犬夜叉(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『犬夜叉』とは高橋留美子による少年漫画、およびそれを基にしたテレビアニメ作品。1996年から2008年まで『週刊少年サンデー』で連載された。2000年から2004年にかけてよみうりテレビ、サンライズ制作でアニメ化。現代において受験を控えた女子中学生・日暮かごめが、実家にある曰くつきの井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまう。妖怪と人間のハーフである半妖の少年・犬夜叉と共に、どんな願いも叶えるといわれる四魂の玉を巡った争いに身を投じていく。第47回小学館漫画賞を受賞した作品。
『犬夜叉』の概要
『犬夜叉』とは高橋留美子による少年漫画、およびそれを基にしたテレビアニメ作品。1996年から2008年まで『週刊少年サンデー』で連載された。
コミックスは全56巻で、第47回小学館漫画賞を受賞した作品。
テレビアニメは2000年10月16日から2004年9月13日まで読売テレビ、サンライズの共同制作で、日本テレビ系列にて毎週月曜日の19:00から19:30の時間帯で、全167話が放送。単行本コミックス第1巻から第36巻のストーリーにオリジナルストーリーをプラスして展開された。
2009年には読売テレビ、ハイビジョン制作で日本テレビ系列の一部で「完結編」が全26話放送された。
単行本コミックス第37巻~最終巻となる第56巻のストーリーに沿って作られているが、コミックス20巻分のストーリーを26話に収めるため、エピソードの大幅な省略が見られた。
アニメ映画化もされており、劇場版第1弾となる『犬夜叉 時代を超える想い(ときをこえるおもい)』、宿敵・奈落(ならく)を追い詰めた犬夜叉の前に現れた謎の女・神久夜(かぐや)との戦いを描いた『犬夜叉 鏡の中の夢幻城(かがみのなかのむげんじょう)』、犬夜叉と殺生丸が父の遺したもう1つの刀「叢雲牙(そううんが)」を巡る戦いを描いた『犬夜叉 天下覇動の剣(てんかはどうのけん)』、50年に1度現れる幻の島・蓬莱島を舞台に四闘神と呼ばれる龍羅、凶羅、獣羅、剛羅たちとの戦いを描いた『犬夜叉 紅蓮の蓬莱島(ぐれんのほうらいじま)』の4作品がある。
ゲーム作品も発売されている。
ワンダースワンカラー用ソフトは『犬夜叉 〜かごめの戦国日記〜』『犬夜叉 〜風雲絵巻〜』『犬夜叉 〜かごめの夢日記〜』の3作品。
PlayStation用ソフトは『犬夜叉』、『犬夜叉〜戦国お伽合戦〜』の2作品。
PlayStation2用ソフトも『犬夜叉 〜呪詛の仮面〜』、『犬夜叉 奥義乱舞』の2作品。
ゲームボーイアドバンス用ソフトは『犬夜叉 〜奈落の罠!迷いの森の招待状〜』が、日テレ×GAMEからは『犬夜叉 完結編 〜最猛勝退治の巻〜』が発売となった。
Nintendo DS用ソフトからは『InuYasha Secret of the Divine Jewel』が発売された。舞台は発売国に合わせてアメリカになっている。ゲームオリジナルキャラとしてアメリカ人が登場する。
現代において受験を控えた女子中学生・日暮かごめ(ひぐらしかごめ)が、実家にある曰くつきの井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまう。妖怪と人間のハーフである半妖の少年・犬夜叉と共に、どんな願いも叶えるといわれる四魂の玉を巡った争いに身を投じていく。
『犬夜叉』のあらすじ・ストーリー
四魂の玉を巡る戦国時代の物語
時は戦国。「すべての願いを叶える」という宝玉・四魂の玉を巡り、人間と妖怪の争いが続いていた。四魂の玉を守る巫女・桔梗(ききょう)は、人間と妖怪の間に生まれた半妖・犬夜叉(いぬやしゃ)と出会い、次第に愛し合うようになる。しかし、犬夜叉は四魂の玉を盗み、桔梗は玉を奪った犬夜叉を最後の力で封印して力尽きた。遺言により、四魂の玉は桔梗の亡骸と共に燃やされ、四魂の玉はこの世から1度、消え去ったのだった。
戦国時代にタイムスリップしたかごめ
そして500年後の現代の1996年、現代に生まれた女子中学生・日暮かごめ(ひぐらしかごめ)は15歳の誕生日に、実家の神社で祀られている「骨喰いの井戸」から出現した妖怪に遭遇し、井戸の中へ引き込まれてタイムスリップしてしまう。辿り着いた先は戦国時代の日本。犬夜叉と桔梗の争いから50年が経過していた。
かごめはそこで人間と妖怪の血を引く半妖の少年・犬夜叉と出会う。自らを引きずり込み襲ってくる妖怪を倒すために、彼の封印を解いてしまったかごめ。その時、妖怪に切られた腹部から妖怪の妖力を高める「四魂(しこん)の玉」が飛び出し、それを食らわんとする別の妖怪を射ようとして放った矢が四魂の玉に命中する。玉は砕け散り、全国中に散らばってしまった。この出来事をきっかけに、かごめは犬夜叉と2人で四魂の玉のかけらを集めるため旅をすることになる。
