映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』とは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした劇場版映画作品の一つ。2023年3月に公開された。「映画ドラえもん」シリーズ通算第42作目。ユートピア(理想郷)に憧れを抱いた主人公ののび太は、空に浮かぶ三日月型の島を目撃する。しかしその島はすぐに消えてしまった。のび太はその島こそがユートピアだと信じ、ドラえもん達と共にユートピアを探しに、飛行艇「タイムツェッペリン」で時空移動の旅に出るのだった。

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の概要

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』とは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした劇場版映画作品の一つ。2023年3月3日に公開された。「映画ドラえもん」シリーズ通算第42作目で、アニメ第2作2期シリーズ第17作目に当たる作品だ。キャッチコピーは「冒険は、空へ。」、「僕らの『らしさ』が世界を救う。」で、空が舞台となっている。
2020年に公開された、「映画ドラえもん」シリーズ通算第40作目『映画ドラえもん のび太の新恐竜』以来、3年ぶりの完全新作。ただ、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』のタイトルが、1980年3月15日に公開された、「映画ドラえもん」シリーズ通算第1作目の『ドラえもん のび太の恐竜』や、2006年3月4日に公開された、「映画ドラえもん」シリーズ通算第26作目『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』の続編的なタイトルだったため、完全新作扱いをしない場合もある。それを踏まえると、完全新規作品としては、2019年に公開された、「映画ドラえもん」シリーズ通算第39作目『映画ドラえもん のび太の月面探査記』以来、4年ぶり。事実上、令和になって初めての完全新規作品である。
ゲストキャラクターであり、本作のキーパーソンであるパーフェクト猫型ロボット・ソーニャの声をKing & Princeの永瀬廉が演じたり、主題歌を人気ガールズグループのNiziU(ニジュー)が担当するなど、話題性も抜群。2020年から続いていた新型コロナウイルス感染症も落ち着いて来たことから、興行収入を順調に伸ばす。公開初日の2023年3月3日から3月5日(金土日)の3日間で、動員約54万2000人、興収6億6300万円をあげるなど好調な滑り出しを見せた。

ユートピア(理想郷)に憧れを抱いた主人公の野比のび太(のび のびた)は、空に浮かぶ三日月型の島を目撃する。しかしその島はすぐに消えてしまった。のび太はその島こそがユートピアだと信じ、ドラえもん、源静香(みなもと しずか)、骨川スネ夫(ほねかわ すねお)、ジャイアン/剛田武(ごうだ たけし)と共にユートピアを探しに、飛行艇「タイムツェッペリン」で時空移動の旅に出た。とある時代でのび太達は空に浮かぶ三日月型の島を発見。ひと悶着あった末に上陸に成功する。そこで出迎えてくれたのは、パーフェクト猫型ロボット・ソーニャだった。ソーニャはのび太達に、三日月型の島の正体は、三賢人と呼ばれる、サイ、ポーリー、カルチの3人が造った「パラダピア」という楽園であることを告げる。「パラダピア」に住めば誰でもパーフェクトになれるというのだ。のび太はパーフェクト小学生になるために、皆でしばらくパラダピアに滞在することを決めた。しかしパラダピアはただの楽園ではない。その裏でうごめく陰謀に、のび太達は巻き込まれていくのだった。

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『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』のあらすじ・ストーリー

ユートピア(理想郷)を探して

ある日の教室でのできごと。主人公の野比のび太(のび のびた)は、教室で源静香(みなもと しずか)、骨川スネ夫(ほねかわ すねお)、ジャイアン/剛田武(ごうだ たけし)と、クラスメイトの出来杉英才(できすぎ ひでとし)の持っていた『ユートピア』という本を見ていた。『ユートピア』は、16世紀のイングランドの作家トマス・モアが書いたファンタジー小説のタイトルで、「理想郷」を意味している。その本に描かれているユートピアは三日月型の島をしており、誰もが平和に暮らせる夢のような場所だった。のび太は出来杉にユートピアがどこにあるのかを尋ねる。すると横からジャイアンやスネ夫が、ユートピアは架空のもので実在しないと笑った。しかし出来杉は世界中にユートピア伝説はあり、海に沈んだ高度文明の「アトランティス」や『浦島太郎(うらしまたろう)』の話で有名な「竜宮城」も一種のユートピアだと説明した。そこで休み時間は終わって、先生がやってきたのでこの話は終わる。

