ティファ・ロックハート(ファイナルファンタジーVII)の徹底解説・考察まとめ

ティファ・ロックハートとは『ファイナルファンタジーVII』および『ファイナルファンタジーVIIリメイク』に登場するキャラクターで、主人公クラウドの幼馴染である。セフィロスが引き起こした故郷ニブルヘイムでの事件をきっかけに神羅に関係するすべてに憎しみを抱くようになり、星の命を救う活動組織「アバランチ」に加入した。世界に名を轟かす格闘家ザンガンに師事し、女性格闘家としてモンスター相手に臆することなく拳を振るっている。

ティファ・ロックハートの概要

ティファ・ロックハートとは『ファイナルファンタジーVII』および『ファイナルファンタジーVIIリメイク』に登場するキャラクターである。世界を牛耳る神羅カンパニーの支配に抗うレジスタンス組織「アバランチ」に所属している。
クラウドやアバランチのリーダーバレットと共に参加した作戦中神羅の罠に嵌りクラウドと一時離別するも、クラウドを助けたエアリスという女性の協力の元単身乗り込んだ「ドン・コルネオの館」で再会を果たす。エアリスの協力の元ドン・コルネオから「七番街の支柱を破壊して七番街を壊滅させる」という情報を聞き出すと七番街へ急行し、エアリスに「セブンスヘブンにマリンという女の子がいるから…」と託した。

ティファとクラウドはバレットと合流して柱を破壊しようとする神羅の特殊組織「タークス」のレノと交戦するも、起爆スイッチが押されてしまう。さらにマリンを託したエアリスも、マリンの安全と引き換えに神羅に捕らえられてしまったのだった。
七番街の崩壊を止めることはできなかったが、ティファはエアリスが残した「あの子大丈夫だから」という言葉からマリンの生存を確信する。そしてエアリスの家でマリンの無事を確認すると、無関係のエアリスを巻き込んでしまったことを後悔して「必ずエアリスを助け出す」と決意した。

クラウド、バレットと共に神羅ビルに乗り込みエアリス救出にいったんは成功するも、突如故郷ニブルヘイムを滅ぼし姿を消した「伝説のソルジャー」セフィロスが神羅ビルを急襲する。混乱に乗じて神羅ビルからの脱出に成功するが、ティファはやがてセフィロスと深い因縁を持つクラウドと共にセフィロスが巻き起こす星の危機に巻き込まれていくのだった。

ティファ・ロックハートのプロフィール・人物像

名前:ティファ・ロックハート
年齢:20歳(『ファイナルファンタジーVII』登場時)
身長:167センチメートル
血液型:B型
誕生日:5月3日
出身地:ニブルヘイム
武器:グローブ

CV:伊藤歩

『ファイナルファンタジーVII』の主人公を務めるクラウドの幼馴染であり、故郷ニブルヘイムで起きたセフィロスによる事件を正確に覚えている人物である。七番街スラムのバー「セブンスヘブン」の看板娘を務めており、お酒や料理の腕には定評がある。
ミニスカートに白のタンクトップを着用した一見活発そうな女性という印象だが、精神面においては引っ込み思案でなかなか思っていることを素直に打ち明けられない性格である。本人も気持ちを表すのが苦手だという事は自覚しており、自分の考えや感情をはっきり口に出してメンバーを引っ張っていくエアリスの性格に思うところがあった。

ソルジャーのセフィロスによって故郷や家族を奪われたことをきっかけに神羅を憎むようになり、星の命を救う活動をしている「アバランチ」に加入した。ミッドガルの駅で偶然幼馴染のクラウドに再会し昔話をしたが、現在「なんでも屋」をしているクラウドの話す記憶が自分の記憶と食い違っている箇所が多く有った為、クラウドに対して違和感を抱く。それでも違和感を口にすれば久しぶりに再会できたクラウドが遠くへ行ってしまうのではないかと恐れ、自分が側で見守るためにクラウドに「アバランチ」の仕事を依頼する。
ストーリー中盤ライフストリームに落下した際、自分も知らなかったニブルヘイム事件の顛末や秘められたクラウドの想いを知り徐々に素直に感情を表すよう変化していく。「本当のクラウド」を見つけ出すことに成功した後は、セフィロスとの最終決戦に臨むクラウドの大きな支えとなった。

