が強く、2人で放つ連携攻撃「バイブレイ・エッジ」というバンド技もある。
だがチュートリアル的にスポットで仲間になるため、ビッグスがレベル12、ウェッジがレベル10で固定されており、育成することはできない。
回想シーンにて前作『FF4』のオープニングに登場していた「赤い翼」隊員の中の2人がビッグスとウェッジだったと明かされた。
『FF4』の開始直後のミシディアからの任務の帰還途中に隊長のセシルに対して「我々赤い翼は誇り高き飛空艇団!か弱き者から略奪など!」と任務に対する不満を漏らしていた隊員がビッグスだったことがわかり、ファンを喜ばせた。
『LRFF13』
『FF13』3部作の完結編『ライトニングリターンズ FF13(LRFF13)』のスノウ編にて登場。
メインクエストでユスナーンという場所の神託のエリアへプレイヤーが侵入する際、裏ルートの門番として最初はウェッジだけが登場する。
この時は名乗らず、クエストの依頼人としては「怪しい門番」とだけ表記されている。
後に再会した時にはじめてウェッジだと判明し、プレイヤーは驚くこととなる。
無事にメインクエストを進行させた後、再び同じ場所に戻ると「怪しい門番」であるウェッジがいて「ガッブル討伐」というサイドクエストが受託できる。
「ガッブル討伐」クリアの際、ウェッジは「新しい世界に生まれ変わったら脇役を脱したい」という。
「ガッブル討伐」をクリアすると、ウェッジの兄貴分であるビッグスに会えるようになる。
その後、ビッグスから「デスゲーム」というサイドクエストを受けられるようになる。
このサイドクエストをクリアすると2人は門番を辞めて大道芸人としてやっていくという。
大道芸人として2人が演奏していた曲は、2人のデビュー作でもある『FF6』の「ティナのテーマ」である。
ビッグス&ウェッジをシリーズ通して見つめてきたファンにとっては泣かせる演出であった。
『FF14』
Related Articles関連記事
ファイナルファンタジー(FF)の召喚獣まとめ
召喚獣とは、人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する異形の存在。作品によってはストーリーにも大きく影響を及ぼす。 召喚獣の姿は人型やモンスターなど多種多様であり、プレイヤーの心強い味方として戦ってくれたり、時には強敵としても登場し、ゲームを盛り上げてくれる。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の裏ボス・隠しボスまとめ
裏ボス・隠しボスとはストーリー展開上は倒す必要の無いボスモンスターのこと。基本的に、知らずに挑めば一瞬で壊滅する強さを持っており、倒すためには対策を講じたり、レベルカンストなどプレイヤーキャラクターを強化したりする必要がある。 歴代ファイナルファンタジーシリーズにも裏ボス・隠しボスにあたるボスモンスターは存在しており、そのどれもが強力なモンスターである。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のラスボスまとめ
人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズの最後の敵として登場するラスボス。その姿は個性的で独特の異形のものが多く、時に名ゼリフを残したりもする。 単なる悪役としてだけではなく、その背景にある心情や物語も丁寧に描かれ、プレイヤーの心を捉えた。 ゲーム機の性能のアップとともに、そのグラフィックも進化していき、よりリアルなラスボスが描かれるようになった。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のヒロイン・女性メインキャラクターまとめ
人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒロインたちは、強く美しく物語を彩ってくれる存在である。ヒロインたちは主役として、あるいはヒーローを支える存在として活躍する。時には恋をしたり、別離を経験したり、過酷な運命に立ち向かったりする。 作品ごとに様々な魅力を持つヒロインが登場し、プレイヤーを魅了する。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のヒーロー・男性メインキャラクターまとめ
人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒーローたちは物語の鍵を握る人物として活躍するが、時には悲しい運命をたどる者や、裏切り者がいたりとその魅力は作品ごとに違う。美形が多いのも特徴である。 シリーズごとにリアルさを増していくそのビジュアルは他の追随を許さない。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の歴代シドまとめ
シドは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する名物キャラである。シドという名前だけは共通だが、シリーズ毎にその外見や年齢、設定などは異なる。また、『FF』シリーズに頻繁に登場する乗り物「飛空艇(飛行船)」に関わることが多いことでも知られる。ここでは『FF』ナンバリングタイトルの各シリーズ毎に、シドという人物について紹介する。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のジョブまとめ
ファイナルファンタジーシリーズのジョブとは、プレイヤーが任意にキャラクターのジョブ(役割)を決定し、その能力をもってバトルやダンジョンを攻略していくシステムである。代表的なものにナイト、モンク、白魔道士、黒魔道士がいる。状況によってジョブを切り替えていくことをジョブチェンジといい、ジョブを取得、切り替えしていくゲームシステムをジョブシステムや、ジョブチェンジシステムなどと呼ぶ。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の歴代チョコボまとめ