放課後、のび太は裏山の草原に寝転がり空を見上げていた。ユートピアは本当にないのだろうかと考えながら眠気に襲われていると、空から青い小さな虫が落ちてきた。青い虫はのび太が何度払い除けても鼻に止まってくる。虫があまりにしつこかったため徐々に目が覚めてきたのび太は、空高くに浮かぶ三日月型の島を見た。しかしその島はすぐに消えてしまった。のび太は今自分が見た島こそがユートピアだと思い、急いで家に帰る。そしてひみつ道具「四次元ゴミ袋(よじげんゴミぶくろ)」で壊れたひみつ道具の整理をしていたドラえもんにユートピアを探す旅で出ようと言うのだった。

パラダピアに到着

ドラえもんがひみつ道具「タイム新聞(タイムしんぶん)」を使って、世界中のあらゆる時代の新聞を検索したところ、何件かユートピアの目撃情報がヒットした。ドラえもんとのび太はこの新聞の情報を頼りにユートピアを探すことにする。しずか、スネ夫、ジャイアンも一緒に、裏山で待っていると、ドラえもんがローンを組んで買った中古の飛行艇型タイムマシン「タイムツェッペリン」が未来デパートから送られてきた。ドラえもんは、未来デパートの配達員から一通り「タイムツェッペリン」についての説明を受け、おまけとしてひみつ道具「インスタントひこうきセット」をもらう。そして準備を整えたのび太達は、ユートピア探しの旅に出かけた。

のび太達は新聞を頼りに何回も時代を飛び、一日かけてユートピア探しをした。しかし、一つは大きな三日月型の雲だったり、一つは三日月型の気球だったり、どれもこれも外れだった。のび太達は「タイムツェッペリン」の食堂でひみつ道具「グルメテーブルかけ」を使って思い思いの食事をしながら、明日には元の時代に帰ることを決める。その夜だった。のび太は寝付けず、「タイムツェッペリン」の展望台に上る。ドラえもんはこっそりとのび太についてきて、ユートピアがなかったことに落ち込むのび太を励ました。するとその時、のび太とドラえもんの前に突如三日月型の島が現れた。ドラえもんとのび太は、眠っているしずか達を起こして、三日月型の島を目指す。するとその途中、何者かに攻撃された。何が起こっているかわからない内に、「タイムツェッペリン」は撃墜されて墜落。のび太達は気を失った。

次にのび太達が目を覚ますと、そこは「タイムツェッペリン」の中ではなく、どこか知らない場所だった。のび太達が状況に困惑していると、部屋に一人のロボットが入ってきた。ソーニャと名乗ったそのロボットは、パーフェクト猫型ロボットだった。ソーニャはのび太達を悪者と勘違いして攻撃したことを詫びて、三日月型の島の正体について説明する。のび太達が辿り着いた三日月型の島は、「パラダピア」と呼ばれる楽園だったのだ。

”パーフェクト”への違和感

「パラダピア」には400人の人間が暮らしており、皆、規則正しく健康的な暮らしをしている。性格も穏やかだ。のび太達と同じくらいの小学生もたくさんいた。ソーニャは「パラダピア」で勉強すれば誰でもパーフェクト小学生になれるという。のび太はパーフェクト小学生になるためにパラダピアに住みたいと言い始めた。ソーニャは、のび太の願いを叶えるために、のび太達を「パラダピア」を造った三賢人(さんけんじん)の元へと連れて行く。科学を司るサイ、政治を司るポーリー、文化芸術を司るカルチ。「パラダピア」はこの三賢人が治めていた。三賢人はのび太の願いを受け入れ、「パラダピア」に住むことを許可。のび太達は「パラダピア」の小学校に通うことになった。優しくて穏やかな先生と優秀な委員長のハンナの指導もあって、のび太達は授業に一生懸命打ち込む。