四魂のかけらを探す旅の始まり
四魂のかけらを集める道中、犬夜叉の異母兄弟である妖怪・殺生丸(せっしょうまる)が現れた。犬夜叉の瞳から「黒真珠」を奪うと、その中にあった父親の墓から鉄砕牙(てっさいが)という刀を手に入れようとする。しかし、犬夜叉との激闘の末、殺生丸は破れて片手を失った。さらに妖怪・鬼婆(おにばば)の手によって、犬夜叉への恨みだけを抱えた桔梗が甦ってしまうのだった。
はじめは横暴な犬夜叉が何かしでかさないように見張るお目付役としての意識が強かったかごめだが、時間が経つにつれて徐々に異性として意識しはじめる。だが犬夜叉と桔梗が惹かれあっていたことを知り、犬夜叉と桔梗の関係に遠慮しがちになって非常に苦しむこととなり、その葛藤がときとして敵に利用されたこともあった。
その後も旅を続ける犬夜叉とかごめは、「風穴」を持つ法師・弥勒(みろく)、妖怪退治を生業とする一族の娘・珊瑚(さんご)、死んだ父親の様な妖怪に憧れる狐妖怪・七宝(しっぽう)と出会い、彼らが仲間に加わる。
奈落との戦い
そして50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・鬼蜘蛛こと奈落(ならく)の存在が明らかになる。奈落もまた、四魂のかけらを欲し、様々な刺客を次々と送り込んでくるのだった。四魂のかけらを集めて旅を終わらせるためにも、犬夜叉たちは奈落一味との激しい戦いを続けていく。
「奈落を倒せば旅は終わり」。そう考える犬夜叉一行だったが、本当の敵は四魂の玉自体であった。
最終決戦にて四魂のかけらを全て集め、四魂の玉を日暮神社に伝わる方法で消滅させた。その後かごめは戦国時代に行けなくなり、そのまま高校卒業までを現代で過ごす。そして卒業した日に犬夜叉に会いたいと強く願った事で骨食いの井戸がまた戦国時代に繋がったため、2度と現代に戻れない事を覚悟で犬夜叉の元へ行った。
その後は桔梗の妹である楓(かえで)の元で巫女として働き、犬夜叉と共に戦国時代で生きていくのだった。
『犬夜叉』の登場人物・キャラクター
主要人物
犬夜叉(いぬやしゃ)
CV:山口勝平
主人公。人間の母親と妖怪の父親のあいだに生まれた半妖。
白い長髪と犬耳がチャームポイント。真っ赤な火鼠の衣を纏っている。
鼻がよく臭いを追ってゆくことができる。
朔の日(新月の夜)に妖力を失い、人間の姿に変化する。
力を失うこの日に襲われると生命の危機に陥るため、朔の日に人間になることは秘密。
乱暴な口調や態度から、大雑把な性格なのかと思いきや、他人の心を非常におもんぱかる優しさを持ち、その優しさゆえか桔梗とかごめのどちらも選べず、かなり長い期間行ったり来たりを繰り返したり、意外と優柔不断である。
半妖であるがため、妖怪とも人間とも相容れず、幼少の頃から差別や偏見に合ってきた。自分を受け入れてくれた桔梗と共に生きることを決意するが、鬼蜘蛛(奈落)の策略により桔梗の手で封印される。
桔梗の生まれ変わりであるかごめによって目覚めてからは、桔梗に対するやりきれない気持ちからかごめに辛く当たるが、共に旅をする中で、差別や偏見と縁遠く明るく前向きなかごめと心を通わせ、最終的には妻にする。
危機に瀕すると妖力に人の心が飲み込まれ、完全な妖怪と化す。
完全な妖怪となった犬夜叉は、血を好み敵を引き裂くことのみに喜びを覚える。
頬には傷痕のような紫の3本線があらわれ、目が赤く充血し、爪も伸びる。
何度も変化を繰り返すと理性、知性を失い、心を失ってしまうとされ、鉄砕牙の力で崩壊を食い止めている。
日暮かごめ(ひぐらしかごめ)
CV:ゆきのさつき
15歳の少女。中学3年生。
制服である緑のセーラー服がトレードマーク。
四魂の玉を祀る日暮神社の長女。
神社の裏にある枯れ井戸に落ちるが、繋がっていた戦国時代へタイムスリップした。
実はその枯れ井戸は戦国時代に「骨喰いの井戸」と呼ばれ、妖怪の骨をポイ捨てする場所だったため、かごめがタイムスリップの最中、その井戸に棄てられた死にかけの百足上臈に腹を噛み割かれる。
噛み割かれた腹から四魂の玉が出現したため、四魂の玉を抱いて死んだ桔梗の生まれ変わりであることが判明。
かわいい顔で犬耳の犬夜叉に最初から好意を抱いていたが、仲を深めるごとに犬夜叉の元恋人で自分の前世である桔梗に悩まされ、苦悩する。
犬夜叉の優柔不断に最も迷惑した人物。
桔梗譲りの霊力を持ち、邪な妖気を祓う。
素手でも多少は祓えるが、弓矢が得意だった桔梗の影響で、弓矢を使うとパワーアップ。
かごめの射る破魔の矢の力は四魂の玉を砕くほど。
この破魔の矢によって無数に砕け散った四魂の玉を集めるため旅に出ることになる。
常人には見えない四魂の玉を視る力を持つ。
この力で四魂の玉のかけらを持つ妖怪を探していく。
犬夜叉・かごめの仲間
弥勒(みろく)
CV:辻谷耕史
法師。非常に女性が好きで、天性の女たらし。
