めぞん一刻(高橋留美子)のネタバレ解説・考察まとめ

『めぞん一刻』とは、高橋留美子によるラブコメディ漫画。小学館『ビックコミックスピリッツ』で連載された。アニメ、実写映画、実写ドラマ、ゲーム、パチンコ・パチスロなどにもメディアミックスされた大人気作品。
時計坂にあるおんぼろアパート一刻館に住む世渡り下手な浪人・五代裕作と突然管理人としてやってきた美貌の未亡人・音無響子が織り成す恋愛模様を描く。1980年代の恋愛漫画の金字塔として名高い作品。
高橋留美子独自のリズミカルでコミカルな展開が小気味いい作品である。

『めぞん一刻』の用語

一刻館

東京近郊の時計坂にある木造2階建てのアパート。
大正時代から存在する古いアパートで築70年とされている。
この建物には、時計塔があるため、「一刻館」と名付けられた。
築70年という古さから、床板がよく壊れシロアリが住み着いたり何度か倒壊の危機もあったが最終話まで持ちこたえた。

一刻館にある時計は壊れていたが、原作4話で一度だけ時計台の鐘がなった。
アニメ版では、屋根裏に昭和15年3月13日に記されたという壁書きや戦時中の古い写真などが描かれており、空襲を回避した建物という設定になっている。

一刻館内部は、全6室の他、管理人室(8畳)、トイレ×2、時計小屋があり、1囘は6畳+4畳半、2階は6畳一間。
入居者は、
・管理人室:音無響子→五代・響子・春香
・一号室:一の瀬一家
・二号室:空き室→二階堂望→空室(テレビアニメ版では終始空室)
・三号室:空室(テレビアニメ版では、一時的に三越善三郎が入居)
・四号室:四谷
・五号室:五代裕作→空室(管理人室に移動)
・六号室:六本木朱美→空室

時計坂

物語の舞台となっている架空の街「時計坂」は、連載当初、作者が居住していた西武池袋線の東久留米駅の北口一体がモデルではないかとされている。
作中に描かれている「時計坂駅」は、東久留米駅の特徴が見て取れる。
作中に描かれる時計坂の町並みも、東久留米駅北口から徒歩数分の箇所がモデルとなっていることが愛好家らの研究で明らかにされている。
駅舎改築のため、取り壊し予定だった東久留米駅北口駅舎の駅名表示を、地元商店街のイベントと連動して、2009年8月1日の12時から17時までの5時間、駅名を「時計坂」と変更していた。
物語完結からかなりの年数が経っているため、現在の街並みからは、当時の面影はわずかしか見当たらなくなっている。

作者が、連載中に西武線沿線の練馬区に引っ越したことから、後期は東久留米の街並みが描かれることが無くなってきた。

『めぞん一刻』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

五代裕作がご町内のみなさまに向けて響子への思いを告白するシーン

引用:めぞん一刻 1巻

劣悪な環境に耐え兼ねて、出て行く直前だった五代裕作は、突然やってきた美人管理人・音無響子に一目ぼれ。
それ以来、変人ばかりの一刻館の住人たちに囲まれて、日々振り回されながらも生活を続けてきた。
様々な問題にぶつかりながら、響子の励ましを受けてなんとか浪人生活から抜け出し、大学生になった。
ある日の深夜、悪友の坂本と飲んでいた五代は、坂本に唆されて酒の力を借りて響子に思いの丈をぶつけることにした。
「ご町内のみなさまーっ。私こと五代裕作は、響子さんが好きでありまーす。響子さーん 好きじゃあああ」五代の叫びは寝ていたご近所の住人を起こすほど響き渡った。
慌てて止めに入った響子の姿を確認すると、五代は響子を抱き抱えて自分の部屋へと進んでいった。
そのまま布団に押し倒された響子は、貞操の危機に怯えるのだが、ひどく酔っ払った五代はそのまま爆睡。
貞操の危機を脱した響子は、怒りのあまり五代の頭を拳骨で思い切り殴るのだった。

手のかかる弟のような存在だった五代の、酔っ払ったとは言えまっすぐな気持ちを聞いた響子は、それ以来五代を男性と意識し始める。
五代と響子の長い恋愛物語の始まりの名シーン。

高校時代の響子が惣一郎と相合傘を狙うシーン

引用:めぞん一刻 2巻

ある雨の日、商店街で雨宿り中の響子の前に、こずえが立ち止まり傘をさしかけた。
こずえの傘に入れてもらった響子と惣一郎(犬)だが、惣一郎がこずえのスカートを汚してしまった。
シミになっては困ると一刻館によってもらった響子は、こずえのスカートを洗い、スカートが乾く間待ってもらうことになった。
会話の中で、こずえに自分は未亡人であると告げた響子は、かつて雨の日に惣一郎と過ごした時のことを思い出した。