数日経ち、しずか、スネ夫、ジャイアンは確実に優秀になっていった。性格も穏やかになっていく。しかしのび太はそれに違和感を覚えた。強情っぱりなところがあるはずのしずかは素直だし、スネ夫も意地悪をしない。ジャイアンは暴力を振るわないどころか、のび太に対して「大丈夫ですか?」と人のイイ笑顔を浮かべる始末。食事の時に食べ物を取っても、「のび太さん、お腹空いていたんですね」と自分の分を分けてくれる。性格が矯正されていく中で、何かが失われているような、のび太はそんな気がした。

三賢人の真の目的

一方、その頃、「パラダピア」内に怪しげな影がうごめく。未来の賞金稼ぎマリンバだ。マリンバは「パラダピア」の秘密を探るべく、侵入していた。しかしまだ「パラダピア」の秘密に気づいていないのび太とドラえもんに妨害されて、ひみつ道具「へんしんビーム」でてんとう虫にされてしまった。三賢人に「パラダピア」を守ってくれたことについて礼を言われて、のび太とドラえもんはいい気分で住居に帰る。するとハンナが膝を抱えて座っていた。のび太がハンナに得意げに事情を話すとハンナは青ざめる。ハンナはドラえもんに、てんとう虫にされたマリンバを話ができる状態に戻してもらい、「パラダピア」の秘密を打ち明けた。自分が誘拐されて「パラダピア」に来たこと、「パラダピア」に降り注ぐ「パラダピアンライト」を浴び続ければ、人間は心を失い、三賢人の操り人形と化してしまうことを。のび太はそんな話を受け入れられず、ハンナを拒絶する。しかしすっかり変わってしまったしずか、スネ夫、ジャイアンを思い浮かべて、マリンバに協力し、みんなの心を取り戻すことを決心した。

マリンバの話によれば、人の心を操る研究は、22世紀の科学者・レイ博士がしていた。しかしレイ博士は行方不明中である。三賢人とレイ博士の関係は不明だが、タイムパトロールに連絡をすることができれば何とかなるはず。のび太達は「タイムツェッペリン」で未来に飛ぼうとしたが失敗。三賢人に捕まってしまった。ドラえもんが目を覚ますと、そこは強力な「パラダピアンライト」が降り注ぐ研究室だった。三賢人はのび太を使って実験を完成させようとしていたのだ。のび太は他の人よりも「パラダピアンライト」の効きが遅い。それを解明し、三賢人は「ネオパラダピアンライト」を造り出したのだ。のび太は「ネオパラダピアンライト」を浴びて、三賢人の言いなりになってしまう。そしてドラえもんに「へんしんビーム」を向けた。ドラえもんを虫に変えるように三賢人に言われるが、のび太は引き金が引けない。心をなくしても、友達であるドラえもんを撃てないのだ。しかしのび太がもたもたしている間に、ドラえもんはソーニャに撃たれて青い小さな虫へと姿を替えられてしまう。それを見たのび太は覚醒。虫へと変わるドラえもんへ駆け寄るが、ドラえもんは通気孔から「パラダピア」の外へと放り出されてしまうのだった。

