クラウド・ストライフ（ファイナルファンタジーVII）の徹底解説・考察まとめ

クラウド・ストライフの概要

クラウド・ストライフとは『ファイナルファンタジーVII』および『ファイナルファンタジーVIIリメイク』、『ファイナルファンタジーVIIAC（ファイナルファンタジーセブン アドベントチルドレン）』のメインキャラクターである。また前日譚に当たる『ファイナルファンタジーVIIクライシス・コア』においてはストーリーがクラウドの親友ザックスの視点で描かれ、クラウドの過去がより詳細に明かされている。
ツンツンと逆立った金髪とうっすら青みがかった瞳をしており、背中に巨大なバスターソードを背負っている。このバスターソードは売却することができず、ストーリー中盤でクラウドがどのようにしてバスターソードを手に入れたのかが明らかになる。元神羅カンパニーのソルジャー・クラスファーストを名乗り、現在は報酬次第で依頼を請け負う「なんでも屋」を営んでいる。

クラウド・ストライフのプロフィール・人物像

名前：クラウド・ストライフ
出身：ニブルヘイム
年齢：21歳（『ファイナルファンタジーVII』時点）
誕生日：8月11日
血液型：AB型
身長：173cm
武器：ソード

CV：櫻井孝宏

強靭な肉体と卓越した運動神経、高い戦闘力を保持している。非常にクールな性格で「興味ないね」が口癖であり、幼馴染のティファが所属している「アバランチ」のリーダーバレットとは特に気が合わなかった。しかし時折り「目を覚ませ」「ここはただの発電所じゃない！」など謎の声を聞くことがあり、その際は頭を抱えて倒れこむ様子があるなど精神的に弱い部分がストーリー序盤から描写されている。ストーリーが進むにつれてクラウドの過去が徐々に明かされるようになり、本当の自分を取り戻す。
伝説のソルジャーセフィロスとは深い因縁があり、自分が倒したはずのセフィロスが生きていることを知ったクラウドは、今度こそセフィロスにとどめを刺すためにミッドガルを脱出する。旅を続けるうちに多くの仲間と出会い、やがて星を救うための大きな戦いに身をゆだねていくこととなる。

クラウド・ストライフのアビリティ・最終武器

リミット技

『ファイナルファンタジーVII』には敵からダメージを受けるたびに上昇する「リミットゲージ」があり、リミットゲージが満タンになると各キャラクター固有の特別な技を使うことができる。その状態を「リミットブレイク」といい、コマンド「たたかう」が「リミット」に変更される。またコマンド入力の待ち時間が短縮され、素早く行動することが可能である。
リミット技は一部キャラクターを除いて四つのレベルに分かれており、レベル一から三にはそれぞれ二つの技が設定されている。リミット技の習得には条件があり一つ目のリミット技を一定回数発動させることと、リミット技を習得したいキャラクターが一定数モンスターにとどめを刺すことで習得していく。なお習得に必要なモンスター討伐数はキャラクターごとに違いがあり、クラウドは討伐数がほかのキャラクタと比較すると多くなっている。レベル四は「究極リミット技」といい、全てのリミット技を習得したうえで特殊なアイテムを使用すると習得することが可能である。

クラウドのリミット技はいずれも威力が高い攻撃特化の技であり、ボス戦では攻撃の要となる場面も多い。またストーリー終盤の強敵やクラウド一人での戦闘時など、積極的にリミット技を使用することで戦況を有利に運ぶことができる。

ブレイバー

リミットレベル一の技。敵一体に接近した後跳び上がり、上段から切りつける。初期から習得している。

凶斬り（きょうぎり）

リミットレベル一の技。敵一体に三連撃を加えたうえ、麻痺状態にする。ブレイバーを10回使用することで習得可能となる。

破晄撃（はこうげき）

リミットレベル二の技。敵一体に向けて強力な剣気を放った後、衝突した余波が他のモンスターにも攻撃を加える。敵150体を討伐することで習得可能となる。

クライムハザード

リミットレベル二の技。敵一体に剣を突き刺し、そのまま跳躍して敵を切り裂く。破晄撃を8回使用することで習得可能となる。

メテオレイン

リミットレベル三の技。上空に跳び上がり、敵全体にランダムで隕石を降らせて6回攻撃する。敵400体を討伐することで習得可能となる。

画龍点睛（がりょうてんせい）