高校時代から惣一郎のことが大好きだった響子は、ある雨の日、惣一郎との相合傘を狙って、持っていた傘を背中に隠して惣一郎に近づいた。
響子が傘がないとわかると、惣一郎は傘に入れと差しかけてくれる。
喜んで傘に入った響子に、惣一郎は「千草くん。冷たいでしょう。カゼひきますよ。」と背中の傘を抜き取った。

そのエピソードを聞いたこずえは、随分面白いことをすると感想を言った。

講師のバイトをしていた惣一郎に恋をした高校生の響子の初々しいアプローチが微笑ましいシーン。

「死んでないのじゃない、生きてるんだ。」

引用:めぞん一刻 第3巻

惣一郎が亡くなってから2年が経った。
響子は義父と両親と惣一郎のお墓参りに来ていた。
しかし、このところ実の両親からの「再婚しろ」という攻撃が激しくなってきていたので、響子は両親の言動を警戒していた。

惣一郎のお墓の前で、惣一郎が亡くなってもう2年だが、まだまだ惣一郎のことを忘れられないだろう、と音無老人を気遣う母・律子。
その言葉を受けて、音無老人は自分よりも響子の方が、と嫁の響子を気遣う。
しかし、いつまでもこのままではいけない、と音無老人は響子に話し始めた。
「このままじゃいけないんだよね、やっぱり。響子さんもまだ若いんだから、そろそろ音無家から籍をぬいてやりなおした方が…」
響子は音無老人に激しく抗議する。
しかし音無老人は尚も言葉を続けた。
「昔は夫が死ぬとね、墓に赤い文字で妻の名前も書き入れたんだよ。未亡人、まだ死んでない妻ってことだよね。でも違うだろ?死んでないのじゃない、生きてるんだ。忘れなくちゃいけないよ、惣一郎のことは…」
この言葉を聞いた両親はいい話だと涙を流して感動する。
しかし響子は、もうしばらく自分のわがままを聞いて欲しいと懇願した。
これからどうするつもりなんだという音無老人の質問に、わからないと答えた響子は、自分がどうしたらいいかわかるまで、惣一郎の姓を名乗っていたいと希望した。

息子・惣一郎と若くして結婚した嫁・響子を気遣い、心配した音無老人の優しい名言。

「女ってのはな、金よりも地位よりも、愛されるのが一番しあわせだと思ったんだな…。」

引用:めぞん一刻 第6巻

五代の祖母・ゆかりが上京してきた。
孫の裕作が想いを寄せている響子には、他にも三鷹という求婚者がいる。
ゆかりは三鷹を言いくるめ、五代と響子と一緒に三鷹のアパートを訪れる。
五代は三鷹の生活レベルの高さにショックを受け、落ち込んでしまう。
3人での帰り道、落ち込む五代にゆかりがかけた言葉。
「実はな、おれ、じいさんより金持ちの色男に求婚されとったんら。ほーんとにいい男らった…三鷹コーチみたいな…。じいさんはといえば、おまえみたいにさえなくてうじうじしてて…。色男をふって、そんなじいさんを選んだのはなぜだと思う?なーんか、じいさんの情けな~い必死のまなざし見ててな…、この男なら、一生 おれを愛してくれそうな気がしたんだな。女ってのはな、金よりも地位よりも、愛されるのが一番しあわせだと 思ったんだな…」
ゆかりの言葉を聞いた五代は、ゆかりはこの言葉を伝えたくて三鷹の家に連れて行ったのだと感じた。
話を聞いていた響子が「…しあわせだったんですね…」と声をかけると、ゆかりは勢いよく否定した。
「うんにゃ!今では後悔しとる!!あれは一時の気の迷いだったんじゃ!!響子さんいいか、愛情が同じだと思ったら、迷わず金持ちを選べ!」

貧乏で頼りない五代を励ますためのセリフと思いきや、その決断をきっぱりと否定し、五代をどん底に突き落とした。
それでも、その時のゆかりの気持ちに嘘はなく、女は愛されるのがしあわせ、という持論を持ち出して五代を激励したのだが、めぞん一刻らしいオチできっちり笑いを取った。五代とゆかりの仲の良さが伺える名言・名シーン。