チョコボとは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する二足歩行の架空の鳥で、シリーズを代表するマスコットキャラクターである。ゲーム中では乗り物として扱われることが多く、騎乗時のBGMであるチョコボのテーマ曲は様々なアレンジver.が存在する。チョコボはシリーズ毎に様々な種類が登場し、仲間になったり、召喚獣として登場したり敵として戦ったりもする。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の魔法まとめ
スクウェア・エニックスによって開発、発売されているファイナルファンタジーシリーズは2017年で30周年を迎える。タイトル数は合計87作品に及び、最多の作品数を有するRPGシリーズとして2017年にはギネス世界記録に認定されている。そんな長寿シリーズであるファイナルファンタジーには、数多の魔法が登場する。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のアビリティまとめ
ファイナルファンタジーのアビリティシステム(ability system)とは、日本産RPGであるファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)に登場する、「コマンド」や「特性」をカスタマイズできる戦闘・育成システムである。 ファイナルファンタジーシリーズにおけるアビリティとは、そのジョブやキャラクターを特徴づける技のことを指し、アビリティによってキャラクターに個性を持たせることができる。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のトラウマまとめ
『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズにおいて、忘れられないシーンはいろいろあるが、つらい経験ほど記憶に残るものである。 ここでは『FF』シリーズのナンバリングタイトルのゲーム中において、トラウマになるほど苦労したシーン、怖かったシーン、悲しかったシーンなどを紹介する。
Read Article
北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
Read Article
ファイナルファンタジーXIII(FF13)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXIII」(FF13)は、スクウェア・エニックスからPlayStation 3(PS3)及びXbox 360のマルチプラットフォーム向けに発売されたFFシリーズの第13作目。 「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という神話世界を共有するプロジェクトの1つ。 パルスとコクーン、2つの世界を舞台にライトニングたちは「神」のような存在ファルシと戦う。
Read Article
ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(LRFF13)のネタバレ解説・考察まとめ
「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」(LRFF13)は、スクウェア・エニックスより2013年に発売されたPlayStation 3・Xbox 360向けゲームソフト。 「FF13-2」の続編にあたり、「FF13」から続く三部作の最終章となる。 前作から500年後の終末に向かう世界で、「FF13」の主人公ライトニングが再び主役となり人々を救うため戦う。
Read Article
ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXIII-2」(FF13-2)とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーション3・Xbox 360向けゲームソフトであり、「FF13」の続編である。 「FF13-2」は「FF13」のエンディング後から始まる。今作では「FF13」の主人公だったライトニングの妹セラが主人公となり、時空の歪みを正すために、未来から来たノエルと共に時空を超えた旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーX(FF10)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーX」(FF10)は、スクウェア・エニックスが2001年7月にプレイステーション2用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム(RPG)。FFナンバリングタイトルの10作目。 ザナルカンドに住む青年ティーダはある時異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。そこで出会った召喚士のユウナとともに、この世界の脅威である「シン」を倒すための旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーXII(FF12)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売された、PlayStation 2専用ロールプレイングゲームで、FFシリーズの12作目。2017年7月13日にはリマスター版「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」がPS4版として販売される。 帝国の支配下となった小国に住む少年ヴァンは、物盗り目的で王宮に忍び込んだことから大国同士の戦乱に巻き込まれていく。