パラダピアの崩壊

のび太に「ネオパラダピアンライト」も効かなったため、三賢人はのび太もドラえもん同様、「へんしんビーム」で姿を変えようとする。心をなくして操り人形と化したスネ夫、ジャイアンにのび太を取り押さえさせて、しずかに「へんしんビーム」を撃たせようとした。しかしのび太の懸命な呼びかけに応え、三人は意識を取り戻す。そして三賢人と対峙するのだった。すると三賢人のいた台座が大きく変形し、中から一人の男が現れた。それは22世紀で指名手配になっていたレイ博士だった。三賢人はレイ博士が造ったロボットだったのだ。レイ博士は姿を消してから「パラダピア」を造り、人を操る研究を続けていたという。そして計画は既に最終段階に入っていた。「ネオパラダピアンライト」を使って、世界中の人を意のままに操るのだ。その最初の標的として選ばれたのが、のび太達の時代の、のび太達の生まれた町だった。

しかし突然「パラダピア」が崩壊を始める。「パラダピア」が町に落ちれば一大事だ。のび太達は町を守るために、逃げたレイ博士を追う。レイ博士に仕えていたソーニャも心を取り戻してのび太達の手助けをしてくれた。のび太達はまず「タイムツェッペリン」を使って、「パラダピア」の住人を救出し、共に脱出する。ソーニャはその間、ひみつ道具「スモールライト」を使って「パラダピア」をできるだけ小さくするのに努めた。「パラダピア」の住人を助けたのはいいが、「タイムツェッペリン」は壊れて動かない。そしてドラえもんももういない。その時、のび太達の目の前で、今しがた壊れた「タイムツェッペリン」と別の「タイムツェッペリン」がタイムホールの中へと消えていった。のび太達が帰ってきたのは、のび太達がユートピア探しに出かける直前の時間軸だったのだ。のび太はそこで自分の鼻にやたら止まっていた青い小さな虫を思い出す。あれはドラえもんだったのだ。のび太は裏山を駆け回りドラえもんを探す。そして「へんしんビーム」でドラえもんを元の姿に戻した。

ドラえもんの出してくれたひみつ道具「タケコプター」と「スーパー手袋」を身に着けたのび太達はソーニャの元へと駆けつける。「パラダピア」はだいぶ小さくなっていたが、それでもまだ町を破壊するのに十分な大きさだった。そこでのび太は「四次元ゴミ袋」の存在を思い出す。そして皆で力を合わせて、「パラダピア」を「四次元ゴミ袋」に入れるのに成功した。しかし「四次元ゴミ袋」の中で「パラダピア」が熱暴走を始めてしまう。このままでは爆発してしまい、支えているのび太達も死んでしまう。ソーニャは持っていたレーザーで、のび太達の「タケコプター」を破壊した。そして一人、皆を守るために「四次元ゴミ袋」を持って空高く舞い上がる。「四次元ゴミ袋」は大爆発を起こし、ソーニャは帰らぬ人となった。

最後の奇跡

のび太達は裏山で空を見上げながら草原に座り込む。マリンバから「パラダピア」の人々が無事に保護されたことや、レイ博士が逮捕されたことを聞かされたが、ソーニャのことで頭がいっぱいで素直に喜べない。するとのび太達の後ろの木から何かが落ちた気配がした。なんだろうと木の下に歩み寄ると、なにかの部品のようなものが落ちている。ドラえもんはそれを見て泣き始めた。落ちてきたのは、ソーニャのメインメモリーだったのだ。ドラえもんは22世紀のロボット工場にメインメモリーを持っていく。それは間違いなくソーニャのメインメモリーであるということだった。ソーニャは新しいボディを手に入れて、未来のどこかで子守型のロボットとして今日も生きて行くのだった。

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

ドラえもん

CV:水田わさび

『ドラえもん』の主人公である猫型ロボット。本来は黄色いボディで、猫耳もついていたのだが、諸事情により黄色い塗装が剥げて青くなり、耳をなくした。映画では専ら「タヌキ型ロボット」と間違えられ、本作でもマリンバから「タヌキ型ロボット」と言われている。ロボットだが心を持っており、のび太のことを心から大切にしている。ケンカもよくするけれど、仲の良い兄弟のような存在だ。