ティファ・ロックハートの戦闘スタイル・必殺技

格闘家らしく己の拳と肉体で戦うティファ

格闘家であるティファは武器を持たず拳や蹴り技などの体術で戦闘を行っている。装備品はグローブやナックルで武器を持っているほかのキャラクターと比較すればやや威力は落ちるが、クリティカルヒットが出る確率が高い武器が多い。また瀕死及び「しのせんこく」状態になっていると攻撃力が二倍になるという特殊武器「オーバーソウル」がある。

最終武器プレミアムハート

パーティー内で最も早く入手できる最終武器

ティファの最終武器「プレミアムハート」は六番街のウォールマーケットにある道具屋で入手することができる。特徴はセットしているリミットレベルと溜まっているリミットゲージの量によって、攻撃力が変動する点である。リミットレベルが四でゲージが溜まっている場合には絶大なダメージ量が期待できる一方、戦闘不能などでリミットゲージがゼロになると極端に攻撃力が低下する。ただしリミットブレイク中は「たたかう」のコマンドが選択できないため、「へんか」のマテリアを装着させておくことが重要である。また『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル版』では最終武器でも「へんか」の攻撃力が低下する為、「ひっさつ」のマテリアと「ついかぎり」を連結で装着させて攻撃すると効率よくダメージを与えることができる。マテリア穴は二連のものが四組で、マテリア成長率はゼロである。

リミットゲージを効率よく貯める方法はアイテム「興奮剤」を使用してティファのステータスをいかりにし、「かばう」のマテリアを装着させる方法である。「かばう」はマスターレベルになると100パーセントかばってくれるようになるので、ティファのHPに留意していれば比較的簡単にゲージを溜めることができる。

リミット技

他のキャラクターとは異なりスロットで威力が決定する

ティファのリミット技は他のキャラクターとは異なっており、リールを回して攻撃判定や威力を決定する。セットしたリミットレベルに応じてスロットのドラム数が増えていき、「Hit」は攻撃、「Year!」はクリティカルヒット、「Miss」は攻撃を行わない。リミットレベル四の技をセットしていると攻撃回数は最大で7回となる。リミット技は最初のリールをストップさせるまではキャンセルが可能だが、一度リールをストップさせるとキャンセルできない。
またティファのリミット技の攻撃対象は敵一体をランダムで選択するものであり、全体攻撃の技はない。

ティファはクラウドと比較すると防御力では劣っているが、リミットゲージが貯めやすいという利点もある。アイテムの「興奮剤」等でステータスをいかりにしておき、マテリア「かばう」を装着させればより効率的にリミットゲージを溜めることができる。ティファの最強武器「プレミアムハート」はリミットレベルとゲージの量によって攻撃力が変化するため、プレミアムハート装備時にはお勧めの戦法である。

掌打ラッシュ

リミットレベル一の技で、敵の懐に飛び込み掌打を繰り出す。基礎攻撃力は20である。

サマーソルト

リミットレベル一の技で、蹴り攻撃を行う。基礎攻撃力は22である。掌打ラッシュを10回使用することで習得が可能となる。

水面蹴り

リミットレベル二の技で、強烈な下段回し蹴りを繰り出す。基礎攻撃力は24である。120体の敵を討伐することで習得可能となる。

メテオドライブ

リミットレベル二の技で、敵を逆さに抱え上げ地面に叩きつける。基礎攻撃力は26である。水面蹴りを9回使用することで習得可能となる。

ドルフィンブロウ

リミットレベル三の技であり、イルカの形の覇気を纏ったアッパー攻撃を行う。基礎攻撃力は28である。240体の敵を討伐することで習得可能となる。

メテオストライク

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