八神がいつまでも素直になれない響子を叱咤激励するシーン

引用:めぞん一刻 第11巻

教育実習生としてやってきた五代に恋をして、猛アタックをする八神いぶき。
教育実習が終わったあともなんとか五代とつながりを持ちたいと、あの手この手で仕掛けてくる。
あまりにも手段を選ばない八神のやり方に業を煮やした響子は、自分の母校でもある八神の学校に八神のことを話に行った。
八神の担任は、響子の恩師でもあった。
受験生でありながら五代のところに通っている八神は成績が落ちてしまっていた。
響子からの告げ口に怒りを覚えた八神は、響子を見返すために猛勉強し見事成績を上げたのだった。

その年のクリスマス、一刻館のクリスマス会に参加した八神は、好きじゃないふりして愛されようなんてムシのいい話しだと響子を罵り、弱虫、と詰った。
響子はそれをおとなしく聞きながら、あたっていなくはない、と八神の言葉を肯定した。
失恋が怖くて恋愛ができるか、と言う八神に「恋に破れるのがこわいんじゃない。このままじゃみんなウソになりそうで…こわい…」と響子は呟いた。

その後、担任からまだ五代のところに行っているのかと聞かれた八神は、成績に影響ないんだからいいじゃないかと誤魔化した。
響子が迷惑していそうだから、という担任に、響子は五代が好きだから迷惑に思っているのだと八神は告げる。
五代への想いを必死に隠す響子のことを、往生際が悪い、と評する八神だが、担任は響子らしい、と理解を示した。
響子は昔から生真面目で融通が利かなくて、前夫のことが本当に好きだったから、もし誰かを新しく好きになったら、前夫への思いはウソだったってことになる…、と響子が思っているのだろうと推測していた。
そんな思い込みは嫌いだ、と言いながらも、クリスマス会の時に言い過ぎたと反省した八神は、響子を元気づけようと一刻館に向かった。
一刻館の前で待っていた八神は、外出から帰ってきた響子を見つけると、坂の下にいる響子に向かって「弱虫」と叫んだ。
そして、響子の横を走り過ぎる時にももう一度「弱虫」と叫ぶと、そのまま走り去った。
響子は八神の言葉を黙って受け止めた。

担任から聞いて響子の思いを知った八神は、なかなか自分の気持ちを認めようとしない響子を励ますために、あえて「弱虫」という言葉を使って響子の背中を押した。
八神が響子を認め身を引くシーン。まっすぐで気の強い八神の優しさが伝わる名シーン。

保父試験を翌日に控えた五代が、深夜まで帰ってこなかったことに響子が怒るシーン

引用:めぞん一刻 第13巻

保育士試験前日、キャバレーの休みを取り試験会場の下見に出かけようとした五代に、響子は夕食を作って待っていると告げた。
試験を応援してくれる響子の気持ちを喜び、五代は直ぐに帰ってくると返事をして、喜び勇んで走り出した。
しかし、一刻館を出てすぐの壁に、明日菜が蹲っている。
驚いた五代は明日菜に声をかけた。

明日菜は結納の日取りが決まったことを三鷹に報告したのだが、三鷹が何も知らない様子だったので、響子が何か知っているのではないかと一刻館までやってきたのだ。
しかし、人見知りの激しい明日菜は怖くて響子に尋ねることができず、一刻館の壁に隠れていたのだ。

五代が明日菜に話しかけると、響子に気づかれたくない明日菜は五代に声を潜めるように促す。
そして自家用車に五代を乗せると、三鷹とのことを五代に相談したのだ。
泣きながら不安がる明日菜を慰めた五代は、三鷹がこの期に及んでも響子のことを諦めていないと確信した。
三鷹と話をつけようと思い立った五代は、三鷹のマンションを訪ねた。

三鷹は明日菜から結納の話を聞き、話を強引に進めている叔父に抗議するのだが、相変わらず叔父はのらりくらりと三鷹の話を躱し話にならない。
九条家に説明しに行こうとしても、法事のため不在。
むしゃくしゃした気持ちを引きずりながらマンションに戻ってみると、五代が待っていて明日菜を庇うような発言をして三鷹を非難する。
口論となった2人は近くの公園でハンデなしで決着をつけることにした。

その頃、夕食を作って待っていた響子は、いつまでたっても帰ってこない五代に憤慨していた。

公園で決着を付けようと2人が場所を探していると、不審者と思われ警官に職務質問をされてしまう。
喧嘩をするため場所を探していると五代が正直に話してしまったため、警官に追い掛けられてしまう2人。
屋台のおでん屋に入り、仲が良いアピールをして誤魔化すと、警官はその場を去った。
しかし、2人が険悪な雰囲気を醸し出し始めると警官が現れ、なかなか勝負が始められない。
逃げ疲れてビールを飲んでいるところに警官が現れ、五代が屋台に忘れた参考書を渡してくれた。

