実は奥深い?FINAL FANTASY7の裏設定
普通にプレイしているだけではわからない、FF7の裏設定や小ネタなどをまとめます。
世界崩壊まで2週間?
ストーリー開始のミッドガルからたくさんの出会いや別れ、事件に巻きこまれながらも解決に導きエンディングに向かっていくFF7。
これがスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売された設定資料集によると、全て2週間以内の出来事になっています。
途中に過去の話も挟みますが、ゲームディスク3枚分の出来事がたった2週間で起こるわけです。
そう考えるとゲームの中の人の絶望感や焦燥感は想像が出来ないほどです。仮に想像してみるととても恐ろしくありませんか?
それでも立ち向かっていく主人公たちは正に勇者と言うことでしょうか。普通の人であれば、パニックに陥って何も出来なくなりそうです。
これを踏まえてプレイすると、また少しストーリーの感じ方が変わるかもしれません。
エンディングにユフィとヴィンセントがいない?
上記画像など、よく出ている画像にはユフィとヴィンセントがいます。
しかしゲームクリア後のエンディングムービーにはこの2人は登場しません。
なぜかと言うとこの2人、普通にプレイしていると仲間にならないのです。
ユフィはランダムエンカウントの後に戦闘、その後の手順を踏んで仲間にします。ヴィンセントはニブルヘイムにある、神羅屋敷の北条の手紙を元にして仲間にします。
2人とも仲間にするときちんとイベントが用意されているものの、エンディングムービーには不参加。ヴィンセントは後に主人公に昇格もしています。
きちんと最強武器とそれに付随するストーリーも用意されているのに、最終決戦後にいないなんてなんだかちょっと寂しいですよね。
FF10とFF7は繋がっている?
FF10-2の攻略本でシナリオライターである野島一成さんのコメントで、FF7とFF10の世界の関係性が語られました。
FF10-2に登場する「シンラ」というキャラクターが、異界の奥で画期的なエネルギーである「魔晄エネルギー」発見します。
その後、宇宙船を開発しその惑星に旅立って神羅カンパニーを築いたと言うものです。
なので、FF7に登場する「プレジデント神羅」や「ルーファウス神羅」の祖先に当たるのが「シンラ」ということになります。
ただ、公式設定として発表されている訳ではなくて、あくまでもシナリオライターの考察です。「こうだったら面白い」くらいのものですね。
とはいえこの情報にはFFファンが相当食いついて、様々な意見や考察などがあるので気になる方は一度探してみると面白いと思います。
セフィロスとエアリスが兄弟?
FF7のヒロインであるエアリス、そして元英雄にして最大の敵であるセフィロス。
ゲームでは完全に赤の他人だった2人ですが、元々は腹違いの兄妹の設定だったようです。
その名残なのか、2人の特徴的な前髪はかなり似ているように見えます。
名前の由来もエアリスは「地球、大地(earth)」で、セフィロスは「生命の樹(Sephiroth)」。他のキャラクターと比較すると、由来や名前の韻が近いように感じます。
それにしてもプレイした人たちが恐らく全員が衝撃を受けた、エアリスが死を遂げるシーン。もしこれが初期設定のままだったらと考えると、ちょっとだけ良かった気もしてしまいます。
片翼の天使は偶然できた?
セフィロス戦で用いられたBGM「片翼の天使」。
楽曲を作曲中に開発スタッフより「ラスボス戦中の空き容量が、取り込み音声で15秒分残っている」と言われて出来たのがこの曲です。
15秒しかないものを繰り返し再生するという曲構成で、楽曲を完成させたそうです。
また、この曲の歌詞に使われているのは、クラシックのカルミナ・ブラーナです。そこから5つの言葉を別々に抜き出して構成しているそうです。
もちろん、あの印象的な「セフィロス!セフィロス!」と言う箇所はオリジナルです。
その後出たアドベントチルドレンでは、オリジナルの日本語歌詞をラテン語に訳したものを使用しているそうです。
その為ゲーム版とは歌詞が違っているので、機会があれば聞き比べるのも良いかもしれません。
いかがでしたでしょうか?これ以外にもたくさん裏設定や、小ネタ、更には都市伝説のようなものまでFF7にはたくさんあります。
検索してからまたやり直してみると、昔やったときとまた違った解釈でゲームをプレイできるかもしれません。
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