Read Article
ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」(FF12RW) は、スクウェア・エニックスより2007年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。「ファイナルファンタジーXII」(FF12)の派生作品。 携帯ゲーム機としての今作では、タッチペンを使用し、手軽に遊べるロールプレイングゲーム(RPG)となった。 浮遊大陸レムレースを舞台に「FF12」の主人公、ヴァンの新たな冒険を描く。
Read Article
FFX-2『カモメ団の情報担当シンラ君』とFF7『神羅カンパニー』の関係のネタバレ解説・考察まとめ
FFX-2内で、主人公ユウナやその仲間リュック・パインが所属しているスフィアハンター集団・カモメ団。その一人、情報担当のシンラ君とFF7の神羅カンパニーにはただならぬ関係があった。シンラ君は実は大きなことを成し遂げていた。それは長い長い年月をかけて、違う物語に関わっていた。名前が似ているだけではない、公式が明かした裏設定とは。その内容と解説。
Read Article
ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。
Read Article
ファイナルファンタジーVII(FF7)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイナルファンタジーVII』とは、1997年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売された初のPlayStation(PS)用ロールプレイングゲーム(RPG)。シリーズの7作目。 シリーズでは初めて全マップ3Dとなり、CGムービーを演出に取り入れ、RPG新時代の先駆けとなった。 星を破滅させようとするセフィロスと、それを止めようとする主人公クラウドの戦いを描く物語。
Read Article
ファイナルファンタジー 零式(FF零式)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジー 零式(れいしき)」 (FF零式) とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーションポータブル(PSP)用ロールプレイングゲーム(RPG)。戦争をテーマに、クリスタルと神、人間の命と死について描かれるFFシリーズの外伝的作品。舞台は「オリエンス」という世界で、主人公の14人の少年少女たちは、アギトと呼ばれる救世主になるために厳しい訓練をこなしながら戦争に身を投じていく。
Read Article
ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーX-2」(FFX-2)はスクウェア・エニックスより2003年にPlayStation2用ソフトとして発売されたRPGで、「FFX」からの正当な続編。 世界観は「X」から引き継いているが、キャラクター演出などのノリはかなり軽い。ドレスアップなど新たなシステムを搭載している。 「FFX」から2年後、ユウナはティーダに似た青年が映ったスフィアを見て、再び旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーVIII(FF8)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーVIII(FF8)はスクウェア(現スクウェア・エニックス)が1999年にPlayStation用に発売したロールプレイングゲーム(RPG)で、シリーズ8作目。 今作ではシリーズ初の主題歌が採用され、その主題歌「Eyes On Me」は50万枚を超えるセールスを記録した。 兵士養成学校に所属する青年スコールがその仲間たちと共に、世界の脅威となる魔女と戦う物語。
Read Article
ファイナルファンタジータクティクス(FFT)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から1997年にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションロールプレイングゲーム(RPG)である。 獅子戦争と呼ばれる内戦の最中、その裏で活躍した主人公ラムザと、その親友だったディリータの栄光と暗躍を描く物語。
Read Article
ファイナルファンタジーIX(FF9)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイナルファンタジーⅨ』(FF9)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より2000年に発売されたプレイステーション用ゲームソフト。FFシリーズ9作目。 今作のテーマは原点回帰。中世欧州風の王道ファンタジー的世界観に加え、過去のシリーズのオマージュ的な要素が盛り込まれている。 主人公ジタンと世界を滅ぼそうとするクジャとの闘いを通して、命と絆の大切さと生きる意味を問う物語。
Read Article