本作では、パーフェクト猫型ロボット・ソーニャとも友情を交わし、ソーニャに心を思い出させる。クライマックスでは、ソーニャだけを残していけないと食い下がったが、結局ソーニャによって「タケコプター」を破壊されて助けられた。22世紀にソーニャのメインメモリーを持っていき、新しいボディを手配する。

野比のび太(のび のびた)

CV:大原めぐみ

『映画ドラえもん』シリーズの主人公。勉強、運動、何をやってもダメで学校の先生や母・玉子に怒られる辛い日々を過ごす小学生。しかし心がとても優しく、性格も穏やか。

本作では、「ユートピア(理想郷)」に憧れて、ユートピアを探しに行くという無理難題を言い出した。「パラダピア」を見つけてパーフェクト小学生になるために奮闘するが、「パラダピアンライト」の効き目が遅い体質であるため、特に優秀にはならなかった。しかしそのおかげで自我を保ち、三賢人やレイ博士の計画を阻止することができた。

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ドラえもんのひみつ道具まとめ

ドラえもんのひみつ道具まとめ

『ドラえもん』とは、藤子・F・不二雄による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。22世紀で作られたネコ型ロボットのドラえもんが、持ち主の少年セワシの先祖である野比のび太(のび のびた)を不思議な道具で手助けする。1979年のTVアニメ化以降、国民的作品として親しまれてきた。「ひみつ道具」とは、主にのび太を助けるためにドラえもんが四次元ポケットから出すアイテムで、作品の目玉でもある。毎年公開される劇場作品『大長編ドラえもん』でも、ひみつ道具は大いに活躍する。

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ドラえもんのゲストヒロインまとめ

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藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画『ドラえもん』は国民的人気を誇る日本を代表する漫画だ。”児童向け”であるにも関わらず、老若男女幅広い世代から支持を受けており、日本だけでなく世界中から愛されている。 『ドラえもん』のTVアニメや劇場版アニメには、ふだん登場しないゲストキャラクターも登場することがある。中でもゲストがヒロイン(女性)である作品は、ラブコメ要素が入ることもあり、友情にフォーカスが当たる男性ゲストキャラクターが登場する作品とはまた違った面白さが楽しめる。

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野比のび太のクラスメイト・同級生まとめ

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野比のび太(のび のびた)は、藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画『ドラえもん』の登場人物。『ドラえもん』の副主人公であり、主人公のドラえもんとS(少し)F(不思議)な日常を送る小学生である。学校では5年3組(漫画では小学4年生)に所属しており、クラスメイトや同級生と日々勉学や遊びに励んでいる。源静香、剛田武(通称:ジャイアン)、骨川スネ夫など、いつも行動を共にするキャラクターの他、たくさんのクラスメイトが作中には登場する。

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ドラえもんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

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『ドラえもん』は藤子・F・不二雄による漫画およびそれを原作とするアニメ・映画である。1969年から児童向け漫画雑誌『小学館』で連載が始まり、国民的作品として知られている。猫型ロボットのドラえもんとスポーツも勉強も苦手な小学生・野比のび太らの日常を描くギャグ漫画で、ドラえもんがお腹のポケットから取り出すひみつ道具でのび太の災難を解決するのがメインストーリー。ドラえもんの大好物であるどら焼きのほか、ひみつ道具にも食べ物や飲み物がたくさん登場する。

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ドラえもんのガールフレンド・恋人まとめ

ドラえもんのガールフレンド・恋人まとめ

ドラえもんは、藤子・F・不二雄の児童向けSF漫画『ドラえもん』の主人公。22世紀のネコ型ロボットで、ある日20世紀に住む小学生・野比のび太(のび のびた)の元にやってきた。勉強もスポーツも、何をやってもダメなのび太を立派な人間にするために、22世紀に住むのび太の子孫に言われてやってきたのだ。ドラえもんはのび太の家に一緒に住み、共に穏やかな日常を送る。その中でドラえもんの交友関係も広がり、時には恋人・ガールフレンドとデートに出かける姿も描かれている。