口癖は「私の子を産んでくれんか」。
とてもハンサムな色男なのでほとんどの女性が「はい♡」と言ってくれる。
出会った女性にはもれなく子どもを産んでくれるよう頼んでいるので、覚えのない女性がおらず、弥勒の子を孕んだという女性が出現したことがある。
相手が妖怪であっても美人の女性であれば目がないため度々ピンチに陥っている。
そんな弥勒だが恋人・珊瑚に手を出されると怒髪天を衝く勢いで怒る。
ナマズの妖怪が町の人々を生贄に珊瑚を嫁にとろうとした際に「おれの女に何を言うか!」と叫ぶ姿は印象的。
終盤にて珊瑚との間に双子が生まれており、珊瑚はさらにもう1人を妊娠していた。
左手に風穴がある。
風穴は遺伝性で、弥勒と同じく女好きだった祖父が、女性の姿に化けた奈落に誑かされて受けた呪いである。
風穴は徐々に大きくなるようにできており、一定の年齢に達すると風穴に自身が吸い込まれて死亡するため、呪いの大元である奈落を倒すべく犬夜叉に同行する。
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目次 - Contents
- 『犬夜叉』の概要
- 『犬夜叉』のあらすじ・ストーリー
- 四魂の玉を巡る戦国時代の物語
- 戦国時代にタイムスリップしたかごめ
- 四魂のかけらを探す旅の始まり
- 奈落との戦い
- 『犬夜叉』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 犬夜叉(いぬやしゃ)
- 日暮かごめ(ひぐらしかごめ)
- 犬夜叉・かごめの仲間
- 弥勒(みろく)
- 珊瑚(さんご)
- 七宝(しっぽう)
- 犬夜叉の関係者
- 桔梗(ききょう)
- 敵対勢力
- 殺生丸(せっしょうまる)
- りん
- 奈落(ならく)
- 『犬夜叉』の用語
- 四魂の玉
- 半妖
- 黒真珠
- 刀
- 鉄砕牙
- 天生牙
- 爆砕破(ばくさいが)
- 叢雲牙(そううんが)
- 骨喰いの井戸
- 『犬夜叉』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 桔梗「私は誰にも弱みを見せない。迷ってはいけない。ようかいにつけこまれるからだ。人間であって、人間であってはならないのだ」
- 犬夜叉「桔梗……おまえはおれが初めて好きになった大切な女だ」「それなのに何もしてやれなかった」
- 『犬夜叉』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 高橋留美子の強い希望で実現したキャスティング
- 『犬夜叉』の主題歌・挿入歌
- テレビアニメ
- OP(オープニング):V6「CHANGE THE WORLD」(第1話 - 第34話)
- OP(オープニング):hitomi「I am」(第35話 - 第64話)
- OP(オープニング):相川七瀬「終わりない夢」(第65話 - 第95話)
- OP(オープニング):Every Little Thing「Grip!」(第96話 - 第127話)
- OP(オープニング):タッキー&翼「One Day,One Dream」(第128話 - 第153話)
- OP(オープニング):島谷ひとみ「ANGELUS -アンジェラス-」(第154話 - 第167話)
- ED(エンディング):dream「My will」(第1話 - 第20話)
- ED(エンディング):Do As Infinity「深い森」(第21話 - 第41話)
- ED(エンディング):浜崎あゆみ「Dearest」(第42話 - 第60話)
- ED(エンディング):BoA「Every Heart -ミンナノキモチ-」(第61話 - 第85話)
- ED(エンディング):Do As Infinity「真実の詩」(第86話 - 第108話)
- ED(エンディング):day after tomorrow「イタズラなKISS」(第109話 - 第127話)
- ED(エンディング):安室奈美恵「Come」(第128話 - 第146話)
- ED(エンディング):V6「Brand-New World」(第149話 - 第165話)
- テレビアニメ完結編
- OP(オープニング):Do As Infinity「君がいない未来」
- ED(エンディング):AAA「With you」(第1話 - 第9話)
- ED(エンディング):alan「Diamond」(第10話 - 第17話)
- ED(エンディング):武川アイ「遠い道の先で」(第18話 - 第26話)
- 劇場版
- 主題歌:浜崎あゆみ「no more words」
- 主題歌:Every Little Thing「ゆらゆら」
- 挿入歌:Every Little Thing「愛の謳」
- 主題歌:安室奈美恵「Four Seasons」
- 主題歌:Do As Infinity「楽園」