はじめの一歩の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ (24/65)

はじめの一歩の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

2024.01.29

『はじめの一歩』とは、1989年より『週刊少年マガジン』で連載中の「森川ジョージ」作による、ボクシングを題材とした漫画である。登場人物の多くに実在選手を投影している。「登場人物全員が主人公」という作者の言葉通り、脇役やライバル達の物語も詳細に描かれている。作者自身も実際にボクシングジムのオーナーで著名なプロボクサー達と親交があり、誌上やコミックスなどでもインタビューや応援コメントの寄せている。コミックスは120巻を超えている長期連載漫画である。

よく…がんばったな

フェザー級日本タイトルマッチ対千堂戦。
気迫に押され一時試合を支配されるも立て直し、逆転勝利を収める。
ベストバウトにも数えられる試合でもあるが、名セリフも生まれている。
苦しみながらも敗戦から立ち上がり、日本チャンピオンとなった一歩への誉め言葉が染みる名場面でもある。

どんなベルトを手に入れるより困難な道を選んだのかもしれん

フェザー級日本タイトルマッチは一歩の勝利で幕を閉じる。祝勝会の日、一歩は宣言通り気持ちよく誕生日も迎えた。
鴨川は問う。「強いとは何か？」は見つかったか？、一歩は何も見つかっていない、これからもご指導お願いします、と力強く言うのだった。
鴨川の年長者らしい名セリフである。

帰ってこいここに！ワシの所に――っ！！

一歩がフェザー級日本チャンピオンとなり、初めての防衛戦は、チャンピオンカーニバルで真田一機となる。
真田は元ジュニアフェザー級チャンピオンで、セコンドには鴨川や猫田とともに拳闘をした浜団吉で、弟子同士の対戦となった。
初めての防衛戦に一歩は浮足立つのだが、自分を取り戻し、いつも通りの一歩になるのだが、医者も目指す真田は触診するかのように、当てたパンチから反撃の時間などを計算し、避けていく。
2ラウンド開始直後、デンプシーロールを出すがこれも止められてしまう。
飛燕でロープに追い詰められ、ガードでしのぐのだが、2羽目の燕と称した”燕返し”にダウンを取られる。
脳を揺らし「10秒以内には立てない」と真田は考えるが、鴨川はそのカラクリに気付いた。
「燕返しは破れる！方法を教える！」とリングを叩き呼びかける。
意識を失っている一歩だが、鴨川の声に反応し立ち上がるのだった。

色々な意味で… 内容の問われる一戦になる！

一歩の優しい性格を知っているからこそのセリフである。

日本フェザー級タイトルマッチ2度目の防衛戦の相手はハンマー・ナオ。かつて鴨川ジムでともに汗を流した山田直道である。
一歩を含めジムメイトが驚くのも無理はない。風貌がすっかり変わっていたのだった。
真田に勝利し、初防衛にも成功した一歩が今度はどう勝つのか？観客の興味もそこであろう。
言い換えれば勝って当然の試合、と世間は見ている、と鴨川。

王者として真っ正面から受けて立て！その上で”力”でねじ伏せてみろ！！

日本フェザー級タイトルマッチ2度目の防衛戦は、かつての後輩・山田直道（ハンマー・ナオ）との一戦。
優しい一歩は後輩を殴れるのか？という周囲の心配は的中し、ミット打ちにも身が入らない一歩。
鴨川は「気合を入れ直せ！」と喝を入れる。気合を入れ直し、サンドバックが縦揺れになるほどである。
そんな一歩に「今回は作戦なし」と鴨川。さらに心構えとして名セリフを言うのだった。

与えられた仕事をこなすこと客の要求に応えることそしてもう一つ勝負に徹するというコトじゃ！！

山田とのタイトルマッチ1ラウンド。一歩は山田に対し全力で応える、とダウンを奪うが、山田は立ってくる。
「倒しきれなかった原因はわかるか？」と鴨川。一歩は「力んでパンチが大きくなった所を反撃されて」と言うが、「力んだ原因をわかっているか？」と鴨川は訊く。
そんな一歩に鴨川は「キサマにプロの条件というものを教えてやろう」と名セリフであり名言を教える。

ハンマー・ナオが巧いそして小僧が甘いのだ！！

対山田戦。
即効性のボディーブロー”ソーラー・プレキサス・ブロー”をナオに教えるセコンド。
要はみぞおちにパンチをするのだが、ガードをどけるという、反則スレスレの行為なのだ。
鴨川も「巧い」というほどである。「ワシがセコンドならしてやったりとほくそ笑む」と本心を語りつつの名セリフである。

勝者が敗者にかける言葉などこの世界にはないのじゃ

日本フェザー級タイトルマッチ、対山田戦は一歩の勝利で終わった。しかし、鴨川はお説教を始める。
そわそわしている一歩を見て「話を聞いているのか！」と激怒する。
その様子から山田に会いに行こうとしていることを感じ、「会いに行くコトはならん」と言うが「試合は終わったし、今度いつ会えるか…」と一歩。
試合後にも”プロの条件”について進言した名セリフである。

キサマはワシの宝じゃ…

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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