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野比のび太のおばあちゃん登場回まとめ

野比のび太のおばあちゃん登場回まとめ

のび太のおばあちゃんとは、藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画『ドラえもん』の登場人物。『ドラえもん』の副主人公であるのび太の血の繋がった祖母のことであり、そのほとんどがのび太の父・のび助の母(父方の祖母)のことを指す。母・玉子の母(母方の祖母)はほとんど登場しない。のび太のおばあちゃんの愛称で親しまれ、のび太とのび太のおばあちゃんのエピソードを描いた「おばあちゃんのおもいで」は、『ドラえもん』シリーズを代表する感動エピソードとして知られている。

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歴代サバイバルオーディション番組(サバ番)まとめ

歴代サバイバルオーディション番組(サバ番)まとめ

サバイバルオーディション番組(サバ番)とは、主に韓国発のアイドルオーディション番組である。アイドルを目指す練習生たちが出演し、番組を通じてデビューするメンバーを選抜するというもので、選抜方法はプロデューサーやトレーナーによる判断や、視聴者投票によるものなどがある。日本でも『PRODUCE 101 JAPAN』や『Nizi Project』が放送されて社会現象を巻き起こした。

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トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家を紹介!

トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家を紹介!

トキワ荘(トキワそう)とは、かつて東京都豊島区南長崎三丁目にあった木造2階建アパート。1953年から1962年頃まで、手塚治虫や藤子不二雄などの日本の漫画界の黎明期を支えた超一流の漫画家たちが共同生活を送っていたことで知られる建築物である。1982年に老朽化により解体されるも、「漫画の聖地」として非常に知名度が高い。現在も「トキワ荘マンガミュージアム」や「トキワ荘プロジェクト」の形で漫画界にその名を残している。 本記事では、トキワ荘に関する情報と、ここで暮らしていた漫画家たちについて紹介する。

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韓国芸能界・K-POPで活躍する日本人まとめ

韓国芸能界・K-POPで活躍する日本人まとめ

日本でも幅広い世代から高い人気度を誇るK-POPや韓流ドラマ。2016年デビューのガールズグループ「TWICE」に日本人メンバーが3人選ばれたことで、K-POPアイドルを目指す日本人が急増した。韓国の芸能市場にとっても、日本人メンバーの存在は日本進出の大きな足掛かりとなるため重要視されている。またK-POPアイドルに限らず、韓国芸能界で活躍する日本人は多い。

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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』とは、2004年3月6日から公開された、漫画・アニメ『ドラえもん』映画化作品である。 ドラえもんやのび太達は、川で拾ってきた子犬のイチや捨てられていた多くの犬や猫をどうにかできないか考えた末、生物が存在する以前の3億年前の世界へ連れて行こうとする。 劇場版第25作であると同時に、長年ドラえもん等のキャラクターを務めた、大山のぶ代ら声優陣が演じた最終作でもある。

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ドラえもん のび太とロボット王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太とロボット王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太とロボット王国』とは、2002年3月9日に公開されたアニメ映画作品である。ドラえもんやのび太達は少年ロボットのポコと遭遇する。ポコを助ける事となったドラえもん達は、ロボットが支配する星へ向かう。人間とロボットの共存や、ロボット視点での描写があり、人間とロボットの関係が作品のテーマになっている。また一部シーンでのデジタル加工や、セル画制作が最後である等、制作面における変化が見られる。

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ドラえもん のび太とふしぎ風使い(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太とふしぎ風使い(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』とは、2003年に公開されたドラえもん映画作品である。のび太やドラえもん達はある日、風の子供フー子と遭遇する。フー子を広い場所へ連れて行こうとどこでもドアで行き着いた先は風の民の村という草原地帯だった。てんとう虫コミックス『ドラえもん』第6巻に収録された短編作品が原案であるものの、本作品の舞台設定等は完全なオリジナルとなっている。また本作品から、絵コンテにおいてデジタル化やCGの起用があり、登場キャラクターや背景の動きが滑らかとなっている。