ずぼらな五代に呆れる三鷹は、参考書を手に取り、五代に問題を出し始めた。
三鷹が出した問題全てに正解する五代。その自信満々な様子に三日も経てば忘れるくせに、と三鷹は揶揄する。
その言葉に五代は、試験は明日です、と告げたため、三鷹は呆れて五代を怒鳴りつける。
三鷹は試験前日にこんなことをしていて受かるはずがない、と断言した。
しかし五代は「ぼくは響子さんが好きなんだっ!!響子さんのために絶対受かる!!」と叫び返した。

五代の迫力に毒気を抜かれた三鷹は五代に帰れと促し、決着をつけずに解散した。

三鷹と別れ最終電車で帰ってきた五代は、駅まで迎えに来ていた響子に戸惑った。

響子は五代が酒を飲んでいることに気づくと、傘を投げ捨て五代に思い切り平手打ちをした。
「保父になるとかならないとか…本当はそんなことどうでもよかった…あなたが自分で決めたことを一生懸命やるなら、それが一番いいと思ってた…わたしはもう知りません!!保父になりたくないのならやめなさい!!なりたいんなら、もう少し真面目にやったらどうです!!」
そう言うと雨の降りしきる中、響子は泣きながら走り去っていった。

長い間ずっと五代の苦境を見守って来た響子。ようやく進む道を決めた五代を精一杯応援していたが故に、試験前日だというのに酒を飲んで帰ってきた五代に呆れ、怒りを顕にした。
五代のことを真剣に考えているからこその怒り。五代を思う響子の気持ちがよくわかる名シーン。

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【着物好き必見!】和服イラスト・キャラが魅力的な漫画について

【着物好き必見!】和服イラスト・キャラが魅力的な漫画について

豪華な装飾が施された洋風ドレスなんかもうっとりするほど素敵ですが、見ていて心が落ち着くのはやはり昔ながらの日本を感じさせるイラストです。今回は主に着物を羽織っているキャラクターのイラストをまとめてみました。尚、筆者の好みによる偏りがあるのでそのへんはご了承ください。

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「名探偵コナン」と「らんま1/2」の共通声優まとめ!工藤新一と早乙女乱馬はどちらも山口勝平が担当!

「名探偵コナン」と「らんま1/2」の共通声優まとめ!工藤新一と早乙女乱馬はどちらも山口勝平が担当!

『名探偵コナン』と『らんま1/2』のどちらの作品にも出演している声優をまとめてみました。工藤新一と早乙女乱馬を担当している山口勝平、灰原哀と女性バージョンの乱馬を演じる林原めぐみなど、登場人物・キャラクターと共に多数の声優を紹介します。

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【あつ森】アニメ・漫画キャラの制服を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

【あつ森】アニメ・漫画キャラの制服を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

大人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」のニンテンドーSwitch専用ソフト『あつまれ どうぶつの森』では、服やタイルを自由にデザインして作る「マイデザイン」という機能があり、人気を博している。特に人気漫画などに出てくる服を再現したマイデザインはたびたびネット上で大きな話題になっている。Switchオンラインで公開されているマイデザインは自由に使うことができるので、大好きなあのキャラになりきることも可能だ。ここでは様々な人気アニメ、漫画の制服を再現したマイデザインを紹介する。

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海外でも評価が高い80年代のおすすめアニメランキングTOP20!【北斗の拳、シティーハンターほか】

海外でも評価が高い80年代のおすすめアニメランキングTOP20!【北斗の拳、シティーハンターほか】

日本が誇る一大カルチャー「アニメ」。日本のアニメはストーリーやキャラクター設定の綿密さ、作画技術の高さに定評があり、特に海外では高い評価を受けている。日本で放送されたアニメが外国で新たに制作されるケースもあるほどだ。本記事では海外で評価が高かった日本発の80年代アニメを、20タイトルまとめて紹介する。

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【ももいろクローバーZ】原哲夫が描く芸能人や漫画の登場人物・キャラクターのイラストがシブかっこいい件【うる星やつら】

【ももいろクローバーZ】原哲夫が描く芸能人や漫画の登場人物・キャラクターのイラストがシブかっこいい件【うる星やつら】

原哲夫といえば、『北斗の拳』や『蒼天の拳』の作画を担当した漫画家として有名ですよね。実は原先生、他の漫画の登場人物・キャラクターや芸能人のイラストなんかもこれまでにたくさん描いてきてます。この記事では、そんな原先生の手によるイラストを集めました。原先生の手にかかれば、どんな人物もシブく、カッコ良く、そしてセクシーに大変身!めちゃくちゃ素敵です。

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