Dance with Devils(ダンデビ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Dance with Devils』とは、2015年に放送されたRejet・Elements Garden・エイベックスの3社によるミュージカルアニメ。劇中で登場人物の心情が歌によって表現されるのが特徴で、漫画・ゲーム・舞台・劇場版など幅広く展開された。
高校生・立華リツカは母の失踪を機に、世界を支配する「禁断のグリモワール」の存在を知る。生徒会長の鉤貫レムや兄のリンドらと共に、グリモワールを巡るアクマ、ヴァンパイア、エクソシストたちの壮絶な抗争に巻き込まれていく。

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『Dance with Devils』(ダンデビ)の概要

『Dance with Devils』(ダンス ウィズ デビルス)とは、2015年10月から12月までTOKYO MX、サンテレビ、BSフジにて放送されたテレビアニメ、およびそれを基にした漫画、ゲーム、舞台などのメディアミックス作品である。女性向けコンテンツを手がけるRejet(リジェット)、音楽制作グループのElements Garden(エレメンツ・ガーデン)、およびエイベックス・ピクチャーズの3社による共同プロジェクト作品である。
本作は「ミュージカルアニメ」と銘打たれており、劇中では登場人物の心情や状況が楽曲を用いて表現される演出が特徴となっている。メディアミックス展開も精力的におこなわれ、2015年に漫画化、2016年にゲーム化および舞台化が実施されたほか、2017年には劇場版『Dance with Devils-Fortuna-』が公開され、2018年3月にはPS Vita用ソフト『Dance with Devils My Carol』が発売された。

物語は、四皇學園に通う高校2年生の少女・立華リツカ(たちばな リツカ)が、校則違反の疑いで生徒会執行部しか出入りを許されない「第三図書館」へ呼び出されたことから始まる。生徒会長の鉤貫レム(かぎぬき レム)をはじめとする執行部の面々と対面し、潔白を主張して帰宅したリツカだったが、自宅は荒らされ母親のマリアが何者かに連れ去られていた。さらに謎の男たちに襲われ、手にすれば世界を支配できるという「禁断のグリモワール」の在り処を追及される。間一髪でレムに救われたリツカは、母の手がかりを求めて軽井沢にある亡き祖父の家に向かうが、そこにも追手が現れて家に火を放たれる。事態が混沌とする中、英国留学から緊急帰国した兄のリンドも加わり、リツカは「禁断のグリモワール」を巡るアクマ、ヴァンパイア、そしてそれらを討伐しようとするエクソシストたちの抗争へ巻き込まれていく。

『Dance with Devils』(ダンデビ)のあらすじ・ストーリー

第三図書館での出逢いと母の失踪

四皇學園に通うごく普通の高校2年生・立華リツカ(たちばな リツカ)は、平和な日常を送っていた。ある日、校則違反の疑いを理由に、生徒会執行部しか出入りを許されない「第三図書館」へ呼び出される。そこでリツカは、生徒会長の鉤貫レム(かぎぬき レム)、副会長の楚神ウリエ(そがみ ウリエ)、書記の南那城メィジ(ななしろ メィジ)、会計の棗坂シキ(なつめざか シキ)と初めて対面する。怪しげな雰囲気を纏う彼らから身に覚えのない詰問を受ける中、リツカのペンダントが突然発光。生徒会の面々は驚き怯んだ。

無実を主張して退出したリツカが帰宅すると、自宅は荒らされ、母の立華マリア(たちばな マリア)が何者かに連れ去られていた。さらに謎の男たちに襲われたリツカは、世界を支配する力を持つという「禁断のグリモワール」の在り処を迫られる。間一髪のところでレムに救われたリツカは、レムから「校内で悪魔崇拝をする生徒がグリモワールを探している」と教えられる。母の手がかりを求めて長野県軽井沢にある亡き祖父の家へレムと共に向かうが、追手に火を放たれ、手掛かりを得られぬまま帰還する。

兄の帰国

軽井沢から戻ったリツカを迎えたのは、英国留学から緊急帰国した兄の立華リンド(たちばな リンド)だった。リンドはリツカに「レムには二度と近づくな」と警告し、自身も四皇學園へ編入してリツカを監視・保護し始める。リンドは裏でエクソシストとして活動しており、祖父の研究が魔を呼び寄せたこと、そして生徒会メンバーの正体がアクマであることをリツカに明かす。