ファイナルファンタジーI(FF1)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジー(FF)」とは、1987年に発売されたファミリーコンピュータ(FC)用ゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。以降、様々なゲーム機にリメイクされている。 FFシリーズの記念すべき第1作目。 闇に覆われた世界に、クリスタルを手にした4人の若者が現れる。 彼らは「光の戦士」として、この世界の闇を払い、平和を取り戻すために冒険の旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ
スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに1994年に発売したゲームソフト。FFシリーズ6作目。今作では、FF5までのシステムを踏襲しつつ、キャラクターによるストーリー性を重視した群像劇を描き出す。 失われた魔法と幻獣、機械文明世界が舞台となる。世界征服を企むガストラ帝国と、それに立ち向かう抵抗組織に属する者たちの戦いを描く群像劇。
Read Article
ファイナルファンタジーIV(FF4)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーIV(FF4)は1991年、スーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売されたシリーズ4作目。 「ATB」(アクティブタイムバトル)が初めて導入され、現在までの基本システムを形作った作品。 バロン王国飛空挺団隊長セシルは王の命令により、理不尽な任務を命じられる。王に疑念を抱いたセシルは隊長の任を解かれ、親友カインと共に新たな任務に赴くのだった。
Read Article
ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」(FF4TA)とは、スクウェア・エニックスより配信・発売されたロールプレイングゲーム(RPG)。 元は携帯アプリとして配信され、その後スマホ版も配信され、携帯ゲーム機用ソフトとしても発売された。 FF4の主人公セシルの息子セオドアが主役となり、かつての仲間と共に世界の危機を救う旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーII(FF2)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーIIは、FFシリーズの第2作目。 FF2は、従来のゲームにあったレベルや経験値という概念を無くし、戦闘中にとった行動によって、キャラクターを好きなように成長させられる新しいシステムを採用した意欲作である。 パラメキア帝国が世界を侵略しようとしている世界で、帝国軍と反乱軍との戦いを軸に、出会いと別れ、命の絆の物語が展開される。
Read Article
ファイナルファンタジーIII(FF3)のネタバレ解説・考察まとめ
1990年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたシリーズ第3作。本作は、前2作から大幅に進化したグラフィック、広大なマップ、さらにキャラの職業(ジョブ)を増やし、当時の最大限のシステムを盛り込んだ、やり込み要素満載のゲームである。また、シリーズの名物となった「召喚魔法」が初登場した記念すべき作品でもある。4人の孤児達はクリスタルの啓示を受け、世界の闇を払う為に「光の戦士」として旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーXIV(FF14)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』とは、スクウェア・エニックスが開発・販売したオンラインゲーム。FFシリーズ14作目。 2010年に発売された最初のFF14はゲームの不備により、2年でサービスが終了した。その後2013年に、ストーリーや世界観を引き継ぎつつ、大幅リニューアルし、新生FF14として発売。 プレイヤーはエオルゼアという世界を自由に冒険し、世界を侵略しようとする帝国と戦う。
Read Article
ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーV(FF5)」とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに発売したゲームソフトで、シリーズ5作目となる。 FF4から採用されたアクティブタイムバトル(ATB)をさらに進化させ、新ジョブも追加された。 風・水・火・土の4つのクリスタルを守るため、クリスタルの心と力を受け継いだ光の戦士達は暗黒魔道士エクスデスと戦う。
Read Article
ファイナルファンタジーXI(FF11)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーXI(FF11)とはスクウェア・エニックスが開発したPlayStation2、Xbox360、Windows向けのMMORPG(大規模多人数参加型ロールプレイングゲーム)である。 現在Windows版のみがサービス継続中。 プレイヤーはヴァナ・ディールと呼ばれる世界の冒険者となり、他のプレイヤーとコミュニケーションを取りながら様々なクエストをこなしていく。
Read Article
ファイナルファンタジーXV(FF15)のネタバレ解説・考察まとめ
人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの15作目。 戦闘は従来のコマンドバトルではなく、シリーズ初のアクションバトル。 広大な世界を自由に探索、攻略ができる「オープンワールド」形式を採用し、よりリアルな世界観が楽しめる。 同盟国であった帝国の裏切りにより、崩壊した故国を取り戻すため若き王子ノクティスは仲間たちと共に旅に出る。彼を待つものは、神か、運命か。
Read Article