セフィロス（ファイナルファンタジーVII）の徹底解説・考察まとめ

リバースセフィロス

セフィロスの第一形態である巨大なモンスターで、「本体」「頭部」「コア」「右腕」「左腕」「右肩」「左肩」の7つのパーツで構成されており、仲間を3つのパーティーに分割して攻撃する。パーツを一つ倒すごとに他のパーティーと交代することができるが、交代せず第一パーティーのみで戦闘を行うことも可能である。
「コア」は両腕が破壊されるまではバリアを張っており、ダメージを与えることができないので注意が必要である。勝利条件はリバースセフィロスの正面にいるパーティーが「本体」を倒すことであり、他のパーツが残っていても戦闘は終了する。

セーファセフィロス

リバースセフィロスを倒した後に出現する第二形態で、一片の翼を生やしている。
HPの基本値は80000（8万）であるが、ジェノバシンセシスおよびリバースセフィロスとの戦闘時の行動、パーティーのレベル等によって変動する。パーティー内にレベル99のキャラクターがいる場合にはレベル99の人数×30000（3万）のHPが加算され、ジェノバシンセシスとの戦闘時召喚魔法「ナイツオブラウンド」を使用していた場合にはさらに80000（8万）が上乗せされる。そこからリバースセフィロスの「頭部」を破壊した回数×100を引いた数値が実際のHPとなる。セーファセフィロスの最大HPは400000（40万）であるが、大量の「頭部」を破壊しても基本HPである80000（8万）を下回ることはない。

攻撃対象は単体攻撃が多いが、全体攻撃である「スーパーノヴァ」は威力が大きいうえに混乱効果が付随されているのでアクセサリ等での対策が重要である。

ラストバトル

セーファセフィロスを倒した後クラウドが一人で戦闘を行うセフィロスの思念体である。戦闘開始直後クラウドが自動的にリミットブレイクし、リミット技「超究武神覇斬」を使用して勝利する。この時のリミット技は習得していなくても使用することが可能である。またリミットブレイク後操作せずにいるとセフィロスが攻撃を仕掛けてくるが、クラウドが自動的にカウンター攻撃を行い勝利する。
イベントバトルであり、セフィロスの攻撃は割合ダメージのためクラウドのHPがゼロになることはなく戦闘不能になることはない。

スーパーノヴァ

セーファセフィロスが使用する技であるが、『ファイナルファンタジーVII』と『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル版』では技の効果が異なっている。『ファイナルファンタジーVII』においてはパーティー全体に魔法攻撃による大ダメージを与えた上で沈黙・混乱の状態異常にする技であるが、『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル版』ではパーティー全体に現在HPの15／16の割合ダメージを与えた上で沈黙・混乱・スロウの状態異常にする技となっている。
『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル版』ではHP割合ダメージの為「スーパーノヴァ」の攻撃によって全滅することは無くなったが、パーティー全体が瀕死となるので混乱による同士討ちを防ぐ手段が重要となる。パーティー全員に「リボン」や「安らぎの指輪」を装備させておく方法がおすすめである。

「スーパーノヴァ」は技の演出ムービーが非常に手の込んだものとなっている。超新星が爆発して太陽系を巻き込み星を次々と破壊するもので、『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル版』ではムービーは1分以上の長さがある。

原作とリメイクの違い・相違点

セフィロスが序盤から登場

本編に当たる『ファイナルファンタジーVII』においてセフィロスが登場するシーンは神羅ビルに現れたものが最初であるが、『ファイナルファンタジーVIIリメイク』においてはストーリー最序盤の壱番魔晄炉爆破作戦終了後の八番街に登場している。炎を上げる八番街と故郷ニブルヘイムが焼き討ちにされた際の光景が重なって現れたクラウドの幻覚であるが、ストーリーが進行する度各所で姿を現すようになる。
またクラウドにしか見えない幻覚のセフィロス以外にも、数字の入れ墨を入れられた黒マントの男たちがセフィロスに見えるという描写がある。

ラストボスとして戦闘

『ファイナルファンタジーVIIリメイク』から新しく登場したキャラクターのフィーラーは、「運命の番人」として歴史を変えようとする者の前に姿を現し、歴史が変わらないよう行動を修正するという役目を持っている。ストーリー終盤クラウド達の前に現れた大量のフィーラー達は合体・変身して襲い掛かってくるが、セフィロスはフィーラーの集合体「フィーラー＝プラエコ」を吸収し『ファイナルファンタジーVIIリメイク』のラストボスとしてクラウド達と戦闘を行う。
なおこの時のセフィロスは背中から黒い一片の翼を生やしている。

セフィロスの来歴・活躍

神羅ビル襲撃

神羅カンパニーに属する「英雄」「伝説のソルジャー」で、五年前忽然と姿を消したセフィロスは突如神羅ビルに現れて襲撃を仕掛ける。「ジェノバ」と名付けられた首のない謎の生物を奪い取ったセフィロスは、兵士や神羅カンパニーの社長・プレジデント神羅を虐殺し「約束の地は渡さない」という言葉を残して神羅ビルから消え去った。

クラウドによる回想