キテレツ大百科(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キテレツ大百科』とは、発明好きの小学生が先祖が残した書物『奇天烈大百科』を基に発明道具を作り騒動を起こす、藤子・F・不二雄原作のSFコメディー漫画作品。1988年からフジテレビ系列でテレビアニメ化版(1987年にも特番アニメとして放送)が、2002年にはNHK総合・教育(現・Eテレ)にて実写ドラマ版が放送された。テレビアニメ版は日曜夜18~19時枠(現在は18時枠のみ)のアニメ放送時間枠を盛り上げ、本編やエンディングテーマを楽しみながらも、日曜日が終わる寂しさを感じた視聴者も多い。

CV:藤田淑子(テレビアニメ版)
物語の主人公で、表野小学校に通う小学5年生で、発明好き。学校の成績は良好な方だが、運動音痴で体育が苦手である。また少々おっちょこちょいな一面もあるうえ、発明品作りに没頭し周りが見えなくなる傾向もある。みよちゃんの家に遊びに来ている時ですら、自分の世界に入ってしまい彼女を怒らせてしまう事もしばしば。テレビアニメ版でキテレツ役を務めた藤田淑子は、テレビアニメ版『一休さん』『キャッツ♥アイ』『北斗の拳』等、数々のヒット作品でコミカルな役からシリアスな役まで幅広く熱演する。2018年に死去。

コロ助

出典: up.gc-img.net

CV:小山茉美⇒杉山佳寿子(テレビアニメ版)
キテレツが『奇天烈大百科』をもとに最初に作った発明品であり、頭に丁髷を付けて自分の事を「我輩」と呼び語尾に「~ナリ」を付ける。一応キテレツの「助手」という事になっているものの、足手まといになる行動を起こす事が多い。コロッケが好物である。テレビアニメ版でコロ助役を務めた小山茉美は、テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻アラレ役や『魔法のプリンセス ミンキーモモ』のミンキーモモ役等、主役級の役を多く担当するも、1990年頃からの長期休業に伴いテレビアニメ版『キテレツ大百科』のコロ助役も降板(2002年放送の実写ドラマ版にて久々にコロ助役を担当)。第87話から代役としてコロ助役を担当した杉山佳寿子は、テレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』の主人公・ハイジ役や『科学忍者隊ガッチャマン』にて白鳥のジュン役等、印象的な役を務める他、声優学校で後進の育成に携わっている。

みよちゃん(本名:野々花みよ子)

CV:荘真由美⇒本多知恵子(テレビアニメ版)
キテレツの幼馴染で小学校のクラスメイトで、アイドル的存在ある。成績優秀でスポーツ万能である一方、気が強くおせっかいな性格である。またキテレツに好意を持ち、彼が騒動を巻き起こす度に顔を出す事が多い。テレビアニメ版でみよちゃん役を務めた荘真由美は、テレビアニメ『ドラゴンボール』のチチ役や『美味しんぼ』のヒロイン・栗田ゆう子役等を好演するも、1992年前半に声優を引退(その後、復帰するも後進の育成に力を注ぐという事で自身は声優界から足を洗っている)した際にみよちゃん役を降板する。代役としてみよちゃん役を務めた本多知恵子は、テレビアニメ『重戦機エルガイム』のファンネリア・アム役や『機動戦士ガンダムΖΖ』のエルピー・プル&プルツー役といった重要な役どころを多く演じる。2013年2月に死去。

ブタゴリラ(本名:熊田薫)

出典: i2.wp.com

CV:大竹宏⇒龍田直樹(テレビアニメ版)
キテレツの小学校のクラスメイトでガキ大将である。八百屋の一人息子で、将来は父親の跡を継ぐ事を考えている。テレビアニメ版では当初、『ドラえもん』のジャイアンの様に「意地悪なガキ大将」としてキテレツやコロ助と度々対立していたものの、物語が進行すると共に天然ボケや誤解等で笑いを取るコメディリリーフやヒーロー的な一面を見せる様になった。テレビアニメ版でブタゴリラ役を務めた大竹宏は、テレビアニメ『マジンガーZ』のボス役パーマン2号・ブービー役(1967年の第1作から演じ続けている)等を熱演するも、1991年に一時休業し、その際にブタゴリラ役も途中降板。代役としてブタゴリラ役を務めた龍田直樹はテレビアニメ『ドラゴンボール』のウーロン役や、『オバケのQ太郎』のハカセ役とキザオ役を一人二役で演じたうえ、同時期には喉の治療で療養していた肝付兼太に変わり、『ドラえもん』のスネ夫役(1985年11~12月)も務めた。

ブタゴリラの父親(本名:熊田熊八)