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映画ドラえもん のび太の月面探査記とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映画ドラえもん のび太の月面探査記とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映画ドラえもん『のび太の月面探査記』とは、2019年公開のアニメ映画。日本の国民的人気アニメ映画ドラえもんは今作で第39作品目。物語の舞台は月とカグヤ星。のび太はジャイアンたちクラスメイトを見返すために、月のクレーターにウサギ王国を建設する。そこで偶然月の地下に住む人工生命体エスパルのルカと出会う。ルカと交流を深めていたドラえもん達の前に、エスパルを狙うカグヤ軍が突如現れ、ルカたちをさらってしまう。のび太たちはエスパルたちを救うため、カグヤ星を目指してドラえもんが改造した宇宙船に乗り込む。

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ドラえもん のび太と翼の勇者たち(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太と翼の勇者たち(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』とは、2001年3月10日に公開されたアニメ映画作品である。 ドラえもんやのび太達は鳥人の少年グースケと出会い、彼が暮らすバードピアへ向かう。バードピアには大きな危険が迫っており、ドラえもん達はグースケや鳥人達を救う為に立ち上がる。 ギリシャ神話のイカロスの物語等、鳥人間に関する伝説から着想を得ており、鳥人に憧れたのび太が、ドラえもんの道具に頼らず自力で飛ぼうとする意欲な面を見せる。グースケ達との友情や心の痛みに向き合う事等、複雑な心理描写も描かれる。

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ドラえもん のび太の太陽王伝説(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太の太陽王伝説(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太の太陽王伝説』とは、2000年3月11日に公開されたアニメ映画である。 ドラえもんの四次元ポケットの道具であるタイムホールが不具合を生じ、時空間の乱れが生じ古代王国のマヤナ国へ通じる。マヤナ国の王子ティオと出会ったドラえもん達は、ティオの母親である女王やマヤナ国国民を苦しめる魔女レディナの陰謀に立ち向かう。 本作品はドラえもんやのび太、そして彼と瓜二つの少年ティオとの出会いが展開するといった、もう一人の自分がテーマに描かれている。

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STAND BY ME ドラえもん(スタンドバイミー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

STAND BY ME ドラえもん(スタンドバイミー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

国民的アニメのドラえもん。漫画家の藤子・F・不二雄の作品で、1969年に漫画の連載が始まり、1973年に初のテレビアニメが放送される。1980年に初めて映画化され、これまでに37作品が公開されている。映画「STAND BY ME ドラえもん」は初めての3D映像で作成され2014年に映画公開されており、ストーリーは、ドラえもんとのび太の出会いや幻の最終話などの7種類の原作エピソードが描かれている。

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キテレツ大百科(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キテレツ大百科(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キテレツ大百科』とは、発明好きの小学生が先祖が残した書物『奇天烈大百科』を基に発明道具を作り騒動を起こす、藤子・F・不二雄原作のSFコメディー漫画作品。1988年からフジテレビ系列でテレビアニメ化版(1987年にも特番アニメとして放送)が、2002年にはNHK総合・教育(現・Eテレ)にて実写ドラマ版が放送された。テレビアニメ版は日曜夜18~19時枠(現在は18時枠のみ)のアニメ放送時間枠を盛り上げ、本編やエンディングテーマを楽しみながらも、日曜日が終わる寂しさを感じた視聴者も多い。

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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』は、1981年3月公開の、藤子・F・不二雄原作『ドラえもん』の長編アニメ化第2作目作品。小学5年生の野比のび太(のびのびた)や同居するネコ型ロボットのドラえもんの部屋と、開拓移民のロップルやチャミーが住むコーヤコーヤ星がつながったことから冒険が始まっていく。本作はベテラン声優がゲストキャラクターを演じたことで知られており、2009年にはリメイク作品となる『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』が公開された。

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コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

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