一方、禁断のグリモワールを手に入れようと目論むアクマたちは、リツカへ個別に接近を開始する。ウリエは巧みな誘惑で情報を引き出そうとし、メィジは強引にリツカを連れ去って自身の力をアピールする。さらに、怪我を心配して声をかけてきたリツカに対し、シキは言葉巧みに美術館へと誘い出し精神的に追い詰めようとする。リツカは親友の葛葉アズナ(くずは アズナ)やリンドに守られながらも、彼らの異質な存在感に惑わされていく。

覚醒するグリモワール

生徒会メンバーの狙いが交錯する中、四皇學園では文化祭が開催される。アズナやリンドと共に文化祭を楽しむリツカであったが、陰で暗躍する第三図書館の謎の生徒・ローエンやヴァンパイア勢力の介入により事態は急変する。襲撃の中でリツカを庇ったアズナが命を落とし、その深い悲しみと衝撃によって、これまで指輪の力で封印されていた「グリモワールの匂い」が解き放たれる。リツカ自身こそが、世界を支配する力を持つ「禁断のグリモワール」そのものであった。

リツカはリンドの手でエクソシスト協会へ保護されるが、追ってきたレムとの熾烈な戦闘が発生する。傷ついたリンドの看病をする中で、リツカは幼少期から常に自分を守り続けてくれた兄との絆を再確認する。しかし、ヴァンパイアの幹部であるジェキが現れ、「母を守っている」という言葉に誘われたリツカは、一人でヴァンパイアの王・ネスタのもとへと向かう。

満月の決戦とそれぞれの選択

ネスタの城に辿り着いたリツカは、そこで兄リンドが人間とヴァンパイアの混血である「ダンピール」であり、さらにネスタの実の息子であるという衝撃的な事実を知らされる。ネスタは、リツカが17歳の誕生日を迎える615年に一度の満月の夜、その血を奪うことでグリモワールの力を完全に手に入れようと儀式を進める。アズナの遺志を胸に、リツカは一人で自らの運命に立ち向かう覚悟を決める。

儀式が佳境を迎える寸前、リツカを救い出すためにレム、リンド、ウリエ、メィジ、シキ、そしてローエンが城へと乱入する。互いの利害を超えて集結した彼らはヴァンパイアの軍勢を次々に破り、ジェキを撃破。ネスタの揺さぶりを跳ね返したリンドや、自らの感情に素直になったレムたちの活躍によってネスタは討伐され、リツカは無事に救出される。激闘の末に満月の夜は明け、グリモワールの力は消滅。リツカは人間としての穏やかな日常を取り戻し、それぞれの思惑を胸に魔界へ帰還するアクマたちを見送るのだった。

『Dance with Devils』(ダンデビ)の登場人物・キャラクター

主人公

立華リツカ(たちばな リツカ)

CV:茜屋日海夏
本作の主人公。四皇學園高校2年生の美術部員。ごく普通の日常を送っていたが、17歳の誕生日を前にして「禁断のグリモワール」を巡る各勢力の争いに巻き込まれる。

四皇學園生徒会(アクマ・堕天使)

鉤貫レム(かぎぬき レム/レム・アーロンド)(演:神永圭佑)

CV:斉藤壮馬
四皇學園高校3年生で生徒会長。将棋部所属。正体はアクマで、冷酷な本性を持ちつつも生徒会では常識人として振る舞う。
「禁断のグリモワール」の情報を追う中でリツカと出逢い、共に過ごすうちに惹かれ合っていく。

楚神ウリエ(そがみ ウリエ/演:崎山つばさ)

CV:近藤隆
四皇學園高校3年生で生徒会副会長。テニス部所属。正体は魔界でも名高いエリート夢魔で、レムの幼馴染。
複雑で愛のない家庭環境で育った過去を持つ。女性に非常にモテる。巧みな誘惑でリツカに接近し情報を引き出そうとする。

南那城メィジ(ななしろ メィジ/演:吉岡佑)

圭之介
圭之介
@keinosuke_333

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