CV:青野武(テレビアニメ版)
八百八の第13代店主で息子・薫(ブタゴリラ)と同じく野菜をこよなく愛し、「らっしゃい」が口癖である。極度のアガリ性で、テレビ局からの取材を受けた際(第254話)、緊張のあまり支離滅裂な発言をしてしまう。また若い頃はボクシングをやっていたと発言(第175話)するも、実力が無く直ぐに止めてしまったとの事。テレビアニメ版で熊田熊八役を務めた青野武は、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の二代目・さくら友蔵役や『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王役等、幅広く印象的な役を多く演じた。2012年4月に死去。

ブタゴリラの母親(本名:熊田小百合)

CV:上村典子(テレビアニメ版)
ブタゴリラの実家・八百八を取り仕切るしっかり者である一方で、夫・熊八とよく夫婦喧嘩をし家出をする事も多いが、直ぐに和解する。父親が下駄職人で、二人の兄は幼い頃に太平洋戦争を経験している。コロ助とみよちゃんが航時機で太平洋戦争末期の日本へタイムスリップした際(第252話)、この二人の兄弟と対面している。テレビアニメ版で熊田小百合役を務めた上村典子は、テレビアニメ『コボちゃん』の山川ミネ役や『熱血最強ゴウザウラー』の石田五郎等、少年から老人まで幅広い役柄を演じている。

トンガリ(本名:尖浩二)

CV:三ツ矢雄二
キテレツの小学校のクラスメイトで実家は金持ちだが、ブタゴリラの傍に控えている腰巾着的存在でもある。その一方で、少々気弱でマザコンな性格で何かにつけて「ママ〜」と泣き叫ぶところは、『ドラえもん』のスネ夫と似ている。またブタゴリラにいじめられている事にストレスを溜めており、それを発散させる為に周りに内緒でボクシングジムに通っていた事もあるが(テレビアニメ版第175話)、結果的にキテレツやブタゴリラ達に知られてしまいジム通いをやめてしまう。テレビアニメ版でトンガリ役を務めた三ツ矢雄二は、子役から芸能活動をスタートさせ多くのテレビドラマに出演。声優としては、テレビアニメ『超電磁ロボ コン・バトラーV』の葵豹馬役や『タッチ』の上杉達也役といった重要な役を務めた他、マイケル・J・フォックスの吹き替え等でも知られている。

トンガリのママ(本名:尖貴子)

出典: img.cdn.nimg.jp

CV:大野由佳
見栄っ張りな性格で、語尾に「ザマス」を付けるうえ、息子・トンガリを「ボクちゃん」と呼ぶ極度の親バカである。一方で、息子を夜遅くまで塾へ通わせる教育ママな一面があったり、金銭の貸し借りを嫌うといったデリケートな一面を持つ。テレビアニメ版で尖貴子役を務めた大野由佳は、テレビアニメ『ツヨシしっかりしなさい』や『美少女戦士セーラームーン』等、1980年代後半~1990年代前半にかけて活動するも、現在は声優業を引退している。

木手英太郎(パパ)

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『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』は、藤子・F・不二雄が手掛けた漫画『ドラえもん』の長編アニメ化第4作目作品である。1983年3月12日に公開された。小学校5年生の野比のび太(のびのびた)はネコ型ロボットのドラえもんの協力で、同級生数人と共に夏休みの海底キャンプへ向かい深海魚散策を楽しんだりする。その矢先に海底地底国のムー連邦に遭遇し大きな展開を迎える。本作品は、深海や海底についての知識が物語を通して語られる一方、ムー連邦の非情な姿やバギーの自爆等とシビアな展開も描かれている。

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『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』とは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした劇場版映画作品の一つ。2024年3月に公開された。「映画ドラえもん」シリーズ通算43作目。 音楽会を控えた主人公のび太達は、美しい歌声を持つミッカという少女と出会う。ミッカは惑星ムシーカという音楽が栄えた星の生き残りだった。ムシーカを滅ぼしたのはノイズという宇宙生物。のび太達はノイズに狙われた地球を救うために音楽を使って戦うのだった。

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『ドラえもん』とは、藤子・F・不二雄による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。22世紀で作られたネコ型ロボットのドラえもんが、持ち主の少年セワシの先祖である野比のび太(のび のびた)を不思議な道具で手助けする。1979年のTVアニメ化以降、国民的作品として親しまれてきた。「ひみつ道具」とは、主にのび太を助けるためにドラえもんが四次元ポケットから出すアイテムで、作品の目玉でもある。毎年公開される劇場作品『大長編ドラえもん』でも、ひみつ道具は大いに活